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シーン5「銀河決戦」編
No.29
演算ユニットを奪え

<セレクト 火星極冠遺跡>
古代火星人の残したと言われている「演算ユニット」。
その古代の遺産をめぐり、再び争いが始まる…。


サブタイトル
「演算ユニットを奪え」


【戦闘マップ開始】
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

ブライト「各機、テンカワ機が遺跡にたどり着くまで護衛するんだ」
〈出撃ユニット選択〉
プロスペクター「展開しているのは…我が社の量産型エステですな。いつのまにこんなに発注していたのか…」
ドモン「フッ、ずいぶんと長い講釈だったが、結局拳を交わすのは同じか」
カミーユ「…悲しいことだけど…」
ユリカ「アキト、がんばって!」
ロミナ「あの遺跡に、いったい何が…」
メグミ「それに…イネスさん、いったいどうやってあの遺跡に…?」
プロスペクター「おそらくは彼女も、テンカワくんと同じく…」
ジュン「ボソンジャンプができるって事なんですか?」
プロスペクター「そう考えざるをえませんな」
葉月「問題は、彼女が遺跡でテンカワくんに何を見せるつもりなのか…」
忍「そんなもん、行ってみりゃわかるってことよ」
ユリカ「壊すのはその後になっちゃうけど…」
沙羅「なに、焦ることはないよ。あたしたちも手伝うさ」
〔第4軍ユニット出現〕
アカツキ「だめだよみんな、文化財は大切に!」
エクセレン「あらん、さっきは黙って聞いてたから、おとなしくなったのかと思ったら…」
キョウスケ「大企業の会長が、そんなに甘くはないという事か」
アキト「アカツキ!」
万丈「ほほぅ、会長さん直々にご登場か」
アカツキ「いやいや万丈君、お互い辛い立場同士、わかてもらえないかねえ。…ボソンジャンプシステムが解明されれば、破嵐財閥への優先提供も考えていいんだけど?」
万丈「フフッ、なかなか魅力的な話だね…だけど、企業の利権が地球と木星の平和より優先されるとは思えなくってね」
ギャリソン「左様でございます。民間の消費市場あってこその企業利益でございますので」
ユリカ「アカツキさんお願いです。遺跡は壊さなきゃ、戦争は終わらさなきゃ…」
アカツキ「それがキミの『私らしく』かい? ハッ、ホ~ントキミらはどこまでもゲキ・ガンガーだな!」
アキト「何だとぉ。…俺はもうゲキ・ガンガーは捨てたっ!」
ガイ「なにっ!?」
甲児「テンカワ?」
アカツキ「ほぉ~~」
勝平「アキト兄ちゃん…?」
アキト「木星のヤツらを見てわかった!!」
アカツキ「何がさ!?」
アキト「あれが俺の大好きだったものの正体だったんだ。倒すべき敵だ!」
アカツキ「それが『見方が一方的』だというんだ。いいかい? どんな人間にも立場があるように、それぞれの正義を持ってるもんさ」
※※ノリスが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ノリス「む……」

クワトロ「……」
※※ガトーが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ガトー「大佐…」

アカツキ「ちなみに僕の好きだったアニメではちゃ~んと敵にも味方にも正義があった! もっといろんなアニメをみるべきだったねえ。それに…」
アキト「…なんだよ!」
アカツキ「大人の世界を舐めるんじゃねえ、ガキが」
アキト「う、うるせーーっ! もうアニメなんて関係ない!! もう誰にも悲しい思いはさせたくない。誰にもだッ!!」
ユリカ「アキト…」
メグミ「アキトさん…」
アカツキ「やれやれ…しかたないね。やっぱり実力行使しかないみたいだねえ!」
マイク「ダメだよこいつはぁ。向こうはやる気満々だよ」
ジョウ「おいおい、俺たちと一緒にいて、実力がわかってねぇのか?」
レニー「そうよ! あなたたちこそ痛い目をみたいようにしなさい!」
アカツキ「おやおや、ぼくだって君たちとケンカしようっていうんだ。ちゃんと準備くらいはしてあるよ」
コウ「それだけ、改良が加えられているということか…!」
アカツキ「そ~うそう。そして、こっちのエステ隊もナデシコ搭載のとは一味違うチューンナップがしてあるから、気をつけることだね。それから、みんなネルガルの誇る高性能AIで動いているしねえ!」
デューク「人工知能…? なるほど、考えたな」
マリア「?」
リョーコ「チッ! 昨日はメガノイド、今日はネルガル相手かよ」
ヒカル「何のために戦ってんだか、わかんなくなってきちゃった…」
イズミ「何のためと尋ねたら、自分のためと答えよう。死中に活あり、見えない事も見えてくる……」
ルー「あらイズミさん、今日は詩人なのね」
イズミ「フ……どうも、詩人のマキです。♪『マキ・しじん』なんちって…ヘヘ……」
エル「…だめだこりゃ」
ロミナ「ウクレレを弾いている場合ではありません! 来ます!」
アキト「邪魔すんなよぉっ!」
アカツキ「そうはいかないのが、大人の事情って奴なのさ!」
アムロ「みんな、テンカワくんを援護だ!」
キョウスケ「アカツキ=ナガレはどうする?」
エクセレン「…撃ち落とすのはしのびないけど?」
ブライト「…テンカワ機が遺跡に着くまでは手を出すな! 彼には聞かねばならんことが山ほどある」
洸「了解!」
アカツキ「ありがたくって涙が出るね。…さて、どこまでやれるかな…?」
<戦闘開始>

