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No.17A
ラストバタリオン

【シナリオデモ開始】
DC総司令部
エルザム「ビアン総帥、ハガネがライン諸島海域を突破しました」
ビアン「現在位置は?」
エルザム「本島の北北西、1232キロメートルのポイント…第4防衛ライン手前で停泊しているようです」
アードラー「ビアン総帥…奴らを放っておけば、我々の懐へ飛び込んで来ますぞ」「そうなれば、うかつにあの艦を破壊することが出来なくなってしまいます」
ビアン「………」
アードラー「ですから、奴らが停泊している今が好機です。もう一度、ハガネの攻撃命令を…」
ビアン「…エルザムよ」
エルザム「はっ」
ビアン「ハガネが移動を開始した後、DC親衛隊『ラストバタリオン』をテンペストと共に率いて出撃し…」「あの艦を私の下まで導くのだ」
エルザム「了解しました」
アードラー(ハガネを導くじゃと…? 馬鹿な、総帥はハガネをこの島へ誘き寄せるつもりなのか…?)
ビアン「アードラー…」
アードラー「は、ははっ」
ビアン「全島に非常警戒態勢を発令。ハガネの来襲に備えて…」「島周辺にアーマードモジュール隊、飛行隊、ライノセラス艦隊を配置せよ」
アードラー「はっ」
ビアン「それと…参番艦の出撃準備もな」
アードラー「さ、参番艦を…? …しょ、承知致しました」

ブリーフィングルーム
テツヤ「では、今からアイドネウス島要塞攻略作戦の説明を行う」
リュウセイ「いよいよ、DCとの最終決戦か…」
ジャーダ「今まで以上にきつい戦いになるのは間違いない」「何てったって、作戦の成功確率は9.7%だからな」
マサキ「ゼロじゃないだけマシだぜ」
ジャーダ「そういう開き直り方もあるか……」
イルム「ま…確率なんざ、所詮は計算の答えに過ぎないからな」「実際にやってみなきゃ、結果はどうなるかわからないぜ」
ジャーダ「…そうッスね」
テツヤ「……作戦開始後、本艦は潜水艦行動を取り、マーケサズ諸島海域に侵入する」「その後、アイドネウス島のエリュシオン湾前で浮上し…」「本艦のトロニウム・バスターキャノンで敵要塞部を破壊する。以上が、作戦の概略だ」
リュウセイ「なあ、ロブ。トロニウム・バスターキャノンって、艦首についてる大砲か?」
ロバート「ああ…」「メテオ3より発見された未知の物質『トロニウム』。そいつを利用した大口径の重金属粒子砲…」「ハガネの切り札であり、最終兵器だ」
マサキ「そんなもんがあるなら、何で今まで使わなかったんだよ?」
ロバート「トロニウムから得られるエネルギーの出力調整は非常に難しくてな…」「暴走すれば、ハガネごと半径数十キロが吹っ飛ぶことになる」
マサキ「そりゃ使えねえわけだぜ。けどよ…いくら切り札とはいえ、何でそんな危ねえ物を付けてんだ?」
ロバート「…まあ、威力だけはあるんでね。それに…」「スペースノア級の建造命令を出した連中は、エアロゲイターが怖くて仕方がなかったのさ…」「だから、なりふり構わず、両刃の剣だってことを承知でハガネにあんなものを付けさせた」
リュウセイ「両刃の剣って、どういうことだ?」
ロバート「さっきも言ったとおりだ。最悪の場合、この艦を自爆させれば敵も巻き添えに出来るからな」
リュウセイ「………」
ロバート「それに、トロニウム・バスターキャノンが、ハガネに付いてる理由は他にもあってな…」
イルム「エネルギー制御装置が小型化出来なくて、戦艦用のサイズの物しか作れなかったんだろ?」
ロバート「…そのとおりだ。何とか安全性を高めつつ、PTサイズへ縮めてはいるんだが…」
ライ(R−2の開発が遅れている原因は…それか)
マサキ「でも、変な話だよな。トロニウムって、ビアン達が隕石から見つけたんだろ?」
ロバート「ああ。メテオ3が、アイドネウス島へ落下してから3年後…つまり、今から4年前にな」
マサキ「じゃあ、奴らは、何でトロニウムを連邦軍側へ渡したんだ?」「自分達で上手く使えば、この戦争の決着なんか簡単につきそうなのによ」
ロバート「………」(確かに…。発見された6個のトロニウムの内、5個が俺達の所にある…)(…トロニウムを発見した時、ビアン博士は、すでにDCの設立を目論んでいたはずだ…)(マサキが言うとおり、何故、DCはトロニウムを5個も連邦軍やマオ社に渡したんだ…?)
イングラム「…では、テツヤ大尉。トロニウム・バスターキャノンが作動不能になった場合…」「もしくは、予定の出力を下回った場合は、我々PT部隊が中枢部を破壊すれば良いのだな?」
テツヤ「ええ…」
イルム「…こっちのPTだけで、ヴァルシオンやグランゾンの相手をしろってか」「せめて、頭数だけでも増えれば、少しはマシなんだが」
テツヤ「…オオミヤ博士、Rシリーズは間に合わんのか?」
ロバート「無理だ。R−1とR−3はシステムに問題が残ってるし…」「R−2に至っては、まだエンジンを一度も起動させていない。とてもじゃないが実戦なんか…」
テツヤ「そうか…。せめて、R−1だけでも使えればと思ったんだがな」
リュウセイ「………」

