No.51
冷たい戦争
サブタイトル
「冷たい戦争 前編」
【シナリオデモ開始】
〔カーソル、月を指定〕
ナデシコ／ブリッジ
シャナ＝ミア「私達フューリーは流浪の民。あなた方の予想したとおり、私達は古代の星間戦争に敗れ、原子の太陽系のたどり着いた者です。地球の衛星軌道上に、その母艦・・・ガウ・ラ＝フューリアを固定した後、民のほとんどはステイシス・ベッドで時を越える眠りにつきました。今でも、そのままで目覚める時を待っているのです」
甲児「その、ガウ・ラ＝フューリアって艦がフューリーの本拠地なのか。月の地面に埋まってるんだな？」
シャナ＝ミア「正確には、埋まっている・・・というより、ガウ・ラが月になったのです。長い年月の間に隕石や塵が降り積もり、この衛星になったのですね」
クルツ「はあ？ さらっとすげえ事言ってないか？」
かなめ「念のため聞くけど・・・それって何年前からの話？」
シャナ＝ミア「ここの太陽の公転周期でいうと、およそ１４周期だと聞いています。“年”という単位ですと、地球の公転速度も変わっているので、正確には・・・」
豹馬「１４周期なんて、大したことなさそうだけどな」
小介「いえ、豹馬さん。太陽が銀河系を一周するのは、約２億８千万年かかると言われています」
ユリカ「ええっ！？ におくはっせんまんねん！？」
小介「ですから、おおざっぱな計算ですけど・・・フューリー達が来たのは、約４０億年前と言うことになりますね」
ちずる「それじゃ・・・生命の種を、フューリーが地球に蒔いたっていうのは・・・」
シャナ＝ミア「あ・・・それは・・・」
小介「はい。生物学上の仮説と、計算上は合っています」
シャナ＝ミア「・・・・・・」
かなめ「あら～、何だか本当っぽいね」
シャナ＝ミア「すみません・・・」
かなめ「え？ や、やだなあ。今の、謝るところじゃないでしょ」
シャナ＝ミア「ですが・・・」
デビッド「いや、待ってくれ。それより重要なことはだな、この王女様が実は４０億歳だということじゃないか」
シャナ＝ミア「え？」
クルツ「何言ってるんだか。女性の魅力は歳じゃないでしょうが」
雅人「そうそう。あ、でもさ、若く見えますね。絶対１０代で通用しますよ」
シャナ＝ミア「あ、あの・・・」
沙羅「このバカ！ 真面目な話してる時に混ぜっ返すんじゃないよっ！」
デビッド「いやあ・・・どうも、話があまりでかすぎるもんで」
雅人「ちょっと場を和ませようとしたんじゃない、やだなあ」
亮「和めばいいって物じゃない。しょうがない奴だ」
シモーヌ「ったく。ちょっとの間くらい真面目にやれないのかしら」
シャナ＝ミア「ふふ・・・」
統夜「シャナ＝ミア・・・さん？」
シャナ＝ミア「あ・・・す、すいません。笑ったりして・・・地球が、こんな事になってるっていうのに・・・」
マオ「あ～あ、気にしないでください。こっちこそ、すいませんね。能天気な連中で」
チボデー「ま、そんなに深刻になることはねえさ。正直、そんな昔の事を聞いたところで、何も感じようがないからな」
サイ・サイシー「うん。別に何も変わらないよね。姉ちゃんが心配することなんてないよ」
統夜「だ、そうですよ。もちろん、俺もそう思います」
シャナ＝ミア「・・・統夜、うらやましいですわ、あなたが」
統夜「さあ、続きを話してもらえますか？ フューリーの事や、グ＝ランドンの事・・・何が今、危機なのか」
シャナ＝ミア「はい、お話しいたします。我らフューリーの、懺悔でもありますから」
〔カーソル、月を指定〕
月内部／ガウ・ラ＝フューリア
グ＝ランドン「ジュア＝ム・ダルービ、フー＝ルー・ムールー、汝等に命ずる。これより中央に赴き、ガウ・ラ＝フューリアを起動させよ」
フー＝ルー「ガウ・ラを？」
ジュア＝ム「何ですと、ガウ・ラを動かすのですか！？ で、では・・・これまでの事は！？」
グ＝ランドン「当初の計画は放棄だ。この上は人間もろとも、地球の全てを滅ぼし尽くす」
フー＝ルー「地球圏から人類のみ抹殺、その後地球への移住・・・事は成りませんでしたが」
グ＝ランドン「言うな。地球へは今一度、生命の種を蒔き直す。次の機会が来るには、最初ほどの時間はかかるまい」
フー＝ルー「・・・残念ですわ。ですが、ご命令とあらば」
グ＝ランドン「汝等には鍵を預けてある。為すべき事は、わかっていような」
フー＝ルー「無論です。最後は戦働きで死にとうございましたが、これも運命」
