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シーン6 果てなき闘争
No.42
赤き龍の輝き

<ファースト 早乙女研究所>
ガルファやギャンドラーに対抗するため、ベガ星連合軍と百
鬼帝国は同盟を組む。一方、竜馬達はゲッターロボのパワー
アップのため、早乙女研究所へ向かう…。

【シナリオデモ開始】
UNKNOWN
百鬼要塞島

ブライ「…貴公がベガ星連合軍からの使者か?」
ズリル「お初に御目にかかります、ブライ大帝殿」
ヒドラー「ふん…地球侵略に来ていながら我らに同盟を申し込むとは、随分と虫のいい話だな」
ズリル「口の利き方に気をつけてもらおう」
ヒドラー「何っ!」
ズリル「私はズリル…。ベガ星連合軍の科学長官であると同時に、今回の同盟に関する全権大使でもある」「使者である私の言葉はベガ大王のお言葉そのものと思っていただこう」
ヒドラー「貴様…自分の立場をわかっておらんようだな…!」
ブライ「待て、ヒドラー元帥…」「ズリル長官とやら、まずは神出鬼没のこの要塞島を発見した手並み、素直に誉めておこう」
ズリル「光栄でございます、ブライ大帝殿。ですが、我々ベガ星連合軍の科学力なら造作もないことでございます」
ブライ「…つまり、その気になればこの要塞島を攻撃出来たと?」
ズリル「これはこれは、ご聡明な…」
グラー「こ、こやつ! 我らを脅迫する気か!?」
ズリル「ご冗談を。強力な力を誇る百鬼帝国に仕掛ければ我らとて無事では済みません」「それに先程も申し上げた通り、我らは同盟を望んでおります」
ブライ「………」
ズリル「何しろ我々には共通の邪魔者がおりますゆえ」
ブライ「グハハハハ! この要塞島に一人で乗り込んできた度胸…さすがと言っておこう」
ズリル「恐れ入ります」
ブライ「そして、その言い分には理がある」
ヒドラー「で、ではブライ大帝…!」
ブライ「ズリル長官…貴公の言う通り、この地球にはベガ星連合軍と我々にとって共通の敵がひしめいておる」
ズリル「人間共…そして、その尖兵たるマグネイト・テンですな」
ブライ「その通りだ。マグネイト・テンめは、ひ弱な人間の中でも侮りがたい力を持っている」「ここは貴公の提案どおり、奴らを打倒するために、手を組むのも一興であろう」
ズリル「さすがは百鬼帝国の長であられるブライ大帝殿。噂以上に豪気な器であらせられる」
ブライ「…だが、ワシは口先だけの男は信用出来ん性質でな」
ズリル「心得ております。では、すぐにでも我らの力をお見せしましょう」
ブライ「偵察部隊からの情報によれば現在、早乙女研究 所にはゲッターロボが戻っているとのことだ」「それもマグネイト・テン本隊とは別行動でな」
ズリル「ほう…いいタイミングですな」「私の持って参りました手土産…エネルギー遮断フィールドの技術が早速役に立ちそうです」
グラー「ぬ…エネルギー遮断フィールドですと?」
ズリル「いささか出力を必要としますので大型の機体にしか装備出来ませんが面白い使い方を考えております」
ブライ「して、その使い方とは?」
ズリル「名づけて『重爆特攻作戦』!」
ブライ「面白い…。ゲッター線増幅装置は早乙女研究所を壊滅させてからゆっくりと奪えばいい」「何よりゲッターロボの眼前で研究所を破壊してやれば、奴らも己の無力さを思い知るだろう」「お手並みを拝見させてもらうぞ、ズリル長官」
ズリル「では、セッティングのために工房を貸していただきます」
ブライ「いいだろう。グラー博士、案内してやるがいい」
グラー「は! ……ささ、こちらへ」
ズリル「百鬼一族最高の頭脳と言われるグラー博士、自らの案内とはかたじけない」
グラー「いやいや…ベガ星連合軍の科学力の真髄、見せていただきますぞ」
〔歩く足音〕
ブライ「フフフ…これは見ものだな」
ヒドラー「ブライ大帝! この度の奴らとの同盟、ご注進申し上げます!」
ブライ「お前の言いたい事はわかっておる。ワシとてベガ星連合軍を信用しているわけではない」
ヒドラー「ならば…!」
ブライ「まあ待て、ヒドラー元帥。奴らにも、こちらと手を組まざるを得ない事情があるのだ」
ヒドラー「と言いますと?」
ブライ「ベガ星連合軍の拠点は月にある…」「この度の同盟は同じく月を拠点とするガルファ、ギガノスへの牽制の意味もあるのだろう」
ヒドラー「やはり、奴らめ…我々を地球攻略の尖兵とする気か…!」
ブライ「だが、状況はこちらも変わらん。鉄甲龍が滅んだとはいえ、新たにギャンドラーなる組織が活動を開始した」
ヒドラー「偵察部隊によりますとガルファ同様に機械の身体を持つ者共と聞きます」
ブライ「そして、障壁の内側から機を狙うMU…その他にも独自の動きを見せる連中がひしめいておる」「そのどれもが、間違いなく我々とは相容れない間柄であろう」
ヒドラー「月同様…いや、それ以上に地球の勢力図も混沌としてきましたな…」
ブライ「だが、この拮抗状態は逆に考え れば好機でもある」「ここから抜け出した者こそが一気に覇を握ることが出来よう」
ヒドラー「その者は我ら百鬼一族をおいて他にありません!」
ブライ「その通りだ。ワシはそのために使えるものは何でも使う気だ」「ベガ星連合軍がこちらを捨て駒に使う気なら、こちらは逆に奴らを利用してやるのだ」「そのためにも奴の…ズリルの動きから目を離すでないぞ」
ヒドラー「百鬼、ブラァァイ!」

