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シーン5「銀河決戦」編
No.30
誠実な心で

<セレクト バンカー旗艦内>
記憶を取り戻したパイは、
故郷であるバンカー旗艦へ向かっていた…。
ダンガイオーチームはどうなってしまうのか!?


サブタイトル
「誠実な心で」


【戦闘マップ開始】
ロール「やだよ! 海賊なんてっ! ここに売られたくないから一度ターサン博士のところから逃げ出したんじゃないか!」
パイ「うるさいっ! あたしも思い出したのさ…帰るべきところをね…!」
ロール「いったいどういうことなんだよ、パイ!」
パイ「出迎えもなしか…」
ロール「ちょっとぉ!」
パイ「ただいま帰りました…お父様…」
ロール「お、お父様!?」
〔敵ユニット出現〕
???(ガリモス)「バリアス…ターサンのところから…逃げたそうだな…」
パイ「それは誤解です…私はターサンに記憶操作されて、そのために…!」
???(ガリモス)「おまえは一度裏切った…バンカーは裏切り者を信じない…」
パイ「お父様! どうかお顔をお見せ下さい! そして私を見てください…! 私は今でもお父様の忠実な娘…バリアスです!」
ロール「馬鹿な…パイ…!?」
ガリモス「おまえをターサンの所に預けたのは、おまえの超能力を増幅させ、無敵の兵器とするためだ…私は命をかけた者しか信じない…!」
パイ「…お父様…!」
ガリモス「おまえが最強の兵器となってきた事を証明せよ…殺人マシーンとなったことをな。…そうすれば、我が娘、バリアスと認めてやろう…」
パイ「ど、どうやって…ですか!?」
ガリモス「おまえが連れてきたその男を殺してみよ! それが私への忠誠の証だ!」
ロール「えっ…!? パイ!?」
パイ「…私は兵器‥そのために私をターサンの所へ送った…私が兵器になる事で…お父様は喜ぶ…!」
ロール「パイ…よせよ、パイ! 本当に…本当に君は…!?」
パイ「これまでの戦いで…多くの人間を倒してきた…完璧な殺人マシーンになれ…人殺しに…!」
ガリモス「そうだ…我が娘よ。それこそが私がおまえに求める資質だ」
パイ「……」
ロール「パイ?」
パイ「あたしは…あたしは一体何のために帰ってきた…!?」
ロール「……」
パイ「あたしはただ…記憶を…自分がどんな人間なのか…確かめたかっただけなのに…」
ガリモス「その男を殺し、バンカーへの忠誠を示すのだ…!」
パイ「…あたしは…だ…」
ガリモス「どうした…バリアス?」
パイ「…あたしはパイ=サンダーだ! バリアスではないっ…!
ガリモス「…裏切り者め!」
〔味方ユニット出現〕
ミア「しっかりして! パイ! ロール!」
ロール「ミア!」
パイ「ミア! ランバ! …あたしは…」
ミア「…なにも言わなくていいわ、パイ。…私たち四人はテレパシーで繋がっているんだから…」
ランバ「言わなくても、ある程度のことはわかるもんね」
パイ「…すまない…」
ガリモス「来たか…ククク。アーサンめが造り上げた、最強の戦闘ロボット…!」
ミア「あれが…ガリモス大船長…! みんな、合体しましょう…!」
ロール「わかった!」
ランバ「オッケーよ!」
パイ「…やろうぜ…!」
ミア「…心をひとつに…クロォォス・ファイッ! ダ・ン・ガ・イ・オォォォォッ!」
〔ロール、合体〕
ロール「ダンガイオー、見ッ参ッ!」
ガリモス「それがおまえの答えか、バリアス…!」
パイ「お父様…いや、ガリモス大船長…! あたしは変わった。地球の人間と触れ合って…! 子の幸せを祈る父親がいた、父親の過ちを正すために戦う男がいた…! あたしの戦いはここからさ!」
ガリオス「フフ…ハハハハハハハハッ! よくぞ言った、小娘が! 親子の縁はもう関係ない! 私は宇宙海賊バンカーを統べる者として、おまえを葬り去ろう!」
ロール「ダンガイオーの力…! 甘く見るなよ、宇宙海賊バンカー…!」
ガリモス「そのパワー見たいと思っておった。ククク…思惑通りだ」
ランバ「…やけにあっさりとこれたと思ったら…」
ミア「通してくれた…ってことなのね…」
ガリモス「フフフフ…そういうことだ…出ろ!」
〔敵ユニット出現〕
フラッシュ「来たわね、ダンガイオーチーム…いえ、ロール=クラン」
バースト「今日こそはガリモス大船長の前であなたちの命、奪ってあげるわ。素敵な死にざまを見せてちょうだい」
ランバ「あぁっ! また出た!」
ミア「ロール…あの二人…」
ロール「ああ…心配するな、ミア。…俺ももう、過去を超える! 奴らはかつての仲間じゃない。…バンカーの幹部、フラッシュとバーストだ!」
パイ「行くよ…みんな…!」
ロール「俺たちを集めたこと…後悔するなよ!」
<戦闘開始>

