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D-7
強襲!ギシン星間帝国ベガ艦隊


サブタイトル
「強襲!ギシン星間帝国ベガ艦隊」


【シナリオデモ開始】
ギシン星
宮殿
ズール「なに、地球で異変だと?」
ワール「ハッ、ちきゅで増殖していた、地球人がインベーダーと呼ぶ生命体によるものと思われます」
ズール「・・・ベガ艦隊はどうした」
ワール「ガンダル司令からは、クロッペン司令のザール艦隊と接触し、地球攻撃の用意が整ったとの報告がありました。またグールからも、潜入に成功したとの報告が」
ズール「そうか。よし、始めさせろ」

ギシン星
宮殿
マーグ(ついに、ベガ艦隊による攻撃が始まるのか。マーズに知らせなくては・・・)

ギシン星間帝国
移動要塞
クロッペン「皇帝陛下が・・・」
ガンダル「そういうことだ。ここは我々ベガ艦隊にまかせてもらおう。クロッペン司令、敗北を続けるお前たちザール艦隊は、補給をまち後方支援でもしているがよかろう」
クロッペン「おのれ、言わせておけば! ガンダル司令、そちらがフリード星から逃したグレンダイザーもおるのだぞ! 地球の奴らはただでさえ手強いというのに、それに加えマーズを守る謎のロボ、エリオスの秘密兵器ダルタニアス、フリード星のグレンダイザーまでおるのだ。そう簡単にはいかぬと思え」
ガンダル「ええい、わかっておるわ!」
レディガンダル「第1目標はマーズの抹殺、第2目標は、反乱を防ぐためダルタニアスとグレンダイザーを破壊すること。お前たちのような弱気ではな」ギシン星間帝国連合軍の名誉にかけて、奴らも地球人どもも、必ずや我らが叩きのめしてくれようぞ」
ガンダル「女は黙っておれ!」
レディガンダル「そのセリフは、勝ったのちにしてもらおう」
ガンダル「ふん、でしゃばり女め」
レディガンダル「何かいったか」
ガンダル「いや、何も」
レディガンダル「これブラッキー、何をしておる。さっさと作戦を開始せぬか」
ブラッキー「ハッ、レディガンダル様」
レディガンダル「無差別攻撃だ。徹底的にやれ。先制攻撃こそ、敵を制する道ぞ」
ブラッキー「ははっ!」
クロッペン「レディガンダル・・・」(ガンダルの顔がころころ変わる、相変わらず気色の悪い奴らめ)
ガンダル「ブラッキー、奴らをあなどるでないぞ」
クロッペン「よかろう。ベガ艦隊の実力のほど、とくとみせてもらおうではないか」

ラー・カイラム
居住区画
タケル「・・・!?」
???(マーズ・・・聞こえるか、マーズ)
タケル(誰だ!?)
???(マーズ、地球に新たな艦隊が迫っている。すぐに対応しなくてはならない)
タケル(この声は・・・俺にゴッドマーズのことを教えてくれた男か!?)
???(急ぐんだ、マーズ。それから、どこかにギシン星の超能力者が潜入している。気をつけろ)
タケル(ギシン星人が!? 待ってくれ、お前は・・・)
???(マーズ・・・生き延びろ)
ミカ「・・・ケル、タケル! どうしたの、タケル!?」
タケル「ミカ? 俺は・・・」
カミーユ「急に止まって、いったいどうしたんだ?」
タケル「・・・艦長たちに話をしなくては」

