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No.32C
戦場へ帰る

【シナリオデモ開始】
ブライト「さて諸君、状況は今いった通りだ 今後我々は、最大の敵を銀河帝国軍先遣艦隊とし再び積極的な戦いに出ることになった もちろんそれぞれの意思は尊重する 戦いに賛成できない者は申し出てほしい」
甲児「おいおい、最後のひとことはよけいだぜ」
シモーヌ「自由意志を尊重して下さるのは結構ですけど それは気をまわしすぎだと思うわよ、艦長」
ブライト「なるほど、すまん。そうだったな……」
アラン「確かに完全平和は理想だが、今はそんなことを論じている場合ではない。論じ合う時間を持つためには、まず戦わなくてはな 少なくとも我々のような、戦うための力をもつ者は……」
鉄也「ぼうず、お前さんも腹をくくったか?」
大作「当然じゃないですか。僕だって、今どうしなきゃってことはわかるつもりです!」
鉄也「おっと、悪い。ちゃんと覚悟しているみたいだな。安心したぜ」
ブライト「さて、そうするとその戦い方だ。我々が取りうる道は3つある 1つは、OZに投降し、彼らの指揮下にはいる」
ジュドー「反対! 異議あーり!」
デビッド「冗談じゃねえぜ!」
シモーヌ「前言撤回! そんなことしたら、ここにいる全員おりちゃうわよ!」
万丈「まあまあ、いってみただけだから。誰もそんなことは考えてないって」
アムロ「当然だな。現状の最大勢力とはいえ、OZが我々をまともに扱うわけがない。これは最初から論外さ」
ブライト「そういうことだ。いいかな? それでは残る2つの選択肢だ トレーズ派と組むか、我々独自で戦うか」
ハヤト「……こいつは難しい。とにかく、トレーズをどれだけ信用できるかにかかっているわけだが……」
鉄也「俺は信用できないな。戦うことに理屈をこねるような奴は……」
ショウ「いや、そうでもないんじゃないか? 現にトレーズ派はロームフェラ派に対して反乱を起こしたわけだし……」
デビッド「どうだかな。それだけじゃ判断できんぜ」
ルー「でも、今回は対等の立場で手を組もうっていうんでしょ? 考えてもいいと思うなあ」
カミーユ「あいつが、かつてムゲ支配下でやったことは消えたわけじゃない」
ファ「カミーユったら、そんなこといい出したら……」
エイジ「ああ、あの時はやむをえなかったしれない。過去のことは過去のことだ」
ロアン「僕がいうのは何だけど、そうだと思います。でも、それと今回のことは……」
アラン「ふうむ。どうやらすぐには結論は出ないようだな」
クワトロ「無理もない、これだけの判断はな。しかし、だからといってここでこのまま時をついやすわけにもいかん」
万丈「そうだな。どうだい、とりあえず出かけてから決めるっていうのは?」
ブライト「出かける? どこへだ?」
万丈「当然、僕らの戦う敵がいる場所。宇宙にさ」

ジュドー「万丈っていう人、あのノリでムチャなこと考えるよなあ OZの宇宙港を乗っ取って、そのまま宇宙へ行こうだなんて」
ルー「そうだよね。だけど確かに他に方法はなさそうだし私こういうのキライじゃないよ」
エル「ほんと、大胆! って感じだよね。かっこいいなあスケールの大きな男って」
ルー「あら、あなた、あーゆうタイプがお好み?」
エル「そこまでいってないじゃないよ。だけどまあ、確かにちょっといいかもね」
ビーチャ「そ、そうなのか? おい、やめとけよ。美人のアシスタントがもう2人もいるじゃねえか」
エル「ふーんだ。その美人にあいさつされて固まってたのは、いったい誰?」
甲児「……おい、あいつら何してるんだ?」
ジュドー「さあね、ほっとけば?」

