No.１Ｂ
忍び寄る闇
【シナリオデモ開始】
～ガリア大陸東部 戦場跡～
甲児「ひどいもんだな…」
鉄也「幸いこの街は既に無人だったそうだが、もし人が住んでいたら、総統の被害が出ていただろう」
大介「世界中で同様の事が起きているのか…」
竜馬「ええ…大気圏内の各地で無人機による襲撃が確認されています」
〔草の上を歩み寄る足音〕
勝平「アイアン・ギアーとグローマが到着したぜ。月光号は遅れるらしいから、先に作戦会議を始めるってよ」
鉄也「いいのか、勝平…？ 睡眠学習装置の効果が切れたお前は無理に戦う必要はないんだぞ」
勝平「何言ってんだよ。この神勝平様がいなけりゃ、ＺＥＵＴＨは始まらないでしょうが」「じいちゃんや父ちゃんだってキング・ビアルを海から引き揚げて戦うって決めたんだ…」「この俺がやらないで、どうすんだよ？」
大介「ありがとう、勝平君。君の勇気に感謝するよ」
勝平「へへ…そんなのお互い様だぜ。大介の兄ちゃんやマリンの兄ちゃんも宇宙へ出発するのを延期したじゃねえか」
大介「この地球は僕やマリンにとって第二の故郷だからね」「その平和を乱す者が現れた以上、僕は命を懸けて、それと戦うよ」
甲児「みんながそうやって考えたから、ＺＥＵＴＨは再結成されたんだ」
鉄也「今頃、北アメリアでは新地球連邦軍とザフト、オーブを中心としたメンバーが集まっているだろう」
竜馬「僕達も行こう。この星が取り戻したはずの平和を再び守るために」
勝平（やるぜ、万丈の兄ちゃん。俺も一人前の戦士のつもりだからな）（世界を闇にに包む奴が現れたんなら、俺は月になって、みんなを照らしてやるさ…）
～キング・ビアル ブリッジ～
兵左衛門「よく集まってくれた、諸君。まずは召集に応じてくれた礼を言わせてもらう」
ジロン「そんなもの要らないさ。俺も今回の事は頭に来てるからな」
サラ「私達だって、この世界の一員です。あんなひどい事をする人達に黙っていられませんよ」
サンドマン「ありがとう。君達の中の闘志が、必ずや悪を打ち破ると私は信じている」
勝平「でもよ…俺達、一応は民間人だぜ。それに頼るなんて軍は何してんだよ」
オルソン「そうは言うがな、勝平君…時空修復によって世界は安定したが、各国家内での混乱は続いているんだ」「だから、我々のように国家の枠組みに囚われない人間達の力が必要とされるんだ」
桂「つまり、ＺＥＵＴＨを再結成するのが一番いいって判断したのさ」
闘志也「じゃあ今の俺達は全世界に承認された独立部隊ってところか」
ジュリィ「時空修復の寸前までは暗躍するテロリスト扱いだったのに随分と変わったもんだ」
キラケン「これもワシらの事をみんなが理解してくれたおかげじゃな」
エイジ「その期待に応えるためにも頑張らなくちゃならねえな」
琉菜「でも、世界各地を襲った敵についてまだ何もわかってないんでしょ？」
ミヅキ「まずは現在判明している敵の情報を整理する必要があるわね」
レイヴン「それについては新地球連邦から資料が送られてきている。それを各員に説明しよう」
サンドマン「理恵君、エィナ…アシスタントを頼む」
理恵「わかりました、サンドマンさん」
レイヴン「まずは世界各地の被害状況だが、正確な数字はまだ把握出来ていない」「だが、その攻撃は施設の破壊がメインで、人的な被害は極めて小さいものだそうだ」
エイジ「あれだけ激しい攻撃だったのにか…！？」
兵左衛門「威嚇…という事か」
