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No.5
咒霊機ナグツァート

【シナリオデモ開始】
プレシア「お兄ちゃん、おはよ! 朝だよ!」
マサキ「ふあ……ここは……あ、そうか、俺はラ・ギアスってトコにいたんだよな……」
プレシア「寝ぼけないで、もう。朝ご飯の用意、できてるよ」
マサキ「ああ、すぐに行く」

マサキ「へえ、朝飯にしては、豪華だな」
プレシア「あたしが作ったの。ね、食べて見て」
マサキ「どれ……へえ、いけるな、これ」
プレシア「ありがと、お兄ちゃん」
マサキ「プレシアって、料理がうまいな」
プレシア「そりゃあね。家でもいつも作ってるもん」
イブン「苦労しとるの、プレシア。まったく、ゼオルートもだらしがないからのう。あれではピアに逃げられるのも、無理はないわ」
プレシア「しょうがないよ。お母さんにはお母さんの事情があったんだし」「それにあたしがいないと、お父さん飢え死にしちゃうでしょ」
テュッティ「ところでイブン様、マサキの送還の準備の方は……」
イブン「せっかちじゃの。そう急がんでもよかろう。な、プレシア」
プレシア「う、うん」
テュッティ「あ……そうですわね。まだ、時間はありますわ」
マサキ「おい、テュッティ。さっきから見てたらなんだよ、その紅茶。砂糖入れすぎじゃねえか?」
テュッティ「あら、そう? まだ五杯目よ」
マサキ「げっ……」
プレシア「あれ、どうしたのお兄ちゃんもういいの?」
マサキ「わりぃ、ちょっと食欲が……」
テュッティ「あら、ダメよ、ちゃんと食べなきゃ」
マサキ(げっ、まだ入れてやがる)
テュッティ「……あら?」
マサキ(見ろ、だから多すぎるって……)
テュッティ「ちょっと薄かったかしら」
〔警報〕
イブン「むっ!? 何かこの神殿に近づいておるようじゃな」
マサキ「何だ? またテロリストか?」
プレシア「あれ? 止まっちゃったよ」
イブン「ふむ……故障とも思えんが……気になるの。マサキ、ちと見て来てくれんか」
マサキ「何だ? 何で俺が……」
テュッティ「私も出るわ。マサキ、行きましょ」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「咒霊機ナグツァート」


【戦闘マップ開始】
〔味方ユニット出現〕
マサキ「何もいねえぜ。やっぱり警報機の故障じゃねえのか?」
テュッティ「……いえ、いるわ! とてつもなく邪悪な気配が……」
〔敵ユニット出現〕
[イベントCG「まがまがしき存在」]
ルオゾール「さすがはテュッティ殿。なかなかよいカンをしておられますな」
マサキ「なにもんだ、てめえ!?」
[イベントCG「咒霊機ナグツァート」]
ルオゾール「あなたは確か……そう、マサキ=アンドー。新しく召還された地上人の一人でしたな」「私はルオゾール=ゾラン=ロイエルと申します。以後、お見知りおきを」