<アキトvsアカツキ>

アカツキ「世のため人のため戦争をなくす? エライよ、キミたちは!!」
アキト「うるさいっ! お前なんかに…!」
アカツキ「みんな、世のため人のため国のため? 地球のため? そんな考え、ムシズが走るんだよっ!」

<アキトが遺跡へ到達・敵増援1出現>
シャフ「テンカワさま、遺跡にたどり着かれました」
ブライト「よし、全機遺跡の防衛に当たれ」
アカツキ「その必要はないよ」
ジュン「えっ?」
アカツキ「テンカワくんが遺跡に入っちゃったんだ。ぼくはあの遺跡を壊す気はないからね」
ユリカ「アカツキさん…」
アカツキ「ムダな争いはやめようってことさ。そっちも下にアキトくんとイネスさんがいるんじゃ、攻撃はできないだろ? ま、ここはしばらく様子を見るかってね」
隼人「さすがに手際がいいな。ま、予測範囲内だろうしな」
アカツキ「……」
竜馬「ん? どういうことだ、隼人?」
デューク「アカツキくんには、こうなることがわかってたって事だよ、竜馬くん。だからこそ、量産型ロボットには兵を使わず、人工知能をパイロットにしたんだろうからね」アカツキ「…お見通しかい。さすがはデューク=フリード。自分の正義と、他人の正義をちゃんと見てる男は違うねえ」
アキト「アカツキ…おまえ、もしかしてそのために…」
アカツキ「お~っと、やめてほしいね。ぼくをそんな甘い男と思ってほしくないんでね。…しかしイネスさん、誰の『お出迎え』をするつもりなんだい?」
アキト「さあ……」
ユリカ「…アイちゃん!?」
ジュドー「アイちゃん? 誰だよ、それ?」
豹馬「おいおい、ここまで来てまた知らねぇ名前かよ!」
ルリ「説明しましょう」
エクセレン「わお、ルリちゃんが?」
ルリ「説明おばさんが通信を開いてくれないので代理します。アイちゃんというのはアキトさんが火星から地球にボソンジャンプする前に知り合った女の子です。アキトさんはこの子が助けられなかったことがトラウマの1つになってました」
鉄也「テンカワに、そんな事があったのか…」
ルリ「でも、アイちゃんは死んでなかった」
アイ「お兄ちゃん、こないネ…」
イネス「もうすぐ来るから待って…どうしたの?」
アイ「おばちゃん、いい匂い…」
イネス「おばちゃんはひどいわね」
アイ「ママと同じ匂い! ママったらヒドイんだよ。ドカ~ンとなっちゃったらみんなと寝ちゃうんだもん。そしたらお兄ちゃん、ピカピカ光ってどっかへ行っちゃうような気がして、それで……」
イネス「……」
〔敵ユニット出現〕
葉月「なんだ!?」
メグミ「戦艦二隻…ボソンジャンプです!」
三郎太「敵戦力、分析終了。例の『撫子』と折鶴型戦艦です! 艦長! これで前回の借りをば!」
秋山「わかっておる! さあて、あの快男児、今度はどう出る?」
元一朗「ただちに人型並びに虫型戦闘機発進準備。私も出る」
草壁「地球人どもめ…遺跡は貴様たちには渡しはせん!」
〔敵ユニット出現〕
アイ「おばちゃん!」
イネス「大丈夫よ、大丈夫…ナデシコ、外はどーなってるの?」
メグミ「イネスさん! 大変なんですよ、木星の人たちがチューリップで急に襲ってきて」
イネス「成程ね。ボソンジャンプが近くで連続して起こって遺跡が活発化してるのネ」
アイ「おばちゃん、コワイ…コワイよぉ…」
イネス「アキトくん急いで! でないと、またアイちゃんはボソンジャンプしてしまう…!」
アキト「アイちゃん、待ってろぉぉっ!」
アイ「あ。おばちゃんイヤだヨ! あたしまだお兄ちゃんと会ってないヨォ、まだ…」
〔画面、発光〕
イネス「会えるわ…今は会えなくても絶対に会える! あなたは強いコでしょ。だから信じて…だから忘れないで。あの人の顔…あの人の声…たとえどんなことがあっても…忘れないで、忘れないでネ」
アイ「……うん。なんかママとお話ししてるみたい…」
〔画面、発光終了〕
アキト「アイちゃん!! イネスさん、アイちゃんは!?」
イネス「タッチの差…だから急いでっていったんだけど、ま、これでいいのかな…」
秋山「二兎を追うものは、あぶはち取らず!! 強敵撫子を一気に攻め落とすぞ! 三郎太!」
三郎太「わかってますよ!」
ロミナ「ブライトさま…」
アムロ「ブライト、どうする…」
ユリカ「あの遺跡さえなくなれば戦争だってなくなるのに…」
イネス「…方法は…あるわ」
ロム「なんですって?」
イネス「そのためには、敵をなんとかしなければ…」
甲児「なんだ! 難しい話ばっかでどうしようかと思ったけどよ! それなら話が早いぜ!」
ロール「叩きつぶす…!」
アレンビー「これがうまく行けば、木星と戦わなくて済むんだよね、ドモン…」
ドモン「さあな…だが、やつらをみんな叩き潰せば、時間稼ぎなんか気にしなくていいって事だ!」
アカツキ「しようがないね…ぼくも協力するしかないじゃないか」
〔第4軍ユニット離脱〕
〔アカツキ、第4軍から味方へ〕

