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正規エンディング

【シナリオエンドデモ】
現在位置 大鳥島・ビッグファルコン

ロバート「…作戦は成功です」「本日、午前6時2分…G型のX線を観測。現時点で…すでに敵集団の99.89%が消滅しました」「なお…超重力崩壊の衝撃波はあと六カ月で到達します」
イゴール(………)「SDF艦隊とエアロゲイター本隊の反応は?」
ロバート「…依然、感知できません」
イゴール(………)
岡(………)「SDFやロンド=ベル隊のおかげで人類は生き延びることが出来たが…」「…その代償は余りにも大きい…」 
ロバート(………)
岡「オオミヤ博士、超重力崩壊による地球圏への影響は?」
ロバート(………)「衝撃波が地球圏に到達すればスペースコロニーのほとんどは大破…地球上にもかなりの被害が出ると推測されます」
岡(………)
〔扉の開閉音〕
マリア「…それは、この災厄を生き延びた人類が背負わなければならない業なのでしょう…」
ロバート「あ、あなたは…?」
村雨「…この人はジュピトリアンのマリア女王だ」
ロバート「マ、マリア女王…エンジェル・ハイロゥのキールームにいた…?」
岡「エンジェル・ハイロゥが八丈島沖に落下した後…」「彼女はトレーズ=クシュリナーダによって密かに逃がされていたそうなのだ」
ロバート「そうだったんですか…」
村雨「その後、女王の行方を調べるよう依頼を受けていた俺達国際警察機構のエキスパートが…」「脱出カプセルで太平洋上をさまよっていた彼女と娘さんのシャクティを保護したというわけさ」
マリア「カガチやシロッコの野望を止めることが出来なかった私は死んで然るべき身なのですが…」「…トレーズ准将は私に今までの罪滅ぼしをする機会を与えて下さいました…」
ロバート(………)(だが…地球圏は…)
〔モニターの開く音〕
岡「…諸君、バスク=オムの演説が始まるぞ…」
イゴール「………」

バスク「顧みよ! 今回の事件は地球圏の防衛という夢想を掲げた一部の楽観主義者が招いたのだ!」「そして、SDFは異星人との戦闘を建前に己の勢力を拡大していただけに過ぎぬ」「彼らはティターンズとネオ・ジオンの共謀という虚言を世間に流布し…我らの軍事行動を妨害した」「その結果、地球はジュピトリアンによる作戦で大きな被害を受ける結果を迎えたのだ」「そして…今回の事件を経て、我々の地球は絶えず様々な危機にさらされていることが証明された!」「地球! この宇宙のシンボルを揺るがせにしないためにも!」「我々ティターンズが再び起つのだ!!」
〔歓声〕

イゴール(………)
村雨「そして、歴史は繰り返される…か」
ロバート(………)
イゴール「結局…最後に残った軍事勢力が彼らだとは皮肉だな…」
村雨「…ティターンズの再建にはロームフェラ財団が再び動いたとの情報です」
岡「だが、我々やDCがいる限り、奴らの好きにはさせん」
ロバート「ええ。それに…地球上には…いえ、この宇宙には…」「まだ我々に協力してくれる仲間達が大勢いるはずです…」
岡「うむ…」
シャクティ(………)「…ウッソやみんなは必ず帰って来ます…きっと…」
岡(………)
ロバート(………)
マリア「シャクティ…」
シャクティ「母様…」
マリア「信じましょう…あなたがそういうのなら…」
シャクティ「ありがとう…母様…」
村雨(………)(…銀鈴…いや、ファルメール…)(…いつものように…お前はそっちで、俺はこっちだったよ…)(………)(…だが、俺も信じてみよう…お前達が帰ってくると…)


早乙女「…そうですか。ありがとうございました」
〔モニターの閉じる音〕
ミチル「…お父様…」
早乙女「ミチル…」「…竜馬君達は宇宙怪獣のせん滅に成功したようだ」
ミチル「!! 本当!?」
早乙女「ああ。今、極東支部から連絡があった」
ミチル「良かった…これで人類は救われたのね…」
早乙女(………)
ミチル「それで、ハヤト君やリョウ君達は…?」
早乙女(………)
ミチル「お父様…?」
早乙女(………)

シロー「…それで…お兄ちゃんは…お兄ちゃん達はどうなったの…?」
弓教授(………)
シロー「せ、先生…」
弓教授「シロー君……」「…心して聞いてくれ。極東支部からの報告では…」「…SDF艦隊の消息は不明だそうだ…」
シロー「!!」
弓教授(………)
シロー「それって…お兄ちゃんやさやかさん達が………」
弓教授(………)「…シロー君、私は甲児君達を信じている…」
シロー(………)
弓教授「…彼らは必ず私達の所へ帰って来る…」
シロー(………)「僕も…信じるよ…」「…だって、お兄ちゃん達は何があっても必ず帰って来てくれたもの…」「だから、今度もきっと…」

