TOP PAGEへ

No.44A
帰るべきデイ・バイ・デイ

【戦闘マップ1開始】
〔味方戦艦出現〕
ラクス「アスラン…」
アスラン「父は変わってしまった…。今、父の中にあるのはナチュラルへの憎悪だけだ…」
ラクス「あなたの言葉もザラ議長にの耳には届かなかったのですね…」
アスラン「このままでは地球とプラントの戦いは互いを滅ぼすまで続く事になる…」
ラクス「それを止めるために戦う人達もいます。このエターナルもそのためにザフトを去ったのです」
アスラン「ラクス、君は…」
ラクス「私は平和の歌を歌います。一人の人間として、この世界のために」
〔レーダー反応〕
バルトフェルド「いかんな…。追撃部隊に追いつかれたようだ…!」
〔敵ユニット出現〕
アスラン「この艦にはモビルスーツは積んでいないのか!?」
バルトフェルド「こいつはお前さんのジャスティスとキラのフリーダム専用の艦だ。他の機体は積んじゃいない」
ラクス「バルトフェルド艦長、何とか振り切る事はできませんか?」
バルトフェルド「やってみますがね。あまり期待しないでもらいます…!」
〔ラクス、前進〕
〔ラクスの周囲に爆発〕
〔画面、振動〕

アスラン「こちらにはラクスがいるのにお構いなしか!」
バルトフェルド「無駄だよ。今やクライン派はプラントじゃ完全に反逆者扱いだ」
アスラン「父はそこまで徹底して人々を戦争に駆り立てるのか…!」
バルトフェルド「文句なら後だ! ますはこの状況をどうにかするぞ!」
〔味方ユニット出現〕
〔敵の周囲に爆発〕
〔画面、振動〕
〔敵ユニット離脱〕

アスラン「あのモビルスーツ…オーブにいた傭兵のものか…!」
バルトフェルド「どうやら、あっちは味方のようだ」
劾「ミッション完了。エターナルは無事だ」
五飛「あの女が世界の明日を左右する鍵となるか…」
ラクス「………」
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ1開始】

地球圏エリア
ヴァルストーク/カズマ自室
カズマ「連合宇宙歴100.12.22、航海日誌…」「俺達は火星の後継者にさらわれたテッサ艦長とかなめを追って月に来た」「ここは俺達が白鳥さんやロゼ婆さんに会った思い出の場所でもある」「俺達がかなめを探している間、アークエンジェルはプラントへ行ったアスランを迎えるために別行動となった」「また、スペースナイツとトモルは俺達とは別に月面を調査している」「Dボゥイさんの話ではラダムの母艦は、この月面の地下に潜伏しているそうだ」「記憶障害の方は収まったようだが、ブラスター化の代償は刻一刻とDボゥイさんを蝕んでいるらしい」「ノイ・ヴェルターの誰もがそれに触れず、黙々と任務をこなしている」「みんな、心のどこかで全ての戦いで決戦に向けて動いている事を感じているのだろう」「もうすぐクリスマス…去年の今頃はマリーメイア軍との決戦だった」「今年のサンタは俺達にプレゼントをくれるのだろうか…と」

