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第36話
グラドスの刻印


サブタイトル
「グラドスの刻印」


【シナリオデモ1開始】
ホワイトベース ブリッジ
モンド「冗談じゃない! 南米を攻めるなんて、敵の本拠地に乗り込むようなもんじゃないか!
シュテッケン「そのくらいの覚悟がなければ、この艦隊にいる意味はない!」「我々は全銀河を舞台に戦わねばならんのだぞ!」
ディーゴ「おい、シュテッケン。若いのをそう脅かすなよ。烈の精神は俺達だけで充分だ」
シュテッケン「そんな甘い事で、この先やっていけるか!」
ビーチャ「勇気と無謀は大違いなんだよ、おっさん!」
シュテッケン「なにぃ!」
ディーゴ「まあ、落ち着けって」
クワトロ「君達が不安なのもわかるが、冷静に作戦を考えてみてくれ」「敵の守りは、おそらくジャブローに集中している」「戦略拠点でもないクスコにそれほどの兵力があるとは思えん」
アムロ「そうですね。一時的に制圧するだけなら、作戦の立てようがあるはずです」
クワトロ「そうだな。要は刻印が発動するまでの間、遺跡を確保できればいいわけだ」「となれば、敵の戦力をぶんさんさせるための陽動作戦が有効だろうな…」
アラン「それなら、私の部下がうってつけだ。任せてもらおう」
葉月博士「私はイゴール長官に連絡し、連邦軍にも協力を仰いでみよう」
ブライト「方針は決まったな。作戦の詳細は、現地へ向かいつつ検討する」「艦隊を出発させる。各員、持ち場に戻ってくれ」

グラドスシティ
ル・カイン「連中が、南米に向かっただと?」
ロアン「はい…」
ル・カイン「なぜだ? 南米にはザール軍の本隊が駐留している。奴らの戦力では、無謀に思えるが…」
ロアン「あるいは、南米にあるとされる、オーパーツを求めての事かもしれません」
ル・カイン「フン…遺跡調査の件か…。いつの時代も、オカルト的な力を信じるバカが絶えん…」「そんな都合の良い物…ありはせんのだ!」
ロアン「ですが、クスコの聖女が、奴らに接触した後のこの動き…何か秘密をつかんだのでは?」
ル・カイン「…奴らの無謀な進軍には、それに見合うだけの何かがあるというのだな?」
ロアン「はい…」
ル・カイン「よかろう! これは、奴らを殲滅するまたとない機会でもある」「奴らを追い、ザール軍と共同で敵を包囲、殲滅するのだ」「こちらも主力部隊を投入する。奴らを確実に葬り去るためにな!」

ザール移動要塞
ザール兵「ネシア将軍! 例の木馬を中心とする部隊が南米に向かったとの事です」
ネシア将軍「何? それは、まことか!」
ザール兵「はい! グラドスのル・カインからも同じ情報が寄せられています」「また、地球各地で反抗を匂わせる怪しい通信が飛び交っています」
ネシア将軍「フン! 小賢しい!」「身の程を知らぬザコどもが…まさか、本気でジャブローを取り戻す気ではあるまいな」
ザール兵「迎撃しますか?」
ネシア将軍「いや…充分にこちらの懐にひきつけてから叩く」「フフ…この私は、カブトやボイダーとは違う…」「絶対に逃がしはしないよ」
【シナリオデモ1終了】

【戦闘マップ1開始】

〔敵ユニット出現〕
〈出撃準備〉
ジュリア「着いたようですね」
ブライト「あれが、遺跡ですか…?」
〔カーソル、遺跡を指定〕
オスカ「監視ロボット、他機動兵器を多数確認!」
隼人「だが、大した兵力ではない。陽動はうまくいったようだな」
ブライト「一気に制圧する! 各機、発進!」
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

〔戦艦の警報〕
フラウ「各部隊、発進スタンバイです!」
エイジ「出撃だ。行こう、秋水!」
秋水「正面から攻めて大丈夫なのか?」「奴らがその刻印とかを使ってくるんじゃねえか?」
エイジ「いや…もし使えるのなら、この程度の警備であるはずがない」
ジュリア「刻印が使われる事は絶対にありません」
エイジ「姉さん…」
ジュリア「彼らは刻印の存在にすら、気が付いていないでしょう…」「仮に見つけたとしても彼らにも…そしてあなた方にも、刻印を使う事はできないのです」「グラドスと地球人の混血であるこの私にしか、刻印を発動させる事はできません」
秋水「そうなのか…」
フェアリ「急ぎましょう! 敵が集結してくる前に、一刻も早く制圧するんです」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔戦闘マップ1から継続〕
〔味方ユニット出現〕

