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No.25
目覚めの咆哮

【シナリオデモ1開始】
<ドラゴ帝国/神殿>
ザーラ「何? ライガー達が早乙女研究所に集まっているだと?」
安倍晴明「はい。おそらく奴らは再び彼の地へ赴くための扉を開けようとしているものと思われます」
ザーラ「ならば丁度よいではないか。奴らのおらぬ間にドラゴ様を復活させてみせようぞ」
安倍晴明「ザーラ様、今回ばかりはそうも言っておれぬのです」
ザーラ「晴明…お前は鬼を使い、執拗に早乙女研究所を襲っておったが…あの研究所には何があるというのだ?」「なぜ、ゲッターロボn抹消にそこまで固執するのだ?」
安倍晴明「すべては地獄の釜を開けぬため…そうとしか申し上げられません」
ザーラ「答えになっておらぬな…」
安倍晴明「私とゲッターロボとの間にはいにしえからの因縁がありますれば…」
ザーラ「フン…まあよかろう。我らドラゴ帝国にとっても、奴らが邪魔なのは変わらぬ」「ドル・ガイストよ!」
ドル・ガイスト「はっ!」
ザーラ「貴様に今一度、機会を与える。ライガーに組する者どもを一掃せよ!」「そして必ず、あの双子の姉妹を抹殺するのだ!」
ドル・ガイスト「ははっ! 新たに開発した結界システムを用い、必ずや成し遂げて見せます!」
安倍晴明「…………」

<早乙女研究所/司令室>
キッド「あいかわらず研究の虫のようだね、ミチルさん」
ミチル「休む暇なんてないわ。理解を超える現象が次々と起こるんだから」「極めつけは、あなた達が異世界の人達を連れて戻って来るんですもの」
隼人「依頼していた調査はどうなっている?」「俺達は異世界でも鬼やドラゴ帝国と戦ってきた。向こうに行く方法が必ずあるはずなんだ」
ミチル「安倍晴明が開いたという次元の扉の話ね…。私も色々な角度から調べてみたわ」
駆「それで、ミチルさん。何かわかったのか?」
ミチル「ダメね…。次元の扉を開く力を解析するにはまだデータが少なすぎるわ」
ココア「困りましたわ~。なんとかアースティアに戻れれば、次元転移装置を修理できるのですが~」
イズミ「とにかく、より多くの知識を集めて謎を解くしかありませんな」
〔警報〕
ダンゴ「な、なんだぁ!?」
ポンチョ「南方より飛行物体が接近中でゲス!」「この反応は…ドラゴ帝国でゲス!」
竜馬「んだと!?」
隼人「奴らめ、ここを狙ってきたか!」
【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
「目覚めの咆哮」