ジュア＝ム「お、お待ち下さい！ 奴らとの決着が・・・まだ奴らに報いておりません、どうかもう一度機会を！ そうすれば、必ず奴らを倒して、地球をそのまま・・・」
グ＝ランドン「汝等では勝てぬ。なればこその決断だ」
ジュア＝ム「そんな事はありません！ どうか・・・」
グ＝ランドン「くどいっ！ 貴様の未練が何ほどの物か！？」
ジュア＝ム「・・・・・・」
グ＝ランドン「ここで成敗されず、働きの場を与えられた事を幸運と思え。それも、汝に預けた鍵があっての事」
フー＝ルー「承知しております」
ジュア＝ム「フー＝ルー様！」
フー＝ルー「私達は勝てなかったのよ。潔くなさい」
ジュア＝ム「くっ・・・」
グ＝ランドン「心得たか。では、行け」
フー＝ルー「はっ。ただちに」
ジュア＝ム「・・・・・・」
ナデシコ／ブリッジ
マサト「僕が木原マサキとしてフューリーと接触した時、たしかあなたにはお会いしませんでしたね」
シャナ＝ミア「はい。そのころ私は、揺籃器の中にいたと思います。私はこの地、この時代に生を受けたフューリーの、最初の世代なのです」
豹馬「ああ。それじゃ、見かけ通りの歳なのか」
シャナ＝ミア「はい」
十三「どないした？ 複雑な顔しよって」
豹馬「うーん、何かほっとしたような残念のような・・・」
ちずる「もう、話の邪魔しないの！ ごめんなさい、シャナ＝ミアさん。続けて」
シャナ＝ミア「はい。そのため、私はかつての星間戦争・・・全星雲のフューリーが、無数の星団に別れた争ったという戦乱の時代を、直接は知りません。争いのない世界で生きていけるなら、それが全ての民にとって幸福だと思っていた。ですが、地球でも戦争が始まって、グ＝ランドンは・・・」
アラン「・・・地球人を、排除しようと？」
シャナ＝ミア「・・・はい」
マサト「異なる文明、異なる種族が二つ以上あると、必ず戦争になる。４０億年後も変わらない。だったら、一つを除いて滅ぼしてしまうべきだ・・・そう考えたわけだ」
シャナ＝ミア「はい。そして今、グ＝ランドンは追いつめられています。おそらくあの者は、最後にガウ・ラを・・・眠っている母艦を起動させるつもりです」
カナン「それって、オルファンみたいな物？ 飛び立つときに、エナジーが何かを引き起こすとか」
シャナ＝ミア「オルファンは、地球の海にあったのでしたね。私達の母艦は、月の中核になるのです。そこで起動し、出力を増大させたとき、月はおそらく・・・外殻が引き裂かれ、強大なサイトロン・エナジーが大地の表面を宇宙に飛散させるでしょう」
フリーマン「目的はそれか。そうすれば人類は・・・いや、地球は確実に滅亡するだろうな」
レビン「嘘！？ ま、待ってよ。チーフ、脅かしてるんじゃないでしょうね」
イネス「説明しましょう。つまり、飛散した月の外殻、その破片が問題なのね」
アレンビー「母艦の方じゃなくて？」
イネス「そう。例えば、過去に恐竜を滅亡させたと言われている隕石の直径は、推定１０キロメートル。スピードにもよるけど、月を引き裂くほどのエネルギーで吹き飛ばされた破片なら・・・直径数キロの物がいくつか落ちただけで、地上は草一本残らなくなるわ」
ノアル「草一本だって！？ バカな、フューリー・・・あ、いや、グ＝ランドンの目的は、人類を排除して、地球に移住する事じゃなかったのかい？」
サイ・サイシー「そんなことしたら、全部台無しじゃん！ 自分たちだって住めなくなっちゃうよ！」
シャナ＝ミア「グ＝ランドンはすべて承知です。地球が例え死の星になっても、また最初から作り直せばいいと・・・」
さやか「ひどいわ！ そんなのって、滅茶苦茶じゃない！」
シャナ＝ミア「はい・・・」
フリーマン「最も残酷な存在が創造主だ・・・というのは、神話に良くある話だよ」
アキ「チーフ！」
シャナ＝ミア「・・・・・・」
フリーマン「だが、多くの神話では、人類は試練を乗り越える。時には神の一人が、主神を裏切って手を貸してくれる場合もあるな」
バルザック「ふっ、人が悪いぜ、チーフ」
メルア「そうですよ！ シャナ＝ミアさんがこうして知らせてくれたんだから、まだ大丈夫です！」
エイジ「母艦を起動させなければいいんでしょう？ なら僕たちで止めればいい。今ならまだ止められるさ」
カティア「感謝します、シャナ＝ミア様。よく知らせて下さいましたわ」
シャナ＝ミア「そんな・・・フューリーが戦争に介入した事で、死ななくてもいい多くの地球人を、真の死に追いやってしまいました。その上、このような事態にまで・・・」