ラー・カイラム
作戦室
隼人「状況を報告しろ」
ヤマザキ「地球上のゲッター線は、ほぼすべて除去されたと考えて間違いないようです。各地のOZ基地からも、インベーダーの存在は確認できないとの報告があります。また、真ドラゴンは活動を停止しました」
ブライト「そうか・・・ついにゲッター線汚染が」
弁慶「ああ、なくなったんだ」
マーベット「これでもう、人々がインベーダーにおびえる必要はないのね」
オリファー「そういうことだ、マーベット」
竜馬「・・・」
アムロ「それで、スティンガーとコーウェンはどうなったんだ」
ヤマザキ「はい、バトル7からの通信では、未確認物体は木星圏へ向かったと」
ノイン「木星か・・・」
鉄也「それで、俺たちはこれから、どうするんだ」
竜馬「奴らがこのままおとなしく引っ込んでいるとは、思えないぜ。追うしかねぇだろ」
ベルトーチカ「艦長、神司令、OZの海上救難艦隊より、タワーの引き上げを開始するとの連絡がありました」
隼人「そうか。では予定どおり、タワーの修復もまかせられるな」
ゼクス「タワーの修復?」
隼人「まだ地上でもベスパとルイーナに対応せねばならん。タワーはこの先も、必要になる。修復後、タワーはブルー・スウェアの所属とする。ヤマザキ」
ヤマザキ「はい、司令」
隼人「タワーの引き上げ、および修理、そして以後の指揮は、君がとれ」
ヤマザキ「りょ・・・了解しました」
隼人「ラー・カイラムには、再び宇宙へ出てもらう。いいか、ブライト艦長」
ブライト「了解です。補給は上のバルジで行いましょう」
ガムリン「インベーダーの追撃、ですか」
隼人「そうだ。スティンガーとコーウェンは、放置するわけにはいかん」
〔扉の開閉音〕
タケル「失礼します」
ケンジ「どうした、タケル」
タケル「はい、実は・・・」
ブライト「なんだと、ギシン星間帝国軍が?」
ノイン「間違いないのか?」
タケル「俺に、ゴッドマーズのことを教えてくれた人物です。信じられる、と思います」
大介「ギシン星間帝国のベガ艦隊が、くる・・・」
ブライト「知っているのか?」
大介「・・・僕の故郷、フリード星に攻撃をしかけてきた艦隊です。奴らが、とうとう地球に・・・」
アムロ「そうか・・・。すぐにネオ・ジオンとOZ宇宙軍に、迎撃態勢を整えさせよう」
ケンジ「ギシン星の超能力者はどうしますか」
ゼクス「どこに潜入しているのかもわからん。我々には捜しようがないな」
アムロ「ああ・・・残念だが、警戒を強化しておくくらいしかない」
竜馬「フン、いずれにしてもぐずぐずしているヒマはねぇ。すぐにでも宇宙へ上がるべきだな」
ブライト「よし、総員、配置につけ!」
ケイ「お、親父、あたしたちは・・・」
弁慶「くるのは構わねぇ。だが、ゲッターは3人で1つのチームだ。今のお前たちには、真ゲッターは無理だ」
ケイ「・・・」

宇宙要塞バルジ
談話室
デュオ「それで、どうなってるんだ?」
ノイン「いま、シャア総帥やトレーズ様たちが、タケルの情報をもとに、艦隊の布陣について検討しているはずだ」
トロワ「インベーダーはどうした」
カミーユ「フォールドブースター装備のバルキリーを、偵察に出すそうだ」
ファ「木星圏に?」
カミーユ「そうだよ」
ケンジ「木星圏にも、資源採掘衛星や木星船団に多くの人々がいる。心配だな・・・」
ファ「カミーユ、ジュドーたち、大丈夫かしら」
カミーユ「・・・わからないな。無事であってほしいとは思うけど、バトル7からの結果報告を待たないと」
ウッソ「誰なんですか?」
カトル「ジュドー・アーシタ・・・確か、アクシズ紛争でエゥーゴに所属していたモビルスーツパイロットでしたね。ニュータイプの」
カミーユ「そうだ。もう1人、ルー・ルカと一緒に、戦後木星圏へいっている」
〔扉の開閉音〕
スージィ「うわあぁぁぁぁぁん」
ひかる「スージィ、どうしたの?」
オデロ「タケルさんは?」
カミーユ「ここにはきてない。何かあったのか?」
次郎「それがさ、ひどいんだよ、タケルのあにき」
シロー「僕たち、タケルさんが1人でコンピュータ室に入ってったから、ちょっと驚かせてやろうと思っただけなんだよ。それなのにさ、すごい怒ってスージィを突き飛ばして、どこかへいっちゃったんだ」
ノイン「なんだと?」
ケンジ「まさか、タケルの奴がそんなことを?」
〔扉の開閉音〕
タケル「あれ、みんなどうしたんだ?」
次郎「あっ、いた!」
オデロ「タケルさん、スージィに謝ってくれよ」
タケル「俺が? どうしてなんだ」「そんな! 俺はそんなことはしていない!」
シロー「何いってんだよ。僕たちの目の前だったじゃないか!」
タケル「ちょっと待ってくれ! 俺は君たちには会っていないぞ」
ケンジ「タケル、ではお前はいままでどこにいたんだ?」
タケル「オレは、ラー・カイラムの自室で考えごとをしていたんです」
ノイン「・・・」
〔扉の開閉音〕
大介「みんな、ちょっといいか。マリアがまた何かを予知したらしい。バルジでまずいことが起きるかもしれない」
マリア「うん、はっきりとはわからないんだけど・・・みんな、どうしたの?」
デュオ「いや、それがなぁ・・・」
〔扉の開閉音〕
ノイン「レディ・アン特佐、会談はもう終わりですか」
レディ「明神タケルはいるか」
タケル「はい、いますけど」
レディ「お前を拘束する。一緒にきてもらおう」
タケル「そんな!」
マーベット「なにごとですか、特佐」
レディ「いまさっき、この宙域に集結中の我が艦隊を管制している誘導システムに、異常が発見された。おかげで事故やニアミスが続発しているのだ」
ウッソ「それが大変なのはわかりますけど、タケルさんとどういう関係があるんですか?」
レディ「システムのデータを洗い直したところ、ハッキングされていたことがわかった。このバルジ内からだ。突き止めた端末の監視装置に、明神タケルが映っていたのだ」
タケル「そんなバカな! 俺はそんなことしていません!」
ノイン「・・・特佐、何かおかしい。いまも、この子たちがタケル本人が知らない間に、タケルと会ったと主張していたのです」
レディ「・・・ともかく、明神タケルにはきてもらう」
タケル「待ってください!」
カミーユ「いったい、どういうことなんだ・・・」
マリア「兄さん、もしかして・・・」
大介「ああ・・・これは、潜入しているというギシン星人の仕業に違いない。マリアはそれを予知したんだ」
レディ「なんだと?」
大介「ギシン星の超能力者には、変身能力を持った者もいると聞く。こちらの混乱と、マーズに疑惑を抱かせ、拘束させることを狙ったのかもしれない」
トロワ「ギシン星の暗殺者か」
カトル「まさか、そんなことが・・・?」
デュオ「おいおい、冗談じゃないぜ。そんな奴、どうやってみつけりゃいいんだ?」
ノイン「ああ・・・それが事実なら、敵はいつまでもタケルの姿でいるとはかぎらない」
大介「レディ・アン特佐、僕に考えがあります。いまは敵に僕たちが気づいていることを、知らせないようにしなくては」
レディ「・・・わかった、まかせる。早急に対応してもらいたい」