〈出撃準備〉
<戦闘開始>

<2PP>

ザール兵「むうう! 奴らめ…こんな所に、なんて戦力だ!」「ジャブローにいるネシア将軍に援軍を仰がねば…!」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオデモ3開始】

〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕

連合兵「よし、陽動はこのくらいでいいだろう」「各機! 作戦を終了する。引き上げるぞ!」
ザール兵「連邦軍部隊、撤退しています」
ネシア将軍「逃すな! 撃ち落とせ! ザール星間帝国に楯突く輩に我が軍の強さを教えてやるのだ!」
ザール兵「はっ!」
ネシア将軍「フフフ…連邦め、この程度の攻撃で、この私を倒せると思っているのか?」
〔通信のコール音〕
ザール兵「ネシア将軍! 新たな情報です!」
ネシア将軍「何事だ! こちらは、戦闘中である。手短に述べよ!」
ザール兵「はい…クスコ方面の遺跡が、例の木馬の部隊に襲撃され我が軍は苦戦中の模様です!」
ネシア将軍「なんだと!? 奴らの狙いは、ジャブローではなかったのか…」「だが…わざわざ遺跡などを攻撃するとは…」「む…まさか、例の物がクスコにあると言うのか…」「奴らにオーパーツを渡してはならん!」「近くの部隊を早急に向かわせろ! 私もすぐに後から追う!」
ザール兵「はっ!」
【シナリオデモ3終了】

【戦闘マップ3開始】

〔戦闘マップ2から継続〕

<敵全滅・敵増援1出現>
隼人「よし、片付いたようだな」
ブライト「各機! 補給、整備後、遺跡の周囲に展開する」
エイジ「さあ、姉さん。着いたよ、クスコの遺跡に」
ジュリア「…………」「はるかなる昔…私達の祖先はここから遠い宇宙へ旅立って行きました」「やがて、自分達の子孫が気の遠くなるような時を経て異星人となって再びこの地を訪れる」「その時、人々がこうして争うことを予測しクスコに遺産を残しました」
アンナ「それが、グラドスの刻印…」
デビッド「これを使えば、戦いが早く終わるってんだろ? 早いとこ、やってくれ!」
ジュリア「…………」「私は、今でも人と人との話し合いによる解決が一番だと信じています」「だから、この刻印は使いたくなかった…」「でも、決心しました。これ以上、無用の血を流さないために…」
エイジ「姉さん…」
ジュリア「エイジ、今から、クスコの刻印を解き放ちます」「準備が整うまで…私を、まもっていてください」
エイジ「わかった…」
デビッド「エイジ、コックピットで待機していようぜ」
エイジ「ああ…」
アンナ「ジュリアさん、私はここに残ります」
ジュリア「ありがとう、アンナさん。でも、刻印の中に入れるのは私だけなのです」「アンナさんは、ここで待っていてください」
アンナ「あ…はい…」
秋水「ジュリアさんが、遺跡に入ったみたいだ」
フェアリ「早速、刻印を起動させるようですね」
秋水「しっかし、こうしてみると、ただの古代遺跡にしか見えないな…」
フェアリ「そうですね…」「え? な、なに…?」
秋水「ん? なんだ?」「なんか、エネルギーゲージが勝手に上がってるけど…」「フェアリさん、なんかしたのかい?」
フェアリ「いえ…エンジンは待機状態です。自然に出力があがっています!」
秋水「そんな事ってあるのか?」
フェアリ「…刻印の軌道に、私達の機体に内装されたC.U.B.E.が共鳴したんです」
秋水「じゃあ…やっぱり…」
フェアリ「秋水様の直感が正しかったようです」「刻印はC.U.B.E.の力を使っているのかもしれません」
秋水「…………」
〔敵ユニット出現〕
シモーヌ「敵が来たわよ!」
デビッド「ちくしょう! 早すぎるぜ!」
エイジ「さあ、行くぞ!」
秋水「チッ! まず、あいつらを片付けなきゃ、何にも調べられそうにないな…」
フェアリ「C.U.B.E.の共鳴反応です。戦闘中もデータを取りますよ」
秋水「ハハ…フェアリさんには、かなわないや…」
〔敵ユニット出現〕
ロアン「閣下の予想された通り、敵はクスコの遺跡に集結しています」
ル・カイン「クスコの聖女がクスコの遺跡に向かう…。至極当然の結果だ」「ただちに、攻撃を開始する!」
ロアン「閣下、差し出がましいようですが、無理にこの旗艦が前に出る事はないのではありませんか?」「それに本隊を動かすのは、ザールの部隊が到着するのを待った方が得策かと…」
ル・カイン「無論だ。無駄な消耗は、避けねばならん」「ここは相手を疲弊させる波状攻撃で行く」「第1次攻撃隊を射出後 旗艦は一旦、後退させろ」
ロアン「はっ!」
グラドス士官「それで、先陣はどの部隊に?」
ル・カイン「フッ! こういった場面にうってつけの者達がいる」「死鬼隊、ただちに出動! 奴らの血を存分に吸ってくるが良い!」
〔敵ユニット出現〕
ゲティ「レイズナーは、V-MAXを搭載してやがる」
マンジェロ「気をつけねえと、俺達に万に一つの勝ち目もねえ…」
ボーン「なんでもい! どうせ始末するだけだ…」
〔敵ユニット出現〕
ロアン「攻撃隊の発艦、完了しました」
ル・カイン「よし、旗艦後退。後方から作戦の指揮をとる!」
〔敵ユニット離脱〕
ブライト「思った以上に、敵の反応が早いな…」
エリザベス「ル・カインは、あれでいてかなりの戦略家と聞いています」
隼人「こちらの動きを読まれたか…」
クワトロ「各機、我々が守るのは遺跡だ。したがって遺跡からはあまり離れるな」「後から敵の増援部隊は、次々とやって来る」「部隊を集中させて敵軍の突破を防ぐんだ」
アムロ「了解です!」

