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No.19B
悪夢への招待状

【シナリオデモ1開始】
ムゲの宇宙
ムゲ・ゾルバドス帝国

ムゲ・ゾルバドス帝国
ムゲ・ゾルバドス「…まだ見つからぬのか…?」
シャピロ「残念ながら…」
ムゲ・ゾルバドス「忘れるでないぞ、シャピロ・キーツ…。お前を拾ってやった意味を」「我が方の偵察部隊が虚空にさまようお前を見つけねば、その生命は永久に凍結されたままであった」
シャピロ「………」「既に大方の目星はついております。後は邪魔者を片付けるのみです」
ムゲ・ゾルバドス「ならば急げ。お前のつまらぬ私怨なぞ、私の目的に比べれば些細なものに過ぎん」「よいな…自分の分というものをわきまえよ」
シャピロ「は…」
ムゲ・ゾルバドス「………」(急がねばならん…。神鳴る門と審判者が揃いつつある今、鍵を早急に手に入れねばならぬのだ…)

月面 星間連合前線基地

星間連合 月面前線基地
シャピロ「………」
ルーナ「ムゲ帝王は何とおっしゃっていました、シャピロ様?」
ギルドローム「大方、功の上がらぬ司令官に対する叱責だろう」
ルーナ「口を慎みなさい、ギルドローム将軍。シャピロ様は地球攻略の司令官…言わばムゲ帝王の代行者であるぞ」
ギルドローム「これは失礼を。だが、ムゲ帝王はあれで厳しいところもあるお方…」「このまま失敗が続けば、デスガイヤー将軍と同様に司令も謹慎が言い渡されよう」
シャピロ「………」
ギルドローム「それとも、新参者への措置は永遠の休養の方がお似合いかな?」
シャピロ「ギルドローム将軍、そこまでの口を利くからには自信があると見受けるが」
ギルドローム「当然のことよ。このギルドロームをデスガイヤーと同列に扱ってもらっては困るわ」「必ずや地球人共を駆逐しムゲ帝王のご期待に応えて見せよう。愚かで卑小な地球人共を抹殺してな」
シャピロ「………」
ギルドローム「これは失礼を。シャピロ司令も地球人であったな」
シャピロ「ルーナよ、αナンバーズの動きはどうなっている?」
ルーナ「部隊を二つに分割し、半数は地球へ降下した模様です」
シャピロ「なるほどな…。地上のザフトと連邦軍の戦況は膠着状態にある。おそらく、そのテコ入れだろう」
ルーナ「そして、残る半数は月に進路をとっている模様です」
シャピロ「標的は我々ということか」
ギルドローム「ならば、そのαナンバーズ…このワシが相手をしてやろう」
シャピロ「その意気は買おう。だが…」
ギルドローム「余計な口出しは無用だ。貴様は、この月面基地で勝利の報告を待つがよい」
シャピロ「…いいだろう。期待させてもらうぞ、ギルドローム将軍」
ギルドローム「ふん…」
〔歩き去る足音〕
ルーナ「いいのですか? あのような口の利き方をさせて」
シャピロ「ギルドロームがαナンバーズを倒せれば、それでいい」「逆にギルドロームが倒されるというのなら、それもいい」
ルーナ「ふふ…」
シャピロ「どうした?」
ルーナ「やはり、あなたは私が選んだ男…。その眼…その声…野望に満ちた男のそれは私にとって何よりの宝…」
シャピロ「だが、ムゲ帝国の地球攻略司令など所詮は通過点に過ぎん…。俺の歩むべき道はさらに先に伸びる…」
ルーナ「どこまでもついていきますわ、シャピロ様…」
シャピロ(そのためには何としてもあれが必要となる…。俺が神になるためにはな)

