第1話
繋がった世界
【シナリオデ1モ開始】
ゾンダリアン地下アジト
パズダー「…度重なる失敗により、今やゾンダーメタルは、わずか一つを残すのみ。どうするつもりだ、機界四天王
ポロネズ「ご心配には及びません、パズダー様。私とプリマーダが、この身を以て行う例の計画…間もなく準備が整います」
プリマーダ「あとは、あのGGGとかいうスクラップ軍団に気づかれぬよう事を運ぶのみ」
ピッツァ「では、奴らの目を欺く囮を私が用意しましょう」
ペンチノン「数少ないゾンダーメタル、有効に活用するのだ…。ウリリリリィィィ」
パズダー「期待しておるぞ、機界四天王よ。全宇宙の生命体を、心安らかな機界昇華へと導くのだ…」
【シナリオデモ1終了】
サブタイトル
『繋がった世界』
【戦闘マップ1開始】
〔敵ユニット出現済み〕
火麻「こちら火麻、現地へ到着した! 民間人の避難は完了したが、ゾンダーロボが暴れ回ってるぜ!」「中央には、見たことのねえタイプもいやがる!」
大河長官「現時刻より、そのゾンダーロボをEI-25と認定呼称する!」「卯都木くん、機動部隊の状況は!」
命「三段飛行甲板空母より発進しました!」
〔通信シグナル〕
命「ガイガーより、ファイナルフュージョン要請シグナルです!」
大河「よし、ファイナルフュージョン、承認ッ!」
命「了解! ファイナルフュージョン、プログラム・ドラァァァーイブッ!」
〔味方ユニット出現〕
凱「ガオ! ガイッ! ガァァァーッ!」
〔味方ユニット出現〕
超竜神「ゾンダーめ、お前達の好きにはさせん!」
牛山「強襲揚陸補給船より、ディバイディングドライバー、射出しました!」
凱「よっしゃあ! ディバイディングドライバァァァァッ!!」
〔発光音〕
〔画面、発光〕
【戦闘マップ1終了】
【戦闘マップ2開始】
〔戦闘マップ1から継続〕
凱「よし、これで街の被害は考えなくて済む。思いっきりやるぞ、超竜神!」
超竜神「了解です、隊長!」
<戦闘開始>
<敵全滅・勝利条件達成>
凱「よし、後はあいつだけだ! 来てくれ、ゴルディーマーグッ!」
ゴルディーマーグ「おう、待ちくたびれたぜい!」
〔味方ユニット出現〕
ピッツァ「今だ、ゾンダーよ! お前の本当の力を発揮するのだ!」
ゾンダー「ゾォンダァァァッ!」
〔ミサイルの発射音〕
〔ESウィンドウ出現〕
ゴルディーマーグ「うおっ、何だ!? 体が吸い寄せられる!」「「うおおおおおっ!」
〔ゴルディーマーグ、ESウィンドウへ移動〕
〔味方ユニット離脱〕
凱「ゴルディーーーッ!!」
火麻「凱、なんだかわからねえが、そいつは危険だ、近づくな! 超竜神もだ!」
超竜神「ですが、ゴルディーマーグが!」
火麻「そいつはオーダールームの方で解析する! 少し待てっ!」
〔プログラムの動作音〕
スワン「戦闘フィールド内の空間の歪みに重力変動を確認シマシタ!」
〔ESウィンドウにスパーク×2〕
麗雄「長官、あれはおそらく次元の門…ESウィンドウだ!」「しかも、この反応…何かが出現するぞ!」
〔ESウィンドウにスパーク〕
〔味方ユニット出現〕
ゼンカイザー「ん? ここは…」
凱「何だ、あいつは…?」
超竜神「あいつもゾンダーロボなのか…?」
大河長官「むう…未確認のロボットを、これよりE-26と認定呼称する…」
ゼンカイジュラン「なんだココ!? さっきまで俺ら、トジテンドと戦ってたよな!?」
ゼンカイザー「ね、ジュラン! あそこに見たことないキカイノイド達がいるよ! 挨拶してみよう、おーい!」
ゼンカイガオーン「ちょちょっと、まずいよ、介人! 敵か味方かもわからないのに!」
ゼンカイジュラン「ああ。ぶっちゃけ、ココは様子見が正解ってトコじゃね? 一旦離れようぜ」
ゼンカイマジーヌ「おーい! 自分達を置いていかないでほしいっす!」
ゼンカイブルーン「私達はここにいますよー!」
ゼンカイザー「あっ、マジーヌとブルーンも巻き込まれちゃったんだ!」
〔カーソル、ゼンカイマジーヌのいる地点からゼンカイザーへ移動〕
