No.42A
ダブル・フェイク
【シナリオデモ開始】
側近「ウルベ様、これを‥‥」
ウルベ「ほう‥‥これがウォンのレポートか‥‥ご苦労だった。お前をもぐりこませていたかいがあったというものだな」
側近「もったいないお言葉‥‥それでは失礼します」
ウルベ「ふっ‥‥奴がこれほどまでにデビルガンダムについて研究していたとはな‥‥ん? 生体ユニットとして必要なのは健全で強い生命力を持つ人間‥‥なるほど‥‥」
トレーズ「‥‥ああ、それでいい。鎖でつないでしまえば、彼らが彼らでなくなってしまう。そんなつまらない存在になってほしくはないからね」
レディ「‥‥トレーズ様、本当に彼らに任せてよろしいのですか?」
トレーズ「ロンド=ベルが失敗するとでも言うのかい?」
レディ「いえ。ただ、手柄をたてさせすぎると後々、面倒なことに面倒なことに‥‥」
トレーズ「レディ、彼らはそれほど愚かではないよ。しかし、賢明でもない。それゆえに、今、未来は彼らの手で綴られはじめている‥‥」
ジョリバ「おーい、ベ‥‥」
コスモ「しっ! 今はダメだ」
ジョリバ「コスモか‥‥どうしたんだ?」
コスモ「中をのぞいてみろよ」
ジョリバ「!!」
カーシャ「これからポセイダルとかいう奴らとの決戦なんでしょ? それを耳掃除なんてさ、気楽なもんよね」
ジョリバ「ちぇっ! こんなことならベスより先にカララを口説いとくんだったぜ」
ミカムラ博士「ウルベ少佐‥‥もうこれ以上、罪を重ねんでくれ」
ウルベ「カッシュ博士の口から事実を公表されるのがそんなに怖いんですか? なぁに、大丈夫ですよ。もうすぐカッシュ博士は不幸な事故で亡くなることになりますから‥‥」
ミカムラ博士「‥‥少佐、私は自首する。そしてすべての真実を公表する」
ウルベ「‥‥この期に及んで、臆病風に吹かれたのですか?」
ミカムラ博士「違う‥‥娘が私を目覚めさせてくれたのだ」
ウルベ「‥‥それは困る、私の計画が水の泡になってしまう」
ミカムラ博士「計画? これ以上どうしようというのだ? デビルガンダムは破壊された、もうくだらん野望を抱くのはよせ」
ウルベ「見つかったのですよ‥‥新たなユニットが‥‥」
ミカムラ博士「何っ!?」
ウルベ「ウォンが調べ尽くした結論なのです。健全で力強い生命力を持つ人間がそのユニットに相応しいとある‥‥それは、次の世代への生命を生み出すほどのパワーを備えた生き物‥‥」
ミカムラ博士「まさか‥‥」
シロッコ「ようこそ、おいでくださいました。オルドナ=ポセイダル様」
ポセイダル「貴公の申し入れ、受けるとしよう。約束どうりこの銀河を制圧後、ここの統治はまかせよう」
シロッコ「はっ、ありがたき幸せ」
フラット「‥‥しかしシロッコ殿、このような基地内部に閉じこもるのは自ら退路を断つようなもの。その意図をお教え願いたい」
シロッコ「これは異なことを‥‥元テンプルナイツとして勇名を馳せたフル=フラット殿のお言葉とは思えませんな」
フラット「!? それはどういう意味かっ!?」
シロッコ「戦う前から敗れるようなことを考えておられては勝てる戦も勝てぬ。そう申し上げているのですよ」
フラット「詭弁を‥‥聞けば、この地は資源衛星であったとか。そのようなところで迎え撃つことに何の利があるというのだ!?」
シロッコ「強い女性だな。その強さ、重ねたる月日のながさからくるとみた」
フラット「!? お前は‥‥いったい何者だ?」
ポセイダル「ふふふふ、パプティマス=シロッコ。なかなか面白い男よ。よかろう。貴公にまかす、。存分に腕を振るうがよい」
