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No.45A
地球圏制圧

【シナリオデモ開始】
アラン「さてと、まずは状況を整理しよう。まずホワイトファングだが、リーブラが落ちたことでほぼ壊滅したと考えて間違いない。OZはトレーズを失ったが、レディ・アンの尽力でどうにか再編されつつあり、これはロームフェラ財団の生き残りとともに、地上の混乱を収め難民たちの救助にあたるべく活動を始めている」
ブライト「あの様子ならば地上はまかせておいても問題ないだろうな」
万丈「ああ、そう思う。今のレディ・アンならまかせられるさ それに聖女やリリーナ嬢も一緒にいる」
※※シーラが仲間にいる場合のセリフ※※
シーラ「そうですね。あの方々ならば、うちひしがれた民衆の心の支えとなれるでしょう」
※※エレが仲間にいる場合のセリフ※※
エレ「はい。あの方々ならば、荒廃した地上に残された疲れきった民衆に、再建に向かう勇気を与えることができるでしょう」

リョウ「となると残るは銀河帝国軍と、ハマーンのアクシズか」
アラン「そうだ。銀河帝国軍はいまだに動きがないものの、戦闘光はかなり前から観測できなくなっている。そろそろ混乱も収まってきたとみるべきだろう。戦力的にはほぼ依然と変わりなく、依然として我々にとって脅威だ。しかし、士気の低下ぶりがいちじるしいと思われるため、以前ほど絶望的な状況ではないだろう」
甲児「ハマーンの方はどうなんだよ。確か銀河帝国軍も地球圏も自分たちが制圧するとかいってたよな」
忍「そういやそうだったな。アラン、アクシズについては何かわかったのかよ」
アラン「アクシズはすでに地球圏に到達している 観測によれば、かなりの規模の宇宙要塞だ 残念ながら戦力は把握できていないが……」
アムロ「アクシズ自体の規模を考えれば、相当な戦力の可能性があるが……」
ブライト「ああ、ハマーンの自信もそれを裏づけているな。ハマーンめ 初めからそのつもりだったということか
万丈「油断できないな。あの女は僕たちとOZを、当て馬に使ったんだ 地球が亡びる可能性を前にしながら、ね。普通じゃできないことだ」
ジュドー「で、結局ハマーンのもくろみ通りになりつつあるってことかよ 冗談じゃないぜ。だから俺がいったじゃないかよ、あの女は怖いんだって 真っ先にやっちまうべきだったんだ」
カミーユ「ジュドー、あの状況ではそうはできなかったことは、君だってわかってるはずだ」
ジュドー「だけどさ……」
ブライト「もういい、ジュドー。過ぎたことを悔やんでも始まらん それよりもこれから我々がどうするかだが……」
〔扉の開閉音〕
大介「マリア?」
マリア「兄さん、みんな、大変! 大変よ!」
デュオ「またか。やれやれ、なんだかこの数ヶ月そればっかり聞いてるような気がするぜ」
※※ヒルデが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ヒルデ「しかたないでしょ。文句ばっかりいわないの」
デュオ「へぇへぇ」

甲児「どうしたんだよ、マリアちゃん」
マリア「アクシズからかなりの数の艦艇が放出されたのが観測されたって いま博士たちが大騒ぎなのよ!」
甲児「なんだってぇ!?」
<<アーク>>
アーク「……確かに、大変だな」
<<セレイン>>
セレイン「予想されたことだろう。それほど驚くべきものでもあるまい」
甲児「そういうなって。大変なことには間違いないだろ」
<<ブラッド>>
ブラッド「いよいよ始めやがったか、ハマーン!」
<<マナミ>>
マナミ「そう……予想されたこととはいえ、あまりうれしくはないわね」

ブライト「それで、数は? どこへ向かっている?」
マリア「あたしが聞いた話では、あたしたちの数倍はいるって どこへ行くつもりなのかはまだわからないみたいだけど……」
キリカ「私たちの数倍って……そんな!?」
アムロ「ブライト、月のレディ・アンに連絡をとってみよう 向こうでも観測しているはずだ」
ブライト「そうだな……そうするか」

