TOP PAGEへ

シーン6「逆襲のシャア」編
No.33
忌まわしき記憶とともに

<ファースト 地球近海・アクシズ>
全ての業を背負い、アクシズは地球へ向かう。
かつて共に戦った男がたどり着いた答えとは…。


サブタイトル
「忌まわしき記憶とともに」


【戦闘マップ開始】
〔味方ユニット出現〕
〔味方戦艦出現〕

〈出撃ユニット選択〉
シャア「来たか…意外に遅かったな」
アムロ「…シャア! なんでアクシズを地球に落とす…! そんなことをすれば…地球が寒冷化して人が住めなくなる!」
カミーユ「なぜです!? クワトロ大尉! なぜ…あの戦いは無駄だったんですか!」
アムロ「俺達と一緒に戦った男が…なんで地球潰しを!?」
シャア「地球に残っている連中は地球を汚染しているだけの、重力に魂を縛られている人々だ」
ジュドー「そんなのあんたの思いこみだよ!」
ルー「…でも…あたしたちコロニー生まれの人間は…わからなくもない…」
エル「ちょっと、ルー!?」
シャア「…あのあと…地球連邦がどうしたか、おまえたちが覚えていないとは言わせん」
コウ「……」
甲児「そ、そりゃあ…」
鉄也「同じだった。…以前とな」
シャア「…そう、ティターンズも、ネオジオンも、異星からの侵略者も…そして遙か太古から地球、始まりの地で宇宙の行く末を見守っていた者たちをも我々は倒した…だが…」
デューク「地球は…今までと変わっていない…思想も…体制も」
マリア「でも…でも! だからそれをあたしたちで変えていかなくちゃならないって…!」
万丈「…これがクワトロ…いや、シャア=アズナブルの答えというわけか」
シャア「その通りだ、破嵐万丈。地球に住む者は自分達のことしか考えていない! だから抹殺すると宣言した!」
勝平「なんだよ! こんなんじゃあガイゾックと同じじゃねえかよっ!」
キョウスケ「いや…違うな」
恵子「…え?」
キョウスケ「…大尉には、その先の考えがある…!」
エクセレン「わかるわよ…でも…こんなやり方じゃ…! 大尉っ!」
アムロ「人が人に罰を与えるなどとっ…!」
シャア「私、シャア=アズナブルが粛清しようというのだ…! アムロ!」
アムロ「エゴだよ、それは…!」
シャア「地球がもたんときが来ているのだ!」
チャム「ねぇ、ショウ! あれが落ちたら…バイストン・ウェルはどうなっちゃうの!?」
ショウ「…判らない。だけど、たとえバイストン・ウェルが無事でも…あれがやってはいけないことだ…!」
シャア「…誰かが人類の業を背負わねばならん」
ブライト「なぜそれを一人で、しかもこんなやり方で背負おうとするっ!?」
シャア「私はただ…地球を元の姿に戻し、人類の革新を待ちたいだけだ!」
洸「待てないんですかっ!? 侵略者も、アインストももう居ないのに…!」
シャア「…いないからだ。だからこそ、我々がやらねばならん…!」
竜馬「しかしっ…!」
隼人「やめとけ、リョウ。戦うしかねえ」
万丈「…彼がどんな男か…ぼくたちが一番よく知っている」
十三「せやな。…奴さん、本気やで。ここまでやろ思うたら、半端な覚悟やない」
豹馬「…止めるぜ、他に方法がないわけがねえ」
ナナイ「大佐…よろしいのですか?」
シャア「ナナイ、モビルスーツを出撃させろ!」
ナナイ「各員の健闘を祈る!」
〔敵ユニット出現〕
シャア「あと10分…! アクシズが軌道に乗れば、もう誰にも止められん…!」
葉月「ブライト艦長、あと…10分ですな。それまでにアクシズを止められなければ…もういかなる手段を用いても、地球落下を阻止することは…」
ブライト「…わかりました。総員、今の通信は聞いたな!? あと10分! アクシズが落下軌道にのった時点で核パルスエンジンに点火されれば…地球へ落ちるのを防げなくなる…!」
忍「けっ、地球の命運をかけた戦いを10分で終わらせろだぁ?」
亮「逆にそれだけ時間がある…と考えた方が気が楽だな」
沙羅「違いないね…ただ…相手が嫌だけどさ」
※※アイナが仲間にいる場合、セリフ追加※※
アイナ「シロー…あの人と…どうしても戦わなければ…ならないのですか? あの苦しい戦いを…ともに乗り越えてきたのに? なぜなのです…?」

