TOP PAGEへ

No.2A
パーソナルトルーパー

【シナリオデモ開始】
秋葉原
クスハ「…リュウセイ君、そろそろ行こうよ…」
リュウセイ「も、もうちょっとだけ!」
クスハ「そう言って、さっきから30分ぐらい経ってるんだけど…」
リュウセイ「だってさ…この限定版の超合金、もう手に入らないんだぜ?」
クスハ「…早くしないと病院の面会時間…終わっちゃうよ?」
リュウセイ「だから、もう少しだけって言ってんじゃん」
クスハ「…リュウセイ君のお母さん、待ってると思う…」
リュウセイ(トホホ)「…わかったよ、クスハ」

秋葉原
クスハ「リュウセイ君って、ホントにロボットが好きなのね」
リュウセイ「ああ。何てったって、ロボット…特にスーパーロボットは男のロマンだからな」
クスハ「スーパーロボットって、こないだ新聞に載ってた軍のパーソナル何とかっていう…」
リュウセイ「違う違う。パーソナルトルーパーはリアル系」「スーパー系のロボットってのはな、見た目のインパクトがドーンとあって…」「変形とか、合体とかをバリバリやって、ものすげえ必殺技も持ってて…」
クスハ「でも、結局はロボットなんでしょ?」
リュウセイ「あ、あのなぁ。…やっぱ、女にゃわかんねえか。男のロマンってのは」
クスハ「うふふ」
リュウセイ「な、何だよ?」
クスハ「ロボットの話をしてるリュウセイ君って、子供みたい。それに、すっごく嬉しそう」
リュウセイ「そうかい? ま、俺の夢は本物のロボットに乗ることだからな」
クスハ「だから、あのゲーム…『バーニングPT』をやってるんだ?」
リュウセイ「ああ。あれは操作方法とかグラフィックがリアルだし、それに…」
クスハ「その話は後でゆっくり聞いてあげるから、早く病院へ行きましょ」
リュウセイ「へいへい」

病院
ユキコ「いらっしゃい…リュウ、クスハちゃん」
クスハ「こんにちわ、ユキコおばさま」
リュウセイ「おふくろ……具合、どう?」
ユキコ「ここのところは気分もいいし…大丈夫よ」
リュウセイ「ちゃんとメシ、食ってる? 食べないと元気出ないぜ」
ユキコ「うふふ…これじゃ、どっちが母親かわからないわね」「それより、リュウ…。勉強の方はちゃんとやってる?」「個性重視の入試とは言っても、基礎学力は必要なんだから…」
リュウセイ「おふくろ、俺さ…大学へ行くのやめようと思ってるんだ」
ユキコ「え…?」
リュウセイ「ほら、おふくろの入院費も稼がなきゃならないし…俺、大学行かずに働くよ」
クスハ「リュウセイ君…」
ユキコ「ありがとう、リュウ。でもね…お母さんは反対よ」
リュウセイ「だけど…」
ユキコ「あなたの人生はこれからなのよ、リュウ」「だから、今を焦らないで。あなたにしか出来ないことが必ずあるはず…」
リュウセイ(俺にしか出来ないこと、か…)
ユキコ「だから、自分の人生は自分で決めなさい。死んだお父さんだってきっとそう言うと思うわ」
リュウセイ「…わかったよ、おふくろ」
看護婦「ユキコ・ダテさん、検査の時間です」
ユキコ「リュウ、この後の予定があるんでしょ? 早く行かないと時間に遅れるわよ」
リュウセイ「ああ、わかった。じゃあ、また来るよ」
クスハ「お大事に…ユキコおばさま」