フェステニア「だってそれは、あなたが望んだ事じゃないでしょ？」
シャナ＝ミア「ですが、私はフューリーを統べるべき女でした。こんな事になってしまった責を、私一人があながえるとは思っていません。でもいずれ、私は責めを負うべきなのです」
忍「よしなよしな。ここでそんなつまらないこと言っても、どうもなりゃしねえよ」
シャナ＝ミア「そんな！ つまらないことでは・・・」
沙羅「あるよ。あんたがグ＝ランドンを止められなかったように、アタシ達も自分らで戦争始めるのを止められなかったんだから」
キラ「うん。ナチュラルとコーディネーターが争いを始めてしまった。僕たちが・・・人類が未熟だったから、あんな事になっちゃったんだ」
アキト「月や火星の植民者を、木星トカゲにしちまったのも、もとはと言えばさ」
Ｄボウイ「その上あんたを責めるようなら、俺たちは試練だけ受けたが、何も成長していない・・・そんな事になりはしないか？」
シャナ＝ミア「・・・みなさん・・・」
統夜「一年前の俺なら、あなたを責めたでしょうね。でも今は、みんなと同じ考えです。行きましょう、シャナ＝ミアさん。俺達に出来ることがあるんだから」
シャナ＝ミア「・・・愚かなのは私達フューリーですね。時間を制御する術を手に入れてから、限りある生命という物が見えなくなっていた。戦で文明を失い、そのうえ何も学んでいなかったのですから・・・」
勇「それも、これから考えていけばいいんじゃないですか？」
甲児「おう、そのグ＝ランドンって奴をぶっ倒してよ。行こうぜ、時間がないんだろ？」
シャナ＝ミア「はい！ まいりましょう、みなさん。軍団の門を開いて、あなた方を、私がガウ・ラまでお連れいたします」
マリュー「軍団の門・・・？」
シャナ＝ミア「フューリーの機体が出入する、空間の通り道です。そこから、ガウ・ラの中へ・・・」
ユリカ「入れちゃうんですね、わかりました！ それじゃみなさん、準備しましょう！ いきなり戦闘になっても、あわてず出撃。いいですか！？」
統夜「了解！」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
〔味方戦艦出現〕
サイ「ワ、ワープアウト完了！ ・・・で、いいのかな。こんな時、どう言えばいいんだ？」
ミリアリア「知らないわよ！」
マリュー「各部チェック、艦の状態を報告して」
サイ「は、はい。システムオールグリーン、航行に支障認められず。ただし、現在位置不明・・・座標をリセット、相対位置を借り入力します」
ミリアリア「デッキ、異常ありませんか？」
マードック「推進機関、全て順調だ」
キラ「フリーダム、異常ありません」
アスラン「ジャスティスにも問題はない」
ディアッカ「バスターもだ。安心しな」
ミリアリア「別に心配なんかしてないわよ」
ディアッカ「あ・・・そう？」
マリュー「ナデシコは？」
〔味方戦艦出現〕
ルリ「ジャンプアウト終了。各部チェック、異常なし。オモイカネ計算終了、月の地下１７００キロ地点です。航行システム修正完了」
ユリカ「ラミアス艦長、大丈夫ですか～？」
マリュー「こちらアークエンジェル、全て問題なしよ・・・ふふ、もうこんな事には慣れっこなのね、そちらは」
ユリカ「そうですねえ、いつの間にか。あははは」
プロスペクター「和んでる場合じゃありませんよ、艦長。ここは一応、敵母艦の内部なのですから」
ユリカ「わかってますよお。それでシャナ＝ミアさん、ここからどう行けばいいんですか？」
シャナ＝ミア「はい、ここはガウ・ラ機関部の中心近くです。起動システムが、本来なら・・・」
〔警報〕
ユリカ「あらら？」
ルリ「・・・熱源の接近を感知。いきなり見つかってるし」
ユリカ「あーん、もう！ しょうがないなあ！」
マリュー「敵部隊の規模は！？」
サイ「小型機、多数。隊長機の反応はありません」
フリーマン「まずは先遣隊か・・・」
マオ「迎撃します。いいですね？」
シャナ＝ミア「・・・はい」
ユリカ「わかりました！ 全機、発進お願いします！」
〈サブパイロット選択〉
統夜「行こうか、カティア」
カティア「もうすぐ最後・・・長かったですね」
統夜「うん。カティア、いつか言おうと思ってたんだけどさ。俺、お前らに会えてよかったよ」
カティア「え！？ な、何ですか、いきなり」