【戦闘マップ1開始】
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

ミチル「みんな、もうすぐドラゴが現れるわ! 準備はいいわね?」
剣「とっくにできてるぜ!」
竜馬「おい、ミチル! ジジイはどうした!?」
ミチル「さっきから呼びだしてるけど連絡はないわ! どうせまた地下にこもってるんでしょう!」
竜馬「チィッ! ジジイの奴、この非常時に何やってやがんだ!」
弁慶「竜馬、どうせ何言っても出てきやしねえんだ。今はドラゴの奴に集中しやがれ」
竜馬「わかってるよ!」
シャル「おしゃべりはそこまで! 団体様がいらしたわよ!」
〔敵ユニット出現〕
剣「ドル・ガイスト!」
ドル・ガイスト「フフフ…おとなしく双子の姉妹を渡してもらおう!」
〔味方ユニット出現〕
リュウ・ドルク「そうはさせんぞ! ドル・ガイスト!!」
ドル・ガイスト「リュウ・ドルク!」
まい「お兄さん!」
ゆい「来てくれたのね!」
ザーラ「やはり現れおったな、ドルクよ」
[イベントデモ「ドラゴ要塞登場」]
〔敵ユニット出現〕
虎太郎「でっけぇ~! なんだありゃ!?」
隼人「ドラゴ帝国の要塞と見てまず間違いないだろう」
冴子「それじゃ、あそこには女帝ザーラが!」
ザーラ「リュウ・ドルクよ。一時の感情に溺れ、奴らに味方するとはお前らしくない」「よく考えるのだ、リュウ・ドルク!」「すでにお前の手は人間の血で染まっているのだぞ。そんな体で人間の世界に戻れるはずがあるまい」
リュウ・ドルク「くっ!」
ザーラ「我が神ドラゴ様は豊沃なる破壊の神。ひとたび封印より解き放したら、我の庇護なくして何者も生き残る事はできん!」「たとえドラゴの者だとしても…まして、人間に加担する者など生かしてはおかん!」「まだ遅くはない、リュウ・ドルク…。我と共に来るのだ…」
剣「お前がドラゴ帝国の女帝ザーラか!」「さっきから聞いてりゃドルクが俺達の所に来れねえとか勝手に決めつけんじゃねえ!」「確かにドルクは沢山の人間を不幸にしやがった! それだけは絶対に許せねえ!」「けどな、そんな奴でも帰ってきてほしいと思う人間はいるんだ!」
リュウ・ドルク「大牙剣…」
まい「お兄さんがリュウ・ドルクだって私達のお兄さんには代わらないもの!」
ゆい「世界がお兄さんと否定しても私達は受け入れるわ!」
ザーラ「フッ、戯言を…。貴様達がドルクを受け入れようと他の者達が納得するはずがあるまい」
ダ・サイダー「そいつはどうかな? 『昨日の敵は今日の友』って言葉もあるぜ!」
レスカ「結局、気持ちの問題よね。世の中、いろんな事情があるわけだし」
ダ・サイダー「そういうこった!」「やい、リュウ・ドルク! 俺様達の所に来たけりゃ綺麗な言葉はいらねえ!」「てめえ自身の決意ってヤツを行動で示してもらおうじゃねえか! その方が何倍も説得力があるぜ!」
ヘビメタコ「イエーイ! あんたも男ならビシッと決めるじゃん!」
リュウ・ドルク「フッ、さすがは私が好敵手と認めた者達だ…」「ザーラよ、お前のような者が治める限り、ドラゴ帝国にもこの世界にも未来はない! 戦士として、そのような者に忠誠は誓えぬっ!」
ザーラ「リュウ・ドルク! 幼き時より我が寵愛を受けしお前が我に刃を向けるのか!」「そなたには今まで我にできうる事のすべてを与えてきた! その我を捨てるというのか!?」
リュウ・ドルク「恩を売ろうとしても無駄だ! 私はアーガマの血を引く戦士だ! 決して貴様達の仲間などではない!」
ザーラ「お、おのれ、リュウ・ドルク…! 貴様などいらぬ!」「ガイスト! 奴らともども、消し去ってやれ!!」
ドル・ガイスト「はっ! ザーラ様のおおせのままに」
〔敵ユニット離脱〕
<戦闘開始>

<剣vsドル・ガイスト>

剣「正面から挑んでくるなんて珍しいじゃねえか、ドル・ガイスト!?」「下手な作戦をとったからって俺達には勝てないってのがようやくわかったのか!?」
ドル・ガイスト「ふざけた事を! 策など講じずとも、我がメカニックは貴様を打ち倒すだけのパワーを持っているのだ!」

<リュウ・ドルクvsドル・ガイスト>
リュウ・ドルク「前回はうまく逃げおおせたようだが、今回はそうはいかん!」「ドル・サタンを殺し、我が妹達を傷つけてくれた借りはここで返してくれる!」
ドル・ガイスト「フッ、誇り高き戦士だった貴様がこうも感情に走るとはな」「リュウ・ドルク。所詮は貴様もくだらない人間でしかなかったというわけか」

