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No.15
必殺!超高速グレートブースター!!

【シナリオデモ開始】
GEAR本部 研究室
エリス「うーん、これでもない。もぅ、何なのよ、データウェポンの好きなもの!」
銀河「なんだ、まだ探してんのかよ」
エリス「まだとは何よ。二人だってこの前みたいに、電童のいないところでデータウェポンが出て来たら困るでしょう」
銀河「そりゃまぁ」
エリス「だから探しているのよ。データウェポンが好きなもの。どうしても出て来たくなるようなものを」
北斗「やっぱり電気とか、何かエネルギーになるようなものとか?」
エリス「そう、データウェポンは高エネルギーなものが好きなのよ。そこまではわかってるんだけど」
日吉「そこから先はもうエネルギーを片っ端からユニコーンドリルとレオサークルに見せているんだけどさ」
小介「全く反応なしです」
ルリ「オモイカネもお手上げ状態です・・・」
隼人「もしかして、地球上には存在しないエネルギーということもあるな」
エリス「だったら本当にお手上げよ。データウェポンを追跡するプログラムのほうは完成しているっていうのに」
甲児「追跡プログラムだけじゃ、駄目なのかい?」
井上「追跡は出来ても、ファイルに保存することが出来ないんです」
小介「わかりやすく言えば、データウェポンという動物を追うことは出来るけど、捕まえる網がないってことです」
井上「捕まえるためにも、データウェポンの好きなもの、つまりエサを見つけなければ」
ラージ「ああ、幸せですねぇ。こんなに豊富なエネルギーのデータに触れられるなんて・・・」
日吉「もぅ、ラージさん、もっとマジメにやってよ!」
エリス「ああぁん! もうこうなったら、地球上の物質全部試してやるわ!」
健太郎「地球上に、いったいどれだけの物質が存在するのか君はわかっているのかね?」
エリス「それでもやります! ルリさん、オモイカネを借りますね! メテオもフル稼働よ!」
ラージ「電子の聖獣が物質に固持しているとは思えないんですけどね」
サイ・サイシー「ところで、メテオって何?」
吉良国「GEAR本部のメインコンピューターだよ」

螺旋城 司令室
〔爆発音〕
〔画面、振動〕

螺旋城「何事だ!?」
ギガアブゾルート「大変ですお館様。ラゴウが見張りのガルファ素体を喰らい、逃げ出しました!」
ギガグルメイ「またか、素体ごとき、何百体喰われようとかまわぬが」
ギガウィッター「外でラゴウが傷つくようなことがあれば」
アルテア「お前たちも、ただではすむまい」
螺旋城「アルテア殿」
アルテア「今回は力は貸さぬぞ、たまには自分たちの手で連れ戻してみろ」
ギガアブゾルート「ぐう・・・機獣を出せ!」
螺旋城「いや、機士だ。機士でなければ、ラゴウを無事に連れ戻すことはできん」
アルテア「ふ・・・賢明な判断だ」

GEAR本部 司令室
〔モニターの開く音〕
剣造「鉄也君、甲児、すまんが一度、科学要塞研究所まで戻ってきてはくれないか」
鉄也「それでは、グレート・ブースターが完成したんですね」
剣造「その通りだ。それで、実際にテストしてみたいのだ」
甲児「でも、それにどうして俺まで必要なんです、お父さん?」
剣造「うむ、グレートマジンガーだけでは不公平と思ってな。実はマジンガーZにも新兵器を用意したんだ」
甲児「本当ですか。そりゃすごいや」
剣造「光子力を増幅させた強化型ロケットパンチだ。様々な制約上、一発しか撃てないが、威力の方は私が保証する」
甲児「よっしゃあ、これで何が来ても怖いものなしだ!」
ジュン「所長、グレートマジンガーだけ強化じゃ不公平って、どうしてビューナスAの新兵器はないんです?」
さやか「ダイアナンAもよ」
剣造「すまんが、二人の分の新兵器を開発する時間がなかったんだ。今回は、グレートとマジンガーの強化だけで勘弁してくれ」
さやか「もう、これじゃ、ますますあたしたちとマジンガーたちとの差が開いちゃう」
ボス「まったくだわさ」
鉄也「当たり前だろ、グレートやZと張り合おうってのが間違いなんだ」
甲児「その通り。へへ、それじゃさっそく行こうぜ、鉄也さん」
鉄也「すみません長官。そういうわけで、すこし出かけます」
渋谷「ああ、わかった」
ボス「ちきしょう。どうしてあいつらばっかり。こうなったら、自力でボロットをパワーアップさせるしかないだわさ」