食堂
ガーネット「あら? 女の子ばかりで集まって何やってんの?」
クスハ「クルーへの差し入れで、おにぎりを作ってるんです」
ガーネット「差し入れ?」
クスハ「ええ…もうすぐ最終決戦が始まりますし…」「今、私がみんなのために出来るのは、こんなことぐらいなので…」
リオ「で、私達も手伝ってるってわけです」
アヤ「もちろん、艦が停泊してる間の話だけどね」
ラトゥーニ「………」
ガーネット「あら、ラトゥーニも手伝ってたんだ?」
ラトゥーニ「…うん…」
ガーネット「珍しいわね。あんたがそんなことをするなんて…」
リオ「リュウセイ君達に食べさせてあげるんだって、張り切ってるのよね?」
ラトゥーニ「…次の作戦は長引きそうだから…」「…今の内に少しでもデンプンを取っておいた方がいいと思って…」
ガーネット「金粉? 身体に塗るの?」
ラトゥーニ「違うわ、デンプン…。米の主成分…すぐエネルギーに変わるから……」
ガーネット「ふ〜ん……。あんたらしい理由付けねえ」「じゃ、あたしも手伝うわ。クスハに任せてたら、中に何を入れられるかわかんないもんねえ」
クスハ「え…?」
ガーネット「冗談よ、冗談」
リオ(ガーネット少尉の方が、おにぎりの中にとんでもない物を入れそうだけど…)
ガーネット「何にせよ、みんなで作った方が早く終わるもんね」
クスハ「すみません…ありがとうございます」
ガーネット「いいから、あんたはリュウセイの所へおにぎりを持って行きなよ」
クスハ「え…?」
ガーネット「それも目的の一つだったんでしょ?」
クスハ「そ、そんなことありません!」
リオ「…そこまで力一杯否定すると、かえって怪しいわよ?」
クスハ「もう…からかわないでったら」
アヤ「とりあえず、出来た分だけでもみんなに配った方がいいわね」
クスハ「それじゃ、私も手伝います」
リオ「後の分は私達に任せて下さい」
アヤ「じゃあ、お願いね」
ガーネット「ラトゥーニ、あんたは行かなくていいの?」
ラトゥーニ「……別にいいわ…」
ガーネット「ふ〜ん…」(何だか別の意味で、ちょっと面白くなって来たかも…)