<ドル・ガイストHP50%以下>
剣「なっ、効いてねえのか!? ドル・ガイストの奴、いつもと違うぞ!」
ドル・ガイスト「フッ、我が結界システムはそう簡単には破れはしない」
剣「一体どうすりゃいいんだ…!?」
リュウ・ドルク「剣、お前のサンダーソードと我がドルガブリザードをあわせるのだ!」
剣「なんだって!?」
リュウ・ドルク「ドルガとライガー! 二つのアーガマの力をあわせるしか邪神ドラゴの力を破る手立てはない!」
〔リュウ・ドルク、気力上昇〕
剣「よ~し、わかった!」
〔剣、気力上昇〕
〔剣、ドル・ガイストへ隣接〕
〔リュウ・ドルク、ドル・ガイストへ隣接〕

[イベント戦闘「剣vsドル・ガイスト」]
ドル・ガイスト「な…なんだと! この力は…!?」「くっ! 我がメカニックが貴様らなぞに遅れを取るとは…!」「次に会った時は貴様らの死をもって果たさせてもらうぞ!」
〔敵ユニット離脱〕
剣「うまくいったようだな!」
リュウ・ドルク「ああ。しかし敵はまだ残っているのだ。油断はするな」
剣「わかってるぜ!」

<敵全滅・敵増援1出現>
【戦闘マップ1終了】

【戦闘マップ2開始】

〔味方戦艦出現済み〕
〔味方ユニット出現済み〕

隼人「片付いたようだな」
竜馬「ケッ、もう終わりかよ!」
鉄也「リュウ・ドルク。お前はこれからどうするつもりだ?」
ゆい「もうドラゴ帝国には戻らないんでしょ? 行くあてがないなら…私達と一緒に来てくれませんか」
まい「そうよ! あたし達と一緒にドラゴ帝国と戦いましょう!」
リュウ・ドルク「しかし、私にそのような資格はない…」
剣「ドルク…ドル・サタンの最期の言葉を覚えてるか?」「あいつはお前に戦士として自分が信じる道を行けって言ってたじゃねえか!」
リュウ・ドルク「…!」
剣「資格とか、そんな事より前にお前はゆいちゃんとまいの兄貴だろ! なら命をかけて二人を守ってみせやがれ!」
リュウ・ドルク「妹達を守る…」
まい「そうよ、お兄さん…私達の命だけじゃないわ」「お兄さんが私達と一緒に戦う事で多くの命が救えるかもしれないのよ」
ゆい「だからお願い、お兄さん。私達に力を貸して」
リュウ・ドルク「…………」「わかった…。大牙剣よ、私は戦士として…兄としての務めを果たそう」「それが自分が犯した過ちと私をかばい、死んでいったドル・サタンへの私なりの贖罪だ」
剣「リュウ・ドルク…」
リュウ・ドルク「ゆい、まい…。私はお前達を守り、ドラゴ帝国を倒す! その日まで、共に歩む事をここに誓おう!」
ゆい「お兄さん!」
まい「これで私達、ずっと一緒ね!」
剣「いけすかねえ奴だけどあんたは戦士としては超一流だ」「その力を正義のために使ってくれるんなら俺達としても心強いぜ」
〔敵ユニット出現〕
安倍晴明「傀儡の力など所詮この程度ということか…」
弁慶「おい、ありゃもしかして…」
隼人「安倍晴明…!」
安倍晴明「クククク…! また会えて嬉しいぞ、ゲッターロボよ!」
竜馬「晴明! てめえ、生きてやがったのか!」
安倍晴明「怨み晴らすため、地獄の底から舞い戻って来たのだ!」「貴様らが現世を地獄に変えるのを黙って見過ごすわけにはゆかぬ!」
弁慶「何言ってやがる! 地獄に変えてるのはてめえじゃねえか!」
隼人「晴明、貴様はゲッター線について何を知っている? なぜそこまでゲッターを狙う?」
安倍晴明「お主達には何を話してもわかるまい!」「ゲッター線を扱ってるかのように見えて、実は操られておる事に気付かぬ愚か者にはな!」
〔敵ユニット出現〕
安倍晴明「さあ、鬼どもよ! 今日こそゲッターを破壊し、地獄の釜の蓋が開くのを阻止するのだ!」
竜馬「ジジイ以上に好き勝手ほざきやがって!」「だがな晴明、てめえが何度でも甦るってんならその都度くたばってもらうまでよ!」

