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No.19
強襲、阿蘇

【シナリオデモ開始】
日本エリア
阿蘇
剣児「……! 妃魅禍の気配が近づいてやがる…! 急ぐぞ、破瑠覇!」
破瑠覇「グルル!」

ビルドベース/司令室
ミサト「例のデュランダル議長の声明、影響は大きいでしょうね」
レディ「ああ。民衆の怒りの矛先は戦争を起こしたロゴスに向かっている」
ゼクス「そして、各国の軍部もその力をロゴスに向けつつある…か」
レディ「ロゴスのメンバーは次々と拘束されていてすでに力を失い始めている」「地球連合も事実上解体と言ってい。連合に参加していた国家も不本意な同盟から解放されつつある」
ゴオ「それは良いニュースですね」
レディ「ただ、ロード・ジブリールの居場所がつかめていない。それに問題は他にもある」
ゼクス「リリーナの事か…」
レディ「ジブリールがいる所にリリーナ様もいる。いずれ、LOTUSには救出作戦を手伝ってもらう事になる」「だが、今は珠城、美角両名の救出に専念してくれ」
ミサト「了解しました。つばきちゃんをさらったのはおそらく巫女の能力を利用するため…」
司馬「左様。つばきの力でジーグヘッドから銅鐸を取り出すつもりなのじゃろう」
レディ「これ以上、邪魔大王国に力を与えては50年前の二の舞になる。頼むぞ、LOTUS」
〔モニターの閉じる音〕
ゼクス(ロード・ジブリール…。どうやら、我々の手で引導を渡す事になるかもしれんな…)

ビルドベース/医務室
一鷹「それじゃ、アリスに何があったかはわからないんスか」
所員「いかんせんデータも時間も足りなくてね。小介君達に提供してもらった分だけではすぐにか分からないんだ」
カナリア「JUDAに戻り次第、調べてもらうのがいいだろう、レイチェルに」
一鷹「それしかねえか…」
アリス「ごめんなさい、一鷹さん…。あの局面を乗り越えるのは、あれしか方法が思いつきませんでした…」
一鷹「謝るのは俺の方だよ…。俺がもっと強けりゃ、お前にあんな無理をさせる事もなかったんだから」
アリス「エネルギー制御と、戦場の固有力場にあわせた次元干渉比率計算…非常に厳しかったです」「ですが、あれを思いつけたのは一鷹さんや博士のおかげです。ありがとう…ございました…」
小介「亜空間へのエネルギー入出力機構をあるパワー比率で稼働させる事で空間の壁を一時的に取り払ったんですね」
アリス「はい…。プラスとマイナス、炎と冷気…」「博士が好きだった番組ではそういった相反するものを同時運用し、新たな事象を発生させていました」「だから、きっとラッシュバードも工夫をすれば何かができるはずだと…」
一鷹「そのための計算で少なくともオーバーヒートしちまったわけか…」
〔通信のコール音〕
カナリア「む…。待機だな、そろそろ。お前達は出られそうか?」
アリス「はい…。まったく問題ありません…!」
一鷹「元はと言えば、剣児さんの先行を許しちまったのは俺のせいでもあるんだ。失敗した分は取り返す…!」
アリス「ええ。つばきさんと鏡さんも絶対に助け出しましょう!」

ビルドベース/司令室
〔レーダー反応〕
所員「レーダー反応です! ジーグの現在位置を特定! 阿蘇の地下に向かっているようです!」
甲児「それじゃ、そこに妃魅禍とつばき達がいるんだな!」
ミサト「司馬博士、これよりLOTUS各艦は阿蘇へ急行します」
司馬「うむ! 奴らを倒して、つばき達を救出するのだ! 絶対、妃魅禍に銅鐸を渡してはならん!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「強襲、阿蘇」


