シーン６「逆襲のシャア」編
No.34
メビウスの宇宙を越えて
＜ラスト アクシズ分断後＞
アクシズの分断に成功したロンド・ベル隊。
しかし、すべてが終わったわけではなかった…。
サブタイトル
「メビウスの宇宙を越えて」
【戦闘マップ開始】
〈出撃ユニット選択〉
〔味方ユニット出現〕
〈出撃ユニット選択〉
カミーユ「なんだあの馬鹿でかいのは…モビルアーマーなのか？」
クェス「このα・アジールなら、負けやしないよ！」
※※ガトーが仲間にいた場合、セリフ追加※※
ガトー「大佐」
シャア「ガトー少佐か」
ガトー「私もノイエ・ジールで出撃します」
シャア「頼んだ。…クェスはまだ戦闘経験が少ない…フォローしてやってくれ。亡きデラーズ公の遺志を継ぐ者…期待している」
ガトー「はっ」
ナナイ「ノイエ・ジール出撃！」
〔敵ユニット出現〕
バニング「あの新型と一緒に出てきた奴…ノイエ・ジールか！？」
コウ「ガトー！ アナベル＝ガトーなのか…！？」
ガトー「…私は今…最高の気分だ…ジオンの忘れ形見とともに、大義の元に戦っているのだ…！」
コウ「ガトー…！ 貴様は…！」
ガトー「私とて、ジオンの理想を実現させる事を諦めたわけではない…！ いま、そのときが来たのだ、ウラキ少尉」
コウ「俺は…この戦い、どちらが正しくて、どんな大義があるのかはわからない…！ だが…決着をつけるぞ、ガトー…！」
ブライト「作戦は失敗だっていうのに…なぜ戦う必要がある！？」
ジュドー「くそっ、クワトロ大尉…！ なんで！」
キョウスケ「後には退けんと言う事か！？ くっ！」
＜戦闘開始＞
＜敵１２機以下の次ＥＰ・味方援軍１＆敵増援１出現＞
シャア「ナナイ、私が出る！」
ナナイ「待って下さい、大佐！ 大佐自ら出ることは…」
シャア「いや…そうも言っていられんようだ。…危険な者たちが…来る」
ナナイ「え？ …わかりました。大佐、もうお止めしませんが…ロンド・ベルを倒したあとは…」
シャア「ああ、ナナイの言うとおりにする…戦闘ブリッジに入ってくれ」
ナナイ「はい…」
シャア「…いい子だ。ササビー、出るぞ」
〔敵ユニット出現〕
〔シャア、気力１５０〕
シャア「……」
沙羅「真っ赤…血みたいに赤いモビルスーツ…！」
ちずる「いよいよ…なのね」
ドモン「そうだ…これだけの事をするんだ。拳で語らねば、俺たちの心には届かん！」
甲児「クワトロさんよ！ 確か連邦のお偉いさんは好き勝手やってる！ あんたの言うこともわかんなくねえよ！」
マリア「でも悪い人ばっかりじゃないでしょ！？ そんな隕石を落としたら、みんな終わりなのにっ！」
雅人「みんなでがんばって…変えていくことはできないのかよぉ！」
アムロ「シャア…！」
シャア「私はおまえと違って、パイロットだけをやっているわけにはいかん！」
セシリー「あの人の目指しているものは…鉄仮面とは違う…だけど…だけど、そのための行為は同じ…！」
シーブック「セシリー…。大尉！ そんなのはエゴに過すぎない！ 地球は…！」
シャア「…地球は人間のエゴ全部を飲み込めやしない…！」
アムロ「人間の知恵はそんなもんだって乗り越えられる！」
シャア「ならば、今すぐ愚民どもに英知を授けてみせろ！」
ルリ「そう…それが出来ないからクワトロ大尉は…でも、これは違う…」
？？？「待ていっ！」
[イベントデモ「ロム＝ストール登場」]
ナナイ「なに！？ 突然レーダーに反応が！？」
シャア「……！」
？？？（※ロム）「過ちに気づき、そして省みる事は、新しい地平を切り開く力となるだろう。だが、そのために失うものの重さを忘れてはならぬ…人、それを戒めという…！」
ナナイ「あ、あなたは、まさか！？」
？？？（※ロム）「おまえたちに名乗る名前はないっ！」
ロム「銀狼っ！」
[デモムービー「ケンリュウ合身」]
〔味方ユニット出現〕
アムロ「ロム君！？」
〔味方ユニット出現〕
ロール「ダンガイオー！ 見参ッ！」
〔味方ユニット出現〕
〔味方戦艦出現〕
ジョウ「俺たちもいるぜ！」
レニー「おまたせ～！ みんな集めてきたわよ！」
※※イルボラが仲間にいる場合、セリフ追加※※
