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シーン2「侵略者の真意編」
No.9
燃える地球

<ラスト「バンドック内」>
逃げたバンドックの胴体を追いかけた
ザンボットチーム。

ガイゾックとの決戦に挑みますか?


サブタイトル
「燃える地球」


【戦闘マップ開始】
〔味方ユニット出現〕
勝平「ここが‥戦艦の内部‥こんなになってたのか」
恵子「ただの戦艦じゃない‥勝平! 気をつけてよ!?」
勝平「まかせとけって! 敵の腹の中なんだ、適当に暴れまわりゃ‥」
ガイゾック「来たか‥神ファミリーの末裔よ」
宇宙太「なんだ!? どこからだよ!」
勝平「ちっ、あんなとこに‥おまえがガイゾックなのか!」
ガイゾック「いかにも‥われが‥ガイゾックの神なり‥」
宇宙太「神‥?」
ガイゾック「再び‥おまえたちを滅ぼすときが来た‥」
恵子「再び‥ですって!? じゃあ、あなたが私たちのご先祖様たちを‥!?」
ガイゾック「‥いかにも。悪しき考えを持っていたおまえたちの遠い祖先‥滅ぼしたのは‥我なり‥」
勝平「ふざけやがって! だいたい、おまえが神だなんて、どういう意味だ!」
ガイゾック「我の所まで‥たどり着き‥我を倒す事ができたなら‥その意味がわかろうぞ‥。倒すことができたなら‥」
勝平「おおっ! やってやろうじゃねえか! そこを動くんじゃねえぞ!」
宇宙太「恵子! ロンド・ベルのみんなに連絡はしてあんのか!?」
恵子「ザンベースの通信装置なら大丈夫だと思うけど‥妨害電波がきつくて‥」
勝平「けっ、来ないかもしれないってか!? そんときゃおれたちでやるまでよ!」
ガイゾック「‥危険‥やhり、彼らの危惧するとおり‥滅ぶべきものなり‥」
<戦闘開始>

<2PP・味方援軍1出現>

〔味方ユニット出現〕
クワトロ「これが戦艦内部? まるで迷路だが‥」
宇宙太「お! ロンド・ベルのみんな!? クワトロさん、こっちだぜ!」
クワトロ「無事のようだな、三人とも」
勝平「なんだよ、おれたちがガイゾックをぶちのめしたあとでもよかったのによ」
忍「助けがいのない連中だぜ」
亮「フッ、状況が同じなら、おまえも同じ事を言うだろうな、忍」
沙羅「言うね」
忍「なんだよ、それじゃおれがまるで‥」
マイク「‥おなじロボットに乗っててケンカばっかり‥疲れないのかね」
レニー「う~ん、慣れなんじゃない?」
恵子「もう! なにやってるんですか!」
甲児「そう怒んなよ。これだけの味方が来たんだ。余裕があるんだよ」
ボス「そういうことよん」
キョウスケ「む‥? いや‥そうも言ってられんらしい」
〔敵ユニット出現〕
デューク「‥そうみたいだ。みんな、油断はするな!」
ガイゾック「すべては‥の‥ために」
豹馬「いまさら数で押そうったって無駄だぜ!」
小介「量よりは質です!」
ロール「いくぞぉっ!」

<4EP・敵増援1出現>
ガイゾック「‥この力‥これが‥汝らの求めたもの‥なのか‥?」
ミア「え‥? 私たちの求めた‥力‥?」
十三「わけのわからないこと言っとるんやないで! ミアはん、耳貸したらあかんで!」
ジョウ「そういうこった。こんだけいやがるんだ、気を散らしら負けるぜ‥!」
ガイゾック「しかし‥では‥なぜかの地を‥始まりに‥選んだのか‥」
ミア(始まりの‥地? 私たちに話しかけているわけじゃない‥?)
キョウスケ「‥ん‥!? なんだ‥!?」
クワトロ「どうした、キョウスケくん? 戦闘中だ。意識が散漫になったぞ!?」
キョウスケ「‥いや、なにか嫌な予感がしたんです、胸騒ぎのような‥」
ランバ「それってなんなの?」
キョウスケ「‥これは‥」
ガイゾック「‥我を守り、死を司る者たち‥汝、バンドックを侵せし者が現れたとき‥甦るなり‥」
〔敵ユニット出現〕
ちずる「く、まだこんなにいるの!?」
大作「こりゃ大変たい‥!」
パイ「キョウスケの胸騒ぎってなこれかよ! ‥たしかにちと数が多いね‥!」
ロール「ひるむな! おれたちは負けやしない‥!」
豹馬「そうそう! こういうときは気合だぜ、気合!」
甲児「上等じゃねえか‥」
デューク「士気は高いな。キョウスケくん、心配する必要はない‥ぼくたちは負けないよ」
沙羅「ガイゾックの最後のあがきさ。押し切るよ、忍!」
忍「おおよっ! やぁってやるぜッ!」
キョウスケ(気のせいか‥? いや‥エクセレンの件以来‥おれも少し‥おかしくなっているのか‥?)