【戦闘マップ1開始】
〔敵ユニット出現〕
妃魅禍「ジャマジャマルダラジャマルダラ、メキメキミダラメキミダラ ! まもなくお前の力は我が糧となる!」
つばき「くっ…!」
〔味方ユニット出現〕
剣児「見つけたぜ、妃魅禍!」
妃魅禍「ねずみめ、来おったか…。壱鬼馬!」
壱鬼馬「はっ!」
〔敵ユニット出現〕
剣児「邪魔するな! 今の俺は気が立ってんだ!」
壱鬼馬「ほざくな、鋼鉄ジーグ! 邪魔大王国の力を思い知るがよい!」
剣児「るせえ! つばきと鏡を返しやがれ!」
つばき「剣児…!」
剣児「無事か、つばき! すぐ行くからな!」「…!? …鏡がいねえ!? てめえら、鏡をどこへやった!?」
壱鬼馬「さて、な…。いずれにせよ、ここで朽ちる貴様にはもはや知る必要のない事!」
剣児「そう簡単にくたばると思うなよ! いくぜ、破瑠覇っ!!」
破瑠覇「グォォォォッ!!」
〔味方ユニット離脱〕
<戦闘開始>

<2PP・味方援軍1出現>

〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

〈出撃準備〉
柳生「剣児っ! 無事か!?」
剣児「み、みんな!」
豹馬「この野郎、心配かけやがって!」
一鷹「間に合って良かったぜ!」
剣児「鏡の行方がわからねえんだ! まずはつばきだけでも助けてえ!」
イクサー1「…! 鏡が…」
ダイヤ「わかった! とっととハニワを蹴散らして鏡さんも探そう!」
ミサト「現時刻をもって作戦を開始します! みんな、頼んだわよっ!」

<一鷹vs壱鬼馬>
一鷹「どうした、いつぞやのバリアは使わねえのか!? ブチ破ってやるから、やってみな!」
壱鬼馬「下手な挑発だな。囮にでもなろうというのか?」
一鷹「バレちまっちゃしょうがねえ…」「みんなに迷惑かけちまった分は役に立たねえとって決めたんだ。しばらく相手になってもらうぜ!」

<甲児vs壱鬼馬>
甲児「てめえとの因縁もここまでだ、壱鬼馬! ハニワはハニワらしく埋まってやがれ!」
壱鬼馬「そうはいかんぞ、兜甲児! 今日、この地において、ついに我らがふたつの銅鐸を手に入れるのだ!」

<豹馬vs壱鬼馬>
壱鬼馬「無駄な抵抗はよせ。もはや、小娘と銅鐸はこちらの手中。貴様らの勝ちはない!」
豹馬「だからって仲間をおいて逃げられるか! 俺は最後まで戦う!そして、鏡達を助けてみせるぜ!」

<葵vs壱鬼馬>
朔哉「長年好き勝手やってくれた借り、今日こそ返させてもらうぜ!」
葵「あんた達みたいなのがいると、親を失う子が増えるのよ!」
壱鬼馬「褒め言葉と受け取っておこう。この壱鬼馬の喜びは、妃魅禍様のお役に立つ事なのだからな!」

<ダイヤvs壱鬼馬>
壱鬼馬「ダリウスと戦う炎の巨人か…。少しは楽しませてもらえそうだな」
ダイヤ「悪いけど、こっちは仲間を助けなきゃならねえんだ。一気にカタをつけさせてもらうぜ!」

