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No.1
熱闘!戦士の休息

【シナリオデモ開始】
ガリア大陸西部

  キング・ビアル ブリッジ~
兵左衛門「別荘に招待?」
レイヴン「サンドマンからの伝言です。ジブラルタル基地へ向かう途中にカレア所有している別荘地があります」「そこへZEUTHの皆さんをご招待するとの事です」
花江「豪勢だねえ。さすがは謎の大富豪さんだよ」
レイヴン「実はメイド達の慰安旅行も兼ねていまして、既にアースガルツのメンバーも別荘へ向かっております」
兵左衛門「デュランダル議長との会談までまだ日はある。たまには息抜きもいいだろう」
一太郎「グラディス艦長とブライト艦長も問題無いとの事です」
源五郎「では、レイヴン。今回はそちらのご厚意に甘えさせていただく」
レイヴン「承知致しました。サンドマンも喜ぶでしょう」「私は日本で職務がございますので、現地でのご案内はテセラ達が担当致します」
梅江「ありゃぁ…せっかくの慰安旅行なのにれいぶんさんはお留守番かね?」
レイヴン「……………………………………………」「ええ…」
一太郎(本当はすごく行きたかったんですね…)

エイジ「なあ…」
斗牙「どうかした、エイジ?」
エイジ「サンドマンの指定した別荘地ってのはここだよな」
エィナ「はい、間違いございません」
甲児「ここ…ガリア大陸の西の方だよな」
さやか「私達の世界で言えば、アフリカの北…サハラ砂漠の辺りよね」
エイジ「これのどこがアフリカだよ! どう見ても日本の観光地じゃねえかよ!」
闘志也「ブレイク・ザ・ワールドで日本の温泉が跳ばされてきたのか…?」
ジュリィ「いや…。この景観…。山や川も含めて全て人の手によるものらしい」
セツコ「じゃあ…!?」
エイジ「この温泉はサンドマンが造ったって事かよ…!」
サンドマン「気に入っていただけたようだな」
リィル「おじさ…」「ま…」
サンドマン「ようこそ、愚裸美温泉へ」
風見「グラヴィオン温泉…!?」
サンドマン「いいえ、愚裸美温泉です」
セツコ(わざわざ言い直した…! こだわりのネーミング…!?)
サンドマン「そう…。ここは地上に降りた楽園です」

  ~愚裸美温泉 遊技場~
鉄也「…しかし、大富豪だとは聞いていたが、サンドマンには驚かされたな」
ジュン「まさか、別荘地を丸ごと日本風にしていたなんて」
ジュリィ「やはり、金持ちは無敵だな」
シン「だからって、こんな金のかけ方があるかよ…」
セツコ「気にしちゃ駄目、シン君。これがサンドマンさんの言う美学なのよ、きっと」
ベルトーチカ「謎の大富豪…。その素顔はあまりにエクセントリックだわ」
ルナマリア「ま…あの人のセンスはおいといて、せっかくだから戦士の休息を楽しもうよ」
カミーユ「そうだな。少しだけ気分転換をさせてもらおう」
キラケン「飯もたらふく食ったし、源五郎キャプテン達も一杯引っ掛けていい具合に酔っ払っちょる」
ミナコ「温泉で珠のお肌に磨きもかけたし、もうサイコー!」
グエン「ヤーパンの温泉なるものの話は聞いていたが、これ程の癒しが得られるとは思わなかったよ」
ロラン「いいものですね。みんなで一緒に大きなお風呂に入るというのも」
カミーユ「次は何するんだろうな…? こんな所に全員集合させて」
エイジ「温泉って言えば、カラオケだろ? 俺が自慢の歌声を聞かせてやるぜ」
シン「エイジの歌か。その声じゃ、期待出来そうにないな」
エイジ「言ったな、この野郎! 聞いて驚くんじゃねえぞ」
琉菜「ねえ、斗牙。あたしとデュエットしよ!」
斗牙「ところでカラオケって何?」
シン「どこまで世間知らずなんだよ、お前って…」
ルナマリア「じゃあ、カラオケ大会ね。あたしも張り切っちゃうわよ」
メイリン「お姉ちゃんって勝負事が好きなのよね…」
テセラ「お待ちを…!」
勝平「メイドの姉ちゃん達!」
マリニア「戦士たるもの休息といえど、戦う事を忘れてはならない。…サンドマン様の御言葉です」
チュイル「ぱよっ! というわけで、ここからはお楽しみデュエルの始まりです!」
宇宙太「お楽しみデュエルって…」
恵子「凄い矛盾しているような…」
トリア「さて、みんな! 目の前にあるコレは何かな!?」
斗牙「この緑のテーブルの事?」
エイジ「って事は…」
テセラ「紳士淑女の諸君! これより卓球トーナメント…サンドマン杯を開催いたします!」