統夜「俺、別に戦いが好きになったわけじゃないけど。こうやって、好きな物や好きな人を守る事が出来る。例え一人でもね。だから感謝してる」
カティア「そ、そうですか」
統夜「最初はずいぶん文句言ったよな。悪かった」
カティア「そんな以前のこと、気にする必要はありません。あの、それより統夜・・・聞いていいですか？」
統夜「何だよ」
カティア「その・・・守りたい好きな人って・・・」
統夜「あ、いや・・・それは仲間とかさ。みんなのことだよ」
カティア「そ、そうですよね。失礼しました、つまらない質問を」
統夜「それより、いいか？ 行くぞ！」
カティア「はい！」
統夜（・・・今ここで、言えないって！）
〔オルゴン・クラウド発動〕
〔味方ユニット出現〕
〔オルゴン・クラウド発動〕
〔敵ユニット出現〕
従士「くそ、どうやってここに！？ ジュア＝ム様とフー＝ルー様は、まだ来られぬのか！」
従士「いや、隊長には万一のことがあってはならぬ！ ここは我らで！」
マリュー「各機、△△△△△△を援護しつつ敵を撃破せよ！ ここは敵の本拠地よ、増援に備えるのを忘れないで！」
〈出撃準備〉
＜戦闘開始＞
＜敵９体以下・敵増援１出現＞
ルリ「前方にフューリー機反応、強力です」
ジュン「ああっ、くそ！ やっぱり増援が来ちゃったか！」
ユリカ「ルリちゃん、敵の規模は？」
ルリ「中隊長機クラス２機、小型機多数。例の人達だと思われます」
カティア「統夜・・・」
統夜「ああ、わかってる。奴らとも、ここで決着だ」
〔オルゴン・クラウド発動〕
〔敵ユニット出現〕
フー＝ルー「まあ、何て事。あなた達が・・・死神からのプレゼントかしら」
ジュア＝ム「てめえら、どう言うことだ！ 何でてめえらがこんな所まで来やがる！？」
シャナ＝ミア「フー＝ルー・ムールー、ジュア＝ム・ダルービ！ 剣を納めなさい！」
フー＝ルー「王女妃殿下！？」
ジュア＝ム「シャナ＝ミア様・・・ま、まさか貴女様が！？ な、何という事を為されます！」
シャナ＝ミア「グ＝ランドンの計画は、既に潰えました。おわかりでしょう？ もう戦うのは止めて下さい！」
ジュア＝ム「お気は確かであられますか、シャナ＝ミア様！ こやつらは、、我が同胞を・・・あまつさえ、アル＝ヴァン様を！」
統夜「何を・・・！」
シャナ＝ミア「それも、為さしめたのは私達でしょう？ 憎しみの連鎖が何をもたらすか、一番知っているのは、私達フューリーのはずなのに！」
ジュア＝ム「いいえ！ いいえ聞けませぬ、こやつらだけは！」
フー＝ルー「王女妃殿下・・・残念ながら、ここで退くことは出来ません。お許しを」
シャナ＝ミア「フー＝ルー、貴女まで！」
フー＝ルー「総代騎士の命令は絶対ですの。ですが、ご好意には応えさせていただきますわ。敵と戦って死ぬなんて、素晴らしい賜り物を下さいました・・・ふふ、もう諦めてましたのに」
シャナ＝ミア「フー＝ルー・・・」
フー＝ルー「他の方々もお聞きなさい。フューリーの船、ガウ・ラ＝フューリアは、既に起動の準備に入っています。後は最後の鍵を発動させるだけ。その鍵とは・・・私とジュア＝ム」
マリュー「な、何ですって！？」
ジュア＝ム「フー＝ルー様！ 何のつもりです！？」
フー＝ルー「私達の乗る、このラフトクランズ・・・私の機が舳先の鍵、ジュア＝ムの機が艫の鍵。この二つとも破壊すれば、ガウ＝ラの機動は止まるわ。ただし、もう時間がなくてよ。そうね、残り１０分ってところかしら」
カティア「どうしてそんなことまで、私達に教えるんですか！？」
フー＝ルー「騎士として、散り際に華が欲しくなったと言うことかしら？ 今まで任務のためだけに、父祖の武名を省みない事をやって来たんだもの。最後くらい、自分の事を考えてもいいでしょ」
シャナ＝ミア「フー＝ルー、あなた・・・」
ジュア＝ム「フー＝ルー様、血迷われたのですが、これは裏切りです！」
フー＝ルー「ジュア＝ム、あなたも楽しみなさいな！ 本気の敵と切り結ぶことが騎士の本懐、そうじゃなくて！？」
ジュア＝ム「どうして・・・どうしてなんだ！ 奴らと戦うと、誰も彼もおかしくなっちまう！ 一体何なんだよ、あいつらは！」
フー＝ルー「さあ、行きますわよ！ フューリア聖騎士団一番隊長、フー＝ルー・ムールー、推して参る！ いざ、勝負っ！」
統夜「・・・見事な覚悟だと思います。それなら、全力を持って！」
ジュア＝ム「くっそおおおお！ てめえらが！ てめえらがいるから、何もかもがあああっ！」