<ガイゾック撃破・敵増援2出現>
ガイゾック「む‥ううううぉぉぉぉ‥っ!」
恵子「これで‥終わったの!?」
宇宙太「へへ‥夢じゃねえようだぜ‥?」
勝平「やった‥倒した‥! おれたちはガイゾックをついに倒したんだっ!」
ガイゾック「‥その声‥神‥勝平だな‥?」
勝平「う‥? ま、まだ‥!?」
ガイゾック「‥我‥敗れたり。‥地球人よ」
勝平「ガイゾックの正体‥おまえがガイゾックなんだろ!? おれたちは勝った! ご先祖様たちの仇、討たせてもらうぜ!」
ガイゾック「ガイゾック‥違う‥我はガイゾック星人によって造られた‥コンピュータドール第8号に過ぎない‥」
宇宙太「!!」
ファ「それって‥まさか‥」
十三「敵の親玉やないって事や‥なんちゅうこっちゃ‥」
キョウスケ「貴様はガイゾックの手足にすぎん‥ということか?」
第8号「‥そうだ。悪い考えを持った生き物に反応するように‥造られている。かつて我‥おまえたちの先祖の星‥ビアル星を‥悪意が満ち満ちていた故に滅ぼせり‥」
勝平「う、嘘だろ‥? おまえが‥おまえがガイゾックじゃないのかよっ!」
デューク「落ち着け! 勝平くん!」
甲児「大介さん‥落ち着けって言われても‥」
忍「‥ちっ、敵の本拠地‥ガイゾック星って言ったか? そこに直接乗り込むしかねえのかよ!」
雅人「ムゲ野郎のときみたいに!? あれは何度もできる事じゃ‥」
第8号「‥無駄な‥ことだ」
ジョウ「ふざけるな! やってみなけりゃ‥」
第8号「‥我を造った‥ガイゾック星人はすでに‥滅んでいる‥」
レニー「え!?」
小介「も、もしかして‥あくまで監視を続けるだけの‥ロボット!? その機構が死ぬことなく‥いままでずっと宇宙に!?」
ちずる「小介! どういうこと!?」
小介「推測の域を出ませんが‥どんなに優れていようと、機械は命令されたプログラムを実行する以外、できることはありません‥敵を判別し、戦いことだけを入力されたものが‥」
豹馬「‥おれたちがガイゾックと呼んでたもの‥!?」
第8号「思考して‥我、二百年の平和な眠りにつけり‥だが再び‥悪い考えに満ちあふれた星が‥我の平和を目覚めさせたのだ‥」
ファ「それが‥地球‥!?」
勝平「地球の人間が、みんな悪い人だというのか!?」
第8号「‥憎しみあい‥嘘をつきあい‥わがままな考え‥まして仲間同士が‥殺し合うような生物が‥良いとは言えぬ‥」
クワトロ「‥かもしれん」
デューク「大尉‥?」
第8号「‥宇宙の静かな平和を‥破壊する‥我はそのような生物を掃除‥するためにガイゾックによって‥造られた‥」
宇宙太「宇宙の平和を破壊する‥!? おれたちが!?」
勝平「そんなことはない! みんないい人ばっかりだっ!」
恵子「勝平‥」
キョウスケ「コンピュータドール第8号‥聞きたいことがある‥ガイゾック星人を滅ぼしたのは‥おまえたちなのか?」
雅人「え? なんでそんなこと‥」
第8号「‥満ちた。ガイゾック星にも‥悪意‥は。だが‥創造主を‥滅ぼすことは‥できぬ‥」
キョウスケ「‥答えろ‥。手を下したのは‥誰‥いや、なんだった‥!?」
クワトロ「‥キョウスケくん、どうしたんだ?」
第8号「‥我がシステムは‥破壊されすぎた‥」
キョウスケ「答えろ‥!」
第8号「‥‥」
〔敵ユニット撃破〕
勝平「くそっ‥なんだってんだよ‥」
恵子「勝平‥私たちは平和のために、みんなのために戦ってるのよ? 迷う事なんてないわ」
キョウスケ「‥‥」
甲児「キョウスケ、なんであんな事を‥あいつに聞いたんだ?」
クワトロ「なにか思い当たることが?」
キョウスケ「‥大尉。おれの思っていることが正しければ‥まだ終わってはいない‥! おそらく、ガイゾック星を滅ぼしたのは‥!」