<駆(シグザール搭乗)vs安倍晴明>
安部晴明「黒き巨人の使い手よ…。力を向けるべき相手を間違えるでない」
駆「何!? そりゃどういう意味だ!?」
安倍晴明「それは己が手にした力に聞いてみるがいい」

<ドモンvs安倍晴明>
ドモン「いたずらに戦いを広げるお前をこのままにはできん!」
安倍晴明「戦いを広げようとしているのは貴様達であろうが!!」
ドモン「何!?」
安倍晴明「いずれ貴様達も知るだろう! 早乙女研究所の地下にある物が解放されし時…」「深い混沌が地球とアースティアだけでなくありとあらゆる者を飲み込んでしまうという恐るべき事実をな!」

<竜馬or隼人or弁慶vs安倍晴明>
竜馬「晴明! てめえ、何を血迷って現世に甦ってきやがった!」
安倍晴明「貴様達がゲッター線を使い続ける限り、我は何度でも甦る!」「それが戦いの輪廻に捕らわれし我が使命なのだからなぁ!」
隼人「やはり晴明はゲッターロボを知っているようだな…!」
弁慶「じゃあ、やはりゲッターロボは…!」
竜馬「隼人、弁慶! んなもん考えるのは後だ!」「今はこのふざけた粘着野郎を消し去る事だけに集中しやがれ!」

<剣vs安倍晴明>
安倍晴明「ライガーよ、ドラゴの復活を阻止したところで、地獄の釜が開けば、すべては無意味なのだぞ」
剣「お前の言う地獄の釜が何かは知らねえ…」「けどな、お前がドラゴ帝国に手を貸してみんなを不幸にし続けるなら、そいつを許すわけにはいかねえんだ!」

<安倍晴明撃破・勝利条件達成>
竜馬「やったか!?」
安倍晴明「無駄な真似を! まだわかっておらぬようだな!」
〔安倍晴明、回復〕
安倍晴明「我は不死身! 永劫の時が流れようと朽ち果てる事はないのだ!」
隼人「ありえん…! 本当に不死身だとでも言うのか…」
竜馬「ぐぅぅぅ! 晴明の野郎…!」
ミチル「このままじゃイオニアもここも危ないわ…。何か晴明を倒す方法はないの…?」
〔緊急シグナル〕
早乙女博士「ミチル、全所員を避難させろ。今すぐにだ」
ミチル「父さん、一体何をする気なの!?」
早乙女博士「地底のエネルギーを解放する」
ミチル「地底のエネルギーを!? 何が起こるかわからないのに危険すぎるわ!」
早乙女博士「だから避難しろと言っておる。今は言い争っている暇はない。早くするのだ」
ミチル「父さん…」
早乙女博士「聞こえるか! 竜馬、隼人、弁慶!」
竜馬「ジジイ!?」
早乙女博士「随分と苦戦しているようだな!」
竜馬「見りゃわかんんだろ! 寝ボケた事ぬかしてんじゃねえ!」
早乙女博士「来るのだ、基地の上空へ!」
竜馬「んだと!? 行けば、どうにかなるってのか?」
早乙女博士「なる!」
竜馬「わかった! 信じるぜ、ジジイ!」
〔竜馬、早乙女研究所へ移動〕
竜馬「着いたぜ、ジジイ! これでいいのか!?」
早乙女博士「ああ…そこで待っていろ…」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオデモ2開始】

<早乙女研究所/地下>
早乙女博士「…………」
〔パネルの開く音〕
早乙女博士「これでエネルギーは解放される…。これ以上、もはやワシがやるべき事はない…」「竜馬、隼人、弁慶…。決してゲッター線に取り込まれてはならんぞ…」「ゲッター線に流されるのではなく未来はお前達自身で選び、自らの力でつかめ…」
〔エネルギーの放出音〕
〔画面、発光〕

