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エンディング

【シナリオエンドデモ開始】
アインスト「‥なぜだ‥? この宇宙に住む者たちよ‥始まりの地の‥子らよ‥なぜ‥」
キョウスケ「‥‥」
アインスト「この‥宇宙の意志‥それに従って‥我らは始まりの地を守ってきた‥」
デューク「宇宙の‥意志‥!?」
竜馬「早乙女博士から聞いたことがある‥宇宙の意志‥この宇宙には、生命を育もうとする、意志が存在する‥その答えのひとつが‥」
隼人「ゲッター線…」
アインスト「様々な‥危険な力‥始まりの地にだけ次々と芽生えた力‥それを意識したとき‥それを統合した人間‥も‥学ぶべきと‥判断した‥そのとき目を‥付けたのが‥」
エクセレン「‥その実験台が私と‥キョウスケ、あのシャトルが地球降下をしたときだったってわけね‥」
アインスト「お前の肉体は‥あの炎の中で‥ほぼ‥朽ちていた‥故に‥我々の肉体を‥移植し‥再生‥した」
キョウスケ「おれもか。‥ならば‥なぜエクセレンだけを選んだ? おれも引っぱれば‥こうはならなかったかもしれん」
勝平「え!? 仲間になりたかったのかよ!?」
恵子「違うでしょ! キョウスケさんは‥確かめたかっただけじゃないの!?」
アインスト「‥それは‥できない‥なぜなら‥おまえは‥我々が‥手を下さなくとも‥生き残っていたからだ‥」
キョウスケ「なに‥!?」
ランバ「素で‥生き残ったってこと!?」
ミア「本当の‥奇蹟‥!?」
葉月「有り得るのか‥!? いや‥だが‥」
甲児「そんでエクセレン姉ちゃんをもとに人間を研究しただあ? 勉強不足だぜ、てめえは似ても似つかねえ化け物じゃねえか!」
アインスト「理解不能‥なぜ‥人間を‥造れなかった‥なぜ‥‥‥‥‥なぜ‥‥‥‥‥‥」
ショウ「オーラが‥消えた」
洸「む‥! そうか‥終わったか‥」
マリ「洸?」
洸「‥ライディーンが教えてくれた‥終わったよ、マリ」
エクセレン「‥私だけをさらったのが失敗ね」
ブライト「どういうことだ?」
エクセレン「そりゃ艦長、新しい生命を誕生させてやる、なんて息巻いてたくせに、女の私しか調べないんだもの。人間なんかできるわけないじゃない?」
アムロ「まったく当たり前のことが‥アインストシリーズには欠けていたということか」
キョウスケ「遥か太古より…始まりの地、地球を監視し続けたものたちの最期には‥ふさわしくないかもしれないが」
万丈「案外そんなものさ、世の中ってのは」
ギャリソン「戻りましょう、皆様。これからが大変ですからな」
ロミナ「はい。では‥」
葉月「む‥!? これは‥!?」
ブライト「長官? ‥これは‥まさか‥」
クワトロ「どうした? 艦長」
ブライト「この空間の‥出入り口が‥閉じた」
ルー「え!? どういうことよ!?」
レニー「じゃあもしかして私たち‥」
マイク「か、帰れなくなったの!?」
竜馬「通信は!?」
シャフ「…駄目です。さっきからやっているのですが‥」
十三「わいら一体どないして地球に帰んねん!?」
小介「‥永遠に‥この宇宙をさまようのでしょうか?」
ちずる「小介! 縁起でもないこと言わないの!」
大作「でも、どうしようもなかと‥」
パイ「なんてこった‥これじゃ‥勝っても意味ねえっ!」
ロール「そうだ、ミア。ターサン博士が言ってなかったか!? 地球には特別な力場があると言う話」
ミア「‥宇宙のどこにいても、地球を見つけることができる‥たしか‥」
ランバ「言ってた言ってた!」
ブライト「ロミナ姫、エルシャンクのレーダーは!?」
ロミナ「‥レーダーにはなにも‥」
ジェット「仕方ないな。ま、住めば都、という言葉もある」
レイナ「ちょっとぉ! ジェット!」
ロム「何か‥手はないものか‥」
セシリー「そうだ‥サイコミュとレーダーを重ねることはできるはず‥シーブック」
シーブック「そうか‥バイオセンサーを使って?」
甲児「おいおい、なにをしようってんだ!? バイオセンサーって‥機体の調子をよくするパーツだろ?」
カミーユ「厳密に言えば、脳波に反応するシステムさ。それによって機体の追従性を上げる‥しかし、それをどうやって!?」
クワトロ「‥そうか、レーダーディスプレイに直結して、機体そのものをセンサーにしようというのか」
セシリー「その通りです、大尉」
アムロ「シーブックくん、頼めるか?」
シーブック「やってみます」

