第9話
第4の使徒
【シナリオデモ1開始】
第3新東京市
シンジ「…はあ、駄目か。携帯も圏外のままだし、バスも電車も止まったままだし…待ち合わせは無理か」「街の中には誰もいないし…しょうがない、シェルターに行こう」
〔歩み寄る足音〕
ディド「………」
シンジ(あの人…)
ディド(やはり、ここだ…。俺を引き寄せる何かがある…)
シンジ(避難するのが遅れたのかな…?)
ディド(この空気…ここで何が起きる? いったん、離れた方がいいか)
〔歩き去る足音〕
シンジ「あ…」(不思議な感じの人だったな)
〔ブレーキ音〕
シンジ「!?」
ミサト「ごめーん、お待たせ! 特別非常事態宣言が出たんで、ちょっち遅れちゃった」
シンジ「葛城さん…?」
ミサト「ミサト、でいいわよ。碇シンジ君」
シンジ「はい」
ミサト「早速で悪いけど、特務機関NERVの本部まで一緒に来てもらうわ」
シンジ「特務機関…ネルフ?」
ミサト「そう、地球連邦政府直属の非公開組織」
シンジ「父のいる所ですね…」
ミサト「まっねー。お父さんの仕事、知ってる?」
シンジ「人類を守る大事な仕事だと先生からは聞いてます。これから、父の所へ行くんですか?」
ミサト「ええ。お父さんからIDもらってない?」
シンジ「あ、はい」
ミサト「じゃ、この資料を読んどいてね」
シンジ「NERVの…父さんの仕事…。なんかするんですか、僕は?」
ミサト「………」
シンジ「そうですね…用もないのに、父が僕に手紙をくれるはずないですよね」
ミサト「そっか…苦手なのね、お父さんが。あたしと同じね」
シンジ「え…?」
NERV本部 第一発令所
シゲル「連邦軍のモビルスーツ部隊、撤退していきます。目標は、再び移動を開始」
冬月「第4の使徒…大した自己復元能力だな」
げんどう「単独で完結している準完全生物だ。当然だよ」
冬月「生命の実を食べたモノたちか…」
ゲンドウ「ああ。知恵の実を食べた我々を滅ぼすための存在だ」
〔通信のコール音〕
冬月「…連邦政府からの通達だ。本作戦の指揮権は我々に移譲された」
ゲンドウ「決断が早かったな」
冬月「機械生命体や異星人、赤い彗星まで現れたからな。極東方面軍は、これ以上戦力を失うわけにはいかんだろう」
ゲンドウ「では、極東方面軍へ通達。ロンド・ベル隊を第3新東京市へ向かわせろ」
冬月「あれと戦わせるのか?」
ゲンドウ「時間稼ぎと露払いをさせる。例の巨人も現れるだろう」
冬月「並行世界から到来した、異星文明の兵器か…」
ゲンドウ「ある種のヒトである同時に、ヒトならざるモノだろう」
冬月「その推測が事実なら、実に興味深いが…」
ゲンドウ「…冬月、後を頼む」
〔歩き去る足音〕
冬月「3年ぶりの対面か」
〔NERVの警報〕
シゲル「第1、第3管区内に高熱源反応、多数!」
マコト「いきなり現れたのか!?」
シゲル「ああ、前触れなんてなかった」
冬月(…やはり、嗅ぎつけたか)
シゲル「副司令、識別完了しました! インベーダーです!」
冬月「総員、第一種戦闘配置。対地迎撃戦用意」
【シナリオデモ1終了】
サブタイトル
『第4の使徒』
【戦闘マップ1開始】
〔敵ユニット出現済み〕
〔マップ上に爆発〕
シゲル「インベーダーは地上都市部を無差別に攻撃!」
冬月「狙いが散漫だな。地下のジオフロントを狙っているわけではない」
シゲル「ロンド・ベル隊のラー・カイラム、御殿場方面より進入!」
冬月「早かったな」
〔味方戦艦出現〕
トーレス「艦長、NERV本部よりインベーダー掃討命令が出ています」
ブライト「事情を問い質す時間はないか。各機を出撃させろ!」
〔味方ユニット出現〕
竜馬「なんでインベーダーどもがこんな所に出てきやがるんだ?」
ユンナ「彼らの求める何かが、ここにあるのでしょうか?」
竜馬「言っとくが、ゲッター線レベルは正常値だぞ」
