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B-7
憎しみは激闘の中


サブタイトル
「憎しみは激闘の中」


【シナリオデモ開始】
タワー
居住区画
甲児「よう、弾児。剣人の奴みなかったk?」
弾児「知らねぇよ。おちゃめやスージィ連れて、その辺で遊んでやがんじゃねぇのか。どうした?」
甲児「それがよ、アール博士が剣人さまを出せってうるせぇんだよな」
学「ダルタニアスのことを教えてもらおうとしてるんですが、剣人さんがいないと教えないっていうんです。困ってしまって・・・」
さやか「でも本当に剣人くんが、どこかの星の皇子さまなのかしら」
甲児「だよなぁ」
弾児「どうだっていいさ、そんなことは。俺たちには、関係のない話だ」
甲児「ま、本人もそういってんだからいいんだけどよ」
学「でも、アール博士はうるさいですよ。とりあえず話だけでもしてもらわないと。弾児さんも捜してください」
弾児「チッ、面倒くさいこったぜ」
ボス「おっ、兜、今あっちに早苗さんとシャクティちゃんが通ったぜ」
さやか「あっ、いけない。お洗濯手伝う約束してたの、忘れてたわ」
甲児「さやかさんらしいぜ。とりあえず早苗さんに聞いてみるか。おーい、ちょっと待ってくれぇ!」

ロームフェラ財団本部
代表執務室
リリーナ「宇宙のことは、まだわからないのですか?」
〔モニターの開閉音〕
ノイン「はい。まったく連絡がとれないままのようです」
リリーナ「・・・あの空があらわれる前、お兄さまはシャア・アズナブルとともに、小惑星を地上へ落とそうとしていました。わたくしはそれを止めなくてはならなかったのに、できなかった・・・」
ノイン「ゼクス・・・いえ、兄上の真意は、私もわかりませんでした。ザンスカールの件もありますし、今宇宙がどのようなことになっているのかを考えると、正直を言えば、気が気ではありません」
リリーナ「ノインさん・・・」
ノイン「ですが、デルマイユ公がいなくなってから、財団も変わり始めました」
リリーナ「それは、平和をもたらすという目的のために、財団も変わらねばならなかったからです。変わらずともよいというのは、デルマイユ公の考えであって、財団の総意ではなかったのですから」
ノイン「OZは指揮系統の混乱が続いていますが、それもいずれは、リリーナ様を支持する者たちがとりまとめましょう。すべては、リリーナ様がいらしてこそです。ご自分を卑下なさいませんよう。・・・“彼”の件ですが、どうやら異変の前に宇宙に出ていたのは、間違いないようです。カトルが確認しました」
リリーナ「そうですか・・・」
ノイン「それと、幹部会の方で何か動きがあったようです。確認された方がよろしいかもしれません。では、私はこれで」

ロームフェラ財団本部
代表執務室
リリーナ「ヒイロ・・・あなたは今も、宇宙で戦っているの・・・? ヒイロ、わたくしの考えは夢? それとも、過ちなのでしょうか。世界がこれほど混乱しているというのに、わたくしには結局それをおさめることもできない。どんなにきれいごとを並べても、わたsくしには誰一人助けることもできない・・・」
〔扉の開閉音〕
トレーズ「本当にそうお思いなら、私の意志に従っていただきましょう」
リリーナ「あなたは・・・」
トレーズ「久しぶりだ、リリーナ嬢」
リリーナ「トレーズ・クシュリナーダ・・・なぜあなたがここに?」
トレーズ「デルマイユ公のいない今、ベスパを抑え、真ドラゴンを解体するため、OZの最高司令官に戻ったのですよ。そしてあなたは、ロームフェラ財団最高幹部会の決定を、お伝えしよう」
リリーナ「財団の決定?」
トレーズ「本日をもって、リリーナ・ピースクラフトを、財団代表から解任します。また地球圏統一国家の女王の座からも、退いてもらいましょう」
リリーナ「・・・わかりました。すべての権限をお返ししましょう。ですが・・・」
トレーズ「あなたのもたらした財団の変革を、もとに戻すことはないと約束しよう。そして、もしあの空が消えたとき、ネオ・ジオンとの対決が避けられないのならば、シャア・アズナブル、そしてミリアルドとの決着は、私の手でつけよう。あなたには、それはできない」
リリーナ「・・・」
トレーズ「すべて私が引き受けよう。お行きなさい、あなたの行きたいところへ。あなたは自由だ」