シーラ「‥聖戦士‥ショウ=ザマ‥そしてみなさん‥どうかご無事で」

四谷「‥‥」
ロペット「ハカセ‥ダメデス。ヒョウマサンタチノ、ノウハ‥カンチデキマセン‥」
四谷「‥そんなはずはない‥コン・バトラーチームが‥そしてロンド・ベルがそう簡単に敗れるはずがない」
ロペット「ハカセ‥デモ」
四谷「‥信じるんじゃ。それしかできん、ロペット」

セシリー「どうなの‥シーブック?」
シーブック「‥だめだ‥なにも感じられない‥」
シロー「駄目なのか‥!?」
※※アイナが仲間にいる場合、セリフ追加※※
アイナ「あなたらしくもないですよ、シロー。そんな弱気なことを言うなんて…」
シロー「アイナ‥けど、このままだったら‥」

大介「もしもこのままここから出られないなら‥それも運命なのかもしれない」
甲児「大介さん!? そんな‥」
大介「だが、運命なんてものはぼくは結果論だと思う。‥それが運命だった、とね。ならばその瞬間まではみっともなくあがこうじゃないか」
マリア「そうね、兄さん‥シーブックさん、なにか手伝えることない!?」
シーブック「‥おれだってどうしたらいいのかわからない‥」
チェーン「アムロ、サイコフレームを」
アムロ「サイコフレーム‥ブライト、艦載してあるサイコフレームをありったけ、こっちに回してくれ」
ブライト「何をするつもりだ? アムロ」
アムロ「説明は後だ。たのむ」
葉月「ブライト艦長、コンテナの射出は出来ます」
ブライト「わかりました、放出を」
アムロ「‥よし。みんな、力を貸してくれ。地球へ帰りたいと‥念じてくれればいい」
鉄也「大尉、そんな簡単なことでいいのか?」
レイカ「え? それだけ?」
クワトロ「そんなに簡単ではない。意識を空にして、命の鼓動‥我々を生んだ地球に対し、感覚を開かねばならん‥」
万丈「人の想いを力にする‥なかなかロマンチックだね。‥よし、やろう」
忍「ヘっ、いくらでも念じてやるぜ。早いとこ獣戦機基地の片付けもしなきゃならねえしよ」
沙羅「そうだね。こんなところでまごまごしてられないよ」
ジュドー「リィナ、帰ろう、地球‥そしておれたちのコロニーへ」
リィナ「うん」
コウ「ニナ‥必ず‥戻るよ」
勝平「じっちゃんたちと‥またいつもの生活に戻りたいしな」
エクセレン「始まりの地で‥また、やりなおそ、キョウスケ」
キョウスケ「‥ああ、これからだ」
ロム「シーブックくん、これを」
シーブック「この剣は‥?」
ロム「剣狼‥正しき道を示してくれる剣だ。我々の思い、そして地球圏で我々の帰りを待ってくれている人々の心‥それに必ず応えてくれるだろう」
セシリー「シーブック」
シーブック「ああ‥たのむ‥F91‥!」
ロム「天よ地よ、火よ水よ‥我らに力を与えたまえ‥!」