GEAR本部 格納庫
ボス「ええと、これがこうだから、こうなって・・・よし、出来たわよ!」
ミズホ「どうしたんですか、ボスさん」
ボス「見てちょうだいな。ボスボロットの改造計画書」
キッド「どれどれ、貸してみな」
ボス「俺様が考えたところ、いまのボロットに足りないものは、離れた敵を攻撃する武器だわさ」
井上「そうですね、確かにいまのボロットには飛び道具がありませんからね」
金太「ケロットにはあるぞ」
ボス「お前にゃ聞いてねえよ」
知恵「やぁねぇ。ボロットにはないもんだからひがんでるわ」
ボス「うるせぇ、これから作るんだわさ」
ウリバタケ「・・・おい、これってグレートのドリルプレッシャーパンチじゃねえか!?」
ボス「名づけて『ボロットプレッシャーパンチ』!」
ウリバタケ「なんでぇ、ただのパクリか」
ボス「パクリとはなによ。これぞボロットを一気に主役にのし上がらせる秘密兵器なんだわさ!」
ミズホ「確かに、ドリルプレッシャーパンチは、回転により貫通力をあげたパンチなんですけど」
ボス「パワーならボロットだって負けないわさ。やるぞーっ、ボロットパワーアップ作戦!」
ウリバタケ「本当にパワーアップすんのかねぇ?」
キッド「いくら攻撃力を底上げしても、所詮はボロットだしな」
井上「でも、面白そうですからやってみましょう」
キッド「そだな。暇つぶしにはなるか」

ミケーネ帝国 司令室
暗黒大将軍「闇の帝王様、闇の帝王様!!」
闇の帝王「なんだ暗黒大将軍、騒々しい」
暗黒大将軍「お喜びください。ドラゴノザウルスの卵がかえりましてございます」
闇の帝王「なに、ドラゴノザウルスが! まことか!?」
暗黒大将軍「はい。ドラゴノザウルスといえば、ミケーネでも恐れられた大海獣。あやつのためにどれほどの戦闘獣が犠牲になったことか」
闇の帝王「うむ、だが、いまやそのドラゴノザウルスは我らミケーネのもの」
暗黒大将軍「これで、ドラゴノザウルスが成獣となれば、恐竜帝国だろうが異星人だろうが、怖るるに足りませぬ」
闇の帝王「うむ、だが、ただ成長させるだけでは駄目だ。幾多の戦いを経験させ、最強のドラゴノザウルスに成長させる必要がある」
暗黒大将軍「なるほど、それでは、ラウンドナイツに」
闇の帝王「そうだ。ドラゴノザウルスをラウンドナイツにぶつけ、戦いの経験を積ませるのだ。ゆけ暗黒大将軍、ドラゴノザウルスを連れて!」
暗黒大将軍「ははっ!」

≪No12でナデシコルートを選択≫
GEAR本部 格納庫
ミズホ「わざわざ呼んですみません」
<<ラウル>>
ラウル「別にかまわないさ。それで、俺に見せたいものって?」
<<フィオナ>>
フィオナ「別にいいわよ。で、私に見せたいものって?」

ミズホ「これなんですけど・・・」
<<ラウル>>
ラウル「ミズホ、これは・・・もしかして、新しいフレームか?」
<<フィオナ>>
フィオナ「ねえ、ミズホ。これって、もしかして、新しいフレーム?」

