ＴＯＰ　ＰＡＧＥへ

第57話
巨烈燃ゆ

サブタイトル
「巨烈燃ゆ」

【戦闘マップ１開始】
〈出撃準備〉
〈出撃準備〉
ブライト「これより、再攻勢をかけ一気に要塞を制圧する！」
ミライ「突入を開始します！！」
レジアーネ「ククク…戦いの準備が整ったのかい？　ホワイトベース隊の諸君？」「こちらが、わざと攻撃の手を緩めていたとも知らずに、やる気満々のようだねえ？」「うまく危機を脱したと思っているのだろうが、そこが命取り…」「ククク…次の第２幕で連中がどう動くか…楽しみだねえ」
〔敵ユニット出現〕
ヴォート「目標を捕捉。ガディソードの障害は排除する」
〔敵ユニット出現〕
フェアリ「艦長、敵の中心はヴォートの機体…『オーダイ』です。まずは、あれを！」
ブライト「了解した」「全機、オーダイに攻撃を集中！　一気に敵の防衛戦を突破するぞ！」
＜戦闘開始＞

＜ヴォート撃破・敵増援１出現＞
秋水「オーダイをやったのか？」
フェアリ「まだです！　秋水様、トリガーを私に！　あの機体にとどめを刺します！」
秋水「だってあれには、フェアリさんの…！」
フェアリ「迷いを断ち切るには、必要な事なんです！」
秋水「わかった…。頼むよフェアリさん！」
ヴォート「フェアリ…何をする…。やめるんだ…」
フェアリ「私の愛したヴォートは…あなたではない！」「消えなさい！！」
ヴォート「ぐおおおおおおおお！！」
〔敵ユニット撃破〕
フェアリ「…………」
〔敵ユニット出現〕
レジアーネ「やってくれたね…フェアリ…！」「だが、無駄なあがきだよ！　お前達は、ここで宇宙の塵になる運命なんだからね…！」
〔敵ユニット出現〕
剣人「次から次へと、出てきやがる…」
エイジ「いったい、この要塞にはどれだけの戦力が、温存されているんだ…」
號「へっ！　いくらでも来やがれっ！　相手になってやるぜ！！」
レジアーネ「さて…どこまで持ちこたえられるかねえ…？」

＜レジアーネ撃破orＨＰ３０％以下・敵増援２出現＞
レジアーネ「くっ！　やってくれるじゃないか！」
〔レジアーネ、後退〕
秋水「逃がすか！」
ジーク「この先に、ガディソードの本拠地がある！　このまま、突っ込むぞ！」
〔敵ユニット出現〕
ジーク「むっ！」
アムロ「秋水さん！　ジークさん！　深追いは危険です！」
ジーク「しかし…！　ここを突破しなければヘルルーガには届かないぞ！」
レジアーネ「フフフ…！　ハーッハッハッハッハッハ！」
ジーク「何がおかしい！」
レジアーネ「普段、クールを気取ってるお前があまりに必死なんでね…ククク…笑いが止まらないのさ！」
ジーク「なにぃ！！」
レジアーネ「アハハハハ…バカだねえ…。この先には、もう何もありはしないんだよ」
ジーク「な、なんだと？」
レジアーネ「ヘルルーガ様は、Ｃ．Ｕ．Ｂ．Ｅ．の力を我が物にされたのだ」「ヘルルーガ様は、ガディソードの本拠地と共に地球へ向かったよ！」「今頃、地球はジャーク帝国とガディソードの複製部隊で総攻撃を受けているだろうさ！」
フェアリ「…なんですって！？」
秋水「地球が攻撃を受けている…？」
レジアーネ「アーッハッハッハ！　ヘルルーガ様は、全てをお見通しなのさ！」
秋水「ちくしょう…！」
ブライト「今の話…本当なのか？」
フラウ「通常の通信です…。他のみんなにも、彼らの会話は聞こえています」
フェアリ「ガディソードの本拠地は自力で移動できる都市要塞です」「おそらく…Ｃ．Ｕ．Ｂ．Ｅ．を使って地球圏へ向かったのでしょう…」
ブライト「我々は、ここに誘い込まれたというのか…？」
葉月博士「ブライト艦長…！　周囲のガス雲に妙なエネルギー反応を観測した！」「もうじき、この空間は超密度の高圧ガスの渦に飲み込まれる！」
ブライト「なんですって！」
隼人「なるほど…奴ら、はじめからこの要塞を俺達と心中させるつもりだったらしいな…！」
プラート博士「ここにあるのは、無人の要塞だけだったというわけじゃな…」
キッド「…ということらしいですよ。ボウィーさん？」
ボウィー「やってらんね！　とっとと、こんな宙域とはおさらば、おさらば！」
レジアーネ「バカだねえ…。あんた達は、この宇宙から逃げ出す事はできないよ！」「高圧ガスの嵐に押しつぶされるか…この要塞で生産される複製部隊に食い殺されるか…二つに一つだよ！」
ジーク「貴様も心中するつもりか！」
レジアーネ「バカ言ってんじゃないよ！　私は、お暇させてもらうよ！」
〔異次元ゲート展開〕
〔敵ユニット出現〕
フェアリ「異次元ゲート…！」
レジアーネ「光栄に思うんだね！」「ヘルルーガ様は、たかだか一個艦隊のあんたらを処刑するために前衛要塞を生贄にしたんだからねぇ！」
秋水「待て！　レジアーネ！」
レジアーネ「あんた達を、この手で始末できなかったのだけが心残りだよ…！」「ハーッハッハッハッハッハッハ！」
〔敵ユニット離脱〕
〔異次元ゲート消失〕
〔敵ユニット出現〕
勉「だ、だめです…！　敵は次々と出てきます！　とても、防ぎきれません！」
マリア「あきらめちゃ、だめよ！　勉くん！！」
勉「ですが、これまでのデータから計算すると…」「あの要塞が部隊を送り出す速度は、我々が敵を破壊する速度をはるかに上回っています！」
葉月博士「我々が、脱出するには異次元ゲートを開くしかないが、状況を作り出す余裕がない…」
ブライト「く…なんてことだ…」

