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No.0
プロローグ

【シナリオデモ開始】
  ~ウルグスク メダイユ公邸宅~
ゲイナー「ありがとうございました、メダイユ公。お借りしていたオーバーマンをお返しします」
メダイユ「ご苦労だったな、ゲイナー・サンガ。エクソダスの件については私からは何とも言えんが…」「我がオーバーマンを使い、世界を救った事は賞賛しよう」
ゲイナー「僕はただ…仲間達と一緒に必死にやってきただけです」
メダイユ「謙遜する事はなかろう。君達やアデット・キスラーにはアナを守ってくれた事も感謝している」
サラ「あの…どうしてそこでアデット先生の名前が出るんですか?」
アナ「お気になさらないでください。こちらの話ですから」
ゲイナー「それで…メダイユ公、キング…じゃなくて、あのオーバーマンはどうされるおつもりでしょうか?」
メダイユ「うむ…。本当ならば世界の救世主として市民にも見せてやりたいのだが…」「あれは先祖より、人目に触れさせてはならんと言われている」
サラ「あのオーバーマンはずっと昔からウルグスクにあったんですか?」
メダイユ「私も詳しくは知らないが、あれは私の遠い祖先がヤーパンの地で手に入れたものだそうだ」「だが、大変動の際に手元から一度失われたらしい」
ベロー「大変動…いわゆる黒歴史ですね」
メダイユ「その後に四方八方手を尽くし、再び手元に戻す事が出来たそうだが、その頃より門外不出となったのだ」
ゲイナー「す、すいません…! そんな事情があったのに勝手に持ち出してしまって…」
メダイユ「構わんよ。世界は多元世界として生まれ変わったのだ。因習から脱する事も必要だろう」「私としても、せっかくのコレクションが動くところは一度ぐらいは見たかったしな」
ゲイナー「そう言っていただけると少し気が楽になります」
〔ドアノブを回す音〕
ガウリ「失礼します、メダイユ公! 緊急事態が発生しました!」
メダイユ「何事だ!?」
アデット「キングゲイナーが勝手に動き出してドームの外に飛んでったんだ!」
メダイユ「何だと!?」
サラ「どういう事なの、ゲイナー…!?」
ゲイナー「僕にもわからない…!」「だけど、放っておくわけにはいかない! 行こう、みんな!」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

〔敵ユニット出現済み〕
〔味方ユニット出現〕
〔キングゲイナー、迷走〕

ベロー「キングゲイナーは何してんだ…?」
アデット「何かを探しているようだけど…」
サラ「とにかく止めなくちゃ! 逃がしちゃったら、メダイユ公が悲しむよ!」
ガウリ「我々でキングゲイナーを押さえる! その間にゲイナーはコックピットに乗り移れ!」
ゲイナー「はい! お願いします!」
〔サラ&ガウリ&ベロー&アデット、キングゲイナーへ隣接〕
〔衝撃音〕

アデット「こいつ! 暴れるんじゃないよ!」
ベロー「急げ、ゲイナー!」
サラ「あなたがキングゲイナーを止めて!」
ゲイナー「やってみる!」
〔カーソル、サラからキングゲイナーへ移動〕
ゲイナー「止まれ、キングゲイナー! 止まるんだ!!」
〔キングゲイナー、着地〕
〔システムダウンの音〕

ガウリ「止まったか…」
ベロー「ふう…一時はどうなる事かと思ったぜ」
アデット「安心するのは、まだ早いよ。原因がわからなきゃ、また暴走するかも知れないんだ」
ゲイナー「キングゲイナー…お前に何が起きたんだ?」
サラ「ゲイナー…」
ゲイナー「誰かが…お前を呼んでいた…のか…?」
〔通信の開く音〕
シンシア「聞こえる、ゲイナー! 世界中が大変な事になってるよ!」
ゲイナー「大変な事…!?」
サラ「何が起きたの、シンシア!?」
シンシア「とにかく戻ってよ! UNは全部のチャンネルで大騒ぎになってる!」
ゲイナー「いったい何が起きたんだ…」「まさか…キングゲイナーの暴走もそれに関係するのか…」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

  ~UNパブリックサイト 中継~
ニュースキャスター「…本サイトをご覧の皆様へ。現場より中継でお送りします」「世界各地で同時に発生した無人機による無差別攻撃は現在は沈黙の状態にあります」「被害にあった場所は都市部から小規模の集落まで様々で、攻撃の時間はごく短いものでしたが…」「大戦の記憶をよみがえらせる一連の事件は市民の生活に大きな影響を与える事が予想されます」「なお、事件の首謀者や目的は不明であり、後退した無人機群の行方も依然としてつかめていない模様です」「犯行声明なども発表されておらず、状況の説明を求める市民達の間では混乱が続いております」「この事態に対して、新地球連邦政府とプラントを中心とした各国家は先程、共同で声明を発表しました」「その様子をご覧ください」
〔周波数を合わせる音〕