レディ「はい、その件はこちらでも確認しています。我々はアクシズ軍の規模を、かつての我々よりも大きいと推測しています」
アムロ「そんなにか……」
レhヂ「今のところはまだ詳しいことはわかりませんが、いくつかの艦隊に別れて移動しているようです。しかし、ちょうどよいタイミングで連絡してくれました」
ブライト「なにか?」
レディ「実は銀河帝国軍に関して重大な情報をつかんだのです 我々は先ごろ、ひん死の状態で漂流中だった帝国軍兵士を救助しました。脱走兵のようですが、その兵士の話によると、地球圏に残留した敵艦隊の銀河帝国のズール皇帝がいるというのです」
タケル「なんだって!? ズールが、ズールがいるというのか!?」
アムロ「落ち着け、タケル」
レディ「もちろん確実な情報ではありませんが」
ブライト「皇帝が自ら地球圏へ来ていたというのか……?」
タケル「艦長! ズールも帝国へもどれないんですよ なんとかズールさえ倒せれば……」
ブライト「ああ、残った敵は完全に戦意を喪失するかもしれんか……」
アラン「……しかし皇帝が前線に出てくるはずもない 敵の本艦隊にカミカゼでもやるつもりか?」
アムロ「いや……もしも本当に皇帝がいるのならば、こちらが攻勢にでれば連中は守りにまわる可能性もある。そう悲観したものじゃない」
ブライト「そうだな。これで退くわけにはいかないという点で我々と彼らは対等になったとみるべきだろう」
レディ「アクシズはどうされるのですか?」
アムロ「まったく……ハマーンめ……」
〔通信のコール音〕
ブライト「なんだ!?」
葉月博士「艦長、銀河帝国軍が動き出した アクシズ軍にあわせた行動と思われる」
アラン「ついに来たか。で、状況は?」
葉月博士「敵はふた手にわかれ、その一方がサイド7のコロニー群へ向かっている」
アムロ「そうか、長期戦になるとふんだな。連中は拠点をつくるつもりだ」
アラン「うむ、私もそう思う。だとすれば、その艦隊にズール皇帝がいる可能性も高いな」
ブライト「アクシズのこともあるが……やはり銀河帝国が先か 我々もサイド7へ向かうぞ」
アムロ「了解だ、ブライト。まずズールを倒さなくてはな」
タケル「はい!」
〔ネェル・アーガマ、サイド7へ移動〕
サイド7
ベルトーチカ「敵艦隊捕捉しました!」
ブライト「間にあったか……総員、戦闘配置につけ! 敵も出てくるぞ!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「地球圏制圧」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
〈出撃戦艦選択〉
〈出撃ユニット選択〉

ズール皇帝「地球人……マーズのいる部隊か。どうやら偽装にひっかかってくれたようだな……」
ブラッキー「ズール皇帝陛下?」
ズール皇帝「……ブラッキー、ダンケル、奴らを撃滅せよ!」
ブラッキー「はっ!」
タケル「……ズールだ! 奴がいる!」
※※ロゼが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ロゼ「ズール皇帝が!? マーズ……」
タケル「ロゼ、ここで決着をつけるんだ。ズールを倒せば 戦いは終わらせることができる」
ロゼ「マーズ……そうね、わかったわ!」

ブライト「よし、ズールに攻撃を集中しろ! 他の奴にはかまうな なんとしてもズールを倒せ!」
ズール皇帝「フハハハハハハッ! ワシを倒すだと!? 宇宙の支配者たるこのワシを!? すべてのものがワシにひざまずき服従を誓う。逆らった者は死んで自分の愚かさを知るのだ! ワシは宇宙の支配者、すべてのものがワシの意のままに動くのだ! 逆らうことはできん!!」
<戦闘開始>

