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No.3
恐るべき敵

【シナリオデモ開始】
≪No2を通らなかった≫
テュッティ「こんにちは、ゼオルートさん」
ゼオルート「おや、テュッティじゃないですか。まあ、どうぞ、入ってください。お茶でもいかがです?」
テュッティ「ごめんなさい、今日はちょっとお願いがあって来たの。この子、新しい地上人で、マサキって言うんだけど」「しばらく預かってもらえないかしら?」
ゼオルート「ああ、以前おうかがいしていた件ですね? もちろん、大歓迎ですよ。ゼオルート=ザン=ゼノサキスです。よろしく」
マサキ「マサキ=アンドーだ」
テュッティ「それじゃ、私はまた明日来るわ。ゆっくり考えてね、マサキ。ゼオルートさん、マサキの事、よろしくお願いしますね」
ゼオルート「わかりました。さあ、どうぞ。せまい家ですが、ゆっくりしてください」
マサキ「んじゃ、失礼して……」
プレシア「あれ? お客さん?」
ゼオルート「ええ、今日からしばらく、家で暮らす事になった、マサキ=アンドー君です。マサキ、私の娘、プレシアです」
プレシア「プレシアです。よろしくね、マサキお兄ちゃん」
マサキ「あ、ああ」
ゼオルート「おや、いいにおいがしますねえ。今日の晩ご飯は、ティキ鳥のシチューですか?」
プレシア「うん。赤ピーマンもちゃんと食べてねお父さん」
ゼオルート「う……あ、そうだ、マサキは好き嫌いはないですか?」
マサキ「別にねえけど」
ゼオルート「じゃあ、あなたには大サービスで赤ピーマンをたくさん差し上げましょう! 私の分も遠慮なく食べてください」
プレシア「おと〜さん〜、食べなきゃダメ!」
ゼオルート「トホホ……」

※※No2を通らなかった場合、セリフ追加※※
テュッティ「どう、マサキ、ゆっくり眠れた?」
マサキ「まあな。ゼオルートのおっさんから色々話も聞いたし。けど、やっぱりまだ納得できねえな」
テュッティ「じゃ、やっぱり帰るのね」

マサキ「……ところで、この世界が魔神に滅ぼされるっていうのは、ホントの事なのか?」
テュッティ「ええ。今の所、その確率は減っていないわ。魔神の正体もわかっていないし」
マサキ「……わかった、俺はこの世界に残る事に決めたぜ」
テュッティ「あら、どういう心境の変化?」
マサキ「国のためにとか、正義のために戦えなんて言われてたら、間違いなく断ってただろうな」「けど、強制しないってのが気に入ったぜ。第一面白そうじゃねえか。ま、予言ってのはあまり信用してねえがな」
テュッティ「面白そう……ね……。マサキ、ひとつだけ聞いておくわ。戦いになったら、あなた、殺されるかもしれないのよ」「もちろん、その逆もあるわ。面白そうなんて理由で、殺しあいができるの、あなた? やめるなら今のうちよ」
マサキ「……戦えば、人が死ぬって事ぐらいわかるさ。けど、何もせずに見ているなんて、寝覚めのわりい事ができるかよ」
テュッティ「ふふ、あなた、いい子ね」
マサキ「よせやい。別にいい子ぶってるわけじゃねえ。とにかく今は、あんたらの言う事を聞いてやる」「俺は……俺のまわりの人達が死ぬのを見たくねえ、それだけだ」
テュッティ「わかったわ。それじゃ、改めて、よろしく、マサキ」
〔通信のコール音〕
テュッティ「あら、また事件かしら? ……はい、テュッティです……はい、わかりました。すぐにそちらに向かいます」「またテロリストが出現したわ。場所は、パローム州。ここから1000キロほど離れた所よ」「私は出撃するけど、あなたはどうするの、マサキ? 別に命令は出てないけど」
マサキ「行ってもいいぜ」
テュッティ「それじゃお願いするわ。人手が足りなくて困っているの」
〔カーソル、バローム州へ移動〕
マサキ「しかしここは物騒なとこだな。こんなしょっちゅうテロが発生するなんてよ」
テュッティ「ここまでテロが頻発し始めたのは、ここ最近の事よ。多分魔装機の存在が引き金になっているのね」「魔装機の力は強大だから、みんな疑心暗鬼になってるの」
マサキ「つまり、このラングランて国がそれだけ信用されてないって事か?」
テュッティ「そうね、力があるという事は、それだけでいらぬ誤解をうむ土壌にもなるから……」「そろそろ現場よ、準備はいい?」
マサキ「ああ、いつでもいいぜ」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「恐るべき敵」