ハガネ格納庫
リョウト「オオミヤ博士、僕のリオンを基に、小型化したテスラ・ドライブの設計図を作ってみました」
ロバート「ほう、どれどれ…」「………」
リョウト「どうでしょう、役に立ちそうですか?」
ロバート「役に立つも何も、これならハガネにある資材で、1基ぐらいは何とか作れそうだよ」
リョウト「そうですか、良かった…」
ロバート「それにしても、良く出来た設計図だ。とても素人が作ったものとは思えないな」
リョウト「元々、機械いじりが好きで…DCに入ってからも、リオンの機体構造なんかを勉強してたんです」
ロバート「いや、素質もあるよ。どうだ? 俺の下で、PT工学やSR工学の勉強をする気はないか?」
リョウト「いいんですか!? 是非、お願いします!」
ロバート「よし。この設計図を持って、技術班の詰め所へ行ってくれ。すぐに組み立てに取りかからせる」
リョウト「はい!」
〔扉の開閉音〕
リュウセイ「………」
ロバート「ん? どうした、リュウセイ。ビルトラプターのチェックは終わったのか?」
リュウセイ「…なあ、ロブ。R−1は本当に使えねえのか?」
ロバート「…ああ、そうだ」
リュウセイ「でも、ハガネが発進した時は動いたじゃねえか。ライフルだって撃ったんだし…」
ロバート「確かに、R−1は完成に近い状態だが…」
リュウセイ「例の何とかシステムの調子が良くねえのか?」
ロバート「そうだ。起動に成功しても、まともに動けるかどうか…」
リュウセイ「動けりゃ充分だ。こないだみたいに、砲台の代わりぐらいにはなるぜ」
ロバート「駄目だ。今、お前を不安定なR−1へ乗せるわけにはいかない」
リュウセイ「けどよ!」
ロバート「駄々をこねたって、ダメだからな。早くラプターのチェックを済ませろ」
リュウセイ「…わ、わかったよ…」
クスハ「あの…リュウセイ君」
リュウセイ「クスハか。どうしたんだ、こんな所に?」
クスハ「はい、これ…差し入れよ。アヤさん達と一緒に作ったの」
リュウセイ「おにぎりか…ありがてえ。アヤも、ああ見えて意外に家庭的なところがあるんだな」
アヤ「聞こえたわよ、リュウ。意外に、で悪かったわね」
リュウセイ「な、何だ…いたのかよ、アヤ」
アヤ「覚えときなさいよ。今度はカラシがた〜っぷり入った特製のおにぎりを作ってあげるから」
リュウセイ「うへえ、そりゃご勘弁…」
アヤ「じゃ、クスハ。私は他の人の所を回ってくるから…」
〔扉の開閉音〕
クスハ「………」「ね、リュウセイ君…」
リュウセイ「ん? おにぎりなら、ちゃんと食ってるよ」
クスハ「…そうじゃなくて…」
リュウセイ「何だ?」
クスハ「…今度の作戦…必ず生きて帰って来てね」
リュウセイ「当たり前だ。俺がそう簡単に死ぬかっつーの」
クスハ「…それで…もし、この戦争が終わったら……」
リュウセイ「…わかってるよ。俺が艦長や教官にキッチリと話を付けて、お前をこの艦から降ろしてやる」
クスハ「………」
リュウセイ「よし、チェック終了。おにぎり、ありがとな。うまかったぜ」
〔扉の開閉音〕
クスハ「あ……」(…リュウセイ君、私のこと、どう思ってるの…?)(…やっぱり、ただの友達だよね………)