タワー
休憩室
ジョッシュ「オデロ、ちょっと来てくれ」
オデロ「・・・なんか用ですか。オレ忙しいんだけど」
ジョッシュ「ウッソの親父さんのことだ。ジン・ジャハナムに聞いてみた。どうやら、上の人間は、誰でも知っているらしい」
オデロ「だったら、ウッソにそう言えばいいじゃないか。なんでオレに言うんだよ」
ジョッシュ「気まずいんだろ。カサレリアから戻ってから、お前とウッソが話をしているのを、見ていない。お前が教えてやれ」
オデロ「・・・ちぇっ、ジョッシュさんがそんなおせっかいをするとは、思わなかったよ」
ジョッシュ「・・・たまにはな」

タワー
格納区画
オデロ「おい」
ウッソ「あ・・・なんの用だよ」
オデロ「あのよ・・・ジン・ジャハナムさんとか、この上の連中、みんなお前の親父さんのこと知ってるらしいぜ」
ウッソ「えっ!? ・・・本当なの? 本当に父さんのこと、知ってるの!?」
オデロ「自分で聞いてみろよ。じゃあん」
ウッソ「あ・・・オデロ!」
オデロ「なんだよ」
ウッソ「その・・・ありがとう」

タワー
司令所
隼人「そうか・・・トレーズが動いたか」
ヤマザキ「はい。リリーナ・ピースクラフトが解任され、財団と統一政府代表に就任しました。またすでにOZの指揮権を得て、こちらとの協力姿勢を明確にしているとのことです」
シュワルツ「交渉成立ってのは、どうやら本当だったらしいな」
弁慶「ふん、それにしても、ずいぶんと早いもんだぜ」
敷島「あの男のことだ、自分の信奉者たちを動かしたのだろう。失脚したとはいえ、奴のミスではなかったからな」
ヤマザキ「はい。財団やOZ内部の反発も、予想より少ないようです」
ケイ「へぇ、カリスマって奴かぁ。ねえ親父、あたし一度そいつに会ってみたいな」
弁慶「そんな機会もあるだろうさ。で、どうするんだ、隼人」
ヤマザキ「車中佐、司令のことは、ジン・ジャハナムとお呼びいただくよう、お願いしたはずです」
隼人「こいつは、しかたない。そういう男だ。昔からな」
弁慶「ふん、どうもなれなくてな。それはそうと、俺のことも昔の階級で呼ぶのはやめてもらおう。もう統合軍なんざ残っちゃいねぇんだ」
ヤマザキ「失礼しました」
隼人「しかし、奴のことだ。何を考えているのかは読めん。ロジャー・スミスはどうした?」
ヤマザキ「それが・・・」
〔扉の開閉音〕
ウッソ「あ、あの・・・」
隼人「なんの用だ。機体の整備が終わったのなら、休んでいろ」
ウッソ「あの、ハンゲルグ・エヴィンのことを、知っているって聞いたんです」
敷島「ハンゲルグ・エヴィン? なぜお前さんがその名前を知っておる」
ウッソ「ハンゲルグは、僕の父です!」
マーベット「まさか・・・本当なの?」
ウッソ「やっぱり知ってるんですね!? マーベットさんまで知ってて、みんなでずっと僕に黙ってたんだ。ひどいですよ!」
マーベット「ごめんなさい、ウッソ。知らなかったのよ」
敷島「ワシらだって、カサレリアとやらの不法居住者の君が、ハンゲルグの息子だなどと、思いもせんかった」
シュワルツ「用心深い男だったからな、お前の親父は。ただのガキじゃねぇと思ってたが、あの男の息子だったとはな」
ウッソ「父さんは、今どこにいるんですか!?」
隼人「・・・ハンゲルグの行方は、我々もわからん」
ウッソ「そんな・・・」
隼人「宇宙へあがったらしいとは、聞いたがな」
ウッソ「・・・聞かせてください、父さんのこと」
隼人「ハンゲルグは、リガ・ミリティア創設メンバーの一人だ。私と博士が初めて接触したのは、数年前になる」