シロッコ「はっ!」
フラット「ポセイダル様!」
ポセイダル「そう怒るな。奴の魂胆は見えておる。奴とてせっかく手にいれた力を手放しはしないだろう。我々はその心を利用し、一気に巻き返しをはかるまでだ」
フラット「‥‥そう、うまくいきましょうか?」
ポセイダル「誰であろうとこの私に勝てる者などいないということを愚民どもに教えてやらねばは‥‥フフフフフフ」
フラット「‥‥」
マコト「艦長、先程ソロシップから連絡があり、反物質エンジンが正常に作動できるようになったそうです」
ブライト「そうか。赤木博士もソロシップの機関の解析を試みていたようだが重要な箇所のいくつかがブラックボックス化されていたと言っていたしな。やはり現在の我々の技術ではどうしようもなかったようだな」
ミサト「でも動くようになったんだから、いいんじゃないですか? どうせ200年後でも解析できない代物なんですから」
マコト「その代物を解析手前まで調べた赤木博士はさすがですね」
ミサト「あれで、自分一人でなんでも背負う癖をなおしてくれたらねぇ‥‥」
ブライト「碇司令が何を考えているのか分からない今の我々にできることは目の前の事件を解決させていくことだ」
万丈「その事件が恒星間レベルの問題だから大変だな。ポセイダルにゲスト、そしてバッフクラン‥‥ここまで偶然が重なると作為的なものすら感じるな」
アムロ「ただ、この状況も1つの終焉にむかって収束していっている。それがよりよい結末になることを信じよう」
ブライト「ではルナツー攻略に関しての作戦説明を行う。葛城大尉、頼む」
ミサト「はい。今回、連邦軍本隊との共同作戦を行うにあたり、我々の任務はルナツー内部の掃討と制圧にあります。現在までの情報ではポセイダル、シロッコ、ともにルナツーより動く様子はないようです。つまり我々の相手はポセイダル、ティターンズ残党の主力勢力となります」
甲児「ま、いつものことだけどな」
忍「ほーんと、俺達ばっかり苦労してるよなぁ」
ミサト「はい、そこ、静かに! ‥‥で、我々がルナツー内部に突入するわけですが、それには1つ大きな問題があります」
カズミ「問題?」
ミサト「ルナツー内部はそれほど広くないということです。中心部での戦闘には戦艦はもちろん、大型マシーンは使用できません」
ノリコ「それじゃ、ガンバスターは‥‥」
ミサト「無理ね」
ノリコ「そんな‥‥」
コーチ「甘いぞタカヤ!」
ノリコ「コ、コーチ‥‥」
コーチ「その程度で落ち込んでどうする! 内部での戦闘に参加できないのであれば、仲間の突入の援護に全力を上げればいいことだ! 仲間を送り届け、そして帰ってくる場所を確保する。それも立派な戦いだ。そしてお前にはそれができる!」
ノリコ「‥‥はい! コーチ! 私、頑張ります!」
ミサト「ま、まぁ、そういうことです。で、ガンバスター、イデオン、ダイターン、ダンクーガ、コン・バトラー、ゴーショーグン、真・ゲッター、そして零号機、初号機、弐号機の各機は突入部隊の援護に当たってもらいます」「GP-03同様、ノイエ・ジールも援護にまわってください」
※※ユングが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ミサト「あ、それから、もちろんシズラーも援護組です」
ユング「了解」
ブライト「突入はラー・カイラムで行う。もちろん内部への侵入は無理だが、突入位置でいつでも脱出できるように待機しておく。タシロ提督、外の指揮はお願いします。よし、では作戦領域へ向かう。トーレス、進路、ルナツーへ!」