ニナ「‥コウ‥戻ってきて」

ターサン「‥やはり‥見つからんか‥。エルシャンクの爆発を確認しておらん‥やはり、異空間に閉じこめられた可能性が高い‥。じゃが、ここからではどうしようもない‥帰ってくるんじゃぞ、ロール、ミア、パイ、ランバ‥わしの子供たちよ」

玲子「あなた‥」
一郎「大丈夫‥あの子はきっとうまくやっている‥ライディーンと、ラ・ムーの星がきっと洸を助けてくれる」
玲子「ラ・ムーの星よ‥勇者たちに力をお与えください‥」

シーブック「‥感じる‥みんなの想い‥帰りたいと思うみんなの心‥」
ジュドー「人はみんな‥わかりあえる‥感じあえるんだ‥!」
カミーユ「だから‥どんなに距離が離れても‥」
ファ「お互いの存在を感じることが出来るのね」
セシリー「‥シーブック!」
シーブック「あそこです! ‥あの方向です!」
ロミナ「すぐにエルシャンクをアノーさまの言う方向へ!」
シャフ「はい、姫様!」
チャム「ショウ‥戻れる‥! これなら!」
ショウ「チャム! 本当か!?」
ジョウ「たのむぜ‥!」
レニー「お願い‥!」

チャム「地球だあっ!」
マーベル「ショウ! 地球よ!」
ショウ「ああ‥おれたちの星‥」
リムル「良かった‥」
シーブック「‥ふう‥」
セシリー「お疲れさま‥シーブック」
シーブック「ああ‥センサーがもう少しで焼き切れるところだった‥人の想い‥それがこんなに力を持つなんて」
チェーン「サイコフレームも‥予想通りの力を出してくれたみたいですね」
アムロ「‥ああ。ここまでの力を持っていたと‥正直、驚いたよ」
クワトロ「‥‥」
エクセレン「‥その力を理解できなかったから、アインストシリーズは私たちに負けたのよ」
竜馬「命の‥種子か。ゲッター線の研究の行き着く先はそこなのかもしれない」
隼人「‥おれも信じるぜ。それでなにかどうしようもないことが起こったら‥またおれたちが戦えばいい」
弁慶「大変そうだけどな」
雅人「まあまあ、今は次の戦いのことはいいじゃない」
亮「少し余裕を持たんとな」
ランバ「‥それにしてもやっぱり‥地球ってきれいだね‥」
※※シャザーラが仲間にいる場合、セリフ追加※※
シャザーラ「はい‥リリスよりも美しいかもしれません‥」

パイ「命がけで守った甲斐があるってもんだ」
大介「もはや地球は地球人だけの故郷ではない‥」
マリア「そうね‥宇宙の全ての生命は地球から生まれたんだもん、みんな‥兄弟なのよね」
レイナ「私たちクロノス星の人間も‥もとは同じ」
ロム「心が通じ合えば、肉体の違いなど問題にはならない」
甲児「まっ難しい話はいいじゃねぇか、この際‥」
さやか「もう‥甲児くんたらっ」
ボス「おれも難しい話は苦手だわさ」
鉄也「おれたちはおれたちだ。誰がどう言おうと」
沙羅「どうなるかと思ったけど‥ま、ピンチのあとに見る地球もおつなもんだね」
エクセレン「ほんと‥ねえ艦長、ビールないの? ビール」
ブライト「調子に乗るな! まだ帰り着いてはいない」
ギャリソン「‥おっと」
葉月「ん‥ギャリソンさん?」
ギャリソン「あ‥いえ、隣にシャンパンをご用意しておりまして‥」
バニング「ほほう‥」
万丈「さすが、手際がいいね、ギャリソン」
エクセレン「わお! ね、日本酒ある? 日本酒」
キョウスケ「ビールじゃなかったのか? ‥ちゃんぽんは酔うぞ」
ブライト「ギャリソンさん!」
ギャリソン「大丈夫でございます、未成年の方にはジュースを‥」
ジュドー「ええ~、そりゃないぜ?」
勝平「酒なんてうまいのかよ?」
ジョウ「っていうか、そんなこと言ってたら未成年ばっかだぞ!」
ドリル「ロムトロンエネルギーは‥ないか」
ジェット「さすがにな。我慢しろ、ドリル」
アムロ「こうなったらもう駄目だな? ブライト」
ブライト「茶化すな。‥もう勝手にしてくれ」