テュッティ「ルオゾール……!? あの魔神官ルオゾール!?」
ルオゾール「おや、ご存じでしたか。それは光栄です。『闇の貴族』とも呼んでいただいておりますが」「それと、私めのナグツァートは魔装機ではございません。咒霊機(じゅれいき)と呼んでいただきたい」「さて、お近づきになれたばかりで恐縮ですが、お二人にはここで死んでいただきます」
マサキ「何だと!?」
ルオゾール「あなたがたに生きていられると、後々障害がありそうですのでね」
テュッティ「待って、この子は関係ないわ。もうすぐ地上に帰るんだから!」
マサキ「……いや、やめた。俺はこの世界に残るぜ、テュッティ」
プレシア「えっ!? ホント、お兄ちゃん!!」
マサキ「ああ、物騒な世界だが、それだけに見捨てていくってのは、俺の性にあわねえ」「覚悟しやがれ、ルオゾールとやら! この俺が、相手をしてやるぜ!!」
ルオゾール「フフフ……元気があっていいですねぇ。では、あなた達の相手を紹介しましょう」「いでよ、デモンゴーレム!!」
〔敵ユニット出現〕
マサキ「な、何だありゃ!?」
テュッティ「デモンゴーレム……死霊の霊気を土塊に宿らせた兵器よ。感情を持たないから、やっかいな相手ね」
ルオゾール「左様。この怨念のみで動く死霊どもに、どうやって立ち向かうか……拝見させていただきましょう」
イブン「いかん! これだけの数が相手では、不利じゃ!」
プレシア「何とかならないの!?」
イブン「むう……気休め程度にしかならんが機装兵を出撃させるか」
マサキ「何だ? その、きそうへいってのは?」
イブン「神殿の護衛用魔装機じゃよ。もっとも魔装機と呼べるほどの代物ではないがの」
マサキ「ま、ねえよりはましか。頼むぜ」
マサキ「足手まとい何ざ、いらねえぜ!」

≪「ま、ねえよりはましか。頼むぜ」を選択≫

〔味方ユニット出現〕
イブン「弾除け程度には、なってくれるはずじゃ」
<戦闘開始>

≪「足手まとい何ざ、いらねえぜ!」を選択≫

イブン「ふむ、まあ、そういうなら見送っておくかの」
<戦闘開始>

≪4PP以前≫
<デモンゴーレム全滅・敵増援1出現>

ルオゾール「ほう……面白い。ここまでやるとは思いませなんだな」「では、もう一度お相手願いましょうか」
〔敵ユニット出現〕

<マサキvsルオゾール(マサキ先攻)>
マサキ「くたばりやがれっ!!」
ルオゾール「ほう、威勢のいい坊やですな。しかし、身の程をわきまえた方が、長生きできるというものですぞ」
マサキ「何言ってやがる!! てめえが俺達を殺すって言ったんだろーが!!」
ルオゾール「おお、これはしたり。そうでしたな」

<ルオゾール撃破>
ルオゾール「むう……何と……よほど努力をされたか、それとも……まあよいでしょう」「今日はおとなしく引き下がらせていただきましょう」

<4PP・味方援軍1出現>
※※敵4機以下の場合のセリフ※※
マサキ「何とかここまで減らしたが……まだあんなにいやがる」
テュッティ「おそらく、いくら倒してもきりがないと思うわ」
マサキ「んじゃ、どうしろって……なんだ!?」
※※敵5機以上の場合のセリフ※※
マサキ「くそっ、数が多すぎるぜ……」
※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔味方ユニット出現〕
[イベントCG「頼もしき仲間」]
リカルド「よう、テュッティ!! 助けに来たぜ!!」
ヤンロン「何だ、そのジャオームに乗っているのはマサキか? お前、地上に帰ったのではなかったのか?」
[イベントCG「炎と大地の魔装機神」]
マサキ「ヤンロン、てめえか!? ほっとけ、俺の勝手だ!」
テュッティ「え!? ……もしかしてグランヴェールに乗っているのはヤンロンなの?」
ヤンロン「うむ。どうやら僕は、グランヴェールに気に入ってもらえたようだ。正式な操者になった」