リリーナ(………)
パーガン「…お嬢様…」
レディ「…あまり驚かれないようですね、リリーナ王女…」
リリーナ「ヒイロは……」「ヒイロは…自分を信じろと私に言ってくれました」
レディ(………)
リリーナ「だから、ヒイロは必ず帰ってきますわ。そして、ロンド=ベル隊の皆さんも…」
パーガン(………)
レディ(………)
リリーナ「それに、まだ私には果たさなければならない役目があるのでしょう?」
レディ「…そうです。ティターンズが復活を果たし…ロームフェラ財団は依然暗躍を続けています」「…私はトレーズ様のご遺志を継ぎ…SDFやロンド=ベル隊の働きによって得ることができた未来を守るために…」「OZやカラバの軍事力を引き継いだ秘密組織プリベンターを結成します」
リリーナ「プリベンター…?」
レディ「あなたの父上の思想…完全平和主義に反する行為であることはわかっています。ですが…」
リリーナ「いえ…このような時代ですから…それもやむを得ないことなのでしょう」
レディ(………)
リリーナ(………)「…私はリリーナ=ドーリアンに戻り…養父の仕事を受け継ぎたいと思っています」
レディ「ドーリアン外務次官の…?」
リリーナ「ええ。私は私なりの方法で平和への道を模索したいのです」
レディ(………)
リリーナ「…それはヒイロが私に託してくれた役目でもありますから…」

鉄牛「長官、俺は信じませんぜ!」「銀鈴や…大作が死んじまったなんてよ!」
中条(………)
呉学人「…だが…ヱクセリヲンが引き起こした人工ブラックホールは…」
鉄牛「惑星の一つや二つ消えたって、あいつらは…!」
載宗(………)「呉先生…大作や銀鈴だって。立派なエキスパートです。そう簡単に死ぬわけありませんや」
呉学人(………)
中条「載宗君の言うとおりだ」「…戦いというものは己の力を全て出し尽くしてからが始まりだ…あの二人はそのことをよく知っている」
呉学人「中条長官…」
載宗「長官のおっしゃるとおりだ。どんな状況でもあいつらやロンド=ベル隊は決してあきらめやしない」
中条「うむ。彼らは必ず帰って来る。そう信じようではないか…」

現在位置 木星圏

グローバル(………)
クローディア(………)
未沙(………)
ミサト(………)
グローバル「…早瀬君、本艦の現在位置は…?」
未沙(………)「空間座標J120-221…」「…木星圏内です」
グローバル「…敵は…どうなった?」
未沙「ジュデッカ、ズフィルード…そしてアストラナガン…全て確認できません」
キム「固有重力震反応もなし…先の戦闘で消滅したと推測されます」
未沙「縮退レーダーによる宇宙怪獣の反応もありません」
グローバル(………)「…ロンド=ベル隊は?」
未沙「全機、無事です…」
グローバル「…そうか……」
ミサト(………)
クローディア(………)
グローバル「…全艦に告ぐ。現時刻をもって、全ての作戦を終了する…」「みんな、ご苦労だった。そして…ありがとう…」
〔歓声〕
ミサト「未沙…ご苦労さま」
未沙「あなたこそ…」
クローディア「やっと、終わったのね…」
ミサト「ええ…」
グローバル(………)(タシロ提督、地球は…人類はついに未来を手にしましたぞ…)(その結果として許されざる罪を背負うことになってしまいましたが…)(それを打開するための時間が与えられたのも事実です…)(ですから、後のことは我々にお任せ下さい…)(………)
〔マッチを擦る音〕
シャミー「あ、艦長! 煙草は…」
クローディア「いいのよ、シャミー。今はいいの」
シャミー「え? は、はい…」
グローバル(………)「…クローディア君、空間転移の準備を頼む。目的地は地球圏だ」
クローディア「イエッサー…」
グローバル「さあ…諸君。帰ろうではないか」「…我々の母星、地球へ…」

リィナ「お兄ちゃん!」
ジュドー「よう、リィナ。このとおり、帰って来たぜ」
リィナ「良かった…本当に良かった…」
プル(………)
リィナ(………)
ルー「それにしても…ようやく終わったのね…」
ジュドー「ああ…こうやって生きてるのが不思議なくらいだ」
ビーチャ「ジュドー、これからどうするんだ? このままロンド=ベル隊に残るのか?」
ジュドー「いや…俺はロンド=ベル隊から離れようと思ってる」
プル「え…?」
ジュドー「…今回の作戦で超重力崩壊って奴の衝撃波が半年後に地球圏へ届くんだろ…?」
ルー「ええ…」
ジュドー「そうなったら、スペースコロニーだってタダじゃ済まない…」
プル(………)
ジュドー「俺はそれを何とかしたいんだ」
リィナ「お兄ちゃん…」
ジュドー「万丈さん所の財閥がさ、衝撃波を防ぐためのプロジェクトを開始するらしいんだ」「俺、それを手伝おうと思ってる」
プル「じゃあ、あたしもジュドーの手伝いをする!」
ジュドー「プル…」
プル「いいでしょ、ジュドー、リィナ」
ジュドー「ああ、もちろんだ」
ビーチャ(………)
プル「ビーチャ、どうしたの?」
ビーチャ「な、何でもねえよ」(………)(…ダブルゼータを売っ払って一もうけするって話、言えなくなっちまったなあ…)
プル(………)
リィナ(………)
ルー「…しょうがないわね。じゃ、あたしもその話に乗るわ」
ジュドー「乗るわ…ってお前、エゥーゴの方はいいのかよ?」
ルー「エゥーゴにいたってどうせやることは一緒だし。だったら、あんた達といた方が楽しいからね」
ジュドー「楽しいからって…気楽な仕事じゃないんだぞ」
ルー「わかってるわよ、それぐらい」
ジュドー「リィナ、お前を学校に行かせてやる余裕なんてないかも知れないけど…」「俺のやりたいようにやらせてくれ」
リィナ「ううん。あたしのことは気にしなくていいよ、お兄ちゃん…」「これからは好きなようにして」
ジュドー「すまねえな、リィナ…」

