No.11B
敵の新型兵器を叩け!
サブタイトル
「敵の新型兵器を叩け!」
【シナリオデモ開始】
ナデシコ/食堂
リョーコ「それにしてもようやくここまで来たかぁ」
ヒカル「次かが次へと敵がくるから、ずいぶん時間がかかっちゃったよねぇ」
甲児「ザフトと散々やりあって、ようやく地中海に出たと思ったらラダムの大群、お次はグラドスの無人兵器。さすがに身が持たないぜ」
さやか「なーに言ってるのよ。もうちょっとで帰れるじゃない。頑張ってよ甲児くん」
甲児「わかってるって、さやかさん」
フェステイア「ご飯ご飯~」
カティア「ポテトコロッケ定食」
フェステニア「アタシ、チャーシューメン大盛りね~!」
カティア「・・・いつも思ってたけど、なんで食事の時はそう楽しそうなの」
甲児「あれ、2人だけか。メルアと統夜はどうしたんだ」
カティア「格納庫にいるわ」
フェステニア「それがさぁ、忍とドモンがいい争い始めて大変だったんだよ。止めに入った統夜まで巻き込まれちゃって」
アキト「ごめんテニアちゃん、チャーシューもう切れちゃってるんだ」
フェステニア「え~っ!? そんなぁ・・・」
イズミ「どうやらこれが最後だったようね。・・・最後はサイコー。クフフフッ」
フェステニア「くっ・・・」
イズミ「あげないわよ」
リョーコ「大人げねぇなぁ。それにしても、またあの2人か。ったく、血の気の多い奴らだぜ」
アキト「そういうリョーコちゃんだって、散々もめてたんじゃないの」
リョーコ「バ、バカ、あれはだな・・・」
ヒカル「獣戦機隊もドモンさんも、強いけど協調性ないもんねぇ。冗談通じなくてすぐ怒り出すし」
十三「あの連中のおかげでずいぶん助かったんは確かやけどな。にしても、アークエンジェルは無事なんかいな」
ちずる「ええ、私たちがザフトを引きつけたとはいえ、向こうも交戦せずに突破できたわけじゃないでしょうしね。私たちみたいにラダムやグラドス軍も相手にするとなると・・・」
豹馬「そんなもんオレたちが考えたってしょうがないだろ。キラやエイジたちもいるんだ。なんとかなってるさ」
甲児「アークエンジェルか・・・。そういや、ここんとこ大変だったんですっかり忘れたけど、あいつら何者なんだろうな」
十三「なんや、あいつらて」
甲児「地球に降りた後、オレたちが偵察に出てでくわした奴らだ」
リョーコ「・・・いたな、そんな奴ら。かなりヤバイ連中だったな」
甲児「あれは、カティアたちが昔つかまってたって連中だ。△△△△△△をつくったのも、あいつららしい」
リョーコ「ホントかよ」
アキト「そういえば知ってる風だったね」
カティア「・・・ええ」
ナデシコ/食堂
ちずる「そんなことが・・・。じゃあ、あなたたち3人は何年もずっと?」
カティア「ええ。みんなと会う少し前まで。でも私たちも彼らが何なのか、よくわからないの」
リョーコ「とんでもねぇ奴らだな。で、お前らを△△△△△△と一緒に逃がした奴はやられちまって、そいつが何がしようとしてたのかもわからねぇってことか」
フェステニア「・・・うん」
〔カーソル、カオシュンへ移動〕
ナデシコ/ブリッジ
エリナ「カオシュン基地?」
アカツキ「あそこは僕がナデシコに乗艦する少し前に、ザフトが陥落させていたと思ったけど違ったのかな」
プロスペクター「少し違いますな。カオシュンにいたザフト軍は、グラドス軍の無人兵器の攻勢を受け、撤退したようです」
ジュン「連合軍からの指示って言ってましたけど、まさかナデシコにカオシュンを奪還しろって言うんじゃないでしょうね」
エリナ「でも、グラドスの無人兵器がどこかを占拠するなんて、これまでなかったことよ」
イネス「グラドスは新しい戦術を試しているのかも」
ユリカ「それがですね、なんでもすごい新兵器が設置されてるそうなんです」
ルイr「軍ではナナフシってコード名をつけてます。巨大な超長距離攻撃兵器です。それが存在することで、周辺海域では作戦行動がとれなくなっているそうです。送られてきたデータでは、すでに連合軍の特殊部隊が破壊作戦を3回実施したらしいですが、全部失敗してます。それで私たちにお鉢が回ってきた、というわけね」