早乙女研究所

早乙女博士「…諸君、突然呼び出してすまなかったな」
竜馬「いえ…マグネイト・テンのネェル・アーガマ部隊はGEAR本部で待機中でしたから」
早乙女博士「ところで、彼は?」
ミチル「私達の護衛役としてついてきてもらったのよ、お父様」
アクア「すみません、しばらくご厄介になります」
早乙女博士「いや、構わんよ」
竜馬「しかし、博士…研究所に俺達を呼ぶとは、何かあったのですか?」
隼人「ゲットマシンも格納庫から工場に運ばれたようですが…」
早乙女博士「うむ…ゲッター線の制御システムの改良に伴い、ゲッターの改修を行おうと思ってな」
ヒューゴ「ということはゲッターロボがパワーアップするんですか?」
早乙女博士「ああ、今回の改修プランが成功すればの話だがね」
弁慶「やったぜ! さすがは早乙女博士だ!」
早乙女博士「…ゲッター線の研究は日々進歩している」「確かに、ゲッター線を戦闘に利用することは不本意であるが…」「悪を倒す力として使われるならそれは平和利用と同じ意味だと私は考えている」
竜馬「博士…」
〔基地の警報〕
ミチル「お父様! 百鬼帝国と思われる機体群が研究所に接近中とのことです!」
早乙女博士「奴らめ、マグネイト・テンの本隊がいない間にゲッターと研究所を叩くつもりか…!」
隼人「博士、ゲットマシンは!?」
早乙女博士「一通りの整備は済んでいる。出撃は可能だそうだ」
竜馬「いくぞ、ハヤト、ベンケイ!」
弁慶「おう! 俺達がいる限り、研究所には指一本触れさせやしないぜ!」
ヒューゴ「アクア、俺達も出るぞ!」
アクア「ええ、わかったわ!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
き」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
ズリル「あれがゲッター線を収集している早乙女研究所か」
ヒドラー「その通りだ、ズリル長官。我々も幾度となく攻撃を仕掛けたが…」「その度に憎きゲッターロボとその仲間に阻まれておる…」
ズリル「だが、今日はその仲間共もいない。百鬼帝国の宿敵ゲッターロボを倒し、研究所を叩き潰すがいい」
ヒドラー「うむ、任せてもらおう」
〔味方ユニット出現〕
ヒドラー「出てきおったな、ゲッター! 今日こそ研究所を貴様の墓場にしてくれるわ!」
竜馬「くっ、百鬼帝国とベガ星連合軍が手を結ぶとは!」
ヒューゴ「似た者同士、上手く折り合いでもつけたか…!」
隼人「どのみち、倒さなきゃならねえ連中だ。まとめて出てきたことに感謝しようぜ」
弁慶「でもよ、俺達だけで守りきれるのか?」
アクア「ネェル・アーガマには通信済みよ。すぐにこっちへ駆けつけてくれるわ」
竜馬「なら、ここは無理せず、研究所の守りに徹した方がいいか…?」
ズリル「では、ヒドラー元帥。我々は高見の見物といこうか」
ヒドラー「ああ、後は手はず通りにな」
〔敵ユニット離脱〕
弁慶「お、おい! マザーバーンがどこかへ行っちまったぜ!」
ミチル「何かの罠だというの…!?」
ヒューゴ「そう考えるのがセオリーだろうが、今は…」
隼人「ああ、あの巨大百鬼ロボを何とかしなきゃならねえ」
〔カーソル、メカ要塞鬼を指定〕
[イベントデモ「早乙女研究所 変形」]
弁慶「来るぞ、リョウ!」
竜馬「よし! みんな、奴らから早乙女研究所を守り抜くぞ!」
〔カーソル、防衛エリアを指定〕
アクア「あそこに敵が入ったら終わりってことね?」
ヒューゴ「そういうことだ! 行くぞ、アクア!」
<戦闘開始>