<草壁撃破>

草壁「ぬうっ、正義は…正義は我々にある…! 我々が負けるわけが…!」
ガイ「うるせえっ! 仲間を殺して利用しようとする奴なんぞに、ゲキ・ガンガーを語る資格無しっ!」
草壁「正義は…! 正義はひとつ…我々にっ!」

<元一朗撃破>
元一朗「くっ…白鳥…お前の正義が正しかったと言うのか…」

<秋山撃破>
秋山「うおおっ! い、いかん!」
※※まだ元一朗健在の場合、セリフ追加※※
元一朗「秋山っ!」
※※まだ三郎太健在の場合、セリフ追加※※
三郎太「艦長ぉっ!」

秋山「やむをえん、脱出する!」

<三郎太撃破>
三郎太「か、艦長ぉ!」「す、すいません艦長…脱出します!」

<敵全滅・勝利条件達成>
甲児「よっしゃ! 片付けたぜ! そっちの準備はどうだよ!」
鉄也「フン、大丈夫なんだろうな?」
ショウ「でも…どうやって?」
イネス「ボソンジャンプよ」
アキト「…え…!?」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

アキト「イ、イネスさん……アイちゃんのことですけど…」
イネス「…イネスの『イ』はアルファベットのアイよ」
アキト「あ……」
イネス「フフフ…あの子はコロニーでアキトくんのボソンジャンプに巻き込まれたの」
ユリカ「え?」
イネス「いったん古代の火星にとばされて…そこで遺跡を作った人達に送り返されてきたの。でも、今の騒ぎでもう一度ジャンプさせられて今度は20年前の砂漠……」
ユリカ「………」
イネス「火星の砂漠に放り出された彼女は、ショックで記憶を失っていた。ちょうど付近を探索中だったネルガルのスタッフに拾われた彼女は、やがて…」
アキト「もういいよ! …ゴメン、アイちゃん。助けられなくて…」
イネス「…ようやく会えたね、お兄ちゃん…

イネス「…ミスマル艦長、ここに来てちょうだい」
ユリカ「へ?」
イネス「いいからあなたもここへ来て。あなたはボソンジャンプが出来るはずよ。すぐに来て!」
〔画面、発光〕
ユリカ「は、はい!」
メグミ「か、艦長!?」
ジュン「ユリカ! 消えた…!?」
プロスペクター「ボソンジャンプ…! 遺跡に近いと、こんなにまで簡単に…」
ルリ「艦長、移籍内部に出現した模様です」

ブライト「フレサンジュ女史、ご説明願いたいのだが…」
イネス「喜んで。今からテンカワくんのエステで、この遺跡…演算ユニットのコアユニットを取り出します」
勝平「やっぱり、遺跡は壊しちまうのかよ!?」
イネス「ご心配なく。この遺跡には空間と時間の区別が無い…つまり、切り離しても稼働するはずよ」
宇宙太「便利なもんだぜ」
イネス「その後、ボソンジャンプのトリガーとなりえる私たち三人で、コアユニットを…私たちの…木星の人たちにも手の届かないところへ飛ばします」
ランバ「そっかぁ! 大事なところだけ、誰の手も届かないところに飛ばしちゃうんだ!」
ロール「そんな事が…可能なのか?」
イネス「出来るはずよ…と言うより、遺跡を破壊もせず、誰の手にも渡さないなんて…それしか方法は無いわね」
アカツキ「あ~あ~…ネルガルに任せてくれないかなあ」
イネス「さてと、始めましょう」
アキト「ホントに俺達が飛ばせるんすか?」
ドリル「おいおい、ここまで待たせて、そいつはないぜ」
イネス「理論上はね」
ルリ「その遺跡は全てチューリップ・クリスタルと同じ組成で出来ていますから」
ロム「今は信じるしかない…遺跡の…彼らの力を…」
イネス「ルリちゃん、始めて」
葉月「後は…彼らに託すしかありませんな…」
ブライト「ええ…うまく行くことを祈るのみです」
ロミナ「ミスマルさまたちならば、きっと…」
アキト「……」
ユリカ「……」
クリス「遺跡の転送が始まった?」
〔システムの起動音〕
シーブック「これで…この遺跡を狙う理由もなくなる…」
セシリー「木星との戦いがなくなれば…」
勝平「ゴクッ…」
〔システムの稼働音〕