<敵増援2出現後の次EP・敵増援3出現>
〔敵ユニット出現〕
???「‥‥」
キョウスケ「‥なんとなく‥わかった。いや、わかるぞ‥」
忍「ちっ、こんなところまで謎の敵かよ!」
雅人「忍! あ、あいつは‥!」
沙羅「あいつは‥惑星突入直前に現れた!・」
キョウスケ「おまえは‥! エクセレンをどうした! あいつは‥あいつはどこにいるっ‥!」
ランバ「ちょっとキョウスケくん! 落ち着いてよォ!」
十三「わからんこともないが、焦っちゃあなんで!」
???「‥‥」
亮「親玉‥か。破壊したはずだが‥どうやら一体二体じゃなかったようだな。地上でも同じ奴が出たと聞いたが?」
ジョウ「そういや‥いたな」
レニー「ジャブローでは‥たしか2体いたわよね!?」
ミア「はい‥」
ロール「しかし‥宇宙空間ならまだしも、なぜこの戦艦の中に!? それとも他に入り口が‥」
パイ「そういう感じじゃねえぜ。もとからここにいたクチだな」
???「‥キケン‥」
キョウスケ(‥聞こえた‥! なにが危険なんだ!? おまえたちの身がか? それとも‥)
クワトロ「‥拠点を防衛するためのロボットなのかもしれん」
ちずる「拠点‥? ガイゾックの戦艦が、ですか!?」
クワトロ「勘だ。‥だが、結果的にガイゾックとは、過去の遺物にすぎなかった。つまり、ここがガイゾックの心臓だ」
小介「つまり‥これでガイゾックの脅威はなくなったわけですよね。そこで出てきた‥」
マイク「地上では‥ジャブローを取り返すときだったし‥」
デューク「宇宙ではディラド星への突入直前‥たしかに大きな区切りだ‥!」
勝平「くっそお! ガイゾックと謎の敵は手でも組んでたっていうのか!? まだ終わらねえのかよ!」
宇宙太「なにが宇宙の平和を乱すだよ! ガイゾックのコンピュータ野郎、滅ぼすならこういう連中をやりやがれってんだ!」
クワトロ「‥ガイゾックと謎の敵‥もしも目的が同じ‥もしくは共通するものがあるとすれば‥」
豹馬「相変わらず思わせぶりだなあ、大尉! なんかわかったなら説明してくれよ!」
クワトロ「いや、結論を出す時間を与えてはくれんらしい‥来るぞ!」(しかし‥それではエクセレンくん、キョウスケくんのことが説明つかん‥)
???「コノ‥ヤリカタ‥デハ‥ムリ‥」
キョウスケ(‥なんのことを言っている? やり方‥? どのことだ!?)

<敵増援2出現の次PP・味方援軍2出現>
クワトロ「連戦だな。さすがに厳しくなってはきたか‥」
甲児「これくらい‥っと言いてえが、さすがに敵が多くてうんざりだぜ」
デューク「君らしくもないな、甲児くん。鉄也くんが聞いたらなんと言うかな?」
甲児「勘弁してくれよ、大介さん。‥鼻で笑われちまう」
亮「笑っているくらいなら来てほしいがな。‥無理なことはわかっているが」
忍「おれたちだけでやるしかねえんだよ! ガタガタ言ってたって敵は減らねえぜ!」
ジョウ「‥可能性があるのがひとり‥いや、一体いるぜ?」
パイ「あ? どうやってここまで‥って、そうか!」
マイク「来るかな?」
レニー「‥お願い‥!」
ジョウ「飛影ぇぇぇッ!」
飛影「‥‥」
[イベントデモ「飛影登場」]
〔味方ユニット出現〕
飛影「‥‥」
ランバ「わあっ! ほんとに来たぁ!?」
ジョう「一番驚いたぜ‥言ってみるもんだ‥!」
キョウスケ「謎の敵に謎の味方‥そして敵の目的も謎、か」
沙羅「謎づくしだね。やってらんないけどさ」
十三「せやな。‥けど考えてる場合ちゃうで! 豹馬ぁ! こっちゃ57メートルもあるんや! あんな小さいのに負けてられへんで!」
豹馬「言われなくてもわかってらぁっ! いくぜぇっ!」
ジョウ「すまねえな、飛影。いつか借りは返すぜ!」
飛影「‥‥」