海浜幕張
クスハ「この分だと何とか大会の開始時間に間に合うね」
リュウセイ「…腕パーツはクロスコンバットタイプに換えて…武器はナイフにリボルヴァー、と」
クスハ「リュウセイ君、さっきからDコンで何やってるの?」
リュウセイ「ん? ああ、大会用の機体データを調整してんだ」
クスハ「相変わらず熱心ね」
リュウセイ「あったぼうよ。何てったってバーニングPTの全国大会だぜ?」「特に、東京地区予選で優勝したテンザン・ナカジマは要注意だから…準備は念入りにな」
クスハ「誰なの、その人…?」
リュウセイ「ゲーマー仲間じゃ、有名な奴さ。会ったことねえけど、噂じゃ凄いテクを持ってるらしい」
クスハ「ふ~ん…」「ね、ね、リュウセイ君。今度は秋葉原とかじゃなくて、お台場とかに行こうよ」
リュウセイ「う~む…やっぱり、遠距離戦用の武器もつけとくか。いや、それとも…」
クスハ(………)「…もう…相変わらず私のこと、女の子だと思ってないんだから…」
リュウセイ「ん? 何か言ったか?」
クスハ「何でもない。全国大会、頑張ってね」
リュウセイ「ああ。必ず優勝して、がっぽり賞金を頂くぜ!」「そしたら、おふくろの入院費も半年分ぐらい何とかなるからな」「さ、会場に行こうぜ!」
クスハ「あ…。待ってよ、リュウセイ君!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「パーソナルトルーパー」


【戦闘マップ開始】
〔中立ユニット出現済み〕
アナウンサー「リュウセイ選手、ゲームスタートわずか15秒で相手を撃破!!」「全日本バーニングPT選手権大会の優勝者はリュウセイ・ダテ選手に決定しました!!」
リュウセイ「おっしゃあ!!」
クスハ「リュウセイ君、おめでとう!」
オペレーター「サンプル55番からテレキネシスαパルスを検出。リンク係数、0.22…」
イングラム「あの少年か、アヤ?」
アヤ「はい、少佐。この大会にエントリーした者の中では、最も適性があると思われます」
イングラム「サンプル55番…リュウセイ・ダテか」(…偶然とは言え、血筋は争えんな)
アナウンサー「リュウセイ君、優勝した感想は?」
リュウセイ「テンザン・ナカジマと対戦できなかったのが残念だけど、優勝は優勝だ。気分は最高だぜ!」
アナウンサー「そう言えば、テンザン君はこの決勝大会を棄権していますねえ」
イングラム「アヤ…大会終了後、リュウセイ・ダテの身柄を確保しろ」
アヤ「はい、少佐」
〔警報〕
アヤ「どうしたの!?」
オペレーター「入間より入電! 第4警戒ラインにAGX-01の集団が出現!」
アヤ「何ですって!?」
オペレーター「スクランブルで上がった百里の飛行隊と交戦中! この付近に接近しつつあります!」
アヤ「少佐、どうしますか?」
イングラム「サンプル55番のモニターを続けろ。それから、タイプTTの起動準備を」
アヤ「了解です」
オペレーター「AGX-01が急加速! この区域に侵入して来ます!」
アヤ「!」
〔敵ユニット出現〕
〔中立ユニット出現〕

アナウンサー「では、リュウセイ君に優勝トロフィーと賞金の授与を!」
リュウセイ「ん? 何だ? 外が騒がしいな…」
連邦軍兵「敵機確認! これより攻撃を開始する!!」「ミサイル発射!」
〔メギロートにダメージ〕
〔メギロートのうちの一機、ドーム上へ移動〕

リュウセイ「うあああっ!!」
クスハ「きゃああっ!!」
オペレーター「AGX-01が1機、会場へ落下しました!!」
アヤ「何ですって!?」
イングラム「アヤ、サンプル55番の適性を試す。トレーラーのカバーを開け、タイプTTを外に出せ」
アヤ「まさか、少佐…!」
イングラム「そう。そのまさかだ」
アヤ「無理です! いきなりパーソナルトルーパーで実戦をやらせるなんて…!」
イングラム「構わん。そのためのタイプTTだ」
アヤ「わ、わかりました」
〔味方ユニット出現〕
リュウセイ「う、うう……何だってんだ、一体…?」「ク、クスハ…大丈夫か…?」
クスハ「う、うん…」
リュウセイ「!!」
〔カーソル、墜落したメギロートを指定〕
リュウセイ「な…!? 虫型の…ロボット…?」
クスハ「な、何なの、あれ…!?」
リュウセイ「…あ、あいつ…軍のパーソナルトルーパーや戦闘機なんかじゃねえ……」「こっちを見てやがる…! ヤバい、このままじゃ…!」
〔サイコドライバー能力発現〕
リュウセイ「な、何だ、今の!? 目の前で火花が…?」
〔カーソル、ゲシュペンストMk-IITTを指定〕
リュウセイ「! あれは連邦軍のパーソナルトルーパー、量産型のゲシュペンストMk-II…!」「な、何で、こんな所に? しかも一機だけ…」
連邦軍兵「妙だな…この区域にパーソナルトルーパーが出撃しているという報告は聞いていないぞ」
〔通信のコール音〕
連邦軍兵「何だ…? この空域からの離脱命令?」「各機へ! この空域のバグスはゲシュペンストに任せ、離脱するぞ!」
〔中立ユニット、マップ端へ移動〕
〔中立ユニット離脱〕