<壱鬼馬撃破・敵増援1出現>
壱鬼馬「おのれ人間どもめ! おのれええっ!!」
鉄也「手ごたえありだ! あれは…倒れる!」
壱鬼馬「妃魅禍様の御前で無様な姿など! うおおおおっ!」
〔壱鬼馬、回復〕
剣児「なっ! なに!?」
柳生「なんて執念だ!」
葵「執念だけであの空母を立て直したってワケ!?」
壱鬼馬「死ねええええっ! 鋼鉄ジーグ!」
〔壱鬼馬、剣児へ攻撃〕
[イベント戦闘「剣児vs壱鬼馬」]
剣児「うぐうううぅぅっ!」
城崎「鋼鉄ジーグの出力、低下しています!」
甲児「剣児! 大丈夫かっ!!」
壱鬼馬「フハハハハハ! 見たか、ジーグ! これが妃魅禍様から賜りし我らの力だ!」
剣児「くっ! 負けねえ…! 俺は…! 俺は命をかけてつばきを守るんだあああああっ!」
破瑠覇「グオオオオオオオ!」
〔剣児、壱鬼馬へ攻撃〕
[イベント戦闘「剣児vs壱鬼馬」]
剣児「そこをどけっ、壱鬼馬! 俺はつばきを助けるんだぁぁぁ!!」「行くぞ、破瑠覇ッ!!」
破瑠覇「ガオォォォーッ!!」
剣児「くらえっ!!」「バァルバァッ!! ストォォォームッ!!」
壱鬼馬「なんだとっ!?」

豹馬「今度こそやったか!?」
剣児「どうだ、壱鬼馬!」
壱鬼馬「ば、馬鹿な…!?」
妃魅禍「ここは退け! 壱鬼馬!」
壱鬼馬「くっ…! お許し下さい、妃魅禍様!」
〔敵ユニット離脱〕
モニカ「敵空母級、撤退!」
〔光の放射音〕
〔画面、黄色に発光〕

城崎「珠城さん周辺の障壁も消失していきます!」
〔剣児、妃魅禍のいる地点へ接近〕
剣児「次は貴様の番だ、妃魅禍! つばきは返してもらうぜ!」
〔妃魅禍のいる地点、活性化のエフェクト〕
妃魅禍「フフフ…笑わせるな! わらわの力はすでに満たされた!」
剣児「なに!?」
妃魅禍「小娘よ! うぬの力、使わせてもらうぞ!」
つばき「………!」
剣児「つばき! しっかりしろ、つばき!」
妃魅禍「司馬宙の銅鐸よ、今こそ我が手に! はああああっ!」
〔妃魅禍のいる地点にエネルギー放出のエフェクト〕
早乙女「おいっ! 銅鐸が!」
〔光の放射音〕
〔画面、黄色に発光〕

ダイヤ「なんだ!?」
???(宙)「………」
アルト「見ろ! 人が倒れているぞ!」
鉄也「まさか、司馬宙!」
妃魅禍「フハハ! ついに手に入れたぞ! もはや、うぬらなど赤子も同然じゃ! はああああっ!」
〔光の放出音〕
〔画面、紫に発光〕
〔剣児にスパーク〕

剣児「なっ、何だ!?」
ミサト「どうしたの、剣司君!?」
剣児「ジーグが…ジーグが動かねえんだ!」
妃魅禍「鋼鉄ジーグ! 貴様からも銅鐸を引きずり出してやるわ!」
甲児「あのままじゃ剣児があぶねえ! みんな! 剣児を守るんだ!」
妃魅禍「うぬらに邪魔はさせん…! 出でよ、黄泉軍兵!」
〔敵ユニット出現〕

<剣児が戦闘>
剣児「鏡、どこだ! 鏡ぉぉっ!!」「…くそっ、待ってろよ! ぜってえ見つけて、つばきと一緒に連れて帰るからな!」

≪敵増援2出現前≫
<柳生が戦闘>

柳生「ジーグヘッドはすぐそこだ。最後の詰めさえ誤らなければ、あとは!」

<敵増援1出現の次PP・敵増援2出現>
妃魅禍「ジャマジャマルダラジャマルダラ、メキメキミダラメキミダラ…!」
つばき「………」
〔光の放出音〕
〔画面、紫に発光〕