キョウスケ「なにも…起こらない…!?」
忍「おい、どういうこったよ! 早くしろよ!」
イネス「う~~~ん…艦長、テンカワくん、あんたたちキスしなさい」
アキト「え~~~~っ!」
ユリカ「え~~~~っ!」
ジュドー「なんでそこでキスなんだよ!?」
エル「なんだ? 面白そうじゃん!」
※※プルが仲間にいる場合、セリフ追加※※
プル「キスだキスだぁ!」

イネス「最初からフィールドが開いてるチューリップとは違って、いきなり遺跡をジャンプさせるには、当然それなりのフィールドが必要ね。そのためにはもっと私達も電気的接触というか、粘膜同士の接触というか…」
アキト「キス…ですか…」
イネス「そっ」
ジェット「なあロム。地球人ってのは、キスをするとパワーアップするものなのか?」
ロム「うむ…聞いたことはないが…。互いの絆が強ければ、あるいは」
レイナ「絆…仲がいい人同士ってこと? …ねえ、ミアさん、ランバちゃん! やってみて」
ミア「ええっ!?」
ランバ「やめようよぉ! 女同士だし! なんか出てきそうだし!」
レイナ「じゃあ…ジョウくんとマイクくん!」
マイク「へ!?」
ジョウ「いや、俺たちかよ! 性別分けろ!」
洸「い、いや…多分、これは特別だと思います…」
ルリ「早くしないとみんながピンチです。木連の人たちが戻ってくるかも」
葉月「…いつ敵の新手が来るかもしれん、急ぎたまえ」
ユリカ「イヤッ!」
アキト「ユ、ユリカ…」
ユリカ「イヤったらイヤ! 絶対にイヤ!!」
イネス「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ」
アキト「そ、そ~だよ、しょーがねえじゃん」
ユリカ「しょーがない!? …アキトなんか、イネスさんとキスすりゃいーのよッ!」

元一朗「なんだ、この映像は?」
秋山「通信から痴話ゲンカらしきものが聞こえたが…」
ルリ「ちなみに木星の周波数でも遺跡内部のライブ映像、送っちゃってます」
大介「脱出した木星のパイロットにも見えているわけか」
甲児「うへっ、無茶するなぁ」
さやか「でも、こんなの聞いてたら戦う気も萎えちゃうわよね」
アキト「お前、何考えてんだ! なに意地張ってんだよ!」
ユリカ「だってアキトにはイネスさんが…アイちゃんが…」
アキト「な、何言ってんだよおまえ!?」
ユリカ「アキトは責任感じてるんでしょイネスさんに…。だからあたし…」
アキト「バカッ!」
〔頬を叩く音〕
ユリカ「うわあぁぁぁん!」
イネス「……」
ユリカ「ひどいよ…ぶつことないじゃない…」
アキト「ユリカ…俺ゲキ・ガンガー3の最終回、見たよ」
ユリカ「え?」
アキト「出撃の前、ガイの奴に強引に見せられてさ…そりゃあもう、ヒドイ話だった…」
ガイ「おいテンカワ、そりゃあどういう…!」
リョーコ「いいから黙って聞いてな!」
ヒカル「そうそ、アキトくんに任せなよ」
イズミ「テンカワに、ま、貸せ………何を?」
アキト「ヒドイ話だった…ヒドイ話だったけどゾクゾクした…。ゲキ・ガンガー3とゲキ・ガンガーVが一緒になって戦うところ…」
ユリカ「それって…やっぱり好きだって事?」
アキト「俺の…ゲキ・ガンガーを好きだった俺の気持ち…熱血を信じた俺の気持ちを信じたい、だから…」
ユリカ「だからアキトはあたしが好き」
アキト「ひ、人がせっかく壮大な話をしようとしてたのに…! そ、そーだよ、悪いかよ」
ユリカ「ううん」
ドモン「やれやれ、ようやく話がまとまりそうだ」
アレンビー「何言ってるのよドモン。ドモンだってさんざん奥手だったくせに…ね、レインさん?」
レイン「そ、そうね……」
アキト「ユリカ…お、お前はどうなんだよ」
ユリカ「あたし? あたしは…あたしはアキトが大好き!
キョウスケ「…ここまでだな。ナデシコ、ホシノ=ルリ。回線を落とせ」
ルリ「ここからいいところですけど?」
キョウスケ「…野暮はしないもんだ」
ルリ「ナンブさん、ロマンチストなんですね」
キョウスケ「男はそれくらいでちょうどいいらしい。…落とせ」
エクセレン「そういうこと。それに、ルリちゃんは子供なんでしょ? 前に言ってたものねえ」
ルリ「…しくじりました。了解」

