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No.22B-2
決戦、デュラクシール

【シナリオデモ開始】
〔カーソル、ナゴール湾へ移動〕
テュッティ「甲児君達にも連絡をとっておいたわ。これ以上遅れるわけにはいきませんからね」
ガトー「うむ、相手に余裕をあたえてしまった。これではワナうんぬん以前の問題だからな」
ショウ「すまない、オレが慎重すぎた」
チャム「ショウのせいじゃないよ!」
マサキ「そうだな、運が悪かっただけさ」
クロ「見えたわ、ニャゴール湾よ」
マサキ「? 精霊レーダーに反応はなかったのか?」
クロ「ニャあんにも」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「決戦、デュラクシール」


【戦闘マップ開始】
〔味方ユニット出現〕
ミオ「ホントだ、誰もいないね」
マサキ「まさか・・・もう行きすぎちまったのか?」
〔敵ユニット出現〕
ノボス「まさか、こうもうまくいくとは思いませんでしたぞ、マサキ殿」
マサキ「ノボス!?」
ノボス「ハッキングのあとを見つける事ができたのは幸運でしたよ。もう少し遅ければ手遅れになる所でした」
マサキ「くっ、裏目に出たか!」
ノボス「マサキ殿にうらみはありませんが・・・これも我がラングランのため・・・いざ!」
マサキ「ち・・・甲児達が来るまでふんばれ!」
ガトー「承知!」
ジュドー「まかせとけって!」
ミオ「ま、なんとかなるでしょ」
ショウ「リムル、君は無理をするな。ここはオレ達で何とかする」
リムル「わかりました、ショウ」
<戦闘開始>

<2PP・味方援軍1出現>

〔味方戦艦出現〕
〈出撃ユニット選択〉
甲児「間に合ったか!?」
マサキ「なんだよ、もう来ちまったのか!? 早いぜ、甲児」
甲児「心配して来てやったのにその言い草はねえだろ!」
ニー「リムル!? なぜ君が!?」
リムル「父のもとから抜け出して来たんです! ニー・・・会いたかった・・・」
ニー「まったくムチャをして・・・」
キーン(ニー・・・)
チャム「キーン、見てるだけじゃだめよ、もっと積極的にアタックしないと!」
キーン「な・・・何の事よ、チャム」
チャム「またあ、とぼけちゃって」

<移動要塞撃破・味方援軍2出現>
ノボス「うぬ・・・さすがは魔装機神・・・しかたがない、いったん退却して、戦力のたてなおしをはかる!」
〔敵ユニット離脱〕
セニア「兄さんは・・・どうしたのかしら」
テュッティ「そうよね・・・フェイル殿下なら、自分が先陣を切って戦われるはず・・・」
〔敵ユニット出現〕
フェイル「これは・・・どうしたことだ!?」
セニア「兄さん!?」
テュッティ「殿下!」
フェイル「マサキ、テュッティ! この有り様は・・・そうか、ノボスか! 私に無断で軍を動かしたのだな。オールト、貴公は知っていたのか?」
オールト「・・・はい。ただ、ノボスは陛下に心配をおかけしたくないと・・・」
フェイル「つまり、私が情におぼれて、マサキやセニアと戦わぬ可能性をおそれたと言う事だな?」
オールト「は、おそれながら・・・陛下はあまりにやさしすぎる所がおありですので・・・」
フェイル「・・・そのような心配をさせねばならなかった私にも責任はあるな・・・だが、その心配は無用だ。私の決意は変わらぬ」「マサキ、テュッティ・・・遠慮はいらない。君達の信念にしたがって戦え! 私も遠慮はしない!」
マサキ「わかってるさ・・・」
フェイル「オールト、貴公達は撤退しろ」「どうした、オールト? 撤退しろ。これは命令だぞ」
オールト「いえ、ひきません。どこまでもお供させていただきますぞ、陛下」
フェイル「ならん! このデュラクシールならともかく、貴公のブローウェルなどで歯の立つ相手ではない! 命をムダにするな」
オールト「かまいませぬ。陛下の理想と苦しみ、私は身にしみてわかっておるつもりです」「それに、このブローウェルは私が手にかけて改造したもの。魔装機神相手でも遅れはとりませぬわい」
フェイル「・・・すまん、オールト。では行くぞ、マサキ!! このラ・ギアスの命運をかけて!」