サンドマン「その可能性が高いと思われます。おそらく自らの力を見せ付けるためのデモンストレーションだったのでしょう」「逆に言えば、この間理がここまで徹底的に破壊されたのは、無人だった故と言えます」
レイヴン「そして、無人機群の襲撃は大気圏内全域で確認されている」
雷太「世界中で部隊を動かすとはどれだけの組織力なんだよ…！」
オリバー「それだけで敵の規模が恐るべきものだと予想されるな」
サンドマン「ところが、その仮説を覆る情報がある」
マリン「どういう事です？」
サンドマン「まずは、この地図を見てもらおう。これは今回の襲撃で被害を受けた地域をマークしたものだ」
〔モニターの開く音〕
ラグ「ひどいもんだね。本当に世界中が攻撃されてるよ」
フェイ「でも、不自然ね。襲撃を受けた地点に戦略的な意図が見られないわ」
エィナ「都市部や軍事施設が無視されて、小さな集落が攻撃されているケースもありますね」
リィル「本当に無差別の攻撃という事なの…？」
サンドマン「いや…襲撃パターンには隠された法則性がある」「この地図に、新地球連邦軍が大戦中に調査していたあるものの位置を重ねてみよう」
〔モニターの開く音〕
シャイア「ほとんど一致している…！」
源五郎「軍が調査していたものとはいったい何なんだ？」
サンドマン「マウンテン・サイクルと言われるものだ」
エルチ「ロランに聞いた事があります。それって黒歴史のお宝が眠っている遺跡なんですよね」
サンドマン「その通りだ。だが、眠っているのは宝物というわけではないようだ」
ゲイナー「まさか…！ その無人機って…」
サンドマン「ゲイナー君の予想通りだ」「数少ない目撃情報を総合すると、その無人機群はマウンテン・サイクルから出現し、その付近を攻撃したらしい」
ガウリ「では、正体不明の敵とは…」
アデット「黒歴史の遺産なのかい…！」
ゲイナー（もしかして、キングゲイナーの暴走もそれに関係するのか…）
マリン「だが、これで世界中で部隊を展開したという無茶な戦略も説明がつくな」
斗牙「無人機群は派遣されたのではなく最初からそこにいたのか」
ビリン「じゃあ、そいつらは黒歴史の時代からずっと土の中で眠っていて…」「最近になって目を覚まして攻撃を仕掛けたって事なの…！？」
隼人「世界各地で同時に、それが発生したって言うのか？ そいつは不自然過ぎるな…」
弁慶「無人機って事は自動操縦システムが組み込まれているんだろ？」「だったら、誰かがそれに攻撃しろって命令したんじゃないか？」
ミチル「確かに、それなら全世界で同時に襲撃が発生したのは説明がつくけど…」
鉄甲鬼「だが、それを可能とするにはその無人機の存在を知り、同時に全世界に起動を指令しなければならない」
大介「黒歴史の遺産を知り、その力を統べる者か…」
鉄甲鬼「逆に言えば、その無人機の制御システムにこそ、敵を探る手がかりがあると言えよう」
サンドマン「その通りだ。それについては、前回の襲撃で撃墜した機体の残骸が調査された」「その結果、全ての無人機が同一の制御システムで行動していた事が判明した」
琉菜「じゃあ、やっぱり誰かが、今回の一件を計画したってわけね…！」
サンドマン「だが、起動はともかく、戦闘時は完全に無人機は自律的に行動していたようだ」
理恵「つまり、攻撃行動自体は予めセッティングされていた可能性が高いのですね」
ジュン「では、今回の無人機の攻撃は黒歴史の時代から準備されていたと言うの？」
レイヴン「そうとしか判断出来ないようだ」
甲児「何なんだよ、そりゃ…」
ジロン「どこのどいつだよ…！？ そんな物騒なものを地面に埋めっといたのは…！」