【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ3開始】

〔戦闘マップ2から継続〕
〔振動音〕
〔画面、振動〕
〔早乙女研究所から光の柱〕

仁「ゲッターロボが!」
剣「爆発に飲み込まれまった!?」
安倍晴明「愚か者めが。勝てぬとわかり、自滅の道を選んだか」
〔画面、発光〕
〔光の柱、消失〕

【戦闘マップ3終了】

【戦闘マップ4開始】

〔味方戦艦出現済み〕
〔味方ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現済み〕

鉄也「ゲッターロボ! 無事だったのか!」
マリア「ゲッターチーム、無事ですか!? 無事なら応答してください!」
隼人「ああ、なんとかな…」
弁慶「俺も無事だ」
竜馬「…………」
甲児「竜馬、どうした!? 大丈夫か!?」
〔竜馬、発光〕
弁慶「な、なんだ!?」
隼人「これは!? この出力は…!?」
竜馬「ウオオオオオオオオ!!」
〔竜馬、安倍晴明へ隣接〕
〔安倍晴明に爆発〕

安倍晴明「な、なんと…!」
弁慶「ぐはっ…! な、なんたる…」
隼人「取り…込まれてるのか…! 竜馬!
竜馬「ウオオオオラアアアアア!」
〔竜馬、安倍晴明へ隣接〕
〔安倍晴明に爆発〕

弁慶「身体が……潰れる…!!
隼人「竜馬、オープン・ゲット! オープン・ゲットするんだ!!
竜馬「ウワッハッハッハッ!! ハーーーッハッハッハッハッハッ!!
〔竜馬、安倍晴明へ隣接〕
〔安倍晴明に爆発〕

隼人「取り……込まれるな…
弁慶「竜馬あああああああっ!!
〔画面、フラッシュ〕
竜馬「…! 隼人…弁慶…
安倍晴明「おのれぇ! よくもやってくれおったな、ゲッタァァァァロボ!!」
〔安倍晴明、回復〕
安倍晴明「先のような真似ができぬよう魂魄までチリに還してくれる!」
竜馬「そうはいくかってんだ!」
弁慶「野郎!」
隼人「竜馬!」
竜馬「へっ、でけえ声出しやがって…。おかげで目が覚めちまっただろうが!」
弁慶「ふざけやがって! どっちが起こしてやったと思ってんだ!」
竜馬「へっ、ボヤッとすんな! いくぜぇ!」
隼人「おお!」
[イベント戦闘「竜馬vs安倍晴明」]
安倍晴明「ぬおおおおおおっ!」「我が身体が崩れてゆく…! 再生が行なわれぬ…!」「これが……これがゲッターの力だというのか!!」
弁慶「すげぇ! ゲッターの…いや、俺の身体まで力が溢れてきているようだ!」
隼人「地底から噴出したゲッターエネルギーの力…」
竜馬「晴明! 今度ばかりは、てめえも甦ってこれねえだろ!」
安倍晴明「フフフフ! フハハハハハハハ!!」
隼人「何がおかしい、晴明」
安倍晴明「これを笑わずにいられるか! お主達は自ら地獄の釜を開いてしまったのだ!」「彼の者を解き放てば、お主達に…いや、この世に待つはまさに地獄よ!」
竜馬「彼の者だぁ!? なんの事言ってやがる!」
安倍晴明「答えはお主達自身の目で確かめるがいい…。地獄の釜に入る事でな…」「竜馬…地獄で待てぬのが心残りぞ…」「お前はゲッターと共に生きながら、無間地獄をさまようがよい…
〔竜馬、シャルへ隣接〕
〔敵ユニット撃破〕