フー＝ルー「あはははは、天国も地獄も興味がないわ！ 死ぬ瞬間こそ最も華やかに！」
マリュー「全機に告ぐ、火線を集中！ △△△△△△と連携して敵隊長機を撃破しろ！」
ユリカ「時間がありません！ なるべく早くお願いしますっ！」
＜敵増援１出現の５ターン後ＰＰ＞
ルリ「残り５分です・・・」
＜敵増援１出現の６ターン後ＰＰ＞
ユリカ「あと４分ですよ、みんながんばってください！」
＜敵増援１出現の７ターン後ＰＰ＞
ジュン「あと３分しかないよユリカ！ 急がないと！」
＜敵増援１出現の８ターン後ＰＰ＞
ミリアリア「ガウ・ラ＝フューリア起動まであと２分です！」
＜敵増援１出現の９ターン後ＰＰ＞
マリュー「残り１分しかないわ！ みんな任せたわよ！」
＜統夜vsフー＝ルー＞
フー＝ルー「あはははは、この時のために私は生き残ったのかもね！ 感謝するわよ、統夜！」
統夜「くそっ、何て動きだ！？ カティア、行けるか！？」
カティア「は、はい！ 気を付けて統夜、今までとは違う！」
フー＝ルー「当然よ、後には何もない、この一戦が全てなのだから！ 心して相手をなさい、はぁあああっ！」
＜統夜vsジュア＝ム＞
統夜「こんな形でお前と決着が付くなんてな！」
ジュア＝ム「くっそぉおお、てめえだけは！ てめえだけは殺すっ！ 死ね死ね死ね死ねぇっ！」
＜ドモンvsフー＝ルー＞
ドモン「フー＝ルーとやら、俺とファイトしろ！ 正々堂々と勝負してやるっ！」
フー＝ルー「あははは、それでこそキング・オブ・ハート！ 全力で応えてあげるわ、かかってらっしゃい！」
＜ドモンvsジュア＝ム＞
ドモン「とりゃとりゃとりゃとりゃぁあああっ！ チェストォオオオッ！」
ジュア＝ム「ぐっ、ぐああああ！ こ、この野郎！」
ドモン「この一撃で決めるっ！」
＜キラvsフー＝ルー＞
キラ「動きさえ捕らえてしまえば！ そこだあっ！」
フー＝ルー「見事、さすがは種を持つ者！ だけどそこからどう攻めるつもり！？」
＜キラvsジュア＝ム＞
キラ「確実に当てて、落とす！」
ジュア＝ム「しつこく撃って来やがって！ うがああぁあ！」
＜甲児vsフー＝ルー＞
フー＝ルー「そらそらそらそらぁっ！ どうしたの、こんなもの！？」
甲児「く、くそぉおおっ！ がんばってくれ、マジンカイザー！」
＜甲児vsジュア＝ム＞
甲児「今度こそ終わりにしてやるぜ！ マジンパワーフルパワー！！」
ジュア＝ム「うがああああっ！ この野郎ぉおお！」
＜鉄也vsフー＝ルー＞
フー＝ルー「剣鉄也よ！ 私の撃ち込みに耐えられて、行くわよ！」
鉄也「くそっ、この俺をなめるな！ 受けて立ってやる！」
＜鉄也vsジュア＝ム＞
鉄也「こいつのパワーを全てぶつけてやる！」
ジュア＝ム「こんなものぉっ！ こんなものでぇえっ！」
＜豹馬vsフー＝ルー＞
フー＝ルー「超電磁の力、見せてもらうわよ！ いざ、まいる！」
十三「何ぃ！？ 正面からやと！？」
ちずる「気を付けて、豹馬！」
豹馬「へっ、上等じゃねえか！ 望み通り見せてやらあ！」
＜豹馬vsジュア＝ム＞
豹馬「短期決戦だ！ 後のことは考えずに行くぜ！」
十三「へっ、そりゃいつもの事やろうが！」
大作「今じゃ豹馬！ 行けええっ！」
ジュア＝ム「うがぁああああっ！ こ、この程度でぇえ！」
＜健一vsフー＝ルー＞
健一「勝負だフー＝ルー！ 行くぞ！」
フー＝ルー「いいわ、いらっしゃい！ 剣を交わす事こそが生きる証！」
一平「ちっ、楽しんでやがるぜ！」
日吉「こっちは時間がなうっていうのに！」
大次郎「いや、敵ながらあっぱれな奴たい！ 健一兄、全力で行くんじゃ！」
健一「わかっている！ うおおおおっ！」
＜健一vsジュア＝ム＞
一平「時間がないぜ、健一！」
健一「わかっている！ 一気にけりをつけるぞ、みんな！」
めぐみ「いいわよ健一、攻撃は最大の防御ってね！」
ジュア＝ム「くっそぉおおおお！ てめえらみてえなゴミに、この俺がぁあああ！」
＜忍vsフー＝ルー＞
忍「行くぜ、フー＝ルーとかいう奴！ 覚悟しやがれ！」
雅人「いいっ、正面から！？」
沙羅「忍！ 無茶するんじゃないよ！」
忍「無茶じゃねえ、あいつの動きを見てりゃわかる！ 小細工無用！」
亮「ふっ、好きにしろ」
フー＝ルー「あははは、見事！ 元より逃げるつもりはなくてよ、いざ勝負！」
忍「うおおおぉおっ！ やってやるぜええぇえ！」
＜忍vsジュア＝ム＞
忍「短期決戦とくりゃあ俺達の出番だ！ 行くぜお前ら！」