バトル7
メディカルフロア
千葉「おお、戻ってきたか、ガムリン。ドッカーはだいぶ回復してきたよ」
ガムリン「そのようだな」
ミカ「他の人たちはどうなんですか?」
千葉「最初の頃襲われた兵士たちも、回復のきざしが見えるようになってきた」
アムロ「それは、朗報だな。治療法が解明されたのか、ドクター千葉?」
千葉「まだ確実なことはいえませんが」
ガムリン「しかし、なぜあれを病室に映している」
千葉「先日リメイクされた、リン・ミンメイ物語だ」
ガムリン「それは知っている。ミレーヌさんがミンメイ役だ」
千葉「私は、彼らが回復していることと、あのビデオ、特に歌と関連があると思っている」
ベルトーチカ「どういうことなの?」
千葉「こちらへきたまえ」

バトル7
メディカルフロア
ミカ「うわっ、すごい部屋。リン・ミンメイのポスターだらけだわ」
ベルトーチカ「クラクラするわね。頭が」
アムロ「・・・これは?」
千葉「ある瞬間の心の作用を、ゲージにあらわすシステムです。ガムリン、ここに座ってみろ」
ガムリン「な、なに?」
千葉「落ち着け。これは例の患者たちが回復するための、画期的な治療法になるのだ」
アムロ「どういうことです」
千葉「私は小さいころから考えてきた。ゼントラーディとの和解を成立させた、リン・ミンメイとは何者だったのか。そして、一つの仮説にいきついた。それはエネルギーの存在だ。私は長年かけてそのエネルギーを計測、活用する装置を開発してきた。そして、今度の事件が、研究の成果を確立することでしょう」
ガムリン「千葉、お前いったい何を・・・」
千葉「いいから黙ってヘッドフォンをつけろ。いくぞ」
〔BGM「SEVENTH MOON」〕
ガムリン「うわっ、千葉、止めろ!!」「うわぁぁぁぁーっ!!」
ミカ「ガムリン中尉、大丈夫ですか!?」
アムロ「・・・どうなっているんだ、これは?」
千葉「・・・おかしい。拒絶反応ばかりだ。こんなバカな。ううむ、システムは未完成だというのか・・・」
ガムリン「どうでもいいから、止めてくれぇっ!!」