トーレス「了解! 進路、ルナツー!」
〔カーソル、ルナツーへ移動〕
【シナリオデモ終了】
サブタイトル
「ダブル・フェイク」
【戦闘マップ1開始】
〔味方ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現済み〕
レディ「やはりシロッコは出て来んか‥‥」
〔味方戦艦出現〕
レディ「時間通りか‥‥さすがはロンド=ベルだな」
ミサト「意外と貧相な軍勢ね‥‥」
マコト「戦力を温存している可能性もありますね」
ブライト「とにかく今は目の前の敵だ。タシロ艦長、あとは頼みます!」
タシロ艦長「わかった。そちらもな」
〈出撃ユニット選択〉
<戦闘開始>
≪まだジャマイカン健在≫
<ブライトがルナツーへ接近>
ジャマイカン「バカめ! 貴様等の作戦などお見通しよ!」
〔敵ユニット出現〕
<ヤザン撃破>
ヤザン「ちっ‥‥俺もヤキが回った‥‥脱出する!」
<ラムサス撃破>
ラムサス「う、うわぁぁぁぁぁ‥‥脱出します!」
<ダンゲル撃破>
ダンゲル「そ、そんな‥‥こんなところで…脱出する!」
<ガディ撃破>
ガディ「ぬうう、おのれ、ロンド=ベル!! 次こそは必ず!!」
<ジャマイカン撃破>
ジャマイカン「この私が‥‥総員退避!」
<ブライトがルナツーへ到達・勝利条件達成>
ブライト「よし、突入する!」
【戦闘マップ1終了】
【戦闘マップ2開始】
〔敵ユニット出現済み〕
ジェリド「シロッコみずから前線指揮か‥‥奴もそれだけ焦っているということか?」
マウアー「‥‥」
ジェリド「どうした?」
マウアー「たしかに焦っているようにみえたけど‥‥あれはあまりにも無謀すぎるわ」
ジェリド「まさか‥‥死ぬ気か?」
マウアー「それはありえないわ。あの男はこの状況を利用しようとしているはずよ‥‥しかし、何を‥‥?」
〔味方戦艦出現〕
ジェリド「‥‥来たか。マウアー、おしゃべりはここまでだ。シロッコが何を企んでいようと俺はその上をいってみせるさ」
マウアー「‥‥油断しちゃダメよ」
ジェリド「ああ、わかっている」
マウアー「ジェリド、覚えておいてね。あなたのお後ろにはいつもあたしがいるって」
ジェリド「マウアー‥‥お前‥‥」
マウアー「来るわよ」
〈出撃ユニット選択〉
ダバ「追い詰めたぞ、ポセイダルっ!!」
ポセイダル「愚かな‥‥貴様ごときにこの私が倒せるとでも?」
ダバ「ポセイダル、見るがいい! お前に逆らう者は、いくらでもいるという事を!!」
ポセイダル「真の支配者の力、思い知るがいい!」
ブライト「よし、敵は目の前だ。みんな、頼むぞ!」
シロッコ「さて、ロンド=ベルの諸君、私を倒せるかな?」
<戦闘開始>
<3EP>
フラット「もう、やめてください‥‥」
ポセイダル「何を言っている、フル=フラット?」
フラット「‥‥昔を思い出すのです」
ポセイダル「昔‥‥?」
フラット「セカンドセントウォーでの事を忘れたのですか?」
ポセイダル「何のことだ?」
フラット「ペンタゴナワールド統一のおり、ポセイダルに仕えたテンプルナイツの私、そしてあなた‥‥ミアン=クウ=ハウ=アッシャー!」
ポセイダル「何を戯けた事をっ!」
フラット「その動揺はバイオリレーションに不都合があると見た! ミアン、今ならまだ戻れる。ポセイダルである事をやめなさい! 彼を奪いあい、勝ったのがミアン、あなただったのに、操り人形になってしまっていいのですか!?」
ポセイダル「私はポセイダルそのものである! なにが‥‥なにが‥‥私がミアンか‥‥」