移動中 宇宙空間
大空魔竜

大空魔竜 ブリーフィングルーム
サンシロー「俺達、火星から全速で地球へ帰還したっていうのに…お前達の方が先に着いてたなんてがっかりだぜ」
サコン「がっかりする前に少しは驚くんだな、サンシロー」
小介「ええ。どういった原理か知りませんが、あのゲートは周辺の物体を転移させてしまったんです」
竜馬「そして、行き着いた先は俺達が帰艦することを願ったオービットベースだった…」
甲児「確かに偶然にしてはちょっと出来すぎてる気がするな」
豹馬「いいんじゃねえか? ラッキーだったってことでさ」
サコン「だが、ゲート発動のおかげであれを管理していた帝国監察軍も火星へ移さざるを得なくなった」
小介「今回の帝国監察軍はゲートから現れたことから、既にその機能を解析していると思っていましたが…」
竜馬「あの様子を見る限り、奴らもゲートの全てを知っているわけではなさそうだな」
甲児「なあ、火星の方は大丈夫なのかよ?」
サンシロー「あっちは健一や一矢達に任せてある。俺達はとっとと星間連合を倒して、あいつらの加勢に行こうぜ」
ファン・リー「そう簡単にはいかんぞ。敵は俺達が以前に戦ったゼーラ星の残存勢力まで取りこんでいる」
竜馬「それだけじゃない。キャンベル星、ボアザン星、バーム星も手を結んでいるんだ」
沙羅「…けどね、もっとも警戒すべきはムゲ・ゾルバドス帝国だよ」
ピート「その理由は…シャピロ・キーツか?」
沙羅「まあね」
ピート「なら、教えてもらおう。奴の目的は何だ?」
沙羅「さあ、知らないね」
ピート「元部下ならわかるんじゃないのか?」
忍「…ピート・リチャードソンとか言ったな。でめえ、何が言いたいんだ?」
ピート「お前達獣戦機隊とシャピロ・キーツの関係については、バルマー戦役時の資料で知っている」
忍「それで? 沙羅とシャピロが内通しているとでも思ったか?」
ピート「話が早いな」
忍「てめえ、ふざけんじゃねえぞ!!」
亮「やめろ、忍。この手の話は今までに何度も経験済だろう?」
忍「だがよ!」
沙羅「ピート…一つ言っておくよ。あたし達はシャピロのことをもう元上官なんて思っちゃいない」「個人的なことで言えば、元恋人ともね」
ピート「………」
ミドリ「元恋人って…!」
サンシロー「ほ、本当かよ!?」
沙羅「…後でとやかく言われるのは面倒だからね。先に伝えておくよ」
ピート「さっきの言葉に偽りはないんだな?」
沙羅「ああ。シャピロが目の前に現れたら、真っ先にあたしが撃ってやるさ」
ピート「…わかった。お前を疑うことはよそう」
沙羅「フッ…一応、礼を言っとくよ」
忍「とにかく、俺達はシャピロとの勝負で負けるわけにはいかねえ。絶対にな」
ピート「その言葉…覚えておこう、藤原忍」
<<クスハ>>
ブリット「絶対に負けない、か…」
クスハ「色々あったものね、獣戦機隊とシャピロ少佐は…」
サンシロー「色々?」
クスハ「ええ。シャピロ少佐は一時期ロンド・ベル隊にもいたことがあるんです」「そして、あの人は帝国監察軍との戦闘中に彼らの下へ行って…」
サンシロー「もしかして、あの沙羅って子は目の前でシャピロに裏切られたのか?」
クスハ「…はい」
サンシロー(そうだったのか…)
ブリット「…シャピロは帝国監察軍に協力しながら自分の目的を果たそうとしている所があった」「今度もムゲ・ゾルバドス帝国に従いながら何を考えているのか…」
クスハ「うん…私達にとって強敵だと思う…」
<<クォヴレー>>
クォヴレー(シャピロ…シャピロ・キーツ…名に聞き覚えがある)(それは…その男がバルマー戦役の時に帝国監察軍側へ寝返ったからなのか…)(あるいは、記憶を失う前の俺と何か関わりがあったのか)
アラド「ん? どったの、クォヴレー」
クォヴレー「いや、何でもない」
ピート「…お前がクォヴレー・ゴードンか?」
クォヴレー「ああ」
ピート「報告書によれば、お前は帝国監察軍の人間だったそうだな?」
クォヴレー「………」
ゼオラ「あ、あの…ピートさん。彼は…」
ピート「それも知っている。過去の記憶を失っているのだろう?」
クォヴレー「…そうだ」
ピート「結城沙羅と同じで、俺は今のお前を疑うようなことはしない」「だが、お前が記憶を取り戻し、敵対 行動を取った時は…」
クォヴレー「その覚悟はしているつもりだ」
ピート「なら、いい」
〔歩き去る足音〕
クォヴレー「………」
アラド「クォヴレー、気にすんなよな。ピートさんは悪い人じゃないんだ」
クォヴレー「だが、当然の反応だ。俺も自分自身が信用できないからな」
ゼオラ(クォヴレー…)