雅人「ＯＫ、忍！」
沙羅「ごたくはいいから、さっさと行きな！」
ジュア＝ム「くっそぉおおお！ 誰がてめえらなんぞにぃいいい！」
＜エイジvsフー＝ルー＞
エイジ「くそ、速い！ だがレイズナーのスピードなら！」
フー＝ルー「美しいわ、まるで青い流星！ さあ、落ちなさい、この私の手で！」
＜エイジvsジュア＝ム＞
エイジ「攻撃を一点に集中！ レイ、回避は任せたぞ！」
レイ「レディ」
ジュア＝ム「どうして、どうして俺がこんな奴らに！ くっそぉおおお！」
＜アキトvsフー＝ルー＞
フー＝ルー「どうしたの、悪を討ちたいんでしょう！？ 来なさい、ぼうや！」
アキト「言われなくたって！ それから、俺はぼうやじゃないっ！」
＜アキトvsジュア＝ム＞
アキト「そこ動くなぁっ！ こんちくしょーーっ！」
ジュア＝ム「こ、こいつ！？ 正面からだと！？」
アキト「逃げてちゃダメなんだ、今だけは！ うわぁああああっ！」
＜勇vsフー＝ルー＞
フー＝ルー「あはははは、駆けなさい、もっと速く！ このラフトクランズを捕らえられて！？」
勇「くそっ、何て速く動く！？ 見失うなブレン、お前なら行ける！」
＜勇vsジュア＝ム＞
勇「地球もオルファンも傷つけさせない！ ネリーの想い、俺達が守ってみせる！」
ジュア＝ム「ちくしょおぉおお！ こんな所で、こんな奴らにいぃいっ！」
＜マサトvsフー＝ルー＞
フー＝ルー「あなたがマサキでなくてよかったわ、少なくとも今だけは」
マサト「どういうことだ！？」
フー＝ルー「あいつの戦い方には華がないもの。だけどあなたも、迷いがあるなら捨てなさい！ でないと私を倒せなくてよ！？」
マサト「くそおっ、言われなくても！」
＜マサトvsジュア＝ム＞
マサト「美久、次元連結システム作動！ 一気にカタを付ける！」
美久「わかったわ！」
ジュア＝ム「くっそぉおおおお！ 木原マサキならともかく！ てめえみてえな軟弱野郎にぃいいいっ！」
＜ブレードvsフー＝ルー＞
フー＝ルー「いらっしゃい、テッカマンブレード！ あなたもスペースナイツを名乗るなら、尋常に勝負！」
ブレード「俺は騎士なんかじゃない！ だが、ゴダードやシンヤにもらった物を全て貴様にぶつける！ うぉおおおおおおっ！」
＜ブレードvsジュア＝ム＞
レビン「Ｄボウイ、時間がないわよ！」
ブレード「わかっているっ！ うおおおおぉお！」
ジュア=ム「くそっ、止まれよ、このぉっ！ 殺す殺す殺す殺すぅうっ！」
ノアル「あの野郎、最初から全開だぜ！」
レビン「そうよ、やっちゃいなさい！」
＜宗介vsフー＝ルー＞
フー＝ルー「あははは、ようやく勝負する気になってくれたみたいね、嬉しいわ！」
宗介「手段を選んでいる時ではないからな。あえてリスクをおかす」
＜宗介vsジュア＝ム＞
宗介「逃がさん」
ジュア＝ム「うぉおおおお！ どきやがれぇえええ！」
宗介「逃がさんと言ったぞ。そこだ」
＜ボン太くんvsフー＝ルー＞
フー＝ルー「あなた、かわいいわね！ ・・・でもここで消し飛ばしてあげるわ！」
ボン太くん「ふもふもふもっふ！」
＜ボン太くんvsジュア＝ム＞
ボン太くん「ふもふもふもっ！」
ジュア＝ム「貴様、この俺を愚弄する気かっ！？」
ボン太くん「ふもふもふももももっ！」
＜フー＝ルー撃破＞
フー＝ルー「ふ、ふふふふ・・・どうやらこれで終わりみたい。我が騎士の血、一滴残らず燃やすことが出来ました。もう、動けそうにない・・・感謝するわ・・・」
シャナ＝ミア「フー＝ルー、脱出なさい！ 今ならまだ間に合います！」
フー＝ルー「シャナ＝ミア様？ ふふ、ご冗談を。せっかく最高の散り方ができそうですのに」
シャナ＝ミア「フー＝ルー！」
統夜「フー＝ルー、あんた・・・」
フー＝ルー「楽しかったわ、統夜。エ＝セルダ殿に伝えてあげる。あ、あなたの息子は・・・最強の、騎士に・・・」
統夜「フー＝ルー！」
フー＝ルー「あははははは、さらば、全ての愛する敵よ！」
〔敵ユニット撃破〕
※※まだジュア＝ム健在の場合、セリフ追加※※
ジュア＝ム「フ、フー＝ルー様ぁっ！ く・・・て、てめえらああぁあっ！ うわあああああぁあ！」
＜ジュア＝ム撃破＞
ジュア＝ム「や、やられた・・・のか・・・？ し、死ぬのか、俺が？ 嘘だろう、おい！」
統夜「覚悟を決めろ、ジュア＝ム！ お前がさんざん弄んだ、それが真の死だ！」