ゼンカイザー「これでよしっと。それじゃあ二人とも、しっかり捕まっててよー!」
〔ゼンカイザー、マップ端へ移動〕
〔味方ユニット離脱〕
凱「おい、待て!」
ゾンダー「ゾォォンダァァッ!」
〔EI-25、マップ端へ移動〕
〔敵ユニット離脱〕
猿頭寺「EI-25、及び26、戦域外へ逃亡しました! 諜報部に追尾を開始させます」
大河長官「ゴルディーマーグの消失…EI-26の出現…いったい、何が起きたというのだ…?」
ピッツァ「ESウィンドウから現れた存在…何者か見極めねばなるまい」「もし、その存在を利用できるのであれば…」
【戦闘マップ2終了】
【シナリオデモ2開始】
ゼンカイザー「…お待たせ、みんな!」
ゼンカイジュラン「遅ぇぞ、介人。こんな森の中で誰かに見つからないか、冷や冷やしたぜ」
ゼンカイザー「ごめんごめん! 街の人たちに話聞いてたら盛り上がっちゃって、あ、お土産も買ってきたよ! ほら!」
ゼンカイマジーヌ「ぬは~、可愛いお菓子キタコレ!」
ゼンカイブルーン「ふむ、中々いけますね。どうやら、食物は私達の世界とあまり変わらないようですが…」
ゼンカイガオーン「ヤツデの駄菓子とおんなじくらい美味しい…! さすが介人のチョイスだね」
ゼンカイジュラン「で、介人。ここが俺らの世界とは別の世界だってのは間違いねえのか?」
ゼンカイザー「そうみたい。街の人達に聞いてみたけど、誰もトジテンドやキカイノイドのことを知らなかったからさ」
ゼンカイガオーン「じゃあやっぱり、僕達、身を隠してて正解だったね」
ゼンカイブルーン「しかし、全ての並行世界はトジルギアへ閉じ込められてしまったはずですが、まだ無事な世界もあったのですね」
ゼンカイザー「もしかして、ここにやってきた並行世界の人間って、俺が世界初かも!?」
ゼンカイブルーン「私も好奇心がブルンブルンしてきました!! ああ、未知なる並行世界の知識をもっと知りたい!」
ゼンカイジュラン「おいおい、盛り上がるのもいいけどよ、なんでこんなとこに来ちまったか…メイビー、そっちを考えた方がいいんじゃね?」
ゼンカイマジーヌ「たしか、トジテンドと戦ってたら…」
ゼンカイガオーン「急に景色が歪みだしたんだよね。今までに感じたことのない感覚だった…」
ゼンカイジュラン「んで、その歪みにいきなり吸いこまれちまって、この世界に来ちゃったワケだ」
ゼンカイザー「うーん…いったいどうしたら、俺達の世界に帰れるんだろう…?」
ピッツァ「…その望み、叶えてやろう」
ゼンカイジュラン「うおっ!? 何だ、こいつ!?」
ゼンカイマジーヌ「ぬぬぬ…! 自分達の話、盗み聞きしてたっすか!?」
ゼンカイザー「君はいったい誰?」
ピッツァ「私は機界四天王の一人…ピッツァ!」
ゼンカイザー「機界四天王!? それにピザ!? 美味しそうな名前…ピザすき焼き食べたくなってきた!」
ゼンカイジュラン(こいつ、人間か…? にしちゃあ、なんか妙な感じがするぜ。どっちかっていうと、俺達寄りみてえな…)
ピッツァ「先程、お前達は私のゾンダーを見たであろう」
ゼンカイジュラン「ゾンダーァ? あの飛行機なのか、サメなのか、よくわかんねえな奴か?」
ピッツァ「そうだ、あのゾンダーには並行世界への門を開く能力がある」
ゼンカイジュラン(ちょ待てよ、それって要するに…)
ゼンカイガオーン(そのゾンダー、ってヤツのせいで僕達、呼びよせられたってことじゃない?)
ゼンカイマジーヌ(あの人、どう見ても怪しそうな人だし、お近づきにならない方がいいのでは…?)
ゼンカイジュラン(いや、もう少しだけ話を聞いてみようぜ。いざとなったら、力ずくで蹴散らしゃいい)
ゼンカイザー(よーし! じゃあ俺が行ってみる!)「ねぇねぇ~! ピザさん~! そのゾンダー、ってやつが俺達を元の世界に帰しててくれるってこと?」
ピッツァ「ピッツァだ。…ただし、こちらの願いもひとつ聞いてもらいたい」
ゼンカイマジーヌ(うわー、出た!)