クワトロ「……やはりレイク・ビクトリア基地がもっとも好都合か」
ブライト「何しろここから最短距離にある。発射設備も申し分ない 何より、1度あそこで戦ったことがある 初めての場所よりも、勝手がわかるからな」
万丈「その時取れたデータをギャリソンが分析済みだ。実はこれがあったから今回の作戦を思いついたようなものでね」
アラン「あいかわらず抜け目のない……。ところで銀河帝国軍の一部がOZの迎撃をくぐって地上に降りたというのは本当なのか?」
万丈「……くわしいことはわからない。レイク・ビクトリア基地の通信を傍受したらそんなことをいっていた、というだけでね」
アムロ「状況は刻々と変化している。急がなくては……」
豹馬「宇宙かあ……。昔からあこがれてた宇宙旅行にこんな形で行けるなんてなあ」
ちずる「豹馬ったら、宇宙旅行だなんてのんきなこといって……」
十三「四谷のおっさん、地上に置いてきて大丈夫かいな」
小介「他の博士たちと連絡をとって、何か重要な研究を始めるそうですから。しかたがありません」
大作「まあ、大丈夫じゃろ。わしらの方こそ、博士に心配させんようにしっかりせんとな」
ちずる「あなたのことよ、豹馬」
豹馬「ちぇっ、わかってるよ。いちいちうるせえんだよな、まったく……」
ちずる「何かいった!?」
豹馬「わっ! べ、べつに!」

ダンゲル「ふん、地球人どもめ、こざかしい人形部隊など繰り出してきおって……。地上降下に思ったより手間取ったわ。ふふふ、まあよい。待っておれよ裏切り者マーズ 貴様を殺せば、地球もおしまいだ 全ては偉大なるズール皇帝のために……」
ひかる「大介さん、見て。あれはどこの軍隊なのかしら。OZではないわね」
大介「あ……あれは!? まさか……まさかそんな……」
ひかる「大介さん、どうしたの?」
大介「……ついに、ついに来てしまったのか」
ひかる「大介さん、いったいどうしたのよ?」
大介「ひかるさん、聞いてくれ。僕は、今度ばかりは戦わないわけにはいかないようだ」
ひかる「え? どうしたっていうの? グレンダイザーのことはムゲゾルバドス帝国に侵略されていたときに聞いたわ でも、あのときも結局は戦わなかったじゃないの」
大介「確かに、乗りたくはない。戦わずにすめばいいと思っていた しかし、今度ばかりは違うんだ。奴らが、銀河帝国がついに来てしまった。奴らはムゲゾルバドスとは違う 支配などしない。戦った相手を滅ぼすだけだ」
ひかる「銀河……帝国?」
大介「僕の故郷、フリード星を滅ぼした奴らだ 僕はこの地球を、この第2の故郷を今度こそ守ってみせる。たとえこの命がつきるとも」
ひかる「大介さん……」
大介「すまない、ひかるさん。おれは義父さんのところへ行く もう……もどってはこれないかもしれない」
ひかる「……私も行きます。グレンダイザーのサポートメカも必要でしょう」
大介「だめだ。これは危険なことなんだ」
ひかる「とめてもだめよ。今までだって、ずっと地球のために戦ってきた人たちがいるんだもの。今からでも遅くはないわ。私も戦います」
大介「……わかった。だが、無理はしないでくれ」
ひかる「ええ」

〔アーガマ、レイク・ビクトリアへ移動〕
アラン「あれがレイク・ビクトリア基地だ! みんな、用意はいいか!?」
ベルトーチカ「ブライト艦長、敵迎撃部隊が発進しました!」
ブライト「さすがに気づいたようだな。全機発進! いいか、宇宙船に傷はつけるなよ!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「戦場へ帰る」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
〈出撃戦艦選択〉
〈出撃ユニット選択〉

ブライト「我々がこの発射設備を使って宇宙へ行くためには妨害されるおそれをなくしておきたい。敵部隊の全滅を目的とせよ!」
<戦闘開始>

<敵8機以下・味方援軍1&敵増援1出現>

ブライト「あれは、ダンクーガか! ……新しいガンダム!?」
忍「へっ、やっぱり俺たちがいなきゃマーチウィンドはだめだな 艦長さんよ、援護するぜ!」
ブライト「ああ、頼む。……ドモン、君か。シャイニングガンダムはどうした?」
ドモン「あいつはよく戦ってくれた……このゴッドガンダムは俺の新しい力だ」
レイン「ゴッドガンダムはシャイニングガンダムの後継機なんです」
ブライト「レイン……君もガンダムに乗っているのか!?」
レイン「ええ、これはライジングガンダム……わたしだって戦えるわ、艦長」
ブライト「ああ。みんな、頼むぞ! あともう少しだ!」