ジュア＝ム「い・・・いやだ、いやだあああっ！ こ、こんなの認めねぇえええぇえ！」
統夜「ジュア＝ム・・・」
ジュア＝ム「こ、怖いよ・・・俺には、まだ・・・う、うわぁあああああぁあっ！」
〔敵ユニット撃破〕
※※まだフー＝ルー健在の場合、セリフ追加※※
フー＝ルー「ジュア＝ム、愚かな・・・可哀想な子。待ってなさい。ヴォーダへの道のり、せめて寂しくないようにしてあげる！」
＜フー＝ルー＆ジュア＝ム撃破・勝利条件達成＞
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
〔カーソル、月を指定〕
ナデシコ／格納庫
ウリバタケ「ほれ、連中の乗ってた機体だ。確か、ラフトクランズとか言ったっけか？ お望みどおり、一体捕獲しといてやったぜ」
統夜「ありがとうございます。すいません、無理なこと頼んで」
ウリバタケ「いや、メカニックとしちゃあ興味もあるしな。サイトロンで動く機体なんぞ、△△△△△△以外には滅多に触れる物じゃねえ。だが、何だってお前がこんな物欲しがるんだ？」
統夜「それは・・・△△△△△△みたいに無効化はできなくても、一応これ、ラースエイレムの下でも動けるじゃないですか。心強いかなって、思ったんです」
ウリバタケ「ふうん。まあ、まだ完全に事が終わった訳じゃないからな。すぐにお役御免になるかもしれねえが」
統夜「そうですね。使わなければ、それに越したことは無いんですけど、でも・・・」
ウリバタケ「ああ、念には念をってのは悪くねえ。動変えるようにしといてやるよ」
統夜「すいません、お願いします」
カティア「・・・・・・」
ナデシコ／ブリッジ
メグミ「各機体の整備、完了したそうです」
ユリカ「お疲れさまです！ 艦内は、これより準警戒態勢に移行。パイロットのみなさんはローテーションに戻ってください！」
マリュー「とりあえず、母艦の起動は止められたみたいですね」
マオ「後は、推進部の中枢を完全に破壊・・・それでいいの？」
シャナ＝ミア「お願いします。それで、ガウ・ラは船としての役目を終えるでしょう。後は、眠っている同胞を目覚めさせれば・・・」
アラン「だが、グ＝ランドンは姿を見せなかったな。昨日の戦い、あの程度で再起不能になったのか？」
シャナ＝ミア「いえ、そうは思えませんが・・・私にも、あの者の気配が捕らえられません」
フリーマン「できれば、母艦の内部で戦闘は避けたいのだがな。フューリー達が眠っているという区画に、影響がないとも限らない」
マリュー「そうですね・・・」
シャナ＝ミア「・・・・・・」
マオ「そう言えば、統夜は？ 彼、フューリーのことだと色々考えちゃうんじゃない？」
プロスペクター「はて、ずっと姿を見ませんな。戦闘後報告もまだのようですし」
アラン「いかんな。戦闘が終わってもうかなり経つぞ。呼び出してみるか？」
ユリカ「まーまー、きっと疲れてお昼寝でもしてるんですよ。そっとしておいてあげましょう」
ナデシコ／格納庫
統夜「ラフトクランズ、もう直ったんだ。ウリバタケさん、さすがだな」（△△△△△△・・・後は任せた。ごめん、みんな）
カティア「統夜」
統夜「うわっ！」
カティア「何してるんですか」
統夜「カ、カティア？ いや、別に・・・様子を見に来ただけだよ」
カティア「見え透いた嘘、やめてください。統夜、一人で行こうとしてましたね」
統夜「え？」
カティア「単独で侵入して、ガウ・ラの中枢を壊したら、それで全部終わるからって」
統夜「よ、よせよ。なんでそんなこと・・・俺一人で行ったって、危険なだけじゃないか」
カティア「・・・・・・」
統夜「だいたい、何で俺がそんなことしなきゃならないんだ？」
カティア「統夜の考えてることくらいわかります。統夜、正直すぎますから・・・うまくいけば、みんなが戦わずにすむ。できれば、他のフューリーも巻き添えにしたくない。違いますか？」
統夜「・・・ええと・・・」
カティア「どうなんですか！？ 答えて！」
統夜「まいったな、お見通しか。ごめん、カティア。うそはつけないや。・・・怒った？」
カティア「はい。ものすごく」
統夜「だろうな。悪いけど、後でまとめて怒られるよ。今は・・・」
カティア「・・・行かせないから」
統夜「カティア？」
カティア「い、行かせないんだから！ 統夜のバカっ！」
統夜「うわっ！ お、おい、カティア！ ちょっと待て・・・」
カティア「ダメです！ 絶対に離しません！」