【戦闘マップ開始】
〔中立ユニット出現〕
〔敵ユニット出現〕

隊長「あれは、魔装機ファルク!! テュッティ殿か!! 助かった!」「急いでケガ人を収容しろ! あと何人残っている!?」
兵士「これが最後です!」
テュッティ「ご無事ですか!?」
隊長「一般人は避難させました! ケガ人の収容も、たった今終わったところです!」
テュッティ「ご苦労様、後は私達にまかせてください!」
隊長「よろしくお願いします!」
〔中立ユニット離脱〕
マサキ「おい、今の……ひでえケガしてた人がいたみてえだが……」
テュッティ「テロの犠牲者よ。何の関係もない人達をまきこんで……」「許せない!」
テロリスト「ふん、何をあまっちょろい事を! 独裁王朝に加担するものは、すべてこうなるのだ!!」
テュッティ「暴力で人を恐怖におとしいれておいて……何をっ!!」
マサキ「独裁王朝……?」
テュッティ「デタラメよ。ラングランは、立憲君主国よ。国王に大した権限はないわ」「彼らは、ただ口実が欲しいだけ」
マサキ「……ロクでもない連中だな」
<戦闘開始>

<2PP>

マサキ「……前から思ってたんだけどよ、何であのテロリストのやつら、わざわざ魔装機に乗って破壊活動やってんだ?」「時限爆弾とかでドカーンとやった方が、自分も安全だし、効率がいいと思うんだが?」
テュッティ「……マサキ、あなたテロリストになれるわね。でもね、この世界ではその手は使えないわ」「そういった破壊活動は、すべて結界によって無効化されてしまうのよ」
マサキ「結界? バリアみたいなもんか」
テュッティ「そうね。その中では、ある種の力は中和されてしまうの。町や、重要な施設には全て結界が張ってあるわ」「でも、魔装機のパワーを防ぐ結界なんて、まだ存在しないの。だから、魔装機を使うしかないのね」「それに、テロリストは根本的に魔装機の操者向きなのよ。現状に満足しない、破壊衝動……」「荒々しいプラーナを持ってるって事になるから」
マサキ「なるほどね、俺達と同類ってワケだ」

<マサキがテロリストを攻撃>
マサキ「てめえら……無関係な人間をまきこむなんざ、許せねえんだよっ!」

<テュッティがテロリストを攻撃>
テュッティ「あなた達、おとなしく武器を捨てて投降なさいっ!」

<敵全滅・敵増援1出現>
〔敵ユニット出現〕
マサキ「何だ、敵の増援か?」
テュッティ「何かしら……見た事もない魔装機だけど……すごくまがまがしい雰囲気ね……」
マサキ「……ああ、ただもんじゃねえぜ」
ルオゾール「やれやれ、もう少し健闘してもらえるかと思っていたのですが、しょせんはテロリスト……」
マサキ「なにもんだ、てめえ!?」
ルオゾール「……確かあなたは、地上人のマサキ=アンドーでしたね? そして、もうお一人がテュッティ=ノールバック」「私はルオゾール=ゾラン=ロイエルと申します。以後、お見知りおきを」
テュッティ「ルオゾール……!? あの魔神官ルオゾール!?」
ルオゾール「おや、ご存知でしたか。それは光栄です。『闇の貴族』とも呼んでいただいておりますが」「それと、私めのナグツァートは、魔装機ではございません。咒霊機(じゅれいき)と呼んでいただきたい」「さて、お近づきになれたばかりで恐縮ですが、お二人にはここで死んでいただきます」
マサキ「何だと!?」
ルオゾール「あなたがたに生きていられると、後々障害がありそうですのでね」
マサキ「勝手な事ぬかしやがって……そううまく行かせるかよ!!」
ルオゾール「フフフ……元気があっていいですねぇ。では、あなた達の相手を紹介しましょう」「いでよ、デモンゴーレム!!」
〔敵ユニット出現〕
マサキ「な、何だありゃ!?」
テュッティ「デモンゴーレム……死霊の霊気を土塊に宿らせた兵器よ。感情を持たないから、やっかいな相手ね」
ルオゾール「左様。この怨念のみで動く死霊どもに、どうやって立ち向かうか……拝見させていただきましょう」