フラット「ミアン!」
ポセイダル「やめるわけにはいかぬ‥‥ポセイダルである事を‥‥」
フラット「今のままなら、あなたは人形でしかないのですよ」
ポセイダル「人形‥‥私が?」
フラット「バイオリレーションを解除しましょう」
ポセイダル「そんな事をすれば‥‥どんなことになるか、お前はわかっているのか?」
フラット「私とあなたが、一挙に六十年の歳をとるだけの事‥‥」
ポセイダル「歳をとる‥‥?」
フラット「ポセイダル、いえ、ミアン=クウ=ハウ=アッシャー‥‥もうおよししなさい、過去の幻影に縛られるのは」
ポセイダル「やめい! それ以上の戯れ言はいい。私はオルドナ=ポセイダル!」
フラット「ミアン‥‥ならば私がその目を覚ましてみせる!」
〔フラット、敵から第3軍へ〕
<ポセイダルvsフラット>
フラット「こういう風邪に男につくすものではないでしょう、ミアン!」
ポセイダル「ミアン‥‥世迷い言を。私がそのような者であるはずがない。この力をもつもの‥‥それはこの私‥‥オルドナ=ポセイダルだ!」
<ジェリドHP30%以下>
〔マウアー、精神コマンド「みがわり」使用〕
<マウアー、精神コマンド「みがわり」使用≫
<ジェリド被弾>
ジェリド「マウアー!?」
マウアー「大丈夫。守るって言ったろ?」
ジェリド「馬鹿野郎! そんなことしてお前が、お前が死んだら‥‥」
マウアー「ふふふふ、心配してくれるの?」
ジェリド「あたりまえだ。お前は‥‥俺にとって‥‥その‥‥一番、一番大切な存在だ!」
マウアー「モビルスーツでの告白か‥‥ムードもなにもないけど、ふふふふ、うれしいよ、ジェリド」
ジェリド「マウアー、俺についてきてくれるか?」
マウアー「ええ。どこまでも」
〔ジェリド、全回復&精神コマンド「必中」「気合」使用〕
〔マウアー、全回復&精神コマンド「必中」「気合」使用〕
<ジェリド撃破>
ジェリド「マ、マウアァァァァァ!!」
※※まだマウアー健在の場合、セリフ追加※※
マウアー「ジェリド! くっ‥‥ジェリド‥‥」」
〔ジェリド、精神コマンド「必中」「魂」使用〕
<マウアー撃破>
マウアー「ジェリド‥‥」
〔敵ユニット撃破〕
※※まだジェリド健在の場合、セリフ追加※※
ジェリド「マウアー‥‥ちくしょう‥‥ちくしょう! ちくしょぉぉぉぉぉぉぉっ!!」
〔ジェリド、精神コマンド「必中」「魂」使用〕
<シロッコ撃破>
シロッコ「くふふふふ‥‥これで勝ったと思うなよ‥‥私は‥‥」
<ギャブレー撃破>
ギャブレー「ちいっ! ええい、またしても!!」
<ハッシャ撃破>
ハッシャ「うわっ! おかしら! こいつら油断なりませんぜ!」
<ポセイダル撃破>
ポセイダル「そんな‥‥この私が‥‥私? 私は‥‥誰‥‥だ‥‥」
<フラット撃破>
フラット「‥‥あなたとあの人を奪いあっていたあの時、今よりは幸せだった‥‥」
ポセイダル「何を言っている!? 違う! 私はポセイダルだ‥‥」
フラット「‥‥あたしとあんた、いったいどっちが幸せだったんだろうね‥‥ミアン‥‥」
<敵全滅・勝利条件達成>
【戦闘マップ2終了】
【戦闘マップ3開始】
〔味方戦艦出現済み〕
〔味方ユニット出現済み〕
〈出撃ユニット選択〉
タシロ艦長「‥‥どうやら中のほうも片付いたようだな」
レディ「‥‥どうやらそうでもないようだ」
〔敵ユニット出現〕
アマンダラ「‥‥よもや、このようなカタチで表舞台に立とうとはな」
副長「あれはポセイダルのマシーンです!」
