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第28話
そして、地球へ


サブタイトル
「そして地球へ」


【シナリオデモ開始】
ガンドール ブリッジ
葉月博士「みんな、聞いてくれ。現在、ガンドールは空間跳躍中だ」「通常空間に出た直後に敵の攻撃を受けるかもしれん。今のうちに戦闘準備を整えてくれ」
隼人「質問がなければ、各自持ち場に戻れ」
ダバ「あの、質問ではないのですが…ちょっと、この場を借りてよろしいですか?」
葉月博士「それは構わないが…どうしたのかね?」
ダバ「僕がカモン・マイロードである事を今まで皆さんに伝えられず、申し訳ありませんでした」
葉月博士「ああ、その事か。事情は理解している。誰も君を責めたりはしないよ」
アール博士「はっはっは! カモン殿の太刀筋を拝見し、あるいはと思っておりましたぞ」
ダバ「その呼び方には正直慣れません。今まで通り、ダバと呼んでください」
アール博士「何をおっしゃいます。高貴な方にふさわしき名ですぞ。慣れていただかないと」
ダバ「ですが僕は普通の家庭で育てられましたから、王家の生活とは全く無縁ですよ?」
剣人「わかる、わかる!」
ミト王子「その方がいいと思うよ。王子なんて窮屈で窮屈で…」
シュテッケン「それにしても、同じ場所に3星系の王子が揃うとは…」
ライラ「まっこと、まっこと♪」
ディーゴ「俺達は未来の三国同盟を見ているのかもしれんな」
アール博士「おお…! まさしくディーゴ殿のおっしゃる通りですな」
ミト王子「ダバくん、剣人くん。僕らが力を合わせて共に平和な宇宙を作ろう!」
ダバ「ええ、やりましょう!」
剣人「ははは…そ、それもいいかもな…」
〔シグナル音〕
フェアリ「葉月博士、空間センサーに変化が出ました!」
葉月博士「そうか、そろそろ通常空間に出るぞ」
士郎「えっ? もう地球に着くんですか?」
シュテッケン「グラドスの技術恐るべしといったところか」
隼人「あとは情報通り、地球の近くに出れるかどうかだな」
葉月博士「それは祈るしかない…」「各自、持ち場に戻ってくれ」

その頃、地球では…

地球

防衛隊日本支部

〔通信のコール音〕
連邦兵「ジャブローより入電! 基地全体に撤退命令が発せられた模様です!」
イゴール「ついにジャブローが落ちたか…」
足立長官「連邦軍最大の基地も異星人の攻撃には耐えられなかったようですね」
武田長官「事前に民間人をこちらの管轄区に移送できた事が、せめてもの救いだ…」
イゴール長官「それにしても…敵に攻撃は南北アメリカ大陸に集中している。これが何を意味するのか…」
足立長官「ジャブローがあったからでは?」
イゴール長官「いや、それだけとは思えんのだ…」
武田長官「敵が連邦軍の重要拠点を狙っているのは確かだ。次は極東がターゲットになるかもしれん」
イゴール長官「そうだな…。今は防衛体制の強化が急務だ」
〔通信のコール音〕
連邦兵「北米のレジスタンスから暗号通信です!」「ジャブロー陥落後、星間連合と異次元同盟が同地域を中心に集結。互いに牽制しあっているようです」
イゴール長官「やはりな…。ここまでは読み通りだ」
足立長官「例の作戦を発動する条件は、そろったわけですな…」「しかし、なけなしの戦力を搾り出したこの作戦…うまく行きますかな?」
イゴール長官「これ以上、敵勢力の拡大を許すわけにはいかん。本作戦は是が非でも成功させねばならんのだ」
〔扉の開閉音〕
〔歩み寄る足音〕

エイジ「アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ、出頭しました」
イゴール長官「うむ、ご苦労」
エイジ「レイズナーの整備が終わりました。これよりホワイトベースの支援に向かいます」
足立長官「まだ早い。そう慌てるな…エイジくん」
エイジ「ですがステーション衛星を早く破壊しなければ、敵の勢力はますます増大してしまいます」
イゴール長官「わかっている」「我々が仕掛けるのは星間連合軍と異次元同盟がぶつかり合うタイミングだ」
武田長官「我々もプロの軍人だ。ここは任せたまえ」
エイジ「わかりました。では、いつでも出られるよう、レイズナーで待機しています」
〔歩き去る足音〕
〔扉の開閉音〕

武田長官「熱心な若者ですな」
イゴール「エイジ・アスカ…グラドス人と地球人の混血児か…」「本当は同胞と戦いたくはないだろうに…つらい思いをさせてしまっているな…」
〔通信のコール音〕
連邦兵「イゴール長官! ホワイトベースが予定の軌道に乗ったようです。まもなくルナツーの艦隊と接触します」
イゴール長官「よし、いよいよだな…」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