イルボラ「少々、手間取ってしまったが…間に合ったようだな」
ロミナ「今度は私たちが、地球の方たちに恩返しをしなければ…」
ジェット「ああ。ただ、その相手が知った顔なのが残念な限りだが…」
※※キナが仲間にいる場合、セリフ追加※※
キナ「隕石は分断してるみたいね」
シャア「役者は揃ったか…」
キョウスケ「ダンガイオー…飛影！？」
エクセレン「ロムさん達まで！」
ガイ「くーっ！ 大集結じゃねぇか！」
ロム「…話は聞きました。この戦い…地球を守るため、ロンド・ベルとともに戦う…！」
シャア「わかっている、ロム＝ストールくん。だが…私のすべきことは変わらん」
アムロ「シャア…！」
ミア「クワトロ大尉！ なんで…なんでなんです！ 私たち…」
シャア「もう…待てんのだ」
パイ「くそっ、こんなに思い詰めてたのに…気付かねえなんてよ…！」
ランバ「大尉ぃ…」
ロール「…やるしかない…！ いくぞ、ダンガイオー！」
アムロ「貴様ほどの男が…なんて度量の小さい…っ！」
〈出撃ユニット選択〉
＜アムロvsシャア＞
シャア「ララァが死んだあのときの苦しみ…存分に思い出せ！」
アムロ「…情けない奴！」
シャア「なにが！ 貴様こそ、その力を無駄に消耗しているとなんで気づかん！」
アムロ「…貴様こそ！」
＜シャアＨＰ７５％以下・敵増援２出現＞
〔敵ユニット出現〕
ナナイ「大佐！ お手伝いします！」
シャア「ナナイ…アクシズは？」
ナナイ「大丈夫です…全て、作戦どおりに…」
シャア「…そうか…すまん」
忍「総力戦か！？」
ショウ「しかし、これで最後みたいだ…いける！」
レイン「…クワトロ大尉！もう十分じゃないんですか！？ これ以上戦う意味はあるんですか！？」
シャア「…私は…もう、クワトロではない」
ミア「私たちにとっては…クワトロ大尉なんですよ！？」
パイ「ミア…」
甲児「…絶対、目を覚まさせてやる…！」
＜クェス撃破＞
クェス「…シャア＝アズナブル…私が守ってあげるって…言ったのに…」
シャア「ナナイッ！ 強制的に脱出させろっ！」
ナナイ「…くっ」
〔敵ユニット撃破〕
アムロ「邪気が…消えた！？」
シャア「……」
＜ガトー撃破＞
ガトー「ぬぅ…くぅっ！」
コウ「ガトー、俺は…！」
ガトー「…フッ、腐った連邦に属さねば、貴様も苦しむことはなかったろうに…！」
コウ「なぜだ、ガトー！ こんな…こんな決着で！」
ガトー「言った…はずだ…我々の真実の戦いを…後の世に…伝える為に…！」
〔敵ユニット撃破〕
コウ「…ガトー…！」
＜敵８機以下＞
シャア「アムロ！ これが貴様たちの正義か！？」
アムロ「シャア！？」
シャア「…それだけの力がありながら…私につき、人類の事を思い戦うものを、障害物を取り除くように…私を倒せば済む事ではないのか！？ アムロ！ これでは虐殺とかわらん！」
葉月「…確かに…必要以上の破壊を目的とした戦いではない…」
シャア「これでは…アインストたちに見捨てられて当然ではないか…！」
（→ＧＡＭＥ ＯＶＥＲ）
＜ナナイ撃破＞
ナナイ「た、大佐！ 勝利を信じております…」
シャア「ナナイ！？」「…私を倒せば済む事ではないのは！？ アムロ！これでは虐殺をかわらん！」
アムロ「違う！ それなら、人類を虐殺しようとする貴様はなんだ！？」
シャア「…それだけの力がありながら…私につき、人類の事を思い戦うものを、障害物のように取り除くお前達が…本当に正しいと思っているのか！？ ナナイを倒すことに何か意味があるのか！？」
ブライト「…確かに…あの戦艦をわざわざ沈める事もなかったかもしれん…」
（→ＧＡＭＥ ＯＶＥＲ）
＜アムロが撃破される＞
アムロ「だめかっ！ 脱出する！」
〔味方ユニット撃破〕
シャア「私の勝ちだ、アムロ！」
（→ＧＡＭＥ ＯＶＥＲ）
＜シャア撃破＞
シャア「モニターが…死ぬ！？ なに！ …ええい、脱出する！」
アムロ「脱出ポッド…！？ 逃がすかよ！ シャア！」
〔アムロ、シャアへ隣接〕
〔敵ユニット消失〕
シャア「捕まった！？ だが…！」
アムロ「世直しのこと…知らないんだな！」