ハガネ艦橋
テツヤ「艦長、各作業が終了しました」
ダイテツ「よし…機関始動。潜水艦行動に入れ」
テツヤ「了解! 機関、始動! 喫水線上の区画の水密確認。主翼、格納。バラストタンク、ブロー!」
ダイテツ「深度100に固定。目的地…アイドネウス島エリュシオン湾!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「ラストバタリオン」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
テンペスト「エルザム、こちらの配置は終了した」
エルザム「…了解です」
テンペスト「…どうした?」
エルザム「…あなたと機体を並べていると、昔のことを思い出します」
テンペスト「…教導隊の記憶は、俺にとって屈辱でしかない…」「人型機動兵器の操縦技術を構築するためとは言え…」「俺の妻子を殺した地球連邦軍に入るなど…」
エルザム「…少佐のお気持ちは自分にもよくわかります」「しかし、過去の怨恨は、いずれ己の身を滅ぼす要因となります」
テンペスト「フッ…悪いが、俺はお前ほど人間が出来ていない」「お前のように妻を失って、冷静ではいられんのでな」
エルザム「………」
テンペスト「…すまん、エルザム。少し言い過ぎたようだ」
エルザム「いえ」
LB兵「隊長、ハガネがこの海域へ侵入して来ます!」
テンペスト「来たか…。では、私は第二部隊の指揮を執る。後詰めは任せてもらうぞ」
エルザム「了解です」
〔敵ユニット離脱〕
エルザム「よし…。全機、HOSジャマーを解除せよ! これより攻撃を開始する!」
〔味方戦艦出現〕
テツヤ「敵部隊の待ち伏せに、気づかなかっただと!?」
エイタ「す、すみません! 敵は特殊なジャミング装置を使用していたようで…!」
ジャーダ「な、何だ、あいつら!? ガーリオンとかいう指揮官機用の機体ばっかりじゃねえか!」
リョウト「あ、あの部隊は…!」
アヤ「知ってるの、リョウト!?」
リョウト「ビ、ビアン総帥の親衛隊で…DCの中でも選りすぐりのエリートパイロットが集められた…」「ラストバタリオンです!」
アヤ「!!」
イルム「ラストバタリオンだと…? チ、趣味の悪い名前を付けやがって」
マサキ「DCが、タダでアイドネウス島まで行かせてくれるとは思ってなかったが…」
ガーネット「どうやら相当な覚悟をしなきゃならないみたいね…!」
ダイテツ「PT部隊、緊急発進! 敵機を迎撃せよ!!」
イングラム「了解」
ロバート「イングラム少佐、小型化したテスラ・ドライブの開発が何とか間に合った」「これを装着すれば、陸戦型のPTも空を飛ぶことが出来る。使ってみてくれ」
イングラム「ああ、わかった」
リオ「アヤ大尉、リュウセイ君が機体に乗っていません!」
アヤ「え!? あの子、どこへ行ったの!?」
ロバート「あいつ、まさか…!?」
アヤ「イングラム少佐…!」
イングラム「…構わん。リュウセイの好きにさせておけ」
アヤ「え!? し、しかし!!」
イングラム(こういう状況こそ、奴が力を発揮する好機となるからな)
〔味方ユニット出現〕
〈出撃準備〉
エルザム「フフフ…我々が与える試練を乗り越えることが出来るか? ハガネ、そして我が弟よ」
ライ「今日こそ、俺はお前を…俺に付きまとっていたプレッシャーを乗り越えてみせる」
ダイテツ「各員へ! 本艦の目的はあくまでもアイドネウス島へ到達し、敵中枢部を破壊することである!」「よって、本艦は潜水艦行動を取りつつ、今から6分以内にここから現海域を突破する!」
〔カーソル、目的ラインを指定〕
ダイテツ「では、各員の奮闘を期待する!」
イングラム「全機、攻撃を開始せよ!」
<戦闘開始>

<2PP>

ダイテツ「あと5分以内に本艦を突破口まで到着させろ!」
テツヤ「了解!」
リュウセイ(相手が親衛隊だろうと何だろうと、こいつが動けば…! イチかバチか、やってみるしかねえ)
ロバート「やっぱり…ここにいたか、リュウセイ」
リュウセイ「ロブ、止めたって無駄だからな。俺はR−1に乗る」
ロバート「………」「俺は…お前を殺すためにそのマシンを作ってるわけじゃない」
リュウセイ「何言ってんだ、それじゃあ…!!」
ロバート「…わかってるさ。人を殺すための兵器を作っておいて…」「俺の言ってることが矛盾しているのは十分わかってる」「だが、それでも…! せめて、俺の作ったマシンに乗っている人間だけでも…殺したくはない」「それすらも偽善やエゴだってことは承知してる。だが、その感情が俺に残された最後の…」「最後の良心なんだ…!」
リュウセイ「ロブ…!」

<2EP>
リュウセイ「ロブ、お前が何と言おうと俺はやるぜ」
ロバート「………」
リュウセイ「俺は何もせずに死ぬつもりはねえ」「R−1を初めて動かしたあの時みたいに…生き残る方法があるなら、それに賭けてみてえんだ」
ロバート「………」
リュウセイ「頼む! 俺をR−1で出撃させてくれ!!」
ロバート「…わかった。そこまで言うのなら…お前を信じてみよう」
リュウセイ「!」
ロバート「すぐに起動準備をする。お前はコックピットへ行くんだ!」
リュウセイ「すまねえ、ロブ!」