剣児「ぐううううっ!?」
一鷹「剣児さん!」
〔剣児にスパーク〕
剣児「うわああああっ!」
〔剣児、分離〕
身堂「ジーグが雷鋼馬に戻った!?」
ゼクス「銅鐸が…奪われたというのか…!?」
〔振動音〕
〔画面、振動〕

めぐみ「何が起きてるの!?」
妃魅禍「フフフフ…ハハハハハ!」
〔光の放出音〕
〔画面、紫に発光〕

健一「どうなっているんだ!? ボルテスの操縦がきかない!」
浩一「動け、動いてくれ! ラインバレル!!」
城崎「これは、大空魔竜も…!?」
ルル「シズカさん!」
シズカ「炎は燃えている! けど、出力が上がらないんだ!」
サコン「なんという事だ…! これが銅鐸の力だというのか…!」
妃魅禍「フフフ アッハッハ! ついにふたつの銅鐸が我が手に!!」「もはや小娘に用はない! 司馬宙、そしてジーグの小僧! 3人まとめて始末してくれる!」「人間どもはその後じゃ! アッハッハッハ!」
剣児「くそおっ! 目を、目を覚ませ! つばきっ!」
つばき「………」
妃魅禍「死ねえっ!」
???(鏡)「そこまでだ!」
妃魅禍「……!?」
鏡「久しぶりだな、妃魅禍!」
剣児「鏡!」
美海「美角君、無事だったんだね!」
妃魅禍「フッ、なるほど…。裏にはお前がいたというわけか。だが、今頃現れたところでもう遅いわ!」
鏡「言ったはずだ! ここまでだと!」
〔光の放射音〕
〔画面、黄色に発光〕
〔味方ユニット表出〕

剣児「なにっ!?」
一鷹「鏡さんが巨大化した!?」
イクサー「鏡…あなた、ついに…」
多卦流「みんな、隠していてすまなかった…。これが私の本当の姿だ」「私は古代の地球に降り立った異星人だ。本当の名は多卦流(タケル)…」
剣児「なっ!? 何だよ、それ!?」
ルル「ダリウス人以外にも地球にやってきていた異星人がいたなんて…!」
多卦流「もはや話せる時間は残り少ない。剣児! 魔こそお前とつばきが手を取り合う時だ!」
剣児「待ってくれ、何言ってんだかわかんねえよ!」
多卦流「つばきは我らの血を守り続けてきた麻布都珠勾神社の巫女。この世で最も我らが想いを受け継ぐ者」「そしてお前は、その想いを守護する力を受け継ぐ唯一無二の者…。ふたりの力が合わさる時、奇跡は起こる!」
剣児「お前、何を焦って…? まさか!?」
多卦流「銅鐸とは何か…。お前達がその本当の意味を理解した時、必ず血路は開かれる!」
妃魅禍「フッ! 今さら無駄な事じゃ! 銅鐸はわらわの手にあるのじゃからな!」
多卦流「剣児、ここは俺に任せて行け! つばきと共に! …みんな、剣児達を頼む!」
〔発光音〕
〔画面、黄色に発光〕

ミーナ「これは…艦長! 各機の機体コントロールが戻りました!」
ジェフリー「美角君の力だとでも言うのか…!」
クラン「ヤック・デカルチャー…!」
多卦流「これが私の精一杯だ。さあ、妃魅禍! お前の相手はこの俺だ!」
妃魅禍「馬鹿め! うぬの相手などするか! わらわはラングーンを呼び起こし、この星を攻め滅ぼす!」「貴様らはここで死ぬがよい! はあああっ!」
〔光の放出音〕
〔画面、紫に発光〕
〔振動音〕
〔画面、振動〕

