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No.52C
魔神皇帝

【シナリオデモ開始】
現在位置 光子力研究所

甲児「先生、マジンガーZのオーバーホールにはどれぐらいの時間がかかるんです?」
弓教授「現在、せわし博士達が作業中だが…丸三日はかかるだろう」
甲児「み、三日も!?」
弓教授「…君が感じていた以上に機体各部へダメージが蓄積している」「そのため、機体を分解し損傷しているパーツを全て交換しなければならないのだ」
甲児「先生、時間がないんです。そんな悠長なことは言ってられません」
弓教授「それは私も十分承知している。だが、ただ整備を行うだけではない」「この機会に、マジンガーへ新型の光子力エンジンを取り付けるつもりだ」
甲児「!?」「それって…先生が以前におっしゃられていた出力20倍の…?」
弓教授「そうだ。新型エンジンを換装することによって、今まで以上の力を発揮することが可能となる」
甲児「ほ、本当ですか!?」
弓教授「うむ。現在急ピッチで作業を進めている」
甲児「早いトコお願いしますよ。Dr.ヘルの機械獣軍団は明日にでも日本を襲撃してくるかも知れませんから」
〔轟音〕
甲児「な、何だ!? 地震か!?」
弓教授「…またか…」
所員「…本日はこれで7回目です」
弓教授「震源地はいつもの所か?」
所員「はい、第7格納庫です」
甲児「第7格納庫って、確か…開かずの第7格納庫のことですよね?」
弓教授「…そうだ」
甲児「前にジェットスクランダーを装着しにここへ戻って来た時、先生は…」
弓教授(………)
甲児「俺のおじいさんがマジンガーZより前に造ったっていう…プロトタイプが中に入っていると言ってましたよね」
弓教授(………)
甲児「もしかして…マジンガーZのプロトタイプが動いているんですか!?」
弓教授「…それはあり得ない」
甲児(………)
弓教授「あれは兜十蔵博士によって厳重に封印されている…動くはずはない…」「その証拠に10数年前の暴走事故以来、一度たりとも動いたことはなかったのだ…」
甲児「だったら、さっきの振動は何なんです?」
弓教授(………)
甲児「先生、教えて下さい。あの中に入っているのは本当にマジンガーZのプロトタイプなんですか?」
弓教授(………)
〔扉の開閉音〕
もりもり「おお、甲児君。ここにおったのか!」
甲児「どうしたんです、もりもり博士?」
もりもり「君に頼みたいことがあるんじゃ。ちょっと来てくれんかの」

