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No.17B
謀略の父が地球を狙う

【シナリオデモ開始】
ビッグファルコン 浜辺
ユリカ「ラーメン2、やきそば、カレーライス3お願いします」
ウリバタケ「おう。ふっふっふっ、繁盛繁盛」
アキト「繁盛はいいけど、どうしてビッグファルコンの前で浜茶屋しなくちゃいけないんだよ?」
ウリバタケ「何を言う。海の食事といえば浜茶屋と決まっておろう。だまって働く!」
吉良国「ラーメン、焼きそば、焼きトウモロコシ」
ヒカル「カレーにおでんにかき氷」
ウリバタケ「その通り!」
アレンビー「ねぇ、ラーメン3つ、ちょうだい」
大次郎「おいどんにも頼みもうす!」
ウリバタケ「あいよ! ・・・どうだ、みんなも喜んでくれているだろうが」
アキト「なんか違うような気がするんだけどな・・・」
甲児「お、女性陣の到着だ」
ジュン「おまたせ」
ボス「おおお、待ってました。みなさん、そろいもそろってボインちゃん」
リョーコ「てめぇ、その目つきやめやがれ」
イズミ「へっへっへっ・・・姉ちゃん、いい体しとるのぉ」
リョーコ「おめえもやめろ!」
メグミ「へぇ、ミズホさんって、けっこう着やせするタイプだったんですね」
ミナト「それにひきかえ、フィオナは見た目どおりねぇ」
フィオナ「・・・悪かったわね」
さやか「・・・どうしたの? なんか元気ないわね」
ミズホ「ラージさん、ボルテスVの超電磁技術にばっかり目がいってますから」
一平「だな。せっかく水着になっても、さっきから超電磁の資料ばっか見てるぜ」
さやか「なーるほど」
フィオナ「ちょっと、勝手に決めつけないでよ!」
甲児「それにしても、ラージって本当、面白みのない奴だな。せっかくの海なんだから泳げよ」
ラージ「・・・結構です・・・」
甲児「そう言うなよ」
フィオナ「無理よ。彼は泳げないんだから」
ラージ「よけいなことを・・・」
ウリバタケ「そういう事なら・・・うりゃ!」
ラージ「わわわ、何をするんですか!?」
ウリバタケ「こういうのは荒療治が効くというのが昔からのパターンなのだ。それっ!」
フィオナ「ちょっと、海に放り投げてどうすんのよ!」
ラージ「がはっ、げほっ!」
フィオナ「ちょっと、大丈夫!? いま行くから!」
ミズホ「あ、溺れている人に正面から近づいちゃ駄目です!」
ラージ「がはっ、げほっ!」
フィオナ「ちょっと、しがみつかないで!」
メグミ「あらら、一緒にやって溺れてるわよ」
ミズホ「二人とも落ち着いて! いま行きます!!」
ラージ「はぁ・・・はぁ・・・」
ミズホ「もう大丈夫です。すこし休んでいてください。ウリバタケさん、パラソルを」
アキト「手際いいんだね」
ミズホ「一応、ライフガードの資格持ってますから」
ベガ「やれやれ、待機中も仕事の時間だということを忘れないようにね」
フィオナ「すみません」
リョーコ「謝ることないって。悪いのはこいつらだ」
ウリバタケ「いでででで」
甲児「なんで俺まで、言い出したのはウリバタケだぜ」
さやか「一緒にやったんだから同罪よ」
めぐみ「ところで、ベガさんは着替えないんですか?」
ベガ「勤務中よ」
ヒカル「でも、マスクぐらいは外したらどう? マスクの形に顔が焼けたら大変よ」
ベガ「よけいなことは考えなくていいの!」
北斗「・・・」
銀河「ん、北斗。なにエリスの水着姿をぼーっと見てんだよ。もしかして、お前、エリスみたいなのが好きなのか?」
北斗「ち、違うよ、なんかさ・・・その・・・」
エリス「海で泳ぐなんて久しぶりね。ずっと研究所の中だったから」「・・・ん、どうしたの、北斗?」
銀河「いや、それがこいつさ」
北斗「わぁぁぁっっ! な、何でもないよ!」
エリス「・・・変なの」
チボデー「いいねえ、あの3人、ほのぼのしてて」
ボス「ヘヘヘ、女性陣の皆様、オイルを塗るご用はありませんでしょうか」
ミナト「やめとくわ、なんだか身の危険を感じるから」
ボス「ああ、ひどいじゃないの。俺様のどこが危険だって言うのよ」
アレンビー「その目と手つき」
ボス「そんなぁ」
鉄也「あきらめろボス。ここにはお前にオイルを塗らせるような物好きな女はいないらしい」
ボス「どうして女どもはこの俺の魅力がわからないのよ」
ベガ「いいから、適当に切り上げて戻りなさい。2時間後に会議を始めるわよ」
ユリカ「わかりました」
ベガ「・・・どうして艦長が浜茶屋の店員しているの?」
ユリカ「だって、アキトのお店なんだもん」