〔味方戦艦出現〕
〔敵ユニット出現〕

ミライ「ホワイトベース、予定の軌道に乗りました!」
ブライト「よし。オペレータ、友軍艦隊は捉えているな?」
オスカ「サラミス艦隊接近、合流します!」
〔味方ユニット出現〕
マーカー「サラミス艦隊より入電!」
〔通信のコール音〕
ワッケイン「久しぶりだな、ブライト中佐」
ブライト「ワッケイン司令! ご壮健そうで、なによりです」
ワッケイン「地球がこんな状況ではうかつに死ねんよ」
ブライト「ジオンの動き…良くないのですか?」
ワッケイン「どうやらギレンは、星間連合と取引したようだ。ジオンとの停戦会談は決裂したよ…」
ブライト「なんですって!?」「く…この人類の危機に、何を考えているんだ…!」
ワッケイン「星間連合に取り入ってでもジオン・ギガノスの生き残りを狙うつもりだろうな」「いずれにせよ、本作戦はこのまま続行する」「今回は君が指揮官だ。ソロモン攻防から続く激戦を生き延びた手並み、見せてもらおうか」
ブライト「はっ! 全力を尽くします!」
〔通信のコール音〕
マーカー「ブライト艦長、今度は本部のイゴール長官より通信です」
ブライト「敵に動きがあったのか…。すぐに繋いでくれ」
〔通信のコール音〕
イゴール長官「ブライト艦長、予想通りの展開になった」「たった今、ムゲ帝国艦隊とグラドス艦隊が別の宙域で戦闘を開始した」
ブライト「では、いよいよですね」
イゴール長官「うむ、今ならステーション衛星の守りは手薄になる!」
ブライト「我々がその隙を突きます」
イゴール長官「そういう事だ」「では、健闘を祈る!」
〔通信のコール音〕
ブライト「よし! 前方の障害物に注意しつつ前進!」
オスカ「全センサー、オートチェック!」
マーカー「針路、クリアーです!」
ブライト「全艦隊、ステーション衛星に向けて発進!」
〔ブライト&ワッケイン&サラミス改隊、前進〕
ザール兵「地球連邦軍の艦隊が突撃してきます!」
カブト将軍「こしゃくな! 異次元同盟と会戦するタイミングを待っておったか!」
ザール兵「どうします? ここで敵を迎撃した場合、我が艦隊はムゲ帝国艦隊と合流できません」
カブト将軍「ステーション衛星を奴らに奪われれば、星間連合軍全体の補給計画に重大な問題が生じる!」「奴らを返り討ちにしろ!」
〔敵ユニット出現〕
ザール兵「全機、発艦完了! 続いてステーション衛星より、グラドスの自動兵器が発進します!」
〔敵ユニット出現〕
〔ターミネーターポリス隊、前進〕
〔敵ユニット出現〕
〔ターミネーターポリス隊、前進〕
〔敵ユニット出現〕
〔ターミネーターポリス隊、前進〕

カブト将軍「フン…! グラドスの木偶人形か…数だけは多いようだ」「陳腐な兵器だが、弾除け程度には役立ってもらわんと困るな」
ブライト「発進用意! 全周囲、警戒怠るな!」
エマ「ガンダムMk-II、発進よろし!」
カミーユ「Zガンダム、行けます!」
クワトロ「百式、いつでもいいぞ!」
ブライト「クワトロ大尉、健闘を祈る!」
クワトロ「了解だ、ブライト中佐!」
ララァ「クワトロ大尉、私も出ます」
クワトロ「ララァ少尉、無理をするな」
ララァ「サイコミュの調整は終わりました。いけます!」
クワトロ「…わかった。頼んだぞ、ララァ」「クワトロ・バジーナ、百式、出るぞ!」
〔味方ユニット出現〕
エマ「エマ・シーン、ガンダムMk-II、続きます!」
〔味方ユニット出現〕
カミーユ「カミーユ・ビダン。Zガンダム、発進します!」
〔味方ユニット出現〕
ララァ「エルメス、出撃します!」
〔味方ユニット出現〕
<戦闘開始>

<5PP・味方援軍1&敵増援1出現>

〔敵ユニット出現〕
〔ターミネーターポリス隊、前進〕
〔敵ユニット出現〕
〔ターミネーターポリス隊、前進〕
〔敵ユニット出現〕
〔ターミネーターポリス隊、前進〕

ブライト「まだ、出てくるのか…」
クワトロ「思ったより敵の数が多いな…。どうする、ブライト艦長?」
ブライト「ステーション衛星はなんとしても陥とさねばならない」
クワトロ「フ…特攻覚悟で行くしかないな」
ララァ「大丈夫です…。きっと救援が来ます」
エマ「でも、この宙域に味方の艦隊はいないはず…」
クワトロ「いや、艦隊とは限らんぞ」
カミーユ「来ました!」
〔味方ユニット出現〕
〔エイジ、「V-MAX」発動〕
〔エイジ、MAP兵器「V-MAX」使用〕
〔敵ユニット撃破〕