ミズホ「はい。あたしが以前から考えていた耐圧フレームをベースに作った、エクサランスの水中用『ダイバー・フレーム』です」
號「けどよ、いちいちフレームを交換しなきゃならねえってのは不便だな」
剴「ゲッターみたいに自由に変形できるようにすればいいのに」
ミズホ「ゲッターの変形システムは複雑すぎて。・・・残念ですけどあたしの腕では」
キッド「確かに、あの変形システムはちょっと真似できねえな」
勝平「なに、変形なんか出来なくったって、強けりゃいいのさ」
銀河「そうそう」
※※主人公がラウルの場合、セリフ追加※※
ラウル「ところで、このダイバー・フレームの元になったって言う耐圧フレームって、前に言っていたアレか?」
ミズホ「はい。深海救助用に考えていたフレームです」
ラウル「・・・考えてみれば、兵器よりも救助メカの方が多くのことを要求されるんだよな・・・」
ミズホ「任務の内容を考えれば当然ですけどね」
ラウル「・・・本当にいいのか?」
ミズホ「え?」
ラウル「救助用に考えていた耐圧フレームを、こんな水中戦闘用にして」
ミズホ「いいんです。これもある意味人命を守るためのものですから」
ラウル「人命?」
ミズホ「い、いえ、何でも・・・そう、ラウルなら、きっと人の命を守るために役立ててくれますよね?」
ラウル「ああ、もちろんだ。俺だけじゃない。ラウンドナイツは大勢の人の未来を守るために戦っているんだ」
ミズホ「そうですよね」(・・・ラウル、無茶はしないでね。このフレームはあなたの命を守るために作ったものなんだから・・・)
キッド「おい、なんかミズホ、顔が赤いぞ?」
ちずる「バカね、察してあげなさいよ。本当に子供なんだから」


GEAR本部 司令室
〔警報〕
愛子「大変です。星見町にむかって、海中から巨大物体が接近!」
渋谷「来たか。どこの勢力だ?」
愛子「このデータはミケーネ帝国です!」
隼人「よりによって、ダブルマジンガーがいない時に来るとはな」
ユリカ「ルリちゃん、出撃するから、オモイカネを!」
ルリ「わかりました。エリスさん、ということで続きはメテオだけでお願いします」
エリス「わかったわ」

GEAR本部 格納庫
<<ラウル>>
ラウル「敵は海からだ。ミズホ、ダイバー・フレームで出る!」
<<フィオナ>>
フィオナ「敵は海からだっていうから、ダイバー・フレームで出るわ!」

ミズホ「わかりました」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「必殺!超高速グレートブースター!!」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
〔味方戦艦出現〕

ボス「来たな戦闘獣。ボロットの新兵器の威力、見せてやるわさ!」
金太「な、なんだよあれ?」
北斗「怪獣?」
ジャック「モンスター・キング!?」
ガイ「大怪獣! いっぺん、大怪獣と戦ってみたかったんだ! ああ、生きてて良かった」
ウィッツ「ったく、お気楽パイロットはいいぜ。悩みがなくて」
ジャミル「やつは海中で活動している。水中で戦える者は怪獣を相手にしろ」
剴「まかせておけって、ゲッター3にまかせろ!」
ユリカ「それ以外の人たちは戦闘獣たちを叩いてください!」
アムロ「了解」
○○○「エクサランス・ダイバー、スタンバイOK・・・GO!」
〔味方ユニット出現〕
〈出撃ユニット選択〉
ボス「ジャンジャジャーン! 見よ、生まれ変わったボロットの勇姿!!」
〔ボス、海中へ移動〕
〔ボス、後退〕

