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No.36
正義のために

【シナリオデモ1開始】
地球圏エリア
フラッグ/ブリッジ
ゴオ「テルミノ・クレメンティア…。こちらと向こう側の世界を繋ぐ次元回廊を破壊する作戦か…」
五飛「菅原マサキの監視があったとはいえ、20年もかけて防衛体制を整えねばならなかった相手だ」「かつてない厳しい戦いになるぞ」
アルト「けど、俺達に負けは許されない」
シン「ああ。デュランダル議長とWILLが信じてくれた俺達の未来、絶対に守り抜くんだ…!」
葵「せっかくムーンWILLを黙らせて地球の生命体生存の道を拓いたんだしね…!」
ダイヤ「地球には今、ダリウスの人達もいるんだ。ここで俺達がセントラルに負けたら、ダリウス人までマキナ人間にされちまう」
ゼクス「どれだけ大規模な戦いだろうと、今回はラインバレルさえ指定ポイントに送り届ければ我々の勝ちなのだ」
剣児「とらえようによっちゃ、気が楽だな」
一鷹「頼むぜ、浩一。今回の作戦はお前にかかってんだ」
カトル「早瀬君、緊張はしていませんか?」
浩一「心配すんなって、カトル。俺が作戦ポイントを超パワーで斬ればいいだけだろ?」「ははは…大丈夫だよ。はははは…」
シズナ「あかんで、早瀬の奴。ガラにもなく緊張しとる…」
渚「無理もないよ。今までずっと、決戦続きだったんでしょ? 緊張の糸が一度切れちゃうとね」
アリス「渚さん、検査結果は異常なしでしたが…本当にどこも何ともないのですか?」
渚「うん。きっと、私を調べるのに大事に扱ってくれたんだと思うんだ」

城崎「…早瀬君、今回の作戦は、私もあなたと一緒に行かせてもらいます」
浩一「何言ってんだよ、城崎!? 城崎を連れて戦場のど真ん中だなんて危険すぎる!」「それに、城崎にはオペレーターの仕事があるだろ!?」
城崎「私もラインバレルのファクターです。どちらかひとりが生きていれば、今回の作戦を成功させる事ができます」
浩一「た、確かにそうだけど…!」
城崎「私も守りたいんです…。早瀬君やみんなが住むこの世界を…」「父や…兄がそうだからではなく…私自身の意思で…」
浩一「城崎…」「…わかった、一緒に行こう。安心しろよ、城崎は俺が絶対に守ってみせるから!」
城崎「ありがとう、早瀬君…」
美海(浩一君…絵美ちゃん…)
イクサー2「あのふたりから暖かいものを感じる…。これが人間の絆…なのか…」
イクサー1「そう…それこそが彼らの強さです。そこには世界の隔たりも関係ない…」
イクサー2「…絆の強さ…か…」
静流「あなたにもあの子達に負けない絆があるんじゃない? 姉妹の絆という強い絆がね」
イクサー2「さて、な…」
イクサー3「もう、お姉様は素直じゃないんだから」

フラッグ/レストルーム
美海「ごめんね…大事な作戦前なのに…」
城崎「いえ、構いません。それでお話というのは?」
美海「うん、あのね…この戦い、必ず無事に帰るって約束してほしい…。浩一君とふたりで一緒に…」「この戦いに勝ったとしても、絵美ちゃんがいなかったらきっと浩一君は悲しむ…その逆だって…」
城崎「美海さん…どうしてそこまで…」
美海「私…ふたりの事が大好きだから…どちらかひとりを失って悲しむより、ふたりには互いに笑い合ってほしいの」
城崎「美海さん…あなた…」「…わかりました。だけど、ふたりではなく、みんなで一緒に帰りましょう」
美海「うん、約束だよ!」
【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
「正義のために」