〔レーダー反応〕
忍「敵襲か!?」
沙羅「この位置で仕掛けてくる…? 敵は星間連合だね!」
サンシロー「丁度いいぜ! αナンバーズに大空魔竜戦隊あり、ってのを教えてやる!」
ピート「行くぞ、みんな! 出撃だ!!」」
【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
「悪夢への招待状」


【戦闘マップ1開始】
〔味方戦艦出現〕
〈出撃準備〉
ピート「敵部隊、接近中!」
大文字「各機散開! 迎撃用意!」
〔敵ユニット出現〕
忍「やっぱり、ムゲ野郎か!」
沙羅「丁度いい、月への土産に奴らを蹴散らすよ !」
<<クスハ>>
ブリット「…星間連合は的確にこっちの動きをつかんでいるな」
甲児「ああ。俺達の行動パターンを見抜かれてるとは思いたくねえけどよ」
サコン「気をつけろ。この位置で仕掛けてくる以上、単なる遭遇戦とは思えない」
<<クォヴレー>>
アラド「それにしてもあいつら、仕掛けてくるのが速過ぎないッスか!?」
忍「ごちゃごちゃ考えててもしょうがねえ! こういう時は撃破あるのみだぜ!」
アラド「了解! 細かいことは後回しッス!!」
雅人「あらら、良くない影響を与えちゃってるみたいだね」
亮「…奴の場合は元からだろう」

サコン「みんな、気をつけろ。この位置で仕掛けてくる以上、単なる遭遇戦とは思えない」
ピート「どういうことだ、サコン?」
サコン「おそらく敵は何らかの策があった上でこちらを攻撃してくると見た」
大文字「各機は散開して敵を迎撃! なお、敵の狙いが読めない以上、深追いはするな!」
忍「了解だぜ!」
沙羅(シャピロ、あんたは出てくるのかい…!?)
※※リアル系男主人公の場合、セリフ追加※※
忍「さあ来やがれ、ムゲ野郎!! やっってやるぜっ!!」
アラド「おれもやってやるッス!!」
雅人(すっかり感化されちゃって…)


<敵6小隊以下or味方がギルドロームへ接近or3PP>
ギルドローム「頃合いか…。αナンバーズよ…そろそろ貴様達を夢の世界へ招待しよう…」「決して覚めない悪夢の世界へな…!」
〔ギルドローム、発光〕
〔念波の照射音〕
〔全味方機、エネルギー減少〕

サンシロー「何っ…!?」
忍「ぐっ! これは!?」
〔念波の照射音〕
〔全味方機、エネルギー減少〕

甲児「野郎…! 叩き潰してやる!!」
鋼鉄ジーグ「来やがれ! 返り討ちにしてやるぜ!」
豹馬「うおおおっ! 生きて帰れると思うなよ、この野郎!!」
大文字「何が起きているんだ!?」
サコン「強力な指向性の思念波です…! 我々の脳に敵のイメージを刷り込み無差別な攻撃衝動を引き出しています!」
大文字「で、では!?」
サコン「下手をすれば同士討ちになります!」
ギルドローム「フハハハハ! αナンバーズよ、確かにお前達の力はデスガイヤーを破っただけのことはある」「だが、戦いの行方を決めるのは戦術であり、頭脳だ!」「さあ! 覚めない悪夢の中で互いの手を互いの血で染めるがいい!」

<敵4小隊撃破orギルドロームと戦闘or同士討ちイベントの2ターン後PP・敵増援1出現>
ギルドローム「ほう、まだ抵抗するか。ならば、手短に終わらせるとしよう…」「お前達のちっぽけな脳を破壊してな!」
〔ギルドローム、発光〕
〔強い念波の照射音〕

ミドリ「きゃああああっ!」
サコン「く…! 恐怖や怒り…悲しみが…脳に直接…流れ込んでくる…!」
沙羅「くうう…! うああっ!!」
忍「うおおおおあああっ!!」
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