セシリー「…シーブック、これからどうするの?」
シーブック「一度、フロンティアサイドに帰ろうと思ってる」「親父やおふくろ、それに妹のリィズが待ってるし…今後の問題もあるからな」
セシリー(………)「…私もシーブックと一緒に行っていい?」
シーブック「セシリー…」
セシリー(………)
シーブック「…当然じゃないか。セシリーはもうベラ=ロナじゃないんだ」「…また、前みたいな生活に戻れるかどうかはわからないけど…」「セシリーの帰る所は俺と同じだよ」
セシリー(………)「…ありがとう、シーブック…」

健一「父さん…」
剛健太郎「健一…そして、みんな。よくやってくれた」
豹馬「最後にユーゼスが出てきた時は正直焦ったけどな」
洸「ロンド=ベル隊やSDFのみんながいたからこそこの戦いに勝てたんですよ」
剛健太郎「だが…その代償はあまりにも大きい」
めぐみ「…そうですね…」
一平「何せ、惑星二つが吸い込まれちまったぐらいだからな…」
日吉「…地球圏もタダじゃすまないんでしょ?」
めぐみ「ええ…」
大次郎「お父っさん、何か手はないのか?」
剛健太郎「…具体的な策はこれから練らねばならないが…」「私の持てる知識を全て使って、衝撃波による災厄を防ごうと思っている」
十三「それで上手くいくんかいな…?」
小介「日本のEOT施設やDCの技術力をもってすれば、きっと大丈夫ですよ」
大作「今までも何とかなったんじゃ。次もきっと…」
剛健太郎「そうだ。君達の戦いは終わったが、我々科学者の戦いはこれから始まる…」
洸「いえ、僕達の戦いはまだ終わっていませんよ」
剛健太郎(………)
洸「宇宙怪獣はあれが全てだと思えません。ライディーンも俺にそう教えてくれています」
剛健太郎(………)
豹馬(………)
健一「…洸のいうとおりだな。ゼ=バルマリィ帝国が次の艦隊を送り込んでくる可能性もある…」「俺達の戦いは終わったのではなく…始まったばかりなのかも知れない」
十三(………)
一平(………)
豹馬「だが、何が来ようと起きようと…それに立ち向かうのは俺達の役目だぜ」
健一「ああ。地球の平和は俺達が守らなければならない」
小介「これからも…頑張りましょう」
ちずる「ええ」
豹馬「おっと、ちずるは頑張る前にやることがあるだろ?」
ちずる「うん…わかってるわ、豹馬」
十三「何のことや?」
豹馬「お前にゃ関係ねえ話だよ」
ちずる「そ。私と豹馬だけの秘密なの」
一平「何だ、そりゃ。お前ら、いつの間にそんな関係に…」
豹馬「勘違いすんな。そんなんじゃねえよ」
十三「いや、やっぱり怪しいで」
ちずる「だから、違うって言ってるでしょ!」
剛健太郎(………)(………)(人類は…この戦いの結果、重い十字架を背負うことになってしまったが…)(この若者達がいれば…それすらも克服できるかも知れない…)

鉄也「真・ゲッターを封印するだと…?」
ジュン「本気なの、竜馬君?」
竜馬「ああ。真・ゲッターは今の俺達には過ぎた力だ…」
隼人「…今回の戦いで、それが良くわかった」「そして、あまりにも強大な力はさらなる災いを呼ぶ…」
鉄也(………)
竜馬「…ゲッター線は俺達にとっても未知のエネルギーだ」「その力を最大限に発揮する真・ゲッターは余程のことがない限り使ってはいけないマシンだと思うんだ」
鉄也(………)
竜馬「それに、真・ゲッターは本当の力を発揮していたわけじゃない…」
鉄也「何だって…?」
隼人「…今回の戦いでもせいぜい10分の1程度の力だった」
ジュン「そ、そんな…」
竜馬「真・ゲッターがその力の全てを解放した時…何が起きるかは依然としてわからない」
隼人「だから、ユーゼスのようにこいつへ興味を示す者が現れる可能性は高い」
弁慶「ああ。真・ゲッターが悪の手に渡ったらトンでもねえことになるぜ…」
鉄也(………)
竜馬「だから、俺達は真・ゲッターを封印するんだ」「あれをアテにして戦い続ければ…いずれ俺達も力におぼれ、ユーゼスのようになってしまうかも知れない」
鉄也(………)「じゃあ、お前達はゲッターから降りるのか?」
竜馬(………)「…いや、そのつもりはない」
武蔵「ああ。地球を狙う連中はまだいるはずだからな」
隼人「そうだ。俺達の戦いは終わったわけじゃない…」
竜馬「そして、自分達で手に入れた未来は…自分達で守っていかなければならないんだ」「…俺はそのために戦い続ける」「…俺達のゲッターロボでな…」