<味方援軍1出現後の次PP>
〔飛影、対象ユニットへ隣接〕
〔味方ユニット合体〕

※※ジョウと合体した場合のセリフ※※
ジョウ「手間かけるな、飛影! いくぜっ!」
※※レニーと合体した場合のセリフ※※
レニー「飛影が‥お願いねっ!」
※※マイクと合体した場合のセリフ※※
マイク「これならおれだって‥! たのむぜ、飛影!」


<アインストレジセイア撃破>
???「‥‥」

<敵全滅・勝利条件達成>
甲児「ふぅ‥終わったか‥」
デューク「一息ついている暇はないようだぞ、甲児くん!」
ボス「どういうことだわさ? ガイゾックは倒したし、謎の敵も一網打尽にしたのねん」
小介「‥この戦艦‥爆発します」
甲児「な、なんで!?」
小介「これだけ暴れましたからね。それに‥先程から中心部‥おそらくエンジンブロックだと思うのですが、熱量が増大し続けています。‥このままだとすぐに‥」
大介「小介! なして先に言わんと!」
小介「すいません‥つい先程からなんです。謎の大型を破壊したあたりから‥」
ロール「爆発くらいで沈むダンガイオーじゃない」
甲児「お、超合金Zだってそんくらいどうってことないぜ?」
忍「ダンクーガだってなあ‥」
クワトロ「モビルスーツはそんなに丈夫ではなくてな。‥よし、脱出する! 全機最大戦速でこの空域を離脱、出力が足らない機体は他にフォローしてもらってくれ」
キョウスケ(これで‥ひとつの区切りか‥だが‥)
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

洸「父さん!」
一郎「おお、洸‥よく戻ってきた」
洸「父さん‥連絡は聞きました。本当ですか!? 母さんが‥チベットにいたというのは!?」
一郎「そうだ、洸。間違いない‥寺院の跡を調べた結果、そう確信した」
神宮寺「寺院? チベットの‥遺跡のことですかい?」
一郎「うむ、古代ムー大陸が滅んだとき‥そこから多くの粘土板、いわゆるタブレットが、チベットのある寺院に運び込まれたと言われている‥」
マリ「タブレット‥そこにラ・ムーの星のことが!?」
一郎「ああ、我々がチベットへ着く少し前に、美しい不思議な女が寺院跡を掘り返していくつかのタブレットを探し出して去っていったのを現地の人間が目撃している」
洸「母さんが‥本当に母さんが! それで母さんはどこにいるんです!?」
一郎「海だ」
神宮寺「海? と言われてもよ」
一郎「正確な場所を記したタブレットは‥おそらく母さん、玲子が持っているのだろう。私が見つけたものでは日本近海を目指した気配がある‥」
洸「わかりました、父さん。ぼくが探して‥」
一郎「待ちなさい、洸。いい知らせばかりではないのだ」
マリ「ま、まさか‥」
一郎「そのまさかだ。‥妖魔帝国が再び動き出している‥」
神宮寺「プリンス・シャーキンの次か。今度はキングか?」
一郎「その名は‥妖魔大帝、バラオ‥!」
洸「妖魔‥大帝‥バラオ!?」