ビッグファルコン 司令室
左近寺「剛博士、お体の方はよろしいのですか?」
健太郎「ええ、もうすっかり。心配をかけました」
左近寺「浜口博士が生きておられたら、どんなに喜んだことか」
健太郎「本当に、博士にはすまないことをしてしまいました。左近寺博士、さっそくですみませんが、ボルテスVの調整を」
左近寺「わかっています。話は後でゆっくりといたしましょう。見てもらいたいものもありますしな」
健太郎「見せたいもの?」
左近寺「ボルテスの強化策です。超電磁荷重砲を組み込もうと思いましてな」
健太郎「超電磁荷重砲・・・」
左近寺「天空剣と組み合わせることにより、さらなる威力を生み出すはずです」
健一「すごい、ボルテスが今以上の力を持つのか」
左近寺「わしは超電磁ボールと呼んでいる。超電磁ボールVの字斬りだな」
健太郎「超電磁ボールVの字斬り・・・」
左近寺「もっとも、エネルギー調整がうまくいかなくて、まだ実戦で使うわけにはいかんがな」
ラージ「左近寺博士、その強化策の図面、ぜひ見せてください!」
左近寺「超電磁に関しては、わしらの方がずっと詳しい。君が見ても無駄だと思うがな」
ラージ「それでも見せてください」
健太郎「・・・左近寺博士」
左近寺「何ですかな」
健太郎「・・・そんなもので、本当にボアザン軍に勝てるとお思いですか。敵はあまりにも強力です」
銀河「大丈夫だって。いくらボアザンが来ようと、俺たちでぶっ飛ばしてやるよ」
ジョルジュ「その通りです。心配は無用です」
健太郎「私はボアザンの強大さと偉大さを知っています。地球がどんなに抵抗しようと、勝てる相手ではない」
ユリカ「は、博士。何てこと言うんです!」
左近寺「ミスマル君の言うとおりです」
健太郎「・・・」
健一(一体どうしたというんだ、父さん・・・)
アルゴ「・・・」

地底城 司令室
カザリーン「ハイネル様、剛健太郎から連絡がありました」
ジャンギャル「なに!? あやつめ、生きていたのか」
ハイネル「して、なんという内容だ?」
ジャンギャル「ふむ・・・やつがボルテスを使えぬようにするゆえ、その隙にビッグファルコンを攻撃せよとございます」
カザリーン「しかも現在、そこにはラウンドナイツのナデシコが駐留しているとか」
ハイネル「他の部隊はどこへいった?」
ラリアー「・・・あの、フォートセバーンです」
ハイネル「小僧、確かラリアーと申したな」
ラリアー「・・・はい」
ジャンギャル「こやつは確かキャンベル星人の紹介、信用してはなりませぬ」
ラリアー「・・・調べればすぐにわかることです。ミケーネが向かっていますから」
ハイネル「なに、ミケーネが!」
ジャンギャル「まずいですぞ、ハイネル様。奴らがラウンドナイツの半数を倒した場合、後の主導権が!」
ハイネル「わかっておる。ラウンドナイツを倒したところが主導権を握るというのは我らの提案だからな」「ジャンギャル、出撃準備だ! ビッグファルコンを叩く!」