隼人「ついにやったか…」
竜馬「ったく最期までしぶてぇ奴だったぜ」
???(アマネ)「しぶとさで言ったらみんなも安倍晴明と変わらないけどね」
アデュー「…! 誰だ!?」
〔敵ユニット出現〕
ブラス「アルシグノス!」
シャル「まさか…どうやってここへ!?」
アマネ「そんなの、僕とアルシグノスの力を使えば簡単なことだよ」
駆「天音…!」
アマネ「まぁ、そんな僕にも開く事のできない空間があったんだけど」「君達のおかげで道を開く事ができたよ」
竜馬「んだと!? そりゃどういうこった!?」
〔アマネ、早乙女研究所跡へ移動〕
アマネ「それじゃあいっしょに行ってみようか」
駆「なに…!?」
〔光の広がる音〕
〔画面、発光〕

【戦闘マップ4終了】

【戦闘マップ5開始】

〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

駆「なんだ…ここは…」
弁慶「ここが晴明が言ってた地獄の釜の中だってのか?」
ドモン「一見すると、何もないようだが…」
隼人「この不気味な空間は一体…」
アマネ「ここは『時の牢獄』だよ。本当に殺風景な所だよね」
〔敵ユニット出現〕
ブラス「天音君、ここが君の言っていた、開く事のできなかった空間なのかい?」
アマネ「そうだよ、ブラスさん。僕は…いや、ラルヴァはここに来るのをずっと夢みていたのさ」
虎太郎「ラルヴァ?」
ラムネス「何言ってんだ、天音。お前は天音だろ?」
駆「説明しろ、天音! ラルヴァってのは誰なんだ!?」
アマネ「そうだね。みんなには少しだけ事情を説明してあげようか」「太古のアースティアには超文明を持つエルンスト人がいたって話はブラスさんから聞いたよね?」
駆「ああ。そいつらがシグザールやイオニア、それにアームドファントマを造ったんだろ?」
アマネ「正確には違うよ」「このアルシグノスを含む、それらのすべては一人の天才科学者であり、稀代の魔術師によって造られたんだ」「その者の名は『ラルヴァ』…」
ドモン「ラルヴァ…」
アマネ「そして今、このアルシグノスに乗っている僕こそラルヴァその人なのさ」
ダ・サイダー「何言ってんだ! そのラルヴァってのがシグザールを造ったってんなら生きてるわけがねえだろ!」
アマネ「肉体は滅んでも魂は不滅って事さ」
サルトビ「どういう事だ?」
アマネ「太古の昔、エルンスト人同士で戦いがあった…。その戦いでラルヴァは敗れ、魂をアルシグノスの中に封印されたんだ」「その戦争の後、生き残ったエルンスト人は荒廃したアースティアを捨て、イオニアで新天地を目指したのさ」「奪いとったアームドファントマを使ってね」
勉「だからシグザールとイオニアは地球に、アームドファントマとアルシグノスはアースティアにあったのですね…」
アマネ「それから気の遠くなるような年月をかけてラルヴァはアルシグノスを支配下においたんだ」「いつか自分の魂を受け入れる器が現れるのを夢見てね」
ボウィー「まったく、粘着な奴だねぇ…」
アマネ「そしてようやく現れたのが僕というエルンスト人の子孫だったのさ」
甲児「ちょっと待て! って事は、駆と天音は…!」
アマネ「そう。地球に行ったエルンスト人の子孫さ。シグザールとイオニオを動かせたのが何よりの証拠でしょ?」
駆「…………」
アマネ「キャオスは剣のアームドファントマが次元転移した時に気付いたみたいだよ。ラルヴァの器が現れたのだと」
ブラス「…そうか。キャオスは君と取引きをしたんだな? 古代超文明の知識と引き換えに…」
シャル「いくらアースティアを守るためだからってあんたみたいに得体の知れない奴に協力するなんて…!」
アマネ「彼女はアースティアを心の底から愛しているからね。そのためには鬼にも悪魔にもなれる女性なんだ」
カッツェ「あの女、そないな危ない奴やとは知らへんかったわ…:
アイザック「ラルヴァ、君は天音の体を乗っ取ったと言ったが、それなら天音の魂はどうなったんだ?」
アマネ「そんなのはもう、跡形もなく消滅してるよ」「今ここにいるのは天音とラルヴァの魂が融合した新たな人格…『アマネ』というわけさ」
駆「……ふざけんな…」
アマネ「何か言った、兄さん?」
駆「ふざけんなって言ったんだ!!」
シャル「駆!?」
駆「お前やキャオスが何をしたいかなんてどうでもいいがな…」「天音が消えたなんて俺は絶対信じねぇ!」「必ず以前の天音に戻してみせる! そして俺達のもとに取り戻してやる!」「絶対にだ!!」
アマネ「面白い事を言うね、兄さん…」「でも、できもしない事を口にするのは愚か者以外の何者でもないよ」
駆「やるといったら必ずやり遂げる! それが俺のいいところだ!」
アマネ「じゃあ少し遊ぼうか、兄さん。絶望を味わわせてあげるよ!」
〔アマネ、後退〕
〔敵ユニット出現〕

