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シーン5「銀河決戦」編
No.31
失われた者たちへの鎮魂歌

<セレクト 赤い宇宙>
エルシャンクのワームホール航法とナデシコのボソンジャンプ。
空間移動をする二隻の戦艦のワープした先は
ムゲ=ゾルバドスの創りだした、赤い宇宙だった…。


サブタイトル
「失われた者たちへの鎮魂歌」


【戦闘マップ開始】
???(ムゲ)「今、我らの宇宙の風が乱れた…現れおったな、生き物とは己の生きる空間を心得てこそ、生き延びる事ができるものだ…己をわきまえぬ愚か者どもめ…」
〈出撃ユニット選択〉
忍「へっ…以前来たときと変わらねえな」
沙羅「そうだね…二度と来ることはないって…思ってたのにね」
葉月「藤原…ここが…間違いないのか?」
忍「いくつもあるかよ、こんなところがよ。ムゲ野郎の…赤い宇宙だ」
アキト「異世界…こんなに薄気味の悪いところなのか…?」
ユリカ「もっとロマンチックなところだったら、誰にも邪魔されずにデートできるのに…」
ルリ「ご自由」
ジェット「やめておいた方がいいな。異空間…たいていろくなことが起こらん」
ロム「そう思うな。ガデスの部下にもいたが…歪んだ心が生む、狂った世界だ」
ガイ「なるほどな。言われてみりゃ、悪の臭いがプンプンしやがるぜ」
忍「…そういうこった。亮、沙羅、雅人! いくぞッ!」
〔味方ユニット出現〕
ブライト「獣戦機隊! 勝手に…」
雅人「まあまあブライト艦長、ここは俺たちの方が詳しいんだからさ」
ロミナ「どういたしましょう…ブライト様」
ブライト「…待機するしかないですな。たしかに、ここは彼らしかしらない」
ジョウ「赤い…宇宙? なんなんだ、ここはよ」
マイク「急にこんな所に引きずり込まれても…」
アムロ「藤原くんたちは…以前ここで?」
カミーユ「なんていう…」
ジュドー「確かに見た目は赤いけど…」
ルー「…なんなのここ、気味が悪いわ…」
エル「変な岩石は浮いてるし…」
大介「敵は…いないのか?」
マリア「なにもいないなら…出ない? 気持ち悪くって…」
亮「…いや…なにか気配が満ちている…ひどく邪悪な気配だ」
ランバ「ええっ…こ、怖いこと言わないでよぉ」
ロール「でも…嫌な予感がする」
ミア「あなたも…? ロール」
パイ「っていうかよ、なにもない方が不自然だぜ」
エクセレン「…って事は…?」
〔敵ユニット出現〕
シャピロ「やはり…この場所を突き止めてきたか…!」
沙羅「あれは…ダンクーガの偽物…! …シャピロ…また会ったね…!」
シャピロ「フフ…嬉しいのか? 沙羅…」
沙羅「…ああ、ここで…あんたと決着をつけられるからね…!」
忍「沙羅…」
シャピロ「強くなったな、沙羅。だが…その強さ、すぐに無意味なものになる…」
沙羅「やってごらんよ! あたしはもう…迷わない」
クワトロ「そうだな…迷いは…断ち切らねばならん」
アムロ「ブライト、出るぞ」
エクセレン「ね、キョウスケ?」
キョウスケ「…ああ、この感覚…もしかしたら」
ブライト「敵は偽ダンクーガが一機…油断するな! 各員出撃!」
ユリカ「エステバリス隊も出撃準備!」
リョーコ「油断すんじゃねえぞ! みんな!」
アキト「地球へ帰らなきゃ…! こんなところでまごまごしてられないっ!」
キョウスケ「俺たちも出るぞ」
エクセレン「おっけい!」
〔味方ユニット出現〕
〈出撃ユニット選択〉
甲児「てめえ、さっきから聞いてりゃ好き放題言ってくれるじゃねえか!」
ジュン「年貢の納め時よ…覚悟なさい!」
シャピロ「フフフ…その言葉…そっくりそのまま返そう」
〔敵ユニット出現〕
甲児「ちっ、またいろいろ出してきやが…うっ!?」
人工知能「……」
鉄也「あいつは…!」
隼人「宇宙怪獣ギルギルガン…! なんだってこんなところに!?」
弁慶「たしか…まえに植物惑星で…!」