ビッグファルコン 格納庫
左近寺「よし、ボルテスの修理は、最終チェックを残すのみだ」
健一「左近寺博士、超電磁荷重砲は?」
左近寺「今回は見送ることにした。エネルギーのコントロールシステムがうまくいかなくてな」
日吉「ちぇっ、残念だな」
甲児「なに、パワーアップなんかしなくっても、俺たちがいれば大丈夫だって」
ガイ「いや、油断は禁物だ。こういうときこそ、敵は新兵器とか作ってくるものなんだ」
アキト「そうそう、そういうパターンって多いんだよね」
ラージ「・・・変ですね」
フィオナ「どうしたの?」
ラージ「このブロックなんですけど、エネルギー関係とは独立してて、何のためのものかわからないんです」
フィオナ「剛博士とかならわかるんじゃない?」
ラージ「そうですね・・・あれ、剛博士は?」
ミズホ「さっき、健一さん達と一緒に出ていきましたよ」

ビッグファルコン 浜辺
健一「父さん、いま、なんて言ったんだ?」
健太郎「健一、私と一緒にボアザンに投降しよう。そしてボアザン星で暮らすんだ」
大次郎「おとっさん、本気でそげなことを言うちょるんですか!?」
日吉「侵略者たちに降伏しろって言うの?」
健太郎「お前たちはボアザン星を誤解している。あの星は本当は平和な星なんだ」
健一「それじゃあ、カラス島に父さんがいたのは・・・」
健太郎「ハイネル様に協力するためだ。私は今、ボアザン星で責任ある地位についている。そこで、お前達にもぜひ手を貸して欲しいんだ」
健一「父さん、僕たちは今まで、命がけで地球を守ってきたんだよ」
日吉「そうだよ、それなのにどうしてそんな!」
大次郎「おいどんたちには、そげんなことはできもはん!」
健太郎「・・・私の言うことが聞けないのか!」
日吉「お、お父さん!?」
健一「どうして、僕たちに銃を向けるんだ!?」
健太郎「お前たちがボアザン星に行かないからだ。返事はひとつ、一緒に行くか死ぬかだ!」
健一「と、父さん・・・」
ベガ「ハァァッ!」
健太郎「うわっ!」
ドモン「どういうつもりだ、剛博士」
健太郎「ベガ副司令にシャッフル同盟、どうして・・・」
ジョルジュ「精密検査を拒否したり、ボアザン星よりの発言をしたり、どうも妙でしたのでね」
サイ・サイシー「秘かにマークしてたってわけ」
健太郎「くくく、さすがだな。だが!」
〔爆発音〕
〔画面、振動〕

ドモン「な、なんだ!?」
ベガ「ビッグファルコンが!」
健太郎「いざというときのために、修理に乗じてボルテスに爆弾を仕掛けておいた。これでボルテスはスクラップ同然」
大次郎「おとっさん、なんばしよっと!」
健一「ボルテスVは、地球への愛が生んだものじゃなかったんですか!?」
健太郎「地球よりもボアザン星の方がはるかに美しく、素晴らしいのだ!」
チボデー「待て!」
健一「父さん、父さんはボアザン星人にマインドコントロールされているんだ!」

