TOP PAGEへ

No.23
結成!ディガルド討伐軍

【シナリオデモ開始】
ダンナーベース/司令室
霧子「もう一つの地球を支配しようとしているディガルド武国って連中がこっちの地球も侵略して来た…」「しかもその背後では、ゲートを使う侵略者…イディクスの新しい幹部が糸を引いている…」「そういう事かい?」
ラクス「私達が遭遇した状況と、ゲインさん達から聞いた話を合わせるとそういう推論が成り立ちます」「もちろん確証はありませんが…」
カガリ「はっきりしてる事は、このままじゃ私達の地球も、もう一つの地球も…」「侵略者によって征服されてしまうって事だ」
ムウ「ミストの故郷みたいに、星ごと破壊されたりしないのか…?」
ミスト「それに関しては、俺もずっと疑問に思ってたんです」「アトリームやベザードを襲った時、奴らは大軍で押し寄せて、あっと言う間に攻め滅ぼしました」
アンジェリカ「…なのに今回は、ダリウス軍や邪魔大王国を陰から操るだけで、自分達はちっとも表に出てこない…」「やり方が全然違うんです!」
甲児「俺達とまともに戦ったら、勝ち目がないから、ビビってんのさ」
剣司「他の連中と戦わせて、弱った所を一気に叩こうっていうセコイ作戦なんじゃねえか?」
総士(そんな馬鹿な話、あるわけないじゃないか…)
美和「いずれにしても、私達の地球ともう一つの地球…」「両方が侵略の危機に瀕しているという事ですね」
ゲイン「だが、俺達の地球の方が、圧倒的にヤバい状態にあるだろうな」
杏奈「どうして?」
ゲイン「俺達には、ディガルドと戦う術がないからさ」
ガウリ「ロンドンIMAもシベ鉄も必死になってディガルド武国と戦っているが…」「奴らのバイオゾイドは協力すぎるのだ」
ベロー「ヨロイやシルエットエンジンじゃ足止めするのがやっとだからなぁ…」
ヤッサバ「オーバーマンがありゃ、何とか対抗できるが、数が全然足りねえ」「バイオゾイドめ、倒しても倒しても次から次へと出てきやがる!」
ジョシュア(兄さん、大丈夫かな…。グローリアで会った時はシベ鉄の用心棒をしてたけど…)
ガウリ「あのまま向こうにいたら、ヤーパンの天井がディガルドにやられるのも時間の問題だったろう」
ゲイン「エクソダスが中断したのは気に入らんが、こっちに飛ばされて、よかったのかもしれんな…」
霧子「…ラクスさん、アスハ代表。どう思われますか?」
ラクス「あくまでも私個人の意見ですが、ゲインさん達の話を聞く限り…」「もう一つの地球の救済の方を優先すべきかと思います」
カガリ「…私もそう思う。フェストゥムや邪魔大王国を放置するのは非常に危険だが…」「はっきり言って、奴らの本拠地がわからない以上、攻勢に出られない」「そうやってまごまごしてる間にディガルドという奴らはこっちの地球にまで手を出してきた…」「手早く叩けるかどうかはわからないがこちらの地球を守る事にもつながるはずだ」
ムウ「ま、順当なとこだろうな」
キラ「…僕もそう思います」
霧子「誰か、反対の意見はあるかい?」
総士「僕は賛成しかねます」「それこそ、神出鬼没な敵に対して地球の防衛態勢を整えるべきではないでしょうか?」
一騎「総士、お前…」
剣児「理屈っぽいなぁ…。お前には人情ってもんがねえのか?」
総士「人情? そんな物に振り回されていたら、正確な判断はできませんよ」
剣児「…お前、ほんとに中学生か?」
カガリ「総士の言う事も正しいと思う。確かに地球だけの現状を考えれば、他人の心配なんかしてる場合じゃない」「だが、手を差し伸べれば救えるのにそれをしないのは人として間違ってると思うよ」
総士「わかりました。それがこのチームの総意であれば、僕も従います」
ラクス「では、皆さんに命じます。これよりわたくし達はもう一つの地球へ行って…」「ディガルド武国の侵略を食い止め、苦しめられている人達を救います」
カガリ「その間の地球の守りは、オーブに任せてくれ。敵が総攻撃でも仕掛けて来ない限り、守り抜いてみせるさ」
イザーク「最高評議会に働きかけて、プラントにも協力してもらおう」
ディアッカ「連合軍の婆さんには声かけねえの?」
総士「現在行方をくらましているようです。しかし、人類軍の最終目的はフェストゥムを殲滅する事ですから…」「今なら、嫌々だとしても手を取り合えると信じてます…」
キラ「ナチュラルとコーディネイター、今こそ同じ地球人として侵略者に立ち向かうんだ」
カルメン99「どうするの、ヴァン。エリアZiに着いたらあなただけ別行動する?」
ヴァン「…俺が降りたところでお前ら、ついてくるんだろ?」
ウェンディ「ヴァンと一緒にいた方がミハエル兄さんに会える…そんな気がするの」
ジョシュア「僕は友人代表として、ヴァンさんを放っておけませんから!」「それに、僕もレイ兄さんを止めなきゃなりませんしね!」
ヴァン「…って事だ。結局一人旅もできやしない。だったらこのまま、ここで戦うさ」「どうせお前も俺を引き止める気だったんだろ?」
カルメン99「まあね。実際、こっちにいたほうが情報が集まりやすいのは確かなのよ」「それに、解析屋に頼まなくても機材がいっぱいあるからお金の節約にもなるし…」「もちろん、何かあれば単独行動をとるつもりだけどね」
ゲイン「俺も一緒に行こう。これ以上、ディガルドの連中をのさばらせておけないからな」
ガウリ「私も同行する。このままでは本当にヤーパンさえ奴らに支配されかねん」
サラ「ゲインさん、エクソダスはどうなっちゃうの?」
ゲイン「このまま中断させておくのは請負人としては不本意だが…」「ディガルドがのさばっている限り、エクソダス続行は不可能だからな」
ヤッサバ「例のカーニバルの時、ヤーパンに着いたぞーってさんざん大騒ぎしたもんだから…」「本当にヤーパンに着いたと思い込んでる連中も多いようだぜ?」
さやか「いっその事、エクソダスを終わらせて、こっちの世界に移住したらどうです?」「元々、新天地を求めてエクソダスしていたんでしょう?」
ベロー「名前も日本…ヤーパンなんだし!」
ゲイン「いや、しかし…」
ガッハ「…ヤーパンの天井の住人がそれで納得するのなら、ワシはそれでも構わないと思う」「焼け野原となったこの世界に新たなユートピアを建設するのも…」「エクソダスに匹敵する開拓者精神にあふれておるからな」
ママドゥ「それに、我々が飛ばされた先が日本…ヤーパンだというのも運命なのかもしれん」
ゲイン「俺としては納得できんが…。まあいい。とにかくディガルドを倒してから考えよう」「それまでエクソダスは中断だ!」
アデット「ピープルがここに定住しないうちにさっさとディガルドを潰して迎えに来ないとな!」
ゲイナー「でも、ここに住むんだったら別にいいんじゃないですか?」「みんながここをヤーパンと…ゴール地点と認めたって事なんですから…」
コナ「でも、こっちの地球に勝手に住み着くのは良くない事じゃないの?」
カガリ「今の地球は、常に侵略者の攻撃にさらされている…」「だが、そんな危険な場所でよければ、私達の方で最低限の生活の保障はしよう」
ガウリ「どちらにしろ、こちらの世界の方がピープルも安心するだろう」
アナ「では、エクソダスはしばらくお休みという事でいいですね?」
ゲイン「しばらく大きな荷物を預ける事になるがよろしく頼みます!」
カガリ「わかった。葵博士、近所のよしみで彼らの面倒を見てやってくれ」
霧子「わかりました。お任せ下さい」
ゴオ「ちょっと待って下さい! さっきの幻覚の原因は結局何だったんです?」
サコン「キラ君達が発見したマイクロウェーブの発生装置ですが…」「オーバーマンのオーバーコートに装置が組み込まれていました」「どうやら、オーバーマンのオーバースキルを利用した幻覚発生装置だったようです」
ソル「オーバースキルって言うと…」
剣司「ゲイナーさんのキングゲイナーが持っている特殊な能力の事ですね?」「そういえば、ゲインさんの…えーと…」
咲良「エンペランザ、だろ。覚えときなよ」
剣司「そうそう、それそれ。エンペランザは持ってないんですか?」
ゲイン「こりゃ、オーバーマンについてもう一度説明が必要だな。もう知ってる連中も多いと思うが…」「オーバースキルは、オーバーマンならどれでも持っている特殊能力の事だ」「姿を消すオーバースキル、時間を止めるオーバースキル…」「都市ユニットもひっくり返すほどの怪力を出すオーバースキルなんてのもあったな」「ちなみに、俺のエンペランザのオーバースキルは『重力』だ」
ゲイナー「だから、オーバーマンと戦う時は…」「相手がどんなオーバースキルを持っているか見極めるのが重要になってくるんです」
サコン「ヤーパンの天井にあった文献を調べさせてもらったんですが…」「今回、我々に幻覚を見せたのは、メックスブルートというオーバーマンのオーバースキルだったようです」「人間に様々な幻覚を見せるオーバースキルを応用して我々に幻覚を見せ…」「さらに精神状態を不安定にさせたんだと思います」
リー「今度の敵は、そんな小細工もして来るって事か…。やっかいな相手だねえ…」
シェルディア(…………)
カガリ「今後は、これまで以上に気を引きしめて戦う必要がある。それたけは忘れるなよ!」
ラクス「では皆さん、発進準備に取りかかって下さい」「パイロットの皆さんは休息も忘れずに…」