カミーユ「す、すごい…」
ブライト「どうやら味方らしいが…」
〔通信のコール音〕
エイジ「ホワイトベースの皆さん、聞こえますか?」
ブライト「君は?」
エイジ「僕の名はアルバトロ・ナル・エイジ・アスカ!」「イゴール長官の命令でホワイトベースを支援に来ました!」「詳しい話は後です。攻撃を続けましょう!」
ブライト「了解した。ステーション衛星への攻撃を続行する」

<7PP・味方援軍2&敵増援2出現>
〔敵ユニット出現〕
〔ターミネーターポリス隊、前進〕
〔敵ユニット出現〕
〔ターミネーターポリス隊、前進〕
〔敵ユニット出現〕
〔ターミネーターポリス隊、前進〕

ブライト「またグラドスの無人兵器か…」
カミーユ「撃墜しても良心を傷めないのがせめてもの救いか…」
エマ「でも、このままでは…」
クワトロ「埒があかないな…」
オスカ「ステーション衛星に熱源反応! 何かが出てきます!」
ブライト「く…今度は何だ!」
〔異次元ゲート展開〕
〔味方戦艦出現〕
〔異次元ゲート消失〕

オスカ「未確認艦、ステーション衛星より出現! 連邦軍の識別信号です!」
ブライト「艦型の確認を急げ!」
マーカー「照合しました! 間違いありません…ガンドールです!」
ブライト「そうか、帰ってきたんだな…」
葉月博士「よし、通常空間に出たぞ」
アイザック「どうやら無事に地球に着けたようだな」
ディーゴ「しかし、戦いの真っ只中ではないか」
アムロ「あ! あれはホワイトベース!」
シロー「もしかして、ブライトさんの部隊か?」
葉月博士「ああ、多分そうだろう」
ポンチョ「これも、私の根回しですよ。どうです? タイミング、バッチリでやんしょ?」
キッド「適当な事言っちゃって…」
ボウィー「ま、いいんじゃないの?」
アイザック「敵は混乱している。このまま敵陣に殴り込みだ!」
お町「イェイ!」
葉月博士「敵部隊を殲滅する! 各機、発進!」
雅人「外宇宙での修行の成果、ブライトさんに見せてやろうじゃない!」
忍「おう! やってやるぜっ!」
〔味方ユニット出現〕
〈出撃準備〉

<敵5機以下・敵増援3出現>

オスカ「敵の増援部隊を確認!」
ブライト「なんだと!? また無人兵器か!?」
マーカー「いえ…別方向からです!」
〔敵ユニット出現〕
ハマーン「すでに陥ちかけているステーション衛星への救援か…」「つまらぬ作戦だではあるが、新編成した部隊を試すには丁度いい…」「ラカン!」
〔敵ユニット出現〕
ラカン「はっ! ハマーン様!」
ハマーン「プルとプルツーはどうか?」
ラカン「はい…戦闘可能ではありますが…」「プル、プルツー! ついて来ているか?」
〔敵ユニット出現〕
プル「プルプルプルプルプルプルーッ!」「プルちゃん参上ーっ!」
〔敵ユニット出現〕
プルツー「はしゃぎすぎだぞ、プル!」
ラカン「2人とも、わかっているな?」
プルツー「連邦の艦隊を叩けばいいのだろう? わかってるよ、ラカン」
プル「え~っ? ほんとにやっちゃうの?」
ラカン「ハマーン様のご命令だぞ!」
プルツー「プル! これは強化人間のめだ。行くぞ!」
プル「わかってるよ、プルツー」「でも、あんまり怒ると寿命縮むよ?」
プルツー「うるさい!」
ラカン(く…何で俺が、こいつらのお守りを…!)
ハマーン「よいか、ラカン。この程度の部隊で敵を殲滅できるとは思えん」「無理をせず、この作戦で強化人間の扱いに慣れておけ」
ラカン「はっ!」
ハマーン「では、ゆくぞっ!」
ブライト「ジオンだと!? 星間連合と手を組んだというのは本当だったのか!」
葉月博士「ジオンと連邦の確執がこれほど尾を引くとはな…」
隼人「敵にまわると言うのなら蹴散らすのみだ!」

<アムロが戦闘(戦闘後)>
クワトロ「君がアムロくんか…」「君の戦歴は色々と聞かせてもらっている。まさか、こんな形で出会えるとはね」
アムロ「…あの、あなたはもしかして…」
クワトロ「私はクワトロ・バジーナ大尉だ。アムロくん、今は戦闘中だ。これ以上の話は後にしよう」
アムロ「…了解です、クワトロ大尉」

≪味方援軍2出現後≫
<ララァが戦闘(戦闘後)>

アムロ「あの機体はあの時の…。じゃあ、パイロットは…」
ララァ「今は戦闘中よ。動きを止めては駄目」
アムロ「は、はい」(この感じ…やっぱり…)