〔ピンポン玉の跳ねる音〕
源五郎「…それで卓球大会が始まったと?」
一太郎「そうなんです。抽選で決まった男女ペアによるトーナメント戦です」「優勝ペアが主催者であるサンドマンチームと対戦して、それに勝利すると豪華な賞品が待ってるとの事です」
源五郎「サンドマンが用意する商品か…。それは期待出来そうだな」
一太郎「既に一回戦が終了して、準々決勝に進む8チームが決まっています」
恵子「私と宇宙太のペアはもう負けちゃいましたけどね」
源五郎「一太郎…お前はどうだったんだ?」
一太郎「…ストレートで負けました」
ミヅキ「聞いてくださいよ、キャプテン。一太郎君ったら、せっかく私と組んだのにつまらないミスばっかりだったんですよ」
一太郎「だ、だって、それは! ミヅキさんが湯上りで、色々と目のやり場に困って…」
ミヅキ「色々って?」
一太郎「そんなの言えるわけないじゃないですか!」
源五郎「情けないぞ、一太郎! そんな事でキング・ビアルの砲手が…いや、網元の息子が務まるか!!」「男なら押せ! 押しまくれ! 押しの一手を忘れるな!」
一太郎「は、はいっ!!」
ミヅキ「…キャプテン、相当お酒を召されてるようですね…」
カミーユ「残念でしたね、セツコさん。俺達、いい所まで行ったんですが…」
セツコ「ごめんねぇ、カミーユ君。あそこでぇ私のサーブが決まってればぁ、もしかしたら勝てたかも知れないのにぃ」
カミーユ「いや…大健闘だったと思います。あそこは相手チームのアムロさんの読み勝ちですよ」
セツコ「見える…! だものねぇ…」「はぁ~…やっぱり、エースパイロットってこういう遊びでも強いのねぇ」
レーベン「セツコさん…顔が赤いですよ」
セツコ「私ももう20歳ですからぁ、少しだけビールを飲んでみたんですよぉ、あはは…」(味はよくわかりませんが、冷えたビールって楽しいんですね、チーフ…)
セシル「ごめんなさい、鉄也様…。パートナーなのに私…全然お役に立てなくて」
鉄也「気にするな、セシル。素直に相手の強さを認めるしかないさ」「だけど、身体を動かすのは大事だぞ。トレーニングは積んでおけよ」
セシル「はい。お掃除やお洗濯を頑張ります」
甲児「優しいなぁ、鉄也さん! いつもの鬼コーチはどこ行ったんだよ!」
鉄也「フ…甲児君こそ、リィルの分まで大奮闘だったな」
リィル「ありがとうございました、甲児さん。私…とっても楽しかったです」
甲児「へへ…負けちまったのは残念だったけど、いい汗かいたぜ!」
テセラ「向こうは、いい雰囲気ね」
チュイル「うん! セシルもリィル様もいい笑顔! 甲児様も鉄也様もステキね!」
マリニア「それに比べて…」
ボス「何よ! 何なのよ、メイドちゃん達!」
ムチャ「そんなに俺達がパートナーだったのが不満なのかよ!」
ヌケ「ひ、ひどい…! 差別だ!!」
キエル「意外でしたわ…。クワトロ大尉もこういった遊びに参加されるとは」
クワトロ「私とて戦場以外の生活もあるよ。…もっともモビルスーツの操縦のようにはいかないものだったがな」
ロラン「お嬢様のお相手を務めていただきありがとうございました、大尉」
ミナコ「もうロラン! キエルの事を心配するより、あたしとのペアを頑張んなさいよね!」
ロラン「す、すいません、ミナコさん! 僕…こういう遊びは初めてで…」
キエル(ふふ…ロラン・セアックはお嬢さんに振り回される星の下に生まれたのかも知れない)
斗牙「残念だったね、メイリン。ルナマリアに負けちゃって」
メイリン「仕方ないよ。お姉ちゃんはスポーツも得意だもん」「でも、斗牙は悔しくないの? エイジに負けちゃったのに」
斗牙「悔しいって…どうして?」
メイリン(エイジ…せっかく斗牙に勝てたのにこんなんじゃ張り合いないね)(あ~あ…斗牙って声は素敵なのにやっぱり、ちょっと変…)
斗牙「エィナも随分と疲れてるみたいだけど大丈夫?」
エィナ「身体はそうでもないんですが、頭の中はもうショート寸前です」
ジュリィ「残念だよ、エィナ。俺のスポーツ理論を君が完全に実践出来れば、優勝は確実だったのにな」
エィナ「ジュリィ様のおっしゃる事はエィナには難し過ぎます!」
キラケン「…いいのぉ…。斗牙もジュリィも華やかなパートナーで…」
花江「何だい、キラケン! あたしがペアのお相手だったのに不満があるのかい!」「パワーだけだったら、全チームでナンバーワンだったんだよ」
ジュリィ「おかげで全打球が場外ホームラン…。それじゃ勝てませんよ」
風見「まったくだ。だが、ワシの場合は花江さんのパワーが羨ましいよ」
理恵「お疲れ様でした、博士。私…博士とチームが組めて楽しかったですよ」
風見「ワシの方は体中がガタガタ言ってるよ。もう一度、温泉に入ってくるとしよう」
理恵「ふふ…その後で肩をおもみしますわ」
サンドマン「諸君…! せっかく休息の最中に無粋であるが、緊急事態が発生した!」
琉菜「どうしたの、サンドマン!?」
サンドマン「この付近にゼラバイアが出現した。おそらく周辺の火山のマグマの中に潜んでいたらしい」
タリア「わかりました。すぐに我々は迎撃に向かいます」
アーサー「で、でも、艦長! 全員が休息中であったため、出撃編成が組めていません!」
サンドマン「…テセラ、サンドマン杯の状況は?」
テセラ「現在、一回戦を終了し、準々決勝に進む8チームが決まっています」
サンドマン「ならば、そのチームで出撃するんだ」
アーサー「えーっ!?」
サンドマン「一回戦を突破したチームです。連携は問題ないでしょう」
ブライト「よし…! 既に敗退したメンバーはそのサポートに回るぞ!」
サンドマン「では僭越ながら、本日は私が指揮を執らせていただく…!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「熱闘!戦士の休息」