リュウセイ「お、おい! な、何で軍の戦闘機が逃げていくんだよ!? あの虫ロボットはどうすんだ!?」「このままじゃ、やられちまうじゃねえか!!」
クスハ「リュ、リュウセイ君…!」
リュウセイ「………」「いいか、クスハ。…お前はここから逃げろ…!」
クスハ「え…!? リュウセイ君は…!?」
リュウセイ「いいから、逃げろ! 俺がその時間を稼いでやる!!」
クスハ「な、何をする気なの…!? 待って、リュウセイ君…! リュウセイ君!」
リュウセイ「…あいつで何とか虫ロボの注意を引けば…!」
〔リュウセイ、ゲシュペンストMk-IITTへ搭乗〕
リュウセイ「ん!? コックピットハッチが開いてる…。しかも、中に誰も乗ってねえ」「!」「こ、これは…!? お、同じだ…バーニングPTのコックピットの中と…」「な、何で軍の最新兵器のコックピットがゲームと同じになってんだ!?」
〔メギロート、リュウセイの周囲へ移動〕
リュウセイ「か、囲まれた!?」
〔リュウセイにダメージ〕
リュウセイ「うああっ!!」
〔サイコドライバー能力発現〕
リュウセイ「く、くそっ…やってやる! 操作がバーニングPTと同じなら、やってやる!!」「これ以上、街や人を攻撃されてたまるかっ!!」「こ、こいつが姿勢制御用パネル…火器管制はこれ…BMセレクターも同じだ!」「よ、ようし…行くぞ、ゲシュペンストMK-II!!」
<戦闘開始>

<1EP>

リュウセイ「こ、このまま距離を詰めて戦えば、バーニングPTの要領で…」
アヤ「あなた、何をやってるの!? 相手は中距離戦闘タイプの機動兵器なのよ!」
リュウセイ「!?」
アヤ「今すぐ戦闘モードをミドルレンジに切り換えなさい!」
リュウセイ「あんた、誰だ!?」
アヤ「いいから、戦闘モードを切り換えて! 素人のあなたじゃ接近戦なんて無理よ!!」
リュウセイ「そんなの、やってみなきゃわからねえだろうが!!」
アヤ「!」
リュウセイ「それより、ごちゃごちゃ言ってる暇があったら手ェ貸すか、応援を呼んでくれってんだ!!」「あんたら軍人だろ!? 街や人を守るのが仕事だろ!? 違うのかよ!!」
アヤ「そ、そんなこと…言われなくてもわかってるわよ!」
※※熟練度が0の場合、セリフ追加※※
オペレーター「イングラム少佐、こちらへPT部隊が急行中です」
イングラム「対応が早いな」
〔味方ユニット出現〕
カイ「敵機を確認! これより迎撃に移るぞ!!」
リュウセイ「あ、ありがてえ! 味方が来てくれたのかよ!」
カイ「!! SRX計画預かりのタイプTTが何故ここにいる!?」「パイロットは…未登録だと? まさか、民間人が乗っているわけではあるまいな!?」「こちらはカイ・キタムラだ! そこのPTキャリアの搭乗者、官姓名を名乗れ!」
イングラム「…SRX計画担当のイングラム・プリスケン少佐です」
カイ「ここで何をしている? あのゲシュペンストのパイロットは何者だ!?」
イングラム「お答えできません。SRX計画の機密事項に抵触しますので」
カイ「相変わらずの秘密主義か。だが、俺の任務に口出しはさせんぞ」
イングラム「…了解です」
リュウセイ「あのゲシュペンスト…俺を助けてくれるんだよな…!?」