???(シャピロ)「…沙羅……沙羅……」
沙羅「あ…あたしを呼ぶのは…誰…だい…?」
???(シャピロ)「沙羅…私と共に来い…。そうすればこの苦しみからも解放される…」
沙羅「あ…あんた…は…!?」
シャピロ「沙羅、私と来い」
沙羅「これは夢だ…! 敵の見せた悪夢なんだ…!」
シャピロ「そうだとしても、それはお前の心の底から湧き上がるもの…お前の心は、今でも私を求めているのだ」
沙羅「違う…! そんなことはない…!!」

シャピロ「認めろ、沙羅。お前の苦しみを救えるのは私だけだ」「さあ、来い。痛みと苦しみを伴う誇りなど捨て、優しい悪夢の淵へと…」
沙羅「あ…あああ…!」
???(忍)「目を覚ませ、沙羅!!」
沙羅「!」
???(忍)「ここで奴の言いなりになっちまったらお前はお前でなくなっちまう! そんな奴を俺は沙羅だと認めねえ!!」
沙羅「だけど…!」
???(忍)「怒れ、沙羅! 俺達は獣戦機隊だ! 野性を縛る理性はいらねえ!!」「負けるな! お前の怒りを奴にぶつけてやれ!!」
沙羅「あたしの怒り…!」
???(忍)「そうだ、沙羅! 俺達に必要なのは涙じゃねえ! 敵を焼き尽くす怒りの炎だ!!」
沙羅「怒り…怒りの炎…!」
〔画面、発光〕
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔戦闘マップ1から継続〕
沙羅「怒り…! そうだ、怒りだよ!!」
忍「さ、沙羅…?」
雅人「ま、まさか、敵の思念波に!?」
沙羅「何言ってんのさ! あんた達こそしっかりしな!!」「あたし達は獣戦機隊だよ! 野性を縛る理性は要らないんだ!」
忍「沙羅…!?」
沙羅「だらしないよ、忍! さっきの言葉は嘘だったのかい!? 絶対に負けないっていう言葉は!」
忍「何っ!?」
沙羅「そうだよ! その怒りさ! あたし達に必要なのは涙じゃない! 敵を焼き尽くす怒りの炎だよ!!」
忍「怒り…怒りの炎…!」「そうだ…こんな所で俺達は負けるわけにはいかねえ…!」「俺には…俺達にはブッ倒さなきゃならねえ敵がいるんだ!」「うおおおっ! やぁってやるぜぇぇぇぇっ !!」
〔忍、エネルギー上昇〕
ギルドローム「何っ!? 精神波を自力で打ち破っただと!?」
亮「みんな! 忍に続け! 強い意志を持てば、奴の攻撃を避けられる!!」
鉄也「俺は所長と甲児君と誓った…! 必ず平和を取り戻し、この世界から家族を失う悲しみを消し去ると!」
洸「母さん…見ててくれ! 母さんが愛した地球を…人々を…俺は絶対に守ってみせる…!」
サンシロー「俺の左腕…野球に懸けた青春…その全てを捧げて俺は地球を守るんだ!!」
鋼鉄ジーグ「見ててくれ、父さん! 俺はこの身体で母さんの…まゆみの…みんなのために戦う!」
凱「この身体…たとえ砕け散ろうと必ず地球は守って見せる! それが俺の勇気だ!!」
<<クスハ>>
クスハ「負けない…! 私には仲間がいる…!」
ブリット「そして、守るべき人達がいる!」
<<クォヴレー>>
ゼオラ「こんな所で倒れてたまるもんですか!」
アラド「ああ! おれ達には守らなきゃならねえものがあるんだ!!」
クォヴレー「全てを知るまで、俺は…倒れん!」

〔全味方機、エネルギー上昇〕
ギルドローム「馬鹿な…! 地球人の精神力がこれほどのものとは?」
忍「覚悟しやがれ、ムゲ野郎! 俺達をもてあそんだ礼、たっぷりしてやるぜ!」
ギルドローム「ぬう…」
〔敵ユニット出現〕
ダンゲル「無様だな、ギルドロームよ!」
ギルドローム「キャンベルのダンゲルか…何をしに来た!?」
ダンゲル「決まっておるわ! 今や風前の灯火のお前を助けに来てやったのよ!」
ギルドローム「何だと…!?」
ダンゲル「あの青ビョウタンの地球人に感謝するんだな」
ギルドローム「く…うう…! シャピロの差し金か」
ダンゲル「俺としては奴の頼みなぞどうでもいいことよ」「俺の望みはαナンバーズ…コン・バトラーVの首だからな!」
豹馬「チッ、またあいつか!」
十三「ホンマにしつこいやっちゃな!」
凱「だが、怒りに燃える今の俺達を止めることは出来ない!」
豹馬「覚悟しろよ、ダンゲル! 今日の俺達は一味も二味も違うぜ !!」
ダンゲル「コン・バトラーV! このマンモズならパワー負けはせん! 貴様をくびり倒してやるわ!」
豹馬「やれるもんならやってみやがれ! そのみっともねえ鼻をつかんで、振り回してやらあ!」