地球圏エリア
月面都市
アサギ「そっちは収穫あった?」
マユラ「全然駄目…。ここの居住ブロックの人達、余所者相手じゃ話も聞いてくれないよ」
キサカ「このブロックは100年前の月面戦役の頃から反地球の精神が残っている」「火星の後継者に関する件を聞けば警戒を示すのは当然だろう」
サブロウタ「逆に言えば、火星の後継者が潜んでいるとすれば、ここしかありえないってわけだな」
ハーリー「でも、何だか不気味な街ですね。ネルガルの本社の近くにこんなブロックがあったなんて…」
クルツ「こういう所は地球でもあるがたいていアヤしい商売の巣窟になってるな」「ハーリーやデッドなんか、その手のシュミの奴に高く売れそうだ」
ハーリー「嫌な冗談はやめてくださいよ…!」
宗介「俺は先に行くぞ、クルツ。無駄話をしている時間も惜しい」
カズマ「燃えてるな、宗介の奴。こっちまで気合がビンビン伝わってくるぜ」
マオ「かなめとテッサを取り返す事はあの子にとって最重要任務だものね」
クルーゾー「だが、危険だな。一つの事にあまりに入れ込み過ぎるのは逆にモロさを招く」
ホリス「そうですね。彼の場合、見かけとは異なりナイーブな所があるようですから」
カズマ「中尉殿! それは例えばお気に入りのアニメのディスクの名シーンが…」「何者かに悪意ある上書きをされた時などに起こり得るような事でしょうか!」
クルーゾー「!」
カズマ「例えば『未来少年探偵コニャン』のヒロイン救助シーンが豚のキスに…」
クルーゾー「カズマ! 俺の私物をいじったのは貴様だったのか!」
カズマ「俺はシーンを選んだだけっスよ! 実行犯はクルツさんでぇす!!」「んじゃ、俺、聞き込みに行ってめえりやす!」
クルーゾー「貴様あああああっ! 許さんぞ!!」
ミヒロ「クルーゾーさんってアニメ、好きだったんだ…」
マオ「本人はひた隠しにしてるんだけどね」「クルツとカズマもシゴキの仕返しをする気はわかるけどヤバい所に踏み込んじまったよ…」
少女(玉芳)「あの…」
宗介「君は?」
少女(玉芳)「サガラ・ソースケさんですか? あなたにメッセージを渡すように頼まれたんですけど…」
宗介「メッセージだと…誰からだ?」
少女(玉芳)「ナイン・ドラゴンという方ですけど…」
宗介「ナイン・ドラゴン…九つの龍…。まさか…!」
少女(玉芳)「………」

地球圏エリア
月面都市/某所
火星の後継者「…おわかりいただけたでしょうか? 我々の掲げる理想の素晴らしさが」
かなめ「あんたも懲りないわねえ…」「何度説明されても、人を殺して、自分達の主張をゴリ押しする所どこが正義なのか…」「あたしにはさっぱりわからないわよ!」
火星の後継者「残念です、千鳥かなめさん。この2ヶ月、私達は誠意を込めてあなたに接してきましたが…」「どうやら、あなたの頑な何心は我々を拒む事しかないようだ」
かなめ「やっとわかってくれたんだ。あたしは初日から、そうだって言ってたのに」
火星の後継者「では、テスタロッサさん…あなたはどうでしょう?」
テッサ「私も同じです。時間をかけ、説得を繰り返しても私の信念は揺らぎません」「それに言っておきます。精神制御の類を使用すれば私達の能力は失われる事になるでしょう」
火星の後継者「…我々の最終計画の発動までもう時間がありません」「最後の巫女が揃い次第、私達は火星へ向かわなければなりません」「その時までに、あなた方…せめてどちらかだけでも心変わりされる事を願います」
〔扉の開閉音〕
かなめ「ったく、飽きもしないでよくも毎日、同じ話を繰り返せるもんね」
テッサ「私達の能力を利用したい以上、薬物や拷問の類を控えているのでしょう」
かなめ「ねえ、さっき言ってた精神制御したら、あたし達の力が使えなくなるって本当?」
テッサ「半分はハッタリですけどね。ウィスパードの力が完全に解明できていない以上、可能性はあります」「事実、ウィスパードの力は非常にデリケードですから『共振』も本当なら使うべきものではないのです」
かなめ「共振?」
テッサ「ダナンがガウルンに乗っ取られた時に使った力です」
かなめ「もしかして、テッサの意識があたしの中に流れてきたあれの事?」
テッサ「そうです。幾つかの条件が揃うとウィスパード同士は『共振』します」「精神の深い部分、目には見えない場所『領域』を通じて、思考と共有する事ができるんです」「私とあなたが互いに必要だと強く感じた結果…そういう事がおきます」
かなめ「そんな便利な力、どうして今まで黙っていたの?」
テッサ「…共振はとても危険な行為なんです。この状態になるのは可能な限り避けなければなりません」
かなめ「え…」
テッサ「共振は思考の共有なんです。会話や通信ではなく溶け合うんです」「たとえ一時的であれ、一歩間違うと自分が誰なのかわからなくなってしまいます」「例えば、ミルクとお茶を混ぜるとミルクティーになりますが…」「ミルクティーをお茶とミルクに分ける事ができないように」
かなめ「………」
テッサ「でも、カナメさん…私達はこの能力を使ってでもここから脱出しなければなりません」
かなめ「あいつらの最終計画ってのが近いから?」
テッサ「ええ…。今まで彼らは私達、二人の能力を使うために手荒な事はしてきませんでした…」「でも、事態は切迫しています」「彼らは見せしめに私達のどちらかを殺す事で、残った方を恐怖で支配する事も考えるでしょう」
かなめ「………」
テッサ「彼らの言うもう一人の巫女が揃う前に何とか脱出しないと…」
かなめ「その巫女って…あたし達以外にウィスパードがいるって事なのかな…?」
テッサ「わかりません…。ですが、彼らが狙っている方には心当たりがあります」
かなめ「…今日はクリスマス・イブ…。ついでにあたしの誕生日だって言うのに…」
テッサ「そして、私の誕生日でもあります」
かなめ「え…じゃあ…!」
テッサ「はい…。私とカナメさんの誕生日は12月24日…。私達は全く同じ日に生まれたんです」
かなめ「…こんな大事な日にくすぶってなんていられない…」「頑張ろう、テッサ…! あたし、こうなったら切り札を使うから…」
〔扉の開閉音〕
北辰六人衆「千鳥かなめ…出ろ」
かなめ「!」