ゼンカイブルーン(こういう方々は大体のパターンで交換条件を出してくる…本で読んだ通りです!)
ピッツァ「我ら機界四天王は全宇宙を平和に導く、機界昇華を目指している」
ゼンカイザー「機界昇華!? …って何??」
ピッツァ「だが、その崇高なる目的を阻む敵がいる…」「ガオガイガー…奴を倒すのに、貴様らの力を貸してもらいたい」
ゼンカイザー(ガオガイガー? なんかガオーンと似た名前!)
ゼンカイガオーン(うーん…元の世界に戻るためには今のところそれしか手は無さそうだね)
ゼンカイザー「分かった! 協力するよ、ピッツァさん!」
ピッツァ「感謝する。貴様らの名も聞かせてもらえるか?」
ゼンカイザー「俺達? へへーん、俺達は機界戦隊…」
ピッツァ「なに…? 機界戦隊?
ゼンカイザー「機界戦隊ゼンカイジャーだ!」
GGGベイタワー基地 ビッグオーダールーム
大河長官「では、EI-25も26もその後の足取りは不明だというのかね?」
猿頭寺「はい、EI-25は戦域を離脱後に発生させたESウィンドウに飛び込み、おそらく並列空間に潜伏していると思われます」
ボルフォッグ「EI-26は私が追跡したのですが、森林地帯に達したところで、忽然と消え失せてしまいました」
火麻「消え失せただと!?」
麗雄「そうとしか言えんのだ。光学迷彩や空間転移の痕跡もなし」「まるで小さくなって、かくれんぼうでもしてるんじゃないだろうか。さもなくば幻だったか…」
凱「父さん、冗談はなしだぜ。あいつらは紛れもなく、存在してるんだ」「それもESウィンドウから現れた…。おそらくは並列空間からの来訪者だ」
麗雄「うむ、それについては、僕も凱の意見に賛成だ」
凱「すまないな、護。せっかく駆け付けてもらったのに、無駄足を踏ませてしまったな」
護「僕のことは気にしないで。それより、そのESウィンドウとか、並列空間って何なんですか?」
スワン「ESウィンドウは、簡単に言うと、次元の門のことデス」
麗雄「並列空間は、我々の住む空間と次元を隔てて存在する別の空間だ」「あのゾンダーは、ESウィンドウを発生させるミサイルで次元を超える門を開くことができるのだろう」
炎竜「じゃあ、ゴルディーマーグを救い出すにはEI-25をとっ捕まえて、門を開かせればいいってわけだ!」
氷竜「炎竜、そういう問題じゃないぞ。あの恐るべき能力で、どれだけ被害が出るかわからないんだ」「我々GGGの使命は、一刻も早くゾンダーロボを浄解して、素体にされた人を救い出すことだ」
炎竜「じゃあ、ゴルディーはどうなってもいいっていうのか!?」
氷竜「そうは言っていない。だが、それで被害が拡大したとしたら…。ゴルディーだって、そんなことは望んじゃいないだろう」
炎竜「氷竜は相変わらず冷たいな! 僕のメルティングガンで解凍してやろうか」
氷竜「お前こそ、熱くなりすぎだ、氷竜。私のフリージングガンで冷却する必要がありそうだ」
炎竜「やってみるか、冷血アニキ!」
氷竜「不本意だが、熱暴走した弟をいさめるのも、兄としての義務だ!」
凱「氷竜! 炎竜! 二人とも落ち着くんだ。俺達は街の被害を抑えること、そして素体や仲間を救い出すこと…」「その全てをあきらめたりしない。何かを諦めたら、GGG隊員失格だ」
氷竜「それはわかっているのですが…」
炎竜「けどよぉ…」
猿頭寺「ゾンダーロボが再出現しました! EI-25を中心に、市街地に展開しています」
大河長官「機動部隊各員は、三段飛行甲板空母に搭乗せよ!」「三段飛行甲板空母、強襲揚陸補給艦は緊急分離発進!」
凱「了解!」
【戦闘マップ2終了】
【シナリオデモ2開始】
〔敵ユニット出現済み〕
〔味方ユニット出現〕
凱「今度は逃がさないぜ、ゾンダー! メインオーダールーム、ディバイディングドライバーを頼む!」
命「凱、緊急事態よ! ディバイディングドライバーの予備器に動作不良が起きて、使用不能なの!」