ボス「げへっ、げへっ! ちきしょう、俺としたことが窓を閉めるの忘れてた」
キッド「あーあ、やっぱりボロットはボロットだ」
さやか「ちょっと、ボス。大丈夫なの!?」
ボス「大丈夫だって、そこでみてなさい。俺様に惚れ直させてやるからよ」
ジュン「惚れ直させてって、元から惚れてなんかないけど」
暗黒大将軍「来たなラウンドナイツ。だが、今回の戦いは、あくまでドラゴノザウルスに戦いの経験をつませるのが目的、無理をするつもりはない」
<戦闘開始>

<3PP・味方増援出現>

〔味方ユニット出現〕
ユリカ「あれは、マジンガーZとグレートマジンガー!」
鉄也「さすがはグレートブースターだ。こんなに早く戻れるとは」
甲児「みんな、待たせたな。俺たちが来たからにはもう大丈夫だ」
號「へっ、お前らがいなくったって、負けやしねえぜ!」
隼人「いがみ合っている場合か。協力して敵を倒すんだ」
甲児「見ていろ。強化型ロケットパンチの威力を見せてやる!」
暗黒大将軍「おのれ、マジンガーめ。だが、ドラゴノザウルスの相手としては申し分ない。ゆけ、ドラゴノザウルス!」

<甲児vs暗黒大将軍>
暗黒大将軍「フフフ、マジンガーZごときでわしに勝てると思うな」
甲児「うるせぇ、今日こそその減らず口をたたけなくしてやる!」

<甲児vsドラゴノザウルス>
甲児「なんなんだ、このバケモノは!?」

<鉄也vs暗黒大将軍>
鉄也「暗黒大将軍、こんな怪物を使えば勝てるとでも思うのか!?」
暗黒大将軍「フフフ、そうほざけるのも今のうちだけよ」

<鉄也vsドラゴノザウルス>
鉄也「どんな怪物だろうと、グレートの敵じゃないぜ!」

<暗黒大将軍撃破orドラゴノザウルス撃破orHP30%以下・第3軍増援1出現>
※※既にドラゴノザウルス撃破し暗黒大将軍撃破の場合のセリフ※※
暗黒大将軍「おのれラウンドナイツめ。・・・まぁ良い。すでに目的は達した。撤退するぞ!」
〔敵ユニット撃破〕
※※まだドラゴノザウルス健在で暗黒大将軍撃破の場合のセリフ※※
暗黒大将軍「おのれラウンドナイツめ。まぁよい、ここは引き上げるぞ! ドラゴノザウルスを回収して撤退だ!」
〔敵ユニット撃破〕
〔敵ユニット離脱〕

※※ドラゴノザウルス撃破の場合のセリフ※※
〔敵ユニット撃破〕
暗黒大将軍「いかん、無理をさせてしまったか。急げ、ドラゴノザウルスを回収するのだ!」
※※ドラゴノザウルスHP30%以下の場合のセリフ※※
暗黒大将軍「ふむ、生まれたてのドラゴノザウルスではこのようなものか。無理をすることはない。ドラゴノザウルスを撤退させろ。我々はやつらを足止めする」
〔敵ユニット離脱〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔第3軍ユニット出現〕
ミナト「ちょっとぉ。また変なのが出てきたわよ」
北斗「あれもミケーネなのかな?」
鉄也「わからん。見たこともない奴だ」
銀河「どうやら、味方って感じじゃなさそうだぜ」
〔第3軍ユニット出現〕
ジャム「ラゴウ、やっと追いついた」
ラゴウ「・・・」
ユニコーンドリル「・・・」
レオサークル「・・・」
銀河「な、なんだ!?」
北斗「ギアコマンダーが!?」
〔味方ユニット出現〕
サラ「データウェポンが!」
アムロ「これは・・・、彼らはあの敵と戦うつもりだ」
ジャミル「あの敵は、データウェポン自身が敵と認識するものなのか?」
ラゴウ「!」
ユニコーンドリル「!」
レオサークル「!」
ジャム「いかん。奴らにラゴウを傷つけさせるな」