<戦闘開始>

<敵7機以下の次EP・敵増援1出現(10回まで)>

〔敵ユニット出現〕

<アマネHP50%以下>
駆「どうだ! いい加減、観念してとっとと天音を返しやがれ!」
アマネ「観念してだって? 何か勘違いしているみたいだね、兄さん」
〔アマネ、回復〕
虎太郎「回復したぁ!?」
〔アマネ、前進〕
駆「待て! どこへ行く!」
アマネ「目的を果たしたから、ウルタリアに戻るのさ」「これ以上、僕が相手をしなくてもどうせみんなは、ここで朽ち果てるんだからね」
ミルク「それ、どういう事よ!?」
アマネ「そうだ。一つ言い忘れたけど、この空間は入り口はあっても出口はないんだ」
マリア「何ですって!? それじゃ私達は…!」
アマネ「ここで永遠に戦い続けて、朽ち果てるといいよ」
仁「ちょっと待てよ! それじゃ、お前はどうやって出るつもりなんだよ!」
アマネ「僕は特別なのさ。この場所に足を踏み入れた時からここは僕のテリトリーになったんだよ」
ゆい「そ、そんな…」
アマネ「まあ、兄さんが3つのアームドファントマを使いこなせていれば、穴くらいは開けられたかもしれないけどね」
駆「…………」
ヘビメタコ「今度こそ本当に万事休すじゃん…」
ダ・サイダー「バッキャロォ~! 俺達はまだまだやりたい事があるんだ! こんな所で死んでたまるかよ!」
ラムネス「ダ・サイダーの言う通りだ! オレ達はアースティアに戻ってドン・ハルマゲを倒さなきゃならないんだ!」
アデュー「それに邪竜族の侵略からアースティアを守らなきゃならない!」
剣「ラムネスやアデュー達だけじゃねえ! 俺にはドラゴ帝国を叩き潰すって使命があるんだ!」
リュウ・ドルク「善神アーガマの名にかけて邪神ドラゴの復活は阻止せねばならない」
仁「俺達って同じだぜ!」
拳一「地球を守るってエルドランと約束したんだ!」
虎太郎「そんな大事な約束を破るわけにはいかねえんだよ!」
モモタロウ「大切な仲間達もそれを信じてくれてるしな!」
甲児「よく言ったぜ、お前ら!」
キッド「お前らの熱い気持ち、ビンビン伝わってきたぜ! こうなりゃトコトン付き合ってやらあ!」
真偽「ま、前途ある若者達を導くのも大人の役目だしな」
鉄也「どんなに絶望的な状況だろうと俺達は歩みを止めるつもりはない!」
ドモン「それが俺達の誇りだ!」
アマネ「…………」「…ホント、君達って馬鹿なんだね」「そうやって使命だとか何かを守るだとか言ったところで、ここを出られなければ意味がないのにさ」
マグナムエース「そんな事はない! 希望を持ち続ける事が力になり、俺達に勝利を呼び寄せるんだ!」
アマネ「残念だけど、世の中には絶対にひっくり返せない事が存在するのさ」
駆「そいつを決めるのはお前じゃねえ! 俺達一人一人だ!」
〔駆(シグザール搭乗)、アマネへ隣接〕
〔画面、発光〕
〔駆(シグザール搭乗)、共鳴現象〕