弁慶「お前たち、話は後だ。NERVからインベーダーの掃討命令が出ている」
バナージ「命令って…」
カミーユ「どうしてNERVがロンド・ベルに?」
弁慶「連邦政府からの通達で、岡長官が作戦の指揮権を彼らに移譲したんだ」
〔NERVの警報〕
シゲル「長尾峠方面より高熱源体接近! 数は1!」
冬月「碇の予測が当たったか」
〔味方ユニット出現〕
ディーダリオン「………」
冬月「あれがディーダリオンか…データを取っておけ」
マヤ「了解」
メグ「来てくれると思ってたわ、ディーダリオン」
竜馬「あいつも使徒と戦うつもりか?」
メグ「そうだと思います」
ディーダリオン「………」
竜馬「まあいい、露払いをやってやる。インベーダーどもをぶちのめすぞ!」
<戦闘開始>
<敵全滅・勝利条件達成>
トーレス「戦域内のインベーダー、全て消滅!」
ブライト「次は使徒か…!」
【戦闘マップ1終了】
【シナリオデモ2開始】
NERV本部 第一発令所
冬月「ラー・カイラムへ通達。ロンド・ベル隊の機体を下がらせろ」
マコト「彼らを援護に回した方が、作戦の成功率が上がるのでは?」
冬月「これは碇の意向だ」
シゲル「了解。通達します」
NERV本部 通路
リツコ「到着予定時刻を12分もオーバーよ、葛城二佐」
ミサト「ごめん、リツコ」
リツコ「彼が例の男の子ね」
シンジ「………」
リツコ「技術局一課、E計画担当責任者、赤木リツコ。よろしくね」
シンジ「は、はい」
リツコ「早速だけど、あなたに見せたい物があるの。中へ入って」
NERV本部 エヴァ初号機ケージ」
シンジ「こ、これは…!」
リツコ「人の造り出した究極の汎用ヒト型決戦兵器、人造人間エヴァンゲリオン。その初号機」「我々人類の切り札よ」
シンジ「…これも父の仕事ですか?」
ゲンドウ「そうだ」
シンジ「!」
ゲンドウ「久しぶりだな」
シンジ「父さん…」
ゲンドウ「フ……出撃」
ミサト「出撃!? 零号機は凍結中です! まさか、初号機を使うつもりなんですか!?」
ゲンドウ「そうだ」
リツコ「他に道はないわ、葛城二佐」
ミサト「そんな…!」
リツコ「碇シンジ君」
シンジ「は、はい…」
リツコ「あなたが乗るのよ」
シンジ「!」
ミサト「リツコ!」
シンジ「………」
シンジ「父さん…何故、呼んだの?」
ゲンドウ「お前の考えている通りだ」
シンジ「じゃあ、僕がこれに乗って戦って言うの…!?」
ゲンドウ「そうだ」
シンジ「嫌だよ、そんなの! 何を今更なんだよ! 父さんは僕がいらないんじゃなかったの!?」
ゲンドウ「必要だから、呼んだまでだ」
シンジ「何故、僕なの…!?」
ゲンドウ「他の人間には無理だからな」
シンジ「無理だよ、そんなの…!」「見たことも聞いたこともないのに、できるわけないよ!」
ゲンドウ「説明を受けろ」
シンジ「そんな…! できっこないよ! こんなのに、乗れるわけないよ!」
ゲンドウ「乗るなら、早くしろ。そうでなければ、帰れ」
シンジ「!」
〔NERVの警報〕
ミサト「使徒が第3新東京市に入った…!?」
リツコ「シンジ君、時間がないわ」
シンジ「………」
ミサト「乗りなさい」
シンジ「嫌だよ…せっかく来たのに、こんなのないよ!」
ミサト「シンジ君、何のためにここへ来たの?」
シンジ「………」
ミサト「駄目よ、逃げちゃ。お父さんから、何よりも自分から!」
シンジ「わかってるよ…! でも、できるわけないよ!!」
〔通信の開く音〕
ゲンドウ「…冬月、レイを起こしてくれ」
冬月「使えるかね?」
ゲンドウ「死んでいるわけではない」
冬月「わかった」
リツコ「聞こえる、伊吹二尉? 初号機のコアユニットをL00タイプに切り替えて、再起動」
マヤ「了解。現作業中断、再起動に入ります」
〔通信の盗日音〕
シンジ(やっぱり、僕はいらない人間なんだ…!)