甲児「もりもり博士、俺に頼みたいことって何です?」
もりもり「君に新型機の最終テストを手伝ってもらいんたいんじゃ」
甲児「新型機!?」
もりもり「うむ…これじゃ」
甲児「!」「この戦闘機は…ブレーンコンドル!?」
もりもり「いや、違う。これはワシらと弓教授で開発したものでな…」
〔基地の警報〕
甲児「!!」
弓教授「何があったのかね!?」
所員「連邦軍極東支部から緊急連絡です! 日本の各地に機械獣と戦闘獣軍団が現れたそうです!」
弓教授「な、何だと!?」
所員「極東支部に駐留しているゴラオン隊が分散して、迎撃に回っているそうですが…」
弓教授「ううむ…これは前回のパターンと同じだ。機械獣はここにも現れる可能性が高い」「敵の本命はここかも知れん。我々も非常警戒態勢をとろう」
〔基地の警報〕
弓教授「!!」
所員「所長、本研究所に未確認飛行物体が接近中です!」
弓教授「何っ…数は!?」
所員「1機です!」
弓教授「1機だけだと…? 何とかして識別できないのかね!?」
所員「待って下さい…」「識別できました! グレートマジンガーです!」
弓教授「グレートマジンガー? イゴール長官代理が鉄也君を援軍で回してくれたのか…?」
所員「いえ、そのような連絡は入っておりませんが…」
弓教授(………)「よし、警戒態勢を一時解除。鉄也君を迎え入れよう」
〔轟音〕
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「魔神皇帝」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
弓教授「間違いない、グレートマジンガーだ…」「鉄也君!」「………」「…鉄也君?」
所員「しょ、所長!! ほ、他にも多数反応が!!」
弓教授「何!?」
所員「し、しかも…こ、こんな馬鹿な!」
〔敵ユニット出現〕
弓教授「な、何だ…あれは!?」
のっそり「グレートマジンガーが…9機も!?」
せわし「もしかして、マジンガー量産計画の機体か?」
もりもり「そうかも知れんが、それがここに来る理由は何じゃ?」
弓教授「………」
〔敵ユニット出現〕
弓教授「!! 飛行要塞グール!?」
ブロッケン「ふっふっふっ…弓よ。お前達と光子力研究所の最期の時が来たぞ…」
弓教授「ば、馬鹿な…! 何故、お前達がグレートを…!」
ブロッケン「スーパーロボットの設計図を集めておる連中がおってな…」
弓教授「まさか…BF団か!?」
ブロッケン「そうだ。奴らとの取引で量産型グレートの設計図を手に入れたのだ」
弓教授「し、しかし…超合金ニューZの精製に必要なジャパニウム鉱石はここでしか採取できない。それが何故…」
ゴーゴン「くくく…新住日重工に量産型グレートの開発をさせたのは間違いだったな」
弓教授「ど、どういうことだ?」
ゴーゴン「所詮、奴らは戦争商人よ。大金と身の安全を保証したら、あっさりと超合金ニューZを俺達に渡しおったわ」
弓教授「な、何ということだ…!」「兜十蔵博士のおっしゃっていたことが現実になったというのか…!」
ブロッケン「グレートマジンガーが9体もいれば、光子力研究所とマジンガーZを叩き潰すことなぞ簡単だわい…」「だが、それではあしゅら男爵の無念を晴らすことは出来ん」
弓教授「………」
ブロッケン「兜甲児がここにいるはずだ。マジンガーZと共に吾輩達の前に出せ」「そうすれば、研究所所員の命だけは助けてやる…」
弓教授「…そんなことは出来ん」
ブロッケン「ならば、ここで全員死ぬだけだぞ?」
弓教授「く……」
ブロッケン「さあ、兜甲児を出せ! そして、その命をあしゅらに捧げるのだ!」
甲児「ブロッケン伯爵! 俺はここだ!!」
弓教授「甲児君!」
シロー「お兄ちゃん!」
甲児「ブロッケン伯爵、さっきの言葉は本当だろうな?」「俺が出ていけば、先生やシロー達は助けるんだな?」
ブロッケン「ふふふ…約束しよう」
弓教授「いかん、甲児君! 彼らの言うことを信用するな! それにマジンガーZは今…」
甲児「俺が出ていけば、時間が稼げます。先生達はその隙に脱出して下さい!」
シロー「そ、そんなの嫌だよ! お兄ちゃん!!」
甲児「シロー…心配するな。俺はそう簡単には死なねえ」
シロー「で、でも…相手はマジンガーZより強いグレートマジンガーなんだよ!?」
甲児「………」「シロー、わかってくれ。俺達のおじいちゃんが遺したマジンガーを悪魔の手先にするわけにはいかねえ」「それに、俺が時間を稼げば、ロンド=ベル隊のみんなが来てくれる」
シロー「で、でも…それじゃお兄ちゃんが…!」
弓教授「こ、甲児君…!」(わ、我々には…どうすることも出来ないのか!?)
〔轟音〕
〔呻き声〕