<敵全滅・味方援軍2&敵増援2出現>
ベルトーチカ「艦長、未確認部隊が接近! ……銀河帝国軍です!!」
〔敵ユニット出現〕
ダンゲル「マーズを殺すぞ、地球を破壊するのだ! ジャネラさまにご覧いただくのだ!」
ブライト「なんだ、奴らは!? 例の異星人か」
ベルトーチカ「……さらに接近する機体があります!」
ブライト「なんだと!?」
〔味方ユニット出現〕
ブライト「……あれか。そこの2機、応答せよ こちらはマーチウィンドのブライト・ノアだ。応答がない場合は撃墜する」
デューク「聞こえている、マーチウィンド。我々は君たちに敵対するものではない。攻撃はしないでくれ」
ブライト「どういうことだ。事情は聞かせてもらえるのだろうな?」
デューク「我々は銀河帝国軍部隊を撃滅するために来た。それだけだ」
ダンゲル「ふん……むっ? あれは……あれは、まさかグレンダイザー!? するとデューク・フリードは地球へ来ていたのか おい、アニキに連絡だ」
ベガ星兵「はっ」
ダンゲル「マーズにデューク・フリードか。これはついているぞ。フハハハハハッ」
デューク「来たか……この地球をフリード星のようにはさせん!」

<敵全滅・勝利条件達成>
〔味方ユニット出現〕
サイ・サイシー「あらら、もう終わっているみたいだぜ」
チボデー「オー、ジーザス! せっかくパワーアップしたマシンガンパンチをくらわせてやろうと思ったのに」
ブライト「君たちも来てくれたのか」
アルゴ「うむ」
ジョルジュ「よろしくお願いしますよ、マーチウィンドの紳士淑女の方々」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ブライト「ようし、今のうちだ! 発進準備を急げ、あまり時間がないぞ!」
アラン「協力に感謝する。君は……誰だ? あのロボットは?」
大介「僕の名は宇門大介。彼女は牧場ひかるといいます。僕たちは……」
甲児「大介さん! ……やっぱり大介さんか」
さやか「甲児くん、この人と知りあいなの?」
甲児「ああ、前にあったことがある。おじいちゃんのつきそいで宇宙科学研究所ってとこにいったときにね 宇門博士の息子って紹介されたよ」
大介「甲児くんか。なぜ君が……」
甲児「まぁ、いろいろあってね。しかしやっぱりオレの目に狂いはなかったようだな 大介さん、あんたはただ者じゃないと思ってたんだ」
大介「……僕もこの星を愛する、ひとりの地球人のつもりだ」
甲児「地球人のつもり……って、いったい何をいっているんだい!? 大介さん!」
ブライト「説明はしてもらえるのだろう?」
大介「ええ。僕の故郷フリード星は、銀河帝国に滅ぼされた星です どうにか逃げのびた僕は、この地球へたどり着いたのです 本当の名は、デューク・フリード フリード星の王子です」
甲児「デューク・フリード……」
デューク「最初は僕も、戦うつもりはなかった だからムゲゾルバドス帝国が地球に侵攻してきた時も、戦いはしなかったのだ。だが、奴らが銀河帝国が来てしまった。フリード星を滅ぼした、奴らが! 奴らはムゲ帝国とちがって支配などしない。滅ぼすだけだ。僕は今度こそ、すべてをかけてこの第2の故郷を守ってみせる」
甲児「大介さん……」
万丈「たとえ地球人でないにしても、彼の動機はわかる話だ それに、あのロボットは強力だよ」
大介「あれは……グレンダイザー、フリード星の守り神です」
甲児「大介さん……さっき、地球人のつもりだっていったよな」
大介「……ああ……?」
甲児「地球人なら地球人らしく、オレたちと一緒に戦えってんだ。あんたのことだ、どうせひとりでやるつもりだったんだろうが。あんたはカッコつけすぎなんだよ」
大介「甲児くん……」
ブライト「話はわかった。ともに戦ってくれるというのなら 我々は君たちを歓迎するが? デューク・フリード」
大介「……どうやらその方がいいようですね。わかりました。よろしく頼みます」
マリア「あ……あれは……まさかグレンダイザー!? あの悪魔たちがフリード星の守り神を奪ってこの地球まで来たというの!? 許せない! グレンダイザーはあたしが取りもどしてみせるわ!」