統夜「カティア・・・頼むから」
カティア「一人で行って、敵に見つかったらどうするの！？ 帰って来れなくてもいいの！？」
統夜「よくはないよ。でも・・・」
カティア「そんなの絶対にいや！ だって・・・だって、あなたが死んじゃったら、私だって生きていけないもの！」
統夜「・・・え？」
カティア「わ、わからないの！？ 私を一人にしないでって言ってるんです！」
統夜「カティア・・・」
カティア「だから、行かないで・・・お願いです・・・」
統夜「カティア・・・ありがとう。でも・・・俺、行かなくちゃ」
カティア「統夜・・・私・・・」
統夜「一緒に来てくれないか？ 危ないけど」
カティア「・・・はい」
統夜「ごめん、カティア」
カティア「ううん・・・あなたと一緒なら・・・」
統夜「カティア・・・」
マオ「はい、そこまで！」
統夜「え、ええっ！」
カティア「きゃああっ！」
ユリカ「あ～～っ！！ 何て事するんですかっ！ これからがいい所なのに！」
エリナ「しょうがないでしょ、放っといたらこの二人、このまま出てっちゃってたわよ？」
統夜「か、艦長・・・みんな・・・」
甲児「まーったく、お前らはよ」
ルリ「はっきり言います。バカです」
統夜「ど、どうして・・・」
マリュー「この二人が知らせてくれたのよ」
カティア「あ～っ！ テニア、メルア！」
統夜「お前ら・・・」
フェステニア「悪いけど、アタシ達だって統夜の考えてることくらいわかるもんね」
メルア「カティアちゃんほど、一途じゃないですけどね～」
カティア「わ、私は・・・」
忍「もう一度いってやるぜ。バカかてめえらは？」
Ｄボウイ「俺も人のことは言えないがな。やめておけ」
豹馬「一人で行って、１００パーセントうまく行くって言うなら別だけどな。逆にややこしくなっちまう可能性だってあるんだぜ」
宗介「君の行動は軽率だ。以前中東の山岳地帯でのことだ。部隊の一人が、作戦を無視して単独で強襲をかけようとした。その結果は失敗、捕虜となった兵士は、後に救出されるまで身体的に考えられる限りの」
かなめ「ストップ！ 要点だけ言いなさい、要点だけ！」
クルツ「要するに、かえってやりにくくなるんだよ。な？」
宗介「・・・肯定だ」
エイジ「全員で行くべきだよ、統夜。ここまで一緒に戦ってきたんだから」
統夜「みんな・・・」
カガリ「だいたい、お前の行動はこんなに筒抜けなんだぞ。敵にだって見つかるにきまってる」
キラ「仲間なんだからさ、僕たち」
ノアル「ま、そういう事だ。何か言いたいことはあるなら、聞こうか？」
統夜「・・・ごめん、みんな。俺・・・間違ってた。ごめん」
カティア「統夜・・・」
ウリバタケ「おう、わかりゃあいいんだ。海より深く反省しやがれ。それからな、もう一つ」
統夜「はい」
ウリバタケ「俺の神聖な仕事場で、男女が二人で死ぬとか死なねえとか、人目もはばからずだな」
カティア「あ、あれは！ あああ、あなた達が勝手に・・・その・・・」
ボス「それだ！ ちくしょう、それを一番反省しろんてんだこの野郎！」
統夜「・・・・・・ご、ごめん」
ユリカ「ところでみなさん！ せっかく全員集まったんだから、このまま出発しませんか？」
マオ「そうねえ。補給もすんでるみたいだし」
鉄也「賛成だ。終わらせるのなら、早いほうがいいしな」
マリュー「アークエンジェルも問題なしよ」
ユリカ「決まりですね！ それじゃ、私もブリッジに行きます。みなさんは各自の・・・」
〔振動音〕
〔画面、振動〕
ユリカ「・・・何でしょう、今の？」
マリュー「さあ、ここからだと・・・」
〔モニターの開閉音〕
メグミ「艦長！ 至急ブリッジに来て下さい！」
ユリカ「メグミちゃん！ どうしたんですか、今の音！」
メグミ「それが・・・」
シャナ＝ミア「ガウ・ラのサイトロンエナジーが流れを変えたようです。末端の流動が途絶えて、中心部に向かっているような・・・」
統夜「なんですって！？ まさか・・・グ＝ランドンが何か・・・」
マリュー「ミスマル艦長、戻りましょう！ 敵が何か仕掛けるなら、おそらくこれが最後よ！」
ユリカ「わかりました！ 総員第一戦闘配備、急いで下さい！」
カティア「統夜・・・」
統夜「俺達も行こう、カティア！ △△△△△△、スタンバイ！」
カティア「はいっ！」
【シナリオエンドデモ終了】
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