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第4話
一発勝負!水上コマ回し

【シナリオデモ1開始】
月面
大地「ガス、どう? 見つかった?」
ガス「いえ…」
ワタル「僕が行った方にもいなかったよ」
シバラク「最初から盗むつもりで、魔動石を運ぶ手段を用意していたのかも知れんのう」
ガス「…彼は、本当に3人目の魔動戦士なのでしょうか?」
大地「あいつは魔動石を盗んだんだぜ? 泥棒が魔動戦士のはずないだろ」
ガス「私もそう思いますが、彼のコマの扱い方は見事でした」「この魔動独楽を操れるとしたら、やはり、彼しかいないのではないでしょうか?」
大地「そんなことないって! 三人目の魔動戦士は他にいるんだよ」
ベネット「今、ここでそんな話をしてもしょうがないわ。ラビ君と魔動石を早く見つけないと…」
V-メイ「邪動族とドアクダーが手を組んでるんだ。魔動石を持っているラビは、真っ先に狙われるだろうねえ」
シバラク「とは言え、どうやって捜したものか」
ワタル「忍者って、スパイみたいなものなんだろ? ヒミコ、忍法で人捜しが出来ないの?」
ヒミコ「出来るよ! 忍法探し物!」
ベネット「あ、あるのね…。じゃあヒミコちゃん、それをお願い」
ヒミコ「うん!」「ヒミコミコミコヒミコミコ…ワン! 忍法、探し物めーっけの術!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕

ヒミコ「ワン!」
ワタル「な、何だ、それ?」
ヒミコ「あちしはポチになったぁ! クンクン! クンクンクンクンクン!」
ベネット「ヒミコちゃんの忍法って、割と何でもありなのね…」
ヒミコ「あっちからラビの匂いがするワン!」
V-メイ「大したもんだねえ。それじゃ、この子の案内に従ってみようか」

邪動帝国 謁見の間
ナブー「アグラマント様、偵察トカゲからの報告によれば、耳長族共はサファイア湖に向かっている様子…」
アグラマント「ならば、魔動石を盗んだ者はサファイア湖にいるのか」
ナブー「はっ。私めに今一度、魔動石奪取の任を…」
シャマン「湖とはタイミングが良いな。アグラマント様、私は今、ドクター・バイブルに水中戦用の手足を作らせております」
ナブー(何!?)
アグラマント「ふむ…それで?」
シャマン「ここに、海の神ポセイドンの髪の毛がございます。これより優秀なパイロットを作り出し、必ずや魔動石を手に入れてみせます」
ナブー「待て、シャマン! この話は私が…」
エヌマ「場所が湖なのであれば、シャマンに任せる方が良いのではないでしょうか?」
ナブー「エヌマ、貴様…!」
アグラマント「良かろう。シャマン、お前に任せる。ドアクダーから借り受けた魔神も使うがいい」
シャマン「はっ!」

邪動帝国 通路
エヌマ「………」
シャマン「エヌマよ。何故、出撃の願いを出さなかった?」
エヌマ「フフフ、慌てるカッパは溺れるものよ」「試作品の手足では邪動神のエネルギーを充分に発揮できないし、敵の戦力も知りたいわ。魔動戦士以外の相手も増えたことだしね」
シャマン「フッ、お前らしいな。だが、私が魔動石も奪い、敵を全て倒してしまうかもしれんぞ?」
エヌマ「それが出来るというのなら、やってみるといいわ。せいぜい頑張りなさい」

サファイア湖
ラビ「おーい、ジュエル! 誰もいないのか? 約束の宝石、持って来たぞー!」「…変だな。ここで間違いないはずなんだが」
ポセ「フッフッフッ…探している男なら、向こうの方で眠っているぞ」
ラビ「誰だ、お前!?」
〔拘束音〕
ラビ「ぐっ!? は、放せ…!」
ポセ「貴様が持つ水の魔動石を渡してもらおう!」
ラビ「ま、魔動石…! お前は!!」
〔走り寄る足音〕
大地「止めろっ!」
ポセ「魔動戦士共が来たか」
V-メイ「あんた、邪動族だね! その魔動石はあたし達のだよ! お返し!」
シバラク「その少年もすぐに解放するのだ!」
ポセ「ふん、魔動石さえ手に入れば、もはやこいつに用はない!」
ラビ「うわああっ!」
〔水に落ちる音〕
ベネット「湖に投げ込むなんて!」
V-メイ「大変だ! 耳長族は水に弱いんだ! 泳げないんだよ!!」
ガス「何ですって!?」
大地「ちっ、しょうがねえな!」
ベネット「あっ、待って! 一人じゃ…!」
〔水に落ちる音〕
ワタル「大地兄ちゃんってば、無茶をして…! とにかく、僕達はこいつをやっつけないと!」
ポセ「魔動石さえ奪えばよかったが、お前達が現れたのなら、話は別だ。邪動族に仇なす者は根絶やしにする!」「ジャハ・ラド・クシード、ジャハ・ラド・クシード…! 出でよ、プテランダー!」
【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
『一発勝負!水上コマ回し』