サンドマン「…自動操縦機構を解析している際、頻繁に現れた語句があった」「エグゼクター…。それが無人機を制御していたシステムの名称と思われる」
闘志也「エグゼクター…システム」
ジュリィ「執行者ね…。随分とご大層な名称だ」
ゲイナー（キングゲイナーにもそのシステムが搭載されているのか…）（いや…違う…。キングゲイナーは何かに呼ばれていた…。それが何かはわからないけど…）
シンシア「ゲイナー…この前の暴走の事を気にしているの？」
ゲイナー「心配かけてごめん、シンシア。でも、やっぱり今回の件とあれが無関係だとは思えないんだ」
サラ「…しかし、よくわからない話ね…。黒歴史の時代の人が後の時代の人を攻撃するために準備していたって事なの…？」
鉄也「あの無人機群は俺達がこれまでに戦ってきた組織の機体だ」「あれを見せられると、俺達とは別のＺＥＵＴＨが黒歴史を引き起こしたってのが実感出来るな」
ブルメ「だが、どうすんだよ？ 月のＤ．Ｏ．Ｍ．Ｅ．はもう動かないんだろ？」
ダイク「黒歴史の事を知りたくても、もうそれを調べる方法はないのか…」
サンドマン「それについては、私に考えがある。もう少し時間をいただけたら、それの結果も出よう」
ジロン「あんたがそう言うんなら、任せる。頼らせてもらうよ」
アテナ「しかし、敵の正体も目的もわからない以上後手に回るしかないのか…」
オルソン「今は出来る事をやるしかない。少しでも被害を食い止めるために我々も動こう」
兵左衛門「状況は北アメリアの部隊も同様だ。当面は敵の足取りを追い、再び襲撃が発生した場合、それを迎撃する事になる」
桂「天下無敵のＺＥＵＴＨもこうなったらお手上げだな…」
〔扉の開閉音〕
ホランド「遅れてすまねえ。ゲッコーステイト、ただ今到着だ」
サンドマン「すまない、ホランド君。人集めを頼んでしまって」
ホランド「つまらん気遣いは要らねえよ。俺だって事の重大さはわかってる」「こんな物騒な世の中じゃタルホもお腹の中のガキも落ち着けないからな」
源五郎「お前も父親としての自覚が出来てきたようだな」
タルホ「パパがいつまでも風来坊じゃ、可愛いベイビーも困りますからね」
ミムジィ「まだお腹…目立ちませんね」
タルホ「そっちもね、ミムジィ。お互いまだまだ苦労しそうね」
ミムジィ「こんな世界ですしね。何より、お互いに選んだ相手が相手ですから」
桂「って言われてるぜ、若者のカリスマさん」
ホランド「ま…好きなだけ言わせとくさ。女は弱し、されど母は強しだ」
ゲイン「それはそれは…ご高説をどうも」
ランド「俺にはわからん話ですよ、ゲインさん」
アデット「出たね、飲んだくれコンビ！」
ヤッサバ「俺もいるぜ、アデット」
ガウリ「来てくれたか、ヤッサバ・ジン。協力に感謝する」
ヤッサバ「水臭い事を言うんじゃねえよ。世界中を荒らしまわっている悪党相手に黙ってたんじゃ男が廃るんでな」
ランド「平和が気に食わないって奴がいるのはまあ…わからん話じゃない。悪党ってのは、なかなか滅びんもんだからな」
ゲイン「だが、今回の連中のやり方は気に入らんな。おちおち寝てもいられん」
サラ「協力してくれるのはありがたいですけど、お別れの挨拶もしないで出て行った事はちゃんと謝ってもらいますからね」
ゲイン「そう言うなよ。ホランドのたっての頼みで恥を顧みずに馳せ参じたんだ」
ランド「そうそう。それに挨拶が無かったのは別れの涙を見られたくなかったからだ」
琉菜「呆れた…！ どこの口から涙なんて言葉が出るのよ？」
ランド「この口だ…！」