ラー・カイラム
展望室
???「・・・」
ガンダル(むっ、この思念波は・・・。お前のことは、親衛艦隊のワール司令から聞いておるぞ。なにごとだ)
???「ガンダル司令、マーズは監禁されました。いまのうちに、総攻撃を!」
ガンダル(そうか。すでに用意は整っておる。ブラッキーに作戦を開始させる。お前は機会を見てマーズを殺せ。それから、可能ならば・・)

バトル7
艦橋
隼人「くそっ、木星圏の偵察隊は、まだ戻らないのか」
マックス「隼人くん、焦っていても結果はでない。いまはギシン星間帝国に対応することを考えたまえ」
隼人「わかってますよ、マックス戦隊長、いや、司令。しかし、俺はあれ以来、ずっと奴らを殲滅するために生きてきた。あと少しで・・・・」
マックス「気持ちはわかるがな。しかし、まさか早乙女の共同研究者だったあの2人が、インベーダーだったとは」
隼人「ええ・・・人間のフリができるほど進化しているとは、思いもしませんでしたよ。おかげで我々は・・・」
マックス「安心しろ。私もインベーダーを逃すつもりはない」
美穂「艦長、防衛線を展開中のネオ・ジオンとOZ艦隊より、ギシン星間帝国軍の艦隊と交戦を開始したと、通信がありました!」
マックス「始まったか」
エキセドル「ふむ、明神タケルの情報通りですな。となると、旗艦もこれまでと違い、マザーバーンという機種と見てよろしいかと」
シャア「捕捉できるのか?」
サリー「現在地球圏に展開中の敵艦隊で、マザーバーンと思われる円盤状戦艦は、1艦のみしか確認されていません」
マックス「おそらくそれで間違いないだろう。大佐、こちらも作戦を開始するとしよう」
シャア「了解だ。サリーくん、ラー・カイラムのブライト艦長を呼びだしてくれ」
サリー「はい、大佐」
シャア「ブライト、タケルの情報から、敵の本艦隊と思われる部隊を捕捉した。予定どおり、我々は短距離フォールドで強襲をかける。用意はいいか」
〔モニターの開閉音〕
ブライト「了解した。しかし・・・あのフォールドの感覚は好きになれんのだがな」
シャア「それは私も同じだよ。例の件は大丈夫なのか」
ブライト「わからん。だがまかせる他はない」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

〔敵ユニット出現〕
ブラッキー「ガンダル司令、各部隊、攻撃を開始しました」
〔モニターの開閉音〕
ガンダル「うむ。戦果の報告を楽しみに待っておるぞ」
ブラッキー「ハハッ!!」
〔味方戦艦出現〕
サリー「フォールドアウト完了。敵、至近です!」
マックス「あれか」
帝国兵「ブラッキー隊長、地球人の艦隊です!」
ブラッキー「なに?」
???「くっ、しまった。まさか奴らがこのような作戦に出るとは。急がねば」
オデロ「あれ、アムロ大尉」
アムロ「見張りご苦労。タケルも出撃させることになった。俺が話をするから、開けてくれないか」
オデロ「・・・はいはい」(こちらオデロ。敵は網にかかった。後はよろしく)
タケル「アムロさん・・・?」
アムロ「・・・マーズ、死ね!」
大介「そこまでだ!」
鉄也「その銃は、はなしてもらおうか」
アムロ「なに!? 貴様ら、なぜここに」
ヒイロ「お前が潜入していることはわかっていた。ここにくるべきではなかったな」
大介「ギシン星人め、正体をあらわせ!」
タケル「貴様は誰だ! ツアァァーッ!!」
〔超能力の衝撃音〕
〔画面、フラッシュ〕

アムロ「ハアッ!」
グール「フフフッ、ばれちゃしょうがないわね。あたしはギシン星超能力者グール。マーズ、皇帝の命により、お前を殺す!」
大介「やらせはしないぞ!」
グール「バカめ。デューク・フリード、貴様を倒すことも、あたしの任務の一つなのだ! ハッ!!」
大介「うわあぁぁぁぁっ!?」
鉄也「くそっ!」
〔銃声×2〕
タケル「このおぉっ!!」
〔超能力の衝撃音〕
〔画面、フラッシュ〕