ディガルド基地/司令室
ジーン「…ヤーパンの天井がいたと言うのか?」
ゲオルグ「はっ! ヤーパンの天井は、見た事のない人型のゾイドに守られておりました!」
ジーン「むう…」
ゲオルグ「ジーン大将。私をもう一度、向こうの世界へ!」「ヤーパンの天井もろとも全滅させてご覧に入れます!」
ジーン「それが、先刻からヴェリニーと連絡がつかぬのだ」「奴の力を借りねば、部隊を向こうの世界に送り込む事ができん…」
ゲオルグ「そうですか…。それは残念です」
ジーン「向こうの世界へ侵攻するのは、こちらの世界を征服してからでも遅くはない…」
ゲオルグ「御意…」
ジーン「それより貴官には、ズーリの制圧部隊に加わってもらいたい」
ゲオルグ「…ズーリと言えば、我らディガルドへの不満を抱えた者達の吹きだまりのような都市…」「そこを制圧できれば、民主どもは我々に逆らう気力も失せましょうな」
ジーン「そういう事だ…。ソウタに任せてあるのだが、貴官にもサポートを頼みたい」「直ちにズーリへ向かってくれ」
ゲオルグ「ディガー!」
ジーン「…ところで、ザイリンの事だが、本当に向こうの世界にいたのか?」
ゲオルグ「はい。信じたがたい話ですが、事実です。彼の話によれば、竜のゾイドを追跡しているうちに…」「向こうの世界に飛ばされたと…」
ジーン「わかった。ザイリンと直接話がしてみたい。私の所へ出頭するように伝えてくれ」
ゲオルグ「ディガー!」

