No.8
ティターンズの悪意
【シナリオデモ開始】
クワトロ「気になるな‥‥」
ブライト「何がです、クワトロ大尉」
クワトロ「さっきのアマンダラという男のことだ。こんな時期に兵器商がポセイダルと接触している‥‥つまり、やつらは再び軍備を整えているということになる」
ブライト「‥‥なるほど」
クワトロ「ポセイダル=ゲスト連合軍との休戦も、そうながい間のことではなさそうだな」
アムロ「復活したザビ家体制のもと、DCがどう動くか‥‥それに、なんといっても連邦内部の問題‥‥」
ミサト「まったく、前途多難よねぇ」
アムロ「コーウェン中将との連絡がつかないままなのも気になる。連絡がとれないほど多忙なのか、それともことによるとすでに実権を奪われているのか‥‥」
クリス「孤立無援か‥‥」
甲児「なあに、いつものことじゃねえか。なんとかなるって」
さやか「気楽にいってくれるわねぇ、甲児君」
〔カーソル、地球方面へ移動〕
トーレス「間もなく突入軌道に乗ります。カウントダウン開始、10分前」
シゲル「レーダーに反応!!」
ブライト「くっ! トーレス、突入準備は続行! 総員、第一戦闘配置!!」
【シナリオデモ終了】
サブタイトル
「ティターンズの悪意」
【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現済み〕
〈出撃ユニット選択〉
マ=クベ「くくく‥‥このまま黙ってかえすのも失礼というものだろう? ロンド=ベルの諸君」
アムロ「マ=クベだと!?」
甲児「あいつも生きのびてやがったのか!?」
ブライト「出撃!」
〈出撃ユニット選択〉
マ=クベ「ふ‥‥そう慌てるものでもなかろう。そう、再会を祝して乾杯といこうではないか」
甲児「何のんきな事言ってやがる!!」
マ=クベ「兜甲児‥‥相変わらず下卑た男だ。せっかく諸君らのために、凝った趣向を用意しておいたのだ。それを見てからでも遅くはあるまい?」
アムロ「趣向‥‥だと!?」
マ=クベ「そうだ。おそらく気に入ってもらえると思うがね」
〔味方ユニット出現〕
プル「ジュドー! 助けてぇ!!」
プルツー「捕まっちゃった、ごめん!」
ジュドー「プル、プルツー!?」
マ=クベ「ふふ‥‥こういう事だ」
ジュドー「き‥‥きたねえぞ!!」
マ=クベ「そうかね? これでも優しいつもりだが。なんなら、問答無用で殺してもかまわないところなのだよ」
プル「何よ!! エネルギーも弾も全部取り上げちゃったくせに! 陰険マ=クベ!! ベーだ!」
マ=クベ「‥‥別に抵抗するなとは言わんよ。いわば、これは一種のゲームなのだよ。諸君らが、彼女たちを無事助ける事ができれば、諸君らの勝ちだ。だが、失敗した場合は、彼女達の生命でつぐなってもらう事になるがね‥‥くくく‥‥いかがかな?」
※※ジュドーが出撃している場合のセリフ※※
ジュドー「プル、プルツー!! 待ってろ!! 俺が助け出してやる!!」
※※ジュドーが出撃していない場合のセリフ※※
ジュドー「くそっ! こんな時に出撃できねえなんて‥‥」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
〔味方ユニット出現〕
デュオ「まいったな‥‥俺って底無しのお人好しかもな。ま、事情を聞いちまっちゃしょうがねえ。おい、そこのお嬢ちゃん達! 俺が手助けしてやるぜ!」
プル「? あなた、誰?」
デュオ「俺か? 通りすがりのおせっかいやきさ。名前はデュオ。逃げも隠れもすぐら、ウソは言わねえ。デュオ=マックスウェルだ」
ニナ「あたし達を狙ってたガンダムが‥‥味方をしてくれるの?」
カトル「僕と同じ、ガンダムの仲間‥‥デュオ‥‥デュオ=マックスウェル‥‥」
<戦闘開始>
<4EP・敵増援1出現>
〔敵ユニット出現〕
<プルorプルツーが撃破される>
※※プル撃破の場合のセリフ※※
プル「あーあ、やられちゃった。あとはたのんだね」