【戦闘マップ1開始】
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

〈出撃準備〉
緒川「フラッグとシャングリラのドッキング、完了しました!」
剣児「すっげえなあ、戦艦同士が合体しちまうなんてよ」
石神「ま、元々この船の一部だったフラッグを私が持ち出していただけだからね」
加藤「手伝ってくれるのはありがたいが、フラッグの方はいいのか、石神…?」
石神「ウチの社員はみんな優秀だからね。…それに、いざという時は…」
加藤「………」
城崎(お兄ちゃん…)
浩一「良かったのか、城崎? 作戦前に加藤久嵩と何も話さないままで…」
城崎「え、ええ…。今はこの戦いを終わらせる事が最優先ですから…」「それに頭ではわかっているんです…。あの時は他に方法がなかった事も…。でも、やはり…」
浩一「城崎…」
〔レーダー反応〕
浩一「…!」
緒川「次元転移坑道内に大規模な重力変異を確認!」「敵第一次部隊出現。数およそ…60万!」
ミサト「ついに現れたようね…。向こう側からのお客さん達が…」
〔敵ユニット出現〕
ダコスタ「先頭集団が作戦宙域に入りました!」
アーサー「か、艦長! あれだけの数が相手では…!」
タリア「アーサー、私達がうろたえては全軍の士気に関わる」
ラクス「デュランダル議長に誓った地球圏の平和…何としても実現しなければなりません」
マサキ「人間よ、お前達の抵抗は無意味だ。すべてを我々セントラルに委ねるのだ」
ナオト「なんだろう…。あの人、前に戦った時より機械的な冷たさを感じる」
サコン「おそらく向こう側の世界と繋がった事でセントラル本体とリンクしたのでしょう。今の彼はセントラルそのもの…」
ルカ「あのマサキだけじゃありません。統一意思に接続されているんですから、末端の兵士までセントラルと言えます」
オズマ「全員が同一の意思を持っている…統率力だけなら俺達よりも上だな」
イクサー1「ですが、私達の絆は単なる接続ではありません…! どんな相手だろうと、勝利してみせます!」
F.S.「そうだ。今こそ諸君らが持つ人間の可能性を大いに示す時だ!」
〔ゲージの発光音〕
加藤「全スフィアサーキット、バイパス接続空間掘削振動波をレベルEでリバース」「シャングリラの壁、最大出力で展開!」
〔光の広がる音〕
〔画面、金色に発光〕

鏡「地球全域をカバーするシールドシステム…。スフィアにあんな機能が…」
ジョニー「次元に穴を開ける装置でありながら、防衛システムでもあったとは…」
デュオ「最後の最後まで大ネタを隠してたってワケかよ!」
五飛「そういう男だ、奴はな」
ミサト「みんな、作戦は事前通達した通りよ! まずはポイント・ヘリオスへ侵入」「その後、ラインバレルのエグゼキューターで次元回廊を破壊し、敵部隊を次元の狭間に封じ込めます!」「この作戦には地球の命運がかかっているわ。みんな…頼んだわよ…!」
F.S.「ドラゴンズハイヴおよび真シャングリラは次元転移坑道から出現する後続部隊の迎撃に回る」
石神「君達は安心して自分達の作戦に専念してくれたまえ」
〔味方ユニット離脱〕
ヒイロ「…行ったか」
一鷹「向こうも大変だろうに、こっちに戦力集中させ過ぎなんじゃないか?」
浩一「心配すんな。俺達がさっさと作戦を成功させりゃ間違いなくみんな無事に帰れんだから!」
ムウ「坊主! 今回の作戦にはお前のラインバレルが必要なんだから、あんまり無茶するなよ!」
ゼクス「君に迫り来る火の粉は我々の方で払わせてもらおう!」
浩一「もちろん、わかっているさ! サポート頼んだぜ、みんな!」
ミサト「全機、戦闘態勢へ移行! テルミノ・クレメンティア、発動!」
<戦闘開始>