<フェイルにダメージ>
フェイル「どうした! ここまで来て遠慮などいらん! 全力で来い!」
テュッティ「し。・・・しかし・・・殿下・・・」
フェイル「フ・・・ならば、いい事を教えてやろう。地上人をこの地に召喚し、混乱を引きおこした責任は私にあるのだ!」
マサキ「・・・なんだと!?」
フェイル「もっとも、言いわけに聞こえるかもしれんが、ここまで大量に召喚するつもりはなかった。召喚プログラムが事故で暴走してしまったのだ」「だが、そのためにこの世界を危機においやってしまったのは間違いのない事実だ。私は、その責任をとらねばならん」「私とて最初からこの統一計画を実行する気はなかった。だが、私の命が後わずかだと知った時・・・」「この命のある限りは責任をとって見ようと思ったのだ。これが私にできる唯一の責任の取り方だ」
セニア「命が残りわずかって・・・兄さん!?」
フェイル「フフフ・・・私は、理想の実現のために、何としても王座が必要だった・・・そのためには生来不足していた魔力を強化せねばならなかった」「かろうじて魔力テストには合格したが無理な修練と、薬物のために私のからだはすでにぼろぼろになっていた・・・」「それに加え、半年前のテロ事件で負った傷が致命的だったようだ。私の命は、持ってあと半年・・・」
セニア「そんな・・・兄さんが・・・」
マサキ「だからって、何もこれほど急いで、力で解決しようなんてのは・・・」
フェイル「言っただろう、私は本質的に軍人なのだと。軍人は力による解決を尊ぶものだ」「その私に対して手心を加えようなど、迷惑千万!! それは、私への侮辱以外の何物でもない!!」
マサキ「・・・いいだろう、手加減はしねえぜ!!」

<フェイル撃破・勝利条件達成>
フェイル「終わった・・・な・・・すべてが・・・これで・・・よかったのかもしれん・・・セニア・・・モニカわかってくれとは言わない・・・ただ、許してほしい」「・・・私も、君達と同じ時を・・・歩みたかった・・・さぞ楽しかったろうなあ・・・」
セニア「兄さん! 脱出して! 脱出装置があるでしょ!?」
フェイル「は・・・はは・・・セニア・・・強制脱出装置は、取り外しておいたよ・・・どっちにしろ私の命は・・・もう・・・」
セニア「だめぇっ!! 兄さん、だめよぉぉぉぉ!!」
フェイル「? ・・・モニカか? ・・・そうか・・・無事だったんだね・・・よかった・・・」
セニア「え!? 兄さん、何言ってるの、私は・・・まさか目が!?」
フェイル「モニカ・・・セニア・・・お前達で・・・ラン・・・ラングランを・・・」
〔敵ユニット撃破〕
セニア「に・・・兄さん!! ・・・」
※※まだオールト健在の場合、セリフ追加※※
オールト「陛下っ!!」

〔味方ユニット出現〕
ノボス「陛下!? ・・・遅かったか・・・」
マサキ「貴様・・・ノボス!」
ノボス「お待ちくだされ、マサキ殿。すでに事は終わりました。もう、我らに戦う意志はございません」
マサキ「・・・そうだな・・・もう・・・人が死ぬのは見たくねえ!」
ミオ「終わった・・・の?」
マサキ「ああ。だが・・・また混乱がおこっちまうかもな・・・」
ノボス「マサキ殿、その心配は無用です。陛下はこちらにこられる前に、すべての始末をつけておられました」「陛下が亡くなった時点で、ラングラン新政府は解散、新たな内閣が総選挙により決定されるようになっております」「同時に、シュテドニアスとの休戦協定も結ばれるはずです。陛下はすべてを見こした上での覚悟の死だったのです・・・」
マサキ「覚悟の死だと!! そんな言い方をするな!! フェイルは死ぬためにここに来たんじゃねえ! あいつは・・・最後まで自分の理想をつらぬいたんだよ」「それが、間違っていたとしても、あいつにはそれしかなかったんだ・・・死ぬために戦うなんてのは似合わねえよな・・・なあ、フェイルよ・・・」
【戦闘マップ終了】


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