ブライト「バンドック内部でも‥あの謎の敵が!?」
クワトロ「なんとかなったがな。さて‥先程の敵について、みんなの意見を聞きたいと思うのだが‥」
恵子「例の謎の敵の事‥ですよね?」
クワトロ「ああ」
勝平「そういや、なんでバンドックの中に‥隠れてたんだ?」
宇宙太「そうだな‥まずはそこだろ」
パイ「だいたい、ガイゾックと謎の敵って繋がりあんのかよ?」
ロール「ガイゾックは、宇宙に存在する悪を滅ぼすため、大昔‥ガイゾック星人に作られた、と‥」
甲児「これで答えは出たな。どこの誰だかしらねえが、あの謎の敵はガイゾックと同じく、おれたち地球人を悪だと思って攻撃してきているんだ」
さやか「そんな‥私たちが‥悪だなんて‥」
クワトロ「私もそう思った‥だが、そんなに単純なものか?」
アムロ「‥たしかにな。オーラロード、ジャブロー‥不可解な行動が多すぎる」
キョウスケ「‥‥」
大介「それに環状隕石群に大量に現れたこと、そしてコンペイ島でもなにかを探っているようだった‥なにか別の目的があるような気もするが‥」
ミア「キョウスケさん‥バンドックの内部で‥なにかわかったようでしたけど‥?」
キョウスケ「‥ああ、どういうけいいなのかまではわからないが‥おそらくガイゾック星人を滅ぼしたのは‥あいつらだ」
カミーユ「根拠は?」
キョウスケ「ほとんど勘にすぎないが‥たぶん間違いない」
豹馬「なんだよそりゃ。よくわからねえなあ」
沙羅「そうだね。けどさ‥なんかそんな単純な奴じゃない気はするよ。なんか‥もっとヤバいことが隠されているような‥」
マリア「それもずいぶん抽象的ねえ」
葉月「結局は平行線か‥仕方ない、次の手を‥」
ターサン「お疲れじゃったのお!」
ブライト「通信? これはターサン博士。ご尽力、感謝いたします。ガイゾックを倒すことができました」
ターサン「よかったのぉ、いや、めでたいめでたい」
パイ「ワープで送る場所が近すぎたけどな」
ミア「パイ、珍しくターサン博士がまともなことしてくれたんだから‥」
沙羅「どっちの言い分も微妙にトゲがあるね」
ターサン「しかたないじゃろうが、ワープには到着座標の指定が必要なんじゃ。ガイゾックの戦艦にめり込まなかっただけありがたいと思わんか!」
マイク「ああ、それでおれたちを月から送ってくれたとき‥」
レニー「百鬼帝国の‥科学要塞島の真上に出ちゃったのね」
ジョウ「ありゃピンポイントすぐだろ。死ぬかと思ったぜ」
ターサン「なんじゃ、評判悪いのう」
アムロ「ターサン博士、気にしないでください」
忍「こいつら、口悪いからよ」
ランバ「説得力な~し」
ターサン「まあいいじゃろ。‥おお、そうじゃった。‥ダンガイオーチーム、すぐに地上へ向かってもらわねばならん」
ロール「えっ? なんで急に‥?」
ターサン「ムートロンの手がかり‥バンカーとギャンドラーがつかんでおる‥!」
葉月「なんですって‥!?」

バラオ「なに‥? 探し求めていた、洸の母、ひびき玲子‥いや、憎きムー帝国の末裔、レムリアの行方をついに、つかんだとな‥!?」
激怒「は、御命令通り‥チベットで、ひびき洸めの父親の動きを探っておりましたところ‥とうとうその手がかりを」
バラオ「それで‥そのレムリアは、今どこにいる」
豪雷「日本の近海に‥なにかを探し求めて向かったものと思われます」
バラオ「おそらく‥ムートロンエネルギー解放の鍵、ラ・ムーの星が見つかったに違いない‥」
激怒「ラ・ムーの星?」
豪雷「バラオ様‥仮にひびき玲子‥レムリアがそのラ・ムーの星を手に入れ、ムートロンエネルギーを解放したならば‥」
バラオ「我々は‥滅びることになろう‥!」
激怒「馬鹿な!」
豪雷「とても‥信じられません‥! シャーキン程度ならばいざ知らず、妖魔大帝バラオ様、そして我々巨烈兄弟が!?」
バラオ「残念ながら事実だ」
激怒「さすれば! 一刻も早く、そのレムリアを捕まえて‥!」
バラオ「その通り‥! 洸の母を捕らえねば、我々は滅び去るのじゃ! 逆に言えば、その力さえ手中に収めてしまえば‥この妖魔帝国に敵はない!」
激怒「ははっ」
豪雷「お任せあれ、バラオ様‥!」

ショウ「う‥うう‥ここは?」
マーベル「地上‥なの? 一体なにが起こって‥え!? ショウ!」
ショウ「ど、どうした? ‥ここは!?」
チャム「ウロポロス城だよ‥ショウ!」
※※トッドが仲間にいる場合、セリフ追加※※
トッド「なんてこった‥宇宙空間から一足飛びで戻ってきちまったってのか?」
※※ガラリアが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ガラリア「馬鹿な‥なぜ今になって!?」