【戦闘マップ開始】
〔味方戦艦出現〕
サンドマン「ZEUTHの諸君、出撃せよ!」
〈出撃準備〉
チュイル「ZEUTHの皆様、頑張ってください!」
アーニャ「あたし達、戦う事は出来ないけれど…」
ブリギッタ「精一杯応援するからね!」
甲児「これで負けたら、男が廃るって奴だな」
マリア「頑張ろうね、甲児!」
闘志也「ちょっと待った! 今日のマリアちゃんは俺のパートナーだぜ!」
ソシエ「行くわよ、カツ! 戦闘でも活躍して、その勢いで卓球も優勝するんだから!」
カツ(ロランも大変だな…。こんな気の強いお嬢さんのお相手をずっと務めてきたなんて…)
斗牙「ルナマリア、こちらのサポートを頼む」
エイジ「待てよ、斗牙。ルナマリアは俺のパートナーだ」「ゴッドグラヴィオンのパイロットのお前でも余計な口出しは無用だぜ」
ルナマリア「了解、エイジ! 頑張ろうね!」
斗牙「………」
メイリン(あ…ちょっと悔しがってる)
琉菜「あ~あ…残念。あたしとブライト艦長組が勝ってれば、アーガマで指揮官がやれたのに」
シン「いくら何でもそこまでやるかよ…」
アスラン「いつもと勝手が違うかも知れないが、集中しろよ、シン」
シン「そんなに心配なら、俺達のフォローを頼みますよ。そっちは一回戦で敗退したんですから」
アスラン「ぬ…」
タリア「ごめんなさいね、アスラン。私とペアを組んだおかげでシンにいい様に言われて」
アスラン「い、いえ…気にしていませんから」
兵左衛門「これもいい経験になる。さて…どう戦うかな…?」
サンドマン「諸君、ゼラバイアの中核はあの新型と思われる」
〔カーソル、マグガルドを指定〕
サンドマン「この美しき愚裸美温泉を邪悪に渡してはならない…!」「ZEUTHの戦士達よ、楽園を守るために美しく舞え!」
<戦闘開始>