≪未沙ポイントの方が高い≫
未沙「おつかれさま、一条君」
輝「早瀬中尉…」
未沙「…二人の時は未沙でいいわよ」
輝「へえ…どういう風の吹き回しです? まだ勤務中だってのに」
未沙(………)「…ごめんなさい…そうね、まだ…」「でも…あなたが無事で…嬉しくて…」
輝(………)「…俺だって」
未沙「…輝…」
輝(………)「それにしても…まさか中尉とこんなことになるなんて…」「出会った時には想像も出来ませんでしたよ」
未沙「…私もよ。あなたにいきなりおばさん呼ばわりされて…」「何て生意気な男の子なんだろうって思ったわ」
輝「そんなこともありましたね」
未沙(………)「一条君、ミンメイさんには会わなくていいの…?」
輝(………)(………)「…いいんです。ミンメイに今、会っても辛い思いをさせるだけかも知れないし…」
未沙(………)
輝「ミンメイがいるこのマクロスを守れただけで充分です」
未沙(………)
輝「それに…」「俺には君がいるから…」
未沙「…一条君…」

≪ミンメイポイントの方が高い≫
ミンメイ「輝…良かった…あなたが無事でいてくれて…」
輝「ミンメイ…」
ミンメイ「私、あなたがいなくなってしまうのが…怖かった…」
輝(………)
ミンメイ「でも、これからは…一緒にいられるのよね…?」
輝(………)「…ごめん。そういうわけにはいかないんだ」
ミンメイ「!」
輝(………)
ミンメイ「どうして…? あなたはもう戦わなくていいんでしょう?」
輝(………)(………)「ミンメイ…君は俺のために歌手をやめられるかい?」
ミンメイ「え…?」
輝(………)
ミンメイ(………)
輝「…君にそんなことは出来ないよ」「それに、周りに人間がそれを許しちゃくれないだろうしね」
ミンメイ「輝……」
輝(………)「…君はこれから君の歌で地球圏の人達を元気づけていかなきゃ」
ミンメイ(………)「…ええ」
輝「そして…俺はそんな君や他の人達を守ろうと思ってる」
ミンメイ(………)
輝「だから、俺はバルキリーを降りることは出来ない」
ミンメイ(………)(………)「でも…これきり会えなくなるわけじゃないでしょう?」
輝「! ああ。会おうと思えば、いつだって会えるさ」
ミンメイ(………)「その時はまたバルキリーで私を連れ出してくれる?」
輝「カンベンしてくれよ。今度、あんなことしたらタダじゃすまないよ」
ミンメイ「うふふ…冗談よ、冗談」(………)「…私、これからも頑張るね。あなたや…私の歌を聴いてくれる人のために」
輝「ああ…」

甲児「よう、ウッソ。お前達、これからどうするんだ?」
ウッソ(………)
甲児「もし良かったらさ、みんなで俺んちへ来ないか?」
ウッソ「甲児さん…」
甲児「前に言ったかも知れねえけど、俺は弟と二人暮しだから部屋が空いてんだ」
ウッソ「ありがとうございます…でも、僕は故郷に…カサレリアに帰ろうと思ってるんです」
さやか「けど…子供達だけで生活するのって…大変よ」
ウッソ(………)
甲児「そうだよ。カルルだっているんだしさ…」
ウッソ「…いえ、シャクティだって捜さなきゃならないし…」
甲児(………)
ウッソ「それに、僕達は自分達で生活してきましたから…大丈夫です」
さやか(………)
甲児「そうか…なら、仕方ねえな…」
ウッソ「本当にごめんなさい…」
甲児「でもよ…困ったことがあったら、遠慮なく言ってこいよ」
さやか「そうよ。いつだって力になるから」
ウッソ「そんな…甲児さん達にご迷惑をおかけするわけには…」
甲児「…子供が遠慮するもんじゃねえよ。それに、俺達は苦楽を共にしてきた仲間じゃねえか」「今までも…そして、これからもな」
ウッソ(………)「ありがとうございます。甲児さん、さやかさん…」

イサム「俺をスカル小隊に?」
フォッカー「ああ。SDFは再編成されることになり…」「俺の小隊もロンド=ベル隊への出向を解除される」
イサム(………)
フォッカー「それに、これからは何かと忙しくなるからな… お前の腕を見込んでの話なんだが…どうだ?」
イサム(………)「すみません、少佐。俺にはまだやり残したことがあるんです」
フォッカー(………)「…AVFのトライアルか」
イサム「ええ。ガルドのYF-21との決着は今回の戦いで中断されたんでね」
フォッカー(………)「そうか…残念だな」
イサム(………)「ま、何かあったら呼んで下さいよ。俺の可愛い子ちゃんで駆けつけますから」
フォッカー「…お前もトライアルで無茶するなよ」
イサム「…俺から無茶を取ったら何にも残りませんよ」
フォッカー「フ…フハハハハ! そうだったな」

≪カミーユ健在≫
アストナージ「じゃ、お前はロンド=ベル隊に残るのか?」
カミーユ「ええ。この戦いで自分が何をするべきかわかったような気がしますから」
アストナージ「そうか…」
カミーユ「でも、ジュドーやシーブック、ウッソ達は艦を降りるようですね」
アストナージ「ああ。あいつらにこれ以上頼ることはできないよ」
カミーユ(………)「…これから、さみしくなりますね」
アストナージ「まあな。いたらいたでうるさいが、いなくなると、な」
カミーユ(………)
アストナージ「…お前、本当にいいのか? ファと一緒に戻らなくて…」
カミーユ(………)「…ロンド=ベル隊から離れる者がいるのなら…」「その人達を守るために誰かが残らなければならないでしょう?」
アストナージ(………)
カミーユ「…ネオ・ジオン軍やティターンズだって完全に消滅したわけじゃないんだ」「いつまた、シロッコやハマーンのような人間が現れるかも知れない…」
アストナージ(………)
カミーユ「俺はそういった連中から…仲間達を守りたいんです」