ロームフェラ財団本部
代表執務室
ロジャー「財団の方はすべて問題ありません。OZの方は、まだ若干時間をいただきたい。反対派の部隊指揮官のうち、8割とは交渉ずみ、ほぼすべてが指揮系統の切り替えに協力的です」
トレーズ「さすがはミスター・エゴシエイター。期待どおりだ。リガ・ミリティアとの協力体制に関する条件の交渉も、よろしく頼む」
ロジャー「近いうちに、タワーへ向かいましょう。ミス・リリーナの件はドロシーをつけてあります。しかし、あれでよろしかったのですかな」
トレーズ「彼女には、新たな歴史の担い手になってもらえばよい。リリーナ・ピースクラフトは、地球圏の人々の希望になればよい。むろん、人類の歴史が、今後も続いていくと仮定しての話ではあるがね」

タワー
司令室
ロジャー「ではこの条件で、不戦協定は締結されました。真ドラゴンの捜索と対インベーダーの作戦行動に関しては、双方とも全面的な協力体制で臨むこと。情報の共有もです。ゲッター線ソナーは、こちらの方が性能が格段に上のため、OZ側へも提供してもらいます。詳しい内容は事前に通知した通りです」
隼人「いいだろう、手配する。ご苦労だった、ロジャー・スミス。トレーズに雇われているとは思わなかったが、迅速な処理だ。助かる」
敷島「それで、もう一つの要件とはなんだね」
ロジャー「ベスパでも、インベーダーでもない、敵について。お聞きになりたいでしょう」
隼人「剣や兜がやられた奴らか。OZも遭遇していたか」
ロジャー「幾度か交戦したものの、正体は不明。異星人の可能性も否定はできないようですな」
隼人「それで?」
ロジャー「その連中が建設したと思われる施設が、発見されました。データを預かっています」
隼人「ヤマザキ、頼む」
ヤマザキ「はい」

タワー
司令所
敷島「ふむ・・・オーストラリアか。しかし、これは実に興味深い」
弁慶「なにがだ」
敷島「見たまえ。兜のところを含め、これまでの遭遇はすべて、あの異変の後に起こっておる。つまりそれ以前には、いなかった可能性が高い」
弁慶「ってことは、あれと関係があるかもしれねぇってことか・・・」
隼人「確認の必要がある。真ドラゴンを捜索しつつ、豪州へ向かう」
ロジャー「それは結構。そう説得する手間が、はぶけました」
隼人「フッ、食えん男だ」
ロジャー「かわりと言ってはなんだが、私も同行しましょう」
隼人「それはあんたの仕事ではなかろう」
ロジャー「私は中途半端が嫌いな人間でしてね。その連中の正体を見届けたい。それに、空があのままだと、大変困る。ノーマン」
〔モニターの開閉音〕
ノーマン「・・・お呼びですか、ロジャー様」
ロジャー「しばらく留守にする。ドロシーのフォローをしてやってくれ」
ノーマン「承知いたしました。おまかせください」

タワー
司令所
敷島「どうだね」
さやか「甲児くん、これって・・・」
甲児「間違いない。オレたちが襲われたのは、そいつらだぜ!」
ジュン「そうね。間違いないわ」
隼人「やはりそうか・・・」
鉄也「どこだ、どこにいる!?」
シュワルツ「慌てんなよ、鉄也。オーストラリアだそうだ。タワーはそこへ向かう」
甲児「奴ら・・・何者だかしらねぇが、お父さんの仇を討てるってわけだな」