ビッグファルコン 格納庫
左近寺「うう、みんな無事か!?」
鉄也「大丈夫だ。・・・ひでぇ目にあったぜ」
ラージ「まさか、あれが爆弾だったとは・・・」
ユリカ「ルリちゃん、被害状況は!?」
ルリ「ナデシコ及び、各機。若干のダメージがありますが、支障をきたすほどではありません」「ボルテスVをのぞいて」
ウリバタケ「でも、急いで部品を交換すれば・・・」
〔警報〕
ミナト「やだ、ボアザン軍接近!」
左近寺「ここはいい。お前たちは出撃しろ!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「謀略の父が地球を狙う」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
カザリーン「ハイネル様、ビッグファルコンから煙が」
ハイネル「剛健太郎の仕業か。地球人の奴がまさかここまでやるとはな。ジャンギャル! 後れをとるでないぞ!」
ジャンギャル「ははっ!」
〔味方戦艦出現〕
〈出撃ユニット選択〉
銀河「あいつら、タイミングを計ったように出やがった!」
リョーコ「剛兄弟の親父をマインドコントロールなんて、汚ねえ真似しやがって!」
ハイネル「マインドコントロールだと? 誇りあるボアザンはそんな真似はせぬ! 剛健太郎は、心からボアザンに崇拝しているのだ!」
アキト「ウソをつくな!」
健太郎「ハイネル様、奴らの機体は万全ではありません。今がチャンスです! 私はこれより、ビッグファルコンの中枢を破壊した後、脱出します」
ハイネル「わかった。剛健太郎よ、お前のボアザンへの忠誠、確かに見たぞ」
左近寺「いかん、剛博士を止めるんだ!」
ハイネル「攻撃を開始せよ! ラウンドナイツを倒すと共に、剛の脱出を援護する!」
ドモン「そうはさせるか!」
ガイ「貴様らの思い通りにはさせない!」
<戦闘開始>

<3PP・味方援軍1&第3軍増援1出現>

健太郎「・・・よし、ここを破壊すればビッグファルコンは終わりだ」
健一「やめてくれ、父さん!」
健太郎「健一、お前たちが悪いのだ。お前たちがボアザン星に降伏していれば、こんなことには」
一平「させるか!」
健一「待て、一平!」
〔銃声〕
健太郎「ぐうっ!」
日吉「ああ、お父さん!」
健一「馬鹿野郎、なんで撃った!?」
一平「あの場合、やむをえないだろう。それに、ちゃんと急所は外した」
健太郎「・・・うう」
大次郎「おとっさん、大丈夫で・・・ああっ!」
めぐみ「これは!」
健一「そんな・・・父さんが・・・」
左近寺「ロボット!?」
健太郎「うう・・・発生カイロガおかシイ・・・。脱出しなケレバ・・・」
めぐみ「逃がさないわよ。甲賀流手裏剣のさえ、見せてあげるわ。はっ!」
〔空を切る音〕
健太郎「ぐうッ!」
左近寺「外に出たぞ!」
健太郎「うう・・・」
カザリーン「ハイネル様、あれは!」
ジャンギャル「剛健太郎は・・・ロボット!?」
ハイネル「これはどういうことだ!?」
ジャンギャル「わ、わかりませぬ」
健太郎「があっ!」
〔ビッグファルコンに爆発〕
〔画面、振動〕

左近寺「これが、ボアザンのやり口か」
アキト「父親そっくりのロボットを送り込むなんて、やり方が汚いぞ!」
健一「奴らには赤い血や燃える心なんて無いんだ!!」
連邦兵「博士、ボルテスVの修理が完了しました」
健一「よし、みんな行くぞ!」「Vトゥゲザー! レッツ・ボルトイン!!」
〔味方ユニット出現〕
健一「ハイネル、俺たちは決してボアザンを許さない。覚悟しろ!」
ハイネル「くるかボルテスV、今日こそ決着をつけてくれる!」
〔振動音〕
〔画面、振動〕

さやか「な、なに?」
銀河「地震か?」
ルリ「地震ではありません。地下から高エネルギー体が上昇してきています」
ユリカ「高エネルギー体って?」
〔第3軍ユニット出現〕
東方不敗「ドモォォォォォン!」
ドモン「師匠!?」
チボデー「マスターアジア!」
ハイネル「何だあれは? 地球人の秘密兵器か!?」
アキト「なんでこんなところにデビルガンダムが来るんだよ!?」
鉄也「そんなの知るか! マスターアジアに聞け!」
カザリーン「・・・どうやらあの怪物どもはラウンドナイツと敵対しているようです」
ジャンギャル「ハイネル様、いかがいたしましょう?」
ハイネル「かまわん、ラウンドナイツを叩け! あの怪物は、我らに攻撃してくるまでは放っておいても良い!」
ジャンギャル「はっ!」
リョーコ「ちきしょう。ボアザンだけでなく、デビルガンダムも相手にしなきゃならねえのかよ!」