≪カミーユ廃人≫
ファ(………)「…カミーユ…」
カミーユ(………)
ファ「…戦いは終わったのよ、カミーユ…」「…帰ったら、また昔みたいに…学校へ行って………」(………)「うっ…う…どうして…どうしてこんなことに…カミーユ……」
カミーユ「…………ファ…」
ファ「! カミーユ…?」
カミーユ「ファ…俺は…シロッコと戦って…」
ファ「カミーユ…意識が…意識が戻ったのね…!?」
カミーユ(………)「…みんなの…呼ぶ声が聞こえた…」
ファ「みんなって…」
カミーユ「…ジュドーやプル、フォウ…○○○…それにファ…」
ファ「…カミーユ…」
カミーユ「ごめんよ。心配かけたみたいだな」
ファ(………)「良かった…本当に良かった、カミーユ…!」
カミーユ「…ファ……」

シュウ「では、あなた方はバイストン・ウェルへ戻られると…?」
シーラ「そうです。バイストン・ウェルの戦乱はまだ収まったわけではありません」
エレ「それに…自分達の世界は自分達の手で救わねばならないのです」
ショウ(………)
シュウ(………)「…わかりました。あなた方が地上へ現れた件は私にも責任があると言えますからね」
エレ「………」
シュウ「では、私がグランゾンでオーラロードを開きましょう」
エレ「…ありがとうございます」
ベル「エレたまぁ、ホントにバイストン・ウェルに帰れるの?」
エレ「ええ」
エル「あたし、地上も気にいってたんだけどな…」
チャム(………)
エル「チャム、どうしたの?」
チャム「ロンド=ベルのみんなと別れるの、さみしいな」
エレ(………)
シーラ「チャム、あなたの気持ちは良くわかります」
チャム「シーラ様…」
シーラ「ですが、私達にはまだ成し遂げなければならぬことがあるのです」「それは…わかっていますね?」
チャム「うん…」
シーラ「それから…ショウ、マーベル」
ショウ「…はい」
シーラ「あなた達は地上世界に残って下さい」
ショウ「え…?」
マーベル「何故です、シーラ様!?」
シーラ「二人は元々地上の人間です。これからは地上界のために働いて下さい」
ショウ「し、しかし…それでは!」
エレ「今回の戦いで…最も被害を受けたのは地上界です」「それに…脅威も完全に去ったわけではありません」
シーラ「これからの地上界はあなた達の力を必要としてます。ですから…」
ショウ(………)
チャム(…ショウ…)
ショウ「シーラ様、申し訳ありませんが、その命令は聞けません」
シーラ「ショウ……」
ショウ「バイストン・ウェルの戦乱は地上人が原因で起きました」「俺は地上人としてその収拾をつけなければなりません」
シーラ「しかし…」
ショウ「地上のことなら大丈夫ですよ。力強い仲間達がいますから」
マーベル「…ショウのいうとおりです。私達はシーラ様達と一緒にバイストン・ウェルへ戻ります」
シーラ(………)
エレ(………)
シーラ「では…今一度、その好意に甘えさせて下さい」
チャム「ショウ、ホントにいいの?」
ショウ「ああ。俺達は地上界を救うことが出来たんだ」「だから、バイストン・ウェルもきっと…」

アスカ「ね、ミサト。これからあたし達、どうなるの?」
ミサト(………)「Nervが組織解体され、残った人員がSDFに接収されたとしても…」「E計画に関わった人間はタダじゃすまないでしょうね…」
シンジ「タダじゃすまないって…どういうこと?」
ミサト「私達は使徒せん滅という名目で色々な問題を起こしているから…それの責任は取らされることになる」
アスカ(………)
シンジ(………)
ミサト「それから、SDFの決定で残ったEVAは破棄されることなったわ」
アスカ「破棄って…どうやって!?」
ミサト(………)「おそらく、太陽へ向けて射出されることになると思う…」
シンジ「た、太陽って…」
アスカ「…跡形もなくなるってワケね…」
ミサト「…それはわからないわ」「E計画初期段階の極秘資料によれば、EVAは無限に生き続けることが可能らしいから…」「…その中に宿る…人の心と共にね」
シンジ(………)
ミサト「それから、EVAの破棄と同時にチルドレンの登録も抹消される。それであなた達の任務は終了よ」
アスカ「終了って…あたし達、責任取らされるんでしょ?」
ミサト(………)「…心配はいらないわ。あなた達の身柄ぐらい、私が何とかしてみせる」
アスカ「じゃ、じゃあ、碇司令とファーストは…?」
ミサト(………)「あの二人は…もう私達の所へは戻って来ないわ…」
シンジ(………)
アスカ(………)
ミサト「碇司令とレイの真意はわからないけど…」
シンジ(………)「…父さんと綾波は…セントラル・ドグマを封印したんだと思う…」
アスカ「封印って…?」
シンジ「…あの中にあるモノをもう誰にも使わせないために…」「…同じことを繰り返させないために…」
ミサト(………)
アスカ(………)
シンジ「真実は違うかも知れないけど…僕にはそうとしか思えないんだ…」
ミサト(………)「…そうね。シンジ君がそういうのなら…」
アスカ(………)
ミサト「とにかく、あなた達はこれから自由の身よ」
アスカ「ミサト…」
ミサト「地球圏に戻ったら、もう二度と会うことはないでしょうけど…」「私はあなた達に出会えて本当に良かったと思ってる」
シンジ「ミサトさん…」
アスカ「ミサト…」
ミサト「シンジ君…あなたはもう一人前の男よ。これからの人生は自分で選びなさい」
シンジ(………)(………)「…はい」
ミサト「アスカ…あなたもシンジ君と仲良くね」
アスカ「ミサト…! 何言ってんのよ。これじゃまるで…」
ミサト「それ以上は言わないで。最後ぐらい、笑って別れましょう」
アスカ「!」
シンジ(………)「…今まで…ありがとう、ミサトさん…」
ミサト(………)(………)(………)「じゃ、ね」
〔扉の開閉音〕
アスカ「ミサトッ!!」
シンジ「ダメだよ、アスカ!」
アスカ「!」
シンジ「…ミサトさんの気持ちを無駄にしちゃ…ダメだよ…」
アスカ「シンジ……」
シンジ(………)