タワー
ブリーフィングルーム
弁慶「謎の敵、か。とんだことになってきやがったな」
隼人「・・・弁慶」
弁慶「なんだ」
隼人「敵の規模によっては、戦力が足りんかもしれん。体の方はもういいのか」
弁慶「おう、何の問題もねぇぜ。いったい俺に何をやらせようってんだ」
隼人「早乙女研究所跡から回収したゲッターを、修理させた。お前が使え」
弁慶「ゲ・・・ゲッターだと!?」
隼人「いまの面子では、お前以外には使えん。無理ならば頼まん」
弁慶「無理だなんていってねぇだろう。旧ゲッターか・・・」

タワー
ブリーフィングルーム
隼人「状況は、いま話したとおりだ」
敷島「これが何を意味するかわかるかね、君たち」
ケイ「なによ、もったいぶらずに、教えてくれたっていいじゃない」
ジョッシュ「・・・敵について、何もわからないってことだけは、わかっている。そういうことですか」
敷島「ハハハッ、その通り。なんでもいい、確認できることは、すべて確認してもらいたい」
シュワルツ「まずはオレとマーベット、ウッソのチームで、偵察を・・・」
〔通信のコール音〕
隼人「なんだ」
〔モニターの開閉音〕
ヤマザキ「グレートマジンガーとマジンガーZが、発進しました」
隼人「なんだと?」
オリファー「あいつら、どうりでブリーフィングルームに顔を出さないと思ったら・・・」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

〔味方ユニット出現〕
鉄也「ここか」
〔敵ユニット出現〕
甲児「でやがったな! やっぱり、奴らに間違いないぜ、鉄也さん!」
鉄也「そのようだ。いくぞ、甲児くん!」
<戦闘開始>

<敵全滅・味方援軍1&敵増援1出現>

甲児「さぁ、次はどいつだ! どんどん来やがれ!」
鉄也「むっ、来るぞ、甲児くん!」
〔敵ユニット出現〕
〔ルイーナ襲来〕
〔敵ユニット出現〕

イグニス「やけに威勢のいいのが来たと思ったら・・・ククククッ、その光子力の戦闘マシーン、覚えているぞ。貴様たち、まだ生きていたのか」
甲児「あいつは・・・」
鉄也「奴だ・・・間違いない。あのとき俺たちを襲い・・・兜所長を殺した奴だ!」
甲児「ああ、オレもはっきり覚えてるぜ。てめぇ、絶対に許さねぇ! 覚悟しやがれ!」
イグニス「確か、兜甲児・・・それに剣鉄也といったな。ハハハッ、感じるぞ、貴様らの憎しみを」
鉄也「黙れ! 俺たちのために大事な命をかけてくれた所長の、仇を討たせてもらうぞ!!」
イグニス「そうだ、それでいい」
鉄也「なにっ!?」
〔ベルグランデ、甲児へ接近〕
〔ベルグランデ、甲児へ攻撃〕
〔甲児にダメージ〕
〔甲児、ベルグランデへ攻撃〕
〔敵ユニット撃破〕
〔ベルグランデ、鉄也へ接近〕
〔ベルグランデ、鉄也へ攻撃〕
〔鉄也にダメージ〕
〔鉄也、ベルグランデへ攻撃〕
〔敵ユニット撃破〕
〔イグニス、甲児へ接近〕

イグニス「もっともできるのならの話だ」
〔イグニス、甲児へ攻撃〕
〔甲児にダメージ〕

甲児「し、しまった・・・」
〔イグニス、鉄也へ攻撃〕
〔鉄也にダメージ〕

鉄也「うおぉぉぉぉっ!?」
イグニス「ハハッ、ハハハハハハッ!!!」
甲児「こ、こいつ・・・」
鉄也「く、くそ・・・油断した・・・」
イグニス「ククク、己の弱さを恨め!」
〔イグニス、甲児へ接近〕
〔イグニス、甲児へ攻撃〕
〔甲児にダメージ〕
〔イグニス、鉄也へ接近〕
〔イグニス、鉄也へ攻撃〕
〔鉄也にダメージ〕

