第10話
望まぬ再会
【シナリオデモ1開始】
???
???「君たちがその身を神に捧げ、この聖戦に参加するために、やらなくてはならないことがある」「それは…」
???
???「おめでとう! これで君たちは神に認められ、聖戦に参加することを許された戦士となった」
〔通信の開く音〕
???(※サーシェス)「………」
サーシェス「もう時間か、昔の夢なんぞ見るとはらしくもねえ」「ちっ、これもソレスタルなんたらが商売の邪魔ばっかしやがるからだ!」
傭兵「隊長、準備整いました!」
サーシェス「おう、いいタイミングだ」
傭兵「ガンダムどもを狙うって本当ですかい、隊長?」
サーシェス「ああ。どの機動兵器でも鹵獲すりゃ、一生暮らせる額を用意するとよ」
傭兵「AEU・ユーロピア共和国連合のお偉方も随分太っ腹ですね」
サーシェス「フン、1機と言わず戦艦ごとまとめていただきだ」「エリア11に現れたデカブツと一緒にガンダムどもが人革連領を抜けて来たわけを考えてもみろ」「お荷物抱えて宇宙に上がるにゃ、施設が限られるからなあ…」「わざわざAEU・ユーロピア共和国連合が合同演習なんて名目で網張ってんだ」「こちとら、仕事を潰された分まで稼がせてもらわねえとな」
ソレスタルビーイング拠点 格納庫
イアン「おおっ! 久しぶりだな、刹那!」
刹那「イアン・ヴァスティ…」
アレルヤ「地球に降りて来たんですか」
イアン「一刻も早く刹那に届けたい物があってな。あれだ」
〔歩み寄る足音〕
ロックオン「こいつは…」
ハロ「プレゼント! プレゼント!」
イアン「エクシア専用GNブレイド…GNソードと同じ高圧縮した粒子を放出、厚さ3メートのEカーボンを難なく切断できる」「どうだ、感動したか?」
刹那「GNブレイド…」
ロックオン「ガンダム、セブンソード…ようやく、エクシアの開発コードらしくなったんじゃないか」
刹那「………」
〔歩き去る足音〕
イアン「ん? なんだ、あいつは…?」「大急ぎで宇宙から運んで来たんだぞ? 少しは感謝ってもんをだな…」
ロックオン「充分感謝してるよ、おやっさん」
イアン「ええっ?」
ロックオン「刹那は、エクシアにどっぷりだかんなあ…」
アレルヤ「そうですね、彼は」
刹那「エクシア、俺のガンダム…」
【シナリオデモ1終了】
サブタイトル
『望まぬ再会』
【戦闘マップ1開始】
〔味方ユニット出現〕
〔ディーダリオン&メグ&リナリア&刹那、前進〕
メグ「こちら、メラフディン 定時報告、周囲に敵影なし。哨戒任務を続けます」「刹那、新装備の調子は?」
刹那「いつも通りだ」
メグ「………」(彼、ディドとは違った感じでちょっととっつきにくいのよね…)
刹那「………」
リナリア「今度、君の機体の整備補助したい」
刹那「俺のガンダムに触れるな…」
リナリア「残念…」
メグ「リナリア、それハードル高くない? ソレスタルビーイングのガンダムは機密の塊なんでしょ」
リナリア「理解してる。でも、機体の整備に手が回らなくなってきているのも事実」「今後の臨機応変な対応が必要。地震が可能な役割は果たすべき」
刹那「………」
リナリア「危難の際、神頼みになる…それは避けたい」
刹那「神などいない…」
メグ「えっ…?」
刹那「この世界に神などいない」
メグ「えっ、えっ?」
〔通信の開く音〕
ディーダリオン「誰かに狙われている。気をつけろ、メグ」
メグ「ええっ…?」
〔ミサイルの飛翔音〕
〔マップ上に爆発〕
〔敵ユニット出現〕
メグ「あれって、モビルスーツ!?」
〔サーシェス、刹那へ接近〕
リナリア「速いっ…!」
刹那「新型か?」
〔刹那、サーシェスへ接近〕
〔サーシェス、刹那へ隣接〕
〔刹那、後退〕
〔刹那に爆発〕
刹那「何っ? 動きが読まれている…!」
サーシェス「ハッハッハッ!」「機体は良くてもパイロットはイマイチのようだな! えぇ!? ガンダムさんよぉ!」
刹那「あの声…まさか!:
サーシェス「商売の邪魔ばっかしやがって! こちとらボーナスがかかってんだ!」
刹那「そんな…!?」
サーシェス「いただくぜぇ、ガンダム!」
〔敵ユニット出現〕
メグ「どうしたの、刹那?」
刹那(何故、奴がここに…!?)