カズミ「ノリコ…ユング…身支度をして、どこへ行くつもりなの?」
ノリコ「私達、アステロイドベルトのイカロス基地へ戻るんです」
カズミ「何ですって…本気なの!?」
ノリコ「ええ。もう決めたんです。ユングと二人で…」
カズミ「何故…?」
ノリコ「だって…宇宙怪獣はあれで最後じゃないんでしょう?」
カズミ(………)「ええ…」
ノリコ「だったら…私はガンバスターで戦います」「タシロ艦長達が私達に託してくれた未来を失うわけにはいかないもの…」
カズミ(………)
ユング「それに、SDF新たな旗艦がイカロス基地で建造中だっていうし…」「多分、その艦には宇宙怪獣の完全なせん滅という任務が与えられると思うから…」
カズミ「………」「では、私もあなた達と一緒に行くわ」
ノリコ「ダメよ、お姉様」
カズミ「!」
ユング「そうよ。あなたは私達とは別の未来を手に入れたんでしょ?」
カズミ(………)
ノリコ「…お姉様は地球圏に戻って。そして、コーチと一緒にいてあげて」
カズミ「ノリコ………」「でも…それでは…あなた達と同じ時間を過ごすことができなくなる…」
ノリコ(………)
ユング(………)
カズミ「もう二度と会えなくなってしまうかも知れないのよ…?」
ノリコ(………)「だから…そんな想いをするのは私達だけで充分…」
カズミ(………)
ユング「カズミ…バスターマシン2号の起動キーを私にちょうだい」
カズミ「ユング…」
ユング「悔しいけど、あなたは私が欲しかったものを手に入れた…」
カズミ(………)
ユング「だから…せめて、起動キーだけでも私に譲ってよ」
カズミ「ユ、ユング…」
ユング「その代わり…あなた達の未来は私達が守ってあげるわ」
カズミ(………)
ノリコ「お姉様とコーチの結婚式に出られないのが残念だけど…」「遠い星空からお二人の幸せを祈ってるわ」「それから…キミコにもよろしく伝えてください」
カズミ(………)(………)「…わかったわ」
ユング「…今度は私が見送られる番ね。でも、さよならは言わないわ」
カズミ(………)
ノリコ「…行って来ます」
カズミ(………)「…行ってらっしゃい…ノリコ、ユング…」
〔扉の開閉音〕

※※イングラムを説得した場合のセリフ※※
リュウセイ(………)「じゃあ、イングラム少佐は…」
アヤ「ええ。消息は不明だそうよ…」
リュウセイ(………)「あいつは…いや、教官はやっぱり…死…」
ライ(………)
レビ(………)
※※イングラムを説得しなかった場合のセリフ※※
リュウセイ(………)
アヤ「リュウ…」
リュウセイ(………)「俺は…ああするしかなかったのか…?」
ライ(………)
レビ(………)
リュウセイ「…イングラム教官を殺すしかなかったのか…?」
アヤ(………)

ヴィレッタ「悲しんでいる時間はないわ」
リュウセイ「!」
ヴィレッタ「ラオデキヤ艦隊の消滅に気づいたゼ=バルマリィ帝国は必ず次の手を打ってくる」
ライ(………)
ヴィレッタ「…地球が危機にさらされている状態に変わりはないのよ」
リュウセイ(………)
ヴィレッタ「そして、SRX計画もまだ終わったわけじゃないわ」
アヤ(………)
ヴィレッタ「…私達は彼らの侵略から生き延びるために…次のRマシンを開発しなければならない」
リュウセイ「……次、だと…?」
ライ「…俺達のRマシンは試作機に過ぎない…」「…今のSRXはあくまでも仮の姿なんだ」
リュウセイ(…仮の…姿…)
アヤ(………)
ライ「それに…ゼ=バルマリィ帝国のたった一艦隊が攻めてきただけで…」「地球圏はあそこまでの危機に追い込まれたんだ」「もし…彼らが俺達を危険視し、本格的に地球への侵略を開始したら…」
リュウセイ「俺達なんて一たまりもねえってのか…」
レビ「そう…記憶を失った私でも…彼らの強大さは感じ取れる…」
ヴィレッタ(………)「…イングラム少佐の役目は私が引き継ぐわ」
リュウセイ「な、何だって…?」
ヴィレッタ「SRX、そしてSRXチームはこれから生まれ変わることになる…」
ライ(………)
ヴィレッタ「…私達は宇宙の調停者を名乗るゼ=バリマリィ帝国と戦うため…」「イングラム少佐に選ばれた者…」
リュウセイ(………)
ライ(………)
アヤ(………)
レビ(………)
ヴィレッタ「…それを忘れてはいけないわ」
リュウセイ(………)「ああ」