ミナト「艦長、まさかそれを引き受けたわけ?」
ユリカ「はい。本社の方では軍の命令に従うようにって言ってきてますし、どうせ近くを通りますから。ついでにやっちゃいましょう」
メグミ「でも軍が失敗してるし、ナデシコだって修理が必要なのに・・・」
ユリカ「大丈夫だよメグミちゃん! 獣戦機隊のみなさんやドモンさんもいるし、固定兵器なら遠距離からのグラビティブラストで決まり!」
プロスペクター「経済的側面からも賛成です」
メグミ「それならみんなも危険な目にあわなくてすみますね」
ミナト「アキトくんが、でしょ」
メグミ「そ、そうですね・・・」
ユリカ「む~っ。とにかく、そういうことでいきます!」
ルリ「・・・ほんとにそんな楽ならいいんだけど」
〔カーソル、中国近海へ移動〕
トゥアハー・デ・ダナン/発令所
マデューカス「艦長、まもなく目標海域に到達します」
テッサ「わかりました。予定ポイントに到達後、浮上してアームスレイブを射出します。カリーニンさん?」
カリーニン「マオ曹長、ウェーバー軍曹、サガラ軍曹の3名が待機中です。大佐殿」
テッサ「結構です。・・・それにしても、連合軍の指揮下にあるネルガルの戦艦に協力しろという命令が来るなんて、予想外でしたね」
マデューカス「東アジア戦隊の獣戦機隊が同行しているとのことでしたから、そちらからの働きかけによるものでしょう」
テッサ「葉月博士かしらね。カオシュン基地・・・。接近したナデシコは木星トカゲの新兵器・・・重力波レールガンだそうだそうですけど、これの直撃を受け不時着したそうです」
カリーニン「自慢のディストーションフィールドも通用しなかったというわけですな」
テッサ「向こうからの情報を信じるなら、マイクロ・ブラックホールを射ち出すとんでもない兵器のようですね。さすがに異星人のテクノロジーと言ったところかしら。連合軍まかせで放っておくわけにいかないのは確かだわ。私たちが支援するということは、彼らは陸路から接近して破壊する作戦をとるということね」
カリーニン「はい。向こうにはそのような行軍に慣れた兵はいないでしょう。戦艦ナデシコの要員は実戦経験こそ豊富で空間戦闘には長けているようですが、その種の訓練を受けた者はおりませんからな」
テッサ「火星から戻ってきた戦艦ですものね。獣戦機も特殊な適正が必要で、パイロットが選抜された時には実戦経験がほとんどなかったそうですしね」
マデューカス「そのようですな。非常時とはいえ、嘆かわしいことです」
テッサ「そういえば、ナデシコの艦長はまだ20歳の女性だそうですよ。連合軍のミスマル提督の娘さんだそうです」
マデューカス「民間の人間は何を考えているのかわかりませんな。いくら優秀とはいえそれでよくクルーの反発を受けないものです」
テッサ「あら」
マデューカス「貴女は特別です、艦長。この艦を指揮するに足る能力と手腕をお持ちであることを、実力によって証明されてきたのですから」
テッサ「ありがとう。でも、一度お会いしてみたいですね。ナデシコのミスマル艦長と・・・オペレーターのホシノ・ルリさんに」
トゥアハー・デ・ダナン発令所
カリーニン「予定時刻まで30秒。ウルズ2、カタパルトスタンバイ」
〔モニターの開く音〕
マオ「ウルズ2了解。2人とも、聞こえたね」
クルツ「ウルズ6了解」
宗介「ウルズ7了解」
クルツ「さぁて、それじゃパーティにでかけますか。あの跳ねっ返りどもがどんな連中と一緒にいるのか、楽しみだぜ。民間って話だ、美女がいっぱいだったりしてな」
マオ「そのばか面やめな。いつもみたいなみっともない真似して、恥さらすんじゃないよ」
クルツ「へぇへぇ」
マオ「ソースケ、あんたも余計な騒動起こさないようにね」
宗介「問題ない」
カリーニン「時間だ」
マオ「ウルズ2、いくよ! 6、7、遅れないでちゃんとママについといで!」
トゥアハー・デ・ダナン/発令所
マデューカス「艦長、フライトデッキ閉鎖完了しました。すべて問題ありません」