<メカ要塞鬼と戦闘>

弁慶「お、おい! 見たか、今の!!」
隼人「ああ、奴はダメージを受けちゃいねえ…!」
竜馬「馬鹿な…! いつもの百鬼ロボと違うのか!?」
ヒューゴ「まさか、自己修復能力…!?」
アクア「いえ、違うわ! さっきの反応は…」
〔通信のコール音〕
早乙女博士「諸君、聞こえるか!?」
竜馬「博士! 一体、どうやっているんです!?」
早乙女博士「あの百鬼ロボの周囲には、一種のエネルギーフィールドが張られている」「どうやら、先日、鉄也君が戦った光る宇宙怪獣と同種のものらしい」
ミチル「そんな! じゃあ、こっちの攻撃はほとんど通用しないということ!?」
早乙女博士「さらに不味いことに、あの百鬼ロボの内部には爆薬が満載されているようだ」
弁慶「な、何だって!? そりゃホントですか、博士!!」
早乙女博士「ああ、間違いない。こちらで奴をスキャニングしてわかった結果だ」
ヒューゴ「なら、敵の目的は…!?」
アクア「あいつを研究所にぶつけることなの!?」
竜馬「くそっ! そんなことをさせてたまるか!」
〔通信を切る音〕
ヒューゴ「!? 危ない、リョウ!!」
〔竜馬or隼人or弁慶に爆発〕
竜馬「うわああっ!!」
隼人「ぐうっ…!」
ミチル「ハヤト君!」
弁慶「お、おい! 大丈夫か!?」
隼人「チッ、ドジったぜ…! 足をやられてしまった…!」
竜馬「!!」
ヒューゴ「下がれ、ゲッターチーム! ここは俺達で何とかする!」
隼人「無茶を言うな、ヒューゴさんよ」
ヒューゴ「何…!?」
弁慶「ハヤトの言う通りだ、攻撃が通用しねえ奴にあんた一人で立ち向かう気かよ?」
ヒューゴ「待て、同乗者の負傷は機体の動きを鈍らせかねない…! こっちも複座だから、それがわかる!」
アクア「そうよ! 無茶をしないで、三人共!」
竜馬「だが、俺達はここで下がるわけにはいかない…!」「あの研究所は、俺達にとって自分の家も同然なんだ…」
ミチル「リョウ君…!」
竜馬「だから、みすみすやらせるわけにいくものか!」
隼人「その通りだぜ、リョウ。俺のことは…構うな」
竜馬「すまん、ハヤト…!」
ヒューゴ「そこまで言うなら仕方がない…!」「アクア、ネェル・アーガマが来るまで何とか保たせるぞ!」
アクア「ええ、わかったわ!」
早乙女博士「………」

<メカ要塞鬼が防衛エリアへ到達>
〔早乙女研究所に爆発〕
早乙女博士「いかん、防衛線が突破されたか!」
ミチル「ああっ、研究所が!!」
〔メカ要塞鬼に爆発〕
(→ GAME OVER

