No.37A
光、断つ剣
【シナリオデモ開始】
ギャリソン「情報の裏付けは取れました。クワトロ様のおっしゃられたようにコロニーをレーザー砲に改造し、それを移動させていることは確かなようです」
クワトロ「しかし、アレを使うとなると一時的とはいえ、サイド3の全電力を必要とするはずだ。そのような大規模な作戦となると‥‥」
ミサト「敵の総大将自らのご登場、ね」
パーガン「リリーナ様、ギリアム少佐からの情報によりますと、戦闘空母ドロスが確認できたようです。どうやらあのギレン=ザビが自ら指揮をとっていると‥‥」
リリーナ「ではその正確な場所はわかったのですか?」
パーガン「3箇所までは絞り込んだのですが、なにぶん情報が混乱しておりまして‥‥。ダミーも用意し、さらに混乱に拍車をかけております」
ギャリソン「こちらも同様の状態です。見事な情報操作と言わざるをえませんな」
万丈「3箇所か‥‥」
ギャリソン「仮にそれぞれをABCとつけさせてもらい、これまでの情報をまとめてみました。まずはAポイントですが‥‥
〔カーソル、Aポイントへ移動〕
ギャリソン「ここがもっともサイド3から近く、配置が容易ではないかと考えられるポイントです。それだけダミーである可能性もありますが、あちらとて時間がないのは同じはず。作戦を急ぐならこのポイントに配置する可能性は十分あります」
万丈「なるほど‥‥ではBポイントはどうなんだ?」
〔カーソル、Bポイントへ移動〕
ギャリソン「距離、位置ともにDCにとってもっとも理想的な場所と思われます。それゆえにあえて作戦宙域から除外し、わなを仕掛けている可能性もありますが、ここが3箇所の中で最も可能性の高い場所であることは間違いございません」
ミサト「裏の裏をよんで墓穴を掘ることはしたくないですね」
〔カーソル、Cポイントへ移動〕
ギャリソン「最後のCポイントですが、ここがもっとも可能性の低い場所ではないかとおもわれます。もちろん、そこを突いてくることも十分かんがえられますが」
ブライト「たしかに、サイド3からも離れすぎているな。だが、そこは暗礁宙域だ。潜伏するにはうってつけの場所だな」
ギャリソン「はい。軍を展開するには問題が多い場所ではありますが、潜伏するという一点においてはもっとも適した場所であると思われます」
万丈「つまり、どこも十分その可能性があるというワケだな」
ミサト「間違いなく2つはダミー。時間稼ぎとはしゃらくさいわね」
ブライト「だが切り札は相手が握っている。時間を惜しむなら部隊を分け、3箇所へ同時に向かうという作戦だが、カッコ撃破される可能性があるな」
ミサト「もう一つは、まとまって一つずつ確実に潰していく方法ですね。ですが、こちらでは間に合わない可能性もあります」
ブライト「危険を承知で戦力を分散させるか、こちらが一つ一つを潰していくかだな‥‥」
戦力を分散する
まとまって行動する
※※「戦力を分散する」を選択した場合のセリフ※※
ブライト「よし、多少危険だが、ソーラ・レイが発射されてしまえば元も子もない。部隊を3チームに分ける!」
万丈「うちわけはどうするんだい?」
ブライト「Aポイントへ向かうチームはアムロとクワトロ大尉、Bポイントは万丈君とカミーユ、Cポイントは甲児とマサキに指揮をとってもらう」
甲児「へ?」
さやか「艦長! それはあまりにも無謀じゃ‥‥」
ボス「そうだぜ、兜がやんならオレ様が‥‥」
ジュン「あなたは黙ってなさい!」
ブライト「‥‥できるな?」
甲児「あったりめぇよ! さすがはブライト艦長、見るところはちゃんと見てんだよなぁ」
マサキ「甲児はともかく俺がついてんだ。大丈夫だよ」
甲児「なんだと!」
さやか「やめなさいよ、甲児君!」
リューネ「マサキもおとなげないよ」
ブライト「‥‥Aポイントへはラー・カイラム、Bポイントにはゴラオン、Cポイントはソロシップを互換として配置する。グラン・ガランはこのままロンデニオンへ向かってもらう」
万丈「すると、合流場所はロンデニオンということでいいのかな?」
ブライト「ああ。それから各部隊の人員だが、機動力の面も考え、10機とする」
カミーユ「2人づつ決まっているワケだから、各部隊は8人まで自由に構成できるということですね?」
ブライト「そうなるな。部隊の構成は各部隊の責任者に一任する。作戦の説明は以上だ」
※※「まとまって行動する」を選択した場合のセリフ※※