ブライト「聞いたとおりだ。‥本日、この時間をもって、連邦軍独立部隊ロンド・ベルは解体、戦時特別措置で戦闘に参加してもらっていた君たち民間人は‥艦から降りてもらう」
甲児「へいへい。‥さて、また退屈な生活に戻るか」
さやか「なに言ってるの、甲児くん。平和が一番よ」
竜馬「なんか‥あっという間だったな」
隼人「‥すべてはうたかたのゆめ‥というやつだ」
鉄也「マジンガーも、グレート、ゲッター‥解体は免れたが、今後は連邦の管理下に置かれるらしい。今後またこういう事態が起こったら‥持ち出すのは難しいな」
ジュドー「へへっ、またうそ言っちゃって。いざという時にゃあ飛び出すくせにさ」
鉄也「結構でかい騒ぎになったからな。今回の戦いでロボット博物館から持ち出したときは」
葉月「各ロボットは唯一の軍属スーパーロボット‥ダンクーガとともに、極東支部での管理になる」
さやか「え? ‥なあんだ。じゃあいつでも飛び出せるんじゃない」
甲児「鍵なんてあってないようなもんだ」
弁慶「一安心だな」
葉月「待ちなさい、どういう意味かね」
ジュドー「そういう意味さ、葉月長官。‥さて」
カミーユ「ん‥行くのか? ジュドー」
ジュドー「ああ、ブライトさん‥おれ」
ブライト「ジュピトリスII‥また木星に戻るのか?」
ジュドー「シロッコの跡を継ぐわけじゃないけど‥あそこにはないかあるような気がするんだ。‥おれが勝手に思ってるだけだけど」
エル「今度は私もついていくからね」
ルー「せいぜい私たちの邪魔にならないようにね」
ブライト「‥わかった。外から地球のことを考えるのもいい‥か。カミーユ、君は?」
カミーユ「艦長、ぼくは‥ファと一緒に地球に降りようと思うんです」
ファ「カミーユ‥!?」
ブライト「地球に‥? しかしあそこは‥」
カミーユ「ええ。かつてアムロさんやフォウが見てきた‥重力の井戸の底にあるものを見たいんです」
甲児「コロニーに住んでる人間が言う、重力に魂を引かれるって表現、よくわかんねえんだよな。意識したことねえけど、おれたちもそうなのか?」
カミーユ「すべての人が甲児くんみたいな人だったら‥地球と宇宙はこんなことにならなかったでしょうね」
ジュドー「へえ、珍しい! カミーユさんが人をほめるなんてさ」
リィナ「お兄ちゃん! 行くよ!」
ブライト「ジュドー、お迎えが来たようだぞ」
ジュドー「へいへい。リィナ、すぐ行く!」
カミーユ「ブライト艦長、ぼくたちも‥」
ジュドー「ろくに別れの挨拶のできなかったけど‥アムロさんや、クワトロさん、他のみんなによろしく!」
カミーユ「ありがとう‥ございました」
ブライト「ああ、達者でな」

