第30話
希望のトビラ
地球の重力に捕まったトレミーを救うべく、
スプリッターと対峙するアサヒたちは
ゼロの作戦の下、なんとか道を作ろうとする。
だが、そこに現れたスプリッターたちのボス
コウガイのゼロ距離射撃をまともに受け、
ヴァンアインのコックピットは
大破するのだった…
［エピソード１］
【シナリオデモ開始】
シャッテ「アサヒ！ アサヒッ！」
アサヒ「………」
鉄也「状況を説明しろ、シャッテ！」
シャッテ「アサヒッ！」
凱「落ちつけ、シャッテ！ アサヒは無事なのか…！」
アサヒ「…まだ生きてるッスよ…」
シャッテ「…！」
アサヒ「ただ…ヤバイッスねこれは…。下半身に…感覚がないッス…。くっ付いてんのかどうかも…」
シャッテ「大丈夫、ちゃんとくっ付いてるわよ！」
アシャイ「ハハハ…。目がかすんで自分の姿も見えないや…」
甲児「もう喋らなくていい！」
鉄也「ヴァンアインをヤツから引き離すぞ」
ボス「引き離すってどうやるんだよ！？」
鉄也「どうやってでもやるしかないんだ！ そうでなければ、アサヒたちは！」
？？？？（※クン（※仮面））「遅い。何もかも」
竜馬「アイツ、まさか…！？」
隼人「これ以上、やらせてたまるか！」
【シナリオデモ終了】
［エピソード２］
【シナリオデモ開始】
凱「邪魔をするなああああ！」
鉄也「このまま一気に…！」
？？？？（※クン（※仮面））「塵となれ。このまま星の海で」
シャッテ「！？」
〔結晶の砕ける音〕
〔画面、フラッシュ〕
甲児「アサヒィィィッ！」
さやか「そ、そんな…」
竜馬「絶対に許さねえ…。許してたまるかよ…！」
鉄也「待て、竜馬！」
竜馬「止めるな、鉄也さん！ アイツらのカタキは俺たちが取ってやる！」
ジュン「あ、あれを見て…」
竜馬「あれだと…？」
アサヒ「………」
竜馬「！ ヴァンアイン…！？」
隼人「なんで、あいつら生きて…」
？？？？（※クン（※仮面））「不可解だ」
凱「どういう事なんだ、あれは…」
？？？？（※クン（※仮面））「攻撃した。なのに、なぜ無事でいる」
アサヒ「頭に声を響いたんスよ。バリアでコックピットを覆えって」
シャッテ「なんなのこれ…。ヴァンアインの出力が１００％を超えてる…」
アサヒ「ちゃんと動くみたいッスね」
シャッテ「なに言ってんのよ。そんな場合じゃ！」
アサヒ「…そんな場合だよ。言っただろ、シャッテは俺が護るって」「親父が言ってたんだ…。『最悪な人間ってのは、自分との約束を破る奴だ』って」
シャッテ「もう充分、守ってくれたじゃない…」
アサヒ「違うよ、シャッテ。まだちゃんと守れていない」「大切な君を、失いたくないんだ」
シャッテ「………」
アサヒ「だから行こう、シャッテ。一緒に地球へ戻るために」
シャッテ「ええ。あたしをひとりにしたら、死んでも許さないんだから」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
カレン「アサヒ…」
ロックオン「もう少しだ！ トレミーさえ引き上げれば！」
スメラギ「リヒティ、もっとよ！ もっと艦首を上げて！」
リヒテンダール「既に限界ッスよ！」
ティエリア「トランザムの限界時間が…！」
刹那「諦めるな！」「アサヒは諦めなかった。あいつはまだ、戦っている…！」
藤堂「侍の心を持つ少年か」
グラハム「ここを切り抜ける事ができたら是非、パイロットの顔を見てみたいものだ」
ハレルヤ「だったら、もっと気張るんだな！」
刹那「ああ…。俺たちは諦めたりしない」
ゼロ「そうだ。我々の目的は、こんな場所で潰えるような軽いものではない！」
【シナリオエンドデモ終了】
［エピソード３］
【シナリオデモ開始】
アサヒ（さすがに血を流し過ぎたな…。意識が途切れそうだ…）
シャッテ「どうしたのよ。あんな大口を叩いておいて。操縦桿も…まともに握れてないじゃない…」
アサヒ「ちゃんとやってるつもりなんスけどね…」
シャッテ「………」
アサヒ「シャッテ…？ なんでこっちの席に…」
シャッテ「操縦桿を握れないなら、あたしを手を使えばいい。あたしたちは、パートナーなんだから」
アサヒ「ハハ…心強いッス」（聞こえるかよ…ヴァンアイン）（お前、願望器なんだろ？ だったら叶えてみろよ…。この俺の願望を…！）「俺はアイツをぶっ倒して、シャッテと地球に帰る！」