<クスハvsギルドローム>
クスハ「あなたの心理攻撃なんて、私やみんなには通用しません!」

<クォヴレーvsギルドローム>
クォヴレー「いい攻撃手段だったが、相手が悪かったな…!」

<鉄也vsギルドローム>
鉄矢「地獄なら何度も見てきたが、その度に俺ははい上がってきた!」
ギルドローム「ええい! ならば、浮かび上がれない所まで沈めてくれる!」
鉄矢「そうはいくか! 今度は俺がお前に地獄を見せてやる番だからな!」

<豹馬vsダンゲル>
豹馬「くそっ! ちっとも嬉しくない再会だぜ!」
ダンゲル「ヌハハハハハ 俺は嬉しいぞ、葵豹馬!」「この超パワーのマンモズで貴様とコン・バトラーVを叩きのめせるのだからな!」
豹馬「パワー、パワーって、それしかねえからてめえは勝てねえんだよ!」

<忍vsダンゲル>
忍「マンモス野郎! てめえは気に入らねえんだよ!!」
亮「………」
雅人「忍…言葉には気をつけた方がいいみたいだよ…」

<忍vsギルドローム>
ギルドローム「な、なんだ! こやつらの精神エネルギーは!?」
雅人「俺達の野生を甘く見ないでよね!」
亮「後でぶっ倒れようが構わん! 全エネルギーを燃やし尽くせ、忍!!」
沙羅「よくも…よくもあたしの心を玩具にしてくれたね!」
忍「覚悟しやがれ、ムゲ野郎! やあああってやるぜっ!!!」

<サンシローvsダンゲル>
サンシロー「こいつがキャンベル星の将軍か!」
ダンゲル「そうだ! 俺の名はダンゲル…覚えておけ!」
サンシロー「ご丁寧にありがとうよ! こっちもお別れの挨拶代わりの一撃をくれてやるぜ!!」

<サンシローvsギルドローム>
サンシロー「いくぜ、ムゲ・ゾルバドス! 俺達がαナンバーズに加わった今、お前の負けは決定的だ!」

<ピートvsダンゲル>
ピート「行くぞ、マグマ獣とやら! パワーなら大空魔竜に分がある!」
ダンゲル「ええい、このデカブツ! さすがに手に余るわ!」

<ピートvsギルドローム>
ピート「地球人に心理戦とは的確だったな。だが、俺達の精神力を甘く見たのがお前の敗因だ!」

<鋼鉄ジーグvsギルドローム>
鋼鉄ジーグ「この手の術はヒミカとの戦闘で慣れてるんでな!」
ギルドローム「ぬう…こやつの精神、まるで鉄で出来ているかのようだ…!」
鋼鉄ジーグ「いくぜ! さっきまでの礼をしてやる!!」

<ダンゲル撃破>
ダンゲル「ええい! マンモズの調整が不十分だったか! ここは脱出だ!」

<ギルドローム撃破orHP10000以下>
ギルドローム「い、いかん! これ以上の戦闘続行は不可能だ!」「αナンバーズ! この借りは必ず返す!」
〔敵ユニット離脱〕
雅人「おつむが自慢の割には、ありきたりの捨て台詞だね」
沙羅「何度でも来るがいいさ。あいつが何をやろうと、あたし達は絶対に負けないよ…!」

<敵全滅・勝利条件達成>
ミドリ「敵部隊の壊滅を確認!」
ピート「我々の精神を攻撃してくるとは恐ろしい敵でしたね」
大文字「うむ…。星間連合…やはり侮れないな…」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオエンドデモ開始】