<3PP・味方援軍1出現>

〔味方戦艦出現〕
シャフ「く…抜けましたっ! 姫様!」
ロミナ「ここが…中枢なのですね!?」
ミア「あれは!」
※※ロミナ出撃の場合のセリフ※※
ランバ「わあっ! エルシャンクだぁ!」
※※ユリカorルリ出撃の場合のセリフ※※
ランバ「わあっ! ナデシコだぁ!」

ガリモス「なにっ!? 一体どこから現れたというのだ! ダンガイオーチーム以外を通せとは言っておらんぞ!」
ロール「マイクロワーム航法…そうか!」
※※ユリカorルリ出撃の場合、セリフ追加※※
ルリ「ナデシコはボソンジャンプです」
エリナ「ああ、もう…! CCは残り少ないのよ!?」

ロミナ「大丈夫ですか? みなさん」
ランバ「やっほぅ、ロミナ姫! まだまだ大丈夫!」
竜馬「…ここがバンカーの本拠地!」
ルリ「…ま、いいけど」
※※ロミナ出撃の場合、セリフ追加※※
ガリモス「あれは…シェーマの戦艦か…ワープで直接旗艦へ突入するとは。…面白い…!」
隼人「くそっ、ひでえ揺れだったぜ」
エクセレン「ほんと。ロミナ姫、次やるときはファーストクラスの扱いでお願いね」
ロミナ「ファースト…クラス? 戦闘陣形のことなのですか? 私、まだまだ勉強が…」
キョウスケ「ロミナ姫、戦闘中です…! おい、姫は異星人だぞ、考えろ」
エクセレン「わお、そうだったっけ。ええと、ファーストクラスっていうのはね…」
鉄也「いい加減にしろ! 艦長、出撃する!」
甲児「まあまあ、いつものノリじゃねえか、鉄也さん。よっしゃ、出撃するぜ!」

ブライト「各員出撃! ダンガイオーを援護しつつ、バンカーの首領を倒す!」
エリナ「冷静に考えたら無茶苦茶な作戦みたいだけど…この隊にいるとなんとかなりそうな気がするから不思議よねぇ」
メグミ「エリナさんもやっと、ロンド・ベルやナデシコのノリがわかってきたみたいですね」
ユリカ「というわけで、宇宙海賊の親玉さんをやっつけます!」
〈出撃ユニット選択〉
パイ「助かるよ、すまないな」
ジュドー「なんでパイの姉ちゃんはこんな所まで来たんだ?」
パイ「え…ああ、ここは…」
ランバ「パイ…」
パイ「…ここはあたしの故郷だったからさ…」
ルー「ええっ!?」
エル「…だった?」
パイ「あたしは…」
万丈「パイさん、今は戦闘中だ。…言いたくないことは言わなくてもいい…」
沙羅「なんとなく…わかるしさ」
デューク「ひとつだけ、伝言がある。…君は自分にとって娘のようなものだから早く帰ってきてほしい…ターサン博士からだよ」
パイ「娘…博士が…?」
アムロ「早く帰ってあげよう。…いけるな? ダンガイオーチーム」
万丈「海賊退治か。なかなかロマンのある響きだね」
ガリモス「もう勝ったつもりとはな…フフフフ。こちらの手駒はまだ出尽くしていないというのにな」
ロール「減らず口を!」
クワトロ「…とは思えんな。だが…まわりの艦隊から手を出される前に倒さねばならん。…次のマイクロワーム航法が使えるまでの時間は?」
シャフ「あと…10分です」
ジョウ「おいおい、クワトロさん、なんでだよ?」
クワトロ「ここは敵艦隊の中心部だ。…数千の艦隊、数万の敵機に囲まれたら…飛影でももたん」
レニー「たしかに…」
※※プルツーが仲間にいる場合、セリフ追加※※
プルツー「周り中敵だらけか…楽しそうじゃないか」