マーベル「なぜこんなことが‥」
ショウ「考え込んでる場合じゃない。‥おれは‥地上に戻る。まだやり残したことが残っている‥!」
※※トッドが仲間にいる場合、セリフ追加※※
トッド「せっかく戻ってきたんだ。おまえとの決着をつけたいが‥後回しだな」
ショウ「ああ、おれたちはただ戻ってきただけだ」

チャム「ねえ、ちょっと! ショウ! マーベル!」
マーベル「チャム、勝手に離れてはだめよ。シーラ様に報告を‥」
チャム「そのシーラ様が‥いないの!」
ショウ「なんだって?」
チャム「シーラ様だけじゃない‥グラン・ガランも、オーラバトラーも‥全部!」
ショウ「まさか‥そんな、あり得るのか!?」
チャム「城の守備兵に訊いたんだけど‥ドレイクのオーラバトラーも‥全部消えちゃったんだって!」
マーベル「間違いないわ、ショウ‥!」
ショウ「オーラロードが‥開いた!?」
※※トッドが仲間にいる場合、セリフ追加※※
トッド「おい、じゃあ地上は‥」
※※ガラリアが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ガラリア「まずいな‥」

マーベル「すべて浮上した‥! ショウ、どうするの!?」
ショウ「‥自力で‥オーラロードを開くしかない‥」
チャム「ええっ!? できるの!?」
ショウ「‥わからない。だが、以前ガラリアと剣を打ち合わせていたとき、地上‥東京に出てしまった‥同じようにオーラ力を増大させていけば‥もしかしたら‥」
※※ガラリアが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ガラリア「フッ‥そうだったな。あのときの決着をつける前に、また地上へ行かなければならないとはね」

マーベル「‥やってみましょう」
※※トッドが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ショウ「トッド、協力してもらうぞ」
トッド「おうよ。それにしても‥忙しい話だぜ。‥用意はいいのか? ショウ」

ショウ「ああ、やるぞ‥!」

ミュージィ「‥ここは一体‥‥」
ショット「地上だ‥! ガラリアとショウが地上へ出たというのは‥真実だったのか?」
ミュージィ「地上へ出たというのですか?」
ショット「これだけのオーラシップとオーラバトラー共々‥私は地上に戻って来たのか!」
ドレイク兵「ショット様、我々の他にも、オーラバトラーが地上に出てしまっているようです‥」
ショット「ふむ‥おそらく、バイストンウェルのオーラバトラー全てが地上に出てきたのだろう」
ミュージィ「‥ショット様、いかがなされますか?」
ショット「しばらくは、地上の状態がどうなっているのか、情報を集める」
ミュージィ「私に出来る事は、なにか?」
ショット「ドレイク様のウィル・ウィプスもおそらく浮上しているだろう。通信が繋がらない場合、偵察隊を出してでもウィルを見つけろ」
ミュージィ「かしこまりました、ショット様‥」