竜馬「シャピロ=キーツ! これはどういうことだっ!」
シャピロ「ククク…宇宙怪獣ギルギルガン…この宇宙にぞくぞくと集まってきている…どういうことかわかるか? フフフフ…」
デューク「なに…!?」
シャピロ「なれの果てだ」
ドモン「なれの果て…だと? 一体なんのだ!」
エクセレン「…アインストのね」
キョウスケ「おそらくは、な」
アキト「アインストの!? でも、見た目は全然…」
ルリ「本質的なものが…ということかもしれません」
ユリカ「?? 中身が…ってこと?」
ロム「…もしや…」
レイナ「兄さん?」
ロム「確信はない…だが…俺たちはあの宇宙怪獣と同じなのかもしれん」
ドリル「おいおい、あんな凶悪なのといっしょにすんなよ!」
ジェット「ロム、まさか…」
ロム「あくまで可能性だ、ジェット」
シャピロ「む? ほう…」
宇宙太「ええ!? どういうこったよ!?」
恵子「エクセレンさん! それって!?」
エクセレン「……」
キョウスケ「…おまえたちとアインストシリーズの関係はなんだ?」
シャピロ「おまえらには考えの及ばぬこと…まさに神の領域の事なのだ。凡人にはわからぬ」
忍「てめえはすべてお見通しって面だな、シャピロ!」
シャピロ「当然だ。私はおまえたちと違う。…フフ、それにしても…女、おまえはたしかこのアインストシリーズに…」
エクセレン「だったらなに? …もう、結構気にしてるんだから」
シャピロ「…おまえは人間の中では…やつらの事を一番よく理解している…危険な女だ…」
エクセレン「危険な…女!? …なんか、カッコいいじゃない…」
万丈「気にしているんじゃなかったのかな?」
エクセレン「あらら、そうだった」
シャピロ「まあいい…ここでおまえたちは終わりだ。あとのことは私に任せればいい…ククク」
コウ「後のこと?」
クワトロ「シャピロ=キーツ…奴は奴なりにいろいろと考えているらしいが…そう簡単にはこちらも終わらんよ」
シャピロ「いや…終わりだ。…かかれ!」
葉月「各員攻撃開始! この戦い…負けられんぞ…!」
忍「おおおおおおおっ! やぁってやるぜッ!」
<戦闘開始>

<シャピロ撃破・敵増援1出現>

亮「今度こそ、仕留めたはずだ…!」
沙羅「…地獄で待ってるんだね…シャピロ」
シャピロ「…ククク…沙羅…どのみち…お前も地獄に…墜ちることになる…」
沙羅「負け惜しみは…たくさんだよ、シャピロ!」
シャピロ「負け惜しみ…? この…私が…? フフ…違う…宇宙に生きる者…すべての…すべてが…」
忍「なにが言いてえっ!」
〔敵ユニット撃破〕
雅人「あ…」
沙羅「馬鹿なやつ…ほんとに…馬鹿なやつだよ、シャピロ…!」
ドモン「とりあえずは終わったか」
レイン「結城さん…気を落とさないで」
沙羅「変に気を使うのはおよしよ。あいつとは…もうとっくに終わっていたのさ。ねえ、忍?」
忍「え、ああ…まあ、な」
エクセレン「女は強くないとね。ね、キョウスケ?」
キョウスケ「シャピロ=キーツのバックには…ムゲ帝王がついていたはずだ」
エクセレン「聞いちゃいないし…!」
亮「ああ…ムゲ宇宙が解体しないということは…奴は近くに潜んでいる…」
ロール「どこから…来る!?」
ミア「…見られてる…それは感じる…」
カミーユ「ん…なにかいる…!?」
ファ「え、なに? カミーユ?」
〔敵ユニット出現〕
???(アインスト)「……」
エクセレン「監督官…!!」
キョウスケ「エクセレン、落ち着け。おまえはもう大丈夫なはずだ」
エクセレン「…うん」
鉄也「くそっ、またあいつか…」
小介「アインストレジセイア…だっけ?」
ユリカ「…だんだんと…出てくる間隔が短くなってきてません?」
弁慶「あいつが謎の敵…アインストシリーズの親玉だと思ってたが…」
竜馬「ああ、たしかにひびきくんのお父さんが見つけた石版にはそう書かれていた」
マリア「でもそれって大昔のことでしょ?」
デューク「こいつの…上がいると…?」