アキト「大好きって…初めて聞いた」
ユリカ「ウソォ…」
アキト「ホント」
ユリカ「アキト…大好き……」

ルリ「ジャンプフィールド発生。ボソン反応増大。遺跡演算ユニット、転移します。転移先座標、不明…」
ミア「これで、この遺跡を取り合う理由も無くなるんですね」
パイ「ずいぶんとロマンチックな転送もあったもんだ…う…うう…」
ロール「パイ? どうしたの? まさか、この前の和平交渉から抜けるとき…ケガでも!?」
パイ
違うよ…なんでもないさ…。なんでも…」
アカツキ「…せめて本社に転移してくれないかなあ…」
メグミ「それで商売しちゃったら、またバレて戦争ですよ」
三郎太「秋山艦長! 今の通信は…」
秋山「こちらでも聞こえた! …月臣、これでは…」
元一朗「うむ…まんまとしてやられたか…」
草壁「なんという事だ…これでは…」
アムロ「ブライト、もう大丈夫だろう」
ブライト「よし…。木星連合軍に告ぐ。こちらは地球連邦軍、ロンド・ベル隊のブライト=ノアだ。今の通信の通り…遺跡の演算ユニットは宇宙のどこかへ転送された。もはやこの遺跡を巡って戦う理由はない」
草壁「何を言う! そのような虚言で我々をたばかろうというのか!」
ブライト「では、信じる信じないはそちらにお任せしよう。我々はここから撤退する。あとは好きに遺跡を調査されればいい。…イネス女史の回収を急げ」
葉月「願わくば…これが木星連合との最後の戦闘であって欲しいものです」
レニー「そうですね…戦いが終わってくれるといいんだけど…」
ジョウ「まったくだ。これ以上、俺たちの火星で戦争なんてゴメンだぜ」
マイク「火星の連中、どうするんだろうな…」
鉄也「なあに、また仕掛けてくれば迎え撃つ。それだけのことだ」
ロミナ「今は、こちらの思いが通じる事を願うだけです…」

秋山「草壁中将…」
草壁「…むぅ…撤退準備だ…」
元一朗(九十九…俺が…俺が貴様を撃ってまで成そうとした正義の結末が…これだというのか…!)「こんな…何も得るものが無い戦いだったと言うのかあっ!」
秋山「落ち着け、月臣、俺も気持ちは同じだ! だがここは…」
元一朗「違う! 秋山…お前に俺の気持ちなどわかりはせん! …誰も…誰も俺の気持ちなど…!」
草壁「何をしている! 撤退準備だ!!」(…白鳥を始末した事が、予想以上にこたえておるようだな…)
三郎太「…秋山艦長」
秋山「ん、どうした三郎太?」
三郎太「敵とはいえ…戦闘中とはいえ、あの恋人たちの会話は何かこう…ゲキ・ガンガーとは違う感じで、胸に響きました」
秋山「なにをたるんだ事を言っている!」
三郎太「も、申し訳ありません!」
秋山「…だが、あのやり取りを聞いていると、地球人たちへの怒りと憎しみがおさまってしまうようではあったな。ハハハ! 当たり前の事か。考えてみれば我々木星の人間も、元々は地球人なのだからな!」
三郎太「は…そうでありますね!」
元一朗(九十九…俺は自分の正義をもう一度見つめ直す。そのためには…)