<デュークvsブラッキー>

デューク「ブラッキー!」
ブラッキー「グレンダイザー!? おのれ、返り討ちにしてくれる!!」

<タケルvsズール皇帝(ワール大型宇宙船搭乗)>
タケル「ズール! 俺は貴様を倒す!!
ズール皇帝「裏切り者マーズ。ワシに逆らったことを後悔するがいい!」

ロゼvsズール
ロゼ「ズール!!」
ズール「ロゼ、この裏切り者め! ここでワシがじきじきに殺してやる!!」

<ズール皇帝(ワール大型宇宙船搭乗)撃破・敵増援1出現>
ズール皇帝「おのれ!!」
〔敵ユニット撃破〕
ブライト「やったか!?」
〔敵ユニット出現〕
ズール皇帝「フハハハハッ! 愚か者どもめ!!」
ブライト「な……なんだと!? あれが……ズールか!」

<ズール皇帝(ズール皇帝搭乗)撃破・敵増援2出現>
ズール皇帝「バ、バカな!? うおおぉぉぉぉぉーっ!!」
〔敵ユニット撃破〕
ブライト「…………終わったか」
葉月博士「むっ!? 艦長、この反応は……」
〔敵ユニット出現〕
ズール皇帝「ハーッハハハハハハッ!!」
ベルトーチカ「そんな! いま確かにズールを倒したのに……」
ズール皇帝「まだ気づかぬのか、愚か者め! お前たちが倒したのはワシの影にすぎんのだ!」
葉月博士「……実体はない。あれは映像のようなものだな」
ズール皇帝「貴様らをおびき出してマーズを殺し反陽子爆弾を爆発させるつもりだったが……まぁよいわ。しょせんお前たちではワシには勝てぬのだ ハーッハハハハハッ!!」
〔敵ユニット離脱〕
ブライト「くっ……奴におどらされたというのか……」
レイカ「!? 艦長、新たに接近する機影を複数確認! これは……アクシズ軍よ!」
〔敵ユニット出現〕
グレミー「マシュマー様、あれはマーチウィンドです 銀河帝国軍ではありません」
マシュマー「見ればわかる! マーチウィンドの諸君 私はアクシズのマシュマー・セロである。私は諸君らに無条件降伏を勧告する。素直に受け入れてもらいたい」
レイカ「ちょっと、あいつ正気なの!?」
ベルトーチカ「1つだけ救いがあったわね。アクシズにはろくな人材がいないってよくわかるわ」
イリア「…………」
マシュマー「おのれ、地球人同士の戦闘は避けたいというこの私の心づかいがわからんのか!?」
パンパ「さすがですマシュマー様! 敵にも情けをかけるその心意気 それでこそ我がアクシズの、ハマーン様の名誉も保たれるというものです!」
マシュマー「うむ、その通りだ。さあマーチウィンド 返答やいかに!?」
レイカ「あの連中、遊んでるつもりかしら。本気でやってるとしたら救いようがないわね」
バニー「どうします、艦長?」
ブライト「受け入れるわけにはいかんだろう!? 聞こえるかマシュマー・セロ 勧告は聞けない!」
ビューティ「というわけよ。お・ば・か・さ・んっ」
マシュマー「なんと!? ……騎士を愚ろうするとは、許せん! 全機、マーチウィンドをせん滅しろ! ハマーン様のためにッ!」
グレミー「……マシュマー様、我らの任務は銀河帝国軍の偵察のはずではなかったのですか?」
マシュマー「かまわん。マーチウィンドを倒せばハマーン様もおほめくださる!!」
グレミー(やれやれだな……)
ルー「勝手なこといってくれちゃってさ! あんたたちに名誉なんてあるわけないでしょ!」
グレミー「な……なんという美しい声だ。あ、あなたもマーチウィンドのパイロットなのか?」
ルー「はぁ? あったりまえでしょ! あんた何いってるのよ!」
グレミー「かわいい……」
ブライト「ルー・ルカ! 何を遊んでいる!」
ルー「す、すみません、艦長!」
イリア「グレミー、状況を考えろ!」
グレミー「わ、わかった」(ルー・ルカ……よい名前だ……)
プル「ジュドー……ジュドーがいるの? なに……気持ち悪い……」
ジュドー「この感じ……プルか? どうしたんだ!?」