仁「なんだ!? シグザールが…」
ブラス「あの輝きは…!」
駆「感じる…みんなの想いがアームドファントマに流れこんでくる…!」「俺達はここを抜け出してみせる! そして必ずお前を…天音を取り戻してみせる!!」
〔画面、フラッシュ〕
アマネ「…………」
駆「ぐぅぅぅ!」
シャル「ちょっと! 大丈夫なの!? あんた…」
駆「ああ! まだまだこれくらいで、諦めてられるか!」
シャル「そ、そうかもしれないけどそのままじゃあんたが…!」
駆「心配すんな、シャル!」「地球やアースティアのみんなが待ってるんだ!」「必ずやってみせる! みんなの想いを遂げるためにもな!!」
〔駆(シグザール搭乗)、活性化〕
勉「こ、このエネルギー量は…!?」
マリア「どうしたの、勉君!?」
勉「これまでにない数値がシグザールから計測されてます!」
シャル「駆…あんた…」
駆「はああああああっ!!」
〔画面、フラッシュ〕
駆「これは…!?」「言葉が…頭に流れ込んでくる…」「左手に宿すは破邪の蒼炎! 右手が刻むは覆滅の雷鳴!」「迸れ、猛き命よ! 忌まわしき螺旋を断ち切り、世界に光を示せ!」「シグザリアァァァァス!!
〔画面、発光〕
[イベントデモ「シグザリアス登場」]
〔駆(シグザリアス搭乗)、変化〕
ブラス「あれは…!」
シャル「シグザリアス!? あれがアームドファントマを覚醒させたシグザールの真の姿なの!?」
ブラス「そうか、『剣』『盾』そして『鎧』…。それが3つのアームドファントマの武具としての機能だったのか…!」
駆「いくぞ!!」
[イベント戦闘「駆(シグザリアス搭乗)vsアマネ」]
〔駆(シグザリアス搭乗)、後退〕
アマネ「くっ! アルシグノスが悲鳴を上げている…」
駆「どうだ! このシグザリアスこそ、俺達の想いの結晶だ!!」
〔アマネ、前進〕
アマネ「こうなった以上、ここで兄さんを潰していくしかないみたいだね…!」「シグザリアスに、時の牢獄を抜けられないためにもさ!」
駆「
黙れ! 俺達はここを抜け出してみせる!」「そして必ず天音を取り戻してみせる!!」

<駆(シグザリアス搭乗)vsアマネ>
駆「残念だったな! お前の予定通りにはいかなくなったみたいだぜ!」
アマネ「残念なもんか! 僕は今すごく嬉しいんだよ!」「だって僕と五分の力を手に入れた兄さんと戦えるんだからね!」
駆「そうかよ! だったら俺は予定通り、お前から天音を取り戻させてもらうぜ!」

<アマネ撃破・勝利条件達成>
【戦闘マップ5終了】

【戦闘マップ6開始】

〔味方戦艦出現済み〕
〔味方ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現済み〕

アマネ「どうやらここまでみたいだね…」「楽しかったよ、兄さん。イオニアのみんな」「ここから出られたら、また遊んであげるよ!」
駆「待て! 天音を返せ!」
〔敵ユニット離脱〕
駆「くそ!」「みんな! このまま、この空間をぶちやぶって、奴を追いかけるぞ!」
シャル「どうやって!? そんなの、あんたにできるの!?」
駆「やれるさ! みんなの想いが詰まったこのシグザリアスならな!」
〔駆(シグザリアス搭乗)に共鳴現象〕
駆「はああああああっ!!」「吠えろ、シグザリアス! お前の全力を叩きこめぇぇぇぇ!!」
〔駆(シグザリアス搭乗)から光の柱〕
【戦闘マップ6終了】


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