地球圏エリア
月面都市/某所
宗介「………」
???(ガウルン)「よう…俺の送ったメッセージ、呼んでくれたようだな、カシム」
宗介「ガウルン…生きていたのか…」
ガウルン「全てはラムダ・ドライバのおかげよ。ま…生命は助かったが身体の方はロクには動かなくなっちまったがな」「それにしても感心だぜ。ちゃぁんと約束を守って、独りで来てくれるとはな」
宗介「………」
ガウルン「いい表情になったなあ。手負いの獣の目だ」
宗介「黙れ…!」
〔銃を構える音〕
ガウルン「そう急ぐなよ。この身体じゃ、そう簡単に逃げる事はできねえよ」
宗介「では、吐いてもらうぞ。千鳥と大佐殿の居場所を」
ガウルン「知らねえな」
宗介「貴様…!」
ガウルン「無茶を言うんじゃねえよ。俺はとっくにアマルガムとは関係ねえからな」「だが、状況はわかるぜ。俺の子飼いのガキが目と耳の代わりをしてくれるからな」
宗介「俺にメッセージを届けた女か…」
ガウルン「ククク…ガキの頃から育ててやったんで犬のように忠実な奴だよ」
宗介「そんな事はどうでもいい! お前の知っている限りの事を話せ!」
ガウルン「銃を突きつけても無駄だぜ。俺が生命を惜しがってると思うのか…?」
宗介「………」「…頼む…教えてくれ…」
ガウルン「頼むぅ? おいおい、お前、本当にあのカシムなのか?」
宗介「何…?」
ガウルン「ゲリラをやっていた頃のお前は実にいい目をしていた…」「生命を肯定も否定もしない、そして、悩みも迷いも苦しみもない。そう、聖人のような目をしていた…」「ああいうのは美しいと言っていいんだろうなぁ」
宗介「………」
ガウルン「わかるか? つまり、一貫性だよ。矛盾が無いって事だ」「人間の弱さをまるで持たない者の目…。そんなお前を殺すのは中々いい…。そう思った…」「それが…何だ、そのツラは!? 迷いと焦りで目が濁ってやがる!! そんなお前じゃ殺す価値もねえな!」
宗介「黙れ!」
ガウルン「俺と同類のくせに何を今更普通の奴みたいになろうとしてんだ?」「ヘドが出るね」
宗介「黙れと言っている!」
ガウルン「いいや、言ってやるぜぇ」「お前はミスリルや学校やノイ・ヴェルターの連中と会ってくだらなくなった」「何が正義の味方だ。あんな屁みたいな奴らに引きずられてつまらなくなったのさ」「お前は連中にカモられてるんだよ。いいか? 弱者は強者に寄生するんだ」「優しい仲間だの信頼だのをちらつかせて強者の力を骨の髄まで吸い取るのさ」
宗介「俺は黙れと言っている!」
〔銃声〕
ガウルン「は・ず・れ…。殺す覇気もねぇわけか…」
宗介「く…」
ガウルン「じゃあ、そろそろ俺からのクリスマスプレゼントだ。千鳥かなめの最期を教えてやるよ」
宗介「…!」
ガウルン「蛇の道はヘビだからな。その手のネタぐらいは俺の耳にも入ってくるさ」「火星の後継者ってのは殺人術を使う連中がいるって話だからな」「そいつらの仕業だろう」
宗介「デタラメを! 奴らは千鳥の力を必要としているはずだ!」
ガウルン「お前だってわかるだろう? あの子が奴らの言う事を聞くはずがないって…」「だから、見せしめにやられたんだよ。大佐殿の方を服従させるためにな」
宗介「………」
ガウルン「俺は一部始終を聞いたぜ。あのかわいい制服姿が最後にはグッチャグチャだとさ」「気丈な事に命乞いはしなかったそうだ。最期の言葉は『ごめん…』だと。これは誰に言ったのかなぁ?」
宗介「う、嘘だ!」
ガウルン「いいねえ、その絶望に満ちた顔。それじゃあもう一つ、サンタのおじさんからプレゼントだ!」「女の跡を追わせてやるよ!」
〔爆発音〕
〔画面、赤く発光〕