〔扉の開く音〕
〔台車の走行音〕
レイ「う、うう…」
シンジ「…!」
ゲンドウ「レイ、予備が使えなくなった。もう一度だ」
レイ「はい…」
〔衝撃音〕
〔画面、震動〕
シンジ「うわあっ!!」
〔人の倒れる音〕
レイ「ああっ!」
シンジ「だ、大丈夫ですか!?」
レイ「あぐっ…! はあ、はあ、は…!」
シンジ(ち、血が…!)
ミサト「損害状況の報告を!」
マコト「目標からの攻撃により、第一層、第八装甲版、損壊!」
ゲンドウ「奴め、ここに気づいたか」
レイ「う、ううう…!」
シンジ(逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ…っ!)「やります! 僕が乗ります!」
【シナリオデモ2終了】
【戦闘マップ2開始】
〔味方戦艦出現済み〕
〔敵ユニット出現済み〕
竜馬「弁慶、なんで俺たちを出さねえ! 使徒はそこまで来てんだぞ!」
〔カーソル、第4の使徒を指定〕
弁慶「だから、NERVから待機命令が出てると言ってるだろう!」
カミーユ「こうしている間にも、街に被害が…! NERVは何を考えてるんです!?」
アムロ「俺たちに退去ではなく待機命令を出したということは…少なくとも、作戦を放棄したわけじゃない」
健一「NERVには何か対策があるって言うんですか…!?」
アムロ「おそらくな」
一平「ディーダリオンはNERVの命令なんか聞く義理はねえってのに、あそこで見てるだけか?」
メグ「たぶん、彼にはなんらかの意図があって、ああしているんじゃ…」
ディーダリオン(…!)(この気配は…!)
〔味方ユニット出現〕
竜馬「なんだ、あいつは!?」
フォウ「地下から出て来た…!」
凱「NERVの戦闘ロボット…なのか?」
日吉「たった1機で使徒と戦うつもり!?」
大次郎「そいじゃそいじゃ! ぼっけな!」
ディーダリオン(あれが俺を引き寄せたのか…?)
ミサト「…構いませんね、司令?」
ゲンドウ「もちろんだ。使徒を倒さぬ限り、我々にみらいはない]
冬月「碇、本当にこれでいいんだな?」
ゲンドウ「………」
ミサト「いいわね、シンジ君?」
シンジ「は、はい」
ミサト「最終安全装置、解除! エヴァンゲリオン初号機、リフトオフ!」
めぐみ「あのロボット、動き出すみたいよ!」
一平「手並みを見せてもらおうじゃないか」
リツコ「シンジ君、今は歩くことだけを考えて」
シンジ(歩く…)
〔シンジ、前進〕
竜馬「おいおい、足元がおぼつかねえぞ!」
渓「あんなのでホントに大丈夫なの!?」
ミサト「シンジ君、こちらの指示に従って使徒を倒して。頼んだわよ」
シンジ「わ、わかりました!」
<戦闘開始>
<シンジvs第4の使徒>
ミサト「シンジ君、落ち着いて相手をよく狙って!」
シンジ「は、はい!」
<第4の使徒にダメージ>
ミサト「その調子よ、シンジ君!」
〔第4の使徒、回復〕
マヤ「目標が損傷を修復しました!}
リツコ「あんなに早く…!」
ミサト「まずい!」
[イベント戦闘「シンジvs第4の使徒」]
日吉「や、やれらちゃったよ!」
アムロ「あれは致命傷だ…!」
凱「見ちゃいられない! あのロボットを助けなければ!」
ミサト「状況は!?」
シゲル「頭部破損、損害不明!」
マヤ「活動維持に問題発生! シンクログラフ反転、パルスが逆流しています!」
リツコ「回路切断! せき止めて!」
マヤ「駄目です、信号拒絶! 受信しません!」
ミサト「シンジ君は!?」
シゲル「モニター反応なし! 生死不明!」