月面 星間連合前線基地

星間連合 月面前線基地
シャピロ「無事で何よりだ、ギルドローム将軍」
ギルドローム「貴様…! この結末を予想してキャンベルに援軍を要請したのか…?」
シャピロ「戦術において、後詰めを置くことは基本中の基本だ」「もっとも、常勝無敗のギルドローム将軍には無用かとも思っていたが」
ギルドローム「く…」
ルーナ「ギルドローム将軍、窮地を救ったのは紛れもなくシャピロ様の采配…。それに礼も言わぬとは無礼の極みであるぞ」
ギルドローム「ぬう…うう……」
シャピロ「もうよい、ルーナ。ギルドローム将軍にはまだまだ働いてもらわねばならんしな」「将軍の負担を軽くするために、本国よりヘルマット将軍も来るそうだ」
ギルドローム「ヘルマットだと? 殲滅戦を得意とするあやつが来るとは…」
シャピロ「そうだ。ムゲ帝王は地球制圧をお急ぎだ」「機が満ちれば、将軍にもまた出撃してもらうことになる。それまで休まれるがよい」
ギルドローム(人の心を操るこのワシが奴に…シャピロに操られておったとは…)(許さぬ…許さぬぞ、シャピロ! 必ずや貴様の失脚する様をこの目で確かめてくれる…!)

移動中 宇宙空間
大空魔竜

大空魔竜 ブリーフィングルーム
沙羅「忍…」
忍「何か用か、沙羅?」
沙羅「…とりあえず、礼を言っておくよ」
忍「礼? 何のだ?」
沙羅「言いたいことはそれだけさ」
〔歩き去る足音〕
忍「何だありゃ?」
<<クスハ>>
クスハ「…わかりませんか?」
忍「どういうことだ、クスハ?」
クスハ「多分、沙羅さんは忍さんのおかげで思念波をはねのけたんだと思います」「だから、忍さんにお礼を…」
忍「別に何もしちゃいねえぜ。むしろ、あいつのおかげで俺達が助かったようなもんだ」
クスハ「でも…私、わかるんです」
忍「念動力者の勘かよ?」
クスハ「いえ、違います。でも、あの時…沙羅さんはきっと忍さんのことを思い浮かべたんだと思います」
忍「なら、そのせいで怒ったんだろうぜ。俺とあいつは口ゲンカばっかりだからな」
クスハ「そ、そういう意味じゃないんですけど…」
忍「ま、俺と沙羅はお前とブリットほど仲良くねえからな」
〔歩き去る足音〕
クスハ「………」(でも、忍さんと沙羅さんは心の中で通じ合ってる…。私はそう思うの…)
<<クォヴレー>>
アラド「忍さん!」
忍「おう、アラドか。どうした?」
アラド「忍さんの決め台詞、カッコ良かったッス!」
忍「決め台詞だぁ?」
アラド「ほら、あの…」「やぁぁぁってやるぜっ!!」「…って奴です!」
忍「別に決め台詞のつもりで言ってるわけじゃねえんだけどな」
アラド「へ? じゃ、じゃあ、何で?」
忍「ああいうのはな、勝手に口から飛び出してくるもんなんだよ」
アラド「な、なるほど…」
忍「じゃ、俺はダンクーガのチェックがあるんでな」
アラド「はい! ありがとうございました!」
〔歩き去る足音〕
アラド「勝手に口から出てくる決め台詞かぁ…。おれだったら、そうだな…」
クォヴレー「…何をしているんだ?」
アラド「お、クォヴレー。おれ、決め台詞を考えてみたんだ。聞いてくれるか?」
クォヴレー「…構わないが」
アラド「じゃ、行くぜ…」「やぁぁぁってられないぜっ!!」
クォヴレー「…………」
アラド「…って、あれ?」
クォヴレー「それは…愚痴なのか?」
アラド「トホホ…間違っちまった」
クォヴレー「…それより、何故あの時結城少尉は敵の思念波をはねのけられたんだ?」
アラド「そうだなぁ…獣戦機隊のチームワークのおかげじゃねえか?」
クォヴレー「チームワーク…」
アラド「おれ…まだあの人達と会ったばかりだけどさ、見ててわかるよ」「端から見りゃ、仲悪そうだけど、お互いに信じ合ってんだろうなって」
クォヴレー「…………」
アラド「おれ達もさ、いいチームになれればいいな」
クォヴレー「ああ…そうだな」

【シナリオエンドデモ終了】


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