メグ「彼、様子がおかしい…?」「ディーダリオン、リナリア! 私たちでフォローを!」
ディーダリオン「わかった」
リナリア「了解!」
<戦闘開始>
<刹那vsサーシェス>
サーシェス「別に無傷で手に入れようなんて思っちゃいねえ! 切刻んでやるぜ!」
刹那「やはり、奴は…!」
<サーシェス撃破・勝利条件達成>
サーシェス「ちっ、ここまでか…!」「これ以上、やりあっても損するだけだな…野郎ども、撤退だ!」
〔敵ユニット離脱〕
サーシェス「まあいい、次はこうはいかねえぞ、ガンダム!」
〔敵ユニット離脱〕
ディーダリオン「引きあげたか…」
〔味方ユニット離脱〕
メグ「刹那、どこに!?」
リナリア「! アークエンジェルから入電! 敵の襲撃!
【戦闘マップ1終了】
【戦闘マップ2開始】
〔敵ユニット出現〕
〔味方ユニット出現〕
サーシェス「ガンダムが1機で追って来やがったか」
〔刹那、サーシェスへ接近〕
〔敵ユニット撃破〕
サーシェス「へっ、そんなに殺り合いたかったら、付き合ってやんよ!」
〔刹那、後退〕
〔刹那がいた地点に爆発〕
刹那「くっ!」
サーシェス「動きが! 見えんだよ!」
刹那(やはり、奴は…)「うおおおおおっ!!」
[イベント戦闘「刹那vsサーシェス」]
サーシェス「何っ!?」
〔サーシェス、後退〕
〔サーシェスがいた地点に爆発〕
サーシェス「なんて切れ味だ…! これがガンダムの性能ってわけか!」
〔刹那、前進〕
刹那「………」
サーシェス「光通信? コクピットから出てこいだと!? 何を馬鹿なことを…」
〔コクピットの開く音〕
刹那「………」
サーシェス「正気かよ!? ホントに出てきやがった…! どう見てもガキじゃねえか!」「フハハハハ! 面白えなあ…! 面白えぞ! ソレスタルなんたら!」
〔コクピットの開く音〕
刹那「はっ…!」
サーシェス「なんだよ、わざわざ呼び出しておいて! ツラぐらい拝ませろよ!」
〔味方ユニット出現〕
メグ「追いついた…!」
リナリア「コクピットハッチ、解放!? 何故!」
ディーダリオン「彼を守らなければ…!」
〔ディーダリオン、刹那へ隣接〕
刹那「ディーダリオン…」
サーシェス「おいおい! 面白いところに水を差しやがって!」
ディーダリオン「………」
サーシェス「フン! てめえもだんまりか!」「…チッ、興ざめだ! あばよ、ガンダムと白いの!」
〔敵ユニット離脱〕
ディーダリオン「刹那、お前は…」
メグ「理由は後で…! 今はアークエンジェルに戻るわよ!」
刹那「…了解」(何故、奴がここに…行き場がなくなって傭兵に?)(だとしたら、奴の神はどこにいる…!)
【戦闘マップ2終了】
【戦闘マップ3開始】
〔味方枠外ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現済み〕
マリュー「偵察に出ているガンダムエクシアとディーダリオンたちは?」
ミリアリア「現在、合流ポイントに向け移動中。全機、無事だそうです」
ムウ「あいつらがそう簡単にやられるかよ」
マリュー「ええ、我々もここを突破し宇宙への進路を切り開きます!」
〔味方ユニット出現〕
コーラサワー「見つけたぜぇ! 前とは印象が違うが、お前もガンダムなんだろう!」
〔コーラサワー、キラへ接近〕
コーラサワー「なら、この俺! AEU・ユーロピア共和国連合のエース、パトリック・コーラサワーの敵に決まってるだろうが!」
キラ「あの人も、ガンダムを狙ってくる…向こうから来るなら、倒すしかないじゃないか…!」
<戦闘開始>
<キラvsコーラサワー>
コーラサワー「俺の名はパトリック・コーラサワーだ! ガンダムのパイロット、今日こそギッタンギッタンにしてやるぜ!」
キラ「そうやって、一方的に…!」
<コーラサワー撃破>
コーラサワー「まただ! 模擬戦で負け知らずで、スペシャルな俺様が…!」「そう何度もガンダムにやられてたまるかぁ!」
〔コーラサワー、キラへ隣接〕
キラ「くっ…まだ戦うのか!?」
〔キラ、後退〕
カレン「キラ!」
コーラサワー「よっしゃ! このまま一気にガンダムを!」
〔コーラサワー、キラへ隣接〕
〔キラ、SEED覚醒〕
キラ「………」
[イベント戦闘「キラvsコーラサワー」]
コーラサワー「なんじゃ、そりゃああああ!」
〔敵ユニット離脱〕
<2PP>
〔警報〕
ナタル「接近警報!? 状況報告を!}
マリュー「また敵のモビルスーツ!?」
チャンドラ「いえ、この反応は…!」