ロミナ「お別れ‥ですね」
大介「ええ。地球を守るために‥本当にありがとうございました」
ジョウ「そんなにかしこまるなって。ロミナ姫、そういうのに弱いんだからよ」
マイク「そうそう。宇門さんも‥しっかりたのむぜ、火星の平和もさ」
大介「うむ。それに火星は万丈くんたちが立て直し計画を考えているらしい‥大丈夫だよ」
マリア「本当に‥シェーマ星系へ?」
ジョウ「おおよ、忍者伝説‥おれ自身が本当に伝説の忍者かどうかは関係ねえ。だけどよ、こんだけ色々やってもらったんだ。恩は返さねえとよ」
ロミナ「ジョウ‥ジョウ、本当に‥」
レニー「レニーも行くんだけど? お姫様?」
マリア「‥大変ねえ」
大介「苦労しそうだな、マヤくんは」
ダミアン「笑われてるぞ、ジョウ」
ジェット「なんだ、にぎやかだな」
ロム「ロミナ姫たちに‥宇門くん」
大介「君たちも‥行ってしまうのかい?」
ロム「はい。私たちクロノス族は、この宇宙で悪と戦い続けるのが使命‥太陽系の危機は去りました。だが‥バンカーだって完全に滅びたわけではない‥新しい船長が生まれ、また同じことを繰り返す‥」
レイナ「だから、私たちは次の銀河へ行きます」
ロミナ「ロム様‥ありがとうございました。何度も助けていただいて‥」
ロム「お顔を上げてください、ロミナ姫。理不尽な暴力にさらされた者を助けるのが、天空宙心拳の教えです。私は、その教えに従って戦っているだけです」
ジョウ「へっ、キメるよなあ。‥じゃあ、おれたちは行くぜ?」
レニー「ええ。‥じゃあ‥またいつか、会えるといいな」
大介「ああ、この宇宙のすべての生物の故郷はここだ。‥いつでも戻ってくるといい。歓迎するよ」
ドリル「シェーマ星系に帰るのか?」
マイク「アネックスの野郎がいなくても、まだザ・ブーム軍の大半はラドリオ星を中心に陣取っているらしいんだ」
ロミナ「その軍を退けない限り‥私たちの戦いは終わりません。宇門様、ロム様‥また再び、生きてお会いすることができますよう‥」
マリア「ロミナ姫‥そんな!」
ドリル「おれたちも行くぜ」
大介「君たちはどこへ?」
ロム「悪のはびこるところへなら、どこにでも。‥ラドリオという惑星が、理不尽な侵略を受けているらしいな、ジェット」
ロミナ「!」
ジェット「聞いたことがあるな。次の行き先はそこだな、ロム?」
ロミナ「ロム様‥」
ジョウ「すまねえ‥いいのか?」
ドリル「ロムの言ったとおりさ」
ジム「私はロム様、レイナ様の行かれるところなら、どこまでもついていくだけです」
大介「‥武運を祈っている。同じ異星の友よ」

忍「終わっちまったな」
沙羅「なに残念そうにしてんのさ。めったなこと言うんじゃないよ」
雅人「艦長に聞かれたら修正ものだね」
亮「ま、忍らしいがな」
パイ「よう! 暇そうじゃん」
ランバ「お疲れさま~」
沙羅「ダンガイオーチームじゃないさ。‥そうか、行っちまうのかい?」
ロール「はい」
ミア「ありがとうございました、みなさん」
忍「いりゃいいのによ。無理に出ていくことねえんじゃねえの?」
ミア「いえ‥ターサン博士について、いろいろな星を見て回りたいんです。故郷は‥みなさんがいるから安心だし」
亮「フッ、ずいぶん持ち上げてくれるな」
忍「なにも出ねえぜ?」
パイ「藤原からなんか出るなんて、最初から期待してねえよ」
忍「なんだと、エケンカ売ってるのかよ? ああ?」
ランバ「よしなさいって」
沙羅「この光景も‥見られなくなるね」
パイ「へへ、そういうことさ。あばよ、藤原」
忍「‥おう。またな」
雅人「残念だね。結構目の保養になってたのになあ」
ランバ「あ~、そういう目で見てたの!? 雅人くんのスケベ!」
亮「雅人、最後の最後にボロを出したな」
ミア「‥私たち、行きます。私の‥いいえ、私たちの故郷‥お願いします」
沙羅「ああ、まかせなよ」