<ジュドーvsマシュマー>
ジュドー「あんたら、何やってるかわかってんの!?」
マシュマー「ハマーン様のつくる新しい地球圏のために戦っているのだ!!」

<ルーvsグレミー>
グレミー「ルー・ルカ!?」
ルー「気安く名前を呼ばないでよ!!」

<ジュドーがプルを説得>
ジュドー「プル、戦いなんてやめて、俺たちと一緒に行こう プルはアクシズなんかにいちゃいけない」
※※既にグレミー撃破の場合のセリフ※※
プル「ジュドー?」
ジュドー「そうだよ、さぁプル」
プル「……ジュドーと一緒に行ったら、あたしと遊んでくれる!?」
ジュドー「ああ、遊んでやるさ。だからプル、アクシズになんか味方しちゃだめだ」
プル「うん! わかったよジュドー。あたし、ジュドーと一緒に行く!」
〔プル、敵から味方へ〕
プル(……ごめんね、グレミー……)
※※まだグレミー健在の場合のセリフ※※
プル「ジュ……ドー……?」
ジュドー「プル? どうしたんだ!?」
プル「あ……あたし……」
グレミー「プル!? 敵のニュータイプにひかれて暗示がとけるのか!? そうはさせんぞ!」
プル「や……やめて……やめてグレミー!!」
ジュドー「あんた、何やってんだよッ!!」


<マシュマー撃破>
マシュマー「なんだと!? バラが……ハマーン様のバラが……!!」

<パンパ撃破>
パンパ「ハ、ハマーン様! 申しわけございません!!」

<ビアン撃破>
ビアン「マ、マシュマー様ぁぁぁーっ!!」

<ワイム撃破>
ワイム「な、なんだ!? こんな……」

<グレミー撃破>
グレミー「くっ……こんなところで終わるわけには……」

<イリア撃破>
イリア「マシュマーめ……くそ、撤退する」

<敵全滅・勝利条件達成>
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

サイド7
バニー「艦長!! アクシズのハマーンからの通信です!!」
万丈「ハマーンが?」
ブライト「……よし、まわしてくれ」
ハマーン「お前たちは銀河帝国軍と交戦したそうだな」
カミーユ「ハマーン・カーン……何のつもりだ!?」
ハマーン「知っての通り、我がアクシズ軍は地上をのぞく、地球圏のほぼすべてを制圧下においた。もはや我々の優勢は動かん お前たちに勝ち目はない」
リョウ「そんなことは、やってみなければわからないだろう!」
ハマーン「フッ……まぁいい。我がアクシズとしても銀河帝国軍を排除したいのは同じだ。先ほどのようにつまらぬ小ぜりあいになどなっては面白くない ここは協定を結ぼうではないか。お前たちにとっても悪い話ではあるまい?」
アムロ「それを信じろというのか、ハマーン!?」
ハマーン「私はこれまでも、口にしたことは実行してきたつもりだよ アムロ・レイ。ともに戦い銀河帝国軍を排除し そのうえで誰が地球圏を支配するのか、決しようではないか」
甲児「おい、オレたちゃ別に地球圏を支配しようなんて思っちゃいないぜ! 一緒にするな!」
ハマーン「同じことだよ、少年。お前たちが勝てば、お前たちの認めぬ者が地球圏を支配することはありえん。そうではないか?」

ハマーン「さて、そろそろ返答を聞かせてもらおうか」
万丈「……艦長」
ブライト「うむ……」
ハマーン「どうした?」
ブライト「……わかった、申し入れを受けよう」
ジュドー「ちょっ……」
アムロ「黙っていろ、ジュドー!」
ハマーン「フッ、多少問題があるようだが、まあよかろう。まずはともに銀河帝国軍を叩くということで同意ができたものと理解しよう 作戦はおって伝える」