大空魔竜/個室
シン「ここがアナ姫様の部屋か…」
総士「本とぬいぐるみの山だ…」
アナ「みんな、来てくれたの!?」
ルージ「ほら、前に遊びに来る約束をしたじゃないですか」「どうせだから、みんなを呼んだほうが楽しいかなって思って…。迷惑でしたか?」
アナ「そんな事ない! うれしいですよ!」
ルージ「それにしても、前より本が増えましたね…」
アナ「ヤーパンの天井に置いてきた本を持ってきたのよ!」
総士「どれも興味深いな。後で読ませてもらっていいですか?」
一騎「お前の部屋とは大違いだな、総士。何にもないもんな…」
総士「馬鹿を言うな、よく思い出せ。ベッドやソファー、机やテーブルもあった」「部屋から出て11歩の距離に自動販売機もある。極めて便利な部屋だ」
一騎「お前…。俺が言ってるのはそういう事じゃなくて…」
ウェンディ「あっ、総士さん! …あれ?」
総士「君はヴァンさんの保護者のウェンディ…」「ちょうどいい。僕も君と話したいと思っていたところだ」
ウェンディ「ヴァンの事について…ですか?」
総士「違う。妹の…乙姫の事についてだ」
ウェンディ「私もそれを聞こうと思っていたんです。乙姫ちゃんは来てないんですか?」
総士「…乙姫は生まれつき体が弱い。本来であればアルヴィスから出ることも許されないんだ」「出歩く必要がない以上、遠見先生と一緒に医務室にいる」「…会いたければ行くといい。乙姫も喜ぶはずだ」
ウェンディ「あ、ありがとうございます! それで、総士さんのお話というのは…?」
総士「乙姫が礼を言っていた。『私にも友達ができてうれしい。ありがとう』と」
ウェンディ「えっ? あ、どういたしまして…。他には…?」
総士「それだけだ。僕はこれから本を借りねばならない。また、話があったら連絡する」
ウェンディ「は、はあ…」
道生「やれやれ…。総士も、本当に人付き合いが下手な奴だな…」
ランバ「あっ、少女漫画みーつけた!」
アナ「よろしければお貸ししますので、どうぞ持っていって下さい」
ランバ「いいの? やったあ!」
ミラ「あら? ここの所、ごっそり本が無くなってるけど…」
アナ「そこはサコン先生にお貸しした本が入っていたんです」
ゴオ「アスランは何を借りるつもりなんだ?」
アスラン「えっ? 俺は…」
ハイネ「『頼りになる隊長になるために』? こっちに来てからも苦労してるんだな、アスラン」
ルナマリア「…はい、これが今、プラントで流行のファッションよ」
アナ「わあ…どれもかわいい…」
メイリン「こっちのページにはお菓子特集も載ってるわよ」「私のオススメはこのケーキ! ちょっとだけほろ苦いのがオトナの味って感じで…」
アナ「美味しそう~!」「でも、食べ過ぎると太りますから…見るだけで我慢します…」
メイリン「…! そ、そうね…そうよね…」
ミア「メイリンさん、ダイエットは一日にして成らず! 頑張って下さいね」
メイリン「は、はい…」「さすがにミアさんに言われると説得力あるなぁ…」
〔扉の開閉音〕
レ・ミィ「大分にぎやかじゃない」
アナ「あっ、レ・ミィさん。あなたも遊びに来てくれるなんて…」
レ・ミィ「な、何を言ってるのよ! ちょっと騒がしいから見にきただけよ!」
キラ「ごめん…。ちょっと僕達も騒ぎすぎたみたいだね…」「アナ姫も、ごめんね」
アナ「私は全然気にしてませんよ、キラさん。むしろ、うれしいのです」「本当に、みんながこうやって仲良くできれば、どんぱちどん! ってやらなくて済むんですけど…」
キラ「そうだね…」
真矢「ねえ、一騎君…。やっぱり思い出作りって大切だよね」
一騎「えっ?」
真矢「もし、私達だけでフェストゥムと戦う事になったとしたら、もっと戦いの毎日だったと思うんだ」「そうやって戦いばかりになると、思い出を作るのが怖くなるでしょ?」「でも、思い出がないと、戦いの後自分の居場所がなくなっちゃって…」「それで戦いばかりしたくなっちゃうんだと思う。でも、一騎君はそうならないで。戦いばかりにならないで」「今、一騎君の居場所は、ここだから。この部隊は戦いだけの部隊じゃないから大丈夫だと思うけど…」「私、ファフナーに乗る前の一騎君の事、絶対に忘れないよ…」
一騎「遠見は誰かの分まで思い出を大切にしてくれるんだな…」「だから一緒にいると安心するのかな」
真矢「そ、そうなのかな…」
一騎「大丈夫。俺だって忘れない。俺の居場所、みんなの事、竜宮島の事…」
真矢「うん…」
ミラ「ナオト君、あなたも来てたの?」
ナオト「あ、はい。少しでもみんなとお話したくて…」「僕、戦闘要員じゃないですからなかなかゆっくり話す機会もなさそうですし…」
ミラ「いい心がけね。大丈夫、あなたならすぐにみんなと仲良くなれるわ」
ヤンマ「だったら、ナオトは俺達の弟分にしてやるよ!」
ミラ「あら、カニタンクのみんな」
ブビィ「どうも、ミラさん」
ハッチョ「ナオト、俺達のことは兄貴って呼べ!」
ナオト「は、はあ…。兄貴…」
ヤンマ「話がわかるな。よーし、これからは俺達、4人トリオだ!」
ナオト「4人はトリオって言わないんじゃ…」
ミラ「さっそくお友達ができたみたいね。うらやましいわ…」「私、前のようにみんなに溶け込めなくて…」「普段は医務室とシミュレーター室の往復しかしていないのよ」「ゴオや杏奈ちゃん、千鶴さん、乙姫ちゃんとはよく話すんだけど…」
ブビィ「じゃあ、ミラさんも俺達の妹分になるか? 最近出番が少なくて…」
ピュリア「調子に乗ってんじゃねえ!」
〔殴打音〕
〔画面、振動〕

ヤンマ「うわっ! 姉御!」
ピュリア「ったく、お前達がナオトやミラさんと何を話してるかと思えば…」
ミラ「怒らないでやって、ピュリア。私は妹分になれって言われた事は迷惑だなんて思ってないから」
ピュリア「いいや、こいつらの事だ…。ナオトをパシリにして自分達が楽しようとか…」「元エースパイロットのミラさんと組んで目立とうとか…」「そういう魂胆で話を持ちかけたんだろ? コラ!」
ブビィ「ごめんなさいぃっ!」
ナオト「わかりました。僕、ヤンマさん達の弟分になります」
ピュリア「えっ?」
ヤンマ「いいのかよ?」
ナオト「はい。それが皆さんやダイヤ君を助ける事につながるんなら…」「弟分になって頑張るのが僕の役目です!」
ピュリア「ったく、しょうがねえな…。本人がそう言うんじゃ、アタシも断れねえ…」「ヤンマ、ハッチョ、ブビィ! お前達が責任を持ってナオトの面倒を見るんだぜ!」
ヤンマ「アイアイサー!」
ナオト「あ、改めてよろしくお願いします! 兄貴!」
ミラ「…あの子も居場所を見つけた…」「私の居場所は…どこ…?」

アナ「すいません、出発前だったのに」
シン「こっちこそ、大人数で押しかけちゃってすみませんでした」
ゴオ「だけど、おかげで普段話さないような奴とも話せたし…」
道生「カノンもみんなと仲良くなれたし。なあ?」
カノン「…命令があれば、今までだってできた」
道生「まあ、本人はこう言ってるが…」
宙「こういう休息時間ってのもいいもんだな」
コトナ「ルージ君とアナ姫様のお手柄ね」
セレーネ「そろそろ時間だわ。それじゃまたね、アナ姫様」
ディック「次は俺がダンスパーティーでも企画しよう…」
ヤッサバ「シベリアエリア流の立食パーティーもいいかもしれねえな!」
アナ「楽しみにしていますよー!」
〔扉の開閉音〕
アナ「ありがとう、みんな…」
リュボフ「これでお別れというわけでもないですが…何だかさびしゅうございますね…」
アナ「パイロットをやっているみんなは、きっともっとつらい事の連続なのよ?」「だったら、私達はそれを助けなきゃ!」
リュボフ「そ、そうですね。でしたら私は、今度こそサコン先生の慰労会を…」
アナ「そうですね…。結局あの方はまだ働きづめで…大丈夫だといいけど…」