デッサ「ご苦労さま。では予定通り、深度100まで潜って南へ回ります。メイン・バラストタンクに注水。潜航角度は10度。速力は10ノットに増速」
マデューカス「アイ・アム。メイン・バラストタンク注水、潜航角10度、速力10ノット」
山岳地帯
マオ「メリッサ・マオ曹長以下3名、今回の作戦に同行します。よろしく」
アカツキ「へぇ、君らがミスリルから派遣された助っ人かい。僕はアカツキ・ナガレ。今回の指揮をまかされてる。あてにさせてもらうよ、凛々しい曹長さん。みんなもよろしくぅ」
リョーコ「なぁ、わざわざ助っ人に来るほどの連中なのか?」
亮「最新鋭のSRT・・・特別対応班の連中だ。連中はパイロット専属じゃなく、なんでもこなす。確かに陸路を長距離行軍する今回の作戦にはうってつけだな」
リョーコ「へぇ」
ヒカル「マオ曹長はともかく、あの軽そうな金髪くんとむっつりくんはそうは見えないようねぇ」
忍「・・・あんたたちが来るとはな」
マオ「あらご挨拶ね」
クルツ「そう言うなって。よっ、沙羅ちゃん。お久しぶり。君に会いたくてどれだけ眠れぬ夜を過ごしたことか」
沙羅「・・・ダナンの連中って聞いた時に、予想しとくべきだったよ。マオの姐さん、いつまでこのバカとつるんでるつもりなんだい」
クルツ「あらら。相変わらずきっついこと」
マオ「命令だからね・そっちにも似たようなのがいるでしょ。お互い様よ」
雅人「マオ姐さん、それって俺のことかい? そりゃないよ」
クルツ「言わせとけ言わせとけ。おっと、よく見たら他にもカワイコちゃんがいっぱいいるじゃないか。オレとしたことがとんだ失礼を。ミスリルの戦士がお姫様たちを助けに参りました」
さやか「あはははは。変な人ねぇ」
マオ「クルツ、いい加減にしときな!」
十三「ほんま大丈夫なんかいな。なんや心配になってきよったで」
宗介「問題ない」
小介「みなさんの装備はアームスレイブですね。ですがM6の改良型でもないようです」
マオ「詳しい坊やね」
ちずる「小介も立派なパイロットの1人ですよ」
マオ「コン・バトラーチームの履歴は知ってるわよ、南原ちずるさん。坊や、あれはザフトのモビルスーツとだってやり合える最新型、M9よ。うち以外では使ってないわ」
小介「あのブースター、緊急展開用で航続距離はないはずですね。みなさんはどこから来たんですか?」
アカツキ「なるほど。参考までに聞かせてもらいたいな。合流地点をナデシコから離れた所に指定したのと関係があるんだろう?」
マオ「うふん。それは、ひ・み・つ」
忍「時間がないんじゃなかったのか。いつまでちんたらやってるつもりだ」
アカツキ「おっと、そうだった。ま、話はおいおい聞くとして、10分後に移動を開始しよう。こちらの調べではナナフシの次の発射まで12時間。明朝0600までにあれを破壊する。0500までに山岳地帯を踏破してカオシュンに出たい」
マオ「オッケーよ。ルート選定はこっちにまかせてもらうわ。ソースケ、あんたは最後尾、いいわね」
宗介「了解した」
山岳地帯
宗助「わかっていないようだな。野営の見張りが注意を怠れば、全員の命を危険に・・・ッ!?」
統夜「・・・なにか?」
宗助「静かに。・・・いかん!」
デスアーミー「ウオォォォォッ」
洞爺「あれは、アフリカでレインさんたちと会った時に見た・・・? みんな起きろ!」
〔衝撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔画面、振動〕
統夜「え・・・?」
〔衝撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔画面、振動〕
統夜「なに!?」
豹馬「お、おい、いまの爆発はなんだ!?」
マオ「ソースケ!」
宗介「敵襲だ、全員たたき起こして機体に搭乗させろ! そこの貴様! 動くな!」
〔銃声〕
???「ほう、わしの気配を察したか。なかなかの手誰のようだな。安心するがよい。お主らの様子をうかがっていたのは、いまの2匹だけよ。もうこの辺りに奴らはおらん」