弓教授「な、何だ!?」
所員「だ、第7格納庫から光子力エネルギー反応が!!」
弓教授「!!」
所員「こ…『皇帝』が…『皇帝』が動いています!!」
弓教授「ば、馬鹿な…あれにはまだパイルダーが装備されていないのだぞ!!」
甲児「『皇帝』…パイルダー…!?」「ま、まさか、さっきの新型戦闘機は!?」
〔呻き声〕
ゴーゴン「む…何が起きているのだ!?」
所員「こ、光子力エネルギーが凄まじい勢いで上昇して行きます! こ、このままでは…」
弓教授「…暴走か!?」(ま、まさか…グレートマジンガーが悪の手先に渡ったことを察知しているとでも!?)
もりもり「あ、あれが…『皇帝』が暴走したら、何が起きるかわからんぞ!!」
弓教授「いかん! 何としても『皇帝』を止めろ!!」
甲児「先生、俺は行きます!」
弓教授「こ、甲児君!!」
甲児「その『皇帝』が…いや、おじいさんが俺を呼んでいる…!」
弓教授「駄目だ! パイルダーがない状態のあれはマジンガーではない!!」「あれは…魔神だ! 起動時に光子力反応炉を暴走させ、君の両親をその爆発に巻き込み…」「制御不可能な力を発揮し、兜十蔵博士によって封印された…恐るべき魔神なのだ!!」
甲児「………」
弓教授「しかし、それでもあれは10数年の時を経て自己再生・自己進化を行った…」「あれは…誰の手にも負えない究極の魔神なのだ!」
甲児「………」「例え、その『皇帝』が魔神だろうとおじいさんの造ったものならば…」「人の頭脳を…人の心を加えた時には魔神ではなく、マジンガーになるはずです!」
弓教授「!」
甲児「俺は行きます! 『皇帝』の暴走を止めて見せます!」
弓教授「甲児君!!」
[デモムービー「魔神皇帝の目覚め」]
〔味方ユニット出現〕
甲児「これが『皇帝』…『魔神皇帝』いや、『マジンカイザー』か!!」「す、すげえ…出力がマジンガーZの二十倍…いや、それ以上ある!!」
弓教授「お、おお…!」
もりもり「主動力源の光子力反応炉及び副動力源の光子力エンジンの正常作動を確認! 出力は安定しておるぞ!」
せわし「シンクロシステムにも問題はない!」
弓教授「…我々が造ったカイザーパイルダーと甲児君のおかげで暴走が収まったのか…?」「それとも、これは兜十蔵博士があらかじめプログラムされていたことなのか!?」
ブロッケン「な、何だ、あれは!?」
ゴーゴン「新しいマジンガーだと!?」
ブロッケン「………」「ふ、ふふふ…それがどうしたというのだ」「吾輩達には9体のグレートマジンガーが…」「悪の手先となった魔神…本来あるべき姿に戻ったマジンガーがおる! 今さら一体増えたところで!!」
甲児「ふざけんじゃねえ! このマジンカイザーこそZの生命を、役目を受け継ぐ本物のマジンガー!!」「てめえらのような悪魔を滅ぼす正義の魔神皇帝だ! 行くぞ!!」
<戦闘開始>

<3EP・敵増援1出現>

〔敵ユニット出現〕
ヘル「フン…兜十蔵め…まさかあのようなマジンガーを造っておったとはな」
甲児「Dr.ヘルか! てめえまでここに来るとは…」
ヘル「今回は第2次極東制圧作戦の第2段階に過ぎん。他の連中にはオトリの機械獣軍団を相手にしてもらっておる」
甲児「最初からここがターゲットだったってことか!?」
ヘル「そうじゃ。そして、貴様らの最期を飾るに相応しい相手も用意した」
甲児「何だと!?」
ヘル「さあ、いでよ! 最強の機械獣、ハリビューンV6よ!!」
〔敵ユニット出現〕
ヘル「そして、ジェットファイヤーP1よ!!」
〔敵ユニット出現〕
甲児「あ、あの機械獣は!?」
ヘル「そうだ。ジェットファイヤーP1はあしゅら男爵の姿をした機械獣…」「こやつがお前を倒せば、あしゅらの無念も晴れるだろう!」
甲児「く…趣味の悪い機械獣を造りやがって!!」
ヘル「さあ、この圧倒的な物量の前にどう戦う、兜甲児!?」
甲児「くっ…どうする!?」
甲児選択
「とにかく攻撃あるのみだ!」
「何とか時間を稼ぐしかねえ!」

≪「とにかく攻撃あるのみだ!」を選択≫

甲児「とにかく攻撃あるのみだ! マジンカイザーの力を信じるしかねえ!!」「さあ、かかって来やがれ!!」
〔甲児、精神コマンド「気合」使用〕
〔甲児、精神コマンド「鉄壁」使用(以降、毎PP使用)〕