凱「なんてこった。市民の避難状況は?」
猿頭寺「北西エリアのみ遅れています。他のエリアは完了したのですが…」
凱「なら、そのエリアにゾンダーを侵入させちゃならないってわけだな」「命、超竜神はまだなのか?」
命「それが…シンメトリカルドッキングできないの!」
凱「何だって!?」
命「氷竜と炎竜のシンパレートが上がらなくて、合体不能!」
凱「くっ、さっきのケンカのせいか! わかった、こっちはなんとかする!」「諜報部は北西エリアの避難誘導を頼む!」
ボルフォッグ「了解致しました!」
ピッツァ「…出てきたな、ガオガイガー」
ゼンカイザー「あれが、きみ達機界四天王をジャマする奴?」
ピッツァ「ああ、まずは奴の力を見てもらう。お前達が戦うのはそれからでも遅くはあるまい」
ゼンカイザー「任せて全開! 機界昇華を邪魔する奴は、機界戦隊が相手になるよ!」
ゼンカイジュラン「おい、介人、お相手は良いけどよ。ブルーンとマジーヌはどこ行っちまったんだ?」
ゼンカイザー「この世界への興味が止まらないです! って、ブルーンが聞かなくてさ」「あちこち行きたいって言うからマジーヌが付き添ってくれてるんだ」
ゼンカイジュラン「こんな時でも通常営業かよ。ってか、キカイノイドがうろついても大丈夫なのか…」
ゼンカイガオーン「とにかく、帰る方法は僕らで探すしかないね」
ピッツァ「………」
<戦闘開始>
<敵全滅・勝利条件達成>
ゼンカイガオーン「あのライオンのロボット、強いねぇ…」
ピッツァ「奴の力は充分にわかったようだな。では、お相手を頼めるかな」
ゼンカイザー「りょーかい!」
凱「!? メインオーダールーム、ゾンダーロボの近くに誰かいるぞ!」
命「こっちでも確認したわ! 凱、気をつけて! 銃みたいなものを取り出したわ!」
凱「銃だって?」
〔ギアトリンガーの動作音〕
ゼンカイジュラン「はああっ!」
ゼンカイガオーン「機界変形!」
ゼンカイザー「行くよ、ジュラン! ガオーン! 機界合体!」
〔味方ユニット出現〕
凱「巨大化したロボット達が!」
氷竜「EI-26になった!?」
炎竜「僕達の他にも、シンメトリカルドッキングできるロボが!?」
ゼンカイジュラン「ゼンカイオー!!」
ゼンカイガオーン「ジュラガオーンッ!!」
ゼンカイジュラン(ピッツァってやつはなーんか信用ならねぇが…今はこれしかねぇ!)
ゼンカイガオーン(さっさと倒して、元の世界に帰ろう!)
ゼンカイザー(いっくぜ~~! 全力全開!)
〔ゼンカイザー、凱へ隣接〕
〔凱に爆発〕
凱「ぐっ! こいつ、なんてパワーだ…! だが、負けてたまるかぁ!」
〔ゼンカイザーに爆発〕
ゼンカイガオーン「うわぁ! や、やってくれるじゃん!」
ゼンカイジュラン「おい、介人! こいつはマジでやらねえと、逆にやられちまうぞ!」
ゼンカイザー「うん…! でも、ほんとにこれで良いのかな…」
ピッツァ「力は互角といったところか…。ならば…」
ゾンダー「ゾォォンダァァァッ!」
〔ミサイルの発射音〕
命「凱! 北西エリアにゾンダーロボのミサイルが向かっているわ!」
凱「くっ…!」
〔凱、前進〕
〔凱に爆発〕
凱「ぐうっ、何とか間に合ったか…」
ゼンカイザー「ねえ、見た!? あの黒いロボ、自分を盾にして街を護ったよ!」
ゼンカイジュラン「ああ、見たぜ。ニクいことしやがるじゃねえか」
ゾンダー「ゾォォンダァァァッ!」
〔凱に爆発〕
凱「ぐあああっ!!」
ピッツァ「いいぞ、ゾンダーよ! ガオガイガーはあの場から動けない、一気にとどめを刺すのだ!」
ゼンカイジュラン「…ああ! ぶっちゃけもう見てらんねえ!」
ゼンカイジュラン「左に同じ!」
〔ゼンカイザー、凱へ隣接〕
〔倍に爆発〕
ピッツァ「なにっ!」
凱「EI-26が…街を護った!?」
ピッツァ「貴様ら、何を考えている! 元の世界に帰りたくないのか!」
ゼンカイガオーン「帰りたくないわけないでしょ」