※※プルツー撃破の場合のセリフ※※
プルツー「うっ! ここまでなのか‥‥撤退する!」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※
〔味方ユニット出現〕
デュオ「おいっ!? くっそお!! 助けられなかったか!! すまねえ‥‥」
<マ=クベ撃破>
マ=クベ「少し甘くみすぎていたようだな‥‥まぁいい‥‥撤退する」
<敵全滅・第3軍増援1出現>
デュオ「‥‥さあて、義理は果たした事だし、そろそろ本来の仕事に戻りますか。ロンド=ベル‥‥覚悟しな!」
〔デュオ、味方から第3軍へ〕
<デュオ撃破>
デュオ「あちゃあ、またやられちまったぜ!」
<カトルがデュオを説得>
カトル「ダメだよ! こんな戦いを続けてちゃ!! ロンド=ベルはコロニーの敵じゃない!!」
デュオ「どうやら元お仲間だったらしいが、今はロンド=ベルの一員てわけかい?」
カトル「僕の名はカトル=ラバーバ=ウィナー!! 君にも、もうわかってるはずだろ! デュオ!!」
デュオ「わからないね! コロニーはDCと結び付いて戦いの道を選んだ! なら、俺達は何のために戦ってきたんだ!?」
カトル「だからだよ! こんな無益な戦い、終わらせなきゃいけないんだ!! 君も見ただろう!? フロンティア4の事件を!」
デュオ「‥‥ああ。確かにロンド=ベルにゃ悪意はねえかもしれねえ‥‥けどよ! だからってすぐに信用できるほど育ちがよくねえんだよ、俺は」
カトル「どうしてもロンド=ベルと戦うつもりなの?」
デュオ「俺に残された道は、それしかねえんだ」
カトル「違う! コロニーが武装化したのは、コロニーの意志とは無関係なんだ! ロンド=ベルなら、この無益な戦いを止めてくれる!」
デュオ「‥‥ちっ、俺もアマちゃんだぜ。わーったよ! カトルって言ってたよな。お前さんのいうこと、信じてやるよ」
カトル「それじゃあ力を貸してくれるの?」
デュオ「ああ、ま、しょうがねえか」
カトル「ありがとう、デュオ‥‥」
デュオ「あんまり期待しない方がいいぜ。なんせ、すぐ浮気するタチだからよ」
〔デュオ、第3軍から味方へ〕
<敵全滅・勝利条件達成>
ブライト「よし、全員急いで帰艦しろ!」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
※※プル&プルツーが健在の場合、セリフ追加※※
プル「たすかって、よかったね」
プルツー「ああ」
ジュドー「おい、プル、プルツー! 今回は助かったからよかったが、一つ間違えれば大変なことになっていたんだぞ! わかっているのか!?」
プル「もぅ、怒鳴らないでよ~あたしだって、反省してるんだからぁ」
ジュドー「まったく心配させやがって‥‥」
プル「え? 心配してくれたの?」
ジュドー「あたりまえだろ? 心配してるから怒ってんだよ」
プルツー「ジュドーが心配してくれたんなら苦労してやって来たかいがあったな」
プル「うん、そうだね。このキュベレイも手に入れるのに苦労したもん‥‥」
モーラ「おやおや、これでよく動いていたねぇ」
プル「え? どういうこと?」
モーラ「多分、もともとかなりガタがきてたんだろうね。それにロクな整備も受けていないみたいだし‥‥で、結論を言うと、このキュベレイはもう使えないってことだね」
プル「ええーっ!?」
プルツー「なんとかならないのか?」
モーラ「うーん、どっちかを完全に解体して、もう片方に使えばなんとかなるかもしれないけど‥‥」
プルツー「プロがそう言うんならどうしようもないな」
プル「ねぇジュドー‥‥どうしよう?」
ジュドー「う~ん、そうだな‥‥」
プルのキュレベイmkIIを解体する
プルツーのキュレベイmkIIを解体する
モーラ「わかった。そうしておくよ」
※※「プルのキュベレイmkIIを解体する」を選択した場合のセリフ※※
プル「う~ん、残念だなぁ‥‥」
※※「プルツーのキュベレイmkIIを解体する」を選択した場合のセリフ※※