<ラゴウ撃破orHP30%以下>
ラゴウ「・・・」
※※まだ機士ジャム健在の場合、セリフ追加※※
ジャム「いかん、ラゴウが! 早く螺旋城に連れ戻さねば!」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔第3軍ユニット出現〕
ヒカル「わぁ、また出た!」
健一「今度は何だ!?」
ティス「ったく、ラゴウ。あんまりみんなに世話かけるんじゃないよ!」
ラゴウ「・・・」
〔ティス、ラゴウへ隣接〕
〔第3軍ユニット撃破or離脱〕

※※まだ機士ジャム健在の場合、セリフ追加※※
ジャム「な、なんだあいつは!? 待て!」


<第3軍全滅・勝利条件達成>
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始

螺旋城 司令室
螺旋城「なんとかラゴウを連れ戻すことが出来たな」
アルテア「螺旋城殿のクビは何とか繋がったというわけですな」
螺旋城「う、うぬ・・・」
ティス「あたいのおかげだ、感謝しな」
ギガアブゾルート「生意気な。人間の小娘の分際で」
ティス「あたいはただの小娘じゃないんだよ。そこんとこわかってる?」
アルテア「確かに、ティス殿はガルファ皇帝の紹介によってここを訪れた。だが解せぬことがひとつ」
ティス「何さ?」
アルテア「皇帝陛下の親衛隊隊長であるこの私が、そなたを一度も見たことがないということ」「しかも、ここに来てからガイゾックとの連携をしはじめた」
ギガグルメイ「ガイゾックと!?」
アルテア「ティス殿が度々ガイゾックのブッチャーと接触を持っていること、この私が知らぬとでもお思いか」
ティス「別に隠してなんかないわよ。ガイゾックとガルファの協力体制を作ることが、とりあえずのあたいの仕事だからね」
アルテア「とりあえず・・・ならば最終目的は?」
ティス「いいの? ガルファ皇帝の紹介できたあたいを疑って。それって、ガルファ皇帝を疑うことじゃない?」
アルテア「ぬ・・・」
ティス「大丈夫、悪いようにはしないからさ」

GEAR本部 格納庫
鉄也「ボスにも呆れたぜ。こんなものでグレートと張り合おうってんだからな」
ボス「うるせぇ、ブースターだかコースターだかしらねえが、これからはボロットが主役だわよ」
甲児「わかったわかった。期待しないでいるよ」
ボス「ちくしょお!」

ミケーネ帝国 司令室
闇の帝王「ドラゴノザウルスの具合はどうだ?」
暗黒大将軍「はっ、食欲も旺盛。傷もすぐに癒えることでしょう」
闇の帝王「よし、癒えたならば、また適当に相手を選び、戦わせ、経験を積ませるのだ」
暗黒大将軍「ははっ!」
ラリアー「・・・ドラゴノザウルスって、そんなにすごいんですか?」
暗黒大将軍「貴様は、確かキャンベル星人が連れてきた」
ラリアー「・・・ラリアーといいます」
闇の帝王「気に入らんな。我らの協定に参加したいと言いながら、よこしてきたのはこんな子供。しかも、人間どもに攻撃をかける気配すらない」
ラリアー「・・・そんなことはありません。・・・僕たちだって、一生懸命やっているんです」
暗黒大将軍「貴様がどう言おうと、我らはきちんとした仕事を見せぬ限り、お前たちを信用せぬ。そのことは存分に心得ておけ!」

GEAR本部 研究室
エリス「そんな。地球上の物質は全部駄目ってこと?」
井上「はぁ・・・やっぱり、データウェポンの好きなものは地球の外にあるんでしょうか?」
エリス「そんなことないわ。データウェポンの出現場所は星見町付近が圧倒的に多い。ということは、何かあるってことよ」
ルリ「データウェポンを引き寄せるもの。ここにあって他にない。・・・電童?」
エリス「でも、データウェポンが原因と見られるトラブルは、17年前からずっとこの町で起きている。電童が海外にあった時期でも・・・」
ラージ「・・・17年前からずっとここにあって、今もあるものなんて知りませんよ」
ミナト「オモイカネやメテオをフル稼働して見つけられなかったものを、あたしたちで見つけるなんてねぇ」
エリス「・・・メテオ!?」
ラージ「そういえば、メテオのエネルギー源は何なんです?」「調べてみたら、メテオのまわりだけエネルギーが独立しているんです」
小介「ラージさん、またエネルギー関係を勝手に調べて」
エリス「そうだわ。まだ調べていないエネルギーがひとつある!」