フィッツジェラルド「多元世界に生きる全ての皆様へ。私は新地球連邦大統領のウィリアム・ウォーレス・フィッツジェラルドです」「多元世界を構成する各国家の参加による国際機関の設立が進む中…」「それらの国家の代表として、この声明を発表させていただきます」「全世界で同時に発生した目的不明のテロ行為については現在調査中であります」「その組織や目的については不明でありますが、皆様におかれましては、理性的な対応をお願いする次第であります」「ご存知の通り、時空修復の成功により、この多元世界は安定を取り戻しました」「しかし、先日までの戦いを見ての通り、この機に乗じて自己の利益を求める人間が現れる事は十分に考えられます」「不安や混乱から理性や判断を放棄する事はそれらに付け入る隙を与えるだけです」「どうか皆様におかれましては、過去の悲劇を繰り返さないためにも政府の発表を落ち着いてお待ちください」「調査により状況が判明次第、UNを通じて、皆様のお手元にも情報をお届けいたします」「全ての国家が協力し、事態の解決に当たる事を私は各国家を代表して、皆様にお約束します」

  ~ウルグスク メダイユ公邸宅~
サラ「ひどい…街が滅茶苦茶にされてる」
ベロー「何だよ、ありゃ! 俺達が戦った色々な組織の期待が街を襲ったってのかよ!」
ガウリ「その全てが無人機だと聞く。いったい誰が、そんなものを用意したと言うのだ…」
シンシア「でも、おかしくない? この前まで世界全体で戦いをやってたんだよ」「どこの誰だか知らないけど、世界征服とかしたいんなら、その時に動いてたんじゃないの?」
サラ「確かに…」
アデット「それに、あの戦いの裏側であれだけの戦力を用意するのってのはどう考えても無理だよ」
ゲイナー(謎の敵…。まさか、キングゲイナーを呼んでいたのはあいつらなのか…)
〔通信のコール音〕
メダイユ「ゲイナー君、君宛に通信が入っている」
アナ「モニターに回します」
ゲイナー「ありがとうございます」
〔モニターの開く音〕
甲児「久しぶりだな、ゲイナー。ヤーパンの天井にいなかったんで、こっちに連絡を入れてみたんだ」
ゲイナー「甲児さん! ヤーパンは大丈夫だったんですか!?」
甲児「幸い日本は奴らの攻撃がなかったんだ。そっちこそ無事でよかったぜ」「だが、状況はお前も知っての通りだ。全世界が大混乱に陥ってる」「おかげで大介さんやマリン達も出発を延期したんだ」
ゲイナー「出発を延期って…もしかして…」
甲児「ああ…! せっかく守った世界を誰だか知らねえが、好きにはさせねえ」「政府の方でも、国を越えて事態の調査と敵を追うための独立部隊を作るんだそうだ」
サラ「それに甲児さんや大介さん達も参加するんですね」
甲児「俺達だけじゃねえ。お前達もだ」
ゲイナー「え…」
甲児「要するにZEUTHの再結成だ」
ゲイナー「あのメンバーがまた集まるんですね」
甲児「相手は謎の敵だからな。戦力は多いに越した事はないぜ」「北アメリアの方では新連邦軍とザフトと中心としたメンバーが集まるそうだ」「そのよ…あくまで自由参加だけど、お前達の力も貸してくれないか?」
アデット「何を水臭い事、言ってんだよ」
ガウリ「義を見てせざるは勇なきなりだ」
サラ「あたし達だって謎の敵に怒ってるんですから」
ゲイナー「僕達も戦います。みんなの住むこの世界のために」
甲児「ありがとよ。ま…お前らなら、そう言ってくれると思ってたがよ」「俺達はガリアの東部に集結する。メンバーは日本のスーパーロボット軍団とゾラの連中がメインだ」
ゲイナー「わかりました。僕達も合流地点へ向かいます」
甲児「みんなが命懸けで守った世界だ。それを荒らす奴らは絶対に許しちゃならねえ」「やろうぜ。みんなの世界のためによ」
ゲイナー「はい…!」

万丈「…捜しましたよ」
グエン「君達か…。随分と久しぶりのような気がするな」
ロジャー「ここまで来るのに苦労しましたよ。リリ・ボルジャーノ嬢からは放浪の旅に出たと聞いていましたから」「ディーバの不動司令の協力がなければ、出会えるまでもっと時間がかかったでしょう」
グエン「それで、徒手空拳の私にいったい何の用かな?」「パラダイムシティでの件を責めるつもりかい?」
ロジャー「メトロポリス…」
グエン「…!」
ロジャー「ゴードン・ローズウォーターの著した世界の終わりを描いた本…」「その最後のページに書かれていた事を聞きたいのです」
グエン「………」
万丈「破壊の後の再生…。その真実を僕達は知りたい」
【シナリオエンドデモ2終了

【バザー】

多元世界が誕生して、もうすぐ一年!限定品を大放出!

【概要】
 世界各地で同時に発生した無人機群による無差別攻撃事件。時を同じ
くして、∀とキングゲイナーも原因不明の暴走を起こす。今再び世界に
暗雲が立ち込めようとしているのであった。


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  男主人公 → No1B「忍び寄る闇」 へ進む


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