ブライト「…以上が火星の現状です。…木連の動きはそちらで確認できますか?」
ミスマル「うむ。火星宙域、および地球圏からも撤退が確認された。よくやってくれたブライトくん。君たちのおかげだよ」
ブライト「いえ…今回の作戦は、フレサンジュ女史あ立案、ミスマル艦長らが実行されたもので…」
ミスマル「そ、そうか。…ユリカぁ…ボディだけでなく、しっかりと成長したんだな~」
ユリカ「ボディは関係ありませんっ! それに…作戦と言っても、私はアキトと…キス…しただけだし…」
ミスマル「な、なに!? ユリカ! 今なんと言った!」
葉月「ま、まあミスマル提督、ご家族のお話はまた別の機会ということで…木星連合への対応についてですが」
ミスマル「はっ…! ゴ、ゴホン! うむ、木星連合への対応については、地球連邦政府としても過去の調査を含めて平和的に対話を進めていきたい。だが…」
クワトロ「肝心の連邦政府が空白状態のまま、だと…」
ブライト「なんとか彼らが本拠地へ撤退するところまではこぎつけたというのに…」
ミスマル「まずはその他の問題を解決し、連邦内を安定させることが先決となっている。君たちの活躍のおかげで、かなりの脅威は去ったのだが…」
ロミナ「まだ、宇宙海賊バンカーや、正体のつかめていないアインストたち…」
葉月「それに、確証はないが、復活したムゲ帝王…難物ばかりですな」
ミスマル「君たちには本当にすまないと思っているが…地球は破壊からの復興で手一杯な状態なのだ。補給などは可能な限り最優先させる、なんとか頑張ってくれたまえ」
ブライト「…わかりました。提督もご無理をなさらぬよう…」
ミスマル「うむ…ユリカ、ブライト艦長や葉月長官の力になるんだぞ」
ユリカ「は~い! お父さまもお元気で!」
ミスマル「それから、ロミナ姫にロムくんでしたな。あなたたちの厚意を全ての地球圏人類に代わってお礼申し上げる。ありがとう」
ロミナ「こちらこそ…地球の皆さまには何度も助けていただきました。今度は私たちが地球の方々のお力になるだけのことです」
ロム「みんな同じ宇宙に生きるもの同士、悪に立ち向かう心に変わりはありません」
ミスマル「いやいや…その言葉を胸を張って言える人類がどれだけいることか…どうかこれからもよろしくお願いいたします。…ではブライト艦長、よろしく頼むぞ」
ブライト「了解しました。ロンド・ベル隊は引き続き作戦を遂行します」
ユリカ「お父さま、またね~」
ミスマル「いいなユリカ! さっきの話はまた今度、パパにちゃんと説明するんだぞ!」
〔通信を切る音〕
ユリカ「もうお父さまったら! 私だってもう子供じゃないのに…!」
アムロ「…地球も復興で大変なようだな」
ダミアンそのおかげで、戦闘はこっち任せかよ」
ロミナ「ダミアン、そのような事を…」
葉月「しかし、それもまた事実だ。…だがダミアンくん、まずは身近なところに目が行くのも仕方のない事なのだよ…」
クワトロ「また地球圏復興優先、か…」
アムロ「…ん…?」
クワトロ(前の戦争後の処理といい…やはり、変わらんものだな…)

ユリカ「さて、と…とりあえず木星トカゲさんたちとの戦争も落ち着いたみたいだし、地球も復興に向けて頑張ってるみたいだし。ナデシコも元気に行きましょう!」
アカツキ「遺跡の技術を手に入れてたらねえ。やる気も倍増だったんだけど…」
エリナ「今さら何言っても始まらないわよ。さっさと残った事を片付けないと、復興景気に乗り遅れるんだから」
プロスペクター「さすが、切り替えが早いですな」
エリナ「私は副操舵士だけど、元々は会長秘書ですから。早いところ主操舵士に戻って欲しいところだわ」
メグミ「そういえば白鳥さん、具合はどうなのかしら…」
ミナト「そのへんは問題ないのよねぇ」
アキト「!! ミナトさん! 白鳥さんも!」
ミナト「あはは、ごめんなさいね。あたしも白鳥さんに怒られちゃった。『あなたには大切な任務があるのに、自分なんかを看病するなんて何事か!』って」
九十九「お、怒ったわけではありません! ただ、自分のような男のために、大切な任務を…」
リョーコ「はいはい、ごちそうさん! とにかくめでたしめでたしってワケだ!」
ヒカル「治ってよかったねぇ、白鳥さん。ミナトさん、自分が死にそうなくらい心配してたんだよぉ」
ミナト「もう、そんな野暮な事言わないの」
アキト「…白鳥さん、その…」
九十九「ああ、木連の事は聞いたよ。……ミスマル=ユリカ艦長」
ユリカ「は、はい!」
九十九「自分を…自分をこの相転移炉式戦艦『撫子』所属のパイロットとして雇っていただきたい!」
ガイ「おぉっ!」
ルリ「やっぱり」
九十九「現在、木連は木星へ撤退して地球圏の様子を見ているという…その中に死んだはずの自分が帰還したとしても混乱を招き…最悪の場合、内乱となるかもしれん…」
アキト「そんな、大げさな…」
九十九「いや…自分と元一朗は…自分を撃った男は無二の親友だった…それなのにあのような事が起きてしまうほど木星連合内にも政治的な思惑があるという事を自分は痛感しました…」
ミナト「白鳥さん…」
九十九「撫子の戦いが終われば、地球圏も安定するでしょう。そこで改めて木連との和平交渉の機会があるはずです。その時こそ自分の生存を木星に明かします。その時まで雇っていただきたい! どうか、この通りだ!」
アキト「し、白鳥さん、何も土下座なんかしなくても…」
メグミ「艦長…」
ユリカ「ダメです」
九十九「!! …やはり、たとえ味方に裏切られたとはいっても、敵であった自分は信用できませんか…指揮官として当然の判断です。しかし…!」
ミナト「艦長!! どうして…!!」
ユリカ「白鳥さんを雇うなんてできません。第一、経費がかかっちゃいますもの。ね、プロスさん」
プロスペクター「え……はっ! そ、そうですとも。白鳥少佐はご存じなかったかもしれませんが、ナデシコは本来民間運営でして…メカ運営も含めて、余分な経費をかけるわけには…」
九十九「………」
アカツキ「くっくっくっ…艦長も人が悪いねえ」
アキト「えっ…?」
ユリカ「だから、白鳥さんはお客様として好きにやっちゃって下さい。でも、戦闘時はブライト艦長の指揮下には入ってくださいね」
九十九「な…! 白鳥九十九、心から、か、感謝する!」
プロスペクター「メカの整備については、機体の技術を提供して頂きましたから整備運営費用はサービス、という事でよろしいですかな? アカツキ会長?」
アカツキ「けっこうけっこう。それに、ぼくはナデシコではただのパイロットだからねぇ。ミスマル艦長の指示に従わないと、退艦させられちゃうよ」
ヒカル「よっ艦長、イキなハカライだねっ!」
イズミ「艦長のハカライ…艦長のは…辛い…」
ルリ「何がですか」
ガイ「よぉし祝いだ! よし白鳥、ついて来い! お前が幻の3話と言ってた奴を見せてやる!」
九十九「おおっ、ゲキ・ガンガー幻の9、13、33話か!」
ミナト「私もご一緒させてもらおうかな」
アキト「じゃ、俺も久々に見ようかな」
ユリカ「あぁっ、私もアキトと一緒に…」
ルリ「艦長、白鳥さんのこと、ブライト艦長に報告しなくていいんですか?」
ユリカ「うっ…ルリちゃんのイジワル…」