マリア「出ちゃった、ヒート・スマイル！」
メール「ダーリンの笑顔をゴキブリみたいに言わないでよ！」
チル「メール姉ちゃんだ！」
ラグ「心配したよ。あんたが時空修復のどさくさで行方不明になった時には」
リィル「でも、よかったです。こうして、また会えて」
メール「みんな、ありがと！ メール・ビーターは今日も元気、元気！」
シンシア「あれ？ 髪の毛が伸びたんじゃなかったっけ？」
メール「面倒だから切っちゃった。長いと手入れが大変だし、修理の仕事の邪魔にもなるしね」
マシュー「そう言や、修理屋…。お前、メールの髪の毛が伸びたら結婚するって…」
ランド「今はそんな事を言ってる場合じゃねえんだよ！」
ヒルダ「いきなり大声出さないでよ…！」
ハッピ「ま…言ってる事はごもっともだが…」
ランド「謎の敵の出現で世界は大ピンチ。俺達は奴らと戦うために集まった…。それを忘れんな」
ムーンドギー「お、おう」
アデット「いいのかい、メール。ダーリンは勢いで誤魔化したよ」
メール「気にしない、気にしない。まだまだ独身時代を楽しみたいもん」「それにああいうダーリンの反応、見てると面白いしね」
ゲイン「やれやれ…。こうなっちゃ、ザ・ヒートも可愛いもんだな」
ジロン「それより、ゲイン…ゲイナーがあんたの事をお待ちかねだぞ」
ゲイナー「………」
ゲイン「別れの挨拶が無かった事をまだ怒ってるのか？」
ゲイナー「…そんなんじゃないですよ。生きていれば、またどこかで会えると思ってましたから…」
ゲイン「前向きな考え方だ。そんな男が何を悩んでいる？」
ゲイナー「え…」
ゲイン「話してみな。だが、これで挨拶の件はチャラにしてもらうぜ」
ゲイナー「………」
ゲイン「どうやら冗談抜きの話のようだな」
ゲイナー「エンペランザに何か変わった事はありませんか？」「急にコントロールが効かなくなったり、勝手に動き出したりとか…」
ゲイン「いや…特にそういった事はないが」
ゲイナー（以前にキングゲイナーやエンペランザは乗っている僕達の闘争心を煽るような事をした…）（今回の暴走も、それと同じような事かもと思ったけど、エンペランザには異常は見られない）（キングゲイナーが特別なのか…）
レントン「…大丈夫ですか、ゲイナー兄さん？」
ゲイナー「レントン…！ どうして、君がここに！？」
レントン「俺だけじゃありませんよ。エウレカもいます」
エウレカ「………」
甲児「でも、ニルヴァーシュは時空修復の時に次元の向こうに行っちまったんだろ？」
レントン「ニルヴァーシュはいなくても、俺だってゲッコーステイトの一員です。みんなと一緒に戦いますよ」
ホランド「何がゲッコーステイトの位置んだ。無理矢理、連絡を取り付けて強引に乗り込んできたくせに」
レントン「でも、俺だって何か少しでもみんなの役に立ちたかったから…」
ホランド「言われなくてもわかってるさ。だから、俺はお前とエウレカの参加を認めたんだ」
エウレカ「ありがとう、ホランド。私も…レントンと同じ気持ちだから」
ホランド「状況が状況だ。お前達には月光号のクルーとして戦ってもらうぜ」
レントン「了解！」
ベロー「ところでよ、レントン…。お前、時空修復前のイメチェンはどうしたんだ？」
レントン「あれは特別な時だけですよ。普段は今まで通りに背伸びしてない俺でいきます」
〔戦艦の警報〕
花江「大変です、おじいさん！ 正体不明の部隊が、こっちに接近しています！」
兵左衛門「何じゃと…！」
梅江「数も多いよ。こりゃ…例の無人機だろうね」