甲児「甲児「うわあっ! く、くそおっ、お父さんを殺した貴様たちを、地獄の底に叩き落とすまで、死んでたまるかっ!!}
鉄也「このまま・・・むざむざ殺されてたまるか! 俺が死ぬときは、貴様も一緒だ!」
イグニス「だから、できればの話だと言ったろう?」
〔イグニス、後退〕
甲児「ま、待ちやがれっ!」
〔ベルグランデ隊、甲児へ接近〕
〔ベルグランデ隊、鉄也へ接近〕
〔ベルグランデ、甲児へ攻撃〕
〔甲児、回避〕
〔甲児、ベルグランデへ攻撃〕
〔敵ユニット撃破〕
〔ベルグランデ、甲児へ攻撃〕
〔甲児にダメージ〕

甲児「ち、ちっきしょう・・・」
〔ベルグランデ、鉄也へ攻撃〕
〔鉄也、回避〕
〔鉄也、ベルグランデへ攻撃〕
〔敵ユニット撃破〕
〔ベルグランデ、鉄也へ攻撃〕
〔鉄也にダメージ〕

鉄也「ぐ・・・うぅ・・・」
〔甲児、ベルグランデへ攻撃〕
〔敵ユニット撃破〕
〔鉄也、ベルグランデへ攻撃〕
〔敵ユニット撃破〕

鉄也「だ・・・だめだ。甲児くん、俺が囮になる。君だけでも、脱出してくれ」
甲児「な、なに言ってんだよ、鉄也さん!」
鉄也「所長は孤児の俺とジュンに、甲児くんやシローと変わらぬ愛情を示してくれた。俺に署長への、父への恩返しをさせてくれ。俺のミスで、甲児くんとシローを孤児にしてしまった。シローに実の兄まで失わせるわけには、いかないんだ。甲児くん・・・後を頼むぞ・・・」
甲児「だめだ鉄也さん! そんなことはさせられない! お父さんは、命をかけてオレたちを守ってくれた。逃げるなら、二人一緒だ!」
イグニス「安心しろ、二人一緒に、死なせてやる」
〔敵ユニット撃破〕
イグニス「悔しいだろう? ハハハッ、悔しさに泣き叫べ! 怯えろ! 絶望しろ! 最高の恐怖と憎しみを抱きながら、死んでいけ!」
鉄也「くそぉ・・・」
〔味方戦艦出現〕
隼人「ミサイル、発射!」
〔隼人、ベルグランデへ攻撃〕
〔敵ユニット撃破〕
〔隼人、ベルグランデへ攻撃〕
〔敵ユニット撃破〕

イグニス「ふん・・・まだくるのか。面白い」
さやか「甲児くん!」
ジュン「鉄也!」
ボス「ふ、二人とも、生きてるなら返事をしやがれ1」
ウッソ「大丈夫なんですか!?」
甲児「ああ、まだ大丈夫だ。ありがてぇ、助かったぜ」
鉄也「生きてるぜ・・・とりあえずな」
ジョッシュ「礼はなしか、あんたは。戦士としての訓練を受けたんだろう? なぜこんな無茶をする」
鉄也「ジョシュアか・・・」
ジョッシュ「そんなにオレやウッソたちが信用できないのか? 戦いにのめり込んでない人間は、頼りにならないのか? 自分たちだけで戦ってるような面しやがって!」
ジュン「鉄也・・・」
鉄也「・・・わかった、俺の負けだ」
ジョッシュ「そういう問題じゃないだろう!?」
鉄也「すまない・・・俺は、焦っていたのかもしれない。所長が命がけで教えてくれたことを忘れ・・・」
ジュン「ジョッシュ、話は後にしましょう。今は・・・」
鉄也「頼む。今は・・・なんとしても奴を倒したい!」
ジョッシュ「・・・わかった」
〔味方ユニット出現〕
〈出撃ユニット選択〉
イグニス「ほう・・・見たことのないマシーンが多いな。いいだろう、相手をしてやる」
〔敵ユニット出現〕
ジョッシュ(なんだ・・・機体の反応が妙だ・・・)
シュワルツ「ジョッシュ、どうした」
ジョッシュ(ん・・・? おさまったのか・・・?)「いや・・・大丈夫。なんでもない」
シュワルツ「ならいいがよ」
弁慶「ゲッターか・・・まさか、またこいつに乗るはめになるとはな。隼人、いつでもいいぜ」
隼人「よし、ゲッターロボ、発進!」
〔味方ユニット出現〕
ケイ「え、なに!?」
シュワルツ「ゲ・・・ゲッターロボだと!?」
ジョッシュ「ゲッター・・・? じゃ、まさかパイロットは・・・」
弁慶「お前ら、なにぼやぼやしてやがる。こいつらを倒せば、地球はもとに戻るかもしれねぇんだ。気合いを入れろ!}
ケイ「お、親父! なにやってんの!?」
ガイ「大将、大丈夫なんですか!?」
ケイ「親父、もういい歳なんだから、無理しないでよ」
弁慶「余計な心配をしてるんじゃねぇ! いくぞ!」