大空魔竜/格納庫
ジョシュア「いよいよ僕達の地球に戻れるんですね!」
ルージ「ミロード村はどうなっただろう…。父さんやファージは元気かな…」
コトナ「そういえば、ジェネレーター職人を探してないわね…」
ウェンディ「戦いに明け暮れちゃって、それどころじゃないもんね…」
カルメン99「ジェネレーター職人を探してあげるって約束、守れなくてごめんね…」
ルージ「いいんです。今は二つの地球の平和を守る方が大事ですから…」「それに、ミロード村にもしもの事があっても、父さんがいれば、みんなをちゃんと導いてくれますよ」
コトナ「ルージ…」(口ではああ言ってるけど、本当はつらいでしょうね…)
剣司「もう一つの地球か…。そんな所に行くなんて、いまだに信じられねえぜ」
真矢「竜宮島の外にだってろくに出た事がないのにいきなり別世界だもんね…」
衛「さ、さっきから手が震えちゃってさ…」
咲良「な、情けないね! それでも男なの!?」
道生「そう言う咲良ちゃんだって、声が裏返ってるじゃないか…?」
咲良「そ、そんな事ないですよ…!」
〔扉の開閉音〕
ゴオ「緊張してるみたいだな、ファフナーのパイロット諸君」
一騎「さ、猿渡さん!」
杏奈「心配する事ないわよ。もう一つの地球って言っても私達の地球とそう変わらないから」
真矢「ほ、ほんとですか…?」
杏奈「ところで、前から聞きたかったんだけど衛君が戦闘中にかぶってるマスク、あれは何なの?」
真矢「ゴウバインじゃないですか! 大粒あんこ先生の大人気マンガです。知らないんですか?」
杏奈「ゴウバインねえ…。私は聞いた事がないけど…ゴオちんは知ってる?」
ゴオ「ああ、もちろん知ってるぜ? 俺もガキの頃、大好きだったからな」
剣児「俺も読んでたぜ。ゴウバインごっこでケガをしてよく怒られたっけ…」「その頃は、まさか本当にロボットを操縦する事になるなんて、夢にも思わなかったけどな」
衛「僕と同じゴウバインファンがいてくれてうれしいです!」「僕は第4シーズンの第5話が大好きなんですよ何度読んでも涙が出て来ちゃいます!」
ゴオ「あ…俺は第3シーズンまでしか読んだ事がないから…」
剣児「あれ? ゴウバインって、第3シーズンの最後にボスを道連れに自爆したんじゃなかったか?」
衛「第4シーズンの第1話で奇跡的に復活するんですよ!」「復活したゴウバインはさらに強くなって大活躍するんです!」
ゴオ「そ、そうなのか…」(第4シーズンなんて出てたのか…。あれだけブームになったマンガが復活したら…)(もっとニュースになりそうだけど…。ま、しょせんは子ども向けのロボットマンガって事か…)
衛「…というわけで、第4シーズンから出てくる新たなライバルがですね…」「猿渡さん! 僕の話聞いてます?」
ゴオ「あ、ああ。すまん。ちょっと考え事してた…」
衛「も~! ゴウバインファンならもっと熱く語り合いましょうよ!」
ウェンディ「ふふっ…。衛君って、ゴウバインってマンガが本当に好きなのね…」
衛「もちろんだよ、ウェンディちゃん! ゴウバインは僕の人生の教科書と言ってもいいくらいだよ!」「そうだ! 今度、竜宮島に行く事があったらウェンディちゃんにも…」
〔大空魔竜の警報〕
ルル「パイロットの皆さんに連絡します。これより大空魔竜はもう一つの地球へ向けて出発します…」「ゲートで移動するだけなので特に問題はないと思いますが…」「念のため、いつでも出撃できるように戦闘配備をして下さい」
ゴオ「さあ、休憩時間は終わりだ! 各自、持ち場につけ!」
ルージ「了解!」
衛「猿渡さん! 剣児さん! 後でまたゴウバインの話をしましょうね!」
ゴオ「あ、ああ…。暇だったらな…」

大空魔竜/ブリッジ
サコン「座標セット完了。成功すれば、ハラヤードの近くに転送されるはずです」
ルル「わかりました!」
カガリ「アークエンジェル! エターナル! 準備はいいか!?」
〔通信の開く音〕
マリュー「いつでもどうぞ!」
ラクス「こちらも準備はできています」
サコン「ゲート発生!」
〔画面、黄色にフラッシュ〕
〔転移音〕

ローサ「前方にゲートの発生を確認しました!」
ルル「大空魔竜、発進!」
マリュー「アークエンジェル、発進!」
ラクス「エターナル、発進!」
〔画面、黄色にフラッシュ〕
〔転移音〕


大空魔竜/ブリッジ
ロンゴ「ゲートを抜けました!」
ラ・カン「…間違いない。ここはエリアZiだ」
レ・ミィ「とうとう帰ってきたのね!」
〔モニターの開く音〕
マリュー「アークエンジェルも無事にゲートを抜けました」
ラクス「エターナルも問題ありません。カガリさん、これからどうします?」
カガリ「エリアZiの事、ディガルドの事はラ・カンさんに話を聞くべきだろう…」「ラ・カンさん。我々はこれからどうすればいいんですか?」
ラ・カン「アスハ代表。ひとまずハラヤードへ向かっていただけませんか?」「領主のハーラ殿に会って、世界の情勢を聞きたい…」
ゲイン「待った。エリアZiもシベリアも主要な街や村や、ディガルドに占領されちまってる」「うかつに近づかない方がいい」
ラ・カン「な、何という事だ…!」
コトナ「それなら、ハラヤードの近くにある嘆きの山で、反ディガルドのゲリラ活動をしている知り合いがいるわ」
ルージ「ゲリラですか…?」
コトナ「ええ。そいつに会えば、今の世界の情勢も、ディガルドの事も詳しくわかると思うわ」(ほんとは会いたくないけど、そんな事言ってる場合じゃないものね…)
カガリ「じゃあ、そのゲリラとコンタクトを取る事にしよう。目標は嘆きの山だ!」「みんな、行くぞ!」

大空魔竜/ブリッジ
コトナ「えーっと、確かこの辺だと思うんだけど…」
レ・ミィ「ちょっと! 場所を知らないの?」
コトナ「ここにアジトがあるって話は聞いた事があるけど、実際に来た事はないのよ…」
ルージ「ええっ?」
〔レーダー反応〕
ローサ「周囲に多数の熱源反応!」
ピュリア「見ろ、あそこ! ゾイドだぜ!」
リー「こっちにもいやがる!」
ルージ「俺達、囲まれてますよ!」
レ・ミィ「ちょっと! どうすんのよ!」
コトナ「コングタイプのゾイドはいる?」
ラ・カン「…正面、右にいるようだが…」
コトナ「そいつがゲリラのリーダーよ。私、ちょっと行ってくる!」
〔扉の開閉音〕
レ・ミィ「ちょっと、コトナ!」
ラ・カン「今はコトナに任せるしかあるまい。しばらく待とう…」

レ・ミィ「もう待てない! 私も行ってくる!」
ルージ「もう待てないって、まだ5分も経ってないよ?」
ラ・カン「ゲリラのリーダーと交渉してるんだ。そう簡単に話がつくとは…」
〔扉の開閉音〕
コトナ「お待たせ! 会ってくれるって! さあ、行きましょ!!」
カガリ「ずいぶんあっさりOKが出たな」
コトナ「前から誘われてたのよ。仲間にならないかって…」「だから、私の仲間なら、大歓迎だって言ってたわ」
カガリ「そっか…」
コトナ「じゃあ、行きましょ!」