【戦闘マップ1開始】
〔敵ユニット出現済み〕
グリグリ「わー! いっぱいいるグリー! 囲まれてるグリー!」
ベネット「どうやら、私達がここに来るとわかっていたみたいね!」
ガス「魔動石もあの邪動神が…!」
ワタル「みんな、邪動族からあの石を奪い返そう!」
シバラク「おお、すぐ近くに公衆電話があるではないか! これで戦神丸を呼ぶことが出来る!」
〔プッシュホンを押す音〕
シバラク「1000・10・9と…」
〔電話のコール音〕
シバラク「うーん、かからんではないか。戦ちゃんってば、こんな時に話し中?」
ワタル「先生! 戦神丸はV-メイさんの壺に入れてもらったんだろ!」
シバラク「むっ、そうであった。つい、いつもの癖で電話をかけてしまった」
V-メイ「やれやれ、いいから頼んだよ!」
〔味方ユニット出現〕
ポセ「水中での戦いならば、この俺とプテランダー1号に勝てる者などおらん!」
シバラク「むむむ…水の中に潜むとは厄介な!」
ベネット「何とかして相手を水中から引きずり出すしかないわね」
ワタル「ヒミコ、僕達があいつらと戦うから、お前は大地兄ちゃんと一緒にラビを助けてくれ!」
ヒミコ「アイアイサー!」
<戦闘開始>

<ポセHP70%以下or敵6機撃破・勝利条件達成>

ポセ「フッフッフッ…やはり、水中ではプテランダーが有利だな! 攻めあぐねているようだな」
ワタル「龍神丸! 水中の相手に効く技はないの!?」
龍神丸「残念だが、ない」
ワタル「だったら、何か手を考えなきゃ…」
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

ラビ「うっ、うぅ…俺…このまま死んじまうのか…?」
???「ラビ…ラビ…」
ラビ「この声…女の人? 誰…?」
???「ラビ…!」
ラビ「誰なんだよ?」
〔画面、フラッシュ〕
ラビ「何か…暖かい…これって…」
〔画面、発光〕

サファイア湖
ラビ「うっ、うう…」
V-メイ「気が付いたようだね」
ラビ「あれ…? 確か俺、湖に落ちたはずなのに…」
V-メイ「大地とヒミコが助けてくれたんだよ」
ヒミコ「あちしは手伝っただけだけどねー。一番最初に助けに行ったのは大地なのだ」
ラビ「「あいつが…?」
大地「いくら泥棒でも、見捨てちゃ後味が悪すぎるだろ」
ラビ「………」
〔衝撃音〕
ラビ「あれは…!」
V-メイ「邪動族の邪動神達さ! ガスやワタル達が戦ってるんだよ!」
ラビ「さっき俺を襲った奴が、あの化け物に乗ってるのか? 許せねえ…俺をこんな目に遭わせやがって!」
大地「婆ちゃん! 俺、ワタル達を助けに行ってくるよ!」
〔走り去る足音〕
ラビ「………」
V-メイ「ラビ、あんたもあの邪動族と戦いたいんだろ? あんたの力であいつを倒す方法が一つだけあるよ」
ラビ「本当か?」
V-メイ「この魔動独楽を水の上で回すのさ!」
ラビ「は? 水の上でコマが回せるわけないだろう!? 何考えてんだ!」
V-メイ「あんたなら、水のエネルギーを感じられるはずだよ」
ラビ「水のエネルギー…?」
〔画面、フラッシュ〕
ラビ「うっ…この感じ、さっきの…」
グリグリ「頭が痛むグリ?」
V-メイ「やっぱり、あんたの中にも魔動力が…」
ラビ「くっ、小難しいことを言いやがって! 要するにコマを回しゃあいいんだろ! やってやるぜ!」「行くぞぉぉっ! マジカル! スピィィィィィン!!」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔味方ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現済み〕
〔大地に爆発〕