リョウ「ドモン、忍、他のみんなも……。よく来てくれた」
ルー「宇宙に上がったら、もう会えないと思ってあきらめてたもの まさか、ここで会えるなんて……」
レイン「ふふふ、さすがに宇宙までは追いかけていけないものね ギャリソンさんから連絡を受けて、大急ぎで飛んできたの」
忍「まったく、俺たちぬきでどうにかなると思ってたわけじゃねえだろうな ま、昔のことは水に流してやらあ」
ハヤト「ふっ、こっちこそだ。よろしく頼むぜ」
ドモン「今度の敵は手強い。俺たちの力が必要だろうと思ったのでな」
シモーヌ「へえ……。あなた、なんだか変わったわ。他のシャッフルのみんなも」
ドモン「……お前たちと別れてから、いろいろあったからな」
ジョルジュ「……何はともあれデビルガンダムを倒すことができました」
アルゴ「それもシュバルツの尊い犠牲があったからだ」
シモーヌ「じゃあシュバルツは……!?」
ジョルジュ「……もう2度と私たちの前に姿をあらわすことはないでしょう」
シモーヌ「……そう……」
チボデー「ま、これで何の心配もなく宇宙へ行けるってわけさ」
バニー「ゴッドガンダムやライジングガンダムも積みこんだしね」
ハヤト「あの新しいガンダムのことか?」
レイン「あの機体はアランさんを通じてカラバの方にお願いしていたのよ」
リョウ「獣戦機隊のみんなは、ここしばらくどうしていたんだ?」
忍「俺たちはイゴール将軍と葉月博士に合流していたんだ あの2人、旧獣戦機基地でなんかやってやがんだよな 俺たちには何も教えてくれねぇしよ」
亮「あの2人のことだから、無駄なことはしていないはずだ」
リョウ「そうか……俺たちのために何か考えてくれているのかもしれないな」
マリア(ここにグレンダイザーがある……見つけたわ、悪魔どもめ!)
〔走る足音〕
甲児「ん? あんな子いたっけ……? いや様子がおかしい。おい待て!」
マリア「見つかった!? えい!」
〔ビーム銃の発射音〕
甲児「くっ!」
※※エリカが仲間にいる場合、セリフ追加※※
エリカ「どうしたの!? 甲児さん!」

大介「甲児くん!?」
甲児「気をつけろ! かわいい顔しちゃいるがそいつは敵だ!」
マリア「悪魔どもっ、覚悟ぉぉーっ!」
〔攻撃が空振りする音×2〕
大介「くっ……!? 待て、そのペンダントは!」
マリア「やぁっ!!」
〔攻撃が空振りする音×3〕
大介「君は誰だ!? 君はいったい……!?」
マリア「フリード王の娘、グレース・マリア・フリード! グレンダイザーを取りもどしに来た!」
大介「フリード王の娘……マリア!?」
マリア「たあっ!」
〔攻撃が空振りする音×2〕
〔殴打音〕

大介「ぐっ……!!」
甲児「大介さん!?」
マリア「う、腕で止めるなんて!?」
大介「マリア……これを……」
マリア「!! 同じペンダント……まさか」
大介「そうだ、僕がデューク・フリードだ」
マリア「お兄ちゃん……!? 本当にあたしのお兄ちゃんなのね?」
大介「ああ」
マリア「お兄ちゃん、生きてたのね!?」
大介「マリア、お前こそよく……」
マリア「あの時、あたしは侍従に連れられてフリード星を脱出して地球まで来たのよ」
大介「そうか……マリア、会えてよかった。お前にも苦労をかけたな。これからはずっと一緒だ」
マリア「お兄ちゃんッ!」
さやか「ちょっと甲児くん、なに涙ぐんでるのよ」
甲児「だってよ……大介さんが……大介さんが……」
アラン「なんだ、どうしたんだ?」
甲児「チクショウ、オレにはうまく言えねぇや。あの夕陽にでも聞いてくださいよ」

デルマイユ「女王リリーナ、対銀河帝国における世界戦略についてなにか異論がおありだとか」
リリーナ「銀河帝国が地球に攻めてこようとしているというのに財団はいまだに地球に対して脅威であろうとしています 反乱軍に対して、まず我々が武器を捨て地球をひとつにするよう呼びかけるべきです」
デルマイユ「それは、あさはかな考えだといわざるをえませんな」「……ロームフェラの意見を私は代弁しているつもりだが? まあよい この議題は今度の財団総会にかけるとしましょう それでよろしいな、女王リリーナ」
リリーナ「結構です。皆様の意見がどうなのかそこで聞いてみることになるでしょう」
デルマイユ(リリーナめ、OZの結束を固めるために取りこんだがこのままではかえって邪魔になるかもしれんな……)