嘆きの山/ガラガのアジト
コトナ「紹介するわ。ゲリラのボス、ガラガよ」
ガラガ「雷鳴のガラガだ。よろしく頼むぜ!」
コトナ「ねえ、ガラガ。ディガルド武国がエリアZiの外にまで侵略の手を伸ばしたって、ほんとなの?」
ガラガ「何だ、コトナ。そんな事も知らないのか?」
コトナ「この人達と一緒に遠くを旅してたの。エリアZiにはついさっき戻ったばかりなのよ」
ガラガ「そうだったのか…」「ディガルドがエリアZiの外に出たってのは本当の話だ」「奴ら、どうやったのか知らねえが死の山の嵐を乗り越える方法を見つけやがって…」「山向こうの世界の侵略を始めたんだ。もちろんエリアZiでの勢力拡大も加速度を増してな…」「俺達も必死に抵抗しちゃあいるが苦戦しっぱなしだぜ…!」
ゲイン「だから言ったろ? ディガルドはシベリアで暴れまわってるって…」
カガリ「誰も疑っちゃいないさ。確認しただけだろ…」
ロン「おい、ガラガ! 手を貸してくれ!」
ガラガ「どうした、ロン!」
ロン「ここへ戻って来る途中でケガ人を拾ったんだ」
ガラガ「ケガ人だと?」
村人「う、うぐぐ…」
剣司「うわ、ひどい傷…」
コトナ「早く手当てしなくちゃ!」
ロン「コトナ! どうして君がここに? それに、この人達は…?」
コトナ「その話は後。今はケガ人の治療が先よ」
ロン「おっと、そりゃそうだ。ガラガ、この人をそこに寝かせてくれ、僕は薬を取って来る」
ガラガ「わかった!」
村人「う、ううっ…。こ、ここはゲリラの…」
ガラガ「ああ、そうだ。俺はガラガ。ゲリラのリーダーだ」
村人「あ、会えてよかった…。頼む、ズーリの救援に…来て欲しい」
ガラガ「ズーリ…?」
ラ・カン「なにっ? 今、ズーリと言ったか!?」
村人「ディガルドが…ズーリに攻めて…」「ああっ! あなたは…殿! 殿ではありませんか!」
レ・ミィ「!!」
ラ・カン「…………」
ルージ「殿…?」
村人「と、殿…ズーリをお救い下さい…。殿が来て下されば…ごふっ!」
ガラガ「…死んじまったか…」
ロン「…間に合わなかったか。気の毒に…」
ミア「命をかけて助けを呼びに来たのね…。かわいそうに…」
コトナ「…この人、ズーリから来たみたいね」
ロン「近くに、ボロボロになったバラッツがあったからね。必死で逃げてきたんだと思うよ」
ダイヤ「ラ・カンさんを見て殿って言ってたけど…?」
ルージ「知り合いなんですか、ラ・カン?」
ラ・カン「…いや。直接の面識はない」
つばき「でも、この人はラ・カンさんを知っているようでしたけど…?」
ラ・カン「…………」
カガリ「ラ・カンさん…?」
レ・ミィ「おじさま。ズーリが襲われているわ。助けに行かなくちゃ!」
ロン「ズーリは、ディガルドに街や村が追われた人達が流れつく街…」「言ってみれば、最後の逃げ場所みたいなもんだ」「ズーリまで占領されたら、エリアZiはディガルドの手に落ちたも同然だよ」
甲児「そいつはほっとけねえ! 救援に行こうぜ!」
ラ・カン「…………」
レ・ミィ「迷ってる場合じゃないわ! ズーリに行きましょう! おじさま!」
ラ・カン「…カガリさん、ラクスさん。詳しい事はいずれお話ししますが、ズーリは私と因縁浅からぬ街なのです」「どうか、皆さんの力をお貸しいただけますか?」
カガリ「当たり前じゃないか!」
ラクス「わたくし達は、ディガルドからこの世界を守るために来たのではありませんか」
ラ・カン「感謝します…!」「…命がけで、伝令に来た彼もズーリに連れて帰って、弔ってやらねば…」
剣児「そうと決まりゃ、さっさと行こうぜ! そのズーリとかって所によ!」
ラ・カン「ガラガ殿。あなた方の力もお借りしたい。共にズーリまで来てもらえるかね?」
ガラガ「おう! ディガルドの奴らをぶっ潰すためなら喜んで協力するぜ! なあ、ロン?」
ロン「ああ。もちろんさ。よろしくお願いします、ラ・カンさん」(ここにいる人達が何者なのか、すごく興味もあるしね…)
ラ・カン「今行くぞ、待っていてくれ…!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「結成!ディガルド討伐軍」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
ダ・ジン「何度言われても返答は同じだ! このズーリは、決してディガルドに屈する事はない!」
ソウッタ「馬鹿だなあ…。ちょっとくらい守りが堅いからっていい気になって…」「こんな街、バイオケントロにかかればあっと言う間におしまいなのに…」
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

〈出撃準備〉
ガラガ「待ちやがれ、オラァーッ!」
レ・ミィ「ズーリの街には1歩も入れさせないわよ!」
ソウタ「…何だ、貴様らは? 邪魔をする気か?」
ダ・ジン「あ、あのソードウルフは…殿! いや、ラ・カン様!」「ズーリを助けに来て下さったのか!」
ラ・カン「ジンよ。ズーリをディガルドに渡すわけにはいかん。私も戦うぞ!」
ダ・ジン「ラ・カン様っ!」
ルージ(ラ・カンが殿って、どういう事なんだろう…?)
セレーネ「ヤーパンの天井周辺にも出てきたバイオゾイドね!」
ムウ「戦闘データは確認させてもらった。生半可な攻撃が通用しないってのは正直しんどそうだが…」
ロール「ならば、全て粉砕するまでだ!」
マリュー「ルージ君、ラ・カンさん。切り込み役、よろしくお願いします」
ルージ「頑張ります!!」
ラ・カン「奴ら相手では、リーオの武器の攻撃でないと効果的とは言えんからな」
ガラガ「それじゃあ野郎ども、行くぞーっ!」
甲児「お前が命令するんじゃねえ!」
<戦闘開始>

<ソウタ撃破or2PP・敵増援1出現>

〔敵ユニット出現〕
ゲオルグ「既に戦闘中か…」
ソウタ「ゲオルグ少将!? 何しに来たの?」
ゲオルグ「ジーン大将から、貴官のサポートを命じられた」
ソウタ「サポート? そんな物必要ないよ!」
ゲオルグ「そうは見えんが…?」
ソウタ「少将は手を出さなくていいから! そこで見てて!」
ゲオルグ「そうはいかん。ジーン大将の直々のご命令…」「…むっ! あのソードウルフは…! まさか、ラ・カンか! 奴め、ズーリに戻っていたのか!」
ソウタ「ゲオルグ少将、何をひとりでブツブツ言ってるのさ?」
ゲオルグ「貴官のサポートはやめだ、ソウタ…」
ソウタ「えっ?」
ゲオルグ「追い続けている宿敵を見つけた…。貴官を手助けしている暇はない!」
ソウタ「勝手にすれば? 僕は元々助けなんて必要としてないからさ…!」
ゲオルグ(ラ・カンめ。今日こそ決着をつけてやる!)
ロン「新手が来たようだね。また大型のバイオゾイドか。こりゃやっかいだな…」
ガラガ「何が出てこようと同じだ! 俺のデッドリーコングでブッ飛ばしてやる!」
キラ「増援のリーダーはこの前のゾイドか…!」
衛「ならば、同じように戦えばいい!」
美和「頼みますよ、皆さん…!」

<ミストが戦闘>
ミスト「ディガルド武国に手を貸して、あいつらは何を企んでいるんだ? どうして自分達で攻めてこない!?」

<ルージが戦闘>
ルージ「ディガルド武国がさらに勢力を拡大しているのか…」「ミロード村も占領されてたらどうしよう…!」
ラ・カン「迷うな、ルージ。今は目の前の敵に集中するんだ!」
ルージ「は、はいっ!」

