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No.89
テューディの怨念

【シナリオデモ開始】
セニア「やった!? うまくいった!! これでアカデミーのデータに侵入できるわ!」「うふふ、わくわくするなあ。どんなデータが詰まってるんだろ」
テュッティ「セニア様、今はそれどころじゃないでしょう?」
セニア「あ、そっか。ごめん」
マサキ「で、どうなんだよ、なんかわかったのか?」
セニア「せかさないでよ、今見てみるから。え~と、ディレクトリはここでいいはずよね。開発項目……シークレット……これね」「開発コード、ナンバー17……わあ、まだ念入りに隠してある。しかもダミーデータまで混ぜて」「でもここまで来たら、後はラクチンよね。これと、これで……さて、何が出て来るか……」

マサキ「お、出て来た……!? こりゃあ、魔装機じゃねえか……」
セニア「やっぱり……コードネームは『イスマイル』だって。神話に出て来る、復讐の女神の名前よ」
マサキ「ウェンディは、これにかかわってるのか? しかし、あのウェンディがこんなもの、作るとは思えねえ……」
テュッティ「脅されてるのかもしれないわ」
マサキ「……いや、たとえ脅されても、ウェンディはやらない。そういうとこはしっかりしてるぜ」
セニア「あれ? 開発責任者の名前……ウェンディじゃないわよ。テューディ=ラスム=イクナートだって」「ウェンディの姉妹かしら?」
※※No31を通った場合のセリフ※※
マサキ「いや、確かウェンディに姉妹なんていないはずだ。生まれてすぐに、双子の姉が死んだって話は聞いたが……」
※※No31を通っていない場合のセリフ※※
マサキ「そんな話、聞いたことねけどなあ」

テュッティ「とにかく、ウェンディさんがかかわってるわけじゃないのね? じゃあ、なぜ帰ってこないのかしら……」
マサキ「……やっぱり俺、アカデミーに忍び込んでみらあ。どうしても気になる」
テュッティ「そうね……仕方ないわね。他にいい方法もないし、あれからずいぶんたってるもの。心配だわ」
マサキ「じゃ、ちょっくら行ってくらあ!」
テュッティ「あ、マサキ、待って! 一人で行くつもり?」
マサキ「何だよ、その方が身軽でいいだろ」
テュッティ「もう、そんな事したら、どこに行っちゃうか、わかったもんじゃないわ。誰かと一緒に行きなさい」
マサキ「……ちぇっ、わかったよ」
〔カーソル、アカデミーへ移動〕
マサキ「……で、何でミオ、お前が一緒なんだよ?」
ミオ「だって、リューネさんが具合が悪くって行けないっていうんだから、仕方ないでしょ」
マサキ「けど、よりによって、一番頼りないのとはなあ……」
ミオ「何言ってるのよ。すべてこの、ミオ様にまかせておけば安心安心」
ゴジョー「おっしょさん、着きましたで」
ミオ「おお、左様か。ご苦労であった」
マサキ「……ついていけねえな」
…………
マサキ「さて、侵入の段取りだが……」
〔サイレン〕
ミオ「えっ!? なになに!? まだ侵入してないのに見つかっちゃったの!?」
マサキ「いや、俺達が見つかったんじゃねえ!! 見ろ!!」
ミオ「何あれ!? 魔装機……」
マサキ「イスマイル……完成していたのか……」
〔爆発音〕
〔画面、振動〕

ミオ「きゃあっ!!」
マサキ「アカデミーを攻撃してやがる!? どういう事だ!?」
ミオ「敵……なの!?」
マサキ「ああ、味方じゃねえ……みんなに連絡をとれ! このままじゃ、アカデミーがブッつぶされる!」
ミオ「了解!!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「テューディの怨念」


【戦闘マップ開始】
〔味方ユニット出現〕
〔敵ユニット出現〕

マサキ「てめえ……なにもんだ!?」
テューディ「サイバスター……マサキか」
マサキ「お、お前は!?」
ミオ「知ってるの?」
マサキ「ウェンディ……」
テューディ「ふ……私はウェンディではない。テューディ=ラスム=イクナートだ」
マサキ「どういう事だ!?」
テューディ「私は、生まれる事ができなかった、ウェンディの双子の姉……」
マサキ「ウェンディはどうした!?」
テューディ「ウェンディか……あいつはもう、この世には存在しない。かつての私がそうであったように、私の中に埋もれている」「今まで、あいつは日の当たる場所を歩き続けてきた……だが、もうそれも終わりだ」「今からは、この私が、この身体を使わせてもらう!!」
ミオ「えっ!? じゃ、あの身体は……ウェンディさんなの!?」
テューディ「さて、マサキ……お前だけは私の元に来るのなら、許してやってもいいぞ」
マサキ「誰が……誰が貴様などにっ!! ウェンディを返せっ!!」
テューディ「くっ!? 貴様もか……みんな……みんなウェンディの事ばかりっ!! 死ねっ!! 貴様らも死ぬのだっ!!」
〔敵ユニット出現〕
マサキ「何っ!?」
ミオ「デモンゴーレムを召喚したの!?」
<戦闘開始>

<2PP・味方援軍1出現>

〔味方ユニット出現〕
〈出撃ユニット選択〉
テュッティ「マサキ、ミオ!! 大丈夫……えっ!? あれは……イスマイル!?」
テューディ「ザコが増えたか……」

<マサキvsテューディ>
マサキ「ウェンディを返せっ!!」
テューディ「ムダだ……もう、ウェンディはいない……さみしいなら、貴様もあとを追わせてやる!!」

<テューディ撃破orHP50%以下>
テューディ「むっ……さ、さすがは魔装機神……だが、このままでは……うっ!? な、なんだ!?」「くっ!? な、なぜだ!? お前の意識は、私が飲み込んだはず……な、なぜ出て来る!? ううっ!!」
ウェンディ「姉さん……もうやめて……憎むのなら私を……この世界を憎むなんて間違ってるわ……」
テューディ「くうっ!? は……はあ……はあ……ま、まだ意識が残っているのか……くっ!? このままでは……」「ここはいったん、ひかねばならんという事か……」
〔敵ユニット撃破or離脱〕

<敵全滅・勝利条件達成>
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

テュッティ「……ウェンディさんがそんな事になってたなんて……」
ミオ「もう、どうしようもないのかなあ……かわいそう、ウェンディさん……」
マサキ「……くそっ!!」
ヤンロン「テューディには逃げられたが……また来るな」
テュッティ「あんなものを作るなんて……ラングラン政府とアカデミーにも抗議しておかないと……」「とにかく、王都に戻りましょう。いつまでもこうしていても、始まらないわ」
マサキ「ああ……」
【シナリオエンドデモ終了】


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