≪味方援軍2出現後≫
<カミーユが戦闘(戦闘後)>

アムロ「あれは…可変型のガンダム?」「すごいな…」
カミーユ「こいつ、ゼータガンダムっていうんだ」「俺はカミーユ。君は?」
アムロ「あ、アムロ・レイです」
カミーユ「じゃあ、君が連邦のエースパイロットと言われたあのアムロ・レイなのか?」
アムロ「そんなふうに呼ばれてるんですか? …僕が?」
カミーユ「ああ、雑誌の特集で見たんだ。あの赤い彗星とも互角に渡り合ったってな」
アムロ「そんな…僕はただ…」
カミーユ「謙遜するなよ。あとでいろいろ聞かせてくれよな」
アムロ「あ…はい」「あの…できればその時、ゼータの設計図とか見せてもらえませんか?」
カミーユ「わかった。じゃあ、後でな」(あれが…アムロ・レイ? なんか想像してたのと違うな…)

≪敵増援3出現後≫
<エイジが戦闘>

エイジ「父さんは地球とグラドスが戦って互いに血を流すのを憂いていた…」「その想いに応えるためにも、このステーション衛星は壊させてもらう!」

<光珠vsハマーン>
光珠「もう! 敵も味方も新型ぞろいだなんていったい、どういう事なのよ!」
ハマーン「厳しい戦いの中でこそ人も技術も革新的変化を引き起こすものなのだよ」「貴様は知るまい…地球圏が今どうなっているのかを!」

<アムロvsハマーン>
ハマーン「連邦に属する地球生まれのニュータイプか…」「我らジオンにとって、貴様の存在は危険すぎるのだよ!」
アムロ「この気迫…こいつ、ただ者じゃないぞ!」

<クワトロvsハマーン>
ハマーン「フッ…シャア、久しいな!」
クワトロ「お前は…ハマーン・カーンか!」
ハマーン「まさか貴様がジオンを裏切るとはな…」
クワトロ「今の私はクワトロ・バジーナだ。それ以上でも、それ以下でもない!」
ハマーン「フ…茶番はよせ。そのまま時代を読めぬ愚者になるつもりか?」
クワトロ「ザビ家に忠誠を尽くすなど…時代が読めないのは貴様の方ではないのか?」
ハマーン「シャア、私のもとに来い! そうすれば…」
クワトロ「それはできないな、ハマーン…」
ハマーン「戻って来い、シャア! 戻らねば死ぬ事になるのだぞ!」
クワトロ「私は私の意志でここにいる! そう簡単に死にはせんよ!」

<クワトロvsジオン兵>
クワトロ「この人類存亡の危機においてもまだ戦いをやめんとは…」「やはりあの男を倒さねばジオンとの戦いは終わらんか…!」

<ララァvsジオン兵>
ララァ「大佐の敵は私の敵です。ためらいはありません」

<カミーユvsハマーン>
〔ニュータイプの共振〕
ハマーン「この感じ…。あの機体のパイロットもニュータイプか…」「ガンダムのパイロット、聞こえているな。お前の才能、我がジオンで使ってみようとは思わんか?」
カミーユ「戦闘中に何を!」
ハマーン「重力に魂を引かれた者に味方していてはコロニーに住む人々の未来はないと、お前にはわかっているはずだ」
カミーユ「だからって、ジオンが正しいとも思えないな!」
ハマーン「青いな…。所詮、周囲の見えておらぬ未熟者か」

<カミーユvsジオン兵>
カミーユ「遊びで戦争やってるんじゃないんだ! やられてたまるかよっ!」

<カミーユvsジオン兵(戦闘後)>
光珠「あなた、もしかしてブライトさんとこの新入りさん?」
カミーユ「ええ、皆さんの事はブライト艦長に聞いています。よくご無事で…」
光珠「留守中、迷惑かけたちゃったみたいね」「これからは一緒に頑張るから、よろしくね」
カミーユ「ええ、頼りにさせてもらいますよ」

<エマvsジオン兵>
エマ「ジオンの行く末はすでに見えているでしょうに! それでも戦うというの!?」

<クリスvsハマーン>
クリス「せっかく地球に戻ってきたのにやられてたまるもんですか!」
ハマーン「フ…気持ちはわからんでもないがな…」「残念だが、貴様の居場所はここにはない!」

<シローvsハマーン>
シロー「ちょっと目を離した隙にジオンの戦力がここまで回復してるなんて…!」
ハマーン「オールドタイプめ…我らジオンを貴様らの物差しで測れると思うな!」

<號vsハマーン>
號「その白いモビルスーツ! 邪魔するんなら、今すぐ黒こげにしてやるぜっ!」
ハマーン「ゲッターロボか。貴様の出る幕ではない!」 

<剣人vsハマーン>
ハマーン「貴様らは我らの描くシナリオにとって邪魔な存在なのだ! ここで滅びるがいい!」
剣人「なに言ってやがる! 滅びるのはてめえらジオンの方だ!」