宗介「貴様、何者だ。武器を捨ててゆっくり出てこい。抵抗は無意味だ」
???「わしをその銃で狙っておるからか。それとも・・・そこの狙撃手がおるからかな」
統夜「え? 狙撃・・・?」
???「木の上からわしを狙っておろう」
宗介「こいつ、クルツの位置を・・・?」
クルツ(おい、嘘だろ。なんでオレが狙ってるのがわかったんだよ)
???「まあよいわ。いま出て行ってやる。武器などもっておらん」
宗介「嘘をつくな。Ex2を2体撃破したのは貴様だろう」
東方不敗「Ex2とな? デスアーミーをそう呼んでおるのか。フフッ、確かにあれはわしが倒した。が、武器などはつかっておらぬ。ほれこの通りよ」
マオ「・・・いいわ。とにかく、そのままこちらへ来なさい。おかしな真似はしないことね」
ドモン「待てお前たち! あ、あなたはまさか・・・東方不敗、マスターアジア! 師匠ではありませんか!」
リョーコ「・・・はぁ?」
沙羅「この怪しいじいさんはあんたの知り合いってわけ?」
東方不敗「喝ッ! 応えよドモン! 流派、東方不敗は!」
ドモン「王者の風よ!」
東方不敗「全新!」
ドモン「系裂!」
東方不敗「天破!」
ドモン「侠乱!」
東方不敗「見よ!」
ドモン「東方は赤く燃えている!」
〔キメ音〕
〔画面、フラッシュ〕
十三「・・・なんなんや」
東方不敗「久しいなドモン。いや、わしが認めたキング・オブ・ハートよ」
ドモン「師匠・・・お会いしとうございましたッ!」
東方不敗「どうした。男子たるものが、何を泣く」
アキト「なんだよ、こいつら何なんだよいったい」
イズミ「師匠だけに、思わず笑っちゃうわね。・・・失笑。フフフフッ」
クルツ「・・・あー、なんかもうどうでもいいって感じ」
ナデシコ/ブリッジ
〔モニターの開く音〕
アカツキ「・・とまぁそんなわけさ。この辺りの地理にも詳しいってことでね。そのドモンくんの師匠というご老人が同行することになった」
ユリカ「・・・はぁ。その人もあのデビルガンダムを探していて、その辺りにあれがいるっていうんですね。わっかりました。どうせこっちは何にもできませんから、おまかせします」
アカツキ「了解了解。んじゃ、そういうわけで交信終了」
レイン「ドモンのお師匠さんか・・・」
メグミ「グラドスだけじゃなくてデビルガンダムまでいるなんて。アキトさん大丈夫かな・・・」
ミナト「さっきの話だけど、なんかさぁめちゃめちゃ怪しくない?」
レイン「でも、ドモンは子供の頃からずっとその人と一緒に修行していたのよ」
ユリカ「ってゆーか、何か変なこと言ってましたよね。お師匠さんが素手でデスなんとかを破壊したとかどうとか・・・」
ルリ「・・・勘弁して」
カイシュン近郊
東方不敗「ほれ、あそこに見えるのがカオシュン基地よ」
甲児「あのでっかいのがナナフシだな」
マオ「時間は?」
アカツキ「大丈夫だ。かなりロスをしたが、ギリギリ間に合ったようだね」
リョーコ「ったく、それにしても大変だったぜ。バッタどもにデスアーミー、ぞろぞろ出てきやがるんだからな」
ちずる「でもどうしてグラドス軍の無人兵器とデスアーミーは戦闘にならないのかしら」
豹馬「会わなかったんだろ」
ドモン「・・・師匠、いったい奴はどこにいるのでしょう」」
東方不敗「さて、わしにもわからん。だが今はこの方々と共にあれを破壊するがよかろう。物騒な代物らしいからのぅ」
ドモン「はい。さすがですね、師匠」
忍「チッ、えらくいつもと態度が違うじゃねぇか」
リョーコ「アキト、ロンゲ、お前らの方の外部バッテリーは」
アキト「予備バッテリーは次が最後だよ」
アカツキ「こっちもだ。それじゃ、作戦開始だ。みんな頼むよ」
東方不敗「ではわしも行くとしよう」
ドモン「師匠、どちらへ?」
東方不敗「なに、わしはわしで、ナナフシとやらを破壊できるかやってみるのよ。お主らの邪魔はせん。わしの心配も無用だ」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ1開始】