シロー「…やるしかないんだ。これがあの人の出した答えなら…俺たちの答えはそれを止めることだ」
シャア「アクシズ…行け…! 忌まわしい記憶とともに…!」
<戦闘開始>

<敵15機以下の次EP・・味方援軍1&敵増援1出現>

〔敵ユニット出現〕
ギュネイ「ガンダム! あいつをやればいいんだな!」
豹馬「おいおい! なんだかいっぱい出てきたぜ?」
ちずる「もう! これじゃきりがないわ」
ジュドー「プル…のようなプレッシャーを感じる…?」
シーブック「…子供…!?」
クエス「ふふ…大佐はやさせないよ!」
シャア「人類の革新、その為に必要なのは…若い力だ」
カミーユ「時代を創るのは老人ではないと言っていた男がっ! 子供を利用して…!」
宇宙太「複雑な気分だな…!」
勝平「へん、歳なんて関係あるかよ! 要はなんで戦うかを考えてるかってことだろ!?」
エクセレン「…どっちが…正しいの、キョウスケ? 私には…」
キョウスケ「…どちらも間違ってはいない…と信じたいな」
亮「ともかく…さすが、クワトロ大尉…用意は万全って訳か」
忍「ちっ! 根比べなら負けねぇぜ!」
???(ガイ)「そうそう! 逆境に打ち勝ってこそ、ヒーローってもんさあ!」
アムロ「この声は…」
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

ガイ「待たせたな、みんなぁ! 俺様が来たからにゃ千人力よ!」
メグミ「ヤマダさん、また調子に乗って離れすぎないで下さいね」
ユリカ「ナデシコ、ここで登場です!」
ブライト「ミスマル艦長…し、しかし、あなた方は解散したのでは?」
プロスペクター 「ま、地球が住めなくなっては、商売どころじゃありませんからな…宇宙はアナハイムの天下ですし」
アキト「クワトロ大尉の気持ちが判らない訳じゃないけど…俺たちが地球を潰しちゃいけない気がするんだ」
ユリカ「私はアキトを信じます! そして、私自身の意思も…!」
ナナイ「ちっ…各機! ナデシコの重力波ビームの範囲を確認しろ!」
シャア「ナデシコから引き離せば、エステバリスは動けない…取り囲んで引き離せ」
???(ドモン)「そうはさせん!」
〔画面、発光〕
シャア「なに!?」
???(ドモン)「ゴォォッドォッ! フィンガアアァァァァ!!」
〔画面、発光終了〕
〔敵ユニット撃破〕

ブライト「これはまさか…」
ガイ「あっ! お前ら、ナデシコに乗せてもらっておいて、ずるいぞ!」
ドモン「ふん…戦いにずるいも、ずるくないもあるか」
レイン「皆さん、すみません! 連絡は届いていたんですけど、ドモンとアレンビーを見つけ出すのに時間がかかっちゃって」
※※東方不敗が仲間にいる場合、セリフ追加※※
アレンビー「明鏡止水、教わろうと思って師匠を探してたら、レインとはぐれちゃってさ…ごめん」
※※シュバルツが仲間にいる場合、セリフ追加※※
シュバルツ「少々遅れてしまった…だが、出来る限り手伝わせてもらう!」

葉月「いや…間に合った、助かる」
※※東方不敗が仲間にいる場合、セリフ追加※※
東方不敗「なぁに、こうなる事は予想がついておった。わしがいえた義理ではないが…いや…同じ過ちをした、このわしだからこそ! おぬしの暴走は止めて見せようぞ!」

シャア「………」
リョーコ「よっしゃ! エステ隊! 気合入れていくぜ!」
ヒカル「おう!」
イズミ「アクシズは、止めるよ…」
〈出撃ユニット選択〉
ナナイ「大佐…これは…」
シャア「地球人は、地球を守る…か…その行為が、地上の連中を甘やかしてきた事に、何故気がつかん…!」
アムロ「きさまっ!?」
ジュドー「くそっ、クワトロ大尉…! なんで!」
甲児「もうこれ以上いったら…後戻り出来ねぇんだぞ!」
デューク「…それが彼の望んだ道ならそれでいい…だが、させるわけにはいかん…!」
アキト「俺たちが、それを証明すればいいんだろ! ユリカ! 行くぞぉぉ!!」
ユリカ「はい! アキト!」
ブライト「全軍、攻撃開始!」