≪熟練度1≫
<7EP>

熟練度が0の場合追加or熟練度が1の場合7ターンEP
オペレーター「イングラム少佐、こちらへPT部隊が急行中です」
イングラム「対応が早いな」
味方増援出現
カイ「敵機を確認! これより迎撃に移るぞ!!」
リュウセイ「あ、ありがてえ! 味方が来てくれたのかよ!」
カイ「!! SRX計画預かりのタイプTTが何故ここにいる!?」「パイロットは…未登録だと? まさか、民間人が乗っているわけではあるまいな!?」「こちらはカイ・キタムラだ! そこのPTキャリアの搭乗者、官姓名を名乗れ!」
イングラム「…SRX計画担当のイングラム・プリスケン少佐です」
カイ「ここで何をしている? あのゲシュペンストのパイロットは何者だ!?」
イングラム「お答えできません。SRX計画の機密事項に抵触しますので」
カイ「相変わらずの秘密主義か。だが、俺の任務に口出しはさせんぞ」
イングラム「…了解です」
リュウセイ「あのゲシュペンスト…俺を助けてくれるんだよな…!?」

<リュウセイvsメギロート(戦闘前)>
リュウセイ「き、機体のバランスが…!」「ち、違う…ゲームとは全然違う!!」

<リュウセイvsメギロート(戦闘後)>
リュウセイ「ぐ、ぐうっ…! こんなにGがキツいなんて…!」「ゲームなんかじゃねえ…こ、これが本物の戦闘って奴か…!」「だから…! 絶対に負けられねえんだ!!」

<カイvsメギロート>
カイ「エアロゲイターのバグスがこんな市街地に現れるとはな!」「だが、俺の目の黒いうちは日本で好き勝手はやらせんぞ!!」

<敵全滅・勝利条件達成>
オペレーター「バグスの全機撃墜を確認!」
イングラム「サンプル55番は?」
オペレーター「脳波と心拍数に乱れが見られますが、許容範囲です」
イングラム「…初めての戦闘でこの数値が。なかなかのものだな」「特務隊にこの区域を全面封鎖させろ。それと…報道管制は厳重にな」
オペレーター「はっ」
イングラム「俺はタイプTTとサンプル55番の身柄を確保する。アヤ、後は任せるぞ」
アヤ「はい、少佐」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

海浜幕張
リュウセイ「クスハ…! どこに行ったんだ…!?」
イングラム「…お前がリュウセイ・ダテだな?」
リュウセイ「! あ、あんたは…?」
イングラム「俺の名はイングラム・プリスケン。見てのとおり、軍人だ」
リュウセイ「そんなことより、クスハを捜さなきゃ…!」
イングラム「クスハ…。お前と一緒にいた少女の名前か?」
リュウセイ「! あ、あんた…あいつがどこにいるのか知ってるのか!?」
イングラム「ああ。彼女は救急隊に救助され、無事だ」
リュウセイ「そ、そうか……。なら、良かった…」
イングラム「それよりも…」
リュウセイ「俺に何か用があるのかよ?」
イングラム「ああ。俺と一緒に来てもらおうか、リュウセイ・ダテ……」
リュウセイ「………」

極東支部基地
アヤ「じゃあ、あの子はSRX計画のテストパイロットになることを承諾したんですね?」
イングラム「ああ。軍の機体を無断で動かした罪を抹消し…」「病気の母親の入院費を全額、軍が負担するという条件でな」
アヤ「そうですか…」
イングラム(…結果的には都合が良い。いずれにせよ、彼女の監視は必要だったからな)「リュウセイ・ダテはお前の下に配属し…」「当面はテストパイロットとしての訓練を受けさせる」
アヤ「わかりました」
イングラム「間もなく、彼がこの基地へ来る。出迎えを頼む」
アヤ「了解です」