大作「どうして、どうしてなんですか!? いまさらあの人たちを受け入れるなんて」
ジュドー「ああ、そうだぜブライトさんよ。俺たちは納得できないね」
カミーユ「大作、ジュドー、忘れたのか? 地球はいまだに危機にある まずはそれを解決しないと、どうにもならないんだ」
ジュドー「だからって、ハマーンのやり方を認めろっていうのかよ!?」
ブライト「そうはいっていない。状況をよく考えろ。今はこうするしかないんだよ!」
ジュドー「くっそぉぉぉぉぉぉぉーっ!!」
<<アーク>>
※※エルリッヒが仲間にいる場合、セリフ追加※※
エルリッヒ「……少年たちは納得できかねるといった風情だな」
アーク「俺だって、納得なんかしちゃいないさ どうせ戦うことになる相手と知っていながら、一緒に戦うなんて ただ、しかたのないことだってのは理解している」
エルリッヒ「しかたのないこと……か」
カミーユ「それはみんな同じだよ、アーク。やらなければならないことを優先させなくちゃならないんだ。俺は、今は、それでいいと思う」
エルリッヒ「ニュータイプのというやつか?」
カミーユ「なんといってもらってもいい。少なくとも先が見えて来たってだけでこれまでよりはずいぶんマシな状態なんだ」
エイジ「そうだな……勝つにしても、負けるにしても」
エルリッヒ「もう、終わらせることができるというわけか……」
アーク「そう思う。戦いで死んでいった人の意思が、それを望んでいるんだ」
ショウ「……勝てるのか、俺たちは。銀河帝国軍に。あのハマーンに」
アーク「そう、信じたい。いや、信じるよ、俺は そうでなけりゃ、死んでいった人たちに申しわけがたたない」
エルリッヒ「ああ……私も、そう信じよう。死んでいった者たちではなく、君の 君たちの、意思の力というものを」

<<セレイン>>
※※リッシュが仲間にいる場合、セリフ追加※※
リッシュ「やーれやれ、ガキどもはまったく大変だぜ」
セレイン「せめて純粋なのだといってやれ。この戦いの中でいまだにああいえる奴が、いったいどれだけいるというのだ。彼らは正しい 間違っているのは。私たちだ」
リッシュ「ひゅ~、あいかわらず厳しいねぇセレインちゃん だがよ、それじゃ戦いには勝てないぜ」
ショウ「そうだな……そう思うよ、あんたのいう通りだ」
セレイン「そんなことはわかっている。それとこれとは別だ。私は。生きている限りはどこまでも戦ってみせる。勝つためなら、ハマーンでも何でも利用するだけだ」
シモーヌ「そうね。納得できなくたって、やるしかないんだものね いまさら、他にはどうしようもない、か」
リッシュ「そういうこった。辛気くさいツラ並べてたってどうにもならん それによ、いちおう先は見えてきたんだ これまでに比べりゃずいぶんマシな状態なんだぜ?」
セレイン「ああ……そうもいえるな。勝つか負けるかはわからないがな いいかげんに見えるようで、それなりに物事はわかっているようだな」
リッシュ「お、惚れ直したか?」
セレイン「ふん、最初から何もなければ、直しようもない。……」
ショウ「? どうしたんだ、セレイン。まだ何か気になることがあるのか?」
セレイン「いや……だが、妙なものだ」
シモーヌ「なにが?」
セレイン「この戦いの終わりが見えてきたというのが そこまで生きていられると考えたこともなかった」
リッシュ「ばかいってんなよセレイン。この戦いは、お前らの手で決着をつけにゃなんねえんだ。最後まで見届ける責任ってもんがある」
セレイン「……ひと事のようにいってくれるな。……しかし……戦いの終わりか……」