身堂「何だ!?」
〔ゲージの発光音〕
山下「これは…空間に歪みが生じてるッス!」
〔通信の閉じる音〕
城崎「この震動で洞窟も崩れ始めています…! このままでは生き埋めです!」
ゴオ「妃魅禍め…! 動きが封じられないと見るや、今度は物理的に俺達を潰そうってのか!」
妃魅禍「フハハ! 阿麿疎、壬魔使! こやつらの始末は任せたぞ!」
〔妃魅禍のいる地点にユニット離脱のエフェクト〕
多卦流「待てっ! 妃魅禍っ!!」
〔味方ユニット離脱〕
柳生「剣児! つばきと宙さんを雷鋼馬に乗せるんだ! 私がピックアップする!」
剣児「おう!」
〔剣児、妃魅禍のいた地点へ移動〕
〔味方ユニット離脱〕
〔柳生、剣児のいた地点へ移動〕

柳生「こちらビルドエンジェル。全員の回収を確認!」
ミサト「よし、後は可及的速やかに脱出を…」
???(阿麿疎)「お~っと! そうはさせないぜぇ~!」
〔敵ユニット出現〕
一鷹「まずい、出口を!?」
壬魔使「人間ども! 逃げられると思うなよ!」
阿麿疎「妃魅禍様のご命令だ! ここで生き埋めにしてやるぜ!」
ゴオ「くっ! こうなったら強行突破だ! 急ぐぞ!」
ディック「崩れる洞窟からの脱出…なかなかエキサイティングじゃないか!」
ミサト「みんな、脱出口の座標を転送するわ! 友軍艦がたどり着くまで護衛がお願い!」
〔カーソル、目標地点を指定〕
オズマ「スカルリーダーより各機へ!」「母艦がどれか脱出できちまえばこっちのもんだ! 脱出路の確保に専念しろ!」
豹馬「いつ洞窟が崩れるかわからねえ! 急ごうぜ!」
剣児(この命は鏡からもらったもんだ…。無事でいてくれよ、鏡…!)

<敵15機以下・敵増援3出現>
〔敵ユニット出現〕
アスアン「まだ来るか!」
道明寺「いくらにぎやかしって言ったって限度ってもんがあるだろ!?」
壬魔使「我らなりの礼儀よ! ハニワ幻神と共に埋まるのならば文句はあるまい!」
ゼクス「敵機の相手をするのは最低限でいい! 余計な消耗は避けろ!」
シンジ「わ、わかりました!」

≪敵増援2出現後≫
<一鷹が戦闘>

アリス「オズマ隊長さんの言うとおり、旗艦さえ脱出できればあとはどうにかなります!」
一鷹「ああ! 俺達の役目は敵の包囲網をブチ破る事だけだ!」

≪敵増援2出現後≫
<甲児が戦闘>

甲児「逃げるってのは性に合わねえが生き埋めになっちまっちゃ元も子もねえ」「鏡のヤツの頼みもあるし…ここは剣児達を脱出させねえとな!」

≪敵増援2出現後≫
<葵が戦闘>

ジョニー「急ぎましょう、葵さん。ダンクーガの火力なら正面突破も可能なはずです」
くらら「ウチの家訓にいい言葉があるわ。逃げるが勝ち、ってね」
葵「ちょっと悔しいけど、今日ばかりはくららさんの家訓に従おうかしらね…!」

≪敵増援2出現後≫
<ダイヤが戦闘>

ダイヤ「鏡さん、絶対帰ってきてくれよ…! あんな所でお別れだなんて俺は信じないからな!」

≪敵増援2出現後≫
<柳生が戦闘>

柳生「身堂、早乙女。遅れるな! 私達の使命は、司馬宙以下全員の救出だ!」
身堂「了解! 群がる敵は片っ端から撃ち落とす!」
剣児「おい! 誰が司馬宙以下だってんだ! 俺だってなぁ!」
早乙女「そういう意味じゃねえ! 黙ってろ、馬鹿!」
柳生「元気があっていい事ね…。何としても全員元気なままここを脱出する!」

