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シーン7「最終決戦」編
No.32
悠久な野望の果てに…

<ラスト「太平洋上」>
敵勢力を鎮圧して、疲れきっている所に
修羅界から飛んできた修羅王が降臨した。

決戦準備は、よろしいですか?


サブタイトル
「悠久な野望の果てに…」


【戦闘マップ開始】
〈出撃戦艦選択〉

ブライト「さて、修羅軍以外の敵兵力は鎮圧したが、何処へ向かえばいいんだ?」
フォルカ「‥!? どうやらその必要はないようだ」
???「ふふふ、その通りだ‥」
〔敵ユニット出現〕
フォルカ「修羅王!」
エレ「このままではやられてしまいます! 戦艦はただちに起動! その後すぐに出撃してください」
〔味方ユニット出現〕
〈出撃ユニット選択〉
修羅王「この前はフェルナンドとメイシスの命で見逃してやったが、今回はそうはいかぬぞ‥」
フォルカ「元より、逃げる気は無い」
修羅王「言うようになった‥お前達の行動は全て監視させてもらった」
アレン「監視だと!? 今までの戦い全てを!?」
修羅王「そうだ、この世界が第2の修羅界足る世界か‥そこに生きる者は修羅になれるのか」
鉄也「なるほど‥地球が修羅界となれば新たに戦える場所が生まれるという訳だな」
甲児「んじゃあ、判っただろ!? ここはお前達の世界じゃねえって事が!」
修羅王「フフフ‥ハハハハハハ! まったく逆だ! この世界は我等にとって望んだ地だ! 戦いが途切れる事が無い! 修羅たる者達も居る! これこそ我が望んだ世界そのものだ!!」
竜馬「修羅たる者達?」
隼人「おおかた‥俺達の事を言ってるんだろうぜ」
鉄甲鬼「なるほどな‥」
修羅王「そうだ、お前達こそ修羅そのもの強大な力を持ち、弱者を殺し、戦いの中で生きる‥それはまさに修羅なのだ そしてお前達こそが新たな修羅を呼ぶ元凶となっているのだ!」
シーラ「では‥貴公は私達の力によって戦いが広がり、続いていると言うのか」
エレ「シーラ様‥」
修羅王「違うというのか? お前達が強大な力を持っていなければ相手があそこまで強大な力を欲する事も無かったであろう?」
ケータ「でも、自然の力だってバランスを求めたんだよ!?」
ジミー「俺達はまだまだ足りないかも知れないが努力は続けている!」
修羅王「笑止! その結果が戦いを呼んでいると言っておるのだ! 中途半端な偽善を振りかざし、ただ世界を崩壊させるだけならこのわしに明け渡すがいい!」
豹馬「言わせておけば‥!」
フォルカ「修羅王…この世界はお前の言う通り戦いが続き戦乱が吹き荒れる世界かも知れん。だが、それを理由に修羅が好きにして良い世界ではない! この者達を軸に戦いが起こったとしてもこの者達がいなければ、戦いは終わらないのも事実! 彼等の戦いは、修羅のような戦うことしか知らない者が来てはいけない世界なのだ! 修羅王‥修羅界へ帰るぞ!」
ジュドー「フォルカ‥」
修羅王「ふふふ‥貴様にそんな事を言われるとはな。我等に帰るべき所は無い‥となれば、この地で雌雄を決するのみ!」
フォルカ「‥みんな、もう少し手伝ってくれないか‥俺は修羅王を倒す!」
バァン「当たり前だ、カタをつけろ!」
タツヤ「さあて、父さんは頑張っちゃうよ!」
ジュン「あんま、無理しないでよね」
ヒイロ「他は任せろ‥お前は修羅王に集中すれば良い‥」
フォルカ「ありがとう‥さあ来い、修羅王! 天が貴様を待っている‥」
修羅王「わしは、負けぬ! 負けられぬのだ!!」
<戦闘開始>

<敵半数以下・敵増援1出現>

〔敵ユニット出現〕
修羅兵「お待たせしました! 修羅王様!!」
修羅王「挨拶はい! さっさと戦線に加われ!!」
修羅兵「はっ!」

<修羅王(エクスティム搭乗)撃破>
フォルカ「修羅王! 貴様の野望もここまでだ!」
修羅王「フォルカ=アルバーク!! 甘い、甘いわ!!」
〔修羅王に爆発〕
エクスティム爆発
ジミー「な、なんだと!? 中から何か出てきやがった!?」
ノイン「下半身が取れてずいぶん、すっきりした様だな‥」
フォルカ「ふん‥装甲を外し身軽になった訳か‥だが、俺達は負けん!」
修羅王「ふふふ‥貴様達は良くやった。だが、ここまでだ。我が最大の奥義を見せてやろう!」
〔敵ユニット出現〕
フォルカ「な‥なんだと!?」
リィナ「アルティスさんやフェルナンドさんの機体が!? どうして!?」
修羅王「これが、わし自身が封印してきた闘鬼転生だ! 我が心に刻み付けた戦士達のその力を体現化する事ができる究極の奥義だ!」
ショウ「なんて事だ‥あれだけ苦労した将軍クラスがこんなに‥」
マーベル「ショウ! 弱気になっては駄目よ!」
クワトロ「しかし、所詮は作り物だ」
修羅王「馬鹿め‥そんな、生易しいものではないわ! これは代々修羅王となったものが引き継ぐ奥義…その正体は修羅の戦いの力弱まったとき、最高の戦士を復活させ、再び戦乱を呼び戻す為のもの! すなわち、お前達が知っている将軍どもそのものなのだ!」
タツヤ「どうも、まいったね‥こりゃ」
フォルカ「‥もう話は済んだか?」
修羅王「な、なんだと!?」
フォルカ「今の俺達に迷いは‥ない! 相手が誰だろうがこの拳で打ち砕くのみ!」
鉄也「そういう事だ」
五飛「むしろ手応えが出来て、嬉しいくらいだ」
修羅王「ならば証明してみせよ‥この修羅王に!」
フォルカ「いいだろう‥俺の悲しみ‥想いの力を今、貴様に見せてやる!」