マサキ「シュウ…」
シュウ(………)「…何の用ですか。マサキ?」
マサキ(………)
シュウ「私と決着をつけたいのなら、もう少し待って頂けませんか?」「私にはまだしなければならないことがあるのです」
マサキ(………)
リューネ(…マサキ…)
マサキ「…俺はてめえを許すつもりはねえ」
シュウ(………)
マサキ「だがな…てめえのおかげで今回の戦いに勝てたのは紛れもない事実だ」
シュウ(………)
マサキ「それに…例の衝撃波を何とか出来るのはてめえぐらいしかいねえだろう…」
シュウ(………)
マサキ「だから…勝負は預けておくぜ…!」
シュウ「フ…あなたにしては賢明な選択ですね」
マサキ「けどよ…てめえが少しでも妙な真似をしやがったら、その時は…!」
シュウ(………)「その言葉…覚えておきますよ」
〔歩き去る足音〕
マサキ(………)
リューネ(………)「…あれでいいの?」
マサキ(………)
リューネ「アイツは…必ずあたし達の敵になる…」
マサキ(………)
リューネ「一緒に戦っていてもどこか信用できない。そういう得体の知れない所があるからね」
マサキ「わかってるよ、そんなこと」
リューネ(………)
クロ「マサキ、これからどうするの?」
マサキ「…俺はしばらく地上に残る」
シロ「ラ・ギアスに戻らニャいのか?」
マサキ「ああ。奴から目を離すわけにはいかねえからな」
クロ「でも…地上に、って言っても…」
マサキ「しばらくはリュウセイ達に所へ厄介になろうと思ってる」「…その方がシュウの動きをつかみやすいからな」
シロ「そうだニャ…」
リューネ「じゃ、あたしも行く」
マサキ「お前…DCに戻らなくていいのかよ?」
リューネ「親父は行方不明のままだし、今のDCに戻っても…」
マサキ(………)
リューネ(………)
マサキ「わかった。じゃ、好きにしろよ」
リューネ(………)「ホントに…?」
マサキ「ああ。」
リューネ「…ありがと、マサキ」
シロ(いいのかニャ…ラングランへ帰る時も絶対についてくる気だニャ…)
クロ「それにしても…シュウはこれから何をする気ニャのかしら…?」
マサキ(………)「あいつは…近い内に必ずその正体を現す…」
クロ「マサキ……」
マサキ「…俺にはわかるんだ」「そして、あいつを止められるのは俺とサイバスターしかいねえ…」

現在位置 コンペイ島

トーレス「艦長…コンペイ島への接舷、完了しました」
ブライト「ご苦労。マクロスの方は?」
サエグサ「解散ポイントから月へのコースに乗りつつあります」
ブライト「そうか…では、グラン・ガランとゴラオンは?」
トーレス「無事にディメンジョン・シフトを終えたとの報告が入っています」
ブライト「では、シーラ女王やエレ女王はバイストン・ウェルへ帰還したのか…」
アムロ(………)「…結局、半分以上のメンバーがロンド=ベル隊を抜けることになったな」
ブライト「仕方ないだろう。元から軍属の人間の方が少なかったんだ」
クワトロ「これ以上、彼らに頼ることはできんよ」
アムロ「ああ、そうだな…後は俺達の仕事だ…」
〔扉の開閉音〕
万丈「ブライト艦長、地球へ戻る連中の準備は完了しましたよ」
ブライト「すまんな…SDFとロンド=ベル隊の地球外退去命令が解除されていれば…」「君達を地球まで送り届けることが出来たのだが」
万丈「いえ…そこまで好意に甘えられませんよ」
ブライト「君には何かと助けられた。隊を代表して礼を言わせてくれ」
万丈「何言ってんです。これが最後の別れになるわけじゃないんですから」「それよりも、あなた達はどうなるんです?」
ブライト「このまま、このコンペイ島で連邦政府と軍の決定待ちだ。正直言って、どうなるかは私にもわからん」
アムロ「俺達が雷王星宙域へ言っている間にティターンズが再編成されたそうだし…」
バニング「最悪の場合は隊の解散もあり得るな…」
アムロ(………)
万丈「そうですか…それに関しては僕の方でも出来るだけの手を打ちます」
ブライト「構わんよ。我々のことは我々で何とかするつもりだ」「それよりも、地球へ戻る連中のことを頼むぞ」
万丈「わかっています。じゃあ、僕達はこれで…」
クワトロ「また会おう、万丈君」
万丈「ええ。大尉達も、どうかお元気で…」