<<ブラッド>>
※※カーツが仲間にいる場合、セリフ追加※※
カーツ「フン、まったくよくわめくガキどもだぜ」
ブラッド「だがなカーツ、俺だってあのハマーンって女は気に入らないぜ」
カーツ「ばかがそんなことは問題じゃない。問題なのは勝てるかどうか ただそれだけだ。まず目の前の戦いに勝利せねば、先はない」
ドモン「ああそうだ。アクシズだろうがなんだろうが 俺たちできっちりケリをつけてやればいい 異星人どもをぶっつぶしたあとでな」
リョウ「おいおい、いくらなんでもそれほど単純にはいかないだろ」
忍「へっ、それくらいの認識でちょうどいいのさ どのみち俺たちは戦って戦って敵を倒していくしかないんだからな」
亮「フッ、まったくお前らしい意見だな、忍」
忍「なんだよ、またなんか文句でもあんのかよ」
亮「いや、別に間違ってはいないからな」
ハヤト「ともかく、ようやくこの戦いの終わりも見えかけてきたんだ まず銀河帝国軍を叩くと決めた以上あとは全力を尽くして戦うだけだな」
ブラッド「確かにな。そいつだけは間違いようがねぇ」
カーツ「そういうことだ」
チボデー「ああ、もう終わらせようぜ、こんな戦いはよ」
ブラッド「俺たちでな」
リョウ「そうだ……俺たちが終わらすんだ」

<<マナミ>>
※※アイシャが仲間にいる場合、セリフ追加※※
アイシャ「まったく、聞き分けのない子供たちだこと」
マナミ「そういうものではないわ、アイシャ ハマーンのやり方を認めたくないっていうのは、みんな思ってることだもの」
アイシャ「だからといって、あれはないでしょう。騒いでみたって戦いは終わりませんのよ。勝てなければ、なんの意味もないのです」
マナミ「それも、みんなわかってるわ。大作くんだってね ただ気持ちの整理がつかないだけよ」
シモーヌ「そうね……あたしたちの戦いの意味はみんなよくわかっていると思うわ」
さやか「それはそうよ。でなければここまで戦い続けてはこれないでしょ」
マーベル「でも……ようやく、先が見えてきたって感じね」
アイシャ「それは、認めますわ。この戦いが終わるまで、そう長くはかからないでしょう。わたくしたちが勝つにせよ、負けるにせよ」
マナミ「負けるなんて、考えちゃだめよ! あたしたちは勝つことだけを考えなくてはいけないわ。ズールが地球圏に残留した以上もう地球が破壊されてしまうようなことはないと思うけど、それでもズールやハマーンが地球圏を許すわけにはいかないのよ。絶対に!」
アイシャ「はいはい、わかりましたわよ。本当に貴女は昔からちっとも変わりませんのね」
ちずる「まぁ、なんだか目にうかぶようね」
アイシャ「それはもう大変でしたわ」
マナミ「それはお互い様でしょ、アイシャ」
シモーヌ「ウフフ、結局あなたたちって、根っこの部分が一緒なのね やっぱりいとこだわ」
アイシャ「失礼な。わたくしとマナミさんを一緒にしないでいただきたいわ」
〔扉の開閉音〕
ローレンス「失礼いたします。お嬢様方、お茶のご用意ができました お話はこの辺で、ひと休みされてはいかがですか」
アイシャ「あらローレンス、ご苦労様」
マナミ「そうね、そうしましょうか」
シモーヌ「なんだかひさしぶりね。のんびりとお茶を飲むなんて」
アイシャ「ローレンス、今日は何ですの?」
ローレンス「はい、シナモンティーでございます」
マナミ「せっかくだから、さめないうちにいただきましょう」
ちずる「でも、女王様もお呼びしたほうがいいのかしら」
マーベル「きっと喜ばれると思うわ。いろいろと大変なことも多いでしょうから」
ローレンス「あの方でしたら、すでにお声をおかけいたしております」
シモーヌ「さすがローレンス、そつがないわね」
アイシャ「それではみなさん、まいりましょうか」

【シナリオエンドデモ終了】


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