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No.10
モニカ誘拐

【シナリオデモ開始】
フェイル「テュッティ、マサキを見なかったか?」
テュッティ「マサキならセニア様に案内されてアカデミーの第二倉庫へ行きましたわ」
フェイル「セニアめ、マサキをダシにして、魔装機を見に行ったな。まったく、しょうがないやつだ」
テュッティ「ご心配なら、私が見に行ってきますけど?」
フェイル「いや、あそこにはウェンディもいるはずだ。彼女がいてくれればだいじょうぶだろう」

セニア「ここが、魔装機の倉庫よ」
マサキ「でけえ倉庫だな。ま、あの魔装機が入るくれえだから、このサイズで当たり前か」
セニア「今は16体の正魔装機の内、7体がここにおいてあるの」
マサキ「正魔装機?」
セニア「魔装機神を含めた、オリジナル魔装機の事よ。ジャオームとか、ディアブロとか、ザインとか」「正魔装機をもとにした量産型も作られているから、そっちを準魔装機と呼んで区別してるの」
ウェンディ「あら、セニア様、いらしてたんですか?」
セニア「ウェンディ、ちょっと魔装機を見学させて欲しいの。彼に見せてあげたいのよ」
ウェンディ「かまいませんけど、またこの前みたいに、勝手に魔装機をいじらないでくださいね」
セニア「あ、あれはちょっと、その……あ、そうだ、紹介しとくね。彼はマサキ=アンドー。地上人よ」
ウェンディ「はじめまして。ウェンディ=ラムス=イクナートと申します。魔装機の設計や整備を担当しています」
マサキ「え、あ……マサキです。よろしくお願いします」
セニア「ま、何よ、その態度の変わりようは?」
ウェンディ「ふふ……緊張されているようですね。私が、そんなに恐い人にみえまして?」
マサキ「い、いえ、あの、そうじゃなくて……その……すみません」
ウェンディ「いい人ですね、マサキ。がんばってくださいね。それでは、私は仕事に戻ります」
マサキ「……」
セニア「マサキ、あなた年上が好みなの?」
マサキ「いや、別にそういうわけじゃねえけど……なんか、圧倒されちまった」
セニア「まぁ、あれだけの美人じゃしょうがないか……? マサキ、どうかしたの?」
マサキ「い、いや……なんか、誰かが呼んでいるような気がしたんだが……気のせいか」
セニア「それより魔装機を見ましょうよ。みんなすっごく素敵なんだから」「ほら、あれがガルガードよ。正魔装機の中では一番最後に完成した魔装機で魔装機神並みの性能があるの」「でも何と言っても圧巻はサイバスターよね。魔装機神の中でも、性能はとびぬけてるし、かっこいいんだもん」
マサキ「どれがそのサイバスターなんだ?」
セニア「ここにはないわ。今はウェンディさんが最終チェックをしてるはずだから。あの人がサイバスターを設計したのよ」
マサキ「へえ……」
〔警報〕
マサキ「何だ? また敵襲か!?」
セニア「結界の強化が、まだ終わってないのに!」
マサキ「俺が出る!! セニアは早く避難しな!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「モニカ誘拐」


【戦闘マップ開始】
〔味方ユニット出現〕
〔敵ユニット出現〕

マサキ「ち、また来たやがった、ルオゾールの野郎!! こりねえやつだぜ!!」
テュッティ「マサキ、私の方はもう少し時間がかかるわ。その間お願い!」
マサキ「了解!」
〔味方ユニット出現〕
セニア「マサキ! 私も手伝うわ!」
マサキ「セニア!? お前……」
フェィル「セニア!! また勝手に魔装機に乗り込んで!! 戻って来い!」
セニア「そうはいかないわ。いくらなんでもマサキ一人じゃ大変よ。人手が足りないんだから、私がやらなきゃ!」
マサキ「へえ、いいとこあるじゃん、セニア」
ルオゾール「さて、サフィーネはうまくやってくれているでしょうね。この私が陽動までやってあげているのですからね……」
<戦闘開始>

<1EP>

ルオゾール「では、新型魔装機ゴリアテの力、存分に発揮してあげなさい」
テロリスト「ヘヘ、こいつのパワーなら魔装機といえど、イチコロですぜ」

<マサキvsルオゾール>
マサキ「てめえ、一体何をたくらんでやがる!!」
ルオゾール「フフフ……今回は、少しばかり本気を出させていただきますぞ」
マサキ「けっ、何言ってやがる!」
※※既にセニアが戦闘している場合、セリフ追加※※
セニア「マサキ、ダメよ! 今のナグツァートに普通の攻撃は効かないわ!!」