≪「何とか時間を稼ぐしかねえ!」を選択≫
甲児「何とか時間を稼いで、シロー達を逃がさなきゃならねえ! 行くぞ、マジンカイザー!!」

≪「とにかく攻撃あるのみだ!」を選択≫
<4PP・味方援軍1出現>
〔味方ユニット出現〕
甲児「何だ、あいつは…!?」
弓教授「あれは…SRX計画の機体か!」
イルム「苦戦しているようだな。助けてやるぜ」
甲児「まさか…○○○が言っていた…」
イルム「そう。SRX計画のメンバーさ。ただ、ワケあって今は単独行動を取っているがな…」
甲児「………」
イルム「………」「お前にはこんな所で死んでもらっちゃあ困るんでね」「その機体はあいつを…イングラムを倒す力となるからな」
甲児「イングラムだと!?」
イルム「無駄話をしている時間はない。さっさと敵を片づけるぜ!」

≪「何とか時間を稼ぐしかねえ!」を選択≫
<5PP・味方援軍2出現>
甲児「チッ…このままじゃ、ちょいとマズいか…!?」
〔轟音〕
甲児「!」「な、何だ!? 空から何かが来るぞ!?」
〔味方ユニット出現〕
甲児「真・ゲッターロボ!?」
竜馬「こ、ここは光子力研究所…!?」
隼人「真・ゲッターはここを目指していたのか…!?」
弁慶「お、おい! あれを見ろよ!!」
竜馬「!」
甲児「リョウ!!」
竜馬「甲児君、そのマジンガーは一体…!?」
甲児「こいつは…マジンカイザー。俺のおじいちゃんがZより前に造っていた…魔神皇帝だ!」
弁慶「マジンカイザー…!?」
竜馬「もしかして…真・ゲッターはあれに反応していたのか!?」
甲児「それより、お前らこそどうしてここに!?」
竜馬「ついさっき、真・ゲッターが突然動き出したんだ…俺達はそれを止めようとしてゲッターに乗り込んだんだが…」
隼人「結局、ここまでゲッターに連れて来られたというワケだ」
甲児「何だって…? まさか、マジンカイザーが真・ゲッターロボを呼んだのか…!?」
〔呻き声〕
甲児「!」
〔轟音〕
竜馬「!」
〔竜馬、精神コマンド「気合」使用〕
竜馬「真・ゲッターとマジンカイザーが共鳴現象を起こしている!?」
甲児「マジンパワーモードが起動した…これは!?」
竜馬「マジンカイザーと共に戦えと言っているのか、真・ゲッター…!?」
甲児「リョウ!」
竜馬「ああ!」
甲児「ゲッターとマジンガー…神と悪魔の力! その両方を手にしたマシンの力を…見せてやる!!」
竜馬「そうだ! 俺達を相手にして、生き残れる者はいない! 行くぞ、Dr.ヘル!!」

≪「とにかく攻撃あるのみだ!」を選択≫
<6EP>
イルム「そろそろあいつらが来る頃だな…」
甲児「あいつら!?」
イルム「じゃあ、俺は行くぜ」
甲児「行くって…どこへ!?」
イルム「いずれ、また会おう」
〔味方ユニット離脱〕
甲児「………」

<7PP・味方援軍3出現>
〔味方戦艦出現〕
さやか「甲児君!」
甲児「さやかさん! ありがてえ、来てくれたのか!!」
鉄也「甲児君、そのマジンガーは…!?」
さやか「!! もしかして…第7格納庫に入ってたのって…」
甲児「ああ、そうだ。こいつは魔神皇帝…マジンカイザーだ!」
※※「とにかく攻撃あるのみだ!」を選択した場合、セリフ追加※※
竜馬「もしかして…真・ゲッターが反応していたのはあのマジンカイザーなのか…?」
隼人「あいつも真・ゲッターロボ同様、人間の常識を超えた機体だということか…」

※※「アスカフラグ3」成立の場合、セリフ追加※※
〔味方ユニット出現〕
ミサト「アスカ! 今、あなたは出撃できる状態じゃないのよ!?!」
アスカ「………」
リツコ「いえ…いけるわ。シンクロ率が前回より上がっている」
ミサト「ホントなの!?」
リツコ「…戦闘は何とか大丈夫よ」
ミサト(…アスカ、少しは吹っ切れたのかしら…?)
甲児「アスカ! お前、大丈夫なのか!?」
アスカ「この私を誰だと思ってんのよ。それに、あんたなんかに貸しを作ったままなのはまっぴらゴメンだわ!」
甲児「へっ…そうかよ。じゃあ、頼りにさせてもらうぜ!」