リツコ「ミサト!」
ミサト「くっ、ここまでね…! ロンド・ベル隊の待機命令を解除! 使徒への攻撃を要請!」「初号機はパイロット保護を最優先! プラグを強制射出して!」
マヤ「駄目です! 完全に制御不能です!」
ミサト「なんですって!?」
〔エヴァンゲリオン初号機、シンジ → エヴァンゲリオン初号機へパイロット変更〕
〔エヴァンゲリオン初号機、覚醒〕
シゲル「初号機が再起動!」
マヤ「そんな! 動けるはずありません!」
ミサト「まさか!」
リツコ「暴走!?」
エヴァンゲリオン初号機「ウオオオォォォォォ……!!」
〔エヴァンゲリオン初号機、回復〕
シゲル「初号機、損傷部を復元しました!」
ミサト「すごい…!」
冬月「…勝ったな」
[イベント戦闘「エヴァンゲリオン初号機vs第4の使徒」]
〔使徒崩壊〕
〔敵ユニット撃破〕
リツコ「あれがエヴァの…」
ミサト「本当の姿…」
ゲンドウ「………」
メグ「、今のは、いったい…!?」
大次郎「わ、わっせ攻撃じゃった…!」
日吉「ホントに1体で使徒を倒しちゃったよ!」
健一「あ、ああ…」
アムロ「通常の挙動には見えなかったな」
竜馬「ああ、ブチ切れたって感じだった」
凱「それどころか、制御不能で暴走していたような…」
〔カーソル、エヴァンゲリオン初号機を指定〕
竜馬「なんだ、あいつ? こっちを見てやがるぞ」
エヴァンゲリオン初号機「ウオオオォ……!!」
バナージ「!」
ミサト「まだ動く!?」
〔エヴァンゲリオン初号機、前進〕
一平、こっちに向かって来やがったぞ!!」
ミサト「ラー・カイラムを狙っている!?」
ブライト「休息上昇! 急げ!!」
メグ「ま、間に合わない!?」
ディーダリオン「!」
〔ディーダリオン、エヴァンゲリオン初号機へ隣接〕
[イベント戦闘「ディーダリオンvsエヴァンゲリオン初号機」]
〔ディーダリオンにスパーク〕
メグ「ディ、ディーダリオン!!」
ディーダリオン「………」
〔味方ユニット撃破〕
トーレス「ディーダリオン、撃破されました!!」
ブライト「我々をかばったのか…!?」
〔カーソル、エヴァンゲリオン初号機を指定〕
マヤ「エヴァ初号機、活動停止!」
ミサト「ただちに回収を!」
メグ「ディーダリオン!!」
アムロ「待て、妙だぞ」
メグ「えっ!?」
アムロ「爆発が起きたが、破片が飛び散っていない」
メグ「い、言われてみれば…!」
アムロ「爆発の中心部を調べよう」
トーレス「了解。爆煙が収まるまで待ってください」
ユンナ(ディーダリオンの熱源反応は消えている…。そこに何かが残っているとしたら…)
メグ「………」
トーレス「煙が途切れました! 映像を回します!」
カミーユ「あ、あれは…!」
メグ「人…!? 人が倒れてる!!」
【戦闘マップ2終了】
【シナリオエンドデモ開始】
SEELE01「第4の使徒襲来とその殲滅…そして、三番目の子供の接収、及びエヴァ初号機の初起動」「概ね規定どおりだな」
SEELE03「碇が提示した保険については?」
SEELE01「見極めにしばしの時が必要であろう。今のところは、あの男の好きにさせる」「予測されるイレギュラーへの対応も含めてな…」
ラー・カイラム ブリーフィング・ルーム
竜馬「…奴の様子はどうなんだ?」
カミーユ「今は眠っていて、格納庫内で調査中です」
健一「格納庫で?」
カミーユ「彼がディーダリオンだとしたら、いつ巨大化するかわからないからだそうだ」
健一「なるほど、確かに」