タシロ艦長「討ちもらしたのか‥‥いや、どうも雰囲気がちがうな」
アマンダラ「愚かなる地球人類に告げる。我が名はオルドナ=ポセイダル。ペンタゴナの支配者にして全宇宙を手に入れる者。卑賤なる貴様らがこの私にはむかった罪、その身で償ってもらう!」
〔敵ユニット出現〕
タシロ艦長「なんだとっ!? いったいどこにこんな戦力を隠していたのだ!」
副長「前方のオージの周辺に異常なフィールドが生成されています!」
タシロ艦長「ぬうっ‥‥仕方あるまい、現戦力で食い止める。その間に突入部隊が戻ってくることを祈るしかない‥‥」
<戦闘開始>
<3PP・第3軍増援1出現>
〔第3軍ユニット出現〕
シュウ「苦戦しているようですね」
タシロ艦長「シュウ=シラカワか‥‥」
シュウ「もし、よろしければお手伝いいたしますが?」
タシロ艦長「ほぅ、いつから君はボランティア活動をするようになったのだ?」
チカ「な、な、な、なんて言い草なのかしら! こっちが善意で助けてやろうって言ってるのに、なに? そのひねくれた返答は!? ご主人様、あんな奴、ばっさりいっちゃいましょう! それは名案だわ! うん、ここは後腐れなく、ぱーっと、やっちゃいましょう!」
サフィーネ「うるさいのはほっといて、どうなさいますの、シュウ様?」
チカ「あーっ! それはないですよ、サフィーネ様!」
シュウ「そうですね、ここで彼らに負けてもらっては困りますし、勝手に協力させてもらうとしましょうか」
タシロ艦長「親切の押し売りは迷惑だと思わんのかね?」
シュウ「押しの一手はセールスの基本ですよ」
タシロ艦長「品物は買わんぞ」
シュウ「それで結構です」
チカ「みんなであたしを無視して‥‥いいですよ、いいですよ。どうせあたしなんか、ただのお付きの哀れなファミリアですよ、ええ、そうですとも‥‥」
シュウ「チカ、なにをブツブツ言っているのですか。これからひと仕事しなければなりません。あなたの力が必要なのですよ」
チカ「え‥‥ふふふふ‥‥そうですよね! 大丈夫です! すべてこのあたしにお任せください! さぁ、行きますよ、ご主人様! 敵はどこです? あそこですか!?」
シュウ「‥‥こっちです。さぁ、行きますよ」
サフィーネ「うふ、なんかゾクゾクしてきちゃう‥‥」
≪味方援軍1出現前≫
<ノリコHP20%以下>
ノリコ「このままじゃ、ガンバスターが持たないわ‥‥」
カズミ「ノリコ! どうしたの!?」
ノリコ「お姉様、やっぱり私には‥‥」
カズミ「ノリコ!」
コーチ「どうしたタカヤ! お前の力はそんなものか!?」
ノリコ「コーチ‥‥私がしっかりしていないから、お姉様の負担に‥‥だからこんなことに‥‥」
コーチ「タカヤ! 俺はお前の素質を見いだした! そして、アマノとのチームを造った。最高の、ペアになると考えたからだ! お前達二人のうち、どちらから欠けても全てが水の泡だ! 俺はお前達の可能性を信じた! お前も自分自身を信じろ! そして己を磨け! お前の意地を見せてみろ!」
ノリコ「コーチ‥‥」
コーチ「タカヤ、勝てっ! 地球を救い、仲間を助ける為にガンバスターは勝たねば、ならん!」
ノリコ「はい!」
コーチ「いいか、タカヤ。お前とアマノは、一人一人では単なる『火』だが、二人あわせれば『炎』となる。『炎』となったガンバスターは‥‥無敵だ!」
ノリコ「コーチ‥‥」
コーチ「俺の選んだおまえ達だ‥‥必ず、勝てる!」
ノリコ「はいっ! コーチ!」「うおおおおおっ!!」
〔ノリコ、HP&精神P回復〕
〔ノリコ、特殊技能「スーパーガッツ」取得〕