ブライト「戦力を分散し、各個撃破されれば元も子もない。ここは全員で行動するとしよう」
リリーナ「みなさんの厚意に何ひとつことができず、申し訳ございません‥‥」
ブライト「いや、貴重な情報をいただきました。おっと、偶然聞かせてもらいました。これ以上望むものはありません」
リリーナ「そういっていただけるとこちらも気が楽になります」
アムロ「では、我々はこれで失礼します」
リリーナ「ご武運を‥‥」
アムロ「では我々はAポイントへ向かう」
万丈「では行こうか、カミーユ」
カミーユ「ええ」
甲児「Cポイントはまかせとけって!」
マサキ「まぁ、俺がいるから大丈夫だけどな」
ブライト「作戦目的はソーラ・レイ・システムの破壊だ。それでは各員の健闘を祈る! 作戦開始!」
〔カーソル、Aポイントへ移動〕
【シナリオデモ終了】
サブタイトル
「光、断つ剣」
【戦闘マップ1開始】
〔敵ユニット出現済み〕
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕
〈出撃ユニット選択〉
〔カーソル、コロニーレーザーを指定〕
アムロ「ザンジバルか‥‥」
クワトロ「ここはダミーだったか?」
ブライト「いや、ドロスがいないからといってダミーだとは限らない。とにかくやるしかないんだ。よし! 敵はこの際、無視する。ソーラ・レイの選挙が最優先だ!」
ラカン「ロンド=ベルか‥‥よし、出るぞ」
DC兵士「ラ、ラカン様、ノーマルスーツを着用してください! 万が一のことがあっては‥‥」
ラカン「馬鹿者っ! 戦う前から負けた時ことを考えてどうする!? 貴様らには武人としての誇りがないのか!?」
DC兵士「も、申し訳ございません!」
ラカン「‥‥志あるものは続け! ドーベンウルフ、出るぞ!」
〔敵ユニット出現〕
DC兵士「ラカン様につづけ!」
〔敵ユニット出現〕
<戦闘開始>
<ラカン撃破>
ラカン「むうっ! やるな、こやつら!!」
<味方がコロニーレーザーへ到達・勝利条件達成>
※※まだラカン健在の場合、セリフ追加※※
ラカン「ここまでか‥‥撤退する!」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
〔敵ユニット離脱〕
ブライト「くっ‥‥やはりダミーか‥‥」「仕方ない、この宙域を離脱する。あとはBポイント、Cポイントに向かったみんなに期待するしかない‥‥」
【戦闘マップ1終了】
【戦闘マップ2開始】
〔敵ユニット出現済み〕
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕
〈出撃ユニット選択〉
〔カーソル、コロニーレーザーを指定〕
エレ「あれがソーラ・レイ‥‥。総員、敵にかまわず目標の占拠を最優先! 急いでください!」
万丈「この戦力、明らかにダミーか‥‥」
カミーユ「しかし、背を向ければ挟撃される怖れがありますね」
万丈「戦うしかないようだな。そして撃退する必要がね」
カミーユ「それも早急に、ですね」
アリアス「よいな! 我々の目的はやつらの足留めだ。できうるかぎり戦闘を長引かせろ!」
<戦闘開始>
<アリアス撃破>
アリアス「くっ! さすがにやる!!」
<味方がコロニーレーザーへ到達・勝利条件達成>
※※まだアリアス健在の場合、セリフ追加※※
アリアス「ここまでか‥‥撤退する!」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
〔敵ユニット離脱〕
エレ「ダミーでしたか‥‥仕方ありません。この宙域を離脱します。他のポイントに向かった方に期待しましょう‥‥」
【戦闘マップ2終了】
【戦闘マップ3開始】
〔敵ユニット出現済み〕
ガトー「大佐、ここにおられましたか。そろそろ配置についておきませんと‥‥」
マ=クベ「わかっている。それよりウラガンをみなかったか?」
DC兵士「中尉でありますか? いえ、自分は見ておりません」
マ=クベ「あやつ、ちゃんとあの壺を保管しておるのだろうな‥‥」
DC兵士「壺‥‥ですか?」
マ=クベ「まぁ奴のことだ。間違いはないだろう。融通は利かんが生真面目さだけが取り柄の男だからな‥‥」
DC兵士「は、はぁ‥‥」
マ=クベ「よし、出撃するぞ!」
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕
〈出撃ユニット選択〉
〔カーソル、コロニーレーザーを指定〕