彼、艦に運び込まれた時はかなりの傷を負っていたそうだけど…治療を受けていないのに、回復してるって」
アムロ「自己修復能力を持っているとでもいうのか…」
凱「それで、ある程度の辻褄は合いますけどね」
健一「ディーダリオンは戦闘後、どこかに身を隠して傷を治していたってことですか」
凱「おそらくな」
竜馬「だが、それでも奴が俺たちの接触を最低限にしていた理由がわからねえ」
メグ「………」
ユンナ「ともかく戦闘後にディーダリオンの反応が消えていた理由については、おおよその見当が付きました」
竜馬「ああ…あのガキが変身してやがったのならな」
アムロ「メグ、君はそのことを知っていたのか?」
メグ「い、いえ。20メートルクラスの巨人が人間に変身するなんて、信じられません。その逆も然りです」「だいたい、どうやって質量を変化させているのか…」
凱「…異星人のオーバーテクノロジーが成せる業なのか?」
ユンナ「本人が目覚めた後、問い質すという手段もありますが、記憶障害がさらに進行していたとしたら…」
竜馬「なんにせよ、奴の身柄がようやく確保できたんだ。身体を調べりゃ、何かわかるだろうよ」
メグ「え、ええ…」
バナージ「それにしても、NERVのロボット…あれはいったい、何なんです?」
凱「少なくとも、モビルスーツやスーパーロボットではなさそうだがな」
アムロ「ブライトがNERVに問い質すだろうが、納得のいく答えが来るかどうか…」
SEELE01「…多少不具合でも、次の使徒が出現した時に役立てば良い」
ゲンドウ「ご心配なく。初号機の実戦配備に続き、2号機と付属パイロットもドイツにて実証評価試験中です」
SEELE03「3号機以後の建造も計画どおりにな。NERVとエヴァの適切な運用は、君の責務だ。くれぐれも失望させぬように頼むよ」
SEELE04「左様。使徒殲滅は、リリスとの契約のごく一部に過ぎん」
SEELE01「人類補完計画…その遂行こそが、我々の究極の願いだ」
ゲンドウ「わかっております。全ては、SEELEのシナリオ通りに」
NERV本部 第一発令所
リツコ「A.T.フィールドを失った使徒の崩壊…予想以上の状況ね」
マヤ「なんだかセカンドインパクトみたいで嫌な感じですね」
ミサト「エヴァは使徒に勝てる…この事実だけでも人類に希望が残るわ」
リツコ「大半の人間は、事情を知らされていないけどね」
ミサト「………」(予備報告もなく、唐突に選出された三人目の少年。それに呼応するかのようなタイミングでの使徒襲来…)(併せて、強引に接収された碇司令の息子。違和感が残る案件ね…)
シゲル「待機中のロンド・ベル隊からも再三ん問い合わせが来ていますが…」
ミサト「司令からの指示がない限り、返答はできないわ。向こうには申し訳ないけど、待たせておいて」
シゲル「相手はあのブライト・ノア大佐ですよ?」
ミサト「わかってるわ。ぞんざいな対応じゃ済まないってこともね」
リツコ「葛城二佐、彼が目を覚ましたそうよ」
ミサト「了解。じゃ、行ってくるわね」
NERV本部 医務室
シンジ「………」「…知らない天井だ」
〔扉の開閉音〕
ミサト「シンジ君」
シンジ「ミサト…さん…僕は…」
ミサト「退場部…あなたは、使徒に勝ったのよ」
シンジ「よく…覚えていません」
ミサト「だとしても、あなたは人に褒められる立派なことをしたのよ」「胸を張っていいわ」
シンジ「………」
【シナリオエンドデモ終了】
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