コーチ「そうだ! 何事も努力と根性だ!」
<5PP・味方援軍1出現>
〈出撃ユニット選択〉
シュウ「遅かったですね」
アムロ「シュウ‥‥また君か」
シュウ「これはご挨拶ですね。これでも地球の為に戦っているのですよ?」
マサキ「へっ! よく言うぜ」
シュウ「信じる、信じないはあなた方の勝手ですけどね」
ブライト「わかった。君の協力に感謝する」
ダバ「艦長! あれ!」
ブライト「オージだと‥‥たしかに倒したはず‥‥」
アマンダラ「お前達の倒したのはいわば影武者。真のポセイダルは私なのだよ!」
ダバ「その声、アマンダラ=カマンダラ!」
アムロ「アマンダラ? あの武器商人のアマンダラか!?」
レッシィ「‥‥そういうことだったのね‥‥」
アム「どういうことよ!?」
レッシィ「バイオリレーションシステム。生体エネルギーを利用し、体内の細胞を活性化させ、肉体の老化を防ぐ‥‥」
アマンダラ「ほぅ、さすがだな、ガウ=ハ=レッシィ。だが、それだけではない。精神波により、人をコントロールすることも可能だ。お前達も見てきたであろう? あのポセイダルを。アレがその成果なのだ」
ダバ「人を‥‥人間をなんだと思っているんだ!?」
アマンダラ「人は強者によって導かれなければならん。そして同時に試練を与えねばな。その為に私はすべてを管理するためにあえて野に下った。外では物事の一部しかみることができないからな」
ダバ「それがアマンダラ=カマンダラを名乗り、死の商人として戦いを長引かせることなのか!」
アマンダラ「民衆は愚かなのだ。平和がつづくと戦いを求め、戦いがつづくと平和を求める。それゆえ、適度な刺激が必要なのだよ。それが、緊張をうみ、平和を維持する事になる。私は正しいことをしているのだ」
ダバ「そんなことを人々は望んでいない! それはお前の傲慢が産み出すエゴだ!」
アマンダラ「ふっ‥‥実力がともなっていれば、それが傲慢ではないのだよ、ダバ=マイロード君。そして、私の前では、何者も無力だ」
ダバ「‥‥アマンダラ=カマンダラ!!」
<ダバvsアマンダラ>
アマンダラ「そろそろカタをつけさせてもらうぞ、カモン=マイロード」
ダバ「お前の好きにはさせない! お前の時代は終わったんだ!」
アマンダラ「小僧が‥‥」
ダバ「ヤーマンの血のもとに!!」
アマンダラ「ポセイダルに逆らう者には死を!」
<シュウvsアマンダラ>
シュウ「バイオリレーションですか‥‥なかなか興味深い装置ですね‥‥」
アマンダラ「貴様‥‥ただの人間ではないな‥‥」
シュウ「失礼な。私もれっきとした人間ですよ。1度ほど冥府より呼び戻された経験はありますがね」
<ポセイダル撃破>
アマンダラ「バ、バカな‥‥この私が敗れるだと‥‥そんなことが‥‥そんな‥‥うおぉぉぉっ!!」
<敵全滅・勝利条件達成>
【戦闘マップ3終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ダバ「終わった‥‥これで、ペンタゴナは自由になる‥‥これで‥‥」
ブライト「これで同胞達の無念も果たせたな」
ダバ「ええ。これもすべて皆さんのおかげです。そして次は僕がみなさんの為にお役に立つ番です」
ブライト「いいのか? 君はこれから、君達の星を再建するという使命があるのだろう?」
ダバ「ええ、でも、地球の混乱が治まるまでは、その事はお預けです。ぜひ、これからも、協力させてください。ご恩返し‥‥というより、共に戦った仲間として」
ブライト「すまない、ありがとう、ダバ君」