忍「10分…へっ、上等だぜ!」
葉月「よし、全戦力を傾け、敵を殲滅せよ!」
ガイ「よっしゃあ! 敵は宇宙海賊だ、気兼ねすることなく暴れてやるぜ!」
アキト「でも、かなり手強そうだな…」
ユリカ「そう言えば…CCはまだあるんですか?」
プロスペクター「ご安心ください。どうせこんな事になるかと、ネルガルの在庫を全部ナデシコに積み込んでおきましたよ」
ジュン「さすがプロスさん、手回しがいいですね」
エリナ「何言ってるの! 会長が認可しなきゃ貴重品のCCが回ってくるわけないでしょ」
アカツキ「ま、CCはまた採取できるかもしれないけど、ナデシコは、そうはいかないからねえ」
ルリ「もうネルガルの戦艦、ナデシコ以外沈んじゃいましたからね」
アカツキ「ぐっ……」
ミア「ほんとにいいのね…パイ?」
パイ「…ああ…あたしの帰るところは…ここじゃないのさ…!」
ガリモス「バリアス…後悔する事になるぞ…フフフ」

<敵8機以下の次EP・敵増援1出現>
ガリモス「やりおるわ…なるほど、奴めが執着する理由もわからないでもない…クク」
チャム「ショウ、ねえ! なんか余裕だよ!?」
ショウ「まだ…なにか隠しているな」
シロー「油断するなよ!?」
ガリモス「フフ…出番だ、ギル=バーグ!」
ロール「やはり…!」
ランバ「そんな気はしてたけどね」
パイ「来いよ…!」
ミア「ギル…!」
〔敵ユニット出現〕
ギル「クククク…まさかここで戦うことになるとはな」
ミア「ギル…本当に私たちが殺し合わなければならないの!?」
ギル「くどいぞ! ミア=アリスッ!」
エクセレン「駄目ねえ…これは」
キョウスケ「人の心がわからんやつに…なにを言っても無駄だ」
パイ「…ギル、あたしもね、心とか、情なんてものは戦いには必要ないと思ってた。だけど…違うのさ」
ミア「可哀想な人…ギル、あなたはそれでなにを手に入れようとしているの…?」
ギル「くっ…世迷い言を! 情けなど戦いには無用! いまそれを思い知らせてくれるッ!」
ロール「おまえこそ知るがいいっ! その力を! ギル=バーグ!」

<ギル撃破>
豹馬「くっ、やったんじゃねぇか?」
ちずる「そうみたい…これで倒せなかったら…」
ギル「う…うう…お、俺は…ターサンの造った最高の戦士じゃなかったのか…!?」
シーブック「たしかに…ものすごい力を持った機体だった。だけど…」
ギル「なにが…足りなかったと…」
デューク「復讐の炎にその身を焦がした時点で…決まっていたんだ、この戦いの勝敗は」
ロール「もう、終わりにしよう…ギル」
ギル「俺は…」
〔敵ユニット撃破〕
ミア「ギル…」
ランバ「バイバイ…復讐に狂った…人間兵器…」

<バースト撃破>
バースト「こ、こんなの…こんなの嘘よぉっ!」
※※まだフラッシュ健在の場合、セリフ追加※※
フラッシュ「バースト! 脱出して!」

バースト「あたしたちは…ここで手柄を立てて! バンカーでの地位を…っ!」
〔敵ユニット撃破〕
ランバ「いやな相手だったね…」
ミア「ええ…憎しみや怒りじゃない…欲望で戦いを起こす人たち…」
ガリモス「それこそが海賊の資質よ。欲望こそ力の源なり!」
ロール「許さんぞ…バンカーめ!」

<フラッシュ撃破>
フラッシュ「そんな、そんな…! 死ぬのはロール、あなたのはずよぉっ!」
※※まだバースト健在の場合、セリフ追加※※
バースト「フラッシューーーッ!!」