<マサキvsルオゾール>
マサキ「くたばりやがれっ!!」
ルオゾール「ほう、威勢のいい坊やですな。しかし、身の程をわきまえた方が、長生きできるというものですぞ」
マサキ「何言ってやがる!! てめえが俺達を殺すって言ったんだろーが!!」
ルオゾール「おお、これはしたり。そうでしたな」

<ルオゾール撃破(味方援軍1出現前)>
ルオゾール「むう……何と……よほど努力をされたか、それとも……まあよいでしょう」「今日はおとなしく引き下がらせていただきましょう」

<敵増援1出現の2ターン後のPP・味方援軍1出現>
※※敵4機以下の場合のセリフ※※
マサキ「何とかここまで減らしたが……まだあんなにいやがる」
※※敵5機以上の場合のセリフ※※
マサキ「くそっ、数が多すぎるぜ……」

テュッティ「おそらく、いくら倒してもきりがないと思うわ」
マサキ「んじゃ、どうしろって……なんだ!?」
〔味方ユニット出現〕
リカルド「なんだあ!? 何でナグツァートがこんな所にいる!?」
ヤンロン「どういう事だ? 報告では単なるテロリストだったはずだが……」
テュッティ「ザムジードとグランヴェール! リカルドと……もしかしてグランヴェールに乗っているのはヤンロンなの?」
ヤンロン「うむ。どうやら僕は、グランヴェールに気に入ってもらえたようだ。正式な操者になった」
リカルド「よう、テュッティ! 相変わらずチャーミングだな」
マサキ「ヤンロンは知ってるが……あいつは何だ? リカルドとかって言ってたが」
リカルド「おう、お前さん、確かマサキとかって言う日本人だったな? 話はテュッティから聞いてるぜ」「俺はリカルド=シルベイラ。魔装機神ザムジードの操者だ。地上じゃブラジル空軍のミラージュ乗りだった」「とにかく、やっかいなヤツがいるからな。ここは俺達にまかせな」
ルオゾール「むむ……ザムジードにグランヴェールとは……魔装機神2機が相手というのは、少しばかり分が悪いですな」「しかたありません、ここはいったん退くとしましょう」
〔敵ユニット離脱〕
リカルド「ちっ、逃げやがったか」
ヤンロン「だが、まだデモンゴーレムが残っている。気を抜くな」
リカルド「はっ、あんなやつらに遅れをとるリカルド様じゃねえよ。……とはいえ、ちょいと数が多いな」「ヤンロン、アレを使うか」
ヤンロン「メギドフレイムか?」
リカルド「おう、それに、俺のレゾナンスクエイクとをな。それが一番手っ取り早いだろう?」
ヤンロン「しかし、僕はまだ、メギトドフレイムを実戦で使ったことがないが……」
リカルド「なあに、難しい事じゃねえ。お前さんのメギドフレイムは、一直線に敵を狙っていくだけだ」「もっとも、味方をまきこまねえように注意しなきゃいけねえがな」
テュッティ「リカルド、あなたもよ! 前に一度、アハマドとマドックさんをまきこんだ事があったでしょう?」
リカルド「……ありゃ、あいつらが避けねえのが悪いんだよ」
テュッティ「……マサキ、気をつけるのよ。リカルドのレゾナンスクエイクは、広範囲の敵を一度に攻撃できるけど」「味方もまきこんじゃう事があるから」
リカルド「安心しな、テュッティはまきこんだりしねえからよ」
テュッティ「……信用できないわね」