<ジョッシュvsイグニス>
ジョッシュ「くっ・・・なんだ、こいつは!?」
イグニス「・・・ほう、面白いな、そのマシーン・・・」

<ウッソvsイグニス>
ウッソ「なんであなたは、戦うことばかり考えているんですか!?」
イグニス「クククッ、いずれわかるさ」

<甲児vsイグニス>
甲児「お父さんの仇だ! 地獄へ堕ちろ!」
イグニス「ハハハッ、いいぞ、もっと憎め! さぁもっとだ、兜甲児!」

<シローvsイグニス>
シロー「お父さんの仇だ! 覚悟しろ!」
イグニス「ハハハッ、その憎しみ、いいぞ小僧!」

<鉄也vsイグニス>
鉄也「くそぉっ、貴様だけは絶対に許さねぇ!」
イグニス「そうだ、もっと怒れ!」
鉄也「貴様ぁぁぁっ!!」
イグニス「いいぞ、その調子だ、剣鉄也!」

<ジュンvsイグニス>
ジュン「所長の仇!」
イグニス「ハハハッ、いいぞ、女!」

<ゴウorケイorガイvsイグニス>
ケイ「こいつ、覚悟しろッ!」
イグニス「ふん・・・ゲッター線のマシーンか」
ゴウ「・・・」

<弁慶vsイグニス>
弁慶「何者か知らねぇが、好きにやらせるわけにはいかねぇ!」
イグニス「フン・・いい怒りじゃないか。面白い、相手をしてやるよ」

<剣人vsイグニス>
剣人「このっ、てめぇ!!」
イグニス「・・・こいつ・・・ほかとは異質だな・・・面白い」

<ロジャーvsイグニス>
ロジャー「正体をあかせ! フェアではないぞ!」
イグニス「ハハハッ、いいな、面白いよ、貴様」

<イグニス撃破orHP10%以下・勝利条件達成>
イグニス「へぇ、意外にやるじゃないか。なるほど、だいたいわかった。でも貴様ら、残念だったなぁ。ここはもう、最初の予定は終わってんだよ」
〔敵ユニット撃破or離脱〕
〔マップ上の爆発〕
〔画面、振動〕

隼人「なに!?」
敷島「いかん、奴は施設を自爆させておるぞ。巻き込まれるかもしれん」
隼人「くそっ、全機、緊急退避だ!」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

謎の施設
〔振動音〕
〔画面、振動〕

甲児「くそぉっ、てめぇ、待ちやがれ!」
鉄也「貴様だけは、貴様だけはなんとしても・・・!」
オリファー「待て! 二人とも戻れ!」
〔爆発音〕
〔画面、振動〕

シュワルツ「くそ、あの野郎・・・」
イグニス「ハハハハハハッ! そうだ、もっと怒れ、もっと憎悪しろ! 貴様たちのその憎しみを、その苦しみを、我らルイーナと“破滅の王”の力とするために!!」
隼人「なに? いま奴はなんと言った?」
イグニス「もうちょっと維持するはずだったが、まぁいいさ。どうせこんな仕事はつまらねぇと思ってたんだ。貴様ら、オレはイグニスだ。またそのうち、相手をしてやるぜ」
〔爆発音〕
〔画面、振動〕