≪敵増援2出現後≫
<イクサー1が戦闘>

イクサー1「鏡の覚悟を無駄にしてはいけません。力を貸して下さい、渚!」
渚「う、うん!」

<壬魔使と戦闘>
壬魔使「やすやすと逃げられると思うなよ。全身全霊をかけて貴様らを始末する!」

<阿麿疎と戦闘>
阿麿疎「へっへっへ…。ここでお前達を殺せばあとの人間にはロクなのがいねえ」「そうなりゃ、俺達の天下だ! 死ねぇぇぇっ!!」

<壬魔使撃破>
壬魔使「ぬうううっ! このままでは…!」
〔敵ユニット離脱〕

<阿麿疎撃破>
阿麿疎「げええっ! なんでこうなるんだぁ!?」
〔敵ユニット離脱〕

<敵全滅orタリアorルルorジェフリーが目標地点へ到達・勝利条件達成>
ミサト「各機に通達! 突破口が開いたわ。すぐに帰還、もしくは自力で脱出を!」
※※まだ阿麿疎健在の場合、セリフ追加※※
阿麿疎「ヤバい、ヤバイぞ! 人間どもが脱出しちまう!」
※※まだ壬魔使健在の場合、セリフ追加※※
壬魔使「くそおおおおおっ!」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔画面、爆発〕
【戦闘マップ1終了】

【戦闘マップ2開始】

〔味方戦艦出現済み〕
ミサト「間一髪だったか…。全員、健在?」
キャシー「はい。全機の脱出が確認されています」
ミサト「鏡君は?」
城崎「連絡は…ありません」
ミサト「………」
つばき「う…ううん…」
剣児「つばき! 大丈夫か!?」
つばき「う、うん。何ともないみたい…」
剣児「そうか! よかった! ホントによかったよ!」
つばき「ありがと…剣児…。ぼんやりと記憶はあるの。剣児が私を助けようとして…」
剣児「いいんだ、今は無理して話すな。ゆっくり休め…」
つばき「うん…」
ミサト「一度、ビルドベースに戻りましょう。つばきちゃんや宙さんも検査を受けた方がいいでしょうし」
〔モニターの開閉音〕
美和「みなさん、無事でしたか」
柳生「卯月司令、ご報告があります。50年前に姿を消した先代鋼鉄ジーグ、司馬宙を救出しました」
美和「……!」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオエンドデモ開始】

日本エリア
ビルドベース/医務室
美和「………」
宙「………」
司馬「よし、もう大丈夫じゃ。まだ目は見えんじゃろうが心配はいらん。じきに回復し、見えるようになる」
宙「親父、変わらないな」
司馬「おい、あれから50年じゃぞ? 変わらんわけがなかろうが」
宙「そうかな。俺には見える…。変わってないよ、親父も…それにミッチーも…」
美和「……!」「宙さん、私は…」
宙「元気そうだな」
美和「宙さん…」
宙「戻ってきたよ、ミッチー…」
美和(若)「やっと…会えた…」

ビルドベース/展望台
一鷹「剣児さん…」
剣児「…へっ、ざまあないぜ。お前の静止を振り切って急いだはいいが、結局、俺ひとりじゃどうにもならなかった」「つばきや宙って人を助けられたのはいいけどよ…逆に鏡には助けられちまうし…」「一鷹、すまねえな…。あんだけタンカ切っといてこのザマじゃ何も言えねえぜ」
一鷹「いいんスよ。俺ひとりで剣児さんを連れ戻せるなんて思い上がってました」「兄さんにコテンパンにされて俺もひとりじゃ何もできないって気付かされたんですから、お互い様っスよ」
剣児「こちは銅鐸まで取られていいトコなしだぜ。この大事な時に雷鋼馬はジーグになれねえし…!」
〔扉の開閉音〕
宙「…それならいくら試しても無駄だ」
アルト「あんたは確か先代の…」
宙「司馬宙(ひろし)だ。俺が眠ってた50年間の状況…そしてLOTUSの事は聞いたぜ」
剣児「それより、無駄だってのはどういう事だ!? なんでジーグになれねえんだ!」
宙「ジーグは銅鐸の力を元に開発された。コアがなければどうしようもない」
剣児「えっ!? じゃあ、絶対にジーグになれねえのか?」
宙「ああ。俺の銅鐸も妃魅禍に奪われてしまった。俺もジーグにはなれない」
剣児「そんな! いったい、どうすりゃいいんだ!? 邪魔大王国の奴らだけが強くなって俺達は手も足も出ねえてのか!?」
宙「俺も妃魅禍と戦った時、どうすればいいかわからなかった…」
剣児「あんた…」
宙「命を失っても必ず倒す…。無我夢中でそう決意した事しか覚えていないんだ」「俺もどう戦うべきか考える。お前も自分なりに考えてみろ」
剣児「俺なりに…か…」