<メカ要塞鬼と戦闘から4ターン後PP・味方援軍1&敵増援1出現>
〔敵ユニット出現〕
ヒドラー「ほう…ゲッターロボめ、まだ抵抗を続けておったか」
ミチル「マザーバーン…! 戻ってきたの!?」
ヒューゴ「チッ、高みの見物と洒落込む気か…! ふざけやがって!」
ズリル「フフフ…最後まで抵抗してみせろよ、ゲッターロボ」「そして、絶望しろ…守るべきものを守りきれなかった己の無力さにな」
弁慶「リョウ! このままじゃ、研究所が!」
竜馬「その前に、あの百鬼ロボのエネルギーフィールドを破らなければ…!」
ヒューゴ「アクア、何か方法はないのか!?」
アクア「答えは簡単よ…!」「あのフィールドは境界面で張力拡散させるタイプだから…」「それが不可能になるほどのエネルギーをぶつければいい…!」
ヒューゴ「要は、ブチ抜けってことか!?」
アクア「ええ。でも、それだけのエネルギー量を作り出す方法が…!」
ヒューゴ「だったら、今すぐターミナス・エナジーのチャージを始めろ!」「△△△△△△で奴のフィールドを破ってやる!」
アクア「無理よ! そんなにすぐチャージなんて出来ないわ!」「新型になっても、TEエンジンの安定性が完璧になったわけじゃないのよ!」
ヒューゴ「なら、体当たりしてでも止めるしかないか…!」
アクア「ええ、チャージした分を少しずつTEスフィアに回せば、時間は稼げる!」
ミチル「待って下さい! そんなことをしたら、あなた達が!」
ヒューゴ「心配はいらん! 俺達は死ぬつもりじゃない!」
アクア「ええ! とにかく、何とかしてネェル・アーガマが来るまでの時間を…」
早乙女博士「………」(…今こそ…あれを試すしかないか…!)「聞こえるか、ゲッターチーム! あの巨大百鬼ロボを倒すにはゲッターの新しい武器しかない!」
弁慶「あ、新しい…!」
竜馬「武器ですって!? いつの間にそんな物が!?」
隼人「もしや、さっきの改修作業で…!」
早乙女博士「そうだ。すでにその武器は装備済みだ。実戦でのテストはまだだが、あれなら敵のフィールドを破れるはずだ」
竜馬「博士、その武器とは!?」
早乙女博士「名づけて、シャインスパーク!」「ドラゴンを中心に、ゲッターシャインの合図で三人同時に…」「エネルギー収集ペダルを思い切り踏むんだ」「だが、10分の1秒でもタイミングが合わねば、エネルギーを集中させることは出来ない」「そして、エネルギー量から考えても、チャンスは一度きりだ!」
弁慶「チャンスはただ一度…」
竜馬「だが、そいつを成功させれば!」
ミチル「待って! 三人同時にペダルを踏む必要があるのなら、ハヤト君が! あの人は足にケガをしているのよ!?」
隼人「心配するな、ミチルさん。この程度はほんのかすり傷だ」
ミチル「で、でも!」
竜馬「ハヤト…!!」
隼人「リョウ、迷っている暇はねえぜ! 覚悟を決めろ!」
弁慶「だがよ、失敗したら後がないんだぞ!」
隼人「フ…ムサシの墓の前で無様な真似は出来ねえ…」「必ず成功させて、あの百鬼ロボを叩き潰してやろうぜ!」
竜馬「よし…!! ハヤト、ベンケイ! 俺達の心を一つにするぞ!!」
隼人「おう!」(同時)
弁慶「よっしゃ!」(同時)
※※ゲッターライガーorゲッターポセイドンの場合、セリフ追加※※
〔竜馬、変形〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔竜馬、メカ要塞鬼へ隣接〕
早乙女博士「頼んだぞ、諸君…! 必ず成功させてくれ…!!」
ヒドラー「む!? 奴め、何をする気だ!?」
竜馬「いいな、ハヤト、ベンケイ! チャンスは一度切りだ!」
弁慶「任せとけ!!」
隼人「やってやるさ…この足が折れてもな!」
竜馬「行くぞぉっ! ペダルを踏むタイミングを合わせるんだっ!!」
弁慶「3!!」
隼人「2!!」
竜馬「1!!」「今だっ!!」
隼人「ぬ…ううおっ!!」(同時)
弁慶「よっしゃ!」(同時)
〔竜馬、気力上昇〕
〔竜馬、メカ要塞鬼へ攻撃〕