<剣人vsカブト将軍>
剣人「ペンタゴナじゃ取り逃がしちまったが、今度はそうはいかないぜ!」
カブト将軍「ほざくな、小僧! 貴様こそ我が力の前に平伏すがいい!」

<ワッ太vsハマーン>
ワッ太「こっちが消耗した時を狙って出てくるなんて、せこい真似してくれるじゃないか!」
ハマーン「それが戦術というものだよ、少年」

<ミト王子vsハマーン>
ミト王子「地球人と戦いたくはないが、襲いかかってくるのであれば打ち倒すのみ!」「いくぞ、スケさん! カクさん!」
ハマーン「異星人が笑わせてくれる」「貴様が地球を支配しに来たのではないと、どうして信じられようものか!」

<ダバvsハマーン>
ハマーン「ほう…初めて見るタイプの機動兵器だな」「だが、このキュベレイに勝てはせん!」
ダバ「この女…強い。ネイと同じか、それ以上に!」

<ケーンvsハマーン>
ハマーン「D兵器も今となっては過去の遺物にすぎん」「ここで朽ち果てるがいい!」
ケーン「うっせえ! 古かろうが世話になったもんにはスジを通す! それが俺の流儀なんだよ!」

<忍vsハマーン>
ハマーン「キシリア様の仇討ち…と言うつもりはないが、貴様らを無視する事はできんのだよ」
忍「あん時、ジオンとの決着はついたと思ってたがな」「星間連合の手先に成り下がってまで何をしたいんだ、てめえらは!」

<エイジvsハマーン>
エイジ「地球人同士でなぜ戦う!?」「今は力を合わせる時ではないのか!」
ハマーン「確かにな…」「だが、それは我らジオンの主導のもとに行われなければならんのだ!」

<キッドorボウィーvsハマーン>
ボウィー「ワオ! 見ろよ、この機体。ばっちし俺ちゃん好みの曲線美だぜ」
キッド「ブッ壊すにゃ忍びないが、これもお仕事なんでね」
お町「悪く思わないでよね」
ハマーン「このキュベレイをなめてもらっては困るな。貴様らごときにやられはせん!」

<士郎vsハマーン>
士郎「あなた方は間違っている!」「真に太陽系の未来を考えるなら、ここは退くべきです!」
シュテッケン「無駄だ、士郎! てめえの星を売り渡すような奴に道理は通じねえ!」
ハマーン「フン…一直線に進むだけが道ではない。目的達成のためには回り道も必要なのだよ」

<ロックorピートvsハマーン>
ハマーン「どこの誰かは知らぬが、私に逆らった事を後悔するがいい」
ロック「そいつはこっちの台詞だ」「代弁してくれたお礼に一撃であの世に送ってやるぜ!」

<ハマーン撃破orHP50%以下>
ハマーン「フ…我らは充分に戦ってみせた」「これ以上、無理をする事もあるまい…」「おそらく奴らの目的はステーション衛星の破壊…」「フフ…奴らの決め手はあの大型艦にあると見た」「ならば!」
〔敵ユニット離脱〕

<ラカン撃破>
ラカン「なるほど…連邦の精鋭部隊というわけか」「フフ…次に戦う楽しみができたというものよ!」
〔敵ユニット離脱〕

<プル撃破>
プル「え~ん…! みんながあたしをいじめるよ~う!」「ひっく、ひっく…」「みんな嫌いだぁ~!」
〔敵ユニット離脱〕

<プルツー撃破>
プルツー「ここまでか…。サイコミュの調整が必要だな」「撤退する!」
〔敵ユニット離脱〕

<カブト将軍撃破>
カブト将軍「お、おのれ…奴らの力がこれ程とは…」「孤軍奮闘では支えきれぬ。本艦は本隊との合流に向かう!」
〔敵ユニット離脱〕

<敵全滅・味方援軍1&敵増援1出現>
隼人「あらかた片付いたようだな」
葉月博士「これよりステーション衛星をガンドール砲で破壊する!」「ガンドール砲の射撃位置を確保だ!」
〔味方ユニット離脱〕
〔葉月博士、ステーション衛星へ接近〕
〔忍、葉月博士へ接近〕

忍「博士、最後の仕上げはまかせるぜ」
沙羅「景気よくブッとばしておくれよ」
亮「待てっ! 殺気だ!」
雅人「ええっ?」
〔敵ユニット出現〕
忍「くっ、まだ残ってやがったか!」
ハマーン「フフ…そう来ると思ったよ」
〔ハマーン、葉月博士へ接近〕
沙羅「まさか、狙いはガンドール!?」
亮「忍! あの機体を止めるんだ!」
忍「任せろっ!」
〔忍、ハマーンへ隣接〕
ハマーン「フッ…甘いな!」
〔ハマーン、葉月博士へ接近〕
忍「は、速いっ!」
ハマーン「のろまな竜め! 墜ちろ!」
〔味方ユニット出現〕
アラン「そうはさせんっ!」
〔アラン、ハマーンへ接近〕
ハマーン「なにっ!」
アラン「ヒューマノイド・チェーンジ!」
〔アラン、変形〕
〔アラン、ハマーンへ攻撃〕