タワー
格納区画
甲児「くっそぉっ! あいつ、今度会ったらただじゃおかねぇ!」
鉄也「・・・」
シュワルツ「確かにありゃ、インベーダーじゃねぇな。だが、まともな人間とも思えねぇ。奴ら、いったい何者なんだ・・・?」
ジョッシュ(ルイーナ・・・イグニスか・・・)

タワー
司令所
隼人「・・・終わったか」
弁慶「いったい、奴ら何者なんだ」
敷島「さて・・・とりあえず集まった情報を分析してみんとな。アール博士にもデータを送っておいてくれ」
隼人「・・・空に何か変化は?」
ヤマザキ「ありません」
隼人「そうか・・・」
弁慶「くそっ、奴らが原因じゃねぇのか。それとも、ありゃもう、どうしようもねぇっていうのか?」
敷島「そう焦るもんでもあるまい」
隼人「真ドラゴンは?」
ヤマザキ「今のところ、反応ありません」
隼人「・・・よし、一通り調査が終了次第、欧州へ移動する。真ドラゴンの捜索プラン、それにこの敵について、OZ・・・いや、トレーズと話をせねばなるまい」

タワー
司令所
ヤマザキ「司令、OZの連絡艇が着艦を要請しています」
隼人「ほう・・・OZか」
ヤマザキ「トレーズ・クシュリナーダの紹介状を持つ人物を、乗せているそうです」
隼人「いいだろう。許可してやれ」

タワー
着艦デッキ
ウッソ「あれ、誰が来たんですか?」
マーベット「私も聞いていないわ。パイロットの補充かしら」
クリフ「失礼、私はクリフォード・ガイギャクスという。ジン・ジャハナム氏にお目にかかりたい。案内を頼みたいのだが」
ジョッシュ「クリフ!?」
クリフ「おお、ジョッシュ! リガ・ミリティアに合流していると聞いていたが、やはり本当だったか。無事でよかった」
ジョッシュ「それはこっちのセリフだ! 生きていたならなぜ今まで連絡をしなかった」
クリフ「無理をいうな。私は、OZに捕まっていたのだ。幸い、新司令官というのは、話のわかる奴でな。解放してくれた上、こうして送り届けてくれたというわけだ」
ジョッシュ「トレーズに会ったのか」
オリファー「ジョッシュ、知り合いなのか?」
ジョッシュ「ああ。前に話をしたと思う。オレと一緒に、南極から飛ばされた、研究者だ。オレの機体の設計者でもある」
オリファー「リ・テクノロジストか・・・」

タワー
司令所
隼人「なるほど、わかった。同行するのは構わん。ただし、役にはたってもらう」
クリフ「もちろんだ。私の専門分野を必要とすることはあまりないだろうが、私にできることであれば、何でも手伝おう。あぁ、肉体労働は抜きにしてだが。残念ながら、私は頭脳労働専門だ」
敷島「ハハハッ、そうだろうとも。ワシもそうだ。君がクリフォードか。10年ほど前に、ラドクリフ教授から話を聞いたことがある。面白い奴が入ったとな」
クリフ「敷島博士ですね。よろしく頼みます」
敷島「で、何があった。ジョシュアに聞いても要領をえんのだ」
クリフ「事故ですよ。我々の研究対象の一部の。和足も具体的なことはあまりいえませんが、今OZの調査隊が南極へ行っています。それが戻れば、もう少し詳しい話ができるでしょう」