ブライト「ではダンガイオーチームと兜くん、宇門くんたちは‥」
ターサン「うむ、ムートロン研究所と光子力研究所じゃな。座標がはっきりしておれば、百発百中じゃて。もうついておるだろう」
葉月「ムートロンの鍵となるものと‥ミケーネ帝国の活動再開か‥。艦長、彼らに続いて、私たちも地上に降りるべきでは?」
ブライト「‥そうですな。先に降りた破嵐くんたちのことも気にかかる‥」
クワトロ「しかし、ここまで簡単に地球と宇宙の行き来ができるとはな。異星の科学力、恐れ入る」
アムロ「少し前は大気圏突入など死と隣り合わせだったからな」
クワトロ「そういえば‥モビルスーツ単体で大気圏を抜けたパイロットがいたな? 大尉」
アムロ「昔の話さ」
ターサン「‥さて、ではわしは身を隠すとするわい」
豹馬「え? ちょっと!」
ターサン「ちょっと気張りすぎじゃわい。わしは本来、表に出るのは嫌なんじゃ。‥ま、うちの連中が世話になっとるからの」
十三「なんや、ここまで首突っ込んだんやで? つきあい悪いで!」
ターサン「そういうでない。通信はできるようにしとくでな。なにかあったら連絡してくれりゃあええ」
葉月「そうだぞ。あまり無理を言うものではない。‥ターサン博士、ありがとうございました」
ターサン「それでは、健闘を祈っておるぞ」
ブライト「‥よし、今後の我々の行動だが‥」
ファ「艦長、緊急連絡が入っています」
ブライト「ん、緊急? つないでくれ」
ギャリソン「お久しぶりでございますな、ロンド・ベルの皆様方」
キョウスケ「ギャリソンさん」
ギャリソン「これはこれはキョウスケ様、お久しぶりでございますな。植物惑星の件、お疲れ様でございました」
キョウスケ「どうもご丁寧に。‥しかし、緊急の連絡では?」
ギャリソン「おっと、そうでございましたな。‥実は現在、地上は大変混乱しておりまして‥」
ブライト「予想される混乱を防ぐために、破嵐くんやゲッターチームを降下させたのですが‥まだなにか?」
ギャリソン「突然、各地にオーラバトラーが現れたのでございます」
葉月「なんですって!? まさか‥ザマくんたち、行方不明のオーラバトラー隊も!?」
ギャリソン「ショウ様たちが行方不明になっておられるのですか? ‥いえ、少なくともダンバインの姿は確認しておりません」
亮「地上の映像‥確認できますか?」
沙羅「見た方が早そうだね」
ギャリソン「かしこまりました、現在交戦中の場所‥これは北アルプスですな。その映像を転送いたします」
ブライト「ファ、モニターに出してくれ」
ファ「はい、艦長」
アムロ「これか‥。む? あの巨大な影は‥?」
クワトロ「‥戦艦‥のようだな」
アムロ「ああ。しかしまずいな‥オーラバトラーに囲まれている」
クリス「大尉、オーラバトラーは‥ドレイク軍のものでは!?」
レニー「そうよ! 敵も浮上してきたんだわ! 今すぐにでもあの場所に行かないと」
ジョウ「ちっ、でもよ、おれたちがすぐにって訳にゃいかねえだろ」
勝平「あるじゃんよ、すぐ行く方法が」
宇宙太「そういうこと」
キョウスケ「‥あまり安易に頼るのはどうかと思うがな。そのうちツケが回ってきそうだ」

ターサン「‥わしの力が必要なときは連絡するんじゃとは言ったが‥こんなに早いとは思わんかったぞい」
葉月「申し訳ありません」
ターサン「用件はわかっておる。騒動が起きとる‥北アルプスとかいう山岳地帯じゃったの、そこへワープさせてほしいと言うんじゃな?」
レニー「話が早いじゃない? ‥そういう人って好きよ?」
ターサン「おお? そうじゃろ、そうじゃろ、ぬははは!」
ジョウ「まったく、レニーの色仕掛けなんかに引っ掛かってるしよ」
マイク「兄貴、よせよ」
ジョウ(それになんとなく信用できないところもハザードっぽいんだよな)
ブライト「ゴホン、博士、申し訳ないが‥今一度、お力をお借りしたいのです」
ターサン「おうおう、別に構わんが‥一つ問題があるぞ?」
葉月「と、言いますと?」
ターサン「あんたたちの戦艦は、大気中では航行能力があるまい?」
ブライト「わかっています。ラー・カイラムは揚陸艦ではありません。HLVロケットに地球降下部隊を乗り込ませます。そのロケットを北アルプスまで送り届けていただきたい」
ターサン「それならなんの問題もない」
アムロ「なるほど、それなら帰りは自力で宇宙へ戻れる‥考えたな、ブライト」
雅人「ブライト艦長は留守番?」
ブライト「ゆっくりしたいがな。‥私はフォン・ブラウンへ戻る」
葉月「いいのですか、ブライト艦長?」
ブライト「地上の混乱は放っておけません、それに宇宙にはまだジュドーやウラキ少尉たちの部隊がいます。私は彼らのフォローに回ります」
アムロ「指揮は誰がとる? ぼくか、クワトロ大尉か?」
ブライト「地上の陣頭指揮は葉月長官にお任せする。ダンクーガのサブブロックに乗り込み、地球降下をお願いします」
葉月「わかりました」
クワトロ「さすがに抜け目がないな、艦長」
ブライト「おだててもなにも出んよ、大尉」
ターサン「そんじゃま準備が出来次第、作戦開始じゃな!」
【シナリオエンドデモ終了】


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