シュウ「これで残るはゲストのみ、ですね」
ブライト「君は一体何が目的なのだ?」
シュウ「私も地球を愛する者の一人のつもりなんですが‥‥」
ヤンロン「小細工はいい。用件を言ってもらおうか」
シュウ「‥‥嫌われたものですね。では単刀直入に言いましょう。あなた方にはこれから火星へ行ってもらいたいのです」
マサキ「火星だって!? シュウ、お前、本気なのか!?」
シュウ「こんなこと冗談で言って何になるのですか? ゲストの基地が火星にあるのですよ」
万丈「火星か‥‥」
シュウ「そう、火星です。幸いこちらにはヱクセリヲンとソロシップという2隻の艦があります。それを使えば瞬時にして行くことが可能なはずです」
タシロ艦長「まぁ、問題はないな」
マサキ「で、俺達が留守の間に地球を手にいれるってか?」
シュウ「まさか。私はそれほど権力欲に飢えているワケではありません。それに無駄な戦いはしたくありませんしね。皆さんに同行させてもらいます。私にとってもゲストは倒すベき敵ですからね」
アムロ「束の間の共同戦線ということか」
シュウ「私としては束の間でないことを祈りますよ。もう一度あなた方の手にかかるなんて願い下げですから」
テュッティ「クリストフ、あなた記憶が‥‥」
シュウ「ええ。以前の私はヴォルクルスの支配下にあった。まったく忌々しいことですが‥‥」
マサキ「裏切ったことにはかわりねぇよ。それにお前の中にそういう考えがあったから、利用されたんだ」
シュウ「これは手厳しい‥‥しかし、何度も言うようですが、今の私はあなた方と敵対する意志はありません」
ブライト「我々はまだ君を完全に信用することはできない。しかし、君が真に地球の平和を望み、協力を申し出てくれるのであれば、拒む理由はない」
シュウ「最善をつくしますよ。マサキ、よろしくたのみます」
マサキ「‥‥ああ。だが、少しでも怪しい行動をとれば遠慮なく攻撃させてもらうぜ」
シュウ「ふふふ、気をつけましょう」
マヤ「艦長、ソロシップから通信が入っています」
ブライト「よし、つないでくれ」
ベス「ブライト艦長‥‥ここまで来て、こういうことを言うのは心苦しいのですが‥‥」
ブライト「どうしました?」
ベス「我々はこの地球に残らせてもらいたいのです」
ブライト「‥‥理由を聞かせていただけますか?」
ベス「じ、実は‥‥」
万丈「?」
コスモ「何やってんだよ! 早く言っちまえよ!」
カーシャ「ベス、それでも男なの!?」
ベス「わ、わかっている‥‥」
カララ「‥‥」
ベス「実は、カララが、その、おめでたなんだ‥‥」
甲児「はぁ? おめでたって‥‥何か祝い事か?」
さやか「もぅ、甲児君ったら‥‥赤ちゃんよ、赤ちゃんができたのよ」
甲児「誰が?」
マサキ「バカか、おめぇ? カララさんにきまってんだろ」
甲児「誰の?」
マサキ「‥‥誰だ?」
ミオ「もぅ! ベスさんとカララさんの赤ちゃんでしょ」
甲児「へー‥‥」
マサキ「なんだって!?」
ベス「ま、まぁ、そういうことなんだ。幸い、ヱクセリヲンがあることだし、我々はここで君達の帰りを待っているよ」
ブライト「そうですか‥‥そういうことなら仕方ありませんね。わかりました。トレーズ代表には連絡をいれておきます」
ベス「すみません」
ギジェ「ソロシップやベス達がここに残るとしても、我々はロンド=ベルと行動をともにしてもよいのではないか?」
カーシャ「ギジェ、あんたまだ戦い足りないの!?」
コスモ「よせよ、カーシャ。たしかにもう地球は大丈夫だろう。それにこれからゲストとかいうやつらの基地に行くんだろ? ならイデオンも一緒にいったほうがいいんじゃないのか?」