勝平「向こうから来たってんなら好都合だ！ こてんぱんにノシてやろうぜ！」
大介「直接対峙すれば、何らかの手がかりがつかめるかも知れない…！」
闘志也「好き勝手に世界を荒らした連中だ。。落とし前をつけさせてもらうぜ！」
ランド「おうよ！ 久々に熱くなってきたぜ！」
サンドマン「ＺＥＵＴＨの諸君、出撃の時が来た！」
兵左衛門「これより我々は謎の敵を迎撃し、その正体を暴く…！」
【シナリオデモ終了】
サブタイトル
「忍び寄る闇」
【戦闘マップ１開始】
〔味方戦艦出現〕
〈出撃準備〉
ホランド「ちっ…。こういう同窓会は御免被りたかったぜ」
ゲイン「同感だ。せっかくの再会だってのに酒も飲めんからな」
サンドマン「ならば、邪悪を打ち破り、勝利の美酒を味わおう」
源五郎「各機、迎撃用意！ 来るぞ！」
〔敵ユニット出現〕
宇宙太「色々な組織のメカがごちゃ混ぜになってるぜ！」
恵子「パイロットの反応はありません。全て無人機です！」
勝平「やっぱり、世界中を荒らしまわってる連中の一味か！」
ゲイナー「う…」
サラ「どうしたの、ゲイナー！？ キングゲイナーにトラブル！？」
ゲイナー「何でもない…！ 大丈夫だから、心配要らない」
シンシア「ゲイナー…」
ゲイナー（この感覚…堕天翅やオーバーデビルと戦った時と同じだ…）（あの無人機を見た瞬間、キングゲイナーが僕に何かを伝えようとした…）
一太郎「無人機群…攻撃を仕掛けてきます！」
鉄也「俺達の所に現れたのが運の尽きだ。叩き潰して、奴らの情報を手に入れてやる！」
ジロン「人が乗っていないなら遠慮無しだ！ 全力で行くぞ！」
レントン「皆さん、頑張ってください！」
闘志也「任せとけ、レントン！ お前とエウレカの分まで俺達が戦うぜ！」
兵左衛門「敵は無人機といえど、かなりの戦闘力を持つと聞く。油断はするな」
エイジ「せっかくの平和をぶち壊した奴に頭に来てるんだ！ 負けてたまるかよ！」
竜馬「行くぞ、みんな！ 奴らを倒して、反撃に転じるんだ！」
＜戦闘開始＞
＜ランドが戦闘＞
ランド（どうやら、例のスフィアってのはガンレオンに戻ったようだな…）
メール「やっちゃえ、ダーリン！ ザ・クラッシャーの力をお人形軍団に見せてやれ！」
ランド「ちょっと待て、メール！ 今の俺はただの修理屋だ…！ そのあだ名はストップだ！」
メール「あたしが許す！ 平和を壊すような奴はガンレオンで全部壊しちゃえ！！」
ランド「社長代行の許しが出たんなら、遠慮は要らねえな…！ って言うより、俺も頭にきてる！」「物事ってのは壊すのは簡単だが、直すのは大変なんだ！ それがわからねえ野郎は俺が潰す！！」「徹底的に粉みじんに跡形も残らずギタギタにな！！」
メール（それはやり過ぎ…！）
＜甲児が戦闘＞
甲児「相手が無人機なら遠慮は要らねえ！ 平和を壊そうとするような奴は絶対に許さねえぞ！」「この兜甲児が相手になってやる！ 片っ端からかかってきやがれ！」
＜鉄也が戦闘＞
鉄也「覚悟しろよ！ 世界が平和になっても俺はトレーニングを続けていたんだ！」「お前達がどれだけ来ようと平和は俺が守ってみせる！」
＜デュークが戦闘＞
デューク「この美しい星を守るためにどれだけの人が命を懸けて戦ってきたかわからないのか…！」「平和の意味もわからない無法者め！ フリード星に旅立つ前に僕がお前達の相手をする！」
＜竜馬が戦闘＞
竜馬「世界中に展開した無人機群が一斉に攻撃を開始すれば、大惨事が起きる…！」「その前に何としても敵の中枢を討ち、世界の平穏を守るんだ！！」
＜勝平が戦闘＞