<敵増援1出現の次PP・敵増援2出現>
〔敵ユニット出現〕
【戦闘マップ3終了】

【シナリオデモ4開始】

ゴステロ「だぁーっはっはっは! 俺様の獲物がやっと見つかったぜ!」
グラドス兵「ル・カイン様! ゴステロ機です!」
グラドス士官「バカな! ゴステロは、ル・カイン様の命で幽閉されていたはずだぞ!」
ル・カイン「フ…鬼が一匹、牢から抜け出したにすぎん…。好きにさせるが良い」
グラドス士官「は、はあ…」
ゴステロ「だーはぁーっはっはは! 決着をつけてやるぜい!」
【シナリオデモ4終了】

【戦闘マップ4開始】

〔戦闘マップ3から継続〕

<敵全滅or敵増援2出現の6ターン後PP・敵増援3出現>
〔敵ユニット出現〕
ネシア将軍「むう…グラドスの連中に先を越されるとは…」
〔敵ユニット出現〕
ロアン「ル・カイン様! ザール本隊が到着したようです」
ル・カイン「うむ、我が軍も本隊を前進させる。ザールの旗艦に回線を繋げ」
ネシア将軍「ル・カイン殿。わざわざのご出征、このネシア、痛み入る」
ル・カイン「ほう…司令官自らこのような片田舎での戦闘にご参加されるとは」
ネシア将軍「そなたとて、同じ事…。遺跡に秘められた秘密に引き寄せられたのであろう?」
ル・カイン「これは異な事。私の目的は、奴らの始末のみ」「その証拠に、我が軍は貴軍の本隊を待って攻勢をかける布陣をしいております」
ネシア将軍「うむ、確かにそのようだな…。先ほどの失言、許されよ」
ル・カイン「ハハハ、気にしてはおりません」「では、ネシア殿。総攻撃のご沙汰を」
ネシア将軍「わかった。まずは遺跡を包囲するように部隊を展開させ、敵の退路を断つ!」
ル・カイン「承知しました。北側は我が軍にお任せあれ」
〔敵ユニット出現〕
クッキー「わあっ! レーダーにお星様がいっぱい!」
ひろし「もう肉眼で見える…! ものすごい数だ!」
マリア「あれが、敵の本隊ね!」
ゆう「うう…私達、どうなっちゃうの?」
プラート博士「まずい…敵の包囲が厚くなっている」
ブライト「今なら一点突破で脱出を試みれば、まだ、間に合うかもしれません」「各機、状況を報告してくれ! 場合によっては、撤退する!」
號「バカ野郎! なに弱気な事、言ってやがる!」
剣人「そうよ! 一度、やるって決めたんだ!」「最後まで守り通すのが男ってもんだぜ!」
弾児「その通りだぜ! 艦長さんよ!」
隼人「…だそうだ、ブライト艦長。ここは、覚悟を決めるしかないな」
ブライト「全部隊に告げる! ここが正念場だ! 最後まで、気を抜くな!」
ワッ太「へへっ! そうこなくっちゃ!」
忍「おう! やってやるぜ!」
秋水「まだ、俺達もやれるよな?」
フェアリ「もちろんです!」
秋水「よおし! やるぜ!」