[イベント戦闘「竜馬vsメカ要塞鬼」]
〔敵ユニット撃破〕
早乙女博士「おお、成功だ!!」
ヒドラー「ば、馬鹿な!! 要塞鬼がたった一撃で!?」
アクア「す、すごい…! あれがゲッターエネルギーの力…!」
ヒューゴ「そして、シャインスパークか…!」
竜馬「ハヤト、大丈夫か!?」
隼人「ああ…これでムサシに面目が立ったぜ」
ヒドラー「ええい、たかだか3機で調子に乗るな! 多勢に無勢なのは変わりがないのだぞ!」
隼人「フッ…その台詞、あれを見てもほざけるか?」
ヒドラー「な、何だと!?」
〔味方戦艦出現〕
甲児「待たせたな!」
洸「みなさん、大丈夫ですか!?」
竜馬「甲児君! 洸君!」
ケーン「へへっ、ケーン・ワカバとその仲間達! 助っ人で、ただ今参上だぜ!」
アスカ「待ちなさいよ! それじゃ、あんたが一番偉いみたいじゃないの!」
ケーン「…いちいちツッコむなよな、こういうのはノリなんだからさ、ノリ」
アスカ「ノリはノリでも、悪ノリでしょ!」
ミサト「そこ! 無駄口を叩いてる暇があったら、すぐに出撃しなさい!」
ケーン「うへっ、了解、了解!」
〈出撃準備〉
弁慶「よ~し、みんなが来てくれりゃあ百人力だぜ!」
隼人「あまり調子に乗るな、ベンケイ。こっちはエネルギーが空に近いんだ」
弁慶「う…! そ、そうか」
早乙女博士「いや、心配はいらん。今、研究所から君達の機体にエネルギーを放射する!」
〔竜馬、気力上昇〕
竜馬「ようし…! これでまだ戦える!」
ヒドラー「お、おのれ、ゲッターめ…!」
ズリル「…どうやら、仕切直しのようだな」
デューク「ベガ星連合軍、そして百鬼帝国! 悪が力を合わせようと決して僕達はそれに屈しない!」
ドモン「お前達に教えてやる…! 力を合わせることの真の意味をな!」
ズリル「馬鹿め、それはこちらの台詞だ! これを見るがいい!」
〔敵ユニット出現〕
ヒドラー「あ、あれは…?」
ズリル「巨大化させた宇宙生物をサイボーグ化したベガ獣だ。円盤獣の数倍のパワーを持っている」
ヒドラー(…この男…戦力を出し渋っておったな?)
ブライト「全機、攻撃を開始せよ!」

<ドモンvsズリル>
ドモン「悪の絆など俺の拳が砕いてみせる!」
ズリル「フン…肉弾戦を挑んでくるとは野蛮な男よ!」

<甲児vsズリル>
甲児「ベガ星連合軍と百鬼帝国…悪党同士が手を組むとはな!」
ヒドラー「恐れ入ったか! これで貴様達に勝ち目はないわ!」
甲児「何言ってやがる! まとめて叩き潰せば手間も省けるってやつだぜ!」

<鉄也vsズリル>
鉄也「次から次へと下らない作戦を考え出してくれるぜ!」
ズリル「ベガ星連合軍随一の頭脳を持つ私の作戦を下らないだと…!」
鉄也「ああ、そうだ! お前の頭脳がどれほどかは知らんが悪事に使うようじゃたかが知れてるぜ!」

<デュークvsズリル>
ズリル「デューク・フリード! グレンダイザーの力、見せてもらうぞ!」
デューク「バレンドスではない…! 何者だ!?」
ズリル「私の名はズリル…ベガ星の科学長官だ」
デューク「ベガ本星からの応援か…!」
ズリル「その通りだ、デューク・フリード。貴様の首とこの星をベガ大王に捧げてくれよう!」

<竜馬or隼人or弁慶鉄也vsズリル>
ヒドラー「よくもやってくれたな、ゲッターロボ! 後一歩で研究所を破壊出来たものを!」
竜馬「俺達がいる限り、研究所も地球もお前達の好きにはさせない!」
弁慶「…他人のフンドシでスモウを取ろうなんざ、鬼共も底が知れたな」
ヒドラー「黙れ! これも貴様らを叩き潰すための策の一つよ!」
隼人「そうかい。だったら、せいぜいベガ星の連中に利用されねえようにしな!」