〔味方ユニット出現〕
リナリア「こちらグラフディン、リナリア。部隊に合流!」
宗介「無事だったか」
カレン「みんなが揃ったのなら!」
メグ「はい! アークエンジェルの進路を確保します!」
刹那「………」
ロックオン「オーケー。いくぜ、刹那!」
刹那「ガンダムエクシア、目標を駆逐する!」
ロックオン(なんだ、刹那の奴? いつもと調子が違うな)
<敵全滅・勝利条件達成>
キラ「はあ、はあ……敵は…!」
リナリア「周囲に反応、無し。一息」
ロックオン「おい、刹那。お前…」
〔精神感応音〕
ディーダリオン「こ、この感じは…!」
メグ「どうしたの?」
ディーダリオン「覚えがある…!」
メグ「えっ!?」
かなめ「なんで…また、あの感覚が…」
メグ「こ、このエネルギー反応は!?」「そ、そんな! あの時と同じだわ! まさか!?」
〔敵ユニット出現〕
アンギルオン「………」
マービュオン「………」
ムウ「な、なんだ、あいつらは!?」
メグ「か、彼らもこの世界に来ていたの!?」
アンギルオン「ようやく見つけたぞ、ディーダリオン」
ディーダリオン「お前たちは…!?」
【戦闘マップ3終了】
【戦闘マップ4開始】
〔味方枠外ユニット出現済み〕
〔味方ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現済み〕
メグ「か、彼らもこの世界へ来ていたなんて…!」
マオ「もしかして、メグたちの世界でディドを襲ったのは…!」
メグ「ええ、あの巨人たちです!」
ディーダリオン「あいつらが、俺を…!?」
アンギルオン「ディーダリオン…この世界に来てもなお、人間どもに味方するか」「やはり、貴様の存在は許し難い」
マービュオン「待って。あの時のディーダリオンの力は予想外だった」
アンギルオン「………」
マービュオン「私たちにはあり得ないこと…。やはり、調べた方がいいわ。エギリゴが彼に何をしたか」
アンギルオン「その必要はない! 裏切り者はここで抹殺する!」
ディーダリオン「お前たちはなんだ!? いや、俺が何者なのか知っているのか!?」
アンギルオン「なに…!?」
マービュオン「また記憶を失ったの…!?」
キラ「ディーダリオンのことを敵視してる?」
刹那「…ミッションの障害ならば、排除する」
カレン「いきなり出てきた奴らに私たちの仲間はやらせない!」
マリュー「みんな、ディーダリオンを守って!」
ディーダリオン「!」
宗介「経緯はどうあれ、今の俺たちはチームだ。単独ではなく、連携して戦うべきだろう」
ディーダリオン「ああ…! 過去のことは覚えていないが、今の俺には…仲間がいる!」
アンギルオン「愚かで、か弱き人間どもよ…貴様らに闘争をくれてやろう!」「それを乗り越えられぬ者には、死あるのみ!」
<戦闘開始>
<アンギルオンHP50%以下>
アンギルオン「ふん…それがお前たちの力か」
ディーダリオン「今だ…!」
〔ディーダリオン、アンギルオンへ隣接〕
〔アンギルオンに爆発〕
アンギルオン「ディーダリオン!? おのれ、舐めるなぁぁっ!!」
マービュオン「やめて、アンギルオン! ディーダリオンを追い込んでは…!」
[イベント戦闘「ディーダリオンvsアンギルオン」]
〔ディーダリオンに爆発〕
ディーダリオン「うあああっ!!」
メグ「ディーダリオン!!」
ディーダリオン「く、うぐ…! お、俺は…お、おお、俺は…!」
〔画面、震動〕
カレン「な、何が起きてるの!?」
メグ「こ、これは…空間歪曲現象!?」
ムウ「やばいぜ、重力異常の計測値が前よりも…!」
ディーダリオン「お、おおお…おおおお…!!」
メグ「ぼ、暴走だわ! あの時みたいに暴走してる!!」
マリュー「なんですって!?」
ナタル「まずい、部隊の回収をっ!」
アンギルオン「ぬうっ、これは!?」
〔アンギルオン&マービュオンに発光〕
マービュオン「共振…! 強制的に!?」
アンギルオン「あり得ん! ディーダリオンがそのようなことを!」「トリニティ・ゲートが発動されるといううのか、今、ここで!!」
マービュオン「くっ、止められない!」
アンギルオン「ディーダリオン! 貴様ァァァァァッ!!」
ディーダリオン「うおああああああぁぁ!!」
」
〔ディーダリオン&アンギルオン&マービュオンに時空歪曲現象〕
〔画面、発光〕
【戦闘マップ4終了】
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