<フォルカvs修羅王(戦闘後)>
フォルカ「修羅王!!」
修羅王「少しは出来るようになったようだな」
フォルカ「貴様が異世界に修羅を送らなければ!!」
修羅王「そうだな‥だが、他に選択肢がなかったのだ!」
フォルカ「何をふざけた事を!!」

<修羅王(ラハ・エクスティム搭乗)撃破・勝利条件達成>
修羅王「ぐはっ! わしは負けん‥わしは修羅王‥まだ、戦えるぞ‥」
フォルカ「もういい‥貴様の拳に力は残っていない‥」
修羅王「わしの目に狂いはなかったな‥その力‥わしの為に使ってほしかったな、フォルカよ‥」
フォルカ「修羅王‥」
修羅王「心残りは、修羅界で死ねなかった事か‥」
ジミー「今からでも修羅界へ帰ればいいだろう!?」
修羅王「もう遅い‥修羅界はまもなく崩壊する」
フォルカ「なんだと!?」
修羅王「修羅界は‥すでに限界だったのだ」
ヒイロ「‥そうか、だから別の世界へ移動しなければならなかったのか‥」
修羅王「そうだ‥今はまだ残っている‥しかし、わしが死に再び戦乱が起これば修羅界はもう、もたん‥崩壊するだろう‥わしにとって、いや、修羅にとって戦乱のない修羅界は無意味なのだ‥」
鉄也「だから、修羅を異世界へ送り込んだのか!?」
修羅王「送り込んだのではない‥わしが気付いた時にはすでに崩壊寸前だった‥崩壊を防ぎ、修羅を守るためには異世界へ送るしかなかった‥」
エレ「なんて事‥」
シーラ「やむをえない事だったと?」
修羅王「争いが進み、傷ついた修羅界はその姿を変え‥破滅の一途を進んでいた。だれもが永遠だと信じた修羅界は‥消えようとしていたのだ。だが、戦うことが宿命の修羅にとって戦えない事は死も同然‥そこで、わしは修羅界が崩壊する力と我の力を合わせ、修羅達をこの世界に送り込んだ‥そして、この地で新たな修羅界を創ろうと考えたのだ」
クワトロ「簡単に言ってくれる‥この世界が新たな修羅界になる確証はなかったはずだ」
修羅王「‥そうかもしれん。それでも、わしは望みをかけ修羅の民を異世界へ飛ばすしかなかったのだ! しかし、一度に大量の修羅が入ったことで次元の扉が暴走し、不安定になってしまった‥」
ひとみ「それで、私たちが異世界を旅することになったの?」
修羅王「ふふふ‥その結果、貴様たちは更に強大な力を得てしまった。皮肉なものだ‥」
リィナ「なぜ、戦いをやめようとは思わなかったのですか?」
修羅王「修羅にとって、戦いに勝つ事が全て‥それ以外に生きる意味を持てなかったからな‥フォルカ・アルバーグ。貴様は、その答えを求めた‥そして、あの世界は間違えていると言った。果たしてそうなのか? 我々修羅と、この世界の人間と何が違うというのだ?」
フォルカ「‥俺は、この世界の人達と共に戦い、その姿を見続けた‥俺なりに答えを求め続けた。だから、分かる‥この世界の人々と俺達、修羅の人間は‥何も変わらない‥」
ケイタ「フォルカさん!? どうして‥」
フォルカ「分かるか、修羅王‥何も変わらないんだ。俺達も戦いのない生き方求めてもいいんだ、修羅王! やり方を知らないだけなんだ。戦いじゃない、新しい修羅界は自分達の手で創れるはずだ!」
バァン「それがお前の答えなのだな‥フォルカ」
修羅王「‥しかし、理想だけでは実現できんぞ‥」
フォルカ「出来る!」
修羅王「誰に出来ると言うのだ」
フォルカ「俺が! 残された俺達が実現してみせる!」
修羅王「‥ふ‥ふふふ。吠えたな、フォルカよ。わしは、わしが愛した将軍どもの元へ還るとするか‥フォルカ修羅界は任せたぞ‥」
フォルカ「修羅王‥」
タツヤ「おいおい、お前らはそれで良くても他の世界から来ちまった連中はどうなるんだ?」
ジュン「とうさん!? ‥もう」
修羅王「心配ない‥わしが死に力を失えば次元の形が元へ戻るはず‥さすれば‥ぐはっ!!」
フォルカ「修羅王!!」
王「どうやら、天に帰る時が来たようだ‥ふふふ‥悔いのない一生であった。最後にお前達のような者に逢う事もできたしな‥礼を言うぞ、フォルカ!」
フォルカ「‥俺もだ」
修羅王「おおお‥おおおおおおおっ!!」
フォルカ「さらばだ‥修羅王!」
〔敵ユニット撃破〕
〔画面、フラッシュ〕

フォルカ「これは‥!」
〔画面、発光〕
【戦闘マップ終了】

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