<アムロorエマが戦闘>
エマ「卓球のコンビネーションを戦闘に応用するなんて、常人では思いつかない発想ですね」
アムロ「だが、理にかなっている。さすがはサンドマンと言うべきだな」「それに各機の動きもいい。休息の効果だろう」
エマ「全て彼の計算の内なのですね。底の知れない人物です」
アムロ「その彼に挑戦するためにも是非ともトーナメントは優勝したいな」
ベルトーチカ「あ~あ…。私がアムロと組めてたら、絶対に勝たせてあげるのに…」
アストナージ「…悪かったな。奮い立たせ甲斐のない男がパートナーで」

<カツorソシエが戦闘>
ソシエ「グズグズしてないの、カツ! ちゃんと連携をやってよ!」
カツ「僕は君の使用人じゃないんだ…! そんな頭ごなしの命令なんて聞けないよ!」
ソシエ「何言ってんのよ! 一回戦だって、あたしの活躍で勝利したんじゃない!」
カツ「今は卓球の話をしてる場合じゃないよ!」
ソシエ「でも、ここでフォーメーションを鍛えておけば、次も勝てるじゃない。あたしの言う事、間違ってる?」
カツ「い、いや…」
ソシエ「だったら、あたしの言う通りに動いてよ。カツなら、きっと出来るから」
カツ「う、うん…」(あの笑顔…あれがロランにとっても最高のご褒美なのかな…)

<レコアorシンが戦闘>
レコア「頑張りましょうね、シン。頼りにしてるわよ」
シン「そう言われても、俺…卓球なんてやったの初めてで…」
レコア「そうじゃないわ。戦闘の方よ」
シン「は、はい…! 俺…ちょっとたるんでました!」
レコア「どうしたの? 様子がおかしいけど、温泉にのぼせたとか…?」
シン「大丈夫です! 俺、ちゃんとやりますから!」
レコア「ふふ…お願いね、シン」
シン(普段あんまり一緒にいないから、何かレコアさんと話すと緊張するんだよな…)(でも、やっぱり大人っぽいなぁ…。クワトロ大尉と恋人同士って噂、本当なのかな…)

<メシェーorレイが戦闘>
メシェー「頑張ろうね、レイ! 戦闘も卓球も!!」
レイ「両者は別物だ。戦闘とレクリエーションを同列に考える事は出来ない」
メシェー「そりゃそうだけど…」
レイ「だが、やるからにはそのどちらも勝利しなければならん。協力してもらうぞ、メシェー」
メシェー(冗談なの…!? 本気なの…!? 突っ込みづらい…!)