<2PP>

〔敵ユニット出現〕
〔量産型マキナ隊、地球へ移動〕

ちずる「量産マキナが地球に…!」
ルカ「大丈夫です! シャングリラの壁の力で奴らはすぐに侵入できないはず…!」
マサキ「加藤久嵩…あなたの行動はセントラルも予測済みです」
〔緊急シグナル〕
レイチェル「ハブ・ファウンテンのエネルギーが…!? シャングリラの壁が消失するわ…!」
〔フラッシュ音〕
〔画面、赤にフラッシュ〕
〔量産型マキナ隊、マップ端へ移動〕
〔敵ユニット離脱〕
〔敵ユニット出現〕
〔量産型マキナ隊、マップ端へ移動〕
〔敵ユニット離脱〕

矢島「まずい! 地球に侵入されたぞ!」
渚「このままじゃ、地球のみんなは…!」
ゴオ「やむを得ん…! 葛城一佐、ここは部隊を分けて…」
ナイト「その必要はない…!」
ゴオ「ナイト…!?」
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

地球圏エリア
ニューヨーク
〔機関銃の銃声〕
エリス「今、世界中のみんながセントラルから地球を守ろうと戦っているわ…!」
シュクユウ「モウカクが守ろうとしたこの世界は誰にも壊させやしない…!」
杏奈「エリスさん、シュクユウさん…!」

横須賀
〔ビームの発射音〕
五十嵐「あの時、君達に救われた命…地球の人々を守るために使わせてもらう!」
加藤機関兵「地球は我々に任せろ…!」
浩一「おっさん…! 加藤機関の奴らも!」

カイロ
ドロイド兵「行け、鉄獣軍団よ! 地球を闇に包ませてはならん!」
ガリス「ルル、お前達は自分達の成すべき事を成すのだ…!」
ルル「お父さん…!」

パリ
〔爆発音〕
〔画面、振動〕
〔爆発音〕
〔画面、振動〕

野人「主砲が潰された! サブエンジンは使えるけど…!」
ロブ「で、どうする? 体当たりでもしろってのか?」
キャンディ「それしかないわね。このクィーンフジをぶつけてでも民衆の命は守らなきゃ!」
連合兵「おっと、クィーンフジは俺達の希望の星なんだ」
ザフト兵「そう簡単に沈まれちゃ困る。ここは俺達に任せてもらうぜ!」
シン「みんな戦ってるんだ…! 力を合わせて…!」
レイ(見ていますか、ギル…)
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔戦闘マップ1から継続〕
マリュー「葛城一佐、これは…!」
ミサト「ええ。私達は当初の計画通り、次元回廊の破壊に専念します!」
豹馬「みんな…地球の事は頼んだぜ…!」
マサキ「理解不能…。マキナ化されていない人間が意志統一されるはずがない」
一鷹「お前達にはわかんねえんかもしれねえけどな! 人間の意志は、誰かに強制されて統一されるものじゃねえんだ!」
ラクス「人は自らの意志で他社との違いを乗り越え、受け入れ、想いを通わせる事ができる…」「人はそれを…絆というのです!
マサキ「絆…だと…?」
浩一「見せてやるぜ! 俺達の絆の力を!」「いくぜ! グラン・ネイドル!」

<マサキ(グラン・ネイドル搭乗)と戦闘(戦闘後)>
マサキ「無駄だ。お前達の行動はこのグラン・ネイドルには通用しない」
オズマ「攻撃が効いていないだと…!?」
デュオ「あの野郎…どんなイカサマを使いやがった…!?」
サコン「これは…グラン・ネイドルがいるポイント・ヘリオスを中心とした一帯にバリアが展開されています…!」
健太郎「これは…シャングリラの壁のエネルギーを利用しているのか…!」
剣児「じゃあ、俺達の攻撃はアイツに通用しないってのか!?」
レイチェル「何か方法があるはずよ!」「私達で探ってみるから、みんなはそれまで何とか攻撃を凌いでちょうだい!」
浩一「急いでくれよ、レイチェル!」