[イベント戦闘「アランvsハマーン」]
ハマーン「くっ…! こやつ…できるな!」
〔ハマーン、マップ端へ移動〕
アラン「今だ! 葉月博士!」
葉月博士「ああ! わかっている!」
〔葉月博士、MAP兵器「ガンドール砲」使用〕
〔ステーション衛星に爆発〕
〔画面、振動〕

亮「やったか…」
沙羅「ええ…ステーション衛星は完全に沈黙したわ」
雅人「うまくいったね!」
忍「よっしゃあ!」
ハマーン「チッ…やるな、連邦も…」
〔通信のコール音〕
ラカン「ハマーン様、どうしますか?」
ハマーン「ステーション衛星を破壊されてはこの宙域に価値はない」「撤退する!」
〔敵ユニット離脱〕
アラン「藤原忍、少しは上達したようだが、まだまだ甘いな」
忍「なんだと!?」
アラン「俺が鍛え直してやる。そんな事では、この地球を守れんからな」
忍「何なんだ、あんた! なぜ俺の事を知っている!」
アラン「レジスタンス基地に来い! エイジが案内してくれる」
〔味方ユニット離脱〕
忍「くそっ! ふざけやがって!」
エイジ「…………」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ホワイトベース ブリッジ
ブライト「葉月博士、よくぞご無事で」
葉月博士「君もな。苦労をかけてすまなかった」
ブライト「博士達の残した防衛計画がなければ、とっくに地球は制圧されてましたよ」「ですが状況は厳しいと言わざるを得ません…。軍務経験者も少なくなった今じゃ私が中佐をやっているような状態です」
葉月博士「そうか…我々の持ち帰った情報が役に立つといいが…」
〔扉の開閉音〕
〔歩み寄る足音〕

エイジ「失礼します」
ブライト「君がエイジだな。我々に話があるという事だが?」
葉月博士「その前に、なぜ君がグラドスのSPTを操縦しているのか皆に説明しておいた方がいいだろう」
エイジ「そうですね…」
雅人「君の乗っていた青い機体…あれ、グラドスの機体なのかい?」
エイジ「そうです。あれは『SPT-LZ-00X、レイズナー』グラドスで開発された新兵器です」
剣人「そんなもんに、なんでお前が?」
エイジ「僕は地球人の父を持つグラドス人です。父は地球とグラドスが争うのを憂い、僕にあのレイズナーを残してくれました」「僕は地球人とグラドス人の戦いを止めるために来たのです」
アイザック「グラドスか…我々の調査でも実態のわからなかった国だ」
エイジ「グラドスに関する情報はすでにイゴール長官に伝えてあります」
忍「チッ…あの親父…知ってやがったのかよ」
亮「ある程度情報がなくては、作戦は立てられないからな」
葉月博士「そういう事だ。今回の外宇宙への遠征作戦にも、エイジくんのくれた情報は活かされている」
アール博士「ともあれ、これで各勢力の情報を知る協力者が揃った事になりますな」
エイジ「あなた方に会えて光栄です。みなさんが目指す平和のための戦いに僕も協力をさせてください」
ブライト「こちらこそ、よろしく頼む」「それで、話というのは?」
エイジ「ブライト艦長、極東支部のイゴール長官から次の作戦に関する資料を預かっています」
ブライト「次の作戦? 日本の寄港するのではないのか?」
エイジ「はい。ホワイトベースはこのまま北米に向かってください」
ブライト「了解した。早速、作戦資料の検討に入る」
葉月博士「ガンドールは先に日本に戻る。外宇宙で得たデータを一刻も早く本部に届けねばならんのでな」
忍「じゃあ、俺達も懐かしの獣戦機基地に戻るんすか?」
葉月博士「いや、お前達はホワイトベースと共に行動してくれ。作戦終了後に日本で落ち合おう」「他のクルーも同じだ。これからはブライト艦長の指示に従ってくれ」
沙羅「了解!」
葉月博士「ブライト艦長、実戦部隊をお預け…いや、お返しすると言った方がいいかな? 彼らをよろしく頼む」
ブライト「わかりました」