<ヤンロンがデモンゴーレムを攻撃>
ヤンロン「このグランヴェールの力、とくと見せてやろう!!」

<ヤンロンがマサキを攻撃>
マサキ「てめえっ!! 何すんだよ!!」
ヤンロン「すまん」

<マサキがヤンロンに撃破される>
マサキ「ばかやろうっ!! 何てことしやがるっ!!」

<ヤンロンがテュッティを攻撃>
テュッティ「ヤンロン!! あなたまで人をまきこむことないでしょ!」
ヤンロン「おっと、すまん」

<テュッティがヤンロンに撃破される>
テュッティ「ちょっと!! 何するのよっ!」

<リカルドがデモンゴーレムを攻撃>
リカルド「デモンゴーレムなんぞ、このザムジードの敵じゃないぜ!」

<リカルドがマサキを攻撃>
マサキ「あいてっ!! 何しやがるっ!!」
リカルド「おっと、すまん」

<リカルドがヤンロンを攻撃>
リカルド「ヤンロン、避けろよ」
ヤンロン「リカルド! 無理を言うなっ!」

<リカルドがテュッティを攻撃>
テュッティ「……リカルドォ〜、まきこまないって言ったじゃないのぉ〜」
リカルド「わ、わりいわりい、手元がくるったんだよ!」

<敵全滅・勝利条件達成>
≪味方援軍1出現前≫
〔味方ユニット出現〕
ヤンロン「ほう……」
リカルド「何だ、もうカタがついちまっていたのか。早いもんだな。さすがはテュッティ、俺がほれただけの事はある」
テュッティ「ザムジードとグランヴェール! リカルドと……もしかしてグランヴェールに乗っているのはヤンロンなの?」
ヤンロン「うむ。どうやら僕は、グランヴェールに気に入ってもらえたようだ。正式な操者になった」
リカルド「よう、テュッティ! 相変わらずチャーミングだな」
マサキ「ヤンロンは知ってるが……あいつは何だ? リカルドとかって言ってたが」
リカルド「おう、お前さん、確かマサキとかって言う日本人だったな? 話はテュッティから聞いてるぜ」「俺はリカルド=シルベイラ。魔装機神ザムジードの操者だ。地上じゃブラジル空軍のミラージュ乗りだった」
マサキ「んで、何しに来たんだ、あんた」
リカルド「応援の要請があって来たんだが……必要なかったみたいだな」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】
マサキ「ザムジードと、え〜とグ、グ、グランなんとか……」
ヤンロン「グランヴェールだ」
マサキ「そう、それそれ。その2機が魔装機神(まそうきしん)だとか言ってたよな」「その、魔装機神てなあ、一体何なんだ?」
ヤンロン「魔装機を超えた魔装機……とでも言うかな。自意識を持った魔装機だ」
テュッティ「魔装機はね、それぞれ精霊と契約して、その人格を宿らせてあるの。その中でも高位の精霊と契約できたものが」「魔装機神と呼ばれているわ。魔装機神は全部で4体存在しているの」「ザムジード、グランヴェール、ガッデス、それにサイバスター」
マサキ「サイ……バスター……」
テュッティ「魔装機神は、その精霊の力によって、理論上は無限のパワーを持っているわ」「そして、その精霊と波長の合った人物しか、魔装機神を操る事はできないのよ」
リカルド「テュッティはもうすぐ、そのテストがあるんだろ? そいつに合格すりゃ、晴れて魔装機神の操者だ」「ガッデスかサイバスターか……テュッティの雰囲気からすると、ガッデスが可能性高いよな」
テュッティ「まだわからないわよ。それに合格しても、魔装機神に選ばれなければ、意味がないんだし」
リカルド「だいじょうぶだって。テュッティなら間違いなく選ばれる」
テュッティ「リカルドに保証されてもねぇ……」
※※味方援軍1出現前にルオゾールを撃破した場合のセリフ※※
テュッティ「あら、そうだったわ、忘れる所だった。さっきの敵の中に、ルオゾールがいたのよ」
ヤンロン「ルオゾールが!? それで、ヤツはどうしたんだ!?」
マサキ「どうもしねえよ。ちょいとか〜るくひねりつぶしてやった」
リカルド「ふーん、まあ何にせよ、たいしたもんだな。ルオゾールっていやあ、この俺でさえ手を焼くバケモンだ」「そいつを、撃退したってんだからえれえもんだぜ」
※※ルオゾールを逃がしている場合のセリフ※※
テュッティ「それより、さっきのルオゾール、どうしてこんな所にいたのかしら?」
ヤンロン「ふむ、確かにな」
テュッティ「私達の命を狙ってた……みたいな事を言ってたけど、それも本当かどうかわからないわ」

ヤンロン「この件に関しては、フェイルロード殿下にお知らせしておくべきだろう」
テュッティ「そうね。とにかく、いったん王都に戻りましょう」
【シナリオエンドデモ終了】


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● No6「魔装機神」 へ進む


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