宗介「ガウルンーッ!!」
【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
「帰るべきデイ・バイ・デイ」


【戦闘マップ2開始】
〔敵ユニット出現〕
???(エリナ)「火星の後継者! こちらに仕掛けてくる気!?」
???(アカツキ)「狙いはノイ・ヴェルターだろう。やはり、ウィスパードはこの街にいるようだね」
???(エリナ)「余裕ぶってる場合じゃないわよ! ここにはアレもあるのよ!」
???(アカツキ)「大丈夫さ。義理堅い彼らの事だ。きっと後始末もつけてくれるよ」
???(イネス)「さすがね、会長さん。いい読みをしてるわ」
〔味方戦艦出現〕
〈出撃準備〉
ゲイツ「出てきたな、ノイ・ヴェルター! 探偵ゴッコも今日で終わりにしてもらうぜ」「うちはアフターサービスも万全だからな。お得意さんのご要望にはしっかりお応えよ!」「さ…その間に犬のおまわりさんは迷子の子猫ちゃんを探しちゃうぞぉ!」
マオ「クルツ! ソースケはどこに行ったのよ!?」
クルツ「そ、それがよ…今日は単独行動で連絡もとれねえんだ」
ムウ「クリスマスイブだからサンタでも探しに行ったんだろうさ。街は俺達で守るぞ!」
ノアル「連中、ウィスパードを見つけられそうになってたまらず出てきやがたってわけか!」
イーベル「じゃあ、あいつらを締め上げればテッサ艦長達の居場所もわかるんですね!」
ルリ「では、皆さん。速やかに敵を迎撃してください」
<戦闘開始>

<敵19機以下・味方援軍1&第3軍増援1出現>

〔味方ユニット出現〕
宗介「………」
カズマ「遅いぞ、宗介!」
〔宗介、気力低下〕
クルツ「お前、どうしたんだよ!? 腹でも下ってんのか!」
宗介「千鳥が…死んだ…」
イーベル「そんな…!」
ベスナー「ウィスパードの安全は保障されてたんじゃねえのかよ!」
宗介「………」
ムウ「事情はよくわからんがそんな状態で戦うのは無理だ。引っ込んでろ!」
クルーゾー「いや、少佐。このままやらせてくれ」
キラ「でも、あのままじゃ…」
クルーゾー「ここで倒れるならそれまでの男だったという事だ」
マオ「ソースケ…」
宗介「………」
〔レーダー反応〕
ミリー「待ってください! 所属不明の機体、来ます!」
〔第3軍ユニット出現〕
クルーゾー「あのAS、ラムダ・ドライバ搭載機か!」
玉芳「相良宗介…お前を殺す」
〔玉芳、宗介へ隣接〕
〔宗介に爆発〕

ミヒロ「宗介さん!!」
ベスナー「何やってんだよ! 少しは避けようとしな!」
デッド「無理だね。あいつはもう生きる気力を失っちまってるよ」
ゲイツ「おんやあ~? 子猫ちゃんは奪ったASでアーバレストとやる気ってわけなの~」「もしかして、麗しき師弟愛って奴!? こりゃ感激、感動、感涙だ!」「ポップコーンとコーラ、持ってこい! こりゃ見ものだぜい!」
宗介(俺は…何のためにこいつに…アーバレストに乗ったんだ…)