勝平「平和になってから攻撃を開始するなんてやり方が汚いぜ、お前ら！」「どんどん来やがれ！ ザンボット３とＺＥＵＴＨが全部叩き落してやるぜ！！」
＜ジロンが戦闘＞
ジロン「みんなが一所懸命生きてるのにどうして、こんな勝手な事をするんだ！」「そういう奴は俺達に殴られて自分のやってる事がどれだけ迷惑か思い知れ！！」
＜桂が戦闘＞
桂「兵器が要らなくなるような世界を夢見て大尉は自分の命を懸けた…！」「その願いを無駄にするような奴…ミムジィとのベイビーを怖がらせる奴…」「そして、女の子に危害を加える奴はこの俺が相手をしてやるぞ！！」
＜ゲイナーが戦闘＞
ゲイナー（キングゲイナー…お前は何を伝えたいんだ…？）（この前の暴走がこの無人機と関係しているとしたら、お前はいったい何なんだ…？）
＜ゲインが戦闘＞
ゲイン「こういう連中がいるから、俺も食いっぱぐれがないんだが…」「意図の見えない輩というのはどうにも好きになれんな…！ さっさと片付ける！」
＜斗牙が戦闘＞
エイジ「やるぜ、斗牙！ グランナイツのいる限り、この世界を悪党の好きにはさせねえぞ！」
斗牙「僕達の…そして、ＺＥＵＴＨの使命は牙無き者の牙となる事だ…！」「今こそ、その力を使う！ 人々の手に入れた平和を守るために！」
＜サンドマンが戦闘＞
サンドマン「これだけの戦力を手にしながら、なぜ大戦中は沈黙を保っていた…？」「平穏を待っていたかのごとき行動…。いったい何が目的だ…？」
＜闘志也が戦闘＞
闘志也「俺達とマリンが出発する前に仕掛けてきたのが運の尽きだったな！」「新たなる旅立ちの前のゴミ掃除だ！ 景気よく行くぜ！！」
＜ホランドが戦闘＞
ホランド（兄さん…せっかくの平和も残念ながら長くは続かなかったぜ）（だが、俺は絶望したりはしねえ。何度打ちのめされようと、俺は希望を捨てねえよ…！）「この愛すべき世界と仲間と未来のためにな…！」
＜マリンが戦闘＞
マリン（待っていてくれ、アフロディア。地球に平和を取り戻したら、すぐにそちらに合流する…！）「そのためにも俺は負けない！ Ｓ－１星と地球の未来のためにも！！」
＜敵全滅・勝利条件達成＞
モーム「敵の全滅を確認しました。増援も無いみたいです」
シャイア「ＺＥＵＴＨの再スタートを何とか勝利で飾れたわね」
ミムジィ「でも、敵の手がかりは何も入手出来なかったわ…」
マリン「だが、この付近にマウンテン・サイクルが存在しない以上…」「今日の戦闘は偶発的な遭遇戦ではないだろう」
アテナ「何者かが、我々を攻撃目標に設定したという事か？」
オルソン「そうとしか考えられんな」「そして、その者が遺跡で眠る無人機群を目覚めさせたと見ていいだろう」
甲児「そいつの正体はともかくとして、俺達を狙った理由は何だ？」
デューク「自らの計画の障害となるＺＥＵＴＨの殲滅を考えたのか？」
ゲイナー「………」
レントン「ゲイナー兄さん…」
ゲイン「ゲイナー…何か心当たりがあるんだろ？ 話せよ」
ゲイナー「あの無人機はキングゲイナーを迎えに来たんだと思います」
ジロン「どういう事だ、そりゃ？」
ゲイナー「乗っていると何となくわかるんです。キングゲイナーが何者かに呼ばれている事が」「この前の暴走もそれに応えたんだと思います」
桂「呼んでるって誰が？ いったい何のために？」
ゲイナー「わかりません…」
エルチ「キングゲイナーも黒歴史の遺産なのよね…」
ゲイン「そして、その能力はオーバーデビル戦を見ても他のオーバーマンとは別格だな」
兵左衛門「その力ゆえに何者かに呼ばれているのか…」
