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No.20
ドクーガの野望

【シナリオデモ開始】
アムロ「ブライト、万丈君に連絡をとってみたのか?」
ブライト「ああ、そうえばとっていなかったな。ここのところやけに慌ただしいことが続いていたせいで、すっかり忘れていたよ。確か、直通回線をギャリソンさんから聞いていたはずだ。日向少尉、回線番号はわかるか?」
マコト「ちょっと待ってください、破嵐財閥ですよね‥‥あ、ありました。通信を送ってみます」
ギャリソン「これはこれは、ロンド=ベルの皆様方。おひさしゅうございます。皆様お変わりないようで」
ブライト「こちらこそ、ご無沙汰して申し訳ありません。ギャリソンさんもお元気そうで何よりです」
ギャリソン「皆さまのご活躍は聞き及んでおります。また、お困りである事も重々承知しております。ですが、誠に申し訳ない次第なのですが、ただいま破嵐財閥は大変な困難の中にございましてな。皆様のお手伝いができそうもございません」
ブライト「大変な困難?」
ギャリソン「はい。お恥ずかしい話なのですが、実は財閥全体が大規模な経営危機に追い込まれてしまいまして‥‥老舗のロームフェラ財団が、我が財閥のおもな関連企業に対して、乗っ取りをかけてきたのでございます」
アムロ「ロームフェラというと‥‥たしか、ティターンズとの結び付きがうわさされている財団じゃなかったか?」
ギャリソン「左様でございます。さらに間の悪い事に、最近急激に勢力を伸ばしてきたドクーガコンツェルンという財閥も、我々を狙ってきておるのです」
真吾「ドクーガだって!? あいつらもこの時代に来ていたのか!!」
ギャリソン「? あなた様は?」
真吾「俺の名は、北条真吾。ゴーショーグンのパイロットさ」
ギャリソン「ゴーショーグン‥‥おお、あの真田博士の」
甲児「‥‥なんか、年寄りの間じゃ有名みたいだな、あんたら」
真吾「そのドクーガの幹部は三人いるだろう? ブンドルとカットナルとケルナグールだ」
忍「変な名前だな」
ギャリソン「よくご存知で。そのとおりです」
真吾「やはりそうか‥‥」
ギャリソン「私共の調査では、そのドクーガコンツェルンはDCとつながっているとの情報もございました」
ブライト「DCと!? なるほど。このところのDCの活発な活動の裏には、そういう財源があったのか‥‥」
ギャリソン「ともかく、そういう次第でございまして、たっだいま万丈様みずから財閥の建て直しに東奔西走しておられます。今しばらくは私共といたしましても、身動きのとれない状態なのです」
ブライト「そうですか‥‥わかりました。こと経済活動となると、我々ではお手伝いしたくてもできませんし‥‥万丈君には、がんばってくださいと伝えておいてください」
ギャリソン「かしこまりました。何とか目処がつきしだい、私共から連絡を差し上げます。皆様のご武運をお祈り申し上げております」
ブライト「そうか‥‥そうなると、やはり補給は厳しくなるな‥‥」
アムロ「ああ。前回の戦いの時には、かなり万丈君に財政的に助けてもらったからな‥‥破嵐財閥に倒産されては、我々もつらくなる」
ブライト「万丈君のダイターンの戦力も重要だが、破嵐財閥のバックアップはもっと重要だからな。しばらく万丈君には、財閥の経営に専念してもらおう」