グール「くっ・・・おのれ、このままではすまさん! グルグル、こい!」
ヒイロ「!? 全員、ここからでろ! 急げ!」
〔ブライトに爆発〕
〔画面、振動〕

ベルトーチカ「艦長、自習室で爆発。外壁が損傷し、隔壁が作動しました!」
ブライト「なんだと!?」
〔通信のコール音〕
〔モニターの開閉音〕

ヒイロ「艦長、任務は失敗した。敵は艦外へ逃走。だが、明神タケルは無事だ」
ブライト「そうか。よし、お前たちも発進準備を急げ」
ヒイロ「了解した」
〔敵ユニット出現〕
〔グール、ブライトへ隣接〕
〔グール、後退〕

タケル「くそ、待て! ガイヤァァァァァーッ!!」
〔味方ユニット出現〕
ブラッキー「あれは、ガイヤー!? グール、失敗したのか!」
グール「ブラッキー攻撃隊長、これは例の部隊だ。デューク・フリードとエリオスの皇子もいる」
ブラッキー「なんだと!?」
〔モニターの開閉音〕
ガンダル「どうした、ブラッキー」
ブラッキー「はっ、それが、マーズやデューク、楯剣人のいる地球人の軍があらわれました! なぜ我々の位置が・・・」
レディガンダル「たわけ者め! なにをうろたえておる。ちょうどよい、我らギシン星間帝国連合軍ベガ艦隊の力、奴らに思い知らせてやれ!」
ブラッキー「ハッ!! よし、全機出撃させろ! 総攻撃開始だ!」
〔敵ユニット出現〕
〔味方ユニット出現〕

デューク「出たな、円盤獣! ギシン星間帝国め、僕は守り抜いてみせるぞ。我が第2の故郷を!」
ベルトーチカ「グレンダイザー、発進しました!」
甲児「大介さんが出たのか!?」
ブライト「よし、他の者も発進急げ!」
〈出撃ユニット選択〉
<戦闘開始>

<デュークvsブラッキー>

ブラッキー「デューク・フリード! 地獄の旅に、グレンダイザーをカンオケがわりにつけてやるぞ!」
デューク「地球をフリード星のようにはさせない! いくぞっ!」

<デュークvsグール>
グール「デューク・フリード、死ね!」
デューク「ギシン星人め!」

<剣人vsブラッキー>
ブラッキー「これがエリオスの秘密兵器、ダルタニアスか。ただちに抹殺してくれる!」
剣人「くそぉ、見てやがれ! 簡単にやられてたまるかってんだ!」

<タケルvsブラッキー>
タケル「ズールに伝えろ! 俺は、絶対に地球を守ってみせる!」
ブラッキー「ええい、マーズめ! このブラッキーが、貴様を倒してくれる!」

<タケルvsグール>
グール「マーズ、皇帝陛下の命令だ! 死ね!」
タケル「くっ、やれらはしないぞ!」

<タケルHP50%以下>
〔五神ロボ召還〕
〔タケル、合体〕

グール「あ、あれが、マーズを守る5体のロボット!? くっ」

<ブラッキー撃破>
※※デュークが撃破の場合のセリフ※※
ブラッキー「くっ、グレンダイザーめ! しかたがない、ここはひとまず撤退だ!」
※※剣人(ダルタニアス搭乗)が撃破の場合のセリフ※※
ブラッキー「くそぅ、ダルタニアスめ! しかたがない、ここはひとまず撤退だ!」
※※タケルが撃破の場合のセリフ※※
ブラッキー「くそぅ、マーズめ! しかたがない、ここはひとまず撤退だ!」
※※デュークor剣人(ダルタニアス搭乗)orタケル以外が撃破の場合のセリフ※※
ブラッキー「くそぅ、地球人どもめ! しかたがない、ここはひとまず撤退だ!」


<グール撃破>
グール「うくっ・・・申し訳ありません、ワール司令官ッ!!」

<敵全滅・勝利条件達成>
サリー「ギシン星間帝国軍、撤退しました」
美穂「他の戦線でも、敵艦隊は撤退を開始したとのことです」
シャア「どうやら、しのいだな。ネオ・ジオン艦隊の損害を確認してくれ」
サリー「はい、すぐに問い合わせます」
エキセドル「やれやれ、これでひとますは安心ですな。あとは、木星圏の情報待ちですか」
マックス「そうなるな。大佐、一旦サイド3へ戻るということで、よろしいか」
シャア「ああ、そうしてくれると、こちらも助かる」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ギシン星
宮殿
ワール「皇帝陛下、我々の作戦を、敵に知らせているものがおるようです」
ズール「なに?」
ワール「この間より時々発信される異常な脳波を分析したところ、あきらかにマーズに危機を知らせております」
ズール「ワシに背くものが、まさかこのギシン星におるとはな」
ワール「は、信じられませんが、発信源をつかむため全力をあげております」
ズール「わかった、お前にまかせる」
マーグ「あ・・・」
ワール「フン・・・まさかな」
マーグ「鳥、鳥? どこ、鳥?」
ワール「こいつでは脳波が弱すぎて、とても地球までは届かぬわ」
マーグ(マーズ・・・俺はいつどうなるかわからない。くっ、マーズ・・・会いたい。オレの、弟よ・・・)