リカルド「よう、テュッティ! 相変わらずチャーミングだな」
マサキ「ヤンロンは知ってるが……あいつは何だ? リカルドとかって言ってたが」
リカルド「おう、お前さん、確かマサキとかって言う日本人だったな? 話はテュッティから聞いてるぜ」「俺はリカルド=シルベイラ。魔装機神ザムジードの操手だ。地上じゃ連邦軍の戦闘機乗りだった」
ルオゾール「むむ……ザムジードにグランヴェールとは……魔装機神2機が相手というのは、少しばかり分が悪いですな」「仕方ありません。ここはいったん退くとしましょう」
〔敵ユニット離脱〕
リカルド「ちっ、逃げやがったか」
ヤンロン「だが、まだデモンゴーレムが残っている。気を抜くな」
リカルド「はっ、あんなやつらに遅れをとるリカルド様じゃねえよ。……とはいえ、ちょいと数が多いな」「ヤンロン、アレを使うか」
ヤンロン「メギドフレイムか?」
リガルド「おう。それに、俺のレゾナンスクエイクとをな。それが一番手っ取り早いだろう?」
ヤンロン「しかし、僕はまだ、メギドフレイムを実戦で使った事がないが……」
リカルド「なあに、難しい事じゃねえ。お前さんのメギドフレイムは、一直線に敵を狙っていくだけだ」「もっとも、味方をまきこまねえように注意しなきゃいけねえがな」
テュッティ「リカルド、あなたもよ! 前に一度、アハマドとマドックさんをまきこんだ事があったでしょう?」
リカルド「……ありゃ、あいつらが避けねえのが悪いんだよ」
テュッティ「……マサキ、気をつけるのよ。リカルドのレゾナンスクエイクは、広範囲の敵を一度に攻撃できるけど」「味方もまきこんじゃう事があるから」
リカルド「安心しな、テュッティはまきこんだりしねえからよ」
テュッティ「……信用できないわね」

<ヤンロンvsデモンゴーレム>
ヤンロン「このグランヴェールの力、とくと見せてやろう!!」

<ヤンロンがマサキを攻撃>
マサキ「てめえっ!! 何すんだよ!!」
ヤンロン「すまん」

<ヤンロンがテュッティを攻撃>
テュッティ「ヤンロン!! あなたまで人をまきこむことないでしょ!」
ヤンロン「おっと、すまん」

<リカルドvsデモンゴーレム>
リカルド「デモンゴーレムなんぞ、このザムジードの敵じゃないぜ!」

<リカルドがマサキを攻撃>
マサキ「あいてっ!! 何しやがるっ!!」
リカルド「おっと、すまん」

<リカルドがヤンロンを攻撃>
リカルド「ヤンロン、避けろよ」
ヤンロン「リカルド! 無理を言うなっ!」

<リカルドがテュッティを攻撃>
テュッティ「……リカルドォ~、まきこまないって言ったじゃないのぉ~」
リカルド「わ、わりいわりい、手元がくるったんだよ!」

<マサキがヤンロンに撃破される>
マサキ「ばかやろうっ!! 何てことしやがるっ!!」

<テュッティがヤンロンに撃破される>
テュッティ「ちょっと!! 何するのよっ!」

<敵全滅・勝利条件達成>
※※味方援軍1出現前に達成の場合、セリフ追加※※
〔味方ユニット出現〕
ヤンロン「ほう……」
リカルド「何だ、もうカタがついちまっていたのか。早いもんだな。さすがはテュッティ、俺がほれただけの事はある」
テュッティ「ザムジードとグランヴェール! リカルドと……もしかしてグランヴェールに乗っているのはヤンロンなの?」
ヤンロン「うむ。どうやら僕は、グランヴェールに気に入ってもらえたようだ。正式な操者になった」
リカルド「よう、テュッティ! 相変わらずチャーミングだな」
マサキ「ヤンロンは知ってるが……あいつは何だ? リカルドとかって言ってたが」
リカルド「おう、お前さん、確かマサキとかって言う日本人だったな? 話はテュッティから聞いてるぜ」「俺はリカルド=シルベイラ。魔装機神ザムジードの操者だ。地上じゃブラジル空軍のミラージュ乗りだった」
マサキ「んで、何しに来たんだ、あんた」
リカルド「応援の要請があって来たんだが……必要なかったみたいだな」
※※機装兵健在の場合、セリフ追加※※
イブン「ほう、機装兵を破壊されずにすんだか。なかなかいい戦い方をしたようじゃな」「ムダな出費をせんで助かったわい、こいつはおだちんじゃ、とっておくがいい」
マサキ「……人をガキあつかいしてるな、このばあさん」