ゲイナー（キングゲイナー…お前を呼んでいるのは何者なんだ…？）（お前の過去に…黒歴史にいったい何があったんだ…？）
〔通信の開く音〕
花江「おじいさん、こっちに接近する機体があります」
兵左衛門「敵の増援か…！？」
梅江「違いますよ。あれは…」
〔味方ユニット出現〕
勝平「ダイターン３！ 万丈兄ちゃんかよ！」
ボス「ビッグオーと強攻型アクエリオンもいるぜ！」
アポロ「へ…久しぶりだな、お前ら」
ジロン「アポロ！ お前…強攻型アクエリオンの操縦出来るのか！？」
ピエール「いや…こいつらはただ乗っかってるだけだ」
シルヴィア「アクエリオンは時空修復で失われてしまったからね」」
シリウス「ディーバの戦力は残念ながら強攻型１機だけになってしまった」
アポロ「だが、俺達もやるぜ。せっかくみんなで守った世界を荒らさせるわけにはいかねえからな」
鉄也「もちろん大歓迎だ。お前達もＺＥＵＴＨの一員だからな」
サンドマン「万丈…謎の敵について何かわかったのか？」
万丈「その断片ぐらいはつかめたよ。だから、ここへ来たんだ」
琉菜「サンドマンの言ってた黒歴史を調べる方法って万丈さんに関係してたんだね」
ロジャー「まずは場所を移して北アメリアの組と合流しましょう。彼らには連絡済みです」
竜馬「向こうのＺＥＵＴＨがガリアへ来るんですか？」
ホランド「待てよ。敵の出方もわかんねえのに戦力を集中させる意味があんのか？」
万丈「いや「敵の本拠地は判明しましたよ。それはこの地点から、そう遠くない場所です」
兵左衛門「それはどこだ？」
ロジャー「日出づる国…。ヤーパンと呼ばれる地です」
甲児「何だって！？」
ランド「ヤーパン…日本か…」
【戦闘マップ１終了】
【戦闘マップ２開始】
〔味方戦艦出現済み〕
シャイア「懐かしいわ。ここの交易ポイントでみんなと出会ったんだったわね」
エルチ「そうそう。ここで色んな敵と戦って、そこにレーベン大尉が来て…」
タルホ「って言うけど、あたし達は巻き込まれるのを嫌がって、逃げ出したけどね」
兵左衛門「この地で、また我々の戦いが始まるのか…」
一太郎「皆さん、北アメリアのＺＥＵＴＨが来ました」
〔味方戦艦出現〕
メイリン「ＺＥＵＴＨの各艦を確認しました」
ラクス「お久しぶりです、皆さん」
ディアナ「このような形の再会を喜ぶわけにはいきませんが、まずは互いの無事を確認しましょう」
ブライト「有力な情報を入手したと聞きました。すぐにブリーフィングに入りたいと思います」
源五郎「了解しました。隊員達を集合させます」
兵左衛門「正体不明の新たな敵…。それに対するは国や立場を越えて集まった仲間達…」「さて…どう戦いぬくかな…」
【戦闘マップ２終了】
【シナリオエンドデモ開始】
～アーガマ 食堂～
エイジ「久しぶりだな、シン。やっぱり、お前も来てたか」
シン「今回の作戦は全ての国が協力してるからな。キラさんやアスラン、アークエンジェルも来ている」
斗牙「カミーユ達もいるんだね」
カミーユ「エゥーゴのメンバーはそのまま連邦軍に編入されたから、全員揃っているよ」
琉菜「あれ…？ クワトロ大尉は軍を辞めたんじゃなかったっけ？」
カミーユ「緊急事態だからな。大尉も一時的に復帰して全体の指揮を執っているよ」
甲児「ちょっと変な感じだな。少し前までは連邦と戦っていたのに」
アムロ「エゥーゴが戦っていたのは連邦を内部から支配していたティターンズの一派だからな」「それらが一掃された今、連邦軍に復帰するのが自然だろう」