<レ・ミィが戦闘>
レ・ミィ「ジンおじさま。待っててね! ディガルドなんて、私が全部追い払ってみせるから!」

<コトナが戦闘>
コトナ「ズーリと聞いた時のラ・カンの態度…。それに、殿って…?」「早いとこ敵を倒して、真相を聞かなくっちゃ!」

<ラ・カンが戦闘>
ラ・カン「エリアZiに戻ってきた直後にズーリの街に来る事になろうとは…。やはりこれが宿命なのだろうか…」

<ガラガが戦闘>
ガラガ「雷鳴のガラガ様が助けに来たからにはもう安心していいぞ!」「さあ、ひと暴れするぞ、デッドリーコング!」

<ロンが戦闘>
ロン「ズーリといえば、鉄壁の防御を誇る要塞都市」「ここを攻め落とすのは、ディガルド武国と言えども難しいと思うけどねえ…」

<ダイヤvsソウタ>
ソウタ「竜のゾイドの頭部が人型のゾイドになった!? こいつはなんてユニークなんだ…!」
ダイヤ「ガイキングはゾイドなんかじゃない! 人呼んで炎の巨人だ! よく覚えとけ!」

<ゲイナーvsゲオルグ>
ゲイナー「シベ鉄も悪党だけど、それを苦しめる奴らが正義の味方とは限らないって事か!」
ゲオルグ「正義の味方か…。ディガルドはそんな枠に収まらん」

<ヴァンvsゲオルグ>
ヴァン「打倒ラ・カンに燃える執念深いオヤジか…」「敵ながら、あんたにはシンパシーを感じるぜ!」
ゲオルグ「何者かは知らんが、男同士で気持ちの悪い事を言うな!」
ヴァン「…男同士ってわざわざ意識させるんじゃねえよ! 俺まで気持ち悪くなってきた…!」

<ルージvsソウタ>
ルージ「また新しいバイオゾイドか! 次から次へと、いったいどれだけ出てくるんだ!?」
ソウタ「ライガータイプか…。メタルZiの太刀なんか付けちゃって、少しは楽しませてくれるの…?」

<レ・ミィvsソウタ>
ソウタ「驚いたな。君みたいな女の子がそんな大型ゾイドに乗ってるなんて…。ケガしないうちに帰った方がいいよ?」
レ・ミィ「あんただって、まだ子供じゃない! お父さまのランスタッグの力、見せてあげるわ!」

<コトナvsソウタ>
ソウタ「空飛ぶゾイドか…。普通のゾイド相手なら、圧倒的に有利かもしれないけど…」「バイオケントロには通用しないからね!」
コトナ「通用しないかどうか、私の操縦テクニックを見てから言いなさい!」「行くわよ、レインボージャーク!」

<ラ・カンvsゲオルグ>
ゲオルグ「どこに行方をくらませたかと思ったらズーリに戻っていたとはな…!」「もう逃がさんぞ! ラ・カン!」
ラ・カン「お、お前はいったい…!?」
ゲオルグ「ここがお前の墓場となるのだ。バイオトリケラの力を思い知るがいい!」

<ラ・カンvsソウタ>
ソウタ「貴様、ラ・カンだな? 噂は聞いた事がある…」「貴様を倒して、ジーン大将に喜んでいただくんだ!」
ラ・カン「私は新たな目的を見つけた。それを果たすまでは、倒されるわけにはいかんのだ!」

<ガラガvsゲオルグ>
ゲオルグ「このコングタイプ、なぜ左腕に包帯を巻いている? 何か武器を隠し持っているのか!?」
ガラガ「おっと、こいつに興味を持たない方がいいぜ。今すぐ死にたいんなら、話は別だがな!」

<ガラガvsソウタ>
ソウタ「図体ばっかり大きくて、頭の悪そうなコングタイプだなぁ…。こんな奴、バイオケントロの敵じゃないよ」
ガラガ「うるせえっ! それはこっちのセリフだ! ガキの乗ってるゾイドなんか、アクビしながらでも倒せるぜ!」

<ロンvsゲオルグ>
ロン「巨大なツノが、いかにもデンジャラスなバイオゾイドだな…。あれで刺されたら、さぞ痛いだろうねぇ…」
ゲオルグ「お望みとあれば、串刺しにしてやる。そこを動くなよ!」
ロン「遠慮しておくよ。命は一つしかないからね」

<ロンvsソウタ>
ロン「大きなソードが2本…。この新型は接近戦がお得意のようだね。さて、どうやって戦うのが効率的かな…?」
ソウタ「考えてる暇なんかないよ! あっという間に切り刻んであげるからね!」

<一騎vsソウタ>
一騎「…このゾイドのパイロット…。俺と同じくらいの少年だ…!」
総士「一騎。同情なんかしてる場合じゃない。戦わなければお前が負けるぞ!」
一騎「同情なんかしていない! ただ、どこの世界にも、戦う宿命を背負った子供がいるんだなって…」
総士「それは立派な同情だ!」
ソウタ「おいおい! ひとりで何をブツブツ言ってるんだ? 薄気味悪い奴め!」

<ゲオルグ撃破>
〔ゲオルグに爆発〕
ゲオルグ「ええい! またしても不覚をとったか…!」「せっかくラ・カンを倒す機会だと言うのに…!」「まあいい。奴がズーリに戻ったという事が判明しただけで収穫だからな…」「ラ・カンよ…次に会った時が貴様の最期だと思え!」
〔敵ユニット離脱〕

<ソウタ撃破>
〔ソウタに爆発〕
ソウタ「何だ!? ケントロの動きが鈍ってる!? ダメージを受けすぎたか!」
ルージ「新型のバイオゾイドの動きがおかしいぞ…。とどめを刺すチャンスだ!」「いっけええっ!」
〔ルージ、ソウタへ攻撃〕
[イベント戦闘「ルージvsソウタ」]
ルージ「なにっ!? リーオの剣をはじき返された!」
ソウタ「ふふっ…。メタルZiの大刀か…」「でもね、そんな攻撃じゃバイオケントロは倒せないよ!」
ルージ「あの2本の剣をかいくぐらないとあいつは倒せない…。いったいどうすれば…!」
ソウタ「さあ、今度はこっちから…」「…ええいっ! やっぱり思うように動かない! これじゃ戦えないじゃないか!」「今日の所は撤退だ! 覚えてろよ!」
〔敵ユニット離脱〕