＜敵増援２出現の次ＰＰ・味方援軍１出現＞
ダバ「くっ！　作戦の目的がなきゃ、組織戦は無理だ！！」
シロー「それは、艦長達が考えている！　とにかく、今は母艦を死守するしかない！」
ディーゴ「いかんな…。皆が焦ってきている…」
シュテッケン「ああ…だが、手を考える前に戦うしかないようだな！」
ディーゴ「むう…テストはまだだが、もう一機のバクシンガーを使う！」
シュテッケン「そうか、その手があったな！」
士郎「では、すぐに艦に付けましょう！」
〔士郎、ブライトor葉月博士へ隣接〕
〔味方ユニット離脱〕
【戦闘マップ１終了】

【シナリオデモ開始】
スリーＪ「あーもう！　せっかく、バクシンガーをもひとつ用意したのに使わない手はないでやしょう？」
ディーゴ「その通りだな！　早速、使わせてもらうぞ、スリーＪ！」
スリーＪ「ドン・コンドール！」
ディーゴ「スリーＪ！　私に万が一の事があった場合、シュテッケンに届けて欲しい物がある」
スリーＪ「な、何を言い出すんでぇ！」
ディーゴ「頼むぞ、スリーＪ…」
スリーＪ「ドン・コンドール…あんた…」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ２開始】
〔戦闘マップ１から継続〕
〔味方ユニット出現〕
〔ディーゴ、気力＋５０〕
シュテッケン「ディーゴ！　行けそうか？」
ディーゴ「上々だ！　このまま、要塞の中央に突っ込むぜ！　お前達は援護に回ってくれ！」
シュテッケン「要塞に突っ込むだと？　どうするつもりなんだ！　ディーゴ！！」
士郎「シュテッケン、ディーゴには何か考えがあるのでしょう」
シュテッケン「わかったぜ、ディーゴ！　あんたに賭ける！」「みんな、聞いてくれ！　これから、ディーゴが要塞の中央部に斬り込む！」
士郎「みなさん！　お願いです！　ディーゴを援護してください！」
ブライト「待ってください、ディーゴさん！　何をするつもりなんです！？」
ディーゴ「説明をしてる暇はない！　俺を信じてくれ！！」
號「おう！　おっさんの言う事なら信じるぜ！」
忍「どうせ、このままでも埒があかねえんだ！　俺もあんたに賭けるぜ！」
〔カーソル、目的エリアを指定〕

