第２話
黒と白の交錯
【シナリオデモ開始】
光子力研究所 指令室
弓教授「甲児君、本気でそんなこと…！？」
甲児「手はあると言ったでしょう…？ アムロ大尉の、ですけどね…」
弓教授「確かに大尉は熟練のパイロットだが、いきなりマジンガーで戦うのは…！」
甲児「操縦と戦闘方法は…俺が教えます。マジンガーとνガンダム…そして研究所を守るには、それしか…」
アムロ「…いいだろう、甲児。俺がマジンガーＺで戦おう」
弓教授「しかし、大尉！」
アムロ「彼は俺を守るために傷を負いました。その恩に報いるためにも、提案に乗ります」「やるべき時に、それをやる…今まで彼がそうしてきたように」
甲児「大尉なら大丈夫ですよ…！」
弓教授「わかった、アムロ大尉に任せよう。しかし、甲児君はマジンガーＺから降りるんだ。さやかのアフロダイＡをそちらへ向かわせる」
甲児「だったら、さやかさんはνガンダムの回収を。俺はここに残ります…」
弓教授「いかん。アムロ大尉は通信で操縦方法を教えればいい」
甲児「それだと…伝えられないことがあるんです…。機体のクセや操縦のコツとか…」
アムロ「弓教授、彼は必ず俺が守ってみせます」
弓教授「………」「よかろう、君たちを信じよう。…さやか、聞いていたね？」
さやか「はい、お父様！」
弓教授「アフロダイＡでアムロ大尉をパイルダーに乗せた後、νガンダムを回収するんだ」
【シナリオデモ終了】
サブタイトル
「黒と白の交錯」
【戦闘マップ１開始】
〔味方ユニット出現済み〕
〔味方ユニット出現〕
〔さやか、アムロへ隣接〕
さやか「ふたりとも、遅くなってごめんなさい！」
甲児「いや、間に合ってくれたさ…。うっ、うう…！」
さやか「甲児君！？」
アムロ「さやか君、俺は応急治療キットを持っている。マジンガーＺのコックピットまで上げてくれ」
さやか「わかりました！ アフロダイＡの掌に乗ってください！」
アムロ「ああ、頼む」
〔カーソル、甲児へ移動〕
甲児「アムロ大尉…」
アムロ「すまない、甲児。あの時、君がかばってくれなかったら…」
甲児「本当に生き残れるかどうかは…この後次第ですよ…。さやかさん、機械獣は…？」
さやか「もうすぐ研究所の敷地内に侵入するわ！ いざとなったら、私もアフロダイＡで…」
甲児「さやかさん、自分の仕事を忘れるなよ…。νガンダムを研究所へ…運んでくれ…」
さやか「わ、わかったわ！ アムロ大尉、甲児君を…マジンガーＺをよろしくお願いします！」
アムロ「ああ、この場は必ず切り抜けてみせる…！」
〔味方ユニット離脱〕
こうｊ「アムロ大尉、シートに座ってください…。俺は後ろに…くっ、痛え…」
アムロ「鎮痛剤を打つ。今はこれで我慢してくれ」
甲児「は、はい…！ 操縦かんと出力調整レバーは…そこに…」
アムロ（これで機体を操縦しているのか…！ モビルスーツとは勝手が違う）（だが、同じ人型ならば、やりようはある…！）
〔敵ユニット出現〕
弓教授「機械獣が侵入したぞ！ アムロ大尉、マジンガーＺを動かせるかね！？」
アムロ「ええ、何とか。初めてガンダムに乗った時よりはマシです」「操縦マニュアルではなく、機体を熟知した彼が逐一教えてくれますから」
弓教授「甲児君の容体は？」
甲児「軍で使ってる鎮痛剤は効くぜ…。だいぶ楽になりました」
アムロ（とはいえ、体力の消耗は明白だ。あまり時間は掛けられない）
甲児「じゃあ、頼みます、大尉！」
アムロ「ああ、いくぞ！」
＜戦闘開始＞
＜アムロが戦闘＞
甲児「コックピットの視界は、モビルスーツより狭いはず…！」「頭部を動かして、敵を見失わないようにして下さい！」
アムロ「機体の目でも相手を見ろということだな？」
甲児「そう、その通り！」
＜敵全滅・勝利条件達成＞
甲児「…さすがはアムロ大尉。俺が思ってた以上にマジンガーをうまく扱ってらあ」
アムロ「初めて乗る機体なら、キャノピー越しの方が直感的に動かしやすい」
甲児「そうそう、俺はカメラ越しの操縦だとちょっとやりにくくて…マジンガーＺで慣れちまったせいなんだろうけど」
弓教授「アムロ大尉、すぐに敵の増援が来る！ 警戒してくれたまえ！」
アムロ「了解…！」
甲児「敵が早いか、援軍が早いか…時間稼ぎするしかないみてえだな」
アムロ「ああ、ここは踏みとどまるぞ、ふたりで…！」
【戦闘マップ１終了】
【戦闘マップ２開始】
〔味方ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現〕
アムロ「新顔はいないようだな。ならば、使いやすいロケットパンチでいける」
甲児「光子力ビームとかじゃなくて、ロケットパンチが？」
アムロ「ああ、昔のガンダムの装備に少し似ているのさ」
甲児「え？ 初代に腕を飛ばす武器なんてあったっけ？」
アムロ「ガンダム・ハンマーやハイパー・ハンマーだ。鉄の塊を直接相手にぶつけるという点は、ロケットパンチと似ている」
甲児「でも、扱いはハンマーの方が難しいと思うけど…」
アムロ「それに、コントロール方法は違うが、νガンダムにも遠隔操作武器がある。今回の経験は無駄にならない…！」
＜戦闘開始＞
＜アムロが戦闘＞
アムロ「もはやその機体で俺たちを止めることはできない…！」
＜アムロvsガラダＫ７＞
アムロ「今度は確実に仕留めなければ…！」
＜敵全滅・勝利条件達成＞
アムロ「よし、この調子ならば…」
弓教授「アムロ大尉、、ロンド・ベル本隊はここへ向かう途中、機械獣と遭遇したようだ。よって、到着が遅れる」
アムロ「敵はラー・カイラムにも手を回していたか…！」
弓教授「さらに、飛行要塞グールがまもなく研究所上空に達する」
甲児「でも、そいつをやっつめれば、敵の波状攻撃は終わりってことですよね」
弓教授「おそらくはな」
アムロ「…次が正念場か」
弓教授「今からアフロダイＡを出撃させる。重ね重ね申し訳ないが、君たちで敵を撃退してもらうしかない」
アムロ「元より、そのつもりです」
甲児「グールを叩き落とせば、敵は総崩れだ。マジンガーＺ、最後までアムロ大尉に力を貸してくれ…！」
【戦闘マップ２終了】
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