バトル7
作戦室
〔扉の開閉音〕
竜馬「木星からの偵察隊が戻ったってのは、本当か」
マックス「竜馬か。こうして目の前に若い君がいても、信じられんよ」
竜馬「なに、普通に歳くってその姿のあんたにゃ負けるぜ」
マックス「フッ、相変わらずだな、お前は」
アムロ「それで、どうなのです?」
マックス「ああ・・・かなり深刻なようだ。映像を出してくれ」
サリー「はい艦長」
シャア「なんだと?」
ゼクス「これは・・・」
ロジャー「なんという数のインベーダーだ」
マックス「偵察隊が持ち帰った、木星圏の映像だ。カイパーベルトにも、無数のインベーダーが確認されている」
甲児「かいぱーべると?」
ジュンコ「彗星の巣って呼ばれてるところだよ」
マーベット「でも、この様子じゃ・・・」
アムロ「ああ・・・木星圏の船団や衛星は、インベーダーの攻撃を受けているな」
ファ「そんな・・・」
カトル「なんてことだ・・・」
隼人「今の映像は・・・。すまん、今のをもう一度出してくれ。そう、それだ。右上をアップで。そうだ。・・・やはりか」
竜馬「スティンガーにコーウェン! やっぱり生きてやがったか!」
ノイン「しかし・・・壊れたゲッタードラゴンをわざわざ持っていくとは。奴らはいったい、何をしているのだ」
隼人「・・・まさか、まさか奴らは」
〔扉の開閉音〕
敷島「そうとも、そのまさかだ、隼人くん」
オリファー「博士、もうよろしいのですか」
敷島「こんな時に、寝てなどおれんわ」
シャア「敷島博士、ゲッター線については、あなたが一番詳しいと聞いた。どういうことなのだ」
敷島「ハハハッ、奴らは、木星をゲッター線の太陽と化そうとしておるのだ」
ジョッシュ「ゲッター線の・・・太陽?」
マックス「なんだと!?」
ウッソ「どういうことなんですか!?」
敷島「木星が太陽になりそこなった星といわれているのは、しっとるだろう。奴らは、それをやろうというのだ。その上で、ゲッター炉心を打ち込む」
弁慶「だ、だったら奴ら、最初から木星にいけばよかったんじゃねぇのか」
隼人「・・・呼び水が必要だったんだ。あの時、真ドラゴンが宇宙へ向けて光を放った。あれが、仲間を呼ぶかがり火だったのだ。真ドラゴンがその役割を果たした」
デュオ「なんてこった。冗談じゃないぜ」
弾児「チッ、奴ら、最後の最後で・・・」
敷島「ハハハハッ、奴ら、すごいことを考えるものだ。いったいどんなことになるのか、見当もつかんぞ、これは!」
剣人「おい、じいさん、笑いごとじゃねぇだろうが!」
マックス「どうやら、木星へいくしかないようだな」
シャア「ああ・・・なんとしても、止めねばならん。そんなことをさせたら、我々人類は・・・」
〔通信のコール音〕
マックス「どうした」
美穂「た、大変です! たった今、ガニメデが移動をしていることが確認されました! 信じられない速度で地球圏へ向かっています!」
サリー「計算では、14時間後には、地球の機動と交差します!」
ブライト「な・・・なんだと!?」
竜馬「くそ、奴ら物理法則も何もあったもんじゃねぇ」
ドロシー「あの質量なら、かすめただけでも、地球は壊滅だわ」
アムロ「バカな・・・奴らは地球が欲しかったんじゃないのか」
隼人「・・・気づいたんだ。木星がゲッター太陽と化せば、太陽系全体が、奴らの住みかとなることに」
〔モニターの開閉音〕
エキセドル「艦長、インベーダーの大群が、地球圏へ接近中です。これは、対応をせねばなりませんな」
マックス「くっ、やはりそうくるか」
隼人「・・・やるしかない。インベーダーを迎撃しつつ、ガニメデを破壊するんだ」
シャア「全軍に迎撃の用意をさせる。至急トレーズにも連絡をとれ」
美穂「は、はい!」
ケンジ「し、しかし、ガニメデは・・・」
マックス「・・・マクロスキャノンでやってみよう。軌道を変えることくらいはできるはずだ」