＜敵全滅orディーゴが目的エリアへ到達・勝利条件達成＞
※※敵全滅の場合、セリフ追加※※
〔ディーゴ、ブライトor葉月博士へ隣接〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※
ディーゴ「よし！　全機、撤退だ！　要塞から少しでも離れてくれ！」
シュテッケン「ディーゴ！　どういうつもりだ！？」
ディーゴ「この要塞は、俺が止める！　お前達は、地球に行くんだ！！」
シュテッケン「お前だけ残るってのか？　たった、１機で何ができる！」
剣人「要塞をぶっ壊すってんだろ？　みんなでやれば、できない事じゃないぜ！」
ディーゴ「バカ野郎！！　そんな時間はねえ！！」「ディーゴ「もたもたしてると、全員、あの世行きだ！」「俺達がここで全滅したら、誰が宇宙の平和を守る！」
シュテッケン「く…ディーゴ…！」
ディーゴ「もう、それしかねえ！　それしかねえんだよ！！」
〔ディーゴ、発光〕
〔ディーゴ、回復〕
ディーゴ「銀河烈風！　バクシンガー！！」「参る！！」
勉「あっ！　また増援が…」
〔敵ユニット出現〕
〔敵全機、ディーゴへ接近〕
秋水「ああ！　敵があのバクシンガーにひきつけられていくぞ！？」
フェアリ「バクシンガーの放つ高エネルギーを要塞のコンピュータが脅威と判断したんです！！」
ブライト「く…全機、この期に乗じて撤退！　異次元ゲートを開く！！」
ディーゴ「シュテッケン！　後は頼んだぞ！！」
シュテッケン「ディーゴ！！」
〔味方ユニット離脱〕
〔ギルガザムネ、ディーゴへ攻撃〕
[イベント戦闘「ディーゴvsギルガザムネ」]
〔ギルガザムネ、ディーゴへ攻撃〕
[イベント戦闘「ディーゴvsギルガザムネ」]
〔ディーゴの周囲に爆発〕
〔画面、振動〕
ディーゴ「うおおおおおお！！」「俺は…俺は死んでも…」「烈は不滅だっ！！」「ぬわあああああああ！！」
〔味方ユニット撃破〕
〔画面、発光〕
シュテッケン「ディーゴーォォォォオ！！」
ジーク「行くぞ、秋水…。奴は、俺達に未来を託したんだ」
秋水「ああ…必ず、地球を救ってみせる！　そして、この宇宙を！」
シュテッケン「ディーゴ、見ててくれ！　あんたの意志は俺達が継ぐ！」
フェアリ「Ｃ．Ｕ．Ｂ．Ｅ．ドライブ、臨界点を突破…！　異次元ゲート、開きます！」
ブライト「ホワイトベース隊！　地球に向けて発進！！」
【戦闘マップ２終了】

【シナリオエンドデモ開始】
ホワイトベース　ブリッジ
ミライ「現在、ホワイトベース隊は異次元内を航行中！」
フラウ「各ブロック、異常ありません！」
葉月博士「よし、これなら無事に辿り着けそうだ」
アール「何の因果か…地球が最後の決戦上になりそうですな…」
ブライト「ええ…」
隼人「永かった…。だが、これで決着が付く！」

ホワイトベース　食堂
スリーＪ「ううう…ドン・コンドール…」
士郎「…………」
ライラ「…………」
シュテッケン「みんな、いつまで泣いていてもはじまらねえ！」「ドン・コンドールが俺達に残してくれた最後のビデオだ。良く見ておけ」
〔通信のコール音〕
ディーゴ「このテープでみんなと会っている時にはおそらく俺はこの世にいねえんだろう」「だが俺は死に急いだわけじゃねえ。『烈』の意地を次につぐためだ」「シュテッケン、お前と一緒に銀河烈風を作り上げ、『烈』の夢に賭けた…」「嬉しいぜ…。俺は、お前やみんなと戦い抜いてきた事を誇りに思う！」「シュテッケン、銀河烈風の未来は、お前に託す」「お前なら充分、俺の望む『烈』をやり遂げてくれるだろう…」「時代の流れは、勝つか負けるか…どちらか一方しか与えてくれんのだ」「俺は死しても『烈』の魂に生き続けるさ」「士郎、ライラ、佐馬、そして烈風隊士！　心を合わせてシュテッケンを盛り立ててくれ」「シュテッケンの中に俺もいるぜ」「涙は『烈』には似合わねえ。俺を送るなら笑って送ってくれ。俺も笑って死んでいく。…頼むぞ」
〔通信を切る音〕
士郎「ドン・コンドール…」
シュテッケン「さあ、行こう…！　次なる戦いの準備だ！」
佐馬「ああ…！」
ライラ「行きましょう！」