≪味方援軍2出現前≫
<宗介vs玉芳>

玉芳「こいつが先生の宿敵の相良宗介…?」
宗介「………」
玉芳「既に魂は死んでいるか…! では、私が肉体を殺す!」

<敵13機以下or玉芳HP50%以下or宗介HP30%以下・味方援軍2出現>
〔味方ユニット出現〕
ガイ「おおっ、アキト! 来てくれたのか!!」
リョーコ「どうしてネルガルからお前が出てくるんだよ!?」
アキト「………」
???(エリナ)「また勝手な事を! ここはノイ・ヴェルターに任せておけばいいのに!!」
アキト「宗介…」
宗介「………」
アキト「あれを見ろ」
〔マップ上に爆発〕
〔画面、振動〕

【戦闘マップ2終了】

【シナリオデモ2開始】

地球圏エリア
月面都市
〔爆発音〕
〔画面、振動〕

北辰六人衆」小娘め…! まさか女学生風情が爆発物を隠し持っていたとは!」
かなめ「ソースケがくれたイヤリングがまた役に立った…」「こんな事ならブレスレットももらっとけばよかった…!」
北辰六人衆「誉めてやるぞ、小娘。我々を出し抜いて、ここまで逃げてきた事は」「だが…」
かなめ「うるさい! あ、あたしはあんた達なんか怖くないんだからね!」
北辰六人衆「何…?」
かなめ「あたしはお荷物なんかじゃない…! あたしだってやれる…ううん、やらなくちゃ!!」「そうじゃなきゃあいつに顔向けできないもの!」
北辰六人衆「ほう…想い人を思い出したか…」
かなめ「あいつは強くて、とっても優しくて…とってもダメで…」「でも、ダメな奴だけど何とかする! だから、あたしだって!!」
北辰六人衆「いいだろう…。もう一人の小娘への見せしめだ、地獄の苦しみを味わわせてやる!」
かなめ「…負けない! 殺されたって気持ちは負けるもんかーっ!!}
〔銃声〕
北辰六人衆「何奴!?」
かなめ「チャンス! 今の内に!!」
北辰六人衆「逃がさんぞ、小娘!!」
〔銃声×2〕
北辰六人衆「くっ! 誰だ邪魔をするのは!」
???(レナード)「…これは僕から彼と彼女へのクリスマスプレゼントだよ…」
北辰六人衆「貴様は…!」
???(レナード)「君達も無粋だね。今日はクリスマス・イブだよ…」「彼らに束の間の再会ぐらいあげてやってもいいだろう?」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ3開始】

〔戦闘マップ2から継続〕
宗介「あれは…」
かなめ「ソースケーッ! あたしはここよーっ! テッサも無事だからーっ!!」
宗介「千鳥!!」
〔宗介、千鳥がいる地点へ接近〕
〔玉芳、宗介へ隣接〕
〔宗介に爆発〕

宗介「ぐっ!」
かなめ「何やってんのよ、ソースケ! あんた、あたしを助ける気あるの!?」
宗介「それは…」
かなめ「それにダナンで何か話があるって言ってたわよね! あれも早く聞かせなさいよね!」
宗介「了解だ…!」
北辰六人衆「小娘め! 最後の別れは済んだか!」
宗介「千鳥!!」
テッサ「やめなさい! 私はあなた達に協力を誓います!」
宗介「大佐殿!」
北辰六人衆「やっと、その気になったか。手間を取らせてくれる」
かなめ「でも、テッサ…」
テッサ「よくやってくれました、カナメさん。今は彼らと行きましょう」(相良さん達に私達の無事を伝える事ができた。今はこれで充分…)(後の事はノイ・ヴェルターを信じるだけよ)
宗介「千鳥! 大佐殿!!」
玉芳「どこへ行く! お前の相手は私だ!!」
〔宗介に爆発〕
かなめ「ソースケ! 待ってるからね! 必ず助けに来なさいよ!」「あたし達、これ以上学校休んだら留年なんだから!」
宗介「留年!?」
テッサ「相良さん! 私、信じていますから!!」
宗介「だが、俺は…」
アキト「宗介…弱さを肯定しろ。そして、強くなれ」
宗介「俺は弱い…?」
カズマ「ざけんじゃねえ! てめえ、王様のつもりでいたのかよ!」
クルツ「お前はドジでマヌケで頭のネジが外れた野郎だよ!」
マオ「人一倍手のかかる頭痛の種だよ、あんたは」
宗介「ふ…」「はははは…」「聞いたか、ガウルン…俺は弱いんだよ」
カズマ「やべえ…ヘンなスイッチ、入っちまったか…!?」
宗介「だが、俺は戦う…! 迷っても傷ついても俺の大事なものを守るために!」
〔宗介、気力上昇〕
ブレード「魂に火が点いたか…!」
クルツ「いいぜ、ソースケ! こうなりゃ美味しい所、全部、持ってけ!」
クルーゾー「サガラ! やってみせろ!!」
宗介「アル! ラムダ・ドライバだ!」
アル「ラージャ」
[イベントデモ「ラムダ・ドライバ発動」]
アキト「宗介…戦えるな?」
宗介「問題ない。俺には任務がある」
アキト「フ…」
アル「ラムダ・ドライバ、確実に作動しました」
宗介「動いたり、動かなかったりデタラメな装置だ」
アル「私もそう思います」
宗介「お前は俺より冗談がうまいようだ」
アル「肯定」
宗介「憎まれ口もな…! 行くぞ、アル! 奴らを蹴散らすぞ!!」
アル「ラージャ」