フラッシュ「ぼくは死なない…死んでたまる…ああああああぁっ!」
〔敵ユニット撃破〕
パイ「ケッ…仲間を売るような奴が、でかい口を叩くんじゃねえよ」
ロール「フラッシュ…」

<ガリモス撃破>
ヒカル「やったぁ! 大船長をやっつけたよ!
リョーコ「よっし! とっとと脱出の準備だ!」
イズミ「待ちな…まだみたいだよ…」
ガリモス「クク…ク…わざわざ…貴様たちの方から、秘宝を…持って飛び込んで…来たというのに…」
ロミナ「秘宝…!?」
マリ「ラ・ムーの星のこと…?」
洸「母さんが守ってくれた…ラ・ムーの星をそう簡単に渡せるものかっ!」
隼人「ムートロンの力でなにをするつもりだった!」
ガリモス「知れた事…いくつもの星をバンカーの名の下に侵略してきたが…宇宙は広大だ…そのためにも永遠の命が必要なまでの事…」
甲児「永遠の命ぃ!? おっさん! 夢見てんじゃねえよ!」
ジェット「ここでも永遠の命か…そんなにいいものか?」
レイナ「限られた命を…精一杯生きる、それこそが生きる価値…お父様の言葉よ」
ジム「キライ様…本当に良いお言葉です」
ドリル「よく聞いとけ! 海賊野郎!」
ロム(やはり…ハイリビードとラ・ムーの星は同じような力を持っている? 地球とクロノス星…なんの関係があるというんだ…?)
ガリモス「…愚かな…その…秘宝の意味も知らぬとは…母親の守った…? くだらん…」
洸「貴様…!」
パイ「だから負けたのさ…あんたは」
ガリモス「バリアスよ…おまえは…」
〔敵ユニット撃破〕
パイ「…親がどうであろうと…あたしはあたしの決めた道を生きるのさ…」
ロール「…パイ」

<敵全滅・勝利条件達成>
葉月「すべて退けたのか!?」
沙羅「みたいだね。ゆっくりしたいけど…そんな時間なかったんだよね?」
ギャリソン「そうでございますな。リーダーが倒れ、多少混乱しているようですが…多数の艦隊がこちらに向かって来ておりますな」
ミナト「どのくらいなの、ルリちゃん?」
ルリ「正確に数えてると逃げる時間がなくなるくらいです」
雅人「うわ、やばいじゃん」
ブライト「各機、帰艦急げ!」
※※ロミナ出撃の場合のセリフ※※
万丈「そうとわかれば急がなければね。プリンセス、かぼちゃの馬車は動きそうかい?」
ロミナ「かぼちゃ‥ああ、エルシャンクのことですね。シャフ?」
シャフ「行けます。みなさま、帰艦してください!」
ブライト「急げ!」
※※ユリカorルリ出撃の場合のセリフ※※
ユリカ「ナデシコ、ボソンジャンプ準備を! ディストーションフィールド出力最大!」
メグミ「全クルー、パイロット、準備お願いします」

パイ「……」
アムロ「よし…ん、パイくん?」
クワトロ「…わけありらしい」
パイ「これで…帰るところ…なくしちまったか…」
ランバ「あたしもよ、パイ」
パイ「ランバ…そうだったね」
ランバ「でも惑星リリス…みんなの仇…とれたんだし」
※※シャザーラが仲間にいる場合、セリフ追加※※
シャザーラ「はい、姫様。…きっとリリスの民も…喜んでいることでしょう…」