クワトロ「ウラキ少尉、アマダ少尉らは‥トリントン基地に戻ったか。‥シーブックくんたちは?」
アムロ「彼らは一緒にフロンティアIVに帰したよ。もともと‥民間人だからな」
クワトロ「‥君も昔はそうではなかったかね、アムロ大尉? 彼らはニュータイプだ‥それも優れた、な」
アムロ「なにが言いたい? ‥軍に入れ、ぼくやあなたと同じ道を歩ませろというのか?」
クワトロ「そんなにむきにならんでほしいな。君が若い力に賭けているのは知っている。‥若い子らといえば‥ザンボットチームの姿も見えないようだが?」
アムロ「彼らはひびきくんたちと一緒に地球へ降ろした。彼らには家族がいる‥戦いが終わった今、拘束する必要はないさ」
チェーン「あ、アムロ大尉! それにクワトロ大尉も」
アムロ「チェーン」
チェーン「クワトロ大尉‥軍を抜けられるとお聞きしましたけど‥」
クワトロ「ああ、ロンド・ベルも解散だ。‥私も現役から退こうと思ってな」
アムロ「‥‥」
クワトロ「では、失礼する」
アムロ「シャア。‥次会うときは‥敵同士かもしれないな」
クワトロ「‥‥」
チェーン「アムロ!? クワトロ大尉、そんなことはありませんよね!? 一緒に戦った仲間ですよね!?」
クワトロ「‥チェーン=アギ。いい女に‥なるのだな」
チェーン「え? あ、は、はい!」

エクセレン「みんな‥元の場所に戻っていったね‥」
キョウスケ「ああ」
エクセレン「キョウスケ‥どうするの‥?」
キョウスケ「‥おれは軍に残る」
エクセレン「そっか‥」
キョウスケ「‥気になるのか?」
エクセレン「‥うん、アインストシリーズは‥あの宇宙で‥全部チリになったじゃない?」
キョウスケ「ああ、一番でかいのを倒したとき‥結合を失ったのか、残った連中は崩れていったな」
エクセレン「でも‥私は残った」
キョウスケ「‥‥」
エクセレン「‥あとは私がいなくなれば、あいつらの‥」
キョウスケ「以前‥おまえはおまえのままでいろと言ったぞ」
エクセレン「‥‥」
キョウスケ「もしものときは‥おれがおまえを殺してやる。‥だから、心配するな」
エクセレン「うん‥。ふふふ、そんななぐさめ方ってあり? これがほんとの殺し文句、ってやつ?」
キョウスケ「フッ、その調子だ。おれのそばにいればいい、エクセレン‥」
エクセレン「‥‥‥うん」
【シナリオエンドデモ終了】


かつて‥のちに地球と
呼ばれる惑星に
「思念体」が誕生した。
身体をもたなかったその存在は、
長く生きられなかった。
だから消滅する寸前、
生命の種子を全宇宙へ飛ばした。
それは数万光年むこうの宇宙や、
次元を超えた世界にまで
飛び散っていった。
やがて刻は流れ‥
銀河には生命があふれた。

アインストシリーズは、
いつか宇宙に生命があふれたとき、
それが「思念体」が望んだ
「平和な静寂の宇宙」を
形成するかどうかを
査定する機構にしか過ぎなかった。
だが、長い長い年月は
その機構を少しずつ狂わせ‥
銀河の混乱とともに、
狂ったままでその目を
醒ますことになった。

あるいは、レジセイアは「思念体」
そのものだったのかもしれない。
無限に広がる宇宙‥
その片隅に生まれた「思念体」の
長い物語はこうして幕を
閉じることとなる‥

宇宙は、今日も
そこに住む者たちによって乱され‥
そして守られていくのだった。


SUPER ROBOT WARS
COMPACT2

THE END
Thanks for   
  your playing
See you again‥?


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