ベス「もちろん、そうだが‥‥ブライト艦長の考えも聞いておかないと‥‥どうですか?」
ブライト「そうだな‥‥」
イデオンにも協力してもらう
ソロシップとともに地球に残ってもらう
≪「イデオンにも協力してもらう」を選択≫
ブライト「ゲストとの戦いは厳しいものと予想されます。そちらに問題がなければぜひとも協力してもらいたいのですが‥‥」
ベス「わかりました。コスモ、カーシャ、ギジェいいな?」
ギジェ「了解した」
コスモ「今度の戦いで何かが変わる‥‥、そんな気がするからな」
カーシャ「‥‥仕方ないわね」
≪「ソロシップとともに地球に残ってもらう」を選択≫
ブライト「ゲストの方は我々だけで大丈夫です。イデオンはソロシップとともにここで待っていてください」
ベス「わかりました。ではそうさせてもらいます」
加持「おっ、これはこれは、葛城大尉と赤木博士、仕事熱心なことはいいことですな」
ミサト「あんたねぇ、これから決戦だっていうときになに呑気に構えてんのよ。どうせまたソロシップのスイカに水をやってたんでしょ?」
加持「まあね。最後かも知れないからな」
ミサト「ま、相手はあのゲストだからね。生きて帰れる保証はどこにもないわ」
加持「いや、俺は信じているよ。葛城は必ず帰ってくるって」
ミサト「‥‥それどういう意味? ! もしかして、あんた地球に残るつもり!?」
加持「‥‥ああ。少しやりのこしたことがあるからな」
ミサト「やりのこしたことってなに?」
加持「‥‥俺は今まで逃げていた。真実が目の前にありながらそこに背を向けていたんだ。臆病だったんだな、俺は」
ミサト「‥‥」
加持「だからこっちに残る。俺自身が納得できることをしたいんだ」
リツコ「‥‥止めても無駄のようね」
加持「さすがはよくわかっていらっしゃる。ブライト艦長には話をとおしておいた。だから二人が最後だな」
ミサト「‥‥」
加持「葛城‥‥わかってくれ。真実に近づきたいんだ。俺の中の。たとえそれがどんな結果になってもな」
リツコ「加持君、あなた‥‥」
加持「それじゃ、ちょっと行ってくる」
ミサト「‥‥」
加持「そんな顔するな。せっかくの美人が台無しだ‥‥」
ミサト「加持君‥‥」
加持「大丈夫だ。戻ってきたら葛城に言わなければならないこともあるしな」
ミサト「え?」
加持「8年前に言えなかった言葉さ‥‥じゃ、行ってくる」
ミサト「あ、ちょっと‥‥」
リツコ「‥‥行ってしまったわね」
ミサト「‥‥ねぇ、リツコ、あいつ‥‥帰ってくるよね。絶対帰ってくるよね‥‥」
リツコ「‥‥ええ。私もそう思いたいわ‥‥」
ミカムラ博士「逃げろ! レイン!」
レイン「お父様?」
ミカムラ博士「早く‥‥早く逃げるんだ!」
レイン「? ‥‥どうして、お父様!?」
ウルベ「生体ユニットにもっとも適しているのは、あらゆる生物の頂点に立ち新しい生命を生み続け増やしていけるもの‥‥」「
レイン「!?」
ウルベ「汝の名は‥‥女なり!」
ミカムラ博士「やめろぉー!」
〔銃声〕
レイン「お父様ぁぁぁっ!!」
ミカムラ博士「う、うぅっ‥‥レ、レイン‥‥」
ウルベ「くふふふふふ‥‥さあっ! お前の新たなる命だ! 目覚めるがいい! デビルガンダムッ!! ハッハッハッ‥‥さあっ、これでデビルガンダムの本当の復活だっ!! ハーハッハッハッ‥‥」
【シナリオエンドデモ終了】
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