<ドモンvs東方不敗>
ドモン「師匠! 師匠は操られているのですか!? それとも、自らの意思でデビルガンダムのパイロットとなったのですか!?」
東方不敗「ドモン・・・わしは・・・わしは・・・。うぉぉぉぉぉぉぉっっっっっ!!」

<健一vsハイネル>
健一「ハイネル、俺たちはお前たちを許さない! 本物の父さんに会える日まで、必ず地球を守る!」
ハイネル「ふん、地球人でも、それくらいの情けは持ち合わせているようだな」

<健一vsジャンギャル>
健一「ボアザンめ、よくもこんな卑怯な手を!」
ジャンギャル「ほお、地球人もやはり怒るか」
日吉「うるさい、お前たちなんか!」
大次郎「あんさん、遠慮はいらんたい!」
ジャンギャル「こい、ボルテスめ!」

<東方不敗撃破>
東方不敗「ぐうっっっっっ!」
〔敵ユニット撃破〕
ドモン「師匠!」
吉良国「これで終わったのか?」
アルゴ「いや、やつは脱出している」

<ハイネル撃破orHP30%以下>
ハイネル「おのれラウンドナイツ、いつまでも勝てると思うな。この借りは返させてもらう!」
〔敵ユニット撃破or離脱〕

<ジャンギャル撃破orHP30%以下>
ジャンギャル「このジャンギャルともあろうものが、不覚をとった。引けぃ!」
〔敵ユニット撃破or離脱〕

<敵全滅・勝利条件達成>
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始

地底城 司令室
ハイネル「どういうことだ! 剛健太郎がロボットというのは?」
カザリーン「問い合わせてはおりますが、未だ返事はまいりませぬ」
ハイネル「・・・本国は私を信頼していないのか!? 私が裏切り者の子だからか!?」
カザリーン「・・・ハイネル様・・・」
ジャンギャル「私も口惜しゅうございます。我らが地球征服のために命をかけているというのに、本国は・・・」
ハイネル「黙れジャンギャル! いまの言葉は皇帝陛下への侮辱となるぞ」
ジャンギャル「は、はい。失言でございました」
ハイネル「我々がすべきことはただ1つ。我らの手で地球を支配し、ザンバジル皇帝に認めてもらうことだ!」
ジャンギャル「ははっ!」

ビッグファルコン 浜辺
フィオナ「・・・大変なことになっちゃったわね」
ラージ「さすがというか、あれだけ高性能な人間と同じロボットは、僕たちの時代にもありませんからね」
フィオナ「さすが、異星人の技術ってことか・・・」「・・・何しているの? 貝なんか耳に当てて」
ラージ「機会があったら一度試してみたかったんですよ。ほら、貝を耳に当てると波の音がするというのを」
フィオナ「そういえば、そういうの聞いたことがあるわね」
ラージ「・・・いいのがないですね。形が悪いのか、それとも地球伝説のひとつだったのか・・・」
フィオナ「まさか。昔から知られていることなんでしょう?」
ラージ「これも駄目・・・痛っ!」
フィオナ「どうしたの!?」
ラージ「・・・こいつに、耳を挟まれた」
フィオナ「カニじゃないの。手当たり次第に耳に当てるからよ」
ラージ「・・・地球の海が嫌いになりそうです」
フィオナ「そんなこと言わないの。私も探すから」
銀河「あの二人、何やってんだ?」
ジュン「ふふ、二人とも宇宙育ちだっていうから、地球の海が珍しいのよ」
ジョルジュ「二人にしといてあげましょう」

??? ???
ラリアー「・・・デスピニス・・・デスピニス」
デスピニス「ラリアー・・・」
ラリアー「どうしたの? いきなりデビルガンダムが出てきたからびっくりしちゃった」
ティス「そうそう、何かあったの?」
デスピニス「・・・どうしよう、マスターアジアが・・・」
ティス「マスターアジアがどうしたの?」
デスピニス「時々、目覚めているみたいなの・・・」
ラリアー「・・・でも、マスターアジアは・・・」
デスピニス「でも、これが・・・様に知られたら、私・・・」
ティス「なに、しょげてんのよ。あんたら二人はどうも辛気くさくていけないわよ」
デスピニス「ティス・・・」
ラリアー「・・・デスピニス、大丈夫だよ。きっと大丈夫だよ・・・」
ティス「そういうこと。あたいたちだって頑張ってるんだ。がんばりを見捨てるほど、神様はひどくないよ」
デスピニス「・・・そうだと、いいんだけど・・・」