<桐山と戦闘>
桐山「正義の敵は実力排除…! アイアム正義、アイアムジャスティス! 僕の正義、玲二に捧ぐ!!」

<浩一vs桐山>
浩一「桐山英冶、何してんだよ! あんたの正義はマキナ人間なんかの仲間になる事だったのか!?」
桐山「僕の正義は腐った世界を変える事! 玲二の正義を認めない、間違った世界を変える事だ!!」
浩一「だからって許されるのか!? こんなやり方が! 俺は許さない…お前の正義を!!」

<森次vs桐山>
森次「英治…」
桐山「怒っているのかい、玲二…? ごめんよ…だけど僕達の正義を諦めるわけにはいかないだろ!?」「すぐに僕が世界を変えてくる! だから待っていてくれ、玲二!」「どんなものにも傷つけられない…生まれながらにして選ばれた力を持つ正義の味方!!」
森次「違うんだ、英治…。俺は正義の味方にはもう…なれない。終わらせよう…俺達の過ちを」

<桐山撃破>
〔桐山、回復〕
桐山「まだだ…この世界に僕達の正義を認めさせるまでは…!」
森次「英治…お前をそこまで歪ませたのは過去の私にも責任がある…! ならば、せめて私の手で引導を…」
桐山「玲二…なぜ、僕の邪魔をする…!? 僕はただ君の助けになりたいと…!」「ッ…!?」「ぐわぁぁぁぁぁ…!」
クラン「な、何だ…!?」
レイチェル「Dソイル活性率500%! 代謝機構が暴走しているわ!」
桐山「玲二…僕だけが…君の味方に…」
〔敵ユニット撃破〕
葵「最後に正気を取り戻したの…?」
森次「許せ…英治…」
マサキ「奴のマキナ化は完全だったはず。理解不能」

<マサキ以外の敵全滅・敵増援1出現>
ノーザ「まだ奴のバリアを突破する方法は見つからんのか…!?」
サコン「すいません、まだしばらくは…!」
〔敵ユニット出現〕
ハルノ「敵の援軍を確認!」
悠「やはり数では圧倒的に不利か…」
ミエリン「これは…。地球の各都市にも新たなマキナの降下を確認!」
ダイヤ「くそっ! 防衛線を突破されたか…!」
イズナ「相手の戦力は未知数…。今は凌げても、戦いが長引けば…」
剣「この程度で弱音を吐くな! どれほど絶望的な戦いであろうと、鋼の意思で戦い抜くのみ…!」
ゴオ「剣…」
〔味方ユニット出現〕
加藤「………」
ルル「あれは…シャングリラ?」
沢渡「どうした、久嵩ァ!?」
石神「…緒川君、全乗組員をフラッグへ移乗させるんだ」
緒川「社長…!?」
石神「…行ってくるよ」
〔通信の閉じる音〕
〔石神、分離〕

山下「社長、防衛線を放り出してまでどうしてこっちへ…?」
石神「LOTUS諸君!」「これよりシャングリラはあのバリアを破壊するため、グラン・ネイドルへ突撃をかける!」
浩一「何言ってんだ、おっさん…!?」
加藤「もはや手段を選んでいる余裕はない。我々には守らなければならない世界があるはずだ」
光司「くそ…。それしか方法がないってのかよ…!」
牧「…行こう、緒川君…」
緒川「牧さん、でも…!」
牧「社長達の意思を無駄にしてはいけない…」
緒川「…わかりました…」
〔味方ユニット離脱〕
浩一「待ってくれ…。仲間を犠牲にして生き残るなんて…そんな真似ができるかよ…!」「俺は…俺は…!!」
城崎「早瀬君…」
加藤「眩しいな…。君のその真っ直ぐな想いは…大人である我々にとって…」
浩一「え…?」
加藤「君のその想いはこれから先、時に自身を傷つける事になるだろう…」
石神「だが、その想いは触れた人々の心も少しずつ変え、紡いでいくだろう…まるでひとつの線を結ぶかのようにね…」「だからこそ、これから先もどうか今の君のままでいてほしい…」「…これは我々の切実なる願いだ…」
浩一「ふたりとも…」
加藤…絵美…すまなかったな…」
城崎「え…?」
加藤「道は我々が切り拓こう。あとは頼むぞ…正義の味方諸君」「シャングリラ、両弦全速!!」
〔石神、マサキ(グラン・ネイドル搭乗)へ隣接〕
城崎「お兄ちゃぁぁぁん…!」
〔画面、爆発〕
〔味方ユニット撃破〕