≪まだセニアがルオゾールと戦闘していない≫
<マサキvsルオゾール(戦闘後)>

マサキ「何だと!? どういう事だ!? こっちの攻撃が一切通用しねえ!?」
ルオゾール「ククク……だから申し上げたでしょう? 今回は本気を出させていただくとね」

<セニアvsテロリスト>
セニア「この機体……見た事ないタイプだわ……新型なの!?」

<セニアが敵を撃破>
セニア「やったーっ!! 1機撃破!! あたしもやればできるじゃないの!」

<セニアvsルオゾール>
セニア「ルオゾール、無関係な人間を巻きこむのはやめなさい!!」
ルオゾール「無関係……ですと? これは聞き捨てなりませんな。破壊神ヴォルクルス様にとっては、生けるものすべてが敵」「すなわち、生きているだけで罪を犯している事になるのです。それは、死をもって償わなければなりませぬ」
セニア「そんな……そんな、自分勝手な事を!!」
※※既にマサキが戦闘している場合、セリフ追加※※※
マサキ「セニア、よせ!! そいつには一切の攻撃が通用しねえ! お前にはムリだ!!」

≪まだマサキがルオゾールと戦闘していない≫
<セニアvsルオゾール(戦闘後)>
セニア「!? そんな、ノルスの攻撃が効かない!?」
ルオゾール「ククク……まったくもって、ムダな事をなさる方だ……」

<ルオゾールと戦闘した次のPP・味方援軍1出現>
マサキ「くっ、あのナグツァートには手の出しようがねえ……どうする」
セニア「そんな事言ったって……」
〔味方ユニット出現〕
テュッティ「お待たせ!」
マサキ「……せっかくだが、いくらガッデスでもあいつにゃ通用しねえんじゃねえか?」
テュッティ「だいじょうぶ。ファミリアを使えば倒すのは無理でも、ダメージぐらいは与えられるはずよ」
マサキ「何でだ?」
テュッティ「ナグツァートに攻撃が効かないのは、半分アストラル界に属しているからなのよ」「さっき、それを破るために、ウェンディさんにファミリアにエクトプラズムコーティングをしてもらったの」
マサキ「その、エクトなんとかでなら、あいつにダメージを与えられるんだな? よっしゃ、わりいがあんたにまかせるぜ、テュッティ」
ルオゾール「む……そう来たわけですか……これはいささか困った事になりましたな」

<テュッティvsルオゾール(ファミリア以外の武器使用)>
テュッティ「まずは、小手調べね」
マサキ「おい、テュッティ! その武器じゃ意味がねえだろうが!!」
ルオゾール「愚かな……」