〈出撃ユニット選択〉

<甲児vsヘル>

ヘル「例え相手がマジンカイザーとて、ワシは負けぬ!!」
甲児「あしゅら男爵が地獄でてめえを待ってるぜ!!」

≪敵増援1出現後≫
<甲児vsブロッケン>

甲児「ブロッケン! マジンガーの本当の恐ろしさをお前に教えてやるぜ!!」
ブロッケン「新しいマジンガーに乗ったからとって調子に乗るな!!」

≪敵増援1出現後≫
<甲児vsゴーゴン>

甲児「今日こそ、てめえらとの腐れ縁を断ち切ってやる!!」
ゴーゴン「それは俺の台詞だ!!」

<鉄也vsブロッケン>
鉄也「俺のグレートマジンガーをよくも悪の手先にしてくれたな! この礼はたっぷりとしてやる!」
ブロッケン「ほざけ! 返り討ちにしてくれるわ!!」

<鉄也vsゴーゴン>
ゴーゴン「剣鉄也! ここを貴様の墓場にしてやる!!」
鉄也「悪いな…俺の墓標はここにはない!!」

≪「何とか時間を稼ぐしかねえ!」を選択≫
<竜馬vsゴーゴン>

ゴーゴン「うぬぬ、恐るべしゲッター線! このようなマシンまで生み出すとは!!」「だからこそ、俺がゲッター線の秘密を手にすれば!」
竜馬「ゲッターはお前達などに扱える代物ではないぞ!」

<ヘル撃破>
ヘル「ええい、口惜しや! だが、ワシらの極東制圧作戦はまだ終わったわけではない!!」「量産型グレートマジンガーがワシらの手にあることを忘れるな!!」

<ブロッケン撃破>
※※敵増援1出現前の場合のセリフ※※
ブロッケン「ええい! またしても!!」
※※敵増援1出現後の場合のセリフ※※
ブロッケン「おのれ…吾輩は地獄であしゅら男爵に笑われるわけにはいかんのだ!!」


<ゴーゴン撃破>
※※敵増援1出現前の場合のセリフ※※
ゴーゴン「お、おのれ…!!」
※※敵増援1出現後の場合のセリフ※※
ゴーゴン「ぐぬぬ…かくなる上は暗黒大将軍様にお出ましを願うしかないか!」


<敵全滅・勝利条件達成>
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

現在位置 光子力研究所

所員「所長、マジンカイザーの収容が終わりました」
弓教授「カイザーの様子はどうかね?」
のっそり「問題はありませんな。甲児君やカイザーパイルダーとの相性もいい」
弓教授「そうか…我々は何とかあれを魔神ではなく、マジンガーとして使うことができるというわけか…」
せわし「じゃが、油断は出来ませんぞ。ワシらとてカイザーの全てを解析しておるわけではありません」
もりもり「そうじゃ。あれは自らの力で今の姿と力を造り上げておる」「これから先、何が起きても不思議ではありませんぞ」
弓教授(………)「真・ゲッターロボと同じく…マジンカイザーは人類にとって過ぎた代物なのかも知れない…」
〔扉の開閉音〕
シロー「お兄ちゃん!」
甲児「シロー、無事だったか…」
シロー「今回ばっかりはもうダメかと思っちゃったよ…」
甲児「毎回心配かけてすまねえな。だけど、シロー。俺達のおじいちゃんはやっぱり偉大な人だったよ」
シロー「え?」
甲児「きっと、おじいちゃんはこんな時のためにマジンカイザーを遺してくれていたに違いない」「俺には…そう思えるんだ」
シロー「うん…」
弓教授「甲児君…よくやってくれた」
甲児「いえ、マジンカイザーの…おじいさんのおかげですよ」
弓教授「うむ…」
甲児「だけど、今回ほどマジンガーの恐ろしさを感じたことはありませんでした」「おじいさんの言った通り、マジンガーは使う者次第で神にも悪魔にもなる…」「もし、グレートマジンガーだけでなく、マジンカイザーが奴らに奪われでもしたら…」
弓教授「そのことなんだが…君に相談したいことがあるのだ」
甲児「…マジンカイザーをこれからどうするか、ですね?」
弓教授「うむ。あれは真・ゲッターと同じく、我々にとって未知なる力を秘めている可能性が高い…」
甲児(………)
弓教授「扱いを一つ間違えれば、何が起きるかわからん。ならば、いっそのこと再び封印した方がいいのかも知れん」
甲児(………)
弓教授「甲児君、マジンカイザーの処置についての判断は君に任せる」
甲児「ええっ、俺が!?」
弓教授「君はマジンガーZの正当な後継者だ。君にはその権利がある」
甲児(………)
弓教授「マジンカイザーを封印した場合、君には強化改造したマジンガーZに乗ってもらうことになる」
甲児(………)
「マジンカイザーに乗る」
「マジンガーZに乗る」