≪味方援軍2出現後≫
<宗介vs玉芳>

玉芳「先程までの相良宗介とは違う…!」
宗介「俺には任務…いや、やるべき事がある! その障害は速やかに排除する!」

<玉芳撃破・敵増援1出現>
〔玉芳に爆発〕
玉芳「玉蘭、私に力を!!」
〔玉芳、回復〕
宗介「まだやるか…!」
ゲイツ「そこまでだ、子猫ちゃん!!」
〔敵ユニット出現〕
ハーリー「ラムダ・ドライバ搭載機があんなに…!」
サブロウタ「あの赤いAS、例のハイテンション野郎か!」
ゲイツ「よく頑張ったねぇ、子猫ちゃん! さあ、ママの所へ戻っておいで…」「な~んてのはウソ!! アマルガムからコダールを盗んだお仕置きをしてあげなきゃね!」
玉芳「くっ!!」
ゲイツ「あの世で玉蘭ちゃんと先生とお手つないで仲良くね~!!」
〔ゲイツ、玉芳へ隣接〕
〔ゲイツ、玉芳へ攻撃〕

[イベント戦闘「ゲイツvs玉芳」]
〔玉芳に爆発〕
ゲイツ「はい…さよ~なら~!」
玉芳「玉蘭…」
〔第3軍ユニット撃破〕
ゲイツ「さ~てと! ここで真打の登場です!」
宗介「貴様のようなおかしなやつに用はない」
ゲイツ「どっこい、こっちはあるのさ! そろそろ、その白いAS…目障りになってきたんでね!」「ってなわけで、ちょいとひねらせてもらうぜ、ベイビー!!」
〔ゲイツ、精神コマンド「集中」「覚醒」使用〕
宗介「断る! 俺はこれから火星まで行かねばならない! お前と遊んでいる暇はないんだ!」
ゲイツ「OK! んじゃ、火星ではなくあの世に案内してやるぜ!!」

<カズマvsゲイツ>
カズマ「出たな、妖怪! お前の存在はミヒロに悪影響だ!」
ゲイツ「うほ!いいねえ、妹萌えだねえ! そういうのだ~い好きだよ!」
ミヒロ「せ、せっかくのクリスマスなのにこの人の相手なんてイヤ過ぎるよぉ!」

<キラvsゲイツ>
ゲイツ「お前、もしかしてキラ・ヤマト!?」
キラ「どうして僕の名前を…!?」
ゲイツ「そりゃ知ってるさ。お前さんの首には裏社会では懸賞金が懸けられてるからな!」「その力、ステキでラブリーなゲイツ様にも見せてくれよ! スーパーコーディネーターさん!」

<ブレードvsゲイツ>
ゲイツ「あんた、知ってるか!? 赤い機体は3倍速いって伝説があるのをよ!」
ブレード「俺の知っている赤い男は悪魔だ。それに比べれば、お前は小悪党に過ぎん!」
ゲイツ「ちょっと待った! 俺のモミアゲが長い内は小物扱いさせはしねえぜ!!」

