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No.4
赤い悪魔

【シナリオデモ開始】
テュッティ「こんにちは、ゼオルートさん」
ゼオルート「「おや、ティッティじゃないですか。まあ、どうぞ、入ってください。お茶でもいかがです?」
テュッティ「ごめんなさい、今日はちょっとお願いがあって来たの。この子、新しい地上人で、マサキって言うんだけど」「しばらく預かってもらえないかしら?」
ゼオルート「ああ、以前おうかがいしていた件ですね? もちろん、大歓迎ですよ。ゼオルート=ザン=ザノサキスです。よろしく」
マサキ「マサキ=アンドーだ」
テュッティ「それじゃ、私はまた明日来るわ。ゆっくり考えてね、マサキ。ゼオルートさん、マサキの事、よろしくお願いしますね」
ゼオルート「わかりました。さあ、どうぞ。せまい家ですが、ゆっくりしてください」
マサキ「んじゃ、失礼して……」
プレシア「あれ? お客さん?」
ゼオルート「ええ、今日からしばらく、家で暮らす事になった、マサキ=アンドー君です。マサキ、私の娘、プレシアです」
[イベントCG「よろしくねお兄ちゃん」]
プレシア「プレシアです。よろしくね、マサキお兄ちゃん」
マサキ「あ、ああ」

ゼオルート「おや、いいにおいがしますねえ。今日の晩ご飯は、ティキ鳥のシチューですか?」
プレシア「うん。赤ピーマンもちゃんと食べてねお父さん」
ゼオルート「う……あ、そうだ、マサキは好き嫌いはないですか?」
マサキ「別にねえけど」
ゼオルート「じゃあ、あなたには大サービスで赤ピーマンをたくさん差し上げましょう! 私の分も遠慮なく食べてください」
プレシア「おと~さん~、食べなきゃダメ!」
ゼオルート「トホホ……」
[イベントCG「新しい家族」]
マサキ「それじゃ、いただきます」
ゼオルート「はい、どうぞ。遠慮せずにたくさん食べてください」
マサキ「そんじゃ、遠慮なく……んっ! うめえ!」
プレシア「ホント? よかった!」
マサキ「これプレシアちゃんが作ったんだよな? 大したもんだ」
プレシア「もう、プレシアって、呼び捨てでいいよ、お兄ちゃん」
マサキ「えっ? お、お兄ちゃんって……」
ゼオルート「これから一緒に暮らすんですから、もう家族も同然です。気兼ねはいりませんよ」
マサキ「あ、い、いや……まだここで暮らすって決めたワケじゃ……」
ゼオルート「2~3日はここにいると聞いてますよ。たとえそれだけの間でも家族は家族です」
マサキ「そ、そうか……それじゃ、プレシア、おかわり!」
プレシア「うん!」
マサキ「ところでゼオルートのおっさん」
ゼオルート「……私の事はお父さんって呼んでくれないんですね?」
マサキ「ぶっ! で、できるか、そんな事!!」
ゼオルート「ふう、残念です」
プレシア「はい、お兄ちゃん、おかわり」
マサキ「お、サンキュ。あ、ゼオルートのおっさん、ちょっと聞きたいんだけどよ」
ゼオルート「何ですか?」
マサキ「このメシなんだが、米のご飯って、この世界じゃ普通なのか?」
ゼオルート「そうですね、ラングランではお米を食べる事も少なくありませんが、ちょっと品種が違うんです」
マサキ「品種が違う?」
ゼオルート「あなたの故郷、日本で食べられているお米に近いものを取り寄せてみました。どうですか?」
マサキ「え? そうなのか。普段食ってるのとほとんど変わらねえぜ」
ゼオルート「それはよかった。他に何か聞きたい事があれば、何でも質問に答えますよ」
マサキ「それじゃ、ちょっと教えてくれ。まずは……」


テュッティ「どう、マサキ、ゆっくり眠れた?」
マサキ「まあな。ゼオルートのおっさんから色々説明も聞いたし。けど、やっぱりまだ納得できねえな」
テュッティ「じゃ、やっぱり帰るのね」
マサキ「……ところで、この世界が魔神に滅ぼされるっていうのは、ホントの事なのか?」
テュッティ「ええ、今の所、その確率は減っていないわ。魔神の正体もわかっていないし」
マサキ「で、自分達ではどうしようもねえから、俺達を呼びつけてしりぬぐいさせようってのか? 冗談じゃねえぜ」
テュッティ「じゃあやっぱり、ここに残るつもりはないのね?」
マサキ「ああ。帰らせてもらう」
テュッティ「……わかったわ。それじゃ、ついて来て。あなたを送還してくれる人の所に連れて行ってあげるから」
プレシア「あたしもついてっていい?」
テュッティ「え? でも、ファルクには3人も乗れるスペースはないわ。ごめんなさいね、プレシア」
プレシア「え~!? やだやだ!! ついてく!」
テュッティ「プレシア! わがまま言ってるんじゃありません」
プレシア「ふ……ふえ~ん」
マサキ「わーった! わーったよ! 俺が魔装機に乗って、プレシアを乗っけてってやるよ!」
プレシア「くすん……ホント?」
マサキ「ああ」
プレシア「わーい! ありがとう!」
マサキ「ちぇっ、現金だな」