GEAR本部 司令室
渋谷「そうか、ビッグファルコンはかなりのダメージを受けたか」
ユリカ「申し訳ありません! あたしがもっと早く剛博士の正体に気づいていれば」
十三「何を言うんや。艦長は悪くないで」
ユリカ「でも」
十三「人の道は相手を信用することやないけ。それが人間の立派なところや。わいもそう思っとる」
アキト「十三くんの言うとおりだよ。あんなワナを仕掛けたボアザン星人の方が悪いんだ」
井上「それに、正体を見破れなかったということでは、私達も同罪ですよ」
レイカ「やめてよ。同罪なんて、まるであたしたちも犯罪者みたいじゃない」
渋谷「その通りだ。この話はもうお終いにしよう」
ジャミル「それでは、みんなに紹介する。フォートセバーンで保護したカミーユ・ビダンだ」
カミーユ「カミーユです。よろしく」
ノイン「彼もパイロットを希望しています」
渋谷「・・・戦力増強になってしまっているな。保護という趣旨から外れてしまっている」
カミーユ「気にすることはありませんよ。僕が自分で望んでいるんですから」
渋谷「君の機体だが、できればZガンダムを用意したいところだが・・・」
ノイン「あいにく、今はエゥーゴとともに宇宙だ。ここにある機体を使ってくれ」
カミーユ「わかりました。ちょうど、脱出の時に手に入れたスーパーガンダムがありますから」
ガイ「スーパー! いいなぁ。やっぱりロボットの頭にはスーパーをつけたいな」
アキト「ウルトラとかグレートとかでもいいな」
吉良国「ゴッドとかキングなんてのも」
ヒカル「実際、何体かにはもうついてるしね」
隼人「それはともかく、マジンガーチームには報告しておくことがある」
鉄也「なんです?」
ジャミル「フォートセバーンで、ミケーネの攻撃を受けた」
鉄也「なんですって!」
甲児「あいつら、俺たちのいないところで何をしやがるんだ」
アムロ「ただ出てきただけではない。やつらは数体のグレートマジンガーを持っていた」
鉄也「なんだって!?」
ノイン「記録がある。お前たちが戻る前に、兜博士にみてもらったところ、これは量産型ということだ」
鉄也「量産型グレートマジンガーだって!」
ジュン「あれはまだ、設計図が出来たばかりのはずよ」
さやか「だいたい、どうしてミケーネが量産型グレートの・・・」「・・・あ! もしかして!!」
ノイン「そうだ。生田信一郎の時だ。あの時、やつらは戦闘獣となった生田に注意を向けさせ」
鉄也「研究所に潜入、量産型グレートの設計図をカメラに収めたってわけか」
ベガ「そう考えるのが自然ね」
鉄也「ちきしょう、暗黒大将軍め!」

GEAR本部 格納庫
ウリバタケ「あれ? おい、キッド。GXのサテライトキャノンがなくなってるぞ」
ヒカル「あっちにあるのがそうじゃない?」
小介「本当だ。いつからサテライトキャノンは取り外し自由になったんです?」
キッド「ああ、フォートセバーンの戦いでやられてな。俺が徹底的に改造したんだ」
ガロード「勝手に改造したくせに」
キッド「ボロボロにしたのはガンダム坊やだろう」「それで、いままでのサテライトキャノン仕様のGXと、多目的用のGXディバイダーとに換装できるようにしたんだ」
ウリバタケ「へぇ、俺もエステバリスの強化・改造でも考えてみるか」
プロスペクター「勝手にやらないでくださいよ。エステバリスはあなたの私物じゃないんですから」
【シナリオエンドデモ終了】


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