<イーベルvsゲイツ>
ゲイツ「カワイコちゃん! 聖夜にかっこよくてステキなゲイツ様とデートしないかい!」
イーベル「い~だ! あんたみたいなおかしなオジサン、絶対にイヤよ!」
ゲイツ「おいおいおいおい! 俺はおかしなオジサンじゃなくヘンなオジサンだっての!」

<デッドvsゲイツ>
ゲイツ「元気だったかい、ベイビーちゃん! サンタのおじさんが君のために地獄への片道切符を持ってきたよ!」
デッド「あんたのオデコのまぶしさはもう見飽きたよ」「そのモミアゲを抜いてやるからとっとと帰りな!」
ゲイツ「駄目だっての! おじさん、モミアゲを抜かれると死んじゃうんだからよ!」

<宗介vsゲイツ>
ゲイツ「何だよ! 今日は全開ブリバリじゃん! いい事でもあったのかい!?」
宗介「それはこれから起きる。お前を倒す事でな…!」
ゲイツ「言ってくれるぜ! その不安定なラムダ・ドライバでどこまでできるか見せてくれよな!」

<オーガンvsゲイツ>
ゲイツ「おほ! こいつが噂の地球製のソリッドアーマーってやつか!」「こいつを持ち帰ればミスタAgも喜ぶだろうぜ!」
オーガン「この身体は誇り高き男の魂だ! お前のようなふざけた奴に渡すわけにはいかない!」

<ゲイツ撃破>
〔ゲイツに爆発〕
ゲイツ「っと、残念! モミアゲが長い内は俺は死ねない体質なんだよ!」
ミヒロ「何よ、それ!?」
宗介「そうか…!」
〔ゲイツに爆発〕
ゲイツ「どういう事だ、こらぁ!? ミスリルのラムダ・ドライバは不安定じゃなかったのか!?」「その強さは何だ!? 貴様、いったい何者なんだぁ!」
宗介「俺か…」「知りたいなら教えてやろう。ノイ・ヴェルターの隊員としての俺は仮の姿…」「俺は東京都立陣代高校2年4組…! 出席番号41番…ゴミ係兼カサ係の!」「相良…宗介だあああっ!!」
〔ゲイツに爆発〕
ゲイツ「フ…ちょっとモミアゲ…短かったかな…」
〔敵ユニット撃破〕
※※まだ敵健在の場合、セリフ追加※※
〔敵ユニット離脱〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

シホミ「片付いたようね」
ハーリー「でも、ウィスパードの二人は火星に連れ去られてしまったようです」
ルリ「テスタロッサ艦長が時間稼ぎをしてくれます」「今は2人の無事が確認できただけで充分です」
ハーリー「そうですね。それに大きな収穫もあったみたいですし」
〔味方戦艦出現〕
アキト「ラピス…ユーチャリスのメンテも終わったようだな」
ラピス「………」
ルリ「また行ってしまうんですね」
アキト「…もう時間がない。お前達も急げ」
〔味方ユニット離脱〕
〔味方戦艦離脱〕

サブロウタ「いよいよ火星に乗り込んで火星の後継者と決着をつける時が来たみたいだな」
クルツ「で、かなめとテッサを救い出せばとりあえずのハッピーエンドか」
宗介「いや、そうではない…」
キラ「そうだよね…。僕達が戦わなくてはならない相手はまだいるんだ…」
宗介「俺と千鳥は学校に戻り追試を受けなければ留年してしまう」
キラ「え…!?」
マオ「戦いが終わっても日常は続く…。ソースケも自分の帰るべき場所を見つけたみたいだね」
ルリ「では、皆さん、帰還してください。私達はオービットベースへ向かい、火星行きの準備を整えます」
クルーゾー「ご苦労だったな、サガラ。今日はゆっくり休め」
宗介「いえ、中尉殿。自分にはまだやるべき事があります」「ですので、アーバレストはこの地に残ります」
クルーゾー「…今日は特例だ。お前のワガママを聞いてやる」
宗介「ありがとうございます!」
クルーゾー「各機、帰還だ。後はサガラに任せるぞ」
〔味方戦艦離脱〕
〔味方ユニット離脱〕