ホワイトベース　個室
ミト「銀河烈風の人達、大丈夫かな…？」
スケード「王子が心配する事はありません。彼らは大丈夫です」
アイザック「ドン・コンドールの意志が彼らの心の奥に届いた…。銀河烈風は、強くなる…」
カークス「王子、我らも同じですぞ！　ドン・コンドールの心意気が我らに勇気を与えてくれました」
ミト「そうだね…！」
ブルース「さあ、行きましょう。地球へ！」

ホワイトベース　医務室
秋水「サリー、どうだ？　気分は良くなったのか？」
サリー「まだ、ちょっと頭が痛いかな…。でも、体には異常はないって…」
秋水「そうか…。ああ、まだ横になってろよ」
サリー「へへ…。あんまり、優しくするとホレちゃうぞ？」
秋水「そうか？　そりゃ、うれしいねえ」
サリー「フフ…大変だよ…？　私…神経質で男勝りで…」「面白い事、言えないし…。わがままだったりするよ？」
秋水「そうかもな」
サリー「そうだよ…。大変なんだから…」
秋水「なあ、サリー…」「この戦いが終わったら俺と同じ高校に通おうぜ？」
サリー「高校？　ああ…学校の事ね…？」
秋水「同じ街で暮らせるように親父に頼んでやるからさ」「な？　楽しそうだろ？」
サリー「そうね…。この戦いが終わったら…きっと…平和になるんだもんね」
秋水「ああ…絶対そうなる！　そうしてみせるさ！」
サリー「うん…！」

地球連邦軍　極東支部
〔警報〕
イゴール長官「何事だ！？」
連邦兵「地球の各方面に謎の軍団が大量に降下してきたそうです！」
イゴール長官「バカな！　なぜ、軌道上の警戒網にひっかからんのだ！」
連邦兵「突然、軌道付近に敵が現れ、降下しています！　宇宙艦隊では迎撃できません！」
足立長官「そんなバカな…！」
連邦兵「一気に戦域が広がっています！」
イゴール長官「むうう…これほどの大部隊を一度に送り込んで来るとは…！」
武田長官「一体、宇宙では、何が起こっているんだ！」
足立長官「このままでは…我々の防衛力が、まるで発揮できないではないか！」
イゴール長官「うろたえてはならん！　各方面に、徹底抗戦を呼びかけるんだ！」
連邦兵「了解！」
イゴール長官「く…このままでは…ホワイトベース隊…！　早く戻って来てくれ！」

ジャーク帝国要塞
ベルゼブ「ワルーサ様…！　ガディソードによる地球への総攻撃が始まりました」
ワルーサ「うむ…これより、我がジャーク帝国も３次元へ総攻撃をかける！」
ベルゼブ「はい！」
ワルーサ「わかっておろうな…？　もはや、失敗は許されぬぞ！」
ベルゼブ「は！　このベルゼブ、戦士としての誇りに賭け、必ずや勝利して見せます！」
ワルーサ「うむ…では貴様に、今一度、我が力を授けよう！」
ベルゼブ「ははーっ！」
ワルーサ「ジャークサタンよ！　我がジャークパワーを受けよ！」
〔機体の稼働音〕
〔画面、発光〕
ベルゼブ「おお…すばらしい…！」
ワルーサ「よいか…これが、貴様らに与える最後の武器だ」「命を捨てても勝利し、３次元宇宙を我が手に差し出すのだ！」
ベルゼブ「ははっ！」
【シナリオエンドデモ終了】


●　第56話「ガディソード前衛要塞」　へ戻る

●　第58話「皇帝ワルーサを倒せ！」　へ進む


◆　「スーパーロボット大戦ＧＣ」　へ戻る

当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。