マリア「私たちのフリード星も、いつ人が住めるようになるかわからないままだわ…だけど、悲しい目にあったみんなのためにも私たちはがんばらなきゃ」
デューク「そうだ、心に生きている限り…帰る場所は永遠になくなることはない」
パイ「へへ…相変わらず渋いね、デューク=フリード」
忍「おらぁ! 早く戻りやがれ! 敵がすぐそこまで来てんだよ! なにがあったかしらねえが、つまんねえことでめそめそやってんじゃねえぞっ!」
レニー「さすが…ものすごいぶち壊しっぷり」
沙羅「忍! だいたいわかんないのかい、あんたは!」
パイ「いいよ、結城。…フッ…あたしなら大丈夫さ。…藤原ごときに言われなくてもよ!」
忍「けっ、言ってやがれ! …その方がてめえらしいぜ」
パイ「へっ…ありがとよ、藤原」
ミア「……」
ロール「ミア…元気出せよ。終わったんだ、ギルは…ああおいう終わり方しかできなかったんだよ」
ミア「…うん、わかってる…わかってる…」
ロム「宇宙の海を渡る海賊…いつかまた戦うことになるかもしれん」
レイナ「え? 船長は倒したのよ? 兄さん」
ロム「また新しい船長が生まれてくる。それが…戦いの歴史だ、レイナ」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ロミナ「みなさまの収容は終わったのですか!? シャフ」
シャフ「大丈夫です、姫様」
ブライト「よし、すぐにマイクロワーム航法に入ってくれ。ナデシコの方はどうなっている!?」
ルリ「こちらもOKです。艦長、ボソンジャンプよろしく」
ユリカ「了解です。エリナさん、チューリップ・クリスタルの方は?」
エリナ「大丈夫よ。さっさとやっちゃって、艦長」
ユリカ「了解です! アキト、イネスさん、手伝ってね!}
葉月「移動後の合流座標をナデシコに転送してください」
ガメラン「問題ない」
ロミナ「これより宇宙海賊バンカーの戦艦より離脱します! 各員は対ショック準備をお願いします」
葉月「何事もなければいいが…」

???(ムゲ)「我が宇宙に眠る、哀しき魂たちよ…! 愚かな人間どもに…怒りを持って答えよ…!」

ブライト「こ、ここは…!?」
葉月「……!!」
ロミナ「シャフ、これはどういうことなのです!?」
シャフ「わかりません。…それに現在位置の座標も不明です」
豹馬「どういうこったよ! なにが起こってやがる!」
ブライト「ナデシコは!?」
メグミ「こちら、ナデシコです! ブライト艦長!」
ユリカ「地球…いつのまにこんなになっちゃったんですかあ!?」
ルリ「座標、不明です。…少なくとも通常空間ではありません」
ブライト「…とりあえずは無事か。そちらでもデータ検証を頼む。こちらも…」
葉月「分析の結果が出ました、ブライト艦長」
小介「ずいぶんと…早いですね。ぼくも気になって調べたんですが、空間が歪曲していることしかわかりませんでした」
十三「空間が…歪んどるやて?」
葉月「…すでにデータがあった。私はそれを照合しただけだ」
ショウ「データ?」
マーベル「以前にもこういうことがあったのですか?」
亮「…!!長官、空間の歪み…まさか」
葉月「…ムゲの宇宙だ」
忍「なっ…!」
沙羅「ええっ!?」
雅人「嘘だろ!?」
葉月「事実だ。…獣戦機隊基地がムゲ=ゾルバドスの分身によって壊滅的被害を受けたときから、予想していたことだ」
ドモン「ふん…これで俺たちのすべきことは決まったな」
アムロ「…ああ。おそらくこの戦いの…最大の山場になる…」
エクセレン「あと…アインストシリーズもね」
キョウスケ「ムゲ=ゾルバドスムゲ=ゾルバドス…こいつとの戦いでなにかがわかるかもしれん…」
葉月「アインストシリーズ…!? やつらも関係しているというのか?」
キョウスケ「間違いない…ここに…!」
ブライト「ムゲ宇宙…そこにアインストシリーズがいるというのか!?」
クワトロ「納得のいかない話ではない。…ムゲ=ゾルバドスが創り出す宇宙…そしてアインストの現れる空間…『空間を自由に操れる』という点においては共通点がある」
竜馬「ストーンサークルのような場所といい、突然現れることといい…異空間から現れていたというのか…」
ジュドー「気味悪い話だぜ。とっととぶっ倒しちまおうぜ?」
レイナ「でも…気になるわ。結局…ほとんどわけがわからずじまい…」
ロム「役目…?」
アムロ「ロムくん…どうしたんだ?」
ロム「いえ…ガデスはクロノス人の役目、役割…と言っていた。この宇宙にそんなものが決められているとしたら…アインストの役割とは…なんなのか…」
甲児「難しく考えんなよ、ロム兄さんよ。だったらああいう連中をぶっ倒すのが俺たちの役目、邪魔するのがアインストとかの役目さ」
大介「そう信じたいな、甲児くん」
キョウスケ(…案外的外れではないかもしれん…役目…役割…そうなのか…?)
【シナリオエンドデモ終了】


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