ベス「あれが、ソーラ・レイか‥‥」
甲児「おい。マサキ、ありゃ、ドロスじゃねぇか?」
マサキ「ああ、大当たりだったようだな。へっ! 腕がなるぜ!」
ベス「相手はかなりの部隊だ。みんな注意を怠るな!」
甲児「いっちょ、派手にぶちかますか!」
マサキ「よぉしっ! いくぜっ!!」
ギレン「ロンド=ベルか!? 全軍、やつらの足留めをせよ! ソーラ・レイさえ放てばこちらのものだ!」
甲児「敵の総大将自らお出ましか‥‥腕がなるぜ!」
<戦闘開始>
<マ=クベ撃破>
マ=クベ「ウラガン! あの壺をキシリア様に届けてくれよ!! あれは‥‥いいものだ!」
<ギレン撃破>
ギレン「チッ‥‥あと一歩というところで‥‥だが、まだ終わったワケではない!」
<ガトー撃破>
ガトー「うぬっ! これほどとは‥‥すまん、脱出する!」
<カリウス撃破>
カリウス「申し訳ありません、撤退します!」
<味方がコロニーレーザーへ到達・勝利条件達成>
※※まだギレン健在の場合、セリフ追加※※
ギレン「くっ! あと一歩というところで‥‥ええーいっ! 撤退する!」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
〔敵ユニット離脱〕
ベス「作戦終了! ソーラ・レイ破壊後、この宙域を離脱する」
【戦闘マップ3終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ジョリバ「なんとか片付いたな」
ベス「ああ」
甲児「これでDCはしばらく大きな作戦行動がとれねぇだろうな」
マサキ「となるといよいよこちらから攻める番だな」
ベス「ソロモン攻略か‥‥」
甲児「ブライト艦長達もロンデニオンに向かってるはずだ。いつまでもこんなところにいないで、さっさと行こうぜ」
ベス「そうだな。ここであれこれ詮索してもなにもはじまらないからな」
ロフ「無様な‥‥だが、それだけ奴等の力が侮れんということだな」
セティ「ちょっと、ロフ! なに気取ってるのよ!?」
ロフ「セティ、お前の任務はポセイダルの統括と監視だろう? こんなところにいていいのか?」
セティ「突然、家を飛び出しそのまま行方不明になっといて、やっと会えたと思ったら逃げようとする‥‥そんなにあたしとの婚約が嫌だったの!?」
ロフ「いや、だからそういうワケではないと言っているだろ‥‥」
セティ「嘘! じゃ、なんで黙って姿を消しちゃったのよ? あたし、ずっと待ってたんだから‥‥ロフが帰ってくる日を、ずっと待ってたんだから!」
ロフ「…すまなかったな、セティ。俺は自分の力を試してみたかったんだ。ただ漫然と時を過ごし敷かれたレールの上を進む‥‥そんな人生だけはどうしても我慢できなかった。そして気がつけば俺は家を飛び出し、傭兵となっていた」
セティ「どうしてあたしに一言の相談もしてくれなかったの?」
ロフ「相談なんかしたら、ついてくると言い出しかねん。だから‥‥」
セティ「あたりまえよ!」
ロフ「だから‥‥お前をそんな危険な目にあわせたくなかったんだ」
セティ「‥‥え?」
ロフ「い、いや、だから‥‥俺と一緒にくることで今までの生活のすべてを捨てることになる。そして時には命の危機にすら直面する、そう思ったんだ‥‥」
セティ「‥‥そんなこと、そんなこと気にしなくてよかったのに。あたしはロフの側にいられたらそれで‥‥」
ロフ「セティ‥‥」
セティ「ああ、ロフ‥‥もう、あたしの前からいなくならないって約束して‥‥たとえ親同士が決めた婚約だって、あたしにとってはずっと夢みていたことだったのよ。ずっとロフだけをみていたの‥‥だから、ね?」
ロフ「‥‥ああ、約束するよ。黙ってお前の前から姿を消したりはしない。もう、決して離さないと‥‥」
セティ「あ、ありがとう、ロフ‥‥あれ? 涙が止まらない‥‥えへへ、変だね‥‥嬉しいはずなのに‥‥」
ロフ「セティ!」
セティ「ロフ‥‥ロフ! ロフ!!」
ハンニバル「ハルル様、これからどうするおつもりか?」
ハルル「決まっている。あのロゴダウの異星人どもをこの手で滅ぼす。そして巨神を手にいれる!」
ハンニバル(怒りは正常な判断を鈍らせるというが‥‥かくも色事のおそろしきことよなぁ。ワシも今後の身の振り方を考えねばならんか‥‥)
【シナリオエンドデモ終了】
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