ビルドベース/司令室
司馬「皆に集まってもらったのは他でもない。妃魅禍や鏡の事について説明が必要じゃろうと思ってな」
剣児「鏡の野郎…いきなり異星人だって言われたって全然意味わかんねえよ…」
美和「剣児、聞きなさい。あの人のお姉様の名は美夜受(ミヤズ)…」
剣児「ん? それが…?」
美和「現代での名前は草薙美夜。あなたのお母様よ」
剣児「…!?」
さやか「剣児くんのお母さん!?」
美和「多卦流と美夜受は遥か昔、人間が営みを始めたばかりの地球に時空の歪みを受けて降り立った」「そして、地球を滅ぼそうとした妃魅禍達をふたりで封印した…」
司馬「その後、長い眠りについていたふたりをわしが見つけたのじゃ」
光司「封印…? 眠り…? それじゃ鏡達は妃魅禍達がいずれ目覚めるのがわかっててわざわざ自分達でケリをつけるつもりで…?」
渚「どうして地球のためにそこまでしてくれるの…?」
司馬「責任を感じたのじゃろう。なにせ妃魅禍を産み出したのはた。多卦流達じゃからな…」
剣児「なっ! 妃魅禍を生み出した!?」
イクサー1「彼らの文明は、破滅の先兵として妃魅禍達を作り出し、多くの星々を滅ぼしてきたそうです」
美海「イクサー1、あなた知っていたの?」
イクサー1「黙っていてすみません…。自分にもしもの事があった時のためにと私には教えてくれていたのです」
カナリア「つまり、妃魅禍達は我々の世界におけるゼントラーディのようなものだったのか」
ルカ「プロトカルチャーとは違い、鏡さん達の文明は地球の文化に極力干渉していないようですね…」
司馬「多卦流達は、この美しい地球を支配する事ではなく、地球の人間と同化する事を選択したのじゃ」「しかし、破壊しか知らぬ妃魅禍はこれに従おうとはせんかった…」
鉄也「だから妃魅禍を封印したのか…」
宙「ああ。そして銅鐸の一つを俺に託したんだ」
美和「銅鐸は、多卦流や妃魅禍が乗ってきた宇宙船の制御ユニットだったそうです。その名はラングーン…」
剣児「ラングーン!? それ、妃魅禍が言ってたぞ!」
司馬「そのラングーンがある限り、妃魅禍らに完全な死は訪れないのじゃ」
一鷹「それじゃ、銅鐸を奪われるのがマズいのは奴らがパワーアップするからだってだけじゃなくて…」
杏奈「ラングーンを妃魅禍達に制御されたらトドメを刺せなくなるかもしれないから…?」
司馬「うむ…」
ミサト「では、、阿蘇の洞窟内に消えた妃魅禍の追撃と、鏡君の捜索のため…」
〔通信のコール音〕
所員「司令! プラントのデュランダル議長から緊急回線で通信が入っています!」
美和「緊急回線で…!?」
タリア「いったい何が…?」
【シナリオエンドデモ終了】


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