GEAR本部 司令室
渋谷「メテオキューブか!」
ベガ「よく、これのことを知ってたわね」
エリス「アメリカで、ほんの小さなかけらのでしたけど、実験のデータを見たことがあったんです」
ラージ「メテオキューブとは、いったい何なんですか? 僕も聞いたことがありません」
渋谷「コンピューター・メテオの動力源だ」
井上「純粋なエネルギー結晶とも、どこからかエネルギーを引き出す媒体とも言われていますが、その実体は、未だ不明のままです」
ガロード「で、データウェポンはこれが好きなわけ?」
エリス「そうよ。ユニコーンドリルやレオサークルに見せたときの反応を見ても間違いありません」
井上「メテオ自身も、94%の確率でそうだと言っています」
エリス「長官、お願いです。メテオキューブを使わせてください」
渋谷「しかし、これは賭けだな。もし外れれば、我々は貴重なメテオキューブをまたひとつ失うことになる」
ベガ「ただでさえ、地球はいくつもの戦力から攻撃を受けているんです」
ジャミル「確かに、戦いが長引けばそれだけ犠牲も増える」
隼人「少しでも可能性があるのなら、賭けてみるべきでしょう」
渋谷「うむ」
健太郎(・・・メテオキューブ・・・)
ノイン「・・・失礼、話し合いの途中だったか」
ユリカ「いえ、かまいません。何ですか?」
ノイン「カミーユ・ビダンの居場所が判明した」
ファ「カミーユの!?」
アムロ「どこにいるんです、彼は?」
ノイン「北米のフォートセバーンという都市だ。ニュータイプによる理想の国家づくりをかかげている独立都市だ」
十三「なんや、一番ニュータイプがいそうな場所やないか」
めぐみ「どうして今までわからなかったんです?」
ノイン「彼らはニュータイプを全面に出している。もしもカミーユ・ビダンを保護しているならば・・・」
ジャミル「当然、彼の存在を公表しているはず、ということか」
ノイン「そうだ。そこで、政府は非公式にカミーユ・ビダンの引き渡しを要求したが、はねつけられた」
レイカ「我が都市にはカミーユ・ビダンなる人物は存在しない。ですって」
ノイン「そうだ。そこで、フリーデンにはフォートセバーンに行き、彼を保護してもらいたい」
ジャミル「言われるまでもない。それが我々の任務だ」
ロアビィ「当然、ネオ・ジオンもそこを狙ってくるね」

アルタネイティブ社 一室
グレミー「事実なのだな? カミーユ・ビダンがフォートセバーンにいるというのは」
デスピニス「・・・はい・・・これ、写真・・・」
シャギア「確かにカミーユ・ビダンだ」
ラカン「だが、今の加工技術なら、この程度の写真は簡単に作れる」
ドゥエート「あの、そこまで疑っちゃ可哀相ですよ」
オルバ「実際に行ってみればハッキリするんじゃない?」
グレミー「その通りだ。ラカン、お前は五飛と共に日本に残ってラウンドナイツを見張れ。私とフロスト兄弟とでフォートセバーンに行く」
ラカン「勝手にしろ」

