第３話
黒鉄の城
【シナリオデモ開始】
光子力研究所 指令室
弓教授「諸君、飛行要塞グールから多数に機械獣が射出された。敵は総攻撃を仕掛けるのではなく、波状攻撃を続行するつもりのようだ」
甲児「こっちをとことんまで消耗させてから、息の根を止める気か。グールがノコノコとやって来たら、ぶっ叩いてやろうと思ってたのによ」
アムロ「それを恐れての布陣だろうが、そこにチャンスがある」
弓教授「うむ。機械獣を全て撃破されたら、敵はもうグールで仕掛けるしかない」
甲児「ここで総攻撃を食らうよりはマシだってことか…！」
さやか「お父様、万が一に備えて地下に避難してください」
弓教授「いや…甲児君やアムロ大尉、そして娘のお前が戦っているのに、逃げるわけにはいかん」「指令室でしかできないこともある。私も、共にここで戦うのだよ」
さやか「お父様…」
アムロ「いい指揮官をもったな、甲児」
甲児「まったくですよ。俺にはもったいねえや」
【シナリオデモ終了】
サブタイトル
「黒鉄の城」
【戦闘マップ１開始】
〔味方ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現〕
甲児「奴らめ、ここで勝負を決めるつもりだろうが…そうはさせねえぜ」
さやか「ええ、研究所とお父様たちを必ず守ってみせる…！」
アムロ（アフロダイＡが加わったとはいえ、ここからは激戦となる）（甲児は気丈に振る舞っているが、戦闘に耐えられるかどうか…）
甲児「アムロ大尉、駄目だぜ？ ここまで来て、俺を降ろすってのは」
アムロ「甲児…」
甲児「ニュータイプじゃなくたって、わかりますよ。それが人情っていうか、人の優しさってもんだ」「でも、今回は…最後まで見届けますよ。俺が守った人が神となるのか、悪魔になるのか」
さやか「絶対に救いの神様よ、甲児君。私もいるんだし、大丈夫！」
甲児「なら、さやかさんは救いの女神様かい？」
さやか「美の女神と言ってほしいわね」
甲児「ヘヘッ、そうかい。さあ、始めようぜ！」
アムロ「ああ、グールを引きずり出すぞ…！」
＜戦闘開始＞
＜アムロが戦闘＞
アムロ「同じ機体を何度送り込んできたところで！」
＜さやかが戦闘＞
さやか「遅れた分、頑張らなきゃ！」
＜さやかvsガラダＫ７＞
さやか「ここで食い止めてみせる！」
＜敵全滅・勝利条件達成＞
甲児「よし、片付いたな」
甲児「アフロダイＡがいてくれるだけで、全然違うぜ。やっぱり頭数は必要だな」
アムロ「ああ、こちらが二人三脚な今、専属のパイロットがいる機体は心強い」
弓教授「諸君グールが来るぞ！」
さやか「ようやくお出ましね！」
アムロ「甲児、もうしばらく耐えてくれ」
甲児「ああ、こんな所で気絶なんてするもんか！」
【戦闘マップ１終了】
【戦闘マップ２開始】
〔敵ユニット出現済み〕
〔味方ユニット出現〕
甲児「アムロ大尉、あれが飛行要塞グールだぜ」
アムロ「まるでガルダ級だな…！」
あしゅら男爵「兜甲児に重傷を負わせ、ガンダムを坑道不能にしたという報告はなんだったのだ！」
甲児「その情報は間違っちゃいねえぜ、あしゅら男爵！」
あしゅら男爵「兜甲児！？ お前が操縦しているのではないのか！？」
甲児「見りゃわかるだろうが！」
あしゅら男爵「確かに…違う男が操縦席にいる！ 何者だ、そいつは！」
さやか「アムロ大尉よ！ 名前ぐらい聞いたことあるでしょ！」
あしゅら男爵「アムロ・レイ…！ 『連邦の白い悪魔』か！」
アムロ「どんな文献を見たのか知らないが、実際にそう呼ばれた覚えはない」「そして、甲児…俺は神にもならない。人として、持てる力を使う」