シャア「なんだと！？」
アムロ「革命はいつもインテリが始めるんだ。夢みたいな目標をもってやるから、いつも過激なことしかやらない！」
バニング「一歩一歩の積み重ねがないということか」
万丈「いきなり…すべては変えられない」
アムロ「…しかし、革命の後では気高い革命の心だって、官僚主義と大衆に飲み込まれていくから…インテリはそれを嫌って、世間からも政治からも身を引いて世捨て人になる…！ だったら！」
シャア「私は世直しなど考えていないっ…！」
ミア「考えているからっ！ 考えているからこの戦いを起こしたんでしょう！？」
ロール「ミア…」
シャア「…私を買いかぶりすぎだ…！」
甲児「おい…いまアクシズの前の方…爆発したような光が見えたような気が…」
忍「さっさと粉々になれってんだ」
沙羅「…忍！？ 様子が変じゃないかい？」
葉月「これは…計算と違う？」
ルリ「艦長…アクシズ後部の移動針路が予定と違います…」
ユリカ「ちょっとぉ！ どういうこと？」
チャム「ショウ…どうしたの？」
ショウ「アクシズが…地球に落ちてる？」
ミア「…そんな…」
ルリ「…わかりました…先ほどの爆発らしき光は、バーニアの噴射が発生した時のもののようです」
アキト「なに！？ って事は、どうなっちまったんだ！？」
葉月「…アクシズ後部にブレーキが掛かり、重力を振り切るだけの推進力が無くなった…」
※※東方不敗が仲間にいる場合、セリフ追加※※
東方不敗「…なんて事だ！ ぬうう…さすがというべきか…」
甲児「なぁに、今からでも遅くはねぇ！ アクシズの後ろをぶっ潰しゃ大気圏で燃え尽きるだろ！？」
鉄也「うむ、細かくなれば、その可能性も出てくるか…」
葉月「……」
忍「葉月のおっさんよ！ なに黙ってやがる！ とっとと後部の弱点みたいなの教えろよ！」
亮「タイムリミットを！ 長官！」
ギャリソン「…やられましたな。このままだと…」
葉月「各機戻れ！ もう間にあわん！」
豹馬「はぁっ！？」
ショウ「まさか…！？ 今なら間に合うんじゃないのか！？」
ブライト「はめられた…！ シャアめ、始めからアクシズの一時的な破壊は計算の上だったのか…」
ロム「はじめに…気付くべきだった！ 時間に惑わされるとは！」
ジュドー「ちきしょうっ！」
ブライト「…撤退だ」
ルー「え！？ 艦長！」
ブライト「各員…撤退せよ…！ この戦い…我々の負けだ…！」
竜馬「そんな…！」
隼人「早乙女博士を見殺しにできるかよ！」
ドモン「なんてことだ…！ くそおっ！」
アムロ「シャア…貴様…！」
エクセレン「アムロ大尉！？ 撤退命令が！」
キョウスケ「おいっ、まさか…！」
[デモムービー「エンディング」]
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
アムロ「なんだ！？ どういうんだ！？ みんな、やめろっ！」
忍「まったくよ、人に無茶ばっかするなんて言っといて、自分はこれだよ」
パイ「てめえはほっといたってこうすんだろが」
ランバ「バレバレね」
沙羅「でもこれは…どうなるかね」
亮「どうにかするためにしているんだ。おい忍！ 大丈夫なんだろうな！」
忍「さあな！」
ロール「弱音を吐くな！ パワー全開だ！」
アムロ「下がれ！ 来るんじゃない！！」
エクセレン「ここまで盛り上がっちゃ…無理でしょ、大尉」
アムロ「エクセレンくん、君まで！？」
エクセレン「ダーリンがやるって言ってるんじゃあ、ね」
キョウスケ「…その呼び方はよせと言ったぞ」
十三「しばらく見んうちに結婚しとったんかい！ で、子供はいつや！」
豹馬「十三！ 押さえてる腕が少しずれたぞ！ ちゃんとしろい！」
ちずる「そうよ！ …もたないかもしれないわ」
ロム「あきらめてはいけない！ あきらめたら…そこで終わる…！」
洸「ライディーン…お前の力、信じるぞ！」
アムロ「やめてくれ！ こんな事に付き合う必要はない！」
シャア「なんだ…なにが起こっているんだ！？」
隼人「へっ、大尉の言うとおりだ。どうかしてるな、みんな」
弁慶「じゃあオープンゲットして逃げてもいいんだぜ？ 隼人」