キリー「へえ、ドクーガの連中がねえ」
レイー「やだあ、じゃ、またあのキザったらしいブンドルとご対面なワケ?」
真吾「ブンドルのことだ、きっと『マドモアゼルレミー、これは運命というものだ‥‥』とか言い出すんだぜ、きっと」
レミー「おお、やだやだ」
キリー「とか言いながらレミー、意外とまんざらでもないんじゃないの?」
レミー「まっさかぁ。あ、それ当たり! 平和のために悪を討つってね、はい、ピンフ」
キリー「あちゃあ、タンピンイーペーコードラドラ!? 親マンかよぉ、あいたあ~」
忍「おっ、麻雀か。俺も混ぜてくれよ」
真吾「ああ、いいぜ。そろそろサンマも飽きてきたところだし。レートはテンピンだがいいか?」
忍「OK、OK! さあて、始めようぜ」
雅人「やめといた方がいいんじゃないの、忍。この前沙羅にハコテンにされたの、忘れたのかい?」
忍「ありゃあ、運が悪かっただけだ!」
雅人「‥‥ミエミエのチンイツに振り込んどいて、よく言うよ」
レミー「うふふふ、そういう人、大歓迎❤」
忍「ふん、見てな、吠え面かかしてやるぜ」
雅人「あ~あ、知~らないっと」
〔警報〕
忍「なんだよ、せっかくこれからって時に!」
亮「みんな! 早乙女研究所が襲われているそうだ! 出撃だぞ!」
忍「ちっ、あと一巡ぐらい待っててくれてもいいだろうによ! せっかく、イーシャンテンまで来てたってのに!」
亮「急げ!」
忍「わあったよ!! おい、雅人、お前も早く来いよ!」
雅人「すぐに行くよ、さき行ってて」
レミー「あ~あ、カモりそこねちゃったか」
雅人「どれどれ‥‥へえ、忍は四暗刻ねらいか。あいかわらずでかい手狙うなあ‥‥他の三人は‥‥げっ!・? ‥‥忍、警報に助けられたみたいね‥‥」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「ドクーガの野望」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現済み〕
早乙女博士「DCめ、突然ここを襲ってくるとは‥‥一体どういうつもりだ」
〈出撃ユニット選択〉
ミチル「お父様、ロンド=ベルが来てくれたわ!」
ケルナグール「来おった、来おった! ロンド=ベルの連中だ」
カットナル「ラ・ギアスで出会ったやつらがいるとかいう部隊だな。ブンドル、貴様の情報もたまには役に立つな」
ブンドル「ふん、情報の真の価値もわからぬくせに‥‥」
真吾「あれは‥‥」
レミー「あいたたたあ、噂をすれば影がさすって、ほんとだったのね」
キリー「まったく、どこにでも出てくる連中だぜ」
ブライト「すると、あれがドクーガとかいう‥‥」
キリー「そういう事」
真吾「俺達を出させてください。あいつらとは浅からぬ因縁がありますから」
ブライト「わかった。許可しよう」
〔味方ユニット出現〕
〈出撃ユニット選択〉
ケルナグール「なんだと!? ゴーショーグンまでおるではないか!?」
カットナル「ちょうどいい、ここらで引導を渡してやろう!」
レミー「ホント、腐れ縁ってうけど、腐って糸引きまくりって感じよね~」
ブンドル「マドモアゼルレミー、これは運命というものだ‥‥
真吾「ほ~ら、言った、言った。俺の言った通りだろ?」
レミー「その程度で喜ばないの」
ブンドル「あて、諸君には再会を祝して、華麗な調べをプレゼントしよう」
〔BGM、「ワルキューレの騎行」へ変更〕
キリー「ワグナーか。ニーベルングの指輪、第3幕『ワルキューレの騎行』‥‥ショルティ指揮だな」
レミー「悪趣味」
ケルナグール「ゴーショーグンが出たのなら、こちらもあれを使ってやるか」
ブンドル「? なんだ、あれとは?」
ケルナグール「ぐふふ、この日のために用意しておいた、とっておきの秘密兵器よ! 腰を抜かすなよ!」
カットナル「秘密兵器だと?」
ケルナグール「おうよ! 出番だ、ゴーナグール!!」
〔敵ユニット出現〕
真吾「なんだあ?」
レミー「ゴーショーグンのバッタもん?」
キリー「皆さん、類似品には注意しましょう」
ブンドル「‥‥美しくない」
<戦闘開始>

<3EP・敵増援1出現>

〔敵ユニット出現〕
真吾「うわっ!? 増援か!?」
レミー「いきなりびっくりするじゃないの!」
ブンドル「ふ‥‥我々がなんの備えもしていなかったと思っているのかね? このような事もあろうかと、すでに伏兵を用意しておいたのだ」