???(アインスト)「……」
シャフ「来ます!」
ロミナ「みなさん! 迎撃を!」
葉月「藤原!」
忍「やばいのが来るのは見えてるだろうが! 後にしてくれ!」
葉月「そのまま聞け! ムゲ=ゾルバドス…おそらく近くにいる…!」
沙羅「なんだって!?」
葉月「…以前おまえたちが持ち帰ったデータにあった反応が…この近くに出ている」
雅人「見物かよ。性格悪いぜ」
亮「長官、どこです!?」
葉月「…この空間は通常空間に比べて、はるかに歪んでいる…場所の特定は困難だが気を付けろ!」
ジュン「こっちでもわからないのか!?」
ルリ「わかりません。オモイカネもさっぱりだという返答です」
アキト「隠れて見てるのか。嫌なやつ…!」
シロー「だが、当面の敵は目の前にいる!」
ブライト「そうだ、こいつに負けては意味がない! 気を引き締めろ!」
忍「…ムゲ野郎…! 待ってやがれ、こいつを叩きのめして、てめえを引きずり出してやる!」

<アインストレジセイア撃破>
???(アインスト)「役目は…終わった」
〔敵ユニット撃破〕
エクセレン「役目…!? なんの!?」
キョウスケ「奴自身か? それとも…」
エクセレン「もしかして…私?」
キョウスケ「…俺の勘では…違うな」
???(ムゲ)「フハハハハ…もうしばらくおまえらの様子を見ていようかと思っていたが…」
〔敵ユニット出現〕
ムゲ「…久しぶりだな…神の名を騙る愚か者ども…!」
ドモン「あれが…ムゲ…ムゲ=ゾルバドスなのか!?」
葉月「藤原!」
忍「間違いねえ…奴だ…ムゲ野郎…!」
デューク「一度滅ぼした者の復活…これは一体…」
ムゲ「気付かぬか? 宇宙は…またこの私を必要としたのだ…!」
鉄也「妄想もいい加減にするんだな! 侵略者風情がっ!」
忍「わけわからねえごたくはいい! シャピロといい、おまえといい…なにが言いてえ!」
ムゲ「以前地球上で…言ったぞ、私は宇宙そのもの…愚かな人間たちを私の世界に導いてやろうというのだと…」
万丈「残念ながら…こんなへんぴな世界はお断りしたいね…!」
ギャリソン「そうでございますな。散歩も楽しくなりそうにありませんし」
葉月「…ムゲ帝王、会うのは初めてだが…すぐに闇の世界へ帰ってもらおう…!」
亮「また…断空剣でな…!」
ムゲ「愚かな…あまりにも愚かだぞ、地球人! そういう意味では…シャピロ=キーツ、奴は地球人でありながら、それに気付いた唯一の男だったのかもしれん」
沙羅「シャピロ…あいつが!?」
ムゲ「進化…宇宙はそれを望んでいる…地球人にそれを望むことは…もうできん」
エクセレン「う…うう…」
キョウスケ「エクセレン!?」
竜馬「ふざけるな! 早乙女博士のように人類の未来のため 新たな進化の道を開くため ゲッター線の研究を続けている人もいる…!」
隼人「…それを馬鹿にするなら…許さねえ…」
ムゲ「フフ…ハハハハハハハハ! 肉体よ、滅びるがいい!」
ルー「はぁ? なにを急に言い出すの!?」
エクセレン「…肉体に…とらわれて…いるから…」
ユリカ「ちょ、ちょっと、エクセレンさん…?」
ムゲ「…獣性を超え、人知を超え、神とならん…それがおまえたちの精一杯の進化…」
葉月「超獣…機神…」
万丈「葉月長官…いや、葉月博士が出した…ひとつの答え…!」
ムゲ「それがダンクーガに託した願いであったとしたら…それは地球人の底知れぬ無知というもの…なぜなら…!」
アムロ「なぜなら…?」
エクセレン「聞いては…駄目…大尉…!」
キョウスケ「おい!」
ムゲ「…なぜなら…おまえたち地球人の、理想の進化の究極は…この私だからだ…!」
葉月「な…!」
クワトロ「究極の進化? …地球人のだと!?」
〔敵ユニット出現〕
アルフィミィ「その通りですの…」
キョウスケ「…アルフィミィ…!」
エクセレン「久しぶりね、お嬢ちゃん」
アルフィミィ「…ムゲ=ゾルバドスこそ、地球人の進化の一つのかたち…私たちが求めたものですのよ、キョウスケ」