宗介「………」「出て来い」
〔敵ユニット出現〕
ガウルン「さっすがカシムだ! よく俺の気配に気づいたな!」
宗介「お前のむき出しの悪意ぐらい誰でもわかる」
ガウルン「へ…最後はやっぱりこいつでカタを付けさせてもらうぜ」
宗介「いいだろう、俺も賛成だ」
ガウルン「最初で最後の意気投合がこんな事だとはな…。来な、カシム!!」
宗介「ガウルン! これで終わりだ!!」
〔宗介、ガウルンへ隣接〕
〔衝撃音〕
〔画面、黄色く発光〕

ガウルン「楽しかったぜ、カシム…」
〔爆発音〕
〔画面、赤く発光〕

【戦闘マップ3終了】

【シナリオエンドデモ開始】

地球圏エリア
ナデシコB/ブリッジ
ルリ「ありがとうございました、エリナさん。ネルガルの協力のおかげで大きな成果がありました」
エリナ「…アキト君の事、聞かないの?」
ルリ「会社の事情もありますでしょうから不問とさせていただきます」「それにアキトさんにはまた会えると思っていますから」
エリナ「あなた達も火星へ行くのね?」
ルリ「ええ…本当でしたらその前にナデシコのフルメンテをしたかったのですが…」「残念ながら、もう時間は残されてはいないようですからあ」
エリナ「わかったわ。補給の資材はネルガルが責任を以ってそちらへ届けるから」
リョーコ「随分と気前いいな。昔の仲間へのサービスかい?」
エリナ「全ては会長の指示よ。私は私情で動きませんから」
ガイ「んじゃ、その会長さんによろしく伝えておいてくれ! 色々とありがとよってな!」
エリナ「わかったわ。…これでもあなた達の健闘、機体しているんだからね」
〔モニターの閉じる音〕
リョーコ「しかし、あたし達とネルガルって昔から随分と縁があるな」
サブロウタ「ナデシコはネルガル製だからな。俺達が活躍する事は自社の宣伝になるんだろうさ」
リョーコ「それでも、あの会長ってのには感謝してるぜ」
ルリ「そうですね。やはり一度、お会いしてご挨拶をするべきでしょうね」「向こうは嫌がるかも知れませんが…」
〔通信のコール音〕
ハーリー「ヴァルストークから入電。相良軍曹も無事、帰還したそうです」
ルリ「では、私達はアークエンジェルと合流後、オービットベースへ向かいます」

地球圏エリア
ヴァルストーク/格納庫
宗介「ご苦労だったな、アル」
アル「軍曹殿、一つ質問があります」
宗介「言ってみろ」
アル「今日の戦闘はあらゆる面から見て驚くべき成果でした」「可能ならば、その理由を教えていただけますか?」
宗介「少しは問題が解決した…。そういう事だろうな」
アル「あなたの問題がですか?」
宗介「いや、俺達の問題が、だ」
アル「回答の意味がわかりません」
宗介「考える事だ、相棒。俺達の戦いはこれからだからな」
アル「了解です」
宗介(待っていてくれ、千鳥、大佐殿…。俺は必ず助けに行く…)

地球圏エリア
月面都市
レナード「…相良宗介君、僕からのプレゼント、喜んでくれたようだね…」「後は君達に任せるよ。テッサの事もね」
北辰六人衆「見つけたぞ、ミスタAs…いや、レナード・テスタロッサ…! 貴様…なぜ我々の邪魔をした!?」
レナード「なぜって? 決まっているさ…今日はクリスマス・イブだからだよ」
北辰六人衆「貴様には手を出すなとの達しがあったが、許さぬ…! 己の愚をあの世で悔いろ!!」
レナード「僕を愚かと言うとはね…」
北辰六人衆「滅!!」
〔放電音〕
???(アリア)「この男は殺させない…!」
北辰六人衆「き、貴様は…」
〔人の倒れる音〕
レナード「…子の場合、お礼を言うべきかな?」
アリア「そんなものは要らないよ、レナード・テスタロッサ…」「代わりにあんたの頭脳、あたし達が記録させてもらうよ」
レナード「ザ・データベースか…。なるほど…面白そうだね、君達は…」
【シナリオエンドデモ終了】


● 火星ルート/月・地球間ルート へ戻る

● No45A「生まれ落ちた悪意」 へ進む


◆ 「第2部」 へ戻る

◆ 「スーパーロボット大戦W」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。