≪「マジンカイザーに乗る」を選択≫

甲児「先生、これからの戦いは人類の存亡を賭けたものになります」「ひょっとすれば、おじいさんは今の事態を予感してマジンカイザーを造ったのかも知れません…」「ゼントラーディや宇宙怪獣みたいな人間の常識を超えた奴らと戦うには…マジンカイザーが必要だと思います」
弓教授「そうか…」
甲児「ですが、この戦いで俺が…いや、人類が生き残ることができれば…」「その時にマジンカイザーを封印し、またマジンガーZに乗るつもりです」
弓教授「では、甲児君がここに帰って来た時のために…マジンガーZは我々の手で完全に改修しておく」

≪「マジンガーZに乗る」を選択≫
甲児「先生、これからの戦いは人類の存亡を賭けたものになります」「ゼントラーディや宇宙怪獣みたいな人間の常識を超えた奴らと戦うにはマジンカイザーが必要かも知れません」「でも…今回のようにマジンカイザーが悪用されでもしたら、大変なことになってしまいます」
弓教授(………)
甲児「それに、マジンガーZには愛着もありますし…この戦いを最後まであいつと一緒に戦い抜きたいんです」
弓教授「そうか…では、マジンカイザーは再び封印しよう…」

甲児「わがままを言って、すみません」「じゃあ、俺は仲間達の所へ戻ります」
シロー「ええっ、もう行っちゃうの!?」
甲児「ああ。これから人類史上最大の戦いが始まるんだ。俺は仲間達と一緒に戦わなきゃならねえ」「お前やみんなのために…そう、この星の明日のためにな」
シロー「…うん。僕、先生と一緒にお兄ちゃんの留守を守る。だから心配はいらないよ」
甲児「頼むぜ、シロー」
弓教授「甲児君…」
甲児「何です?」
弓教授「…死ぬんじゃないぞ。必ずここへ帰ってきたまえ」
甲児「先生…」「俺はそう簡単に死にはしませんよ。今までだって、そうでしょう?」
弓教授「そうか…そうだったな」
甲児「じゃあ、行って来ます。みんな、どうか元気で…」

現在位置 Dr.ヘルのアジト

ヘル「おのれ…ワシらの第2次極東地区制圧作戦があのような形で集結するとは…!」
ゴーゴン「ロンド=ベルの底力…あなどっていたようだな」
ヘル「どういう意味じゃ? ワシらがロンド=ベルには勝てぬというのか、ゴーゴン大公」
ゴーゴン「その通りだ。奴らにはSDF、エゥーゴを始めとする複数の組織が背後についておる…」「要は組織力の違いなのだよ」
ヘル「それは聞き捨てならんな。今回はミケーネ帝国側の動きが少なかったことも原因の一つなのだぞ?」
ゴーゴン(………)「フン…俺達が地上を征服するのは時期尚早だったということだ」「ワシは一度ミケーネ帝国に戻り、暗黒大将軍様と次の機会をうかがうことにする…」
ヘル「おぬし、逃げる気か!?」
ゴーゴン「何とでも言え。では…また会おう、Dr.ヘルよ」
ヘル(………)「…ワシはまだあきらめんぞ。兜甲児…そしてロンド=ベル隊をこの手で八つ裂きにするまでは…!」
〔扉の開閉音〕
ブロッケン「Dr.ヘル、ネオ・ジオンのマ=クベから通信が入っております」
ヘル「マ=クベだと…? いつぞやの取り引き以来だな。宇宙人共が今頃何の用じゃ」
ブロッケン「いかがなさいますか?」
ヘル(………)「よかろう…回線を開け」
【シナリオエンドデモ終了】


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