甲児「アムロ大尉…！」
あしゅら男爵「どのみち、敵はマジンガーＺとアフロダイＡのみ！ 援軍が来る前に片付けてくれる！」
アムロ「お前はここに来るのが遅かったのさ。おかげで、この機体の扱いに慣れた」「ラー・カイラムの救援を待つまでもない。俺たちの手でグールを沈めてみせる…！」
＜アムロvsあしゅら男爵＞
あしゅら男爵「アムロ・レイ！ マジンガーの首ごとねじり切ってくれるわ！」
甲児「俺もまとめてか！ 欲張るじゃねえか、あしゅら男爵！」
あしゅら男爵「怪我人の分際でその余裕はなんだ！？ 我らを甘く見るな！」
甲児「お前こそ甘く見るんじゃねえ！ 今のマジンガーＺをな！」
＜さやかvsあしゅら男爵＞
あしゅら男爵「アフロダイＡごときが！ 引っ込んでいろ！」
さやか「それはこっちの台詞よ！ 覚悟しなさい！」
＜あしゅら男爵撃破・勝利条件達成＞
〔あしゅら男爵に爆発〕
甲児「正直言って、今回はてめえにしてやられたぜ！ だがな、運が悪かったんだよ！ アムロ・レイ大尉が一緒にいたからな！」
あしゅら男爵「ぬうう！ かくなる上はこのグールをぶつけてやるわ！」
甲児「やらせるかよ！ 大尉、最大出力でブレストファイヤー発射だ！」
アムロ「ああ！」
〔アムロ、あしゅら男爵へ隣接〕
[イベント戦闘「アムロvsあしゅら男爵」]
〔あしゅら男爵に爆発〕
あしゅら男爵「お、覚えておれ、兜甲児、アムロ・レイ！ この恨み、この屈辱…必ず晴らしてやるぞ！」
〔敵ユニット離脱〕
アムロ「撤退したか…」
甲児「ふう～っ、やれやれ…」
さやか「甲児君、アムロ大尉、ロンド・ベル隊が来てくれたわ！」
〔味方ユニット出現〕
カミーユ「やっぱり、νガンダムがいない…」
甲児「遅かったじゃねえか、カミーユ。あしゅら男爵はさっき尻尾を巻いて逃げやがったぜ」
カミーユ「甲児、アムロ大尉は…？」
アムロ「ここだ」
甲児「そっからじゃ、マジンガーのコックピットは見えねえか？」
カミーユ「どういうことだ？ 大尉は今、どこに？」
アムロ「事情を離すと長くなるが…そうだな」「…黒鉄の城さ」
【戦闘マップ２終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ラー・カイラム 格納庫
アストナージ「νガンダムはすぐに修理するが…散々な目に遭ったな」
アムロ「そうでもないさ。あの戦いは、νガンダムのテストデータ以上の価値があった」
アストナージ「しかし、マジンガーＺにアムロがねえ。想像できんなあ」
甲児「…なあなあ、いいじゃねえか、カミーユ！ 俺が乗るならあれしかねえんだよ！」
カミーユ「駄目だ。それにゼットガンダムじゃないって、何度も言ってるだろう」
甲児「変形するロボットって操縦したことがねえから、腕が治ったら乗りたいんだよ！」
アストナージ「やめとけ。ゼータはピーキーな機体だからな」
アムロ「それより、甲児…腕の具合はどうだ？」
甲児「しばらくは出撃できないけど、ちゃんと治るって話です」
アムロ「よかった。しっかりと休んでくれ」
甲児「本当に感謝してます、大尉。俺だけじゃ、光子力研究所を守れなかった」
アムロ「いや、君は俺を守ってくれたじゃないか。だから、救われた俺が君に報いた。それだけだよ」
甲児「アムロ大尉…」
アムロ「それに、貴重な経験だった。マジンガーＺという機体…いや、スーパーロボットに乗ったということはね」
【シナリオエンドデモ終了】
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