〔ざわめき〕
エマ「銀鈴…大作君のこと、頼むわよ」
銀鈴「はい…」
クリス「甲児君、学校に戻ったらちゃんと勉強しなきゃダメよ」
甲児「チェッ…嫌なこと思い出させないでくれよな」
さやか「クリスさん、いつぞやのケーキおいしかったです。また会うことがあったら…」
クリス「ええ。今度はウラキ少尉も食べられるケーキを焼くわね」
コウ「す、すみません…」
忍「じゃあな、コウ。また会おうぜ」
コウ「ああ。忍も元気で…」
雅人「ニナさんと仲良くね」
コウ「え…? あ、ああ」
キース「忍も沙羅とケンカばかりしてちゃダメだぜ」
忍「うるせえな。てめえこそモーラ中尉と上手くやれよ」
カトル「大作君…君達と出会えて良かったです」
大作「僕の方こそ…今まで本当にありがとうございました」
シンジ(………)
カトル「シンジ君…君もどうかお元気で…」
シンジ「うん…カトル君も…」
デュオ「ウッソ…カルルの面倒、しっかり見てやれよ」
ウッソ「はい…。あの、ところでヒイロさん達は…?」
デュオ「ああ、あいつらか? さっさとどっかに行っちまったよ」「ったく、ヒイロもトロワも五飛も愛想ってもんを知らねえからなあ」
大作「ヒイロさん達らしいですね」
ギャリソン「では、皆さん…そろそろ地球へ出発いたしますぞ」
豹馬「みんな、元気でな!」
デュオ「ああ。また会おうぜ!」
モンシア「獣戦機隊、命令違反もほどほどにしとけよ!」
沙羅「最後までうるさいオヤジだね、ったく…」
モンシア「何だと!?」
亮「ところで…○○○はどこにいるんだ?」
アスカ「そういや…さっきから姿が見えないわね」
甲児「リュウセイ、マサキ。お前ら知らねえのか?」
リュウセイ「いや…」
マサキ「…あいつ、どこへ行ったんだ…?」

≪スーパー系主人公≫
<<ブリット>>
ブリット(………)(…龍虎王…それに、虎龍王…今まで一緒に戦ってくれてありがとう)(俺はお前達がいたから…この戦いで生き残ることができたんだ…)(………)
〔扉の開閉音〕
クスハ(………)
ブリット「クスハ…」
クスハ「…龍虎王に関する連邦政府の決定が出たの…」
ブリット(………)
クスハ「…特Aクラスの危険度を持つ機動兵器として認定され…ここで封印されることになった…」
ブリット「そうか…」
クスハ(………)「でも…解体されないだけましだと思う…」
ブリット(………)「ああ…龍虎王がいてくれたから、俺達は…」
クスハ(………)(………)「ブリット君、私…」「ここに残るわ」
ブリット「!」「何だって…? 俺と一緒に来てはくれるんじゃなかったのか…?」
クスハ(………)(………)「…私、やっぱりあなたとは一緒に行けない」
ブリット「何故だ?」
クスハ(………)「…私はいずれヒュッケバインMK-II強奪の罪が問われることになる…」
ブリット(………)
クスハ「そうなったらあなたにも迷惑をかけてしまうわ」
ブリット「だ、だけど…」
クスハ「ブリット君…」「私、あなたに会えて本当に良かった」
ブリット「………」
クスハ「できれば、あなたとの昔の思い出を取り戻したかった…」
ブリット「…クスハ…」
クスハ「…それ以上は言わないで」「…辛くなってしまうから」
ブリット「………」
クスハ(………)「…最後ぐらい、笑って別れましょう」
ブリット「………」「…馬鹿なことをいうな」
クスハ「!」
ブリット「俺達、色々あったけど…それを乗り越えて、こうやって一緒にいられるようになった」
クスハ(………)
ブリット「それに…俺はもう決めたんだ。月並みな言葉だけど…何があってもお前の傍にいるとな」
クスハ「ブリット君…」
ブリット「今までも二人で何とか生き残ってきたじゃないか…」「だから、これからだって…」
クスハ「ブリット君…」
ブリット(………)
クスハ「ありがとう…」
ブリット(………)
クスハ(………)「…ねえ、ブリット君。あなたはこれから…どうするの?」
ブリット(………)「……そうだな、俺は…」

【シナリオエンドデモ終了】


ブルックリン=ラックフィールド
こうして、俺の戦いは終わりを告げた。
俺は軍を退役し、DCに入ることにした。
ロンド=ベルのみんなには止められたんだが、軍人になるつもりはなかったんだ。
DCでは、今までの経験を生かし、人型機動兵器のテストパイロットをやることになっている。
もちろん、何かあればロンド=ベル隊に帰るつもりだ。
地球の…そして、みんなの平和を守る気持ちに変わりはないから…。

リョウト=ヒカワ
こうして、戦いはようやく終わった。
そして、僕はロンド=ベル隊に残ることにした。
みんな意外そうな顔をしていたし、父さんや姉さんは反対したけど、この戦いが終わって、僕が何をすべきなのかハッキリした。
だから、後悔はしていない。
そして、本当の平和が来る日まで、僕は頑張るつもりだ…。

クスハ=ミズハ
こうして、戦いは終わりました。
私はパイロットをやめ、ロンド=ベル隊から去ることにしました。
みんなには止められたし、自分でも大分悩んだけど、
お医者さんになろうって、決めたんです。
でも、何かあったらいつでも、みんなの所へ戻ってくるつもりです。
やっぱり、自分たちで作り出した平和は、自分で守りたいから…

レオナ=ガーシュタイン
こうして、私の戦いは終わりを告げた。
私は、フォッカー少佐やグローバル艦長の勧めもあり、SDFへ所属することにした。
私の家系には軍人が多いから親族は誰も反対しなかったけど、両親はさすがに、私が地球圏を離れることには難色を示した。
でも、何かが起きれば、いつでもロンド=ベル隊へ戻ってくるつもりよ。
だって、そこには苦楽を共にした、かけがえのない仲間がいるから…。


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