大介「みんな、紹介しよう 僕の妹、グレース・マリア・フリードだ」
ひかる「大介さんの妹ということは、やっぱりフリード星の生き残りなのね」
大介「僕とひかるさんを仲間として迎えてくれた時と同じように、妹も同行することを許してほしい。マリア」
マリア「うん。グレーズ・マリア・フリードです。あたしも兄さんや皆さんと一緒にあの悪魔たちと戦わせて。お願い」
甲児「大丈夫だって、マリアちゃん。ここには戦う意志のある人間を追い出すような奴はいないよ。苦しい戦いだけど、これからよろしくな」
マリア「ありがとう、甲児。あたしがんばるわ。あっ、そういえば甲児、あの時の傷 大丈夫だった?」
甲児「大丈夫、大丈夫。あんなのケガのうちに入らないさ」
ボス「あららら、なんだかいきなり仲良しな雰囲気だわさ。どーなってるのよ」
さやか「……甲児くん、ちょっと」
甲児「なんだよ、さやかさん。用事ならあとにしてくれよ」
さやか「いいから、いらっしゃい!」
※※エリカが仲間にいる場合、セリフ追加※※
エリカ「さやかさん、ちょっと待って……」

リョウ「はっはっはっ、甲児も災難だな」
※※「ゴーショーグン」とリンクしている場合、セリフ追加※※
キリー「もてる男はつらいねぇ」
真吾「まるで俺みたい」

マリア「なぁに? どうしたの?」
雅人「なんでもない、なんでもない。俺、式部雅人、ランドライガーのパイロットなんだ。よろしくね、マリア。わからないことがあったらなんでも聞いてよ」
マリア「ちょっと、甲児をどこへ連れていくのよ」
〔扉の開閉音〕
ルー「ププッ」
雅人「なんだよルー、その笑いは」
忍「へっ、雅人、お前は眼中にねぇとさ」
雅人「ちぇっ、ちょっとタイミングが悪かっただけさ」

大介「ひかるさん、グレンダイザーのサポートメカが、あと2機あるんだ。それを取りにいきたいんだけど手伝ってもらえるかな」
ひかる「わかったわ。行きましょう」
ジュン「あたしも行くわ。2機もあるんだったら、パイロットがもう1人必要でしょ」
大介「ありがとう。君たちなら大丈夫だ。では来てくれ」

ラシード「カトル様!」
カトル「ラシード!? それにマグアナック隊のみんなも! どうしてここが!?」
ラシード「遅くなってすいません。なあに、カラバの万丈って人が知らせてくれましてね駆けつけたんでさ。それよりカトル様に渡すものがあります そいつをここに運んできました」
カトル「僕に? もしかして……」
ラシード「カトル様のガンダムが、宇宙でも戦えるように思いましてね 宇宙戦用のパーツを持ってきたんでさ」
カトル「……これで僕のサンドロックも宇宙に行けるんだね」
ラシード「カトル様のために持ってきておきたいパーツも、まだまだあったのですが……」
カトル「ううん、十分だよ。本当にありがとう……ラシードたちは、これからどうするんだい?」
ラシード「ご一緒したいのはやまやまですが、我々は地上で戦います カラバの組織も人手不足だそうでしてね。なあに、ご心配なく カトル様は、ご自身の戦いに専念なさってください」
カトル「わかった。……みんな、気をつけて。行ってくるよ」