ミア「パイ! 待って!」
ランバ「どうして行っちゃうのぉ? せっかく、木連やメガノイドとの戦いが終わったっていうのに!」
パイ「…悪く思うなよ、ランバ。あたしには別の生き方が見つかったんだ…!」
ロール「痛いよパイ! 放してくれよ!」
ミア「私たちは四人でロンド・ベルにいるべきよ!」
パイ「…あたしが抜けたら戦えないってか?」
ランバ「ダンメカニックが一機でも欠けたら…ダンガイオーになれないんだよ!?」
ミア「行かせないわ!」
パイ「フン、口でなんと言ったって、止められるもんなら…止めてみな!」
ミア「なぜ、ロールまで連れて行くの? 彼まで巻き込む理由はないはずよ!?」
パイ「小手先のレーザーや使い方のわからない超能力じゃ、あたしのパートナーにふさわしくないからさ!」
ランバ「どうして! なんでロンド・ベルのみんなと一緒にいないの!?」
ミア「まさか…記憶が…!?」
パイ「…そういうこった…あたしは自分を確かめに行くんだ…邪魔しないでもらうぜ!」
ミア「だったら四人で行けばいいじゃない!」
パイ「…あたしの記憶が正しければ…あたしはロンド・ベルにとって敵になるからね…」
ミア「えっ!?」
ランバ「…うそ!?」
パイ「だから、あたしとロールだけで行くんだよ…!」
ミア「待って! 行かないで!」
パイ「……」
ロール「ミア! ランバ!」
〔機体の発進音〕
ランバ「‥あっ、行っちゃった…敵になるってどういう意味なの!?」
ミア「ランバ! 私たちも行くわよ!」
ランバ「ええっ!? ミア、勝手に出撃するの…まずくない!?」
ミア「そんなこと言ってる場合じゃないわ! 急いで、ランバ! 見失っちゃうでしょ!?」
ランバ「なんか獣戦機隊っぽいよ! ミア!? わぁぁ、ちょっと待ってよぉ!」

ギル「ガリモス大船長…」
ガリモス「なんだ…」
ギル「どうやら、ダンメカニックが1機こちらに向ってきている模様です…」
ガリモス「ダンメカニック…ダンガイオーの分離形態か…」
ギル「そのあとに離れて、3機…最初の1機を追いかけているようです…」
ガリモス「帰ってきたか…」
ギル「……?」
ガリモス「手を出すな。この旗艦内に入れてやれ…」
ギル「よろしいのですか? …やつらは一度バンカーを裏切った者たちですぞ…?」
ガリモス「バンカーは裏切り者を許さない…!」
ギル「…でしたらなぜです…?」
ガリモス「見てみたいのだ…ターサンの最高傑作、ダンガイオーの実力を…」
ギル「……」
ガリモス「わかっておる…あれが使い物にならぬようなら…おまえの好きにするがいい」
ギル「はっ、ガリモス大船長…」