宇宙要塞バルジ
司令所
レディ「トレーズ様、インベーダーが防衛ラインを突破し、このバルジにも取り付きつつあります。どうぞ退避なさってください」
トレーズ「・・・ガニメデ飛来まで、あと2時間。どこへ退避するというのだね? まもなくブルー・スウェアもくる。私はここにいるよ、レディ」
OZ兵「第3、第5守備隊壊滅! 第6守備隊より救援要請!}
〔モニターの開閉音〕
ケイ「ちょっと、親父たちは、ブルー・スウェアはまだなの!?」
ガイ「このままじゃ、バルジは保たないぜ!」
レディ「すまん、お前たちも不慣れな機体で、よくやってくれているな。もう少しだけがんばってくれ」
トレーズ「OZが対インベーダー用に開発した、劣化ゲッター線ミサイルはどうだね」
ケイ「確かにすごいけど、奴ら数が多すぎるわ!」

バトル7
艦橋
サリー「ガニメデを確認」
マックス「よし・・・マクロスキャノン、発射!」
〔エネルギーの充填音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔ビームの発射音〕

サリー「・・・いけるの・・・?」
〔反射音〕
〔画面、フラッシュ〕

美穂「マ・・・マクロスキャノン、ガニメデにはじかれましたぁ!!」
エキセドル「なんですと? そんなバカな」
サリー「艦長、ガニメデ表面にバリア状の光を確認」
マックス「くっ、あれは、スティンガーとコーウェン!? 万事休すか・・・」
〔画面、フラッシュ〕
美穂「艦長、ガニメデに向かって、強力なビーム砲撃がおこなわれました! あっ、ダメです。やはりはじかれました!」
マックス「どこからだ」
サリー「これは・・・衛星軌道上にあるザンスカール帝国の機動要塞と思われます」
マックス「そうか・・・さすがに彼らも、慌てたようだな」
エキセドル「しかし、向こうも無駄だったようで。これは、困ったことになりましたなぁ」

宇宙要塞バルジ
周辺宙域
隼人「マクロスキャノンが・・・」
アムロ「もう1つの攻撃もムダだったようだな。くっ、もう打つ手はないのか」
竜馬「奴らめ・・・くそっ、こうなったら、真ゲッターで中からストナーサンシャインを撃ち込んで破壊してやる」
カミーユ「いけない! アムロさん、ケイたちが・・・!」
弁慶「なんだ、おい、ケイ、どうした!?」

宇宙要塞バルジ
周辺宙域
ケイ「くっそぉぉぉーっ!!」
ガイ「ちくしょう、ブルー・スウェアがきてくれたはいいが、もう弾切れだぜ! うわっ!?」
〔爆発音〕
〔画面、振動〕

ケイ「ガイ!? きゃああぁぁぁぁぁーっ!!」

火山島
真ドラゴン内部
ゴウ「・・・ケイ! うおぉぉぉぉぉぉーっ!!」

火山島
仮説司令部
OZ兵「真ドラゴンに活性化反応!」
ヤマザキ「なに?」
OZ兵「映像、まわします」
ヤマザキ「こ、これは・・・」

ラー・カイラム
艦橋
ベルトーチカ「艦長、地上から巨大な物体が上昇してきます!」
ブライト「なんだ、いったい!?」
宇宙要塞バルジ
周辺宙域
竜馬「おい隼人、あれは・・・」
ウッソ「ゲッター・・・?」
鉄也「すごい・・・インベーダーを片っ端からなぎ払ってやがる」

〔衝撃音〕
〔画面、振動〕
〔画面、フラッシュ〕

ウッソ「えっ・・・!?」
ゼクス「ガニメデを・・・一撃で破壊しただと!?」
シュワルツ「なんて奴だ・・・」
剣人「すっげぇ・・・」
隼人「あれが・・・真ドラゴンの最終形態か」
ガイ「なんだって!? それじゃ、あれは・・・」
ケイ「ゴォォォォォォォォウッ!!」
ゴウ「・・・ケイ」
ケイ「ゴウ、ゴウ! 生きてたのね!?」
ゴウ「オレは、お前を守るといったろ」
甲児「ゴウ!? 生きてやがったのかよ! ちくしょう、やってくれるぜ!」
デュオ「ったく、もったいぶった登場をしてくれたもんだ」
トロワ「だが、これで問題が一つ減ったな」
ジョッシュ「ああ・・・ゴウ、生きていたか・・・」