<敵全滅・勝利条件達成>
ガラガ「よっしゃあっ! 俺達の勝利だ!」
レ・ミィ「ズーリを守ったわ、おじさま!」
ラ・カン「ああ、ありがとう、皆さん。心から感謝する!」
ダ・ジン「ラ・カン様! さあ、中へどうぞ! 皆、あなた様の帰りを心からお待ち申しておりました!」
ラ・カン「…………」
レ・ミィ「おじさま…」
ルージ「あの…ラ・カン。どうして殿って…?」
ラ・カン「それは…」
〔レーダー反応〕
ミリアリア「気をつけて下さい! 空間のひずみを感知しました! …ゲートが発生します!」
ミスト「なにっ!?」
〔敵ユニット出現〕
シェルディア「ああっ! あれは…!」
ミスト「ベザードを襲った機体じゃないか!」「待てよ…見覚えのない奴が一体いる! もしかして、あいつが指揮官か!?」
ゴオ「なにっ!?」
ヴェリニー「てめえらっ! よくもアタシの大事な計画の邪魔をしてくれたわねっ!」
ミスト「な、何だ、こいつは…!」
ヴェリニー「アタシの名前はヴェリニー! この星の影の支配者さ!」
ハッター軍曹「な、何とぉーっ! 影の支配者だぁーっ!?」
ディアッカ「そういう事は、秘密にしておくべきなんじゃ…」
ヴェリニー「いいんだよ! どうせてめえらはここで死ぬんだ!」
シン「ふざけるな! そんな簡単に殺されてたまるか!」
ルナマリア「そうよ! あんたが何者か知らないけど大口を叩くんじゃないわよ!」
シェルディア「ちょっとあんた! レムはどこ!? レムを返してっ!」
ヴェリニー「はぁ? 誰、それ? なにワケわかんない事言ってんだ!?」
ミスト「ガズムとかいう奴だ! そいつはどこにいる!」
ヴェリニー「ガズムだって? 嫌な奴の事を思い出させてくれるじゃないか…!」「アタシはあいつのおかげで大損害をこうむったんだよ!」
ミスト「はぁ…? お前こそ、ワケのわからない事を言いやがって…!」
ヴェリニー「でもさ、別にあいつが空間に亀裂を作ったわけじゃないし…」「あいつの所に怒鳴り込むのも筋違いってもんだ…」「だから、てめえらに八つ当たりをさせてもらうのさ!」
ロン「何だかよくわからないけど、面倒な事になりそうだね…」
ヴェリニー「さあ、皆殺しショーの始まりだ! 覚悟しな!」
ミスト「何が八つ当たりだ! 皆殺しだ! ふざけるなっ!」
ヴェリニー「…おや? よく見たらレヴリアスじゃないか…!」
ミスト「えっ!?」
ヴェリニー「あんたのせいでイスペイルは散らばったんだろ? かわいそうに…」
ミスト「うるさい! イスペイルの事なんかどうだっていいんだ!」「ガズムはどこだ! 教えろっ!」
ヴェリニー「アタシに勝てたら教えてやるよ! かかっておいで、坊や!」
ミスト「馬鹿にしやがって! いくぞっ!」
ゴオ「待て! 相手の動きも見極めずに突っ込むな!」
〔ミスト、ヴェリニーへ隣接〕
〔ミスト、ヴェリニーへ攻撃〕

[イベント戦闘「ミストvsヴェリニー」]
ミスト「うわあああっ!」
〔ミストに爆発〕
〔ミスト、後退〕

シェルディア「今度はボクが相手だ! お前に勝って、レムを返してもらう!」
ヴェリニー「だから、レムなんて知らないって言ってんだろ!?」
〔シェルディア、ヴェリニーへ隣接〕
〔シェルディア、ヴェリニーへ攻撃〕

[イベント戦闘「シェルディアvsヴェリニー」]
シェルディア「きゃあああーーっ!」
ミスト「シェルディアっ!」
〔味方ユニット撃破〕
ディック「やられちまったのか…!」
ヴェリニー「…アタシの機体に傷をつけるなんて、生意気な小娘だね!」「どうせ、その辺で生きてるんだろ!? とどめを刺してやるよ!」
ミスト「そうはさせるかあああっ!!」
〔画面、緑にフラッシュ〕
〔光の放射音〕

ヴェリニー「ちょっと何!?」
ミスト「うおおおおっ!!」
〔ミスト、ヴェリニーへ隣接〕
〔ミスト、ヴェリニーへ攻撃〕

[イベント戦闘「ミストvsヴェリニー」]
ヴェリニー「な、なんてパワーなの!? そうか、イスペイルが欲しがったのはこの力か!」「…まあいいわ。今日の所は退散してやるわよ。機体に傷もついちゃったし…」「覚えてなさいよ!」
〔敵ユニット離脱〕
ゴオ「何だったんだ、いったい…」
鏡「あれもイディクス…という事か。イスペイルの機体と違って、やけに生物的だな…」
光司「なあに、新たな敵組織が出てきたってわけじゃないんだ。そこまで気にする必要はないぜ」「だけど…」
ミスト「シェルディア! 大丈夫か! シェルディア!」「まずい! 返事がない! ラミアス艦長! 医務室の準備をお願いします!」
マリュー「わかったわ。シェルディアさんを急いで収容して!」
ミスト「はいっ!」
〔味方ユニット離脱〕
ダ・ジン「ラ・カン様、今の敵はいったい…」
ラ・カン「…ディガルドの背後に控える真の敵だ」
ダ・ジン「真の敵ですと?」
ラ・カン「奴らの事を気にする必要はない。今、我々が倒さねばならんのはディガルド武国だからな…」
ダ・ジン「では、ラ・カン様! ディガルドと戦う決意をなされたのですか!」
ラ・カン「…ああ。そのために私はズーリに帰ってきたのだ」
ダ・ジン「このダ・ジン、うれしゅうございますぞ!」「さあ、ラ・カン様、それにお仲間も、街の中へお入り下さい。歓迎いたしますぞ!」
ガラガ「おう! 勝利の酒宴を準備しておいてくれよ!」
ダ・ジン「お任せ下さい!」
コトナ「もう、ガラガは図々しいんだから…!」
ラ・カン「さあ、皆さん。ズーリの街へどうぞ…!」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ズーリ/市街
ダ・ジン「お久しぶりです、ラ・カン様」
ラ・カン「元気にしていたか、ダ・ジン」
ダ・ジン「歳をとると、あちこちにガタが来ますが、なに、まだまだ若い者には負けません!」
カガリ「ラ・カンさん、この方は…?」
ラ・カン「キダ藩の家老だった、ダ・ジンです」
カガリ「キダ藩…?」
ラ・カン「その事は後でゆっくりお話しします」「…ジンよ、このお嬢さん達が我々のリーダー…」「カガリ・ユラ・アスハさんと、ラクス・クラインさんだ」「そして、その後ろにいるのが、私と共に戦っている仲間達だ」
カガリ「よろしく頼む!」
ラクス「よろしくお願いします、ダ・ジンさん」
ダ・ジン「こんなうら若きお嬢さん達がリーダーとは…!」「ラ・カン様がリーダーなのではないのですか?」
ラ・カン「彼女達は、地球という星で、国家を束ねる立場でいらっしゃる。私など、足元にはおよばんよ」
ダ・ジン「驚きですな…」「…ところでラ・カン様。ミィ様はどちらに…?」
レ・ミィ「ここにいるわよ、ジンおじさま!」
ダ・ジン「姫! お綺麗になられて…。ますますお母様に似てこられましたな」
ルージ「ラ・カンが殿で、ミィが姫…。どういう事です?」
ピュリア「ラ・カンさんって、ほんとは偉い人なのか?」
ラ・カン「…その件は城に着いてからゆっくり話そう…」
ダ・ジン「さあ、皆さん、こちらへどうぞ…」

アークエンジェル/医務室
ミスト「どうですか、先生。シェルディアの具合は?」
フランクリン「ケガはそれほどひどくないが、精神的に弱っているな。妹さんの一件で、相当思い悩んでいるようだ」
ミスト「面会、できますか?」
フランクリン「今は誰にも会いたくないそうだ。お前にもな…」
ミスト「そ、そんな…!」
〔扉の開閉音〕
アンジェリカ「ミスト、シェルディアはどう?」
ミスト「ケガは大丈夫だけど、精神的にダメらしい。俺とも会いたくないんだってさ…」
アンジェリカ「妹さんの事が心配なのね…」
ミスト「ああ。俺達に心配かけまいとして、無理をしてたんだと思う…」
アンジェリカ「そう…。ところでミスト…」「こんな時に悪いんだけど、マードックさんが格納庫に来て欲しいって…」
ミスト「マードックさんが? わかった、すぐ行くよ…」