ホワイトベース デッキ
クワトロ「私はクワトロ・バジーナ大尉だ。ホワイトベースのモビルスーツ隊の指揮を任されている」
シロー「シロー・アマダです! よろしくお願いします」
クワトロ「君達がガンドールの機動部隊か…。いや、元ホワイトベース隊と言うべきかな?」
シロー「『ホワイトベース隊』か。いいですね、その呼び方」
ミケル「なんか単純すぎませんか?」
ケーン「いいんじゃねえの。ここにいる連中は、ホワイトベースを中心に集まったんだからよ」
ライト「ホワイトベースがサイド7を出港した時が始まりだったんだよな」
光珠「そうね…最初は人も少なかったけど、今は外宇宙の人達も増えて大所帯になったよね」
クワトロ「そのようだな。報告にあった人数より多いようだ…」「次の作戦から、君達は私の隊と合流するが、部隊名は『ホワイトベース隊』としよう」「それとアマダ少尉。今後のブリーフィングでは私が君達を仕切らせてもらうが構わんかね?」
シロー「ええ、もちろんです、大尉」
クワトロ「では、新たにホワイトベース隊に加わるメンバーを紹介しよう」「まずは連邦軍の正規パイロットから引き抜かれたエマ中尉だ」
エマ「エマ・シーンです。よろしく」
クワトロ「そして、元ジオン軍パイロットのララァ少尉」
ララァ「ララァ・スンです。よろしくお願いします」
ミケル「元ジオン兵?」
クワトロ「ギレンの率いるジオン軍とドルチェノフの率いるギガノスは、星間連合のグラドスと手を組んだ」「それに不満に感じる兵も多い。彼女もその一人というわけだ」
アムロ「…………」(クワトロ大尉…シャアじゃないのか…?)(それに、あの子…ララァと言ったな…)
エレドア「信用できるのか?」
ララァ「私は大尉のために戦っています。ザビ家への忠誠はありません…。信じてください」
エマ「外宇宙の侵攻が公表されてから、地球圏は混乱しているのが実情よ。連邦軍の中にも寝返る人がいるわ…」
カイ「そういや、シャピロ教官の事もあったな」
スレッガー「ま、人は理念だけで戦うわけじゃない。結局、人それぞれって事よ」
クワトロ「私も今の連邦政府を全面的に肯定しているわけではない」「私がここにいるのは、母なる地球を守るため…それだけだ」
シロー「なんとなく、わかりますよ」
カレン「隊長…」
シロー「俺達だって連邦のためだけに戦ってるわけじゃないだろ?」
カレン「それは、まあ…」
シロー「同じ飯を食って時間がたてばお互いを理解し合えるさ」
カレン「はあ…」
クワトロ「では、紹介を続けよう」「カミーユ! ちょっと、来てくれ」
カミーユ「あ、はい!」
〔金属板の上を走り寄る足音〕
カミーユ「Zガンダムのパイロット、カミーユ・ビダンです」
クワトロ「彼は民間からスカウトしたパイロットだ」「彼のコロニーが攻撃を受けた際、連邦の試作モビルスーツを動かし、敵機を撃破した」「軍にもその才能を認められ、今に至っている」
カミーユ「クワトロ大尉とブライト艦長の推薦あっての事ですけどね」「ホワイトベースは風変わりなメンバーの寄り合い所帯ですし…」
ファ「カミーユ! ちょっと、それ失礼よ!」
カミーユ「事実だろ? 俺はそれが悪いなんて思っちゃいない。だからここにいるんだ」
ファ「…………」
シロー「ハッハッハ! ハッキリ物を言える事も大事だよ」「ところで…君は?」
ファ「あの…ファ・ユイリィです…」「カミーユとは幼馴染で、コロニーが攻撃を受けたので避難してきて…そのまま…」
シロー「じゃあ、君も民間人か…」
ファ「ええ…今は艦内の雑用をしています」
ミケル「…だってさ、カミーユ」「憎いね、このっ!」
カミーユ「な、なんだよ! いきなり!」
シロー「ハハ! とにかく、みんな仲良くやってくれよ」
カレン「あれじゃまるでスクールの引率だね…」
サンダース「まあ、いいじゃないか。あれが、うちの隊長のいい所なんだ」

ホワイトベース 食堂
ケーン「次の目的地は北米か…。とりあえず、ジャブローか日本に戻ると思ってたけどな…」
アムロ「ジャブローが陥落した事で、北米のレジスタンスが窮地に立たされているらしいんです…」
クリス「レジスタンスと合流してから日本に戻れって事ね」
カイ「…にしてもよ。俺達が地球から離れている間に随分、荒らされてるみたいだな…」
フェアリ「どうやら地球の状況は、スリーJあん達の言っていた通りみたいですね」
光珠「星間連合軍、異次元同盟、それに地球連邦軍が3つどもえで戦ってるって話だったよね?」
ケーン「ジオンやギガノスも残ってやがる…。星間連合と手を組んだって話じゃねえか」
號「お前ら、忘れちゃいねえか? 恐竜野郎どもはどうなったんだ!」
翔「恐竜帝国、それに機械獣軍団も最近は姿を隠しているらしい」「外宇宙勢力と連邦との戦いを横目に、どっかで戦力を整えているいるに違いない…」
號「チッ…いけすかねえぜ…」
剴「とにかく今は、外宇宙勢力をなんとかしないとな」
ライト「その星間連合軍と異次元同盟だが、攻撃の焦点をアメリカ大陸にしぼっているらしい」
クリス「なぜかしら…ジャブロー以上に特別な戦略価値があるとは思えないわ…」
バーニィ「地上侵略のための橋頭保を固めてるんじゃないか?」
クリス「それもあるでしょうけど、両軍が注目しているってのが妙だわ」
バーニィ「確かに…」
ワッ太「何かお宝でも埋まってるんじゃない?」
タップ「ははは、社長だなんて言ってもやっぱ子供だよな、ワッ太。いくら何でも、そりゃねえぜ」
フェアリ「…………」