〔敵ユニット出現〕
〔味方ユニット出現〕
〈出撃準備〉
豹馬「きやがったな、グラドスの無人兵器どもね!」
クルツ「おっほー、出てきた出てきた。守りには気を使ってるってわけね。無人のくせになまいきな。んじゃ、片っぱしから片付けるとしますか!」
マオ「はしゃぐな、バカ」
アカツキ「目標はナナフシに直接破壊だ。各自作戦指示に従って行動してくれ。あ、それから、わかってると思うけど、空は危険だ。今回の作戦はあくまで陸路で接近する。やられたら後退して待機。君たちも頼むよ、ミスリルの諸君」
〔カーソル、目標地点を指定〕
宗介「了解した」
沙羅「言われなくったってやってやるさ」
忍「あ、グラドス野郎に俺たちの地球で好きにさせるか!」
<戦闘開始>
<敵全滅or味方ナナフシへ到達>
※※敵全滅の場合のセリフ※※
アカツキ「敵の全滅を確認。さぁ、ナナフシを破壊するとしようか」
※※統夜が到達の場合のセリフ※※
カティア「統夜、ナナフシに取りついたわ」
統夜「ああ。こちら△△△△△△、これよりナナフシの破壊にかかる!」
※※ドモンが到達の場合のセリフ※※
ドモン「フン、こんなものか。こいつを叩きつぶせばいいんだな」
※※甲児が到達の場合のセリフ※※
甲児「ナナフシだかなんだかしらねぇが、兜甲児様が破壊してやるぜ!」
※※さやかが到達の場合のセリフ※※
さやか「これがナナフシね。いくわよ!」
※※豹馬が到達の場合のセリフ※※
ちずる「ナナフシにたどり着いたわ! 豹馬!」
豹馬「おう、一気に決めてやるぜ!」
※※忍が到達の場合のセリフ※※
忍「忍、何ぼけっとしてんだい。取りついたんだからさっさとしな!」
忍「いちいちうるせぇんだよ! いくぜ!」
※※アキトが到達の場合のセリフ※※
アキト「ナナフシに取りついた! 攻撃を開始する! このっ、このっ、このっ! 壊れろっ!」
※※リョーコが到達の場合のセリフ※※
リョーコ「取りついたぜ! この野郎、よくもナデシコをやってくれやがったな!」
※※ヒカルが到達の場合のセリフ※※
ヒカル「とうちゃーく! アマノ・ヒカル、撃ちまくりまーす!」
※※イズミが到達の場合のセリフ※※
イズミ「悪く思わないで。これって戦争なのよ。フフフッ」
※※アカツキが到達の場合のセリフ※※
アカツキ「やれやれ、ようやくか。こちらアカツキ、これよりナナフシを破壊する」
※※宗介が到達の場合のセリフ※※
宗介「ウルズ7、目標へ到達。目標の破壊を実行する」
※※クルツが到達の場合のセリフ※※
クルツ「どうやれオレが一番乗りってわけだな。ウルズ6だ、ナナフシに全弾ぶちこんでやるぜ! いやっほぅ!」
※※マオが到達の場合のセリフ※※
マオ「ふうん、こいつがナナフシか。ま、さっさと終わらせるとしますか。ウルズ2より全機、これよりナナフシを破壊する」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
〔ナナフシに爆発〕
ドモン「フン、やったようだな。・・・なんだと!? 再生していく!? まさか、DG細胞だというのか! すると、奴は・・・」
〔爆発〕
甲児「な、なんだ!?」
〔轟音〕
〔画面、振動〕
アキト「地震!?」
〔爆発〕
〔敵ユニット出現〕
キョウジ「クククククッ。ハーッハハハハハハッ!!」
統夜「あれは・・・」
ドモン「デビルガンダム!? 自分からこの俺の前に出てくるとはな!キョウジィィィィッ!!」
マオ「まいったわね。あんな所に隠れていたなんて」
統夜「マオさんたちもあれを知ってるんですか?」
宗介「肯定だ。ミスリルでは以前からあれをマークしていた」
雅人「でも、なんだってあいつがこんなところにいるのさ」
ドモン「そんなことはどうでもいいッ! 今度こそ逃がさんぞ、キョウジ! 貴様はこの俺が叩きつぶしてやる!! いいか、お前たちは手を出すな! こいつは俺1人でケリをつける!」
東方不敗(フフフフッ、そうだ・・・さぁ来るのだドモン。もう少しだ。もう少しで・・・)