ズーリ/城中
コトナ「ええっ! ラ・カンって、キダ藩の領主だったの!?」
ルージ「それで殿って呼ばれてたのか…」
ロン「ミィは領主の姪。だから姫様ってわけね…」
リュボフ「ミィさんもお姫様だったなんて、ビックリです。あんなお転婆なのに…」
アナ「そんな事を言うものではありませんよ、リュボフ。私だって、こんなにお転婆ではありませんか?」
リュボフ「ひ、姫様がお転婆だなんて…そんな事ありませんわ!」
ゲイン(十分、お転婆だと思うがね…)
剣児「ところでよ…藩って何だ?」
杏奈「剣児君…それって義務教育の範囲内だと思うんだけど…」
剣児「う、うっせえな! 俺達の地球と、こっちとじゃ意味が違うかもしれねえだろ!」
ラ・カン「藩というのは、いくつかの村や街が集まってできた寄り合い所帯のような物だ」「キダ藩は、大きくはなかったが農業が盛んな、豊かな藩だった…」
ムウ「だった…と言うと?」
ラ・カン「今から数年前…。キダ藩に銀色のゾイドが攻め込んできた」
ルージ「ディガルド武国ですか!」
ラ・カン「当時はまだ、ディガルド公国と名乗っていた…」「ディガルドの国王は、私に降伏を迫った。私は迷った…。キダ藩にも、相当な数の大型ゾイドがあったからだ」「闘いになれば、あるいは勝ちを収める事ができたかもしれない…」
ルル「ディガルドと戦ったんですか?」
ラ・カン「いや。見た事もない技術を持ったディガルドを恐れた私は…」「数人の側近と共に藩を離れる事を選んだ。この判断が、大きな誤りだったのだ」
コトナ「誤り…?」
ラ・カン「ほとんど無傷でキダ藩を手に入れた事に気をよくしたディガルドは、次々と周りの国や藩、街に攻め入り始めた」「そうして侵略を進めたディガルドはますます強大になっていった…」
ゲイン「今じゃ、シベリアにまで勢力を拡大してやがるからな…!」
ラ・カン「今にして思えば、キダ藩が徹底的に抗戦していれば、たとえ勝てないまでも…」「今のディガルドの横暴はなかったはずだ。臆病者で逃げ腰な私の態度が、ディガルドを増長させてしまったのだ」
レ・ミィ「おじさま…」

アークエンジェル/格納庫
ミスト「マードックさん、お呼びですか?」
マードック「おう。実は、シェルディアの機体の事で話があるんだ」
ミスト「まさか、修理できないんですか!?」
マードック「いや。ダメージが大きいのは確かだが当たり所はよくてな。ちゃんと修理できるぜ」
ミスト「よかった…。じゃあ、話って…?」
マードック「シェルディアの機体って、アンジェリカの機体と微妙に内部構造が違うよな?」
ミスト「ええ。あれは俺がベザードに飛ばされた時たまたま一緒に飛ばされた機体で…」「壊れかけていたのをベザードの技術で改造して何とか動くようにしたんです」
マードック「なるほど、それであっちこっちにいろんなパーツがぶら下がってたんだな?」
ミスト「はい。動いてるのが奇跡みたいなマシンだったんですよ」
マードック「そうか…」「…ところで、お前、メカニックの経験はあるのか?」
ミスト「ないですよ。応急修理くらいはできますけど、本格的な事は無理です」
マードック「道理でな…」
ミスト「えっ?」
マードック「お前、かなりトンチンカンな改造をしてたぞ? ほんとに動いてたのが奇跡だぜ」
ミスト「そ、そうだったんですか…?」
マードック「サコン先生も言ってたが、今のあいつになら…『神の石』…」「…もとい、クリスタル・ハートのバリアも使いこなせるかもしれねえ」『この際、俺がキッチリ修理してやる。そうすりゃセリウスIIは生まれ変わるはずだ』
ミスト「う、生まれ変わるんですか?」
マードック「ああ、機体の方は任せとけ! お前はシェルディアの面倒を見てやれよ!」
ミスト「わ、わかりました!」(シェルディア…お前の心は、俺がバッチリ立ち直らせてやるからな!)
アンジェリカ(ミスト…)

ズーリ/城中
ガラガ「…じゃあ、このズーリって街は、ラ・カンがあんたに命じて作らせた街なのか?」
ダ・ジン「はい。ラ・カン様が旅に出る決意をされた時、我ら側近に命じて…」「我らはこの街を栄えさせ、ラ・カン様の帰りをお待ちしていたのです!」
ラ・カン「ディガルドと戦う資格はない。そう思った私は、ミィと共に世界中を旅して歩き、そして見て来た…」
ラ・カン「ディガルドのしている事、世界の有様を!」
レ・ミィ(おじさま…)
ラ・カン「ディガルドは、その圧倒的な力を持って各地に侵攻した。武力を楯に服従を迫り、民の暮らしと笑顔を奪った…」「ディガルドのせいで、世界は闇に覆われようとしている!」
ガラガ「おう! その通りだ!」
ラ・カン「その上ディガルドは、シベリアにまで勢力を拡大し…」「さらに、もう一つの地球にまで侵略の魔手を伸ばした…。もはや奴らを見過ごすわけにはいかん!」
キラ「ラ・カンさん…」
ラ・カン「ディガルドは倒さねばならぬ敵! 私は反ディガルドの志を持った同志をこのズーリの街に集め…」「ディガルド討伐軍を旗揚げする! そして、誰もが笑顔で暮らせる世界を作る!」
ダ・ジン「殿っ!」
レ・ミィ「おじさま!」
ロン「いやあ、感動だねえ…」
剣児「俺、何か涙が出てきた…! くう~っ!」
ダイヤ「俺もです、剣児さん!」
ラ・カン「…ルージ。お前との約束を果たすのは後回しになってしまいそうだが、それでも構わないか?」
ルージ「もちろんです。俺、ラ・カンの話に感動しました」「それにジェネレーターが直っても、ディガルドが侵略を続ける限り…」「村の人達は決して安心して暮らす事はできません!」
ラ・カン「ありがとう、ルージ。ミロード村の人達には、後で私から事情を話そう…」
ルージ「はい!」
ガラガ「よ~し! 俺は今日からゲリラじゃなくて、ディガルド討伐軍の一員だぜ!」
カガリ「私達もディガルド討伐に協力しよう。この世界と、私達の世界を守るために! 異存はないよな、ラクス?」
ラクス「はい!」
ラ・カン「…私はここに誓う! 闇を払い、世界に夜明けを! ディガルド武国を討つと!」
ガラガ「おおーーっ!」
【シナリオエンドデモ終了】


● No22「コンヒュージョン・カーニバル」 へ戻る

● No24-1「オーバーデビルクライシス・前編」 へ進む


◆ 「スーパーロボット大戦K」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。