<3PP>
ダイテツ「あと4分以内に本艦を突破口まで到着させろ!」
テツヤ「了解!」

<4PP>
ダイテツ「あと3分以内に本艦を突破口まで到着させろ!」
テツヤ「了解!」

<5PP>
ダイテツ「あと2分以内に本艦を突破口まで到着させろ!」
テツヤ「了解!」

<6PP>
ダイテツ「急げ、あと1分以内に本艦を突破口まで到着させろ! もう時間がないぞ!」
テツヤ「了解!」

<7PP>
ダイテツ「うぬっ、時間切れか…!」
(→GAME OVER

<ライvsエルザム>
エルザム「ライよ…お前の成長ぶりを見せてもらおうか」
ライ「…何故だ? 何故、お前は俺達を試そうとする?」
エルザム「………」
ライ「お前は、一度たりともハガネへ決定的な打撃を与えようとはせん」「それは、決してトロニウムの爆発を恐れているからではないはずだ」
エルザム「その答えを知りたくば、私を…DCを倒すがいい」
ライ「!」
エルザム「もっとも、お前にそれが出来ればの話だがな」
ライ「貴様は、いつもそうやって他人を見下す態度を取り…相手の気持ちなど考えない…!」「そして、自分の大義のために平気で他人を犠牲にする!」「だから、あの『エルピス事件』で…」「貴様はカトライア義姉さんを撃つことが出来たのだ!」
エルザム「……!」
ライ「貴様ほどの腕があれば、義姉さんを助けられたはず…! それなのに、貴様は…!」
エルザム「…戦場では、軍人の個人的な感情など無視される」
ライ「!!」
エルザム「それを忘れ、情念に駆られて行動を取る者に…この星を守ることなど不可能だ」
ライ「何…!?」
エルザム「そして、ビアン総帥の真意を察することが出来ず…」「大義を見失った者に、この私は倒せん!」
ライ「貴様の大義など認めるものか! 行くぞ、エルザム!」

<エルザム撃破orHP30%以下orハガネがボーダーライン突破・味方援軍1&敵増援1出現>
※※ライが撃破した場合、セリフ追加※※
エルザム「我がトロンベを撃墜するとは…やるな、ライ」
ライ「エルザム! あの世でカトライア義姉さんにわびるがいい!!」
エルザム「フッ…私はまだ、我が妻の下へ行くわけにはいかぬ」
ライ「!?」
エルザム「我らラストバタリオンの任務は、お前達をアイドネウス島へ導くこと…」
ライ「何…!?」
エルザム「我が弟よ、あの島でお前達を待っているぞ」
ライ「待て、エルザム!」
※※ライ以外が撃破した場合、セリフ追加※※
エルザム「我がトロンベを撃墜するとは…やるようになったな」「だが…私はまだ、我が妻の下へ行くわけにはいかぬ」「我らラストバタリオンの任務は、お前達をアイドネウス島へ導くこと…」「ハガネ…そして我が弟よ。あの島でお前達を待っているぞ」
※※ライがHP30%以下にした場合、セリフ追加※※
エルザム「やるな、ライ…!」
ライ「まだ終わりではないぞ、エルザム!」
エルザム「フ…。ここは我々兄弟が決着をつけるのに相応しい場所ではない」
ライ「!?」
エルザム「我らラストバタリオンの任務は、お前達をアイドネウス島へ導くこと…」
ライ「何…!?」
エルザム「我が弟よ、あの島でお前達を待っているぞ」
ライ「待て、エルザム!」
※※ライ以外がHP30%以下にした場合、セリフ追加※※
エルザム「フッ、やるようになったな」「我らラストバタリオンの任務は、お前達をアイドネウス島へ導くこと…」「ハガネ…そして我が弟よ。あの島でお前達を待っているぞ」

〔敵ユニット出現〕
テンペスト「…ビアン総帥の命令に逆らうつもりはない。だから、ハガネを沈めはせん」「しかし…俺の16年間の恨みの深さだけは思い知ってもらう…!」
エイタ「ガ、ガーリオンが1機、こちらに突撃して来ます!!」
テツヤ「何!?」
〔テンペスト、ダイテツに隣接〕
[イベント戦闘「ダイテツvsテンペスト」]
テンペスト『まずは俺の恨みの深さを思い知ってもらう!』
ダイテツ『お、おのれ…! たった1機のAMに!!』

ダイテツ「損害箇所を報告せよ!」
エイタ「右舷上部に直撃! 第3ツリムタンク、第4主砲、使用不能! 第10から14ブロックまで浸水!」
テツヤ「たった一撃で…!? な、何て奴だ!!」
テンペスト「…その程度では、まだ沈まぬはずだ…!」
エイタ「! 先程のガーリオンが再び攻撃を仕掛けて来ます!!」
ダイテツ「急速回頭! 機関、第四戦速! 艦首と艦尾への直撃を何としても避けろ!!」
テツヤ「了解! 急速回頭! 機関、第四戦速!!」
テンペスト「次は我が妻、レイラの無念を思い知ってもらう!」
テツヤ「! 回避が間に合わん!!」
〔味方ユニット出現〕
[イベント戦闘「ダイテツvsテンペスト」]
テンペスト『我が妻の無念…思い知るがいい!!』
リュウセイ『ハ、ハガネをやらせはしねえっ!!』