宇宙要塞バルジ
作戦室
トレーズ「あれが真ドラゴンか。すごいものだね」
隼人「これで、ガニメデは片づいた。だが奴らは真ドラゴンの攻撃を逃れ、再び木星圏へと戻った。木星圏のゲッター太陽化を止めねばならん」
ブライト「バトル7でフォールドして、木星圏へむかいましょう」
マックス「いや・・・先ほどのマクロスキャノン発射で、フォールドエネルギーのチャージには時間がかかるのだ」
カミーユ「そんな!?」
ゴウ「・・・オレたちが先にいく。真ドラゴンと真ゲッター、6人が力をあわせ、木星へジャンプする」
ケイ「ゴウ? でも、いったいどうやって・・・」
ゴウ「ゲッターエネルギーを収束させ、ワームホールをつくる」
敷島「すばらしい! なるほど、真ドラゴンならば可能かもしれん!」
竜馬「フッ、面白い。乗ったぜ、ゴウ」
弁慶「どうやら、それしかないようだな」
アムロ「では、俺たちはバトル7のエネルギー充填が済み次第、後を追うということか」
シャア「いや・・・それでは困る」
アムロ「シャア? どういうことだ」
トレーズ「先のガニメデへの攻撃によって、ザンスカール帝国の機動衛星が、地上はおろか地球圏の全てを攻撃可能な、巨大ビーム兵器であることが判明している。しかも、ほぼ完成していることも明らかとなった。カイラスギリーというらしい。その出力の規模から、連続しての使用は不可能だと推測される。破壊するには、今をおいてほかにはない」
シャア「そうだ。今回はガニメデに対して使用されたが、次は我々に向けられる。コロニーのすべて、地上のすべてが人質に取られては、我々はザンスカールに降伏する以外になくなる。木星のゲッター太陽化阻止も重要だが、こちらも放置するわけにはいかんのだ」
オリファー「くっ、ザンスカールめ・・・」
トレーズ「少なくとも、その実体と完成している事実を我々に知らせてまで、ガニメデへの攻撃を行ったことは、彼らにしては賞賛に値する。しかし、それを素直に喜んではいられないのが、我々の置かれた立場なのだ」

宇宙要塞バルジ
士官食堂
カミーユ「部隊を二手にわける、か」
ガムリン「確かに、どちらも重要ならば、それしかないだろうな」
剣人「そんで、今んとこどうなってんだ?」
ドロシー「木星へ向かうのが確定しているのは、2つのゲッターチームとバトル7よ」
ガムリン「俺とシュワルツ少佐も、バトル7で木星へ向かう」
ドロシー「カイラスギリー攻略作戦へは、ネオ・ジオン、OZを中心に旧統合軍勢やオリファーたちの参加が確定しているわ」
甲児「なんだ、じゃタケルたちもそっちか」
タケル「ああ・・・何か、いやな予感がするんだ」
ナオト「ま、そういうわけで、俺たちもタケルにつきあってこっちに残るってわけだ」

宇宙要塞バルジ
シャワー室

ギュネイ「ふう。それにしても、とんでもないことになってきたな。木星をゲッター太陽化だと? 想像もつかない話だ。ジョシュア、貴様はどうするんだ。こっちでカイラスギリー攻略作戦に参加するのか?」
ジョッシュ「オレは・・・」
木星に行く
カイラスギリー攻略作戦に参加する

≪「木星に行く」を選択≫

ジョッシュ「オレは・・・シュワルツたちと木星へ行くつもりだ」
ギュネイ「そうか。・・・生きて戻ってこいよ。貴様に死なれちゃ、寝覚めが悪いんでな」
ジョッシュ「そうだな。なんとしてでもインベーダーどもを止めて、帰ってくるさ」
【シナリオエンドデモ終了】

≪「カイラスギリー攻略作戦に参加する」を選択≫

ジョッシュ「オレも、残って作戦に参加する。あっちはゴウたちにまかせるさ。あの連中なら、きっとやってくれる。そう信じる」
ギュネイ「フン、そうだろうとは思ったけどな」
ジョッシュ「忙しくなる。何か腹に入れておかないとな。ギュネイ、でたらつきあうか?」
ギュネイ「いいだろう、つきあってやるよ。たまにはな」
【シナリオエンドデモ終了】

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