キョウスケ「…本当にそう思っているのか?」
アルフィミィ「…どういう…意味ですの…?」
エクセレン「あなたの言葉なのか、という事よ」
アルフィミィ「……??」
甲児「おい、どういうことだよ!? なんかわかったのか!?」
レイナ「自分の言葉…?」
キョウスケ「人間の進化の形を求めるのがおまえなら…やめておくべきだ」
アルフィミィ「なぜ…なぜそんなことをおっしゃいますの? キョウスケ、私は…」
エクセレン「…そんなに究極を求めたいんなら…人間をもとにするのは間違ってるってことよ、もうひとりの…私」
アルフィミィ「……」
万丈「そうか…! あの娘の正体は…!!」
アムロ「エクセレンくんの…!?」
キョウスケ「…おまえがなぜ、俺にこだわるのか…なんとなく想像はついていた」
アルフィミィ「…………」
ムゲ「フフフ…究極の進化が、人間をもとにすることが間違っているだと? 違うな、人間の弱い部分、未完成な部分をすべて取り払ったもの…それが私だ」
忍「知ったことかよ」
沙羅「忍…?」
忍「ムゲ野郎、おまえの言ってることが嘘か本当かはわからねえ。アインストの小娘の正体や目的にも興味はねえ。…だけどよ、おまえは俺たち地球人だけじゃねえ、この宇宙を乱す敵だ…! だから戦う…!」
アルフィミィ「その考えが、結局はこの宇宙を乱していることに…なぜ気が付いてはいただけませんの…?」
ロム「宇宙がそれを望むから、だ」
ミア「宇宙が…?」
ロム「この宇宙に生きとし生けるもの…正しい存在も、邪悪な存在も、生きることを許されている。生きるために、そして後の子らにその生き様を伝えるために、戦いは続いていく」
アルフィミィ「……」
洸「そうだ…! ライディーンもそのために力を貸してくれる…!」
アルフィミィ「勇者ライディーン…そうでしたね…かつて、その危険な力を後世に残さぬ為に、地上から消滅させられるはずだったムー帝国を、海底に沈めることしかできなかったのは…」
キョウスケ「あのときに記されたのが…あの遺跡のタブレットか」
ムゲ「フフフ…そこまでだ。アインストの力を得た、この私の力…愚か者達が、この私の宇宙の聖域に踏み込み、そしてこの私を怒らせてしまった事を後悔させてやる!」
忍「進化の究極だと!? その究極ってのは誰が決めたっ! 少なくとも自分で自分を究極だなんて恥ずかしげもなく言える野郎なんてのは認めねえ…! やってやるぜッ!」

<ムゲ撃破・勝利条件達成>
ムゲ「馬鹿な…一度ならず…二度までも! 進化の究極…それを極めたからこそ…私は…!」
亮「進化の究極は死滅だという…ならば…おまえにはそれがふさわしい」
チャム「これで…終わったの!?」
ショウ「悪意のオーラが…消える…! 終わりだ!」
ムゲ「究極…それ故に…私は選ばれたのでは…」
アルフィミィ「違う…あなたは選ばれてはおりませんでしたのよ…」
ムゲ「なに…おまえは…」
アルフィミィ「すべては…新しい…のための…ですの…」
ムゲ「お…おおおおおおおお!」
〔敵ユニット撃破〕
沙羅「やった…今度こそ…やったね」
豹馬「ああ、まったくわけわかんねえことばっかだったぜ」
勝平「安心してる場合じゃないぜ! 今度は…!」
アルフィミィ「……とうとう…刻はまいりましたの……」
キョウスケ「なにを確かめていたのかはしらんが、刻など来はしない。…次はおまえだ、アルフィミィ」
エクセレン「わかったでしょ? 究極の進化…そんなものは、みんなの想いの前には、なんの意味も持たないのよ…?」
アルフィミィ「わからない…わかりませんの…」
〔敵ユニット離脱〕
ヒカル「逃げた!」
ユリカ「ルリちゃん!」
ルリ「…見失いました。というか、この空間ではレーダーの類、全然役に立ちません」
エクセレン「…アルフィミィ…」
キョウウsケ「…わかっているな、エクセレン。あいつが『創られた』目的を考えれば…奴を救ってやることはできん…」