〔エネルギーの収束音〕
〔画面、水色にフラッシュ×〕
？？？？（※ワクカガ）「Ωシステム起動。自己修復プログラム開始…」
シャッテ「！？ これって…！」
アサヒ「願望の扉を開きやがれ！ ヴァンアインッ！」
〔エネルギーの収束音〕
〔画面、発光〕
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
シャッテ「ヴァンアインが…金色の輝いてる…」
アサヒ「さぁ、ここからが本番だ！」
？？？？（クン（※仮面））「傷が。この私の身体に？」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
フェルト「大気圏外への脱出、成功しました！」
リヒテンダール「死ぬかと思った…」
スメラギ「喜んで暇はないわ。刹那たちはすぐにアサヒ君たちの下へ！」
刹那「了解…！」
ゼロ「我々も向かうぞ！」
カレン「エナジーがこれだけ残ってれば、アイツに１発、くらわせられる…！」
Ｃ．Ｃ．「スプリッターの群れを、抜ける事ができればの話だが」
ゼロ「私を誰だと思ってる。世界を怖し、世界を創造する男だ！」「私の歩みを止める事は、何人たりともできはしない！」【シナリオエンドデモ終了】
［エピソード４］
【シナリオデモ開始】
竜馬「ようやく来やがったか」
ハレルナ「もう死んでるかと思ってたが、元気そうじゃねぇか」
隼人「その言葉、そのままお前たちに返すぜ」
刹那「アサヒ、生きているか…」
アサヒ「半分だけッスけど」
刹那「笑えない冗談だ…」
アサヒ「でも、死ぬつもりは毛頭ないよ」
凱「ああ。アイツを倒して、みんなの待ってる地球に帰ろう」
ティエリア「まずは、機体の修理が先だ」
スメラギ「そうね。そのためにも、絶対に勝たないと」
ゼロ「当然だ。我々に敗北は許されん」
アサヒ「終わりにしよう。この戦いを！」
？？？？（クン（※仮面））「来い。扉を開きし者よ」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
？？？？（クン（※仮面））「求めよ。シルシの意味を。その在り方を」
シャッテ「シルシ？ シルシってなによ！」
？？？？（クン（※仮面））「求めよ。答えはそこにある」
シャッテ「消えた…」
アサヒ「終わったみたいッスね…」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
連邦事務総長「我々は国際連合の参加国全３２８国の賛同を得て、今日ここに地球連邦の発足を宣言します」「国境という小さな垣根がなくなり、地球連邦が唯一の国となった時、世界は真の統一を果たす事になるでしょう」「その道しるべとなるべく、我々は邁進していく所存です」
スメラギ「ようやく世界は、ひとつに纏まっていくための１歩を踏み出したのね」
さやか「これで、世界が平和になればいいのだけれど…」
刹那「だが…世界の歪みは未だ残っている」
ロックオン「結局、あのフラッグのパイロットとの決着も、つかず終いだったしな」
ゼロ「それに、ブリタニアの連中が、この程度の事で大人しくなるとも思えん」
隼人「恐竜帝国や地下帝国もまだ残っている」
凱「戦いはまだ、終わりそうにもないな」
シャッテ「それでも今は、ひとつの戦いが終わった事を喜びましょう」「そうでしょ、アサヒ？」
アサヒ「………」
甲児「へへ、膝枕なんかされちゃってさ。起きたら、アサヒの奴驚くぞ」
ミリュー「それにしても不思議ですね～。なんで、アサヒ君のお腹の怪我は治っちゃったんでしょうか～？」
シャッテ「傷跡は残っちゃったけどね…」
鉄也「ヴァンアインまで自己修復するとはな。本当に謎の多いマシンだ」
シャッテ「地球に戻ったら、色々と調べてみないと。シルシって言葉も気になるし」「帰ったら忙しくなるわよ、アサヒ」「だから、今のうちにゆっくりと休んでおきなさい…」
アサヒ「………」
？？？？（※ワクカガ）「願望の器がようやく目覚めたか」「だが、残された時間はあと僅か…」「果たして間に合うかどうか…」
【シナリオエンドデモ終了】
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