<ルナマリアor斗牙が戦闘>
斗牙「仕掛けるぞ、ルナマリア。サポートを頼む」
エイジ「待てよ、斗牙! さっきも言ったが、今日は俺が仕切らせてもらうぜ」
斗牙「しかし…」
エイジ「しかしもカカシもねえんだよ。ルナマリアは俺のパートナーでお前は俺達に負けたんだ」
斗牙「…僕は…負けた…。負けたから…エイジの言う事を聞かなければならないのか…」
ルナマリア「ちょ、ちょっと斗牙…! そこまで深く考えなくてもいいから!」
エイジ「いいんだよ! こいつもたまには敗北の味ってのを知るべきだからな!」
琉菜(あ~あ…調子に乗っちゃって…)
ミヅキ(せいぜい頑張りなさい、エイジ。もし、あなたが優勝したら、そこに待ってるのは地獄だから…)
エイジ「ははははは! 今日の俺は絶好調だ! 行くぜ、ルナマリア!!」
ルナマリア「了解! 卓球も戦闘も負けないんだから!」

<さやかorレーベンが戦闘>
さやか「よろしくお願いします、レーベン大尉。ゼラバイアを倒して、卓球も優勝しましょうね」
レーベン「は、はい! 全身全霊を懸けて戦う事をエーデル准将に誓います!」
さやか「そんなに緊張しないでくださいよ。戦闘中にそんなんじゃ危険です」
レーベン「も、申し訳ありません! ですが、自分…女性と二人っきりだとどうにも不安定になってしまい…」
さやか「もう…これじゃゼラバイアより、私の方が敵みたいじゃない!」

<ジュンor勝平が戦闘>
勝平「へ…ゼラバイアが何だってんだ! とっととやっつけちまおうぜ、ジュン姉ちゃん!」
ジュン「駄目よ、勝平。無闇に突っ込んだら、敵の思う壺よ」「前から言いたかったけど、あなたの戦いは勢い任せ過ぎるわ」
勝平「そ、それは…その…」
宇宙太(いいぞ、ジュンさん…! もっと言ってやってくれ!)
恵子(さすがの勝平もジュンさんの迫力には押されてる)
ジュン「言い訳しては駄目よ。ちゃんと自分の欠点を見つめないと立派な戦士になれないんだから」
勝平「は、はい! わかりました!」
恵子(ふふ…やっぱり、ジュンさんって鉄也さんのパートナーなのね)

<マリアor闘志也が戦闘>
闘志也「頼むぜ、マリアちゃん! 景気よく勝利して、卓球の方も優勝だ!」
マリア「任せといて! 絶対にさやかさんと当たるまで負けないんだから!」
ジュリィ「ふ…マリアちゃんとさやかさんの女の意地の激突か。こいつは見ものになりそうだ」
キラケン「羨ましいのぉ、甲児はモテモテで」
闘志也「同感だぜ。そういうぜいたくな悩みを味わいたいもんだ」
ジュリィ(いいのかい、闘志也? そんな事言ってると、お前も面倒事に巻き込まれるぜ)

<敵全滅・勝利条件達成>
サンドマン「勝利…。それは何よりも美しい」
闘志也「ふう…いい汗かいたぜ」
ルナマリア「じゃあ、温泉に入り直して…」
エイジ「その後は卓球勝負だ! 首を洗って待ってろよ、サンドマン!」
サンドマン「フ…」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