≪リッシュフラグ成立≫
セレイン「やけに騒がしいが、どうかしたのか?」
甲児「おっ! 噂のヒロインがご登場だぜ」
セレイン「……甲児、私はそういう冗談がキライなんだ」
甲児「わりぃわりぃ。たださ、たぶん口にしないだけでみんな思ってるぜ」
セレイン「どういうことだ?」
甲児「アレだよ、アレ」
セレイン「アレ……?」「……ばかな!」
リッシュ「よお、我が愛しのセレインちゃん わざわざ出迎えてくれるとは涙が出るほどうれしいねぇ」
セレイン「な……何で貴様がここにいる!」
リッシュ「なんでって……お前がいったんだぜ。マーチウィンドに来いってよ」
セレイン「私がいっているのはそんなことじゃない! 貴様はあのとき死んだはずじゃなかったのか!?」
リッシュ「ひどいな、勝手に殺すなよ。とはいえ、さすがの俺も死にかけたのは事実だがな。お前が誘ってくれたから つきかけてた俺の運も、戻ってきたとみえる」
セレイン「…………」
リッシュ「ま、そういうわけだ。これからよろしく頼むぜ」
クワトロ「ああセレイン、いたのか。ちょうどいい」
セレイン「なにか、クワトロ大尉?」
クワトロ「彼はしばらく保護観察ということで同行を許可した 管理は君に任せる」
セレイン「は? 大尉、私はパイロットです」
クワトロ「しかしな、自分の言葉には責任を持つべきだとは思わんか?」
セレイン「…………はい」
クワトロ「リッシュ=グリスウェルくん、そういうことだ 我々としても優秀なパイロットは欲しい。期待している」
リッシュ「そりゃ、どうも」「あのクワトロ大尉ってのは、ただ者じゃねぇな だいたいこの部隊ってのは、よくよく見てみりゃすげぇのばかりだ」
セレイン「…………」
リッシュ「俺もよくこんな連中と戦ってたもんだな。なぁセレイン」
セレイン「……なれなれしいぞ、貴様! それに、少し黙っていろ」
リッシュ「こわいねぇ。ま、いいさ。何しろこれからずーっと一緒だからな」
セレイン「…………」

万丈「さあて、いよいよ決断の時だ。宇宙に上がったらもう引き返せない。僕たちの運命を選択しようじゃないか」
アラン「トレーズにつくか、俺たちだけで戦うか……」
エイジ「さて、どうするかな。正直、ずっと考えてるんだけどまだ結論が出ないんだ」
ショウ「俺もそうさ。考えれば考えるほど、ね」
デビッド「それじゃ、しょうがねえな。だからって、まさか多数決ってのもなあ……」
アムロ「……いいか?」
ブライト「アムロ? 何か提案でもあるのか?」
アムロ「ああ。俺は○○○に決めてもらおうと思う」
<<セレイン>>
セレイン「自分が!? なぜですか!? こんな大事なことを……」
<<ブラッド>>
ブラッド「俺かよ!? なんでだよ!? こんな大事なことを……」
<<マナミ>>
マナミ「あたしが!? どういうことですか!? こんな大事なことを……」

アムロ「……君には、ひらめきというか……大きな運命を左右する何かがあるように、俺には思える。思い出してくれ。いつかオペレーション・デイブレイクの時にも、俺たちは同様の選択を迫られたことがあった。その時から現在まで、状況は確かに変化したが、あの時の決断は間違っていなかったと思う その時も、決め手になったのは君の決断だったはずだ」
<<セレイン>>
セレイン「しかし……」
<<ブラッド>>
ブラッド「だけどよぉ……」
<<マナミ>>
マナミ「だからって……」

クワトロ「なるほど、そうだな。○○○、自分では気づいてないかも知れんが君には確かにそういった力がある。私は君にまかせたい。みんなはどうだ?」
忍「俺もそれでいいぜ。どうせ考えたって堂々巡りなんだ スパッと決めちまえ」
ルー「○○○、自信もって決めてよ!」
トレーズにつく
自分たちだけで戦う

≪「トレーズにつく」を選択≫

<<セレイン>>
セレイン「……トレーズの誘いを受けたほうがいいな」
<<ブラッド>>
ブラッド「……トレーズについて戦うことにするぜ」
<<マナミ>>
マナミ「……トレーズと一緒に戦いましょう」

ブライト「よし、決まりだ。みんな、それでいいな」
【シナリオエンドデモ終了】

≪「自分たちだけで戦う」を選択≫

<<セレイン>>
セレイン「……我々だけで戦ったほうがいいな」
<<ブラッド>>
ブラッド「……今までと同じだ。俺たちだけで戦おうぜ」
<<マナミ>>
マナミ「……トレーズには、つかないわ。あたしたちだけで戦いましょう」

ブライト「よし、決まりだ。みんな、それでいいな」
【シナリオエンドデモ終了】


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