<ケーンvsズリル>
ケーン「鬼と悪党宇宙人のタッグとはまさに類は友を呼ぶだぜ!」
ヒドラー「貴様ぁ! 我が百鬼一族をベガ星人などといっしょにするな!!」
ズリル「…それはどういう意味だ、ヒドラー元帥!」
ヒドラー「それは…その…」
ケーン「何だよ、もうケンカ別れかよ! だったら、俺がまとめて引導を渡してやるぜ!!」

<シンジvsズリル>
シンジ「え…こいつ…EVAを見ている…?」
ズリル「ほう…話には聞いていたがこのような代物まで存在するとは地球の兵器体系は実に興味深い…」

<マサトvsズリル>
ズリル「ほう…面白いエネルギー反応だ。この機体、是非とも手に入れたいな」
マサト「ゼオライマーは誰にも渡さない。お前みたいな悪には尚更だ!!」

<ズリル撃破>
ズリル「くっ…! 作戦は失敗か。撤退するしかないな」
ヒドラー「待て、ズリル長官! 最後の最後まで戦うのだ!」
ズリル「これ以上は無駄だ。それに、今日は前哨戦に過ぎんのだからな…!」
〔敵ユニット離脱〕

<敵全滅・勝利条件達成>
恵「艦長、敵機の反応が消えました」
ブライト「よし…各機を収容しろ」
早乙女博士「ブライト大佐、またあなた達に助けられましたな」
ブライト「いえ…そちらも無事で何よりです」
デューク「………」
マリア「兄さん…ベガ星連合軍と百鬼帝国が手を結んだことが気になるの?」
デューク「…ああ」
甲児「確かに、これで連中は地上に拠点を持ったも同然だしな…」
鉄也「奴らの連盟なんざ、すぐにでも崩れるさ。自分の都合でしか動かない連中が、俺達の結束にかなうわけがない」
デューク「そうだといいんだが…」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

UNKNOWN
百鬼要塞島

ヒドラー「ズリル長官殿! 先程の戦闘は一体何なのだ!?」
ズリル「私とてゲッターに新兵器が装備されていたのは予想外のことだ。仕方あるまい」
ヒドラー「私が言いたいのはそんなことではない!」「貴公がベガ獣なる戦力を出し惜しみしていた点だ!」
ズリル「これはこれは…出し惜しみとは人聞きの悪い…。私はあの戦力で勝てると踏んだまでだ」「まあ、ヒドラー元帥程の方がそこまで我らの戦力を当てにして下さるとは光栄の極みですがな」
ヒドラー「く…貴様…!」
ブライ「やめんか、ヒドラー。…だが、ズリル長官よ、失敗は失敗だ」「次の作戦には最初から本気でやってもらうぞ」
ズリル「心得ております。つきましてはブライ大帝には資材の提供をお願いしたいのですが…」
ブライ「申してみよ」
ズリル「…私の所望する品…それは超合金ニューZであります」
グラー「超合金ニューZ…グレートマジンガーのボディに使われるレアメタルか…」
ズリル「はい…以前より、私はこの金属に興味を持っていましてな…」
グラー「だが、超合金ニューZは科学要塞研究所で厳しく管理されておりおいそれとは入手は出来ませんぞ」
ズリル「そこはそれ…百鬼帝国のお力をお借りしたいと思っております」
ブライ「いいだろう。連邦政府や軍の高官の中にも既に我が一族の者は潜んでおる」「きゃつらが横槍を入れればいかに科学要塞研究所とはいえ超合金ニューZを提供せざる得まい
ズリル「ありがとうございます。さすがは偉大なるブライ大帝…」
ヒドラー(フン…調子のいい奴め…! やはり、こやつは信用ならん…!)
ブライ「ヒドラー元帥…ズリル長官と協力し、早急に次の作戦を立てよ」「ゲッターロボが新たな力を手に入れた以上、決して油断してはならんぞ」
ヒドラー「百鬼、ブラァァイ!」
ズリル(フフフ…単純な奴らめ。とにかく、これで俺の使命の一つは完了した)(あとはスカルムーン基地に超合金ニューZを運ぶだけだ…)
【シナリオエンドデモ終了】


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