ホワイトベース 個室
フェアリ「…………」
光珠「フェアリさん、どうしたの?」
フェアリ「ええ…さっきの話、ちょっと気になっていて…」
光珠「外宇宙の勢力がアメリカ大陸に戦力を集中してるって話?」
フェアリ「そうです…。星間連合と異次元同盟の目的が同じだとしたら…」「もしかしたら、アメリカ大陸のどこかに『XENON』があるのかもしれない…」
光珠「ええっ!?」
フェアリ「以前お話しした通り、『XENON』は非常に希少な物質ですから、各勢力がそれに群がっても不思議ではありません」「あの力を手に入れて完全に制御する事ができれば、宇宙の勢力図は一変するはずです」
光珠「『XENON』の力か…」「戦いの連続で忘れてたけど、ヘルルーガは『XENON』自体はすでに手に入れてるんだったわよね…」
フェアリ「そうです…」「もし『XENON』の謎が完全に解明されてしまったら、彼の野望は実現するかもしれません…」「それだけは、なんとしても止めなくては…!」
光珠「うん、そうだね!」「頑張ろうね、フェアリさん!」
フェアリ「はい、光珠様」

ホワイトベース 通路
アムロ「あ…あの…ララァ少尉…」
ララァ「アムロ、どうしたの?」
アムロ「その…なんて言ったらいいか…」「ララァ…君とは…始めて会った気がしないんだ」
ララァ「あの時、私には見えたわ。私達とあなたは、いずれこうなるって事が…」
アムロ「私達…? じゃあ、やっぱりクワトロ大尉は…」
ララァ「あなたにはもうわかっているはずよ? 自分の直感を信じなさい」
アムロ「僕にはまだ、あの人とうまくやっていけるか自信はない…」「でも、君が無事で良かった」
ララァ「フフ…」

ホワイトベース 通路
クリス「バーニィ、どうするの? これからはジオン軍とも戦う事になるわよ?」
バーニィ「さっきのクワトロ大尉の話を聞いて俺も決心がついたよ」「今のジオンは、俺の知ってるジオンじゃない…。星間連合と手を組むなんて…」「それに、外宇宙を旅してわかったんだ」「今は連邦だジオンだとこだわってる時じゃないってね」
クリス「そうね…ザールもムゲも占領した星の生命体を改造して兵器として利用してるって聞いたわ」
バーニィ「ああ…そんな奴らに地球を渡すわけにはいかない」「俺はアルみたいな子の未来を守るために戦いたいんだ!」
クリス「私も同じ気持ちよ。一緒にがんばりましょ?」
バーニィ「さ、行こう! みんなが待っている」
クリス「ええ!」

ホワイトベース 個室
セイラ「…………」
〔扉の開閉音〕
〔歩み寄る足音〕

クワトロ「セイラ・マス准尉。上官を自室に呼び出すとは、よほどの用事なのだな?」
セイラ「兄さん…あなたは何を考えているの?」「シャア・アズナブルの次は、連邦軍のクワトロ大尉だなんて…」
クワトロ「そう、いじめんでくれ…アルテイシア」「ザビ家は許せぬとわかったのだ…。私は父の仇を討つ!」
セイラ「それだけではないでしょう、兄さん!」
クワトロ「私は母なる地球を守る事を第一に考えているつもりだ」「それを阻むものは潰さねばならん」
セイラ「ホワイトベース隊を利用して、外宇宙の勢力を倒すつもりだろうけど…その後はどうするの?」
クワトロ「人類の生活圏は宇宙に広がり、すでに人の革新は始まっている…」「私はニュータイプがニュータイプとして生まれ出る道をつくりたい」
セイラ「ニュータイプ一人の独善的な世づくりはいけないわ!」
クワトロ「私はそんなにうぬぼれてはいないよ」「ララァが私を導いてくれる」
セイラ「…………」
クワトロ「アルテイシア…私が名を変え、素顔を隠している意味がわかるか?」「私はお前の知っているキャスバルではない。過去を捨てた男だなのだ…」
セイラ「兄さん…私は…」
クワトロ「この戦いが終わるまでは、お前に軍を抜けろとは言わん…」「だが、外宇宙の勢力を倒した後は戦いを忘れ、幸せをつかんでほしい…」
〔足音〕
セイラ「ああ、待って! 兄さん!」
クワトロ「くどいぞ、セイラ准尉! 私はクワトロ・バジーナ大尉だと言っている!」「失礼する!」
〔歩き去る足音〕
〔扉の開閉音〕

セイラ「うう…兄さん…」
【シナリオエンドデモ終了】


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