〔爆発〕
???「待つのです、ドモン・カッシュ」
東方不敗「なに!?」
〔味方ユニット出現〕
ジョーカー「どうやら間に合ったようですね」
ドモン「あ、あなたたちは・・・まさか!」
ジョーカー「いかにも。ブラック・ジョーカー!」
クラブ「クラブ・エース!」
スペーズ「クイーン・ザ・スペード!」
ダイヤ「ジャック・イン・ダイヤ!」
ジョーカー「我ら、シャッフル同盟!」
〔キメ音〕
〔画面、フラッシュ〕
甲児「な、なんだよあいつらは!?」
ジョーカー「ドモンよ、それ以上進んではなりません。これはあそこにいるマスターアジアの罠なのです」
東方不敗「ぬうぅぅ・・・余計な真似を」
ドモン「師匠!?」
雅人「あのじいさん、いつの間にあんな所に!」
東方不敗「おしい・・・実におしい。もう少しで楽にお前を仲間にできたものを」
ドモン「師匠!? どういうことです!」
東方不敗「このバカ者め! このわしの正体にまだ気づかぬか!」
〔敵ユニット出現〕
統夜「これは・・・」
アカツキ「いったいどういうことなんだい。ナナフシはグラドスの兵器だったはずだろう」
小介「まさか・・・
ジョーカー「そう、デビルガンダムです。異星人の兵器を、デビルガンダムの力で操っているのです」
忍「なんだと!?」
クラブ「マスターアジアがお前たちに同行したのは」
スペード「その準備のための時間をかせぐため」
ダイヤ「お前たちはまんまと奴の時間かせぎにつきあわされたのだ」
ドモン「そんな、師匠が、先代のキング・オブ・ハートが、デビルガンダムの手先だったなんて・・・。嘘だ!」
ジョーカー「我らの言葉に、偽りなし」
東方不敗「おそろ久野も無理はなかろう。信じられぬのも無理はなかろう。だがこれは事実だ。悲しいか、ドモン。恐ろしいか、ドモン。お前の師匠はすべてお見通しだ。だからわしを信じろ。されば救われる。わしはいつもお前と一緒だ。さあこちらへ来い。ほうらあのデビルガンダムが、いやお前の兄上もお待ちだぞ」
ドモン「兄貴が待ってる・・・師匠が一緒・・・」
アキト「ドモン!?」
忍「チッあの野郎、怪しい真似をしやがる。おい、何やってやがる! ドモン・カッシュ、返事をしやがれ!」
〔ジョーカー、ドモンへ隣接〕
ジョーカー「まかせなさい。ハァッ!」
〔キメ音〕
〔画面、フラッシュ〕
ドモン「うっ・・・なんだ、俺はいったい・・・」
東方不敗「ええい、おのれ!」
ジョーカー「マスアーアジア。貴様の行為、許し難い」
クラブ「よくも我が同盟の名を汚してくれた」
スペード「かつての仲間として忍び難いが」
ダイヤ「その罪、貴様の命でつぐなってもらおう」
東方不敗「それが数年ぶりに会ったわしにいう言葉か! 貴様らの頭を張った、もとキング・オブ・ハート、東方不敗に向かっていう言葉かぁっ!」
ジョーカー「その通り」
東方不敗「片腹痛いわ!」
ジョーカー「ほほぅ、我々に戦いを挑もうというのか。ならば・・・」
ドモン「お、お待ちを! お待ちくださいシャッフル同盟の方々よ! この場は、なにとぞ私たちにお任せください!」
ヒカル「私たちぃ?」
十三「なんや、わいらも数にはいっとるんかいな」
クルツ「ついてけねぇ~」
クラブ「どうする、ジョーカー」
ジョーカー「・・・いいでしょう。ドモン・カッシュが真にキング・オブ・ハートの紋章をもつにふさわしい男かどうか、そしてあの者たちが我らの望んだ“種”たちなのかどうか、我らは見極めねばなりません」
スペード「では、見物させてもらうとしようか」
ダイヤ「うむ」
〔味方ユニット離脱〕
東方不敗「ククククッ、愚か者め。あやつらの力を借りず、このわしが倒せる気でおるのか。貴様たちの能力など、ここへ来るまでの戦いでしかと見せてもらっておるぞ」
ドモン「うるさい! 俺の師匠は、こんなことをする男ではない! 貴様は師匠の名をかたるニセ者だ! デビルガンダムともども、貴様を倒す!」
東方不敗「わしがニセ者だというのか? ならばかかってこい。その手を砕いてでも信じさせてくれる。貴様の技など、このわしには通用せんぞ。さぁ、お主らザコどもはまとめてかかってくるがよいわ!」