  ~愚裸美温泉 遊技場~
〔ピンポン玉の跳ねる音〕
エイジ「よっしゃっ!!」
トリア「ゲームセット! 決勝戦はエイジ・ルナマリア組の勝利!」
ルナマリア「やったぁ! ザフト・レッドの面目躍如!」
メイリン「お姉ちゃん…アカデミーでは卓球はカリキュラムに無かったよ…」
テセラ「おめでとうございます、エイジ様、ルナマリア様」
マリニア「優勝者としてお二人にはサンドマン様チームへの挑戦権が与えられます」
エイジ「へへ…ついにサンドマンをギャフンと言わせる時が来たぜ!」
琉菜「でも、サンドマンのパートナーって誰なのかな…?」
サンドマン「おめでとう、エイジ、ルナマリア君。まずは君達の勝利を祝福しよう」
ルナマリア(出たわね、ラスボス…!)
エイジ「さあ来いよ、サンドマン。俺の本気を見せてやるぜ」
サンドマン「フ…では、私のパートナーを紹介しよう」
梅江「お手柔らかに頼みますよ、エイジ君、ルナマリアちゃん」
勝平「ば、ばあちゃん!!」
兵左衛門「何と! サンドマンのパートナーはばあさんか!」
ルナマリア「おばあちゃん……卓球やった事あるの?」
梅江「ラッキョウは好きだけど卓球はよくわからないねえ」
サンドマン「ご安心を、梅江さん。若者二人の相手は、この私にお任せください」
梅江「頼もしいねえ。やっぱりハンサムは言う事が違うよ」
エイジ「ふざけんな…! 俺達二人を一人で相手するってのかよ!」
サンドマン「フ…慢心し、己の力量もわきまえぬ若者に天高くそびえる現実という壁を教えるのも大人の役目…」「君達の相手はこれで務めよう!」
〔画面、「スリッパ」を表示〕
シン「スリッパ!?」
セツコ「え…え…!? それをラケット代わりに!?」
サンドマン「フ…」
テセラ「ステキ…」
チュイル「ぱよっ! さっすがサンドマン様!」
セツコ「そういうものなの!」
エイジ「なめやがって…! 吠え面かくなよ、サンドマン! 行くぞ、ルナマリア!!」
ルナマリア「う、うん…!」
サンドマン「美しく散りたまえ、若者よ」

セツコ(それからの事は、まさに悪夢でした)(あの場にいた人間全てが容赦のないサンドマン氏の戦いぶりに恐怖したでしょう…)
〔空を切る音〕
サンドマン「まずは消えるサーブ!!」
エイジ「うおあっつ!!」
サンドマン「ハハハ! 次は消えるスマッシュ!」
ルナマリア「きゃあっ!」
サンドマン「ハハハハハ、どうだ! 次はハエも停まる遅~いサーブ!」
エイジ「く、くそぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
サンドマン「ハハハハハハハハハハハハ! ハハハハハハハハハハハハハハハ!」

日本 サンジェルマン城

  ~サンジェルマン城 司令室~
レイヴン「お帰りなさい、サンドマン」
サンドマン「留守をありがとう、レイヴン。ZEUTHはジブラルタル基地へと向かったよ」
レイヴウン「その顔…リフレッシュされたようですね」
サンドマン「おかげで決心がついた。私の過去の罪を彼らに告白する事の…」
レイヴン「サンドマン…」
サンドマン「これは土産だ。受け取ってくれ、レイヴン」
レイヴン「これは…全世界の温泉で使用可能なVIPフリーパス!」
サンドマン「本来ならサンドマン杯の賞品だったのだが、結局、私の手元に残る事になったからな」
レイヴン「サンドマン…」
サンドマン「レイヴン…いつの日か、その仮面を外し、私と温泉へ行こう」
レイヴン「はい…」
【シナリオエンドデモ終了】

【バザー】

どこでも変わらぬ品揃え。必要な品を確実供給。

【概要】
 ジブラルタル基地へ向かう一行はサンドマンから別荘へ招待される。
彼の美学溢れる温泉で束の間の休息を楽しんだ一行は、現れたゼラバイ
アを打ち破るのであった。


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