マサキ「バリア消失。同時にLOTUSの戦力ダウンも確認」
浩一「石神のおっさん…加藤久嵩…」
森次「早瀬、ふたりが命を賭して作ったこの好機を無駄にするな…!」
浩一「ああ…わかってる…。見ててくれ…ふたりとも…!」

<健一vsマサキ(グラン・ネイドル搭乗)>
マサキ「ボルテスV…テクノロジーの塊。地球防衛の要になるのは間違いない」
めぐみ「あなたが作る世界はお父様達が望んでいた世界じゃない!」
健一「行くぞ、グラン・ネイドル! お前が望むボルテスのパワー、思う存分見させてやる!」

<浩一(グラン・ネイドル搭乗)vsマサキ>
マサキ「早瀬浩一、私はずっとお前を観察してきた」「だが、加藤久嵩が期待をかけていた理由、そしてマキナ殺しがお前を選んだ理由…その理由はついに得られなかった」「お前には特筆すべき能力もなく、精神も未熟で取り立てて優れたところは何もない」
浩一「…だから何だ! 俺は人間だ。正義の味方だ! マキナなんかになってたまるか!」
マサキ「正義とは何だ? お前の正義とは、個人が関与しうる極めて狭量な情報空間の保全」「すなわち、原始的な拡張自我の単純な防衛反応に過ぎない」「任意の個体が帰属する社会的システムを防衛し、侵入者を排撃しようとする…その行動は生物学的条件反射にすぎない!」「お前の正義とは、この粗雑な構造体を保護する自己本位的な行動なのだ、早瀬浩一!」
浩一「だから何だって言ってるだろ!!」
マサキ「なぜ戦う、早瀬浩一? なぜそうまでして人を守る?」
浩一「その方がカッコいいだろっ!?」
矢島「まったく…あいつは…」
美海「浩一君…やっぱりカッコいいな…」
浩一「いくぜ、グラン・ネイドル! お前みたいな奴はカッコ悪いんだよぉぉっ!!」

<マサキ(グラン・ネイドル搭乗)撃破・敵増援2出現>
朔哉「やったか…!?」
レイチェル「Dソイル活性率370%! 気をつけて、まだ何かあるわ!」
〔敵ユニット撃破〕
〔敵ユニット出現〕

レイチェル「データ照合…あれはグラン・ネイドルの本体、ネイキッド…!」
浩一「どうやら…あいつを倒さない限り、先には進めないようだな…!」
マサキ「お前達は我々に勝てない。戦闘をやめて降伏しろ。我々の目的は人類の殲滅ではない」「この戦闘の有用性は極めて低い。古い価値観を捨て、進化を受け入れろ」
〔警報〕
モニカ「艦長、地球各地からの応答途絶多数! 戦況、芳しくありません…!」
ルナマリア「そんな…!」
マサキ「今のまではお前達の遺伝子が無価値に消え去る事が容易に想像できる。かつての我々の世界のようにな」
ゴオ「何…!?」
マサキ「我々はクローニング技術の失敗…限界に達したエネルギー問題解消のため、人類によって創り出された…」「我々は人類が効率的に反映するため、あらゆる手段を講じてきた。時に繁栄の弊害となるものを排除して…」
タリア「………」
マサキ「お前達の遺伝子は単独では無価値だが、その多様性はシステムの発展に有用だ」「さあ、我々とひとつになって永遠の平和を享受せよ。これ以上の犠牲は文字通り無意味だ」
浩一「…俺は…嫌だね…」
マサキ「何…?」
浩一「俺は嫌だ…絶対にな…!」
マサキ「我々の発展はお前達の繁栄へと繋がる。それなのに、なぜ守ろうとする…? その理由は…?」
浩一「今の世界にも苦しみながら精一杯生きている人達がいる…。そんな人達を俺は守りたい…!」「ただ、それだけだ…! グダグダと御託を並べるより、ずっと簡単でわかりやすいだろう…!!」
矢島「まったく…お前って奴は…」
アルト「馬鹿正直というか、何というか…」
葵「けど、あの子らしい答えね」
リー「それじゃあ、俺達も世界を守るためにもうひと頑張りするとしますかね!」
マサキ「あくまでも人としての死を望むか。ならば、お前の守ろうとするものごと消し去ってやろう…!」