ゼンカイジュラン「ただなぁ! お前さんが悪党だって分かっちゃった以上! ゼンカイジャーが手を貸すわけにはいかねぇんだよ!」
ゼンカイザー「機界昇華とか言うから騙されちゃった! こっちのキカイ、機界戦隊はみんなの平和のために戦うんだ! いくぞ!!」
〔ゼンカイザー、EI-25へ隣接〕
〔EI-25に爆発〕
ゾンダー「ゾォォンダァァァッ!」
〔敵ユニット離脱〕
凱「待て! ゾンダーッ!」
猿頭寺「ダメです! EI-25、ロストしました。今回もESウィンドウに逃げ込んだ模様…」
凱「くっ…」
ゼンカイガオーン「じゃ、僕達も失礼するとしますか」
ゼンカイジュラン「だな。マジーヌとブルーンも連れ戻さなきゃなんねえし」
ゼイカイザー「ガオガイガーさん、だっけ? …ごめんね! 脱出全開!」
〔ゼンカイザー、マップ端へ移動〕
凱「あ! 待ってくれ!」
〔味方ユニット離脱〕
凱(…あいつは一緒に街を護ってくれた)(ゾンダーロボじゃない。いったい何者なんだ…?)
【戦闘マップ3終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ピッツァ「なぜゾンダーに攻撃した?」
ゼンカイザー「当たり前だろ! 第一、街を攻撃するなんて聞いてなかったし!」
ゼンカイガオーン「それを黙って見ていられる僕らじゃないよ」
ゼンカイジュラン「あのガオガイガーって、黒いロボの方が、イイモンぽかったしなぁ」
ピッツァ「では、我らとは袂を分かつと見て構わぬのだな? 自身の世界へ戻る手段を失うとわかっていながら」
ゼンカイザー「それは…」
ピッツァ「…もう一度チャンスをやろう。次元の門を開いてほしくば、今度こそ、ガオガイガーを倒すのだ」
ゼンカイザー「………」「嫌だ!」
ピッツァ「なに?」
ゼンカイザー「元の世界には帰りたいよ。帰ってヤッちゃんやセッちゃんに会いたい!」「けど、お前みたいな悪者に手を貸すのはごめんだ!」
ペンチノン「ウリィィィ! そんなことを言っていいのかな」「この者達は、我ら機界四天王の手の内にあるのだぞ」
ゼンカイブルーン「すみません、介人…! 不覚にもギアトリンガーを奪われ、おまけにガッチリ縛られてしまいました!」
ゼンカイマジーヌ「不覚じゃないでしょ! この世界の百科事典を貸してあげるって言われたら、ブルーン、自分らのギアトリンガー預けちゃって!」
ゼンカイザー「ブルーン! マジーヌ!」
ゼンカイガオーン「やっぱり僕がついていくべきだった…!」
ゼンカイジュラン「てめぇら、汚えぞ!」
ペンチノン「ウリィィィ! 異世界の技術を解析するつもりだったのだが、こういう形で役に立つとは思わなかったぞ」
ピッツァ「よくやった、ペンチノン」「さあ、ゼンカイジャーよ。あらためて返事を聞こう」「我らに力を貸すか…。それとも、仲間を見捨てるか…。どちらを選ぶ?」
ゼンカイジュラン「くっ、それは…」
ゼンカイマジーヌ「そいつの言うこと、聞いちゃダメっす!」
ゼンカイブルーン「そうです! 私達の為に、こんな奴らに従ったりしないでください!」
ゼンカイザー「…マジーヌ、ブルーン」
〔ギアトリンガーの動作音〕
ゼンカイザー「ごめん! 必ず助けに来るから!」
ギアトリンガー(※画面オフ)「18バーン!」
ピッツァ「むうっ…!」
〔破裂音〕
〔画面、発光〕
ピッツァ(※画面オフ)「なんだ、この煙は…!」
ゼンカイザー(※画面オフ)「セッちゃんに教えてもらった、カクレンジャーギアの力だ!」
ペンチノン(※画面オフ)「ウリィィィ! これでは何も見えない!」
〔発光、収束〕
ピッツァ「…逃がしたか」
ゼンカイマジーヌ「やったぁ!」
ゼンカイブルーン「さすがは介人、お見事です!」
ピッツァ「まあい…。まだ作戦は失敗したわけでないのだからな…」
【シナリオエンドデモ終了】
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