ターサン「なんじゃと!? パイが出て行ったじゃと?」
ロミナ「…その後を追い、ダンガイオーチームの皆様も…」
ブライト「はい、ですから…なにか心当たりはないかと、ご連絡したのです」
ターサン「わしのところには戻っておらん。…しかし、あと考えられるとしたら…」
ロミナ「お心当たりが?」
ターサン「…パイの記憶が戻ったのかもしれん」
キョウスケ「…記憶が戻った?」
エクセレン「そういえばダンガイオーチームの子たち、記憶がなかったんだっけ?」
忍「記憶が戻ったとして…あいつはどこ行きやがったんだ?」
レイカ「普通に考えたら家…生まれ故郷かしらね」
ビューティ「パイさんってどこの人なのかしら…?」
万丈「博士はご存じのようだが?」
ターサン「…言いにくいんじゃが…パイは…ダンガイオーはバンカーのところへ向かってお…‥」
万丈「どういうことなのですか…ターサン博士?」
ターサン「…詳しくは本人から聞く方がいいじゃろ…」
ブライト「問題が多いな…」
ギャリソン「ダンガイオーチームの皆様方はどうなさるので?」
エクセレン「もしかして、彼女たちだけで海賊退治に? いくらなんでもねえ…」
ブライト「とにかく、ダンガイオーチームはバンカーのところに向っているんですね」
ターサン「間違いないじゃろう…」
ロミナ「助けに行くにしても…」
雅人「ターサン博士は、バンカーの場所を知ってるのかい?」
ターサン「前に一度、行ったことがあるからの…やつら今もそのポイントを動いておらん…」
忍「よし、こっちから乗り込んでってやるぜ…!」
アムロ「待ってくれ、乗り込むと言っても…」
隼人「アムロさんよ、まさか…怖じ気づいたって言うじゃないだろうな?」
弁慶「百鬼の要塞島のときと同じく、一気に行こうぜ!?」
アムロ「ターサン博士、敵は数万の規模を持つ大艦隊だと聞いているが?」
ターサン「そうじゃ、ガリモスの旗艦はその中央に座しておる」
シロー「…その中を分け入って、敵の旗艦まで…現実的じゃないな」
※※アイナが仲間にいる場合、セリフ追加※※
アイナ「…要塞島のときは、乗り込むべき場所はひとつでしたからね」
※※ノリスが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ノリス「あれもあれで無謀、かつ無茶な作戦ではありましたが」

シーブック「じゃあダンガイオーチームが無事だという保証もないんじゃ…!?」
ターサン「……」
ルー「でもさ、そんだけの大群…一気に来たら、とてもじゃないけど防ぎきれないんじゃない?」
ジュドー「遅かれ早かれ、なら一気によ…」
エル「…数万…でしょ…?」
バニング「頭を潰せば、なんとかならなくもないだろうが…」
コウ「そこにたどり着くまでに、一体どれだけの敵を相手にしなければならないんだろう…」
ターサン「…やっとバンカーの恐ろしさを認識してきたようじゃな。…わしもそうだったがの」
アレンビー「いくらあたしたちが頑張っても、数万も相手がいたら…」
レイン「そうね…数に潰されてしまうわ」
ドモン「いいや、戦いは数なんかじゃない! その親玉の所まで血路を開けば…!」
※※東方不敗が仲間にいる場合、セリフ追加※※
東方不敗「馬鹿者! 策も無く敵の手中に飛び込んでなんとするか!  そういうのを匹夫の勇というのだ」
ドモン「しかし師匠、だからといって、このまま敵が来るのを待つだけでは…!」
※※シュバルツが仲間にいる場合、セリフ追加※※
シュバルツ「まあ待てドモン。どうやら策がないわけではなさそうだぞ」
ドモン「えっ…?」

レイン「…ロミナ姫?」
ロミナ「方法があります」
レニー「え? だってロミナ姫、相手は…」
ロミナ「いまバニング様がおっしゃった…頭を潰す…まわりの敵を無視して、敵旗艦に乗り込めればいいのですね?」
ジョウ「おい、まさか…ロミナ姫」
ロミナ「マイクロワーム航法で敵の懐に入り込みます…!」
マイク「そんな! 滅茶苦茶だよ! どうしちゃったんだよ、ロミナ姫!」
ロミナ「…アネックスとの戦いで考えていたことです。その対象が宇宙海賊バンカーに変わっただけ…」
ジョウ「ハッハッハッハッハ! 気に入ったぜ、ロミナ姫! いつのまにかいい感じになってきたじゃねえか」
ロミナ「え…あ、ジョウ…私は…」
鉄也「そうと決まれば…やるしかないな」
甲児「おう! 大暴れしてやろうぜ…!」
大介「…やりましょう」
クワトロ「…無茶な作戦だな。止めた方がいいかもしれん、アムロくん」
アムロ「止められそうか? 大尉」
クワトロ「そうか…君は一度、同様の事をしているのだったな…仕方あるまい」
ブライト「…シャフさん、ナデシコにも連絡をよろしく頼みます。…あとは、彼らも同意してくれるかだが」
豹馬「ま、聞くだけ野暮だろうがよ」
【シナリオエンドデモ終了】


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