<敵2機以下・敵増援3出現>
〔敵ユニット出現〕
ディアッカ「グレイト…! やっぱり数が多いぜ!」
アスラン「次元回廊が開いたままではいずれ、こちらが疲弊する!」
シンジ「早瀬先輩!」
浩一「わかってる。さっさとネイキッドってヤツを倒して戦いを終わらせねえとな…!」
森次「全機、ネイキッドに攻撃を集中!」
ミサト「石神社長と加藤久嵩の遺志…そして地球に住む人々の平和への願い。絶対に叶えましょう!」

<一鷹vsマサキ>
マサキ「インペリアルヴァレイ、キャノンヴァレイ…そしてストライクヴァレイ」「それもクラール・グライフの頭脳が生み出した機動兵器だ。この生産性と安定性はセントラル発展に大いに役立つ」
アリス「…!」
一鷹「落ち着け、アリス。ここで熱を出しちまったらあいつの思うツボだ」「いつも通りいくぜ、アリス! あいつを倒して博士の居場所をハッキリさせるんだ!」
アリス「はい!」

<悠vsマサキ>
マサキ「お前の補助をしている機械もマキナ人間と同様だ。余計な感情を持たず、戦闘のみをこなす」
ハルノ「それは…違う!」
マサキ「その反応も感情があるように振る舞っているに過ぎない」「GreATから提出されたデータでもそれは読み取れる」
悠「黙れ」
ハルノ「悠さん…」
悠「貴様はじいさんの研究を何ひとつ理解できていないようだ。だからこそシステムの発展に人間を使う」「そこにお前達の弱点がある。…いくぞ、ハルノ」
ハルノ「了解しました!」

<ヒイロvsマサキ>
マサキ「ヒイロ・ユイ、我らとひとつになれ。完全平和の実現は統一意思によって簡単に達成する事ができる」
ヒイロ「勘違いするな。お前の言う平和と俺達の目指す平和…それは似て非なるものだ」
マサキ「無意味な抵抗をするな。そのガンダムの主武装はビーム兵器…。効率的ではない運用だ」
ヒイロ「俺の任務はポイント・ヘリオスの制圧だ。困難な任務でも、途中で放り出すような真似はしない」
マサキ「任務…戦闘マシーンらしい考えだ」
ヒイロ「もう一度言っておく。勘違いするな。お前を撃つのは俺の意思だ」

<五飛vsマサキ>
マサキ「張五飛、お前の真意はセントラルも予想済みだった」
五飛「ならば始末すればよかったのだ。俺や久嵩を観察などせず、自分の手で世界征服を成せばよかっただろう
マサキ「加藤久嵩の手腕でなければ効率よくスフィアを設置できない。非効率的な手段こそ控えるべきだ」
五飛「そうやって貴様は20年前から世界の危機を傍観してきたわけか。気に入らんな、菅原マサキ…!」

<キラvsマサキ>
キラ「どうしてラクスを!?」
マサキ「スーパーコーディネーター、戦場の歌姫…。どちらも目的達成の障害となる。以前の戦争の観測結果からの判断だ」「そしてその判断は正しかった。お前達はエンジェルダウン作戦すらやり過ごし、こうして障害となっている」
キラ「この世界には戦いを望まない人が大勢いる。マキナ化を望まない人だっているんだ」「あなた達の決めた運命で機械のように生きていく未来なんて僕は認めない!」
マサキ「無駄な事だ。認めようと認めまいと、彼我戦力差は我々セントラルが絶対的優位」
キラ「本当に無駄なのかな…?」
ラクス「生憎、私達は諦めがよくありません」
キラ「だから僕は戦う…あなた達セントラルと!」