極東支部基地
一般兵「IDと入場許可証のない者は、基地内に入れないと言っている!」
リュウセイ「だから! その二つとも持ってくるのを忘れたんだってば!」
一般兵「なら、出直して来るんだな」
リュウセイ「あのなぁ、俺はこの基地の人に呼ばれて来たんだ! 問い合わせてくれればわかるって」
〔歩く足音〕
ライ「すまないが、君…。そこを通してくれないか」
リュウセイ(驚き)「え? あ、ああ…わりぃな」
一般兵「失礼ですが、IDと入場許可証のご提示をお願いします」
ライ「………」
一般兵「ライディース・F・ブランシュタイン…少尉ですね?」
ライ「ああ。本日付けで月のマオ・インダストリーよりこの基地へ出向して来た」
一般兵「確認しました。どうぞお入りください、少尉」
リュウセイ「………」
ライ「IDと許可証のない人間は基地内には入れん。…常識だぞ」
〔歩く足音〕
リュウセイ「何だぁ? あのキザな金髪野郎は…」「しかも、左手にだけ手袋をつけて…変な奴」
アヤ「あなたがリュウセイ・ダテ君ね?」
リュウセイ「え?」
アヤ「アヤ・コバヤシ大尉です。あなたを迎えに来ました」
リュウセイ「! そ、その声…もしかして、あの時の…!」
アヤ「そう。あなたが乗っていたゲシュペンストへ通信を入れたのは私よ」
リュウセイ「やっぱり…!」
アヤ「あの時はごめんなさい…。あなたのことを怒鳴ったりして…」
リュウセイ「………」
アヤ「…どうしたの?」
リュウセイ「…こんな美人が上官だなんて…ラッキーだなあ」
アヤ「フフッ…上官と言っても、私も軍に入ったばかりなの。だから、大尉じゃなくアヤでいいわ」
リュウセイ(え、えらくアバウトだな…そんなのでいいのか?)
アヤ「その代わり、私もあなたのことをリュウって呼ばせてもらっていいかしら?」
リュウセイ「あ、ああ…別にいいけど。んじゃ、これからもよろしく、大尉…じゃなくて、アヤ」
アヤ「うふふ…じゃ、握手しましょ」
リュウセイ「は?」
アヤ「だから、お近づきの握手。これから私達はチームメイトになるんだから。ね?」
リュウセイ(チームメイトって…学校のクラブ活動かよ?)
アヤ「さあ…」
リュウセイ「う、うん…」
〔サイコドライバー能力発現〕
アヤ(! こ、これは…!)
リュウセイ「どうしたんだ?」
アヤ「い、いえ…優しい手だな、とか思ってね」
リュウセイ「ふ~ん…そんなこと言われたの、初めてだぜ」
アヤ「…気にしないで。さあ、基地の中へ案内するわ」

極東支部基地
イングラム「お前の経歴は調べさせてもらった。名門の軍人一族ブランシュタイン家の次男…」
ライ「………」
イングラム「父親は名将と名高いコロニー統合軍の総司令官、マイヤー・V・ブランシュタイン…」「そして、兄はPT操縦技術の構築に貢献した特殊戦技教導隊の出身であり…」「現在はコロニー統合軍のトップエース、エルザム・V・ブランシュタイン…」
ライ「お言葉ですが、自分はブランシュタイン家やコロニー統合軍とは縁を切った人間です」
イングラム「そうか」
ライ「イングラム少佐、一つだけ質問があります」
イングラム「何だ?」
ライ「何故、自分をここへお呼びになったのです? 少佐もあの事故のことはご存じのはず…」「そして、自分の左手のことも…」
イングラム「お前の素質がSRX計画に必要だから呼んだまでだ」
ライ「………」
イングラム「…他に質問は?」
ライ「いえ、ありません。では、失礼します」

極東支部基地
イングラム「…………」「…これで最低限のサンプルはそろったか」「全ては、これからだ…」
【シナリオエンドデモ終了】


● No1A「セカンド・コンタクト」 へ戻る

● No3A「訓練」 へ進む


◆ 「スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。