プルツー「‥‥仕方ないな」
ブライト「トーレス、突入軌道は?」
トーレス「このままだとまずいですね。少し軌道修正しないと‥‥とにかく、やってみます」
マヤ「大気圏突入、カウントダウンに入ります!」
ブライト「予定ポイントより、かなり東になってしまったようだな」
トーレス「突入角度が深すぎたようですね。現在位置は‥‥」
〔爆発音〕
〔画面、振動〕
トーレス「わっ!?」
ブライト「どうした!?」
マコト「機関部に異常発生!」
ブライト「ただちに整備班を向かわせろ!」
トーレス「無理をしたせいで、船体にもかなりガタがきているんじゃないですか? 一度どこかで整備しておかないと、まずいですよ」
ブライト「そうだな‥‥」
モーラ「ブライト艦長! 機関部のモーラです。こいつはかなりヤバい状況みたいですね。融合炉の内圧が基準値よりかなり下がってます。急いでドックで修理しないと、取り返しがつかなくなる恐れがありますよ」
ブライト「了解した。この近くのドックといえばオキナワだったな。青葉少尉、オキナワのドックに連絡をとってみてくれ」
シゲル「了解しました」
デュオ「ま、そういうわけで、しばらくやっかいになるぜ。よろしく」
アスカ「あんたねぇ、何度もあたし達と戦っといてよくもすまして味方でございって顔、してられるわね! あんたのおかげでこっちはどれだけ苦労したか!」
デュオ「そいつは俺だって同じだぜ。なんせ、俺のデスサイズ、何回ぶっ壊された事か。修理代だってバカにならねえんだぜ」
アスカ「自業自得よ!!」
アムロ「まあまあ。デュオ君、歓迎するよ。俺は‥‥」
デュオ「知ってるよ。伝説のガンダムのパイロット、アムロ=レイさんだろ? ガンダム乗りならみんな知ってるって」
アムロ「ガンダム乗りって‥‥そういう表現をされたのは初めてだな」
シゲル「沖縄のドックと通信がつながりました」
ブライト「モニターに出してくれ」
係官「事情は了解しました。4番、7番のドックが開いています。使っていただいて‥‥え? なんですか? あ、ちょっと、勝手に‥‥」
ガディ「いいから代われ! ティターンズのガディ=キンゼー中佐である。現在ここのドックに空きはない。申し訳ないが他をあたってもらおう」
ブライト「え? いや、しかし、さっき4番と7番が空いていると‥‥」
ガディ「単なる連絡ミスだ。くり返す。ここのドックに空きはない。他をあたりたまえ」
ブライト「しかし、こちらも一刻を争う状況なのです。このままではシャンハイまでもちそうにありません」
ガディ「‥‥ならば、民間のドックを使え。ゴータ・インダストリーのドックが空いているはずだ。請求書はティターンズにまわしてもかまわん」
ブライト「‥‥わかりました」「こんなところまで、ティターンズ、ティターンズか。我々の知らない間に、ティターンズはかなり規模を拡大したようだな‥‥青葉少尉、ゴータ・インダストリーに連絡を。ドックの使用許可をとってくれ」
シゲル「はい」
シゲル「ゴータ・インダストリーからの返答です。ドックの使用を許可するとの事です」
ブライト「やれやれ、助かったな」
シゲル「あ‥‥追伸があります」
ブライト「追伸?」
シゲル「えー、名高きロンド=ベルのお役に立てて光栄です。つきましては、代表の方を晩餐会にお誘いさせていただきたい‥‥以上です」
ブライト「晩餐会? 何をまた‥‥」
ミサト「あら、ステキ。艦長、せっかくですもの、お招きに預かりましょうよ」
ブライト「今はそんな気楽な状況じゃないだろう、葛城大尉」
アムロ「しかし、ブライト。先方の厚意をむげに断るわけにもいかないだろう」
ミサト「艦長は出席されないんですか?」
ブライト「‥‥私はいい。君達で行ってくれ」
ミサト「さっすが艦長、話がわかる。アムロ少佐、一緒に行きましょ」
【シナリオエンドデモ終了】
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