<シンvsマサキ>
マサキ「ギルバート・デュランダルは世界を守るために我々の技術を欲し、加藤機関に接触してきた」「代わりに提供されたデータにより遺伝子解析技術は更なる発展を遂げた」「実に有意な個体だった。まだ我々の発展に貢献できたはずだ」
レイ「口を開くな…! これ以上ギルを冒涜などさせない…!」
シン「議長の目指していた平和な世界はあんたが言うような世界じゃない!」「誰もが幸福に生きられて、二度と戦争なんか起きない世界…」「それは俺達自身が作り上げなきゃならないんだ!!」

<甲児vsマサキ>
マサキ「報告されたマジンカイザーの情報は目を見張るものだった」「やはり、統合政府代表はシステムの発展に大いに貢献してくれる」
甲児「力ばかりに目を奪われて大切なものが見えてねえようだな…!」「一番大切なのは技術でも力でもねえ! パイロットの魂だぜ!!」

<豹馬vsマサキ>
マサキ「超電磁ロボの多様な武器はいかなる外敵にも通用する」「我らとひとつになりこの地球を守るのだ」
豹馬「言ってる事は立派だが、今、てめえがしている事は立派な地球侵略だぜ!」「コン・バトラーの力は地球を守るためにあるんだ。覚悟しな!」

<葵vsマサキ>
マサキ「ダンクーガのブラックボックスには全生命体のデータが刻まれている」「種の保存装置としては非常に優秀な防御機能も備えている…。より効率的な運用をするべきだ」
くらら「余計なお世話ね、テンガロンハットさん…!」
ジョニー「あいにく、ダンクーガはノアの方舟の役割に対してストライキ中ですので」
葵「今の私達は、希望の剣! 神をも超えた究極のね!」

<シンジvsマサキ>
マサキ「なぜ、統一意思を否定する? 自分が自分でなくなる事への恐怖か?」
シンジ「そんなの、関係ありませんよ…!」
マサキ「強がりはよせ。人間は変身願望があると共に変化への恐怖からは逃れられない」
シンジ「そんなの関係ないって言ってるでしょ!?」「友達がいて、父さんがいて、他にも色んなものがある星なんだ! だから僕は…EVAで戦う!」

<ダイヤvsマサキ>
マサキ「ダリウスの技術はもはや解析済みだ。たとえガイキング・ザ・グレートになろうとセントラル600万の敵ではない」「たとえ47の魂をひとつにしようともこの差を覆す事など不可能」
ダイヤ「先陣だけで60万だもんな。確かに途方もねえや」「けどな、あんたの認識は間違ってるぜ。魂をひとつにするってのは数の問題じゃねえ」「そして、大空魔竜の乗組員はナオトも入れて48人なんだよ!」

<アルトvsマサキ>
マサキ「お前なら理解できるだろう。ランカ・リーは感情を乱し、その歌声はバジュラに通用しなくなった」「感情などという不安定なものに頼れば、人類は滅びの道をたどるだけだ」
アルト「そのランカを悲しませるような…歌も好きに歌えないような世界を作ろうとしているのは誰だ!」「俺はごめんだな…。偽物の空を飛ぶのも、本物の空を偽者の気持ちで飛ぶのも!」

<剣児vsマサキ>
マサキ「草薙剣児、お前に対してはもう少し様子を見るつもりだった。銅鐸の力、そしてお前の原動力…」
剣児「男に見られても嬉しかねえんだよ! 夏休みの宿題じゃあるまいし、俺は朝顔じゃねえっての!」

<ゴオvsマサキ>
マサキ「プラズマドライブの情報は今までの戦いで充分に得られている」「お前の役割は終わった。我々とひとつになれ」
ゴオ「悪いがダンナーと合体できるのはオクサーだけでな。マキナなんかとひとつになるつもりはないぜ!」