ポセ「フハハハ! いかにグランゾートと言えども俺の敵ではない!」
大地「くそっ! 水の中じゃ、グランゾートも自由に動けない…!」
グランゾート「魔動力を高めて戦うのだ、大地!」
大地「そんなこと言われたってさ!」
〔ラビのいる地点の隣に水の魔法陣生成〕
大地「えっ!?」
V-メイ「出来たよ! あれが水の魔法陣だよ!」「さあ、あの魔法陣に向かって、ドーマ・キサ・ラムーン! 光り出でよ、汝、アクアビートと唱えるんだ!」
ラビ「よーし…! ドーマ・キサ・ラムーン!」「光り出でよ、汝、アクアビートッ!!」
〔味方ユニット出現〕
ベネット「あれは…!」
大地「やっぱり、ラビが!?」
V-メイ「あれが水の魔動王アクアビートだよ! 早く飛び乗るんだ!」
ラビ「アクアビート…! よぉぉし!」
〔カーソル、アクアビートへ移動〕
〔アクアビートのパイロット、無人→ラビへ変更〕
ラビ「っここがあの顔の中か…? どうすりゃ動くんだ?」
V-メイ「ラビ! 大地を助けたいと念じるんだ! そうすれば、アクアビートは動くよ!」
ラビ「へっ、あんな奴なんかどうだっていい! 俺がやりたいのは、あの化け物を倒すことだ!」
〔ラビに水の魔法陣生成〕
〔ラビ、変形〕

ポセ「魔動石が消えた!?」
ラビ「アクアビート、お前の力を見せてもらうぜ!」
〔ラビ、ポセへ攻撃〕
[イベント戦闘「ラビvsポセ」]
〔ポセに爆発〕
ポセ「ぬうっ!? こ、これでは動きが…!」
ガス「あれが水の魔動王の魔動力! さすがです!」
ラビ「これでさっきの借りは返したぜ!」
大地「あいつ…!」
ワタル「やったぁ! これでついに3体の魔動王が揃ったな!」
大地「行くぞ、邪動族! 反撃開始だ!」
<戦闘開始>

<ラビvsポセ>

ポセ「まさか、お前が魔動戦士だったとは…! あの時、確実に始末しておけば!」
ラビ「ふざけんな! さっきのお返しをさせてもらうぜ!」

<ポセ撃破・勝利条件達成>
ポセ「ま、魔動王が3体揃ってしまうとは……! 申し訳ありません、シャマン様!」
〔敵ユニット撃破〕
ヒミコ「きゃははははは! 勝った、勝った! ワタル強い! 大地達強い!」
V-メイ「魔動石を奪われた時はどうなることかと思ったけれど、3体の魔動王が揃って何よりだよ」(でも、邪動族との戦いはこれからが本番だね…)
【戦闘マップ2終了】

【シナリオエンドデモ】

サファイア湖
ベネット「これで、魔動王が全部復活して、魔動戦士も3人揃ったわね」
ラビ「ちょっと待ってくれよ。俺はその魔動戦士とかになるとは言っちゃいないぜ?」「なったからって、いいこともねえんだろ?」
V-メイ「あるよ。悪い奴らをやっつけて、人のために働けるのさ」
ワタル「そうそう。ラビも正義の味方になって、面白カッコい冒険をしようよ」
ラビ「どこがいいんだ、そんなこと!」
グリグリ「一緒に行こうグリ?」
ラビ「お、おう…」
グリグリ「グリ?」
ラビ「…ちぇっ、しょうがねえな!」
ヒミコ「きゃははははは! 意外といい奴! いい奴!」
ラビ「ち、違う! そんなんじゃねえ!」
シバラク「まあまあ。旅は道連れ、世は情けというではないか」
ベネット「ラビ君、あなたが魔動戦士として目覚めた以上、邪動族から狙われるでしょうから、私達と一緒にいた方が安全よ」「それに、ラビ君が一緒にいてくれた方が私達も心強いし」
ラビ「ま、まあ、そうかも知れないけど…」
ワタル「よし、創界山の救世主と魔動戦士が3人揃ったことだし…」
大地「これで向かう所、敵なしだ!」
ラビ「だから、勝手に決めるなっつーの!」

???
???(イマック)「魔動戦士が揃ったか…。ここで準備を続けていた甲斐があったというもの…」「うっ…ううっ…」「ま、待っているぞ、V-メイ、魔動戦士達よ…」
【シナリオエンドデモ終了】


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