カティア「何がどうなってるの・・・?」
統夜「デビルガンダムは危険だし、ナナフシだって再生してしまった。あれだけでもなんとか破壊しなきゃいけないんだ。やるしかない。いくぞ!」
<統夜vs東方不敗>
統夜「くそっ、この化け物め!」
東方不敗「笑止! 小僧、貴様ごときがこのわしと戦おうなど、100年早いわ!」
<ドモンvs東方不敗>
ドモン「俺のこの拳で師匠を取り戻してみせる!」
東方不敗「このバカ弟子がぁっ!」
<ドモンvsキョウジ>
キョウジ「クククククッ、アーッハハハハハッ!!」
ドモン「何がおかしい・・・何がおかしいッ! 貴様のおかげで母は死に、父は投獄された! 俺は貴様を許せん! 貴様をこの手で叩きつぶしてやる!! いくぞキョウジィィィッ!!」
<東方不敗撃破orHP10%以下orキョウジ撃破orHP10%以下・勝利条件達成>
東方不敗「なんと!? ぬうぅぅ、よくもやってくれおったな。やむをえん。ここは退いておくか。貴様たちの命、あずけておくぞ」
〔敵ユニット離脱〕
ドモン「くそっ、待て!」
〔敵ユニット出現〕
チボデー「待ちなドモン」
ジョルジュ「あの方がたを追わせはしませんよ」
サイ・サイシー「悪いけどここまでだぜ兄貴!」
アルゴ「フッ」
ドモン「なに!? ま、まさかお前たちは・・・」
〔敵ユニット出現〕
チボデー「ってわけだ」
ジョルジュ「残念ですが今日は相手をしている余裕がありまん」
サイ・サイシー「もうちょっと時間をつぶしててくれよな」
アルゴ「さらばだ。また会おう」
〔敵ユニット離脱〕
ドモン「バカな・・・あいつらが、何故・・・」
〔味方ユニット出現〕
ジョーカー「まだまだ甘いようですね」
クラブ「我らは、あの者たちとマスターアジアを追う」
スペード「お前たちは本来の目的を果たすがよい」
ダイヤ「再生する間を与えず、あれを破壊するのだ」
ドモン「お待ちください! あいつらは、ただ操られているだけのはず!」
ジョーカー「無益な殺生は好みませんが、マスターアジアに取り込まれた者をこのままにしておくわけにはいかぬのです」
アキト「待てよ! お前らいったい何なんだよ!?」
ジョーカー「我らシャッフル同盟は、戦いの秩序を守る者。人類の歴史は悲しいかな戦いの歴史。我ら人類最強たるシャッフルの紋章を持つ戦士は、つねにありとあらゆる戦いの影に存在し、戦いによる人類の滅亡を防いできたのです。しかしマスターアジアは今この地球圏に吹き荒れる戦乱の嵐を鎮めるどころかあおろうとしています。我らはかつての同志として、それを止めねばならぬのです」
ドモン「しかしっ!」
クラブ「ジョーカー、急がねば」
ジョーカー「この場はまかせましたよ、戦士たちよ。DG細胞におかされた異星人の兵器は、確実に破壊しておくのです」
〔味方ユニット離脱〕
ドモン「くっ・・・何故だ。どうしてあいつらまでが・・・。師匠・・・師匠ーっ!」
アカツキ「ま、なにはともあれ、後は残ってる敵を片付けてナナフシを破壊するだけだ」
<敵全滅・勝利条件達成>
統夜「アカツキさん、デスアーミーの全滅確認!」
アカツキ「了解。よぅしみんな。後はナナフシを叩く。また再生されちゃ困るから、全機一斉攻撃ってことでよろしくぅ」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始」
カオシュン基地
甲児「まったく、とんでもない連中だったな」
さやか「ええ。でもなんとかナナフシを破壊できてよかったわ」
豹馬「ああ、作戦は成功だ」
リョーコ「しっかし、カオシュン基地はめちゃくちゃだな。こりゃ基地の再利用は無理だぜ」
十三「わいらが来たときからこうだったんや。しかたないやろ」
アカツキ「そういうこと。僕らは連合軍の期待通りにあれを破壊したんだ。文句は言われないさ」
雅人「でさぁ、あれはどうするわけ?」
統夜「あれ?」
沙羅「ドモンさ。すっかり落ち込んじまってるみたいだよ」