【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

プレシア「お兄ちゃん、ここに残ってくれるんだよね!?」
マサキ「ああ、どうせ地上に戻っても退屈なだけだしな」
テュッティ(イブン様、マサキがこうする事を察しておられたのですか?)
イブン(まあ、そうじゃの。マサキの目には迷いがあったからの)
マサキ「ところで、ザムジードと、え~とグ、グ、グランなんとか……」
ヤンロン「グランヴェールだ」
マサキ「そう、それそれ。その2機が魔装機神(まそうきしん)だとか言ってたよな」「その、魔装機神てなあ、一体何なんだ?」
ヤンロン「魔装機を超えた魔装機……とでも言うかな。自意識を持った魔装機だ」
テュッティ「魔装機はね、それぞれ精霊と契約して、その人格を宿らせてあるの。その中でも高位の精霊と契約できたものが」「魔装機神と呼ばれているわ。魔装機神は全部で4体存在しているの」
[イベントCG「四大魔装機神」]
テュッティ「ザムジード、グランヴェール、ガッデス、それにサイバスター」
マサキ「サイ……バスター……」
テュッティ「魔装機神は、その精霊の力によって、理論上は無限のパワーを持っているわ」

テュッティ「そして、その精霊と波長の合った人物しか、魔装機神を操る事はできないのよ」
リカルド「テュッティはもうすぐ、そのテストがあるんだろ? そいつに合格すりゃ、晴れて魔装機神の操者だ」「ガッデスかサイバスターか……テュッティの雰囲気からすると、ガッデスが可能性高いよな」
テュッティ「まだわからないわよ。それに合格しても、魔装機神に選ばれなければ、意味がないんだし」
リカルド「大丈夫だって。テュッティなら間違いなく選ばれる」
テュッティ「リカルドに保証されてもねぇ……」
※※味方援軍1出現前に勝利条件達成の場合のセリフ※※
テュッティ「あら、そうだったわ、忘れる所だった。さっきの敵の中に、ルオゾールがいたのよ」
ヤンロン「ルオゾールが!? それで、ヤツはどうしたんだ!?」
マサキ「どうもしねえよ。ちょいとか~るくひねりつぶしてやった」
リンカルド「ふーん、まあ何にせよ、たいしたもんだな。ルオゾールっていやあ、この俺でさえ手を焼くバケモンだ」「そいつを、撃退したってんだからえれえもんだぜ」
※※味方援軍1出現後に勝利条件達成の場合のセリフ※※
テュッティ「それより、さっきのルオゾール、どうしてこんな所にいたのかしら?」
ヤンロン「ふむ、確かにな」
テュッティ「私達の命を狙ってた……みたいな事を言ってたけど、それも本当かどうかわからないわ」

イブン「ルオゾールめ、あやつまだヴォルクルスの復活をたくらんでおるようじゃな」
ヤンロン「ヴォルクルスというと、この国の神話に出て来る破壊神ですか?」
イブン「ヴォルクルスは実在するわい。少なくとも、ルオゾールめは、そう信じとる」
リカルド「その破壊神の復活とテュッティが命を狙われた事と、どうつながるんだ?」
イブン「そりゃ、おぬしらが邪魔じゃからよ。ヴォルクルスを復活させるには、大きな混乱が必要じゃ」「しかし、おぬしら魔装機操者がいては、仕事がやりにくい、という事じゃろう」
リカルド「なるほどな。やはり、いけすかねえ野郎だぜ」
テュッティ「とにかく、この件はフェイルロード殿下にお伝えしておかなきゃね」「マサキ、あなたもいらっしゃい。ここに残って魔装機操者になるんだから、殿下にはきちんとあいさつしておかないと」
マサキ「ちっ、めんどくせえな」
【シナリオエンドデモ終了】


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