<ギュネイ撃破>
ギュネイ「俺が、この俺がこうも簡単に!?」

<クェス撃破>
クェス「ちっ! こんなところは…死ねない!」
〔敵ユニット撃破〕
シャア「やられたか!?」
ナナイ「…大丈夫です。クェスの脱出ポッドを回収します」

<レズン撃破>
レズン「なんなんだ、この力は!? あ、あたしが直撃を受けている!?」

<敵全滅・勝利条件達成>
シャア「…この力…正しい事に働いている時はいいが…」
ガイ「わかんねぇかなぁ! 今がその時さ!!」
リョーコ「調子乗ってんじゃねぇよ!」
葉月「今がチャンスですな…ブライト艦長、アクシズに着艦して内部から破壊しましょう」
ブライト「そのようですね・・・全機! アクシズを取り囲め!」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

葉月「ブライト艦長…今のうちに、アクシズへ工作員を送り込んでアクシズを破壊したほうが…」
ブライト「なるほど…ミスマル艦長! そちらに手伝える人員はいますか?」
ユリカ「アクシズを中から破壊…ですか?」
ルリ「…内部構造のデータを照合する限りは有効な手段だと思います…」
ウリバタケ「艦長! 俺が行くぜ! 何か出来やしないかとやきもきしてたんだ!」
ブライト「よし! 全機! 工作員がアクシズに辿り着くのを援護してくれ!」

ナナイ「大佐…ラー・カイラムとナデシコから、アクシズに移動する部隊があります…たぶん、内部からの破壊を目的にしているのでしょう」
シャア「さすがロンド・ベル…手際がいいな」
ナナイ「…大佐…」
シャア「誉めている場合ではないか…」
クェス「大佐! 敵が侵入してきます!」
ナナイ「わかっている…今、どこにいる?」
クェス「私は大佐に言ってんだよ!?」
シャア「クェス、第2デッキに向かえるか?」
クェス「え…は、はい。行けます」
シャア「もう一戦交えねばならん。すぐに出撃の準備をしてくれ」
クェス「わかったわ、大佐」
ナナイ「アレに…クェスを乗せるのですか?」
シャア「うむ。こちらも準備を始めるとしよう」

ブライト「そっちはどうだ!?」
ウリバタケ「もうちょっとだ! そう急かすなよ」
ビューティ「ちょっと、レイカ…何か不気味じゃない?」
レイカ「何よ、もう! 手を動かしなさいよ」
イネス「ビューティさんが気にしているのは、敵の動きが無いことね?」
エリナ「おかげで仕事はしやすいけど…何かあるのかしら」
ブライト「うむ…葉月長官、ミスマル艦長、敵の動きはどうですか?」
葉月「私もそれは気になっていましたが…」
ルリ「敵影の確認はありません」
ユリカ「きっとクワトロ大尉も判ってくれたんですよ」
アムロ「…いや…それがわかる男なら、初めからこんな事はしない。…何かを企んでいるのさ」
ブライト「そうだな…相手の体勢が整う前に、決定打を打たせてもらう」
ウリバタケ「ブライト艦長! 終わったぜ!」
ブライト「よし! 総員退避!」

甲児「おっ! 爆発し始めたぜ! ブライトさん達は大丈夫なのかよ!?」
ブライト「大丈夫だ、いま艦に辿り着いた」
ルリ「破壊状況はおおむね予定通り…アクシズは、計算通り分解を開始します」
シロー「おかしい! なぜ大尉たちは出てこないんだ?」
洸「…いや…出撃してくる機体が見える」
万丈「どうやら脱出してきたって感じじゃないね」
アムロ「…シャアめ…」
【シナリオエンドデモ終了】


● 隠しシーンプロローグ へ戻る

● アクシズ分断後 → No34「メビウスの宇宙を越えて」 へ進む


◆ 「第3部 銀河決戦篇」 へ戻る

◆ 「スーパーロボット大戦IMPACT」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。