エイジ「みんな…ありがとう…」「レイ! やってくれるな?」
レイ「レディ!」
ル・カイン「フフ…この兵力を前にしては、奴らも、狼狽しているだろう」
ロアン「はい…敵は、これほど早く我々が反撃して来るとは、予想していなかったはずです」
ル・カイン「そういう事だ。この戦、先は見えた…」「ロアン・デミトリッヒ!」
ロアン「はっ!」
ル・カイン「勝利を確実にするため、私はザカールで出撃する」「全軍の葬総指揮は、お前に任せる!」
ロアン「閣下…」
ル・カイン「どうした? ロアン・デミトリッヒ」
ロアン「はあ…」
ル・カイン「そこでは、作戦の指揮はできんぞ? 指揮官の席はあそこだ」
ロアン「…!」
ル・カイン「選ばれた者に戸惑いは不要だ。ただ、私の期待に応えれば良い」「ロアン・デミトリッヒ! 後は、任せたぞ!」
〔敵ユニット出現〕
〔敵ユニット離脱〕

ル・カイン「グラドスに刃を向ける者は、私の足元に血まみれの体を横たえることになろう!」「フフ…! 久々に、血がたぎるわ」
〔敵ユニット出現〕

<敵増援3出現の次PP>
エイジ「アンナ、刻印はどうなっているんだ?」
アンナ「まだ、何も…。ジュリアさん…あれから遺跡の中に入ったきりなの…」「え…?」「ああ…!」
エイジ「アンナ、どうしたんだ!?」
アンナ「遺跡の上が…光って…」
〔画面、発光〕
ブライト「遺跡が発光している?」
フラウ「全チャンネルに強制的に通信が入って来てます!」
きらら「こっちもよ!」
ブライト「…何が起こっているんだ?」
エイジ「姉さん…いったい、何をする気なんだ…」
ジュリア「今、あらゆる危機にアクセスし、この通信を地球圏にいる全ての人々に送っています」「皆さん…今から送るメッセージを聞いてください」
ル・カイン「ジュリアだと…?」
ネシア将軍「ええい! 何だというのだ!」
エイジ「姉さん…」
〔画面、発光〕
【戦闘マップ4終了】

【シナリオデモ5開始】

ジュリア「長い時を経て、地球の人類と、他惑星の人類とが出会いを経験しました…」「ですが、私達は醜い争いの道を選んでしまいました…」「多くの人が望む平和への願いは踏みにじられ、この戦争が始まってしまったのです…」「…世界が憎しみと悲しみで覆われてもなお、戦いの火はますます大きくなろうとしています」「異世界の壁を乗り越え人々がわかりあうには まだ、時期が早すぎたのです」「もはや、戦いを止めるには先人たちの偉大な知恵に頼るしかありません」「今から私は、このクスコの地に眠るグラドスの刻印を発動させます」「これによって、太陽系と外の宇宙は完全に遮断され、行き来ができなくなります」「この後、地球に残される異世界の人々と地球人とが、共存の道を歩む事を望みます…」
〔画面、発光〕
【シナリオデモ5終了】