GEAR本部 司令室
ジャミル「そういうことで、しばらくフリーデン隊はここを留守にする」
ユリカ「留守番はまかせてください」
渋谷「電童のデータウェポン集めは我々で行う」
万丈「フリーデンだけで大丈夫かい? 何名か同行させた方がいいと思うけど」
ベガ「確かに」
ミナト「カミーユさんの引き渡しを拒絶している以上、なにかひともめありそうだものね」
ジャミル「わかった。それでは、我々はモビルスーツ乗りの他に・・・」
万丈「言い出しっぺだ。僕がつきあおう」
豹馬「俺たちコン・バトラー隊もつき合うぜ」
勝平「んじゃ、俺たちも」
隼人「ゲッターチームも同行しよう」
アムロ「すると、フリーデン隊と共にフォートセバーンに行くのは・・・」
ジャミル「モビルスーツ乗り全員とザンボットチーム、コン・バトラーチーム、ゲッターチーム。そしてダイターン3の関係者か」
渋谷「それ以外のものは残って待機、及び電童の実験につき合ってもらうとしよう」
ベガ「○○○はどうする?」
フォートセバーンに行く
GEAR本部に残る

≪「フォートセバーンに行く」を選択≫

ジャミル「わかった。明日にでもフリーデンはフォートセバーンに向けて出発する。準備しておいてくれ」

≪「フォートセバーンに行く」を選択≫
GEAR本部 一室
ラージ「○○○、悪いけど、僕は本部に残って電童の方の手伝いをする」
ミズホ「どうしてですか?」
ラージ「メテオキューブは僕にとって初めて見るエネルギーです。それを使っての作戦を、この目で見ておきたいんですよ」「時流エンジンの簡単な整備ぐらいなら、○○○でもできます」
ミズホ「そうですか、仕方ないですね」
<<ラウル>>
ラウル「ま、お前らしいといえるな。わかった。思う存分メテオキューブの作戦を見ていろ」
ミズホ「気をつけて。人数が減る分、守りが薄くなります」
ラージ「ええ。ラウルたちも、気をつけてください」
<<フィオナ>>
フィオナ「あなたらしいとは思うけど・・・」
ラージ「なにか?」
フィオナ「ううん、なんでもない。それじゃあ、私はフォートセバーンの方行ってくるから」
ラージ「ええ、いってらっしゃい」


≪主人公がフィオナで「フォートセバーンに行く」を選択≫
GEAR本部 通路
フィオナ「はぁ・・・」
ミズホ「寂しいんですか?」
フィオナ「何でよ。そりゃあ、私とあいつは、子供の頃からの腐れ縁で、ずっと一緒にやってきたけど。これぐらい離れる程度で・・・」(もう・・・なんで一緒に来ないのよ・・・)

≪「GEAR本部に残る」を選択≫
渋谷「わかった。しばらくは色々大変になると思うが、頑張ってくれ」

??? ???
???「ラリアー・・・」
ラリアー「はい」
???「デスピニス・・・」
デスピニス「・・・はい」
???「ティス」
ティス「あいよっ!」
※※「フォートセバーンに行く」を選択した場合のセリフ ※※
???「人々は、次の過ちを起こすことになる・・・」
※※「GEAR本部に残る」を選択した場合のセリフ※※
???「人々は、次の過ちを起こすことになります・・・」


アクシズ 一室
ハマーン「ようこそお越し下された。ドーリアン外務次官」「私はネオ・ジオン公国摂政のハマーン・カーンだ」
リリーナ「ミネバ様は?」
ハマーン「申し訳ない。ミネバ様は体調が思わしくなく、療養中なのだ。今は私が実務を取り仕切っている」
リリーナ「そうですか。お会いできなくて残念です」
ハマーン「彼らも紹介しよう。我らが公国のデキム・バートンとザイデル・ラッソだ」
デキム「デキム・バートンと申します。以後、お見知り置きを」
ザイデル「ザイデル・ラッソです」
リリーナ「リリーナ・ドーリアンです」
デキム(フフフ、むこうからこちらの手に飛び込んでくるとは・・・)
【シナリオエンドデモ終了】


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  GEAR本部ルート → No16B「決戦!電童vs凰牙」 へ進む


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