〔カーソル、ソラティス神殿へ接近〕
テュッティ「でも、残念ね」
マサキ「? 何がだ?」
テュッティ「あなたの腕がよ。まだ、魔装機に乗って間がないのに、そこまで自由に操る事ができるなんて」「それだけの素質を持っていていかそうとしないなんて、もったいないわ」
マサキ「……んなこたあ、俺の勝手だ!」
テュッティ「そうね……」「!? レーダーに反応が? こんな所で?」
マサキ「何だ?」
テュッティ「味方の識別信号じゃないわ。もしかすると戦闘になるかも……」
マサキ「こんな時にかよ!?」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「赤い悪魔」


【戦闘マップ開始】
〔味方ユニット出現〕
〔敵ユニット出現〕

[イベントCG「あたしの名はサフィーネ」]
サフィーネ「おやおや、魔装機が2機、こんなところでお散歩かい?」
ティッティ「あなた…何者!?」
サフィーネ「あたしはサフィーネ。サフィーネ=ヴォルクルス。『紅蓮のサフィーネ』って呼ぶ人もいるけどね」
テュッティ「ヴォルクルス……って……邪神ヴォルクルスの信者ね!」
サフィーネ「へえ、その信者の前でヴォルクルス様を邪神呼ばわりするなんていい度胸じゃないの」「事によっちゃ、見逃してやろうかと思ったけど、そういうわけにはいかなくなったね」

テュッティ「くっ……やるしかなさそうね」
マサキ「……俺は関係ねえんだがな」
サフィーネ「坊や、男らしくないわね。あの女の人が戦うって言ってるのに、自分は逃げ出すつもりなの?」「まったく、見下げ果てた根性だね」
マサキ「てめえ……言いたい放題ぬかしやがって!! いいだろう、相手になってやるぜ!!」
サフィーネ「ウフフ、それでこそ、男の子」
<戦闘開始>

<マサキvsサフィーネ>

マサキ「てめえっ! さっきの言葉、取り消せっ!!」
サフィーネ「青いわねえ……もっと大人になりなさいよ、坊や。それとも、あたしが大人にしてあげようか?」

<テュッティvsサフィーネ>
テュッティ「あなたもテロリストの仲間なのっ!?」
サフィーネ「仲間とは聞こえが悪いわね。ただの手下よ、あんなやつら」

<サフィーネHP50%以下>
サフィーネ「あたたた……ちょっと調子に乗りすぎたかしら。まあいいわ、今日はここまでにしといてあげる」
〔敵ユニット離脱〕

<サフィーネ撃破>
サフィーネ「ウソッ!? な、何でっ!? ふつーじゃないわよ、あなたっ!!」
〔敵ユニット撃破〕

<敵全滅・勝利条件達成>
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

テュッティ「ふう、こんな所で戦闘になっちゃうなんてね。ごめんなさいマサキ、あなたをまた、まきこんじゃったわね」
マサキ「……いいさ」
テュッティ「それじゃ、急ぎましょう。また、ああいうのに出くわさないとも限らないから」
プレシア「ねえ、お兄ちゃん、本当に帰っちゃうの?」
マサキ「あ、ああ……それなんだが……」
テュッティ「プレシア、もうよしなさい。マサキにだって、都合があるのよ」
マサキ「あ、いや……あのさ」
テュッティ「マサキ、プレシアへのなぐさめの言葉ならやめておきなさい。よけいに傷つくだけよ」
マサキ「……」
〔カーソル、ソラティス神殿へ移動〕
テュッティ「さ、着いたわ。ここがソラティス神殿よ」
マサイ「なーんか、ピラミッドみてえだな」
テュッティ「イブン大神官は、いらっしゃいますか?」
イブン「何じゃ……おや、テュッティか? 何かあったのかね?」
テュッティ「この間召喚した地上人を一人、地上に帰してあげて欲しいんです」
イブン「おや、またかね。最近は根性のないもんが多いのう」
テュッティ「さ、マサキ、いらっしゃい」
イブン「ほう、お前さんかい? ふ~む……なるほどねえ……いや、もったいないの」
マサキ「……何だよ、ばあさん。人の顔ジロジロ見やがって」
イブン「いやいや、何でもありゃせんよ。今日はもう遅いからの、今晩はここに泊まって、明日にしてはどうかね?」
テュッティ「そうですね……マサキ、あなたはどうなの?」
マサキ「別に、明日でもいいぜ」
テュッティ「では、お言葉にあまえて、今日はこちらにお世話になります」
イブン「ああ、ゆっくりして行きなさい」
【シナリオエンドデモ終了】


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