テンペスト「何っ…今のは!?」
リュウセイ「な、何とか間に合ったみてえだな…!」
テツヤ「ア、R−1…! リュウセイか!?」
アヤ「あ、あの子…姿を見かけないと思ったら…!」
テンペスト「新型のパーソナルトルーパーだと?」
ライ「R−1は、今の状態で戦闘が可能なのか!?」
リュウセイ「くそっ…起動はしたが、機体の反応が鈍い!」
テンペスト「ほう…。どうやら調整が不完全らしいな」
リュウセイ「だけどな、それは百も承知で出て来てんだ!」
テンペスト「何のために?」
リュウセイ「DCを倒すためだ! てめえらに、地球を支配させるわけにはいかねえんだよ!!」
テンペスト「フン…。この星のために戦っているのは、お前達だけではない」
リュウセイ「!?」
テンペスト「ビアン総帥は…弱腰の連邦政府や連邦軍では、異星人からこの星を守れぬと判断され…」「DCによる地球圏の武力統一を決意された。そして、それを支持する者が多いことは…」「連邦軍に所属している貴様達が一番良く知っているはずだ」
リュウセイ「ど、どういうことだ!?」
テンペスト「気づいていないのか? 何故、これ程までに早くDCが連邦軍を打ち崩せたかということに」「それは、連邦軍の内部に…ビアン総帥の大義へ賛同する者が多数いたからだ」
リュウセイ「そうかい…! なら、てめえもその大義って奴のために戦ってるんだな!?」
テンペスト「…俺は違う…」
リュウセイ「何!?」
テンペスト「俺は16年前のホープ事件で…」
テンペスト「連邦軍の強硬策のせいで命を失った妻と娘の仇を討つために戦っているのだ」
リュウセイ「仇撃ちだと…!」
テンペスト「そうだ。俺は大義も意地もない貴様らなどに、決して負けん!」「特に、ゲームと戦争の区別も付かないお前のような子供にはな!」
リュウセイ「!」「俺にだって…!」「俺にだって意地はある! 守らなきゃならねえものだってあるんだっ!!」
テンペスト「ならば、その守るべきものを失った悲しみと悔しさを…」「お前に教えてやる!」
リュウセイ「やらせるか! 行くぞ、R−1!!」
〔リュウセイ、精神コマンド「ド根性」「必中」「ひらめき」「集中」使用〕

<ラトゥーニvsテンペスト>
テンペスト「…お前もDCに身を置いていたなら、若くして死なずに済んだものを……!」
ラトゥーニ「…私とあなたの娘を重ねるのはやめて…」
テンペスト「!」
ラトゥーニ「それに…私はこんな所で死ぬつもりはない…!」
テンペスト「…そうだ…。俺の復讐に情けなど必要ない…」「何人であろうとも、連邦に荷担する者は……倒す!!」

<テンペスト撃破(リュウセイ)>
リュウセイ「どうだ! これが…俺の意地って奴だっ!!」
テンペスト「うぐっ…! この俺の復讐が…あんな子供に邪魔をされるだと…!?」「だが、俺は死なん…死なんぞ…!」「こんな所では死なんぞぉぉっ!!」

<テンペスト撃破(ラトゥーニ)>
テンペスト「うぐっ…! まさか、お前に撃墜されるとはな…!」
ラトゥーニ「…復讐は何も生み出さない…」
テンペスト「フ、フフ…子供が…。俺を諭すつもりか…!」「だが、俺は死なん…! 復讐を成し遂げるまで…」「こんな所では死なんぞぉぉっ!!」
〔敵ユニット離脱〕
ラトゥーニ「………」「…悲しい人…私みたいに、過去に囚われて…」

<テンペスト撃破(リュウセイorラトゥーニ以外)>
テンペスト「うぐっ…! まさか、この俺が撃墜されるとはな…!」「だが、俺は死なん…! 復讐を成し遂げるまで…」「こんな所では死なんぞぉぉっ!!」

<ダイテツが目的地へ到達・勝利条件達成>
テツヤ「艦長! 目標ポイントに到達しました!!」
ダイテツ「よし、針路このまま! 機関、最大戦速! アイドネウス島へ突撃せよ!!」
【戦闘マップ終了】


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