タワー
ジョッシュの部屋
ジョッシュ「やはりリムや親父のことは、わからないか・・・」
クリフ「すまんな。私もヨーロッパへ出たはいいが、すぐにOZに捕まってしまってな。まぁ、殺されなかっただけましというものだろう。だが同じようにどこかへ飛ばされた可能性は高い。特にもう1機に乗っていたリムはな。希望は捨てないことだ」
ジョッシュ「そうだな・・・こうしてオレもクリフも、生きていたんだものな。さっきOZの調査隊って言ってたけど、あれは?」
クリフ「私の話を聞いたOZの指揮官が、出した。正直なところ、この異変自体があれが原因かどうかは、私にもわからん。だが、南極に出現したエネルギー・フィールドというのは、おそらくあそこを中心としているのに間違いないだろう」
ジョッシュ「遺跡か・・・」
クリフ「そうだ。それはそうとジョッシュ、あれの調子はどうだ。問題ないかね」
ジョッシュ「ああ。あれ以来、すっかりリガ・ミリティアの戦力だ」
クリフ「そのおかげで、私もとりあえずの居場所を確保できた。後で見ておこう。なにしろ・・・」
ジョッシュ「あれのシステムはよくわかっていない、だろ」
クリフ「その通り。それに今のところ残された研究対象は、あれだけだからな」
ジョッシュ「安心したよ。あんたは全然変わっちゃいない。オレの嫌いだったリ・テクそのものだ、クリフ」


ウッソ「シャクティ、後はもう買い残したものはない?」
シャクティ「ええ、もう大丈夫よ」
剣人「おちゃめのみやげに大きなアメも買ってやったし、んじゃ戻るとすっか」
オデロ「ウッソ!」
ウッソ「どうしたの、オデロさん。あ・・・カテジナさん!?」


ウッソ「カテジナさん! 待ってください、カテジナさんっ!!」
カテジナ「・・・そんなに大声で叫ばないで。久しぶりね、ウッソ」
ウッソ「カテジナさん、無事だったんですね! よかった! でも、どうしてこんなところにいるんですか」
カテジナ「・・・」
ウッソ「あっ、近くにタワーが来てるんです。一緒に帰りましょう。そうだカテジナさん、今は僕たちトレーズって人と協力してて、OZとは戦ってないんですよ」
剣人「ウッソ、一人でいくなっていうのに。あれ、このお姉さん、誰?」
オデロ「・・・あんたたちが合流するちょっと前まで、タワーにいた人だ」
カテジナ「また増えているのね。ウッソ、私は一緒にはいけないわ」
オデロ「どうしてなんだよ。あっちにさ、武装した連中がいるんだ。あんたが行こうとしてた方向さ。あれ、ベスパじゃないのか」
ウッソ「まさか、そんなわけないじゃないか。ね、カテジナさん。・・・カテジナsな、そうなんですか!?」
カテジナ「・・・リガ・ミリティアにだって、ベスパの情報は必要でしょう。私は、ザンスカールのやり方を学ぶつもり。彼らがどういう人たちなのかをね」
ウッソ「でも、伯爵はあの人たちに・・・」
オデロ「スパイするっていうのかよ。人間を信じるってのはさ、結果をみせてもらってからのことなんだよ」
ウッソ「オデロ、なんてこと言うのさ! カテジナさん、危ないですよ。僕たちと一緒に、タワーに行きましょう。トレーズさんに頼めば、安全なところに住まわせてもらえるかもしれないし・・・」
カテジナ「どこにいたって、危険はつきものよ。あまり騒ぐと、ベスパの人たちも気づいて、ここで銃撃戦になってしまうわ。それでもいいの?」
ウッソ「え・・・」
カテジナ「あなたも、もう組織の一員なのでしょ? そんな無茶はできないはずだわ」
ウッソ「そんな・・・なんでそんなこと言うんですか、カテジナさん。待ってください、カテジナさん!」
弾児「やめろ、ウッソ。あのベスパの士官、ライフルを出した。俺たちがリガ・ミリティアってのがバレてるなら、ガキだと思って見逃してくれるうちに、逃げたほうがいい」
ウッソ「嫌だよ、なんでなんですかカテジナさん! カテジナさぁん!」


カテジナ「すみません、中尉」
クロノクル「いや、リガ・ミリティアとはいえ、こんなところで、子供ばかりを相手に手を出すわけにもいかない。たとえ、ガンダムもどきのパイロットだとしても。しかい・・・いいのか」
カテジナ「はい。・・・リガ・ミリティアとOZ、手を組んだと言っていました」
クロノクル「そ、そうか、重要な情報だ。おい、車を出せ。あまり長居はできないようだ」
【シナリオエンドデモ終了】


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