<テュッティvsルオゾール(ファミリア使用)>
テュッティ「もうあきらめなさい、ルオゾール!」
ルオゾール「……そうも行かぬ事情がありましてな……」

<テュッティvsルオゾール(ファミリア使用・戦闘後)>
テュッティ「どう!? 少しは効いたでしょ」
ルオゾール「むう……これはどうしたものか」

<テュッティがルオゾールと戦闘した次のEP>
〔敵ユニット出現〕
マサキ「ウィーゾル!? サフィーネか!?」
サフィーネ「待たせたわね、ルオゾール……あら、あなた、やられてるの?」
ルオゾール「何、かすりキズ傷ですよ。それよりあなたこそ、作戦はうまくいったのですか?」
サフィーネ「……ごめん、失敗しちゃった」
ルオゾール「な……何をやっておるのだ! 私がこれだけ苦労して、陽動に出ておるというのに、失敗しただと!!」
サフィーネ「そう怒鳴らなくてもいいじゃない。そのかわり、ちょっとしたお土産があるんだからさ。ほら」
モニカ「ん~……ん~!!」
ルオゾール「モニカ王女? ほう……なるほど、これは利用できそうですな」
サフィーネ「でしょ?」
ルオゾール「……しかし、そのサルぐつわと縛り方は、何とかならんのですかな」
サフィーネ「いーじゃない、私の趣味なんだから」
マサキ「てめえら、何こそこそ相談してやがる! まとめて相手になってやるから、かかってきな!!」
サフィーネ「そうしてあげたいのは山々なんだけどねぇ、こっちにも都合ってものがあるの。これを見てごらん」
モニカ「ん~……ん~!!」
セニア「モニカ!?」
マサキ「誰だ?」
セニア「私の双子の妹よ」
マサキ「……て事は、王女さんか?」
サフィーネ「そういうわけで、手出しは無用にしてもらおうかしらね」
テュッティ「ひきょうな……」
フェイル「モニカ……」
サフィーネ「あ、そうそう。ついでといっちゃ何だけど、サイバスターをこっちに渡してもらいましょうか」
ェイル「何だと!? バカな、そんな事ができるわけが……」
サフィーネ「だったら、この子はこのまま連れてって、私のペットにしちゃうから」
モニカ「!? ん~!!」
セニア「こ、このっ!!」
サフィーネ「あ~ら、動いちゃダメよ、仔猫ちゃん。この子のサルぐつわには、『爆裂』の咒文が封じてあるの」「私がその気になれば、このかわいい顔がきれいになくなっちゃうわよ」
フェイル「くっ……し、しかしサイバスターを渡すなど……」
〔第3軍ユニット出現〕
フェイル「何っ!? 誰だ、サイバスターを出したのは!?」
ウェンディ「すみません、私の独断です」
フェイル「ウェンディ! ダメだ! モニカ一人のために、サイバスターをあいつらの手に渡すなど……」
ウェンディ「サイバスターは、いつか取りもどせるかもしれません。しかし、モニカ様は……」
フェイル「しかし……」
ウェンディ「おしかりはあとで受けます。今はモニカ様を救い出さないと」
サフィーネ「ウフフ、物分かりがよくて助かるわ。さ~てと」
〔サフィーネ、サイバスターに隣接〕
サフィーネ「ふん、細工はしてないみたいね。それじゃもらって行くわね」
〔中立ユニット離脱〕
ルオゾール「ふむ、当初の予定とは違うが、まあよかろう。撤退するぞ、サフィーネ」
フェイル「待て!! モニカを返せ!」
サフィーネ「ああ、そうだったわね。じゃモニカちゃん、また会いましょうね。今度会ったら、もっとかわいがってあげる」
〔敵ユニット離脱〕
モニカ「ん~! ん~!」
フェイル「モニカ!」
ウェンディ「モニカ様!!」
モニカ「ぷはっ!! お、お兄様ぁ~」
フェイル「よかった、無事だったな」
ウェンディ「ま……何て縛り方してるのかしら、まったくもう」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

テュッティ「フェイル殿下、ルオゾール達は、サイバスターを奪って、どうするつもりなのでしょう?」
セニア「あいつらだって、サイバスターが選ばれた操者でないと操れないって知ってるハズでしょうし」
フェイル「うむ……」
モニカ「それなんでございますけれども……あの、よろしいでしょうか?」
フェイル「モニカ? 休んでなくていいのか?」
モニカ「私がさらわれてしまったせいで、この様な事になってのかも知れませんとすれば、休むわけにも参りませんわ」
セニア「モニカ、また文法が変になってるよ」
モニカ「あら、ごめんなさい。それより、さっきの話なんですけれども、サフィーネさんが、変な事をおっしゃってたんです」「『風のサイフィスなら、相性がよさそうですわね』……って」
セニア「サイフィスって、サイバスターの守護精霊でしょ?」
ウェンディ「相性がよさそう……ということは、彼らはサイフィスの事を知っていると言う事になりますね」
フェイル「……では、やつらの仲間にはサイバスターの操者になれる人物がいる……という事なのか?」「しかし、魔装機神の精霊が、あのような連中を選ぶとは到底思えん」
ウェンディ「しかし、彼らもその事は知っているはずです。その上でさっきのような事を言っていたのであれば……」「可能性は否定できませんわ」
フェイル「……だとすれば、ほうっておくわけにはいかないな。急いでサイバスターを取りもどさないと……」
テュッティ「しかし彼らの足取りは、まったくつかめていません。どうやって追いかけるのですか?」
ウェンディ「……方法はあります。確証はありませんけど……」
フェイル「この際ぜいたくは言ってられない。何なんだ、教えてくれ」
ウェンディ「マサキ、あなたがサイバスターの捜索にいってください」
マサキ「へっ!? な、なんだ、いきなり!?」
ウェンディ「これは、私のカンにすぎないんですが、マサキとサイバスターは、たがいにひかれあっているのでは……と思えるのです」
フェイル「つまり、マサキはサイバスターの操者になれる素質を持っている、という事だな?」
ウェンディ「はい。ですから、彼ならばきっとサイバスターの居場所を突き止めてくれるでしょう」
マサキ「待ってくれ! いきなりそんな事言われてもな、わかるわけねえじゃねえかよ!」
ウェンディ「だいじょうぶ、あなたならできるわ」
マサキ「け、けど……」
セニア「ウェンディはサイバスターの産みの親よ。そのウェンディが太鼓判を押してるんだから、だいじょうぶよ」
マサキ「……わかったよ、自信はねえけど、やるだけやってみるさ」
ウェンディ「ごめんなさいね、マサキ、無理を言って」
【シナリオエンドデモ終了】


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