エクセレン「……うん…」
ちずる「あの赤い機体も消えた…ってことは、終わったのね?」
十三「せやな…進化の究極!? アホ言うなや」
葉月「……」
ロミナ「葉月様、どうなされたのです…?」
葉月「進化の究極…本当にムゲ帝王がそうなのだとしたら…我々科学者の目指した方向は、間違っていたのかもしれない」
竜馬「長官…」
クワトロ「…人の進化、人の革新か」
エクセレン「……アルフィミィ…あの娘…」
キョウスケ「…エクセレン、今は考えるな」
エクセレン「……」
ジュドー「なあ、さっきからなにこそこそやってんだ?」
エクセレン「え? あら、やあねえ、ジュドーくん? あなたには少し早い話よ」
ジュドー「なんだよそりゃ」
ルー「ええ~? キョウスケさんが? ホントなの?」
キョウスケ「…そういうことでいい」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ショウ「な、なんだ…!? この景色は…!?」
コウ「急に…周りの光景が…変化した!? この赤い石みたいなものは…」
大介「…ストーンサークル…!」
竜馬「本当だ。早乙女研究所を囲んでいたものと…似ている…!?」
隼人「…ああ、あれが成長していくと、こんな感じになるだろうな」
カミーユ「作り替えたのか…!? ムゲの宇宙を…自分たちの宇宙に!?」
ブライト「なんということだ…! ムゲ=ゾルバドスは倒したが…なんとか、この空間から脱出する方法を…」
エクセレン「…だ、駄目…艦長…!」
キョウスケ「エクセレン!? どうした…!?」
アムロ「エクセレンくん…!?」
エクセレン「…いま…すぐに…いかなきゃ駄目よ…艦長…! 手遅れになる…!」
葉月「一体なにがだ? この宇宙に、なにが!?」
レイン「エクセレンさん、なにかを感じとっているみたい」
ドモン「この期におよんで、まだなにかるのか…! おい、しっかりしろ!」
エクセレン「…宇宙が…広がってしまう…そうしたら…」
勝平「なに言ってんだよ!? おい、姉ちゃん!?」
キョウスケ「奴らが…動き出しているんだな!? エクセレン!」
エクセレン「……」
ロミナ「…参りましょう、ブライト艦長」
ブライト「ロミナ姫、しかし…」
ロミナ「エルシャンクの方は大丈夫です。シャフ、みなさんの機体の方は?」
シャフ「整備班からの連絡では、残っている資材で十分まかなえるとのことです。じきに作業は終了します」
葉月「ナデシコはどうか?」
ユリカ「こちらナデシコです。ウリバタケさん?」
ウリバタケ「デッキのウリバタケだ。こんな事もあろうかと、もう一戦できるくらいの装備は残してある! だけど、これが最後だぜ?」
ロミナ「エリナ様、ナデシコが空間移動をするための石はどれくらい残っておられますか?」
エリナ「CCね。…もうないわよ。できることなら、通常移動で…」
ロミナ「…エリナ様、どれくらい残っておられますか?」
エリナ「わ、わかったわよ、もう! あと1回分よ! ああ、貴重なCCが…」
ジョウ「怖。…やる気満々だな。どうしたんだ? ロミナ姫は」
マリア「…正しい選択だと思うわ、ロミナ姫。…すごく…すごくいやな予感がする」
甲児「そうかあ?」
マリア「もう! 甲児はほんとに鈍いんだから! 今を逃したら…手遅れになるかもしれないのよ!?」
葉月「ブライト艦長…どうされますか?」
万丈「悩んでいる時間はないようだよ、艦長」
ブライト「…よし。これよりロンド・ベル隊は、おそらくはアインストが創り出した異空間に突入する。…なにが起こるかわからん。心してかかってくれ」
ロミナ「…この戦いが、銀河を守る最後の戦いとなることを祈ります」
エクセレン「……」
キョウスケ「…アルフィミィ…」
【シナリオエンドデモ終了】


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