【戦闘マップ5開始】

〔戦闘マップ4から継続〕
ネシア将軍「宇宙を分断する? そのような事が可能なのか!?」
ザール兵「しかし、本当にそうなってしまっては我が軍は…!」
ネシア将軍「ええい! うろたえるな!」「刻印とやらが、動き出す前に、敵を殲滅すればよい!」
【戦闘マップ5終了】

【シナリオデモ6開始】

グラドス兵「ステーション衛星を失った上に恒星間航行もできなくなったら、俺達は地球で完全に孤立する…」
グラドス士官「惑わされるな! ハッタリに決まっている!」
グラドス兵「敵部隊は完全に我が軍の包囲網に入りました! 総攻撃の許可をお願いします!」
ロアン「…………」
グラドス士官「司令! 時を外すと刻印が発動してしまいますぞ!」
グラドス兵「司令!!」
ロアン「…………」「全軍に撤退命令を出したまえ!」
グラドス士官「なっ、なんですと!?」「…まさか、貴様、わざと…」
ロアン「命令が聞こえなかったのか? 全軍を撤退させるんだ!」
グラドス兵「貴様ーっ!」
〔銃声〕
グラドス兵「ぐおおおっ!!」
グラドス士官「あ…ああ…」
ロアン「諸君、動くなっ!」「この旗艦には、強力な爆弾が仕掛けてある!」「この艦を完全に消滅させるのに充分な量だ!」「今から、当艦および作戦司令部は解放戦線機構の管理下にあると心得てもらいたい!」
【シナリオデモ6終了】

【戦闘マップ6開始】

〔戦闘マップ5から継続〕
フラウ「グラドス軍から、通信です!」
〔通信のコール音〕
ロアン「私はグラドス司令、ロアン・デミトリッヒです」「現時点から、この艦は解放戦線機構…レジスタンスの管理下となります」
エイジ「ロアン…お前!」
ザール兵「前線の部隊が、大混乱に陥っています!」
ネシア将軍「グラドスめ! 何を考えている!」
ザール兵「グラドスの指揮系は混乱しているようです」「一部のグラドス部隊、撤退を開始しました!」
【戦闘マップ6終了】

【シナリオデモ7開始】

グラドス兵「ど、どうなってんだ司令部は!」
グラドス士官「作戦遂行不能! 我が中隊は一旦、シティに引き揚げる!」
【シナリオデモ7終了】

【戦闘マップ7開始】

〔戦闘マップ6から継続〕
ル・カイン「うろたえるな! あと一押しで殲滅できるのだぞ!」
〔周波数を合わせる音〕
ル・カイン「ぬうう…私の声が届かんのか! 我が軍の回線にまで妨害を…!」
ザール兵「ネシア将軍! 我が軍の布陣もかなり乱れております!」
ネシア将軍「ええい! こしゃくな!」「たかが包囲の一部が崩れたに過ぎない!」「兵力で押すのだ! 全軍で押し返せ!」

<ネシアHP70%以下>
ザール兵「船体、被弾!! 艦の耐久力が、大幅に低下しています!」
ネシア将軍「えーい! ツインボーグどもは何をしている! しっかり奴らを狙い撃て!」「

<ネシア撃破>
ネシア将軍「何という事! あの程度の部隊に、我が軍団が打ち砕かれるとは!」
ザール兵「ネシア将軍! メインエンジンが破壊されました! 航行不能です!」
ネシア将軍「な、なんだと!?」
〔ネシアに爆発〕
ネシア将軍「うわああ!」
ザール兵「ぐわあああ!」
ネシア将軍「ドルメン大帝! 申し訳ありませぬーっ!」「うわあああああああああ!!」
〔敵ユニット撃破〕
剣人「やったぁ! やったぜぇっ! がーっはっはっはっは!」
弾児「あとは、ザコばかりだ! これで、奴等もお終いだな!」

<ル・カイン撃破>
ル・カイン「フフフフフフ…父を殺してまで守らんとした私の理想が…」「このような形で崩されようとはな…」
〔通信のコール音〕
ロアン「閣下! おわかりください…! 私は地球の人間なのです!」
ル・カイン「ロアン・デミトリッヒ!」「騙されていたとはいえ貴様達にはかなき夢を託したのも事実!」「私が帰って来るまでその命、預けておこう!」「私は帰って来るぞ! 必ず!」