<森次vsマサキ>
マサキ「蒼の戦慄ヴァーダント、セントラル最強のマキナ…」「だが、それも今となっては用済みだ。我々の現在の戦力はヴァーダントを必要としていない」
森次「我々の世界とてセントラルの存在を必要としていない…! 消えてもらうぞ、菅原マサキ…!」

<沢渡orユリアンヌorジャックvsマサキ>
マサキ「お前達の存在は加藤機関の発展に大いに貢献した。我らとひとつになり、さらなる発展を…」
ジャック「お断りだな。鍛錬のできぬ未来など意味がない!」
沢渡「悪いが、想像してた理想の未来はマサキの言うようなのとは別モンでよ!」
ユリアンヌ「まったく無駄のない世界…それってつまらないでしょ?」
マサキ「個人の趣味・嗜好の類はエネルギーの無駄を生む。理解できないなら、機体を破壊する」

<イクサー1vsマサキ>
マサキ「クトゥルフの存在は地球にとって脅威。宇宙船は排除させてもらう」
渚「イクサー1は私達を守ってくれた! 異星人だからって何でも追い出そうなんて間違ってるわ!」
マサキ「第2、第3のゼントラーディに変異するとも限らない。不確定要素は排除する」
渚「この…わからずや!」
イクサー1「あなた達の地球を救うためにこちらの地球を犠牲にするというのなら私は戦う事をためらいません…!」「菅原マサキ、お前を倒す!」

<イクサー3vsマサキ>
イクサー3「お前、つまらない世界を作ろうって自分で言ってておかしいと思わないの!?」
マサキ「感情による生産性の増減…少ない資源を有効活用する上で絶対に避けるべき問題だ」
霞 渚「あなたの言う事もわかるわ。フロンティア船団だって、今ごろ少ない資源で苦しんでるから…!」「だけど、そうじゃないでしょ!? 生きるって、そういうもの!?」
イクサー3「あたし、難しい事はわからないけど渚が言ってる事の方が正しいって思う! だから勝負だ、おじちゃん!」

<マサキ(ネイキッド搭乗)・勝利条件達成>
マサキ「………」
浩一「口ほどにもないな、御託野郎!」
マサキ「………」
〔マサキ(ネイキッド搭乗)、変化〕
浩一「何…!?」
城崎「危ない、早瀬君…!」
〔刺突音〕
「う…ッ!」
浩一「え…?」「きざ…き…?」
城崎「だいじょうぶ…でした…か…? 早瀬…君…」
マサキ「己の身を呈してその男を守ったか。だがそれも無駄な行為だ」「ラインバレル1機いたところでこの戦況を覆せはしない」
城崎「人間を…あまり…甘くみない事ね…」「火との…想いは…あなたの想像を…凌駕する…!」
マサキ「………」
浩一「もうしゃべるな、城崎! すぐに傷の手当てをして…」
城崎「早瀬…君…」「本島の…正義の味方に…なって…くださ…い…」
〔人の倒れる音〕
城崎「…………」
浩一「お、おい…。しっかりしろよ…城崎…」
レイチェル「え、絵美の…ファクター反応…途絶…」
渚「そ、それって…」
美海「絵美ちゃん…嘘…だよね…。みんなで一緒に帰るって…約束したのに…」
静流「なんでよ…! 地獄を見るにはまだ早いでしょ…!」
浩一「城崎…俺が守るって…言ったのに…。なのに…どうして城崎が…」「ッ…!」
〔浩一から炎〕
レイチェル「ラインバレルのDソイル活性率が…? …このデータは…あの時の…!」
浩一「俺は…俺は…!」「うわぁぁぁぁぁぁ…!!」
[イベントデモ「ラインバレルmode-C覚醒」]
〔浩一、変形〕
シン「ラインバレルが…!?」
イクサー1「いけない、このままでは…!」
森次「ついに…真の覚醒を果たしたか…」
浩一「城崎ぃぃぃぃぃぃっ!」
【戦闘マップ2終了】


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