亮「もう少し骨のある奴だと思ってたんだがな。どうやらとんだ見込み違いだったようだ」
甲児「最後に出てきた奴らも、何か知り合いみたいなこといってたっけ」
マオ「まさかあれと行動をともにする人間がいるなんてね」
ドモン(・・・師匠、いったい何があったのですか。厳しい修業を通じて、武闘家の魂を俺に与えてくれたのは、師匠ではありませんか。師匠・・・)
宗介「マオ、時間だ」
マオ「あら、もうそんな時間?」
アキト「なんなんすか?」
マオ「悪いけど、あたしたちはそろそろ引き上げるわ。迎えが来たからね」
宗介「よいミッションだった。最初はでたらめだと思っていたが、よいチームのようだな」
アキト「仲間・・・だからかな」
アカツキ「あっははははっ! そりゃいいや」
アキト「な、なんだよ。そんなに変かな・・・」
クルツ「じゃ機会があったらまた会おうぜ、オレのカワイコちゃんたち!」
ナデシコ/ブリッジ
ユリカ「・・・だそうです。とりあえず作戦は成功ってことで、一安心ですね」
プロスペクター「しかし、どうもとんでもないことになっていたようですな」
ルリ「ホント、何がどうなってるんだか」
レイン「まさかドモンのお師匠さんが、デビルガンダムの味方をしているなんて。いったいどうして・・・」(ドモン、大丈夫かしら・・・)
ユリカ「ウリバタケさん、修理の状況はどうですか」
〔モニターの開く音〕
ウルバタケ「おう、なんとか飛ばせられるぜ。ただ相転移エンジンはもうダメだな。さすがにあれでトドメをさされちまったよ」
ミナト「じゃ、後は調子の悪い通常エンジンだけってこと?」
ルリ「ディストーションフィールド張れませんから、これ以上の戦闘は避けないと危険です」
エリナ「もう目的地まで目と鼻の先よ。ネルガルのヨコスカドックまでたどりつくくらい、なんとかなるんじゃない」
ユリカ「ですよね。じゃあ、さっさとアキトたちを迎えにいって、目的地までひとっ飛びしちゃいましょう!」
ドゥアハー・デ・ダナン/作戦室
〔通信のコール音〕
カリーニン「入れ」
〔扉の開く音〕
マオ「メリッサ・マオ曹長、クルツ・ウェーバー軍曹、サガラ・ソースケ軍曹、まいりました」
カリーニン「次の任務だ」
クルツ「えーっ、もうっすかぁ。オレら3時間前に戻ったばかりっすよ。人使い荒いんだから」
〔殴打音〕
クルツ「ぐえっ」
マオ「お黙り」
トゥアハー・デ・ダナン/作戦室
クルツ「ん? なんです、この写真は。カナメ・チドリ? おほっ、こりゃ将来いい女になるぜぇ」
カリーニン「写真は4年前のものだ、その少女は現在16歳になる」
クルツ「そっちの写真は?」
マオ「バカ」
カリーニン「現在、不特定多数の組織が彼女を拉致する可能性がある。東アジア共和国政府、地球連合軍はいうにおよばず、本人にも察知されることなく護衛にあたれ。3名でだ」
クルツ「3人だけって、そりゃきついっすよ」
カリーニン「そのための君たちだ」
マオ「クラスBの装備を要請します」
カリーニン「許可する」クルツ「アームスレイブまで持ち込むって!?」
カリーニン「電磁迷彩の不可視モードを最大限に活用しろ。護衛対象は学生で、1日の大半を学校で過ごす。幸いこちらにも部隊最年少で同世代の隊員がいる。日中のガードはむしろ容易だろう」
マオ「・・・まずは書類の偽造からね。クルツ、写真を頼むわ」
クルツ「へいへい」
宗介「・・・書類? 写真? 少佐殿、なんの書類ですか」
カリーニン「決まっている。転入届けだ」
トゥアハー・デ・ダナン/居住区
クルツ「しっかしお前が学生に化けて潜入なんてな。お前学校ってなんだか知ってるか? ホントに大丈夫かね」
宗介「学問をする所だろう。行ったことはないが、問題ない。最善は尽くす」
マオ「テッサが心配してたよ、ソースケ」
宗介「大佐殿が? 無理もない。重要な任務だからな」
クルツ「・・・やれやれ」
【シナリオエンドデモ終了】
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