隼人「そうしたいところだが…今分離したら、ゲットマシンじゃ摩擦熱でおだぶつだ。最後までやるさ」
竜馬「素直じゃないな、隼人。…よし、ゲッターの力を信じるんだ！」
勝平「ゲッターロボに負けてられねえぞ、宇宙太！ 恵子！」
宇宙太「やってるよ！ だけどすげえ温度だ。下手したらジョイント部分が溶けるぞ」
恵子「ちょっと！ 怖いこと言わないでよ！」
アムロ「駄目だ！ 摩擦熱とオーバーロードで自爆するだけだぞっ！」
甲児「そう簡単に超合金Ｚが溶けるかよ！ …あちち！ ガラスは熱くなってきやがったぜ！」
鉄也「甲児くん！ もつのか！？」
甲児「人の心配してる場合じゃないぜ！ 鉄也さん」
デューク「二人とも無理はするな！」
鉄也「無理するつもりがないなら、最初からこんなことはしないぜ、大介さん！」
アレンビー「レイン！ あんたはファイターじゃないんだ！ 今のうちに戻って！」
レイン「大丈夫！ …ドモンのシャイニングガンダムが私を守ってくれる！」
ドモン「ふっ、その通りだ、俺たちは一心同体！ こんな石っころひとつなど、どうとでもなる！」
リョーコ「ちぇっ、ラブラブな上にお気楽な事言ってるぜ」
イズミ「テニスで言う所の０対０…ら～ぶお～る…くくくく」
ヒカル「もう、あっついねぇ。冷房効いてないんじゃない？」
アキト「もうちょっと気合入れてくれぇ」
ガイ「なんのぉ！ ゲキガンバリアー全っ開っ！！」
シロー「く…宇宙仕様にしたとはいえ…これは…」
クリス「外部温度…見たくもないわね」
コウ「アマダ少尉、マッケンジー中尉 下がってください！ その機体では…！」
シロー「…まだまだ！」
クリス「アレックスだって、アムロ大尉のために造られた機体よ。…これくらい…！」
バーニィ「クリス！ 無茶しないで！」
万丈「ダイターンの大きさでも…これだけの機体のカバーは難しいか。…くっ」
アムロ「もういいんだ！ みんなやめろ！」
シャア「結局…遅かれ早かれ、こんな悲しみだけが広がって…地球を押しつぶすのだ。ならば人類は自分の手で自らを裁いて自然に対し、地球に対し、贖罪しなければならん！ アムロ…何でこれがわからん…！！」
ミア「このまま落ちたら…！ ダンガイオー…みんなを守って…」
ロム「火より水より、天より地より生まれたすべての者たちに…！ 天よ地よ、火よ水よ、最後の力を与えたまえ…！」
アムロ「離れろ！ ガンダムの力は…！」
シャア「こ、これは…サイコフレームの共振…人の意識が集中しすぎて、オーバーロードしているのか！？」
カミーユ「アムロさんのガンダムから…光が！？ これは…ぼくのときと似ている！？」
シーブック「この感覚…以前バイオセンサーで異空間の出口を探したときと…！？」
チャム「集まっていく…これは…オーラ光…！？ みんなから…オーラ光が」
ショウ「あのときと同じだ。みんなの想いが…力になっていく…！」
シャア「なんだ…？ 恐怖は感じない…むしろ暖かくて…安心を感じるとは…」
エクセレン「キョウスケ！」
キョウスケ「そうだ、この力が…銀河を変える…！」
ジュドー「…わかるよ、これが生命の力なんだ！ 宇宙を支えていく…！」
シャア「そうか…！ しかし、この暖かさを持った人間が地球さえ破壊するんだ！ それをわかるんだよ、アムロ！」
アムロ「わかってるよ！ だから！ 世界に人の心の光を見せなけりゃならないんだろ！」
ブライト「アクシズが！？」
ロミナ「成功したのですか…！？ ジョウは…！？」
葉月「艦長…！ アクシズの進路変更を確認…！ 地球から離れます！」
ユリカ「アキトは…みんなは…！？ ねえルリちゃん、大丈夫だよね！？ ねえっ！」
ルリ「…わかりません。でも…信じます」
ブライト「各員、応答しろ！ アムロ！」
アムロ「…こちら、アムロ＝レイ。帰還する」
ブライト「アムロ…！？」
葉月「大尉！ 他の者たちは…」
アムロ「…死者、行方不明者…ともにゼロだ」
【シナリオエンドデモ終了】
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