エマ「と言っても、連邦もザフトも他の国と同様に内部での混乱が続いているから…」「私達の立場も流動的なのだけどね」
キラ「それでも僕達は戦わなくてはなりません。前の大戦で多くの人達の想いを背負ったんですから」
シン「未来を願って戦った人達の想い…俺が継いでみせます」
アスラン「その想いはＺＥＵＴＨの全員が同じだ」
ハリー「ディアナ様も地球人としての暮らしを一時中断し、月の女王として前線に立たれている」
鉄也「みんな…気持ちは一つなんだな」
ガロード「ああ、そうさ。過ちや悲しみを繰り返させないために俺達は戦うぜ」
？？？「ランドさん…」
ランド「お前は…！」
セツコ「ご無沙汰しています。お元気そうで何よりです」
メール「セツコさん！ 無事だったんだね！」
ランド「連絡が取れなくなってたから心配してたんだぜ、姐さん」
セツコ「ごめんなさい。ご迷惑をおかけして」
トビー「セツコ…こちらさんは？」
セツコ「私がお世話になった修理屋のランド・トラビスさんです」
デンゼル「ミスター・トラビス。部下の件は俺から礼を言わせてもらう」
ランド「部下って事は、あんた達はセツコのお仲間かい？」
トビー「まあな。ちょいと訳ありだが、俺達は新たなチームを結成したんだ」
メール「チームってもしかして…」
セツコ「ひゃい。新生グローリー・スターです」
ランド「色々とあったみてえだが、その笑顔がありゃ心配は要らねえな」「で、ここにいるって事はあんたらもＺＥＵＴＨに参加するのかい？」
デンゼル「ああ…。クワトロ・バジーナ大尉にスカウトされてな」
トビー「よろしく頼むぜ、修理屋さんよ」
ランド「俺の事はザ・ヒートと呼んでくれ」
デンゼル「いい笑顔だ。あんたとは上手いビールが飲めそうだ」
セツコ（多元世界で出会った並行世界のチーフとトビー…）（私の知る二人とは別人だけれど、彼らとなら新しい何かを見つける事が出来ると思う…）（己にしかない正しい資質…。その使命と誇りを胸に私達は戦っていきます）
ゲイナー「∀も暴走したのか…」
ロラン「世界各地で無人機が目覚めた頃、∀も勝手に起動して、無人のまま月光蝶を使ったんだ」「すぐにコックピットに乗り込んで、停止させたから、大事には至らなかったけどね」
ゲイナー「もしかして…」
ロラン「うん…。∀にもあのエグゼクターって呼ばれるシステムが組み込まれているのかも知れない…」
〔基地の扉の開閉音〕
サンドマン「諸君、ブリーフィングルームに集合だ。我々の戦うべき敵について知ってもらおう」
エイジ「望むところだぜ。相手が難であろうと、平和や幸せを踏みにじる奴らは許しゃしねえ」
カミーユ「黒歴史の遺産を目覚めさせた者…。その正体がわかるのか」
ロラン（それに∀やキングゲイナーはどう関係するんだ…？）
ゲイナー（何だろう、この胸騒ぎ…。キングゲイナーが僕に何かを語りかけているのか…）
【シナリオエンドデモ終了】
【バザー】
多元世界が誕生して、もうすぐ一年！限定品を大放出！
【概要】
謎の無差別攻撃事件に対処するためにガリアに集結した一行。その正
体が黒歴史の遺産である事を知った一行に無人機群が襲い来る。勝利を
収めた一行は、北アメリアの仲間達と合流するのであった。
● No０「プロローグ」 へ戻る
● No２「執行者」 へ進む
◆ 「シークレット エピローグ」 へ戻る
◆ 「スーパーロボット大戦Ｚ スペシャルディスク」 へ戻る
当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。