<敵全滅・勝利条件達成>
エイジ「敵は去った…。あとは刻印だ…」
アンナ「これが、刻印の発動…?」
秋水「また機体が共鳴している…」
フェアリ「刻印が、発動します…」
【戦闘マップ7終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ホワイトベース ブリッジ
ブライト「ジュリアさん。我々には、刻印の発動で何か変化があったようには思えないのですが…」
ジュリア「刻印は無事に作動しました。外宇宙との往来は、すでに遮断されているはずです」
ミト「ちょっと待ってよ! それって本当なのかい?」
シュテッケン「我々の星に戻れないと言うのは一大事だぞ」
ダバ「僕もペンタゴナに戻って成し遂げねばならない事があるんです!」
ジュリア「刻印で分断された空間は何をもってしても、通り抜ける事はできません」「ですが…唯一、例外があります…」
ミト「その例外って?」
ジュリア「刻印の波動と同じ周期を持つ鍵を使えば、その作用で遮断空間に穴をあけることができます…」「そして、この船にはその鍵があるのです」
ブライト「なんですって?」
秋水「まさか…」
ジュリア「ええ、そうです」「秋水さん、あなたの機体があれば、この人達を元の世界に戻せます」
フェアリ「古代グラドス人はC.U.B.E.の力をコントロールできていたのですね?」
ジュリア「C.U.B.E.と言う名称はわかりませんが、それと刻印が共鳴する事は事実です」
アール「おおっ! それは素晴らしい!」「それでは、今のところ我々だけが、外宇宙と往来できるというわけですな」
クワトロ「かなり有利な条件だな。まずは、地球に残っている残党勢力を全て一掃する」
でぃーご「その後、外宇宙を一つずつ解放していけばいいってわけだ」
ジュリア「皆さん、私は刻印の力をそのように戦争に利用する事には賛成できません」「ですが、あなた方が最もこの戦いを良い方向に導くと信じるからこそ、力をお貸ししているのです」「それを忘れないで下さい」
ディーゴ「あ、いやあ すまない…つい…その…」
ジュリア「いえ…わかって頂ければそれでいいのです」
ディーゴ「は、はあ…」
ブライト「とにかく、これで方針は決まったな」「まず、出来得る限り和平交渉をするが それでも争いを起こそうとする連中をピンポイントで叩いていく」
クワトロ「そして、外宇宙に行く時のために、秋水の機体は絶対に守る」
隼人「まあ、そういう事になるな」
秋水「おっ! いきなり、VIP扱いっすか?」
フェアリ「調子の乗らないで下さい! 責任重大なんですよ!」
秋水「わかってるって! じょ、冗談だっての!」

ホワイトベース 個室
フェアリ「…………」
秋水「フェアリさん…さっきの事…まだ怒ってる?」
フェアリ「あ…そうではありません」
秋水「それじゃあ、なに? 気になるじゃんか」
フェアリ「…………」「秋水様…お忘れですか? ガディソードにも、C.U.B.E.があるんですよ?」
秋水「あ…」
フェアリ「ガディソードがC.U.B.E.を使うことができれば、異次元同盟は地球への往来を独占できる…」「もし、そうなら…今回の戦いで一番得をしたのは異次元同盟なのかもしれない」
秋水「まさか…ジュリアさんが刻印を発動させるなんて誰も予想してなかっただろ?」
フェアリ「気にし過ぎだとは思うのですが…」
秋水「考えても仕方ねえって。星間連合の脅威が減っただけでも良かったじゃねえか」
フェアリ「そうですね…」

連邦基地
〔警報〕
連邦兵「緊急事態発生! 南極大陸で異常を確認!」「気温・水温が異常上昇!? す、凄い変化です!」
連邦士官「見ろ! 氷山が!!」
〔画面、発光〕

南極地下 恐竜帝国本拠
〔画面、振動〕
ゴール「ぬあっはっはっはっは! 邪魔者は去った! 復活の時は来たれり!」「おごり高ぶる人類ども! 我が名はゴール! 今こそ、降臨せり!!」「はっはっはっはっは! ぬあーっはっはっはっはっは!」
【シナリオエンドデモ終了】


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