<ブンドルorケルナグールorカットナル撃破・勝利条件達成>
※※ブンドル撃破の場合のセリフ※※
ブンドル「むう‥‥さすがたな‥‥今回は私の負けを認めよう」
〔敵ユニット撃破〕
カットナル「ええい、えらそうな口をたたいたクセに、簡単にやられおって! しかたない、一時撤退だ!」
〔敵ユニット離脱〕
※※カットナル撃破の場合のセリフ※※
カットナル「ちいっ! 次こそは必ず!!」
〔敵ユニット撃破〕
ケルナグール「バカめ、突っ込みすぎだ! まったく、これでは作戦が台無しではないか! 撤退だ!」
〔敵ユニット離脱〕
※※ケルナグール撃破の場合のセリフ※※
ケルナグール「ええい、出直しだ!!」
〔敵ユニット撃破〕
ブンドル「無様な‥‥だが、どうやらここまでのようだな。また会おう。ゴーショーグンの諸君」
〔敵ユニット離脱〕
レミー「‥‥できれば二度と会いたくないんだけど」

【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ブライト「あの連中がドクーガコンツェルンの幹部なのか?」
レミー「そうよ。お間抜けな連中だけど、財力はあるし経済活動はあなどれないわね。大は軍需産業から小はフライドチイのチェーン店まで、手広くやってるわ」
ブライト「DCの戦力がさらに増強されたという事か‥‥」

早乙女博士「リョウ君、ハヤト君、ベンケイ君、うれしい知らせがある」
リョウ「うれしい知らせ?」
早乙女博士「うむ。ついさっきテスラ=ライh研究所から連絡があってな、ゲッターロボGの再調整がようやく終わったそうだ。すでに、こちらに運んでくれているらしい」
ベンケイ「あ、そういやゲッターロボGは、テスラ=ライヒ研に再調整を頼んでたんだっけ」
ミチル「よかったわね、みんな」
リョウ「そうか、ようやくゲッターロボGが」
早乙女博士「あと2時間ほどでこちらに到着するそうだ。それと、旧ゲッターだが、少しゲッター炉の具合を調べるために、入れ代わりにテスラ=ライヒ研究所に送る事になった」
リョウ「旧ゲッターを?」
ベンケイ「ま、しょうがないんじゃないか? それに、どうせ置いといても俺達以外にゲッターは乗りこなせないんだし」
リョウ「そうだな‥‥ゲッター、今までありがとう。ゆっくり休んでくれ」

デュオ「よお、こんなとこにいたのか」
ヒイロ「‥‥‥‥」
デュオ「しかし、転校しながら移動するってのはいいアイデアだよな。俺達の年なら、学校に通ってるのが自然だ」
ヒイロ「任務遂行に、最善の手段をつくしているだけだ」
デュオ「はあ、お前、ホントはなんて名前なんだ?」
ヒイロ「‥‥転入届に記名してある」
デュオ「あのなあ、アムロ=レイってのはありゃ、ロンド=ベルのエースパイロットの名前じゃねえか」
ヒイロ「俺に名前など必要ない」
デュオ「ったく、こればっかだもんな‥‥おっ! すげえ、ロールスロイスのピンクの六輪リムジンだぜ! 普通ロールスロイスってのは、ああいう改造を認めねえはずなんだけどな‥‥ヘッドライトに機銃でも仕込んでそうだ」
ヒイロ「‥‥‥‥」
リリーナ「パーガン、ここでいいわ」
パーガン「いってらっしゃいませ、お嬢様」
デュオ「ひゅ~、どこぞのお嬢様って感じだな」
ヒイロ「!」
ッリーナ「こんにちは、ヒイロ」
デュオ「? 知り合いか?」
ヒイロ「‥‥リリーナ=ドーリアン‥‥」
リリーナ「私、あなたに会いたかったの」
デュオ(こいつ、ヒイロってのか‥‥)
ヒイロ「わかっているのか? 俺はお前を殺さなければならない」
デュオ「なんだあ?」
リリーナ「DrJに会ったわ」
ヒイロ「!?」
リリーナ「あなたでも驚く事があるのね。私は初めてあなたに会った時から驚かされてばかりだけど」
ヒイロ「‥‥‥‥」
リリーナ「私、何も知らないまま死ぬのはいやだった。でも、今は違う。あなたの戦う気持ちがわかるの」
ヒイロ「え?」
リリーナ「私も、あなたと戦っているの。今、この瞬間も」
ヒイロ「俺と‥‥」
リリーナ「では、またあとで‥‥」
デュオ「おい、ヒイロ!! あのお嬢さん、何者なんだ!? 俺達のこと、知